| 【発明の名称】 |
安全弁 |
| 【発明者】 |
【氏名】宮▲崎▼ 治彦
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| 【要約】 |
【課題】立ち上がり管及び反動力防止用部品を必要とせず、コンパクトな構造とすることができる安全弁を提供する。
【解決手段】少なくとも2つのポート1,2,30,31,32と、ポートを連結する連結路22,36A,50Aと、連結路に連通する安全弁用通路6,36B,50Bと、安全弁用通路に配置された安全弁本体4とを1つの配管ブロック5に備え、ポート間を流れる流体の圧力が所定圧力以上となったとき、流体の一部が安全弁本体の弁体11と弁座24との隙間から流体排出路7を経て安全弁本体外へ排出される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 少なくとも2つのポート(1,2,30,31,32)と、上記2つのポートを連結する連結路(22,36A,50A)と、上記連結路に連通する安全弁用通路(6,36B,50B)と、上記安全弁用通路に配置された安全弁本体(4)とを1つの配管ブロック(5)に備えるようにして、上記2つのポート間を流れる流体の圧力が所定圧力以上となったとき、上記流体の一部が上記安全弁本体の弁体(11)と弁座(24)との隙間から流体排出路(7)を経て安全弁本体外へ排出されるようにしたことを特徴とする安全弁。 【請求項2】 上記配管ブロック(5)は直方体形状をなし、上記配管ブロックの軸方向一端側に、上記少なくとも2つのポートを連結する上記連結路(22)が配置され、上記配管ブロックの軸方向の他端側に向けて上記連結路から上記安全弁用通路(6)が延びて上記安全弁用通路の端部に上記安全弁本体(4)が配置される請求項1に記載の安全弁。 【請求項3】 上記2つのポート(1,2)が一直線に直管として上記配管ブロック内で連結されている請求項1又は2に記載の安全弁。 【請求項4】 上記2つのポートが90度曲がったエルボ管として上記配管ブロック内で連結されている請求項1又は2に記載の安全弁。 【請求項5】 上記2つのポートが上記配管ブロックに配置された3個以上のポートから任意に選択されて上記連結路で連結されている請求項1〜4のいずれかに記載の安全弁。 【請求項6】 上記連結路を有するとともに上記安全弁本体の弁体に対する弁座を有する弁座回転部材(50)をさらに回転可能に上記配管ブロック内に備え、上記2つのポートが上記配管ブロックに配置された3個以上のポートから選択されるとき、上記弁座回転部材を回転させて上記選択された上記2つのポートを上記弁座回転部材の上記連結路で連結可能な状態とする一方、上記弁座回転部材を回転させて上記選択された上記2つのポートを上記弁座回転部材の上記連結路で連結しない非連結状態とすることが可能な請求項1〜5のいずれかに記載の安全弁。 【請求項7】 上記弁座回転部材は上記配管ブロック外部から回転可能な請求項6に記載の安全弁。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、立ち上がり管及び反動力防止用部品無しに配管に組み込むことができる安全弁に関する。【0002】 【従来の技術】従来、配管に取り付ける安全弁としては種々の構造のものが知られている。例えば、図6に示すように、配管100の途中に安全弁101を取り付ける場合には、立ち上がり管102を配管100に溶接し、立ち上がり管102の最上端に安全弁101を取り付けるように構成したものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構造のものでは、安全弁101が作動すれば、その付け根部分である立ち上がり管102と配管100との溶接部分に反動力を受け、当該部分が破壊する場合がある。これを防止するために、反動力防止用部品を配管100に取り付ける必要があった。 【0004】従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、立ち上がり管及び反動力防止用部品を必要とせず、コンパクトな構造とすることができる安全弁を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。 【0006】本発明の第1態様によれば、少なくとも2つのポートと、上記2つのポートを連結する連結路と、上記連結路に連通する安全弁用通路と、上記安全弁用通路に配置された安全弁本体とを1つの配管ブロックに備えるようにして、上記2つのポート間を流れる流体の圧力が所定圧力以上となったとき、上記流体の一部が上記安全弁本体の弁体と弁座との隙間から流体排出路を経て安全弁本体外へ排出されるようにしたことを特徴とする安全弁を提供する。 