| 【発明の名称】 |
ガス遮断制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】尾崎 行則
【氏名】長岡 行夫
【氏名】芝 文一
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| 【要約】 |
【課題】ガス器具以外の一般機器を連動させ、ガス回路の安全性を一層向上する。
【解決手段】ガステーブル24が置かれた室内の蛍光燈30のスイッチ31を、入り切する動作に連動して、ガスメータ9内の流体制御弁14を開閉する。これにより、夜間等室内を使用しない時間帯における、ガス漏れ等の事故を未然に防止することが出来る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】建物に配設されたガス流路と、前記ガス流路を開閉する流体制御弁と、前記流体制御弁を駆動する駆動手段と、前記駆動手段へ駆動信号を出力する駆動回路部と、前記駆動回路部の出力を制御する駆動制御手段と、前記ガス流路を流れるガスの流量計測手段と、前記流量計測手段からの信号で流量を演算し前記駆動手段を制御する演算処理部と、前記ガス流路の下流側に設けられたガス器具と、前記建物以外に設けられた前記ガス器具以外の一般機器と、前記一般機器の開閉操作により前記流体制御弁の駆動動作が可能な開閉手段とを備えたガス遮断制御装置。 【請求項2】一般機器は照明機器の開閉器である請求項1記載のガス遮断制御装置。 【請求項3】一般機器は電源開閉器である請求項1記載のガス遮断制御装置。 【請求項4】一般機器は建物の出入口の扉に設けられた錠前である請求項1記載のガス遮断制御装置。 【請求項5】屋外側からの施錠によって開閉手段が動作する請求項4記載のガス遮断制御装置。 【請求項6】流体制御弁は、流量計測手段とガス器具との間に設けた請求項1記載のガス遮断制御装置。 【請求項7】一般機器の開閉操作の信号を無線手段により演算処理部に伝送する請求項1記載のガス遮断制御装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、流路中を流れるガス流体の流れを開閉制御するガス遮断制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来この種のガス遮断制御装置としては、特開平9−217860号公報に示すようなものがあった。以下、その構成について図面を参照して説明する。図5において、1は流量測定手段、2は外部センサ、3は制御手段、4は遮断弁、5は弁駆動手段、6は異常検出手段、7は報知手段、8は表示手段である。このように構成された従来例において、例えばリードスイッチ(図示せず)等により通過ガス流量を測定するが、外部センサ2に異常信号が入力された時、弁駆動手段5は制御手段3から遮断信号を受けて、遮断弁4の閉信号を出力するものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のガス遮断制御装置は、外部センサからの異常信号が入力された時に遮断弁を閉止するものであり、それ以外の時は、弁を常時開成状態に維持している。従って、ガスを使用していない時でもガス流路が開成している状態にあり、一般住宅にあっては、住人が不在であってもガス回路が開成しているため、ガス器具のコック等が僅かに開成している時には、微量なガスが漏れ続けることになり、安全性と言う切り口からみれば課題を有していた。勿論、微量なガスが長時間漏れ続けると、遮断弁は閉止されるが、遮断されるまでは漏れ続けることになる。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために本発明は、建物に設けたガス流路と、ガス流路を開閉する流体制御弁と、流体制御弁を駆動する駆動手段と、駆動手段へ駆動信号を出力する駆動回路部と、駆動回路部の出力を制御する駆動制御手段と、ガス流路を流れるガスの流量計測手段と、流量計測手段からの信号で流量を演算し駆動手段を制御する演算処理部と、ガス流路の下流側に設けられたガス器具と、ガス器具以外に建物に設けられた一般機器とを備え、一般機器の開閉操作により流体制御弁の駆動動作が可能とたものである。そして、一般機器の閉操作(即ち、停止操作)によって流体制御弁を閉成し、ガス流路に関する事故を未然に防止するものである。 【0005】 【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、ガス流路を開閉する流体制御弁と、流体制御弁を駆動する駆動手段と、駆動手段へ駆動信号を出力する駆動回路部と、駆動回路部の出力を制御する駆動制御手段と、ガス流路を流れるガスの流量計測手段と、流量計測手段からの信号で流量を演算し駆動手段を制御する演算処理部と、ガス流路の下流側に設けられたガス器具と、ガス流路以外に設けられた一般機器と、一般機器の開閉操作により流体制御弁の駆動動作を可能としたものである。そしてガス器具が使用されていない時に、ガス器具以外の一般機器を操作することによって流体制御弁を閉成し、ガス器具が使用されていない時にガス流路を閉止し、ガス漏れ等による事故を未然に防止するものである。 【0006】また、請求項2記載の発明は、一般機器の開閉操作を、照明機器の開閉器の開閉操作としたものである。そしてガス器具が設置されている室内の照明用スイッチに連動して流体制御弁を閉成することにより、ガス漏れ等による事故を未然に防止するものである。 【0007】また、請求項3記載の発明は、一般機器の開閉操作を、建築物の電源開閉器の開閉操作としたものである。そして長期間不在にする時に、電源の開閉器を閉にすることにより流体制御弁を閉成することにより、ガス漏れ等による事故を未然に防止するものである。 【0008】また、請求項4記載の発明は、一般機器の開閉操作を、建築物の出入口扉の施錠開閉操作としたものである。そして外出時に出入口扉の施錠開閉操作をすることにより、ガス漏れ等による事故を未然に防止するものである。 【0009】また、請求項5記載の発明は、一般機器の開閉操作を、建築物の出入口扉の屋外側からの施錠開閉操作としたものである。そして外出時に出入口扉の施錠開閉操作を屋外側からすることにより、外出時のガス漏れ等による事故を未然に防止するものである。 【0010】また、請求項6記載の発明は、流体制御弁は、流量計測手段とガス流路の下流側に設けられたガス器具との間に設けたものである。そして任意にガス器具を特定して流量流体制御弁を開閉することが可能となり、任意のガス器具のガス漏れ等による事故を未然に防止するものである。 【0011】また、請求項7記載の発明は、一般機器の開閉操作の信号を無線手段により演算処理部に伝送するものである。そして配線工事することなく、一般機器の開閉操作により流体制御弁の駆動動作が可能となり、使い勝手が良くなる。 【0012】 【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。 【0013】(実施例1)図1は本発明の実施例1のガス遮断制御装置のシステム図である。 【0014】図1において、9はガスメータであり、ガスメータ9の内部には、入口10と出口11を連通し流量計測手段12を有する流路13が構成されている。流路13には流路13を開閉する流体制御弁14と、流体制御弁14を駆動する駆動手段であるステッピングモータ15と、演算処理部16と、演算処理部16からの信号を入力してステッピングモータ15へ駆動回路部17からの出力を制御する駆動制御手段18と、電池電源部19と、アンテナ20を有する受信手段21で構成されている。22は感震器、23は圧力センサを示す。 【0015】また出口11から建築物である住宅の台所に設置されたガス器具であるガステーブル24へは手動開閉弁25を介してガス配管26が配管されている。27は換気扇、28は排気フードである。天井29には、一般機器の照明機器である蛍光燈30が設けられており、蛍光燈30の開閉手段である蛍光燈スイッチ31が換気扇スイッチ32と共に設けられている。33はアンテナ34を有する送信手段である。35は蛍光燈スイッチ31と送信手段33の連動を入り切りする切換えスイッチである。 【0016】次に以上の構成における動作,作用について図1により説明する。通常、ガスメータ9の内部にある流体制御弁14は開成状態にある。この状態で流路13をガスが流れる状態にありガステーブル24が通常通り使用される。そして今、送信手段33の切換えスイッチ35をオンにすると、送信手段33と蛍光燈スイッチ31が連動する。従ってガステーブル24による調理が終了した後、その部屋を使用しない時、蛍光燈のスイッチ31をオフすると、無線手段である送信手段33から送信された信号が、アンテナ34、20を介してガスメータ9の受信手段21に受信される。受信された信号は演算処理部16で処理され、信号が駆動制御手段18に送られ駆動信号が駆動回路部17に出力される。 【0017】その結果、ステッピングモータ15は駆動し流体制御弁14を閉成するものである。また蛍光燈スイッチ31をオンすると流体制御弁14は開成され通常通り、ガステーブル24が使用できる。尚、送信手段33の切換えスイッチ35をオフにすると、送信手段33と蛍光燈スイッチ31が連動しない状態になると共に、流体制御弁14は開成した状態となり、蛍光燈スイッチ31のオン、オフに関係なくガステーブル24を使用することができるものである。 【0018】このように、一般機器である照明手段のスイッチをオフにすれば、自動的にガス回路が閉止されるため、夜間におけるガス漏れの心配がなく、ガス回路の安全が確保されるものである。そして無線手段により信号を送受信するため、配線工事の必要もなく、使い勝手も良い。尚、照明機器としては、例えばガステーブル24の周辺を照明する照明手段と連動して流体制御弁14を閉成しても良い。また切換えスイッチ35は図1のように手動で切替える以外に、タイマー(図示せず)を用い、希望の時間帯を連動するようにすることも可能である。 【0019】(実施例2)図2に示す本発明の実施例2のガス遮断制御装置のシステム図において、36は建物電源用の一般機器である配電盤でり、配電盤36には各室への配線安全器である漏電ブレーカ37が設けられている。38はメインの漏電ブレーカである。39はアンテナ40有する送信手段である。41は漏電ブレーカ38と送信手段39の連動を入り切りする切換えスイッチである。