【0007】本発明の第2態様によれば、上記配管ブロックは直方体形状をなし、上記配管ブロックの軸方向一端側に、上記少なくとも2つのポートを連結する上記連結路が配置され、上記配管ブロックの軸方向の他端側に向けて上記連結路から上記安全弁用通路が延びて上記安全弁用通路の端部に上記安全弁本体が配置される第1態様に記載の安全弁を提供する。 【0008】本発明の第3態様によれば、上記2つのポートが一直線に直管として上記配管ブロック内で連結されている第1又は2態様に記載の安全弁を提供する。 【0009】本発明の第4態様によれば、上記2つのポートが90度曲がったエルボ管として上記配管ブロック内で連結されている第1又は2態様に記載の安全弁を提供する。 【0010】本発明の第5態様によれば、上記2つのポートが上記配管ブロックに配置された3個以上のポートから任意に選択されて上記連結路で連結されている第1〜4のいずれかの態様に記載の安全弁を提供する。 【0011】本発明の第6態様によれば、上記連結路を有するとともに上記安全弁本体の弁体に対する弁座を有する弁座回転部材をさらに回転可能に上記配管ブロック内に備え、上記2つのポートが上記配管ブロックに配置された3個以上のポートから選択されるとき、上記弁座回転部材を回転させて上記選択された上記2つのポートを上記弁座回転部材の上記連結路で連結可能な状態とする一方、上記弁座回転部材を回転させて上記選択された上記2つのポートを上記弁座回転部材の上記連結路で連結しない非連結状態とすることが可能な第1〜5のいずれかの態様に記載の安全弁を提供する。 【0012】本発明の第7態様によれば、上記弁座回転部材は上記配管ブロック外部から回転可能な第6態様に記載の安全弁を提供する。 【0013】 【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。 【0014】本発明の第1の実施形態にかかる安全弁は、図1,2に示すように、入口側ポート1と出口側ポート2とを一直線に連結する連結路22と、上記連結路22に90度交差して連通する安全弁用通路6と、上記安全弁用通路6に配置された安全弁本体4とを1つの配管ブロック5内に一体的に備えるように大略構成している。 【0015】上記配管ブロック5は直方体形状をなし、上記配管ブロック5の一端側、例えば図1の下部側に、上記入口側ポート1と上記出口側ポート2とを連結する上記連結路22が貫通して配置される。上記入口側ポート1と上記出口側ポート2の内周面のそれぞれには、メネジ部19,20が形成されており、必要に応じてプラグや連結用配管をねじ込んだりすることができるようにしている。このようなねじ込み型に代えて、図1の左側部分に示すように、上記入口側ポート1の外側周囲の配管ブロック5に、密着用Oリング18を介在させて、配管に接続されたフランジ17を密着させてボルト21により固定して連結するようにしてもよい。また、ウェハー型接続により配管を各ポートに接続するようにしてもよい。 【0016】一方、上記連結路22の中央部分から上記配管ブロック5の他端側、例えば図1の上部側に向けて、上記安全弁用通路6が延びており、その安全弁用通路6の端部に配置された上記配管ブロック5の上記安全弁本体収納用穴23内には上記安全弁本体4が配置されている。 【0017】上記安全弁本体4は、上記安全弁用通路6の上端の円環状の弁座24に常時は密着して安全弁用通路6を閉塞する円盤状弁体8と、上記安全弁本体収納用穴23内で移動可能でかつ弁体8を上記安全弁用通路6の上記弁座24に向けて押圧する断面H形状の大略円筒状の弁胴9と、弁胴9の上面に配置されるボール10と、ボール10に当接するバネ受け11と、ボール10とバネ受け11とを介して弁胴9を下方に押圧付勢するバネ12と、バネ12の上端に配置されたバネ押え13と、上記配管ブロック5の上記安全弁本体収納用穴23内の上端部内周面に形成されたネジ部15にネジ込まれてバネ押え13の位置を調整する調整ネジ部材14と、調整ネジ部材14の外側に配置された蓋16とより構成されている。なお、図1において、7は、上記安全弁が機能して上記弁体8が弁座24から離れたときに、連結路22から安全弁用通路6を介して流入する流体を排出する流体排出通路である。 【0018】上記した構成にかかる安全弁は、安全弁を取り付けるべき配管の途中において組み込まれるものであって、上記安全弁の入口側ポート1を上流側の配管と連結し、出口側ポート2を下流側の配管に連結したのち、上記配管ブロック5の上記安全弁本体収納用穴23内のネジ部15に対して調整ネジ部材14を適宜ねじ込んだり緩めたりして、バネ12による弁体11の付勢力を調整したのち、蓋16により配管ブロック5の上記安全弁本体収納用穴23を閉じる。このようにして配置すれば、上記入口側の配管と出口側の配管、すなわち、上記入口側ポート1と出口側ポート2とを連結する連結路22内を流れる流体の圧力が所定の圧力より高くなると、当該流体の圧力により、上記連結路22に連通する安全弁用通路6の端部に配置された安全弁本体4の弁体11が、バネ12の付勢力に抗して上昇して弁座24から離れ、上記所定圧力以上となった流体の一部が、弁体11と弁座24との隙間から流体排出路7から安全弁外へ排出されて上記流体の圧力が低下し、上記入口側の配管と出口側の配管、すなわち、上記入口側ポート1と出口側ポート2とを連結する連結路22内を流れる流体の圧力が上記所定の圧力以下になると、上記バネ12の付勢力により上記弁体8が弁座24に当接して、それ以上、流体が流体排出路7へ流れ出なくなる。このようにして、上記入口側の配管と出口側の配管、すなわち、上記入口側ポート1と出口側ポート2とを連結する連結路22内を流れる流体の圧力が上記所定の圧力より高くなると、安全弁としての機能して、過剰な圧力に相当する流体を排出して、上記入口側の配管と出口側の配管、すなわち、上記入口側ポート1と出口側ポート2とを連結する連結路22内を流れる流体の圧力が、常に、上記所定の圧力以下となるように制御することができる。 【0019】上記実施形態の構成によれば、1つの直方体形状の配管ブロック5内で配管部分3である連結路22と逃し弁すなわち安全弁本体4とが一体的に配置されているため、コンパクトな構造とすることができ、かつ、取り扱いも容易なものとすることができる。 【0020】また、上記連結路22より構成される配管部分3は、上記入口側ポート1と上記出口側ポート2とが一直線に連結された直管として配管内にその一部として組み込んで使うことができ、立ち上がり管及び反動力防止用部品を必要とせず、配管に直接介在させることにより、安全弁を簡単にかつ容易に取り付けることができる。すなわち、配管部分3と安全弁本体4とが配管ブロック5において一体となって構成されているため、配管上にわざわざ安全弁取付け座を設ける必要がないとともに、配管ブロック5の連結路22が配管の一部を兼ねているので、余分な経費を抑える事ができ、気軽な気持ちで取扱う事ができる。また、配管部分3と安全弁本体4とが一体となっており、配管部分3から安全弁本体4までの全体の高さが低くなり、外観は配管部分3内に安全弁本体4が埋まっているかのようになっているため、安全弁が作動したときの反動力を受ける部分が配管部分3からみて非常に低い位置になっており、しかも配管の一部となっているために、反動力の影響を殆ど受けることがない。 【0021】また、一般に、安全弁を配管に取り付けるとき、弁座側に連結される安全弁の一次側を配管に取り付けたのち、弁体側に連結される安全弁の二次側を取り付けるとき、安全弁の一次側に無理な応力が作用してしまい、弁座の緩みを生じていた。しかしながら、本実施形態の安全弁は、配管部分3と安全弁本体4とが一体となっているため、配管部分3の一次側を配管に取り付けたのち配管部分3の二次側を取り付けても、配管部分3の一次側に無理な応力が作用せず、弁座に緩みが生じることがない。 【0022】また、配管ブロック5内で配管部分3である連結路22と逃し弁すなわち安全弁本体4とが一体的に配置されているため、配管ブロック5の連結路22の入口側ポート1と出口側ポート2とに対して、配管の一部をネジ込んでねじ込み形式で配管ブロック5に取り付けたり、フランジ17などにより配管を配管ブロック5に取り付けたり、ウエハー型接続により挟み込むようにして配管を配管ブロック5に取り付けることができ、配管部分3の取付け方法を自由に選択することができる。 【0023】なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。 【0024】例えば、上記入口側ポート1と上記出口側ポート2とが一直線に連結された連結路22に限定されるものではなく、上記入口側ポート1に対して上記出口側ポート2が所定角度に曲がった位置に配置することにより、屈曲管として配管内にその一部として組み込んで使うこともできる。例えば、上記入口側ポート1と上記出口側ポート2とが90度曲がったエルボ管としても使用することができる。 【0025】また、本発明の他の実施形態として、図3,4に示すように、入口側ポートと出口側ポートとを1つずつ形成するのではなく、複数形成するようにしてもよい。例えば、図3,4においては、上記入口側ポート1と出口側ポート2とに対応する一対のポートに加えて、90度位相を異ならせて別の一対のポート30,31を備えて、弁座24を上端に配置した弁座部材36を配置して、4つのポート1,2,30,31を適宜選択可能としてもよい。すなわち、弁座部材36は、軸方向すなわち上下方向に貫通しかつその上部が安全弁用通路6を兼ねる貫通通路36Bと、貫通通路36Bに直交する連結路36Aとを備え、図3のように、入口側ポート1と出口側ポート2とを連結する場合には、弁座部材36の連結路36Aにより入口側ポート1と出口側ポート2とが連結されるように弁座部材36の位相を調整して配管ブロック5内に固定的に配置するようにしている。また、図3において、ポート30とポート31とを連結する場合には、弁座部材36の連結路36Aによりポート30とポート31とが連結されるように弁座部材36の位相を90度異ならせた位置に位置調整して配管ブロック5内に固定的に配置すればよい。なお、図3において、弁座部材36の貫通通路36Bの下端開口も別のポート32として使用することができるが、この図3ではプラグ33をねじ込んで閉鎖している。しかしながら、このポート32とポート1,2,30,31との合計5ポートの中から適宜2ポートを選択して入口側ポートと出口側ポートとして使用することができる。なお、図3において、34は下側の蓋、35は下側の蓋34を配管ブロック5に固定するためのボルトである。また、37,38,39は弁座部材36の外面と該弁座部材36が対向する配管ブロック5内面又は下側の蓋34とをシールするOリングである。なお、図3において、7A,7Bは、上記安全弁が機能して上記弁体8が弁座24から離れたときに、連結路36Aから安全弁用通路6を介して流入する流体を排出する流体排出通路である。 【0026】なお、図3の実施形態において、弁座部材36の連結路36Aは図3に示すように一直線のものに限らず、90度角度を曲げたエルボ状に屈曲して形成することにより、例えば、入口側ポート1とポート30若しくは31、又は、ポート30若しくは31と出口側ポート2とを連結するようにしてもよい。 【0027】また、上記配管ブロック5の形状を直方体形状に限らず、平面多角形にすることにより、ポートを5個以上配置できるようにして、選択できるポートの数を増やしてマニホールドとしても使用することができる。 【0028】また、図5に示すように、本発明のさらに別の実施形態として、上記安全弁は、切替え機能付安全弁として機能させるようにしてもよい。すなわち、上記弁座部材36を弁座回転部材50として配管ブロック5内で回転可能に配置し、配管ブロック5外部から弁座回転部材50を適宜回転させて、弁座回転部材50のボール部50Cの連結路50Aにより連結するポートを変更する切替弁として機能させることもできる。上記弁座回転部材50は、配管ブロック5内で、上側ベアリング40と横側ベアリング43,下側ベアリング49と上下のボールシート41,42とにより、回転可能に配置されている。上記弁座回転部材50の貫通通路50Bは、ボール部50Cから軸方向すなわち上方向に弁座回転部材50を貫通するものであり安全弁用通路6を兼ねるものである。また、図5において、61,62は入口側ポート1と出口側ポート2とをそれぞれ囲うシートリテーナ、44,45は入口側と出口側のシートリテーナ61,62と配管ブロック5内面とをシールするシートリテーナ用Oリングであり,46は配管ブロック5と下側の蓋34とをシールするOリングであり,47は弁座回転部材50と下側の蓋34とをシールするOリングである。48は弁座回転部材50の下端面に形成され、かつ、配管ブロック5外部から弁座回転部材50を回転させるときに回転工具と結合させるための六角穴である。 【0029】上記図5の安全弁によれば、配管設計途中で、流体の流れ方向が変更になっても、安全弁メーカーサイドで、弁座回転部材50を回転させて適切なポート同士を連結することにより、設計変更に容易に対応することができる。 【0030】また、弁座回転部材50の下部を安全弁の外部に突出させて、操作ハンドルを付けることにより、簡単に弁座回転部材50を回転させることができるようにすれば、切替弁としてもより便利に使うことができる。 【0031】また、図5に示す上記安全弁は、流体を流す通路とは異なる通路側に弁座回転部材50を回転させることにより流体の流れを停止させることができるため、流体閉止機能付安全弁として機能させるようにしてもよい。このように構成すれば、メンテナンス時に容易に流体の流れを停止させることができるため、メンテナンスしやすいものとなる。また、安全弁のメンテナンスは、一般には流体を配管に流す元弁を閉めたのち、安全弁を取外して行っているが、上記図5の安全弁ではボールコックである弁座回転部材50が備えられていることから、弁座回転部材50を回転させて流体の流れを停止させた状態で、配管ブロツク5の上部から安全弁の部品を外して安全弁のメンテナンスを行うことができる。 【0032】また、弁座回転部材50の下端面に形成された六角穴48の形状を特別な工具に対応した形状の穴又は突起とすれば、当該専用の工具でのみしか回転させることができないようにすることにより、みだりに回転されることがなく、ロック機能を備えることができる。 【0033】 【発明の効果】本発明によれば、1つの配管ブロック内で連結路と安全弁本体とが一体的に配置されているため、コンパクトな構造とすることができ、かつ、取り扱いも容易なものとすることができる。 【0034】また、上記連結路は、上記2つのポートが一直線に連結された直管又は上記2つのポートが任意の角度に屈曲したエルボなどの機能を奏するものとして配管内にその一部として組み込んで使うことができ、立ち上がり管及び反動力防止用部品を必要とせず、配管に直接介在させることにより、安全弁を簡単にかつ容易に取り付けることができる。すなわち、連結路を含む配管部分と安全弁本体とが配管ブロックにおいて一体となって構成されているため、配管上にわざわざ安全弁取付け座を設ける必要がないとともに、配管ブロックの連結路が配管の一部を兼ねているので、余分な経費を抑える事ができ、気軽な気持ちで取扱う事ができる。また、配管部分と安全弁本体とが一体となっており、連結路から安全弁本体までの全体の高さが低くなり、外観は連結路の配管部分内に安全弁本体が埋まっているかのようになっているため、安全弁が作動したときの反動力を受ける部分が配管部分からみて非常に低い位置になっており、しかも配管の一部となっているために、反動力の影響を殆ど受けることがない。 【0035】また、一般に、安全弁を配管に取り付けるとき、弁座側に連結される安全弁の一次側を配管に取り付けたのち、弁体側に連結される安全弁の二次側を取り付けるとき、安全弁の一次側に無理な応力が作用してしまい、弁座の緩みを生じていた。しかしながら、本発明の安全弁は、配管部分と安全弁本体とが一体となっているため、配管部分の一次側を配管に取り付けたのち配管部分の二次側を取り付けても、配管部分の一次側に無理な応力が作用せず、弁座に緩みが生じることがない。 【0036】また、配管ブロック内で配管部分である連結路と安全弁本体とが一体的に配置されているため、配管ブロックの連結路の2つのポートに対して、配管の一部をネジ込んでねじ込み形式で配管ブロックに取り付けたり、フランジなどにより配管を配管ブロックに取り付けたり、ウエハー型接続により挟み込むようにして配管を配管ブロックに取り付けることができ、配管の取付け方法を自由に選択することができる。 【0037】また、本発明によれば、上記2つのポートが上記配管ブロックに配置された3個以上のポートから任意に選択されて上記連結路で連結されるようにすれば、ポートの切り替えを行うことができる切替弁としての機能を有する安全弁として使用することもできる。 【0038】また、上記連結路を有するとともに上記安全弁本体の弁体に対する弁座を有する弁座回転部材をさらに回転可能に上記配管ブロック内に備えるようにすれば、配管設計途中で、流体の流れ方向が変更になっても、安全弁メーカーサイドで、上記弁座回転部材を回転させて適切なポート同士を連結することにより、設計変更に容易に対応することができる。 【0039】また、上記弁座回転部材の下部を安全弁の外部に突出させて、操作ハンドルなどを付けることにより、簡単に弁座回転部材を回転させることができるようにすれば、切替弁としてもより便利に使うことができる。 【0040】また、上記安全弁は、流体を流す通路とは異なる通路側に弁座回転部材を回転させることにより流体の流れを停止させることができるようにすれば、流体閉止機能付安全弁として機能させることもできる。このように構成すれば、メンテナンス時に容易に流体の流れを停止させることができるため、メンテナンスしやすいものとなる。また、安全弁のメンテナンスは、一般には流体を配管に流す元弁を閉めたのち、安全弁を取外して行っているが、上記安全弁では弁座回転部材を回転させて流体の流れを停止させた状態で、配管ブロツクの上部から安全弁の部品を外して安全弁のメンテナンスを行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000137801 【氏名又は名称】株式会社ミハナ製作所
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| 【出願日】 |
平成11年5月12日(1999.5.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062144 【弁理士】 【氏名又は名称】青山 葆 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−320704(P2000−320704A) |
| 【公開日】 |
平成12年11月24日(2000.11.24) |
| 【出願番号】 |
特願平11−131584 |
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