その他は図1と同様であり、説明は省略する。 【0020】次に以上の構成における動作,作用について図2により説明する。通常、流量制御弁14は開成状態にあり、ガステーブル24が使用される。そして今、送信手段39の切換えスイッチ41をオンにすると、送信手段39と漏電ブレーカ38が連動する。従って例えば、長期間不在にする時、漏電ブレーカ38をオフすると、無線手段である送信手段39から送信された信号が、アンテナ40、20を介してガスメータ9の受信手段21に受信される。受信された信号は演算処理部16で処理され、信号が駆動制御手段18に送られ駆動信号が駆動回路部17に出力される。 【0021】その結果、ステッピングモータ15は駆動し流体制御弁14を閉成するものである。そして、再び、漏電ブレーカ38をオンすると流体制御弁14は開成され通常通り、ガステーブル24が使用できる。このように、一般機器である漏電ブレーカ38をオフにすれば、自動的にガス回路が閉止されるため、長期不在におけるガス回路の安全が確保されるものである。尚、漏電ブレーカ37と送信手段39を連動することにより、指定した部屋のみで流量制御弁14を制御することも出来、常時通電しておきたい器具は連続して使用することが可能となる。 【0022】(実施例3)図3に示す本発明の実施例3のガス遮断制御装置のシステム図において、42は建物の扉であり、扉42の屋外側には鍵穴43を有するノブ44が設けられている。45はアンテナ46有する送信手段である。ノブ44と送信手段45はケーブル47で接続されている。48は送信手段45とノブ44の連動を入り切りする、切換えスイッチである。その他は図1と同様であり、説明は省略する。 【0023】次に以上の構成における動作,作用について図3により説明する。通常、流量制御弁14は開成状態にあり、ガステーブル24が使用される。そして今、送信手段45の切換えスイッチ48をオンにすると、送信手段45とノブ44が連動する。従って例えば、外出する時、扉42を閉めて施錠をすると、無線手段である送信手段45から送信された信号が、アンテナ46、20を介してガスメータ9の受信手段21に受信される。受信された信号は演算処理部16で処理され、信号が駆動制御手段18に送られ駆動信号が駆動回路部17に出力される。 【0024】その結果、ステッピングモータ15は駆動し流体制御弁14を閉成するものである。そして、再び、施錠を解除すると流体制御弁14は開成され通常通り、ガステーブル24が使用できる。このように、一般機器である建物の出入口扉を施錠すれば、自動的にガス回路が閉止されるため、外出時におけるガス回路の安全が確保されるものである。また、屋外側からの施錠の開閉で送信手段45を連動することにより、内部からの施錠時に流量制御弁14は動作せず、屋外側から施錠した時のみ流量制御弁14を閉成することになり、使い勝手に優れるものである。 【0025】(実施例4)図4に示す本発明の実施例4のガス遮断制御装置のシステム図において、49はガス配管26に配接され、モータ50により駆動される流体制御弁である。51はアンテナ52有する受信手段である。この受信手段52には受信信号を受けてステッピングモータ50を駆動するための機能が内蔵されている(図示せず)。その他は図1と同様であり、説明は省略する。 【0026】次に以上の構成における動作、作用について図4により説明する。通常、流量制御弁49は開成状態にあり、ガステーブル24が使用される。そして今、送信手段33の切換えスイッチ35をオンにすると、送信手段33と蛍光燈スイッチ31が連動する。従ってガステーブル24による調理が終了した後、その部屋を使用しない時、蛍光燈のスイッチ31をオフすると、無線手段である送信手段33から送信された信号が、アンテナ34、52を介して受信手段51に受信される。受信された信号は最終的に、ステッピングモータ15は駆動し流体制御弁49を閉成するものである。 【0027】また蛍光燈スイッチ31をオンすると流体制御弁49は開成され通常通り、ガステーブル24が使用できる。尚、送信手段33の切換えスイッチ35をオフにすると、送信手段33と蛍光燈スイッチ31が連動しない状態になると共に、流体制御弁49は開成した状態となり、蛍光燈スイッチ31のオン、オフに関係なくガステーブル24を使用することができるものである。このように、任意の端末機を特定して流体制御弁を開閉することにより、特定の端末器のガス漏れ等による事故を未然に防止することができるものである。 【0028】 【発明の効果】以上の説明から明かなように本発明のガス遮断制御装置によれば次の効果が得られる。 【0029】請求項1記載の発明によれば、ガス流路を開閉する流体制御弁と、流体制御弁を駆動する駆動手段と、駆動手段へ駆動信号を出力する駆動回路部と、駆動回路部の出力を制御する駆動制御手段と、ガス流路を流れるガスの流量計測手段と、流量計測手段からの信号で流量を演算し駆動手段を制御する演算処理部と、ガス流路の下流側に設けられたガス器具と、ガス流路以外に設けられた一般機器と、一般機器の開閉操作により流体制御弁の駆動動作を可能としたものである。そしてガス器具が使用されていない時に、ガス器具以外の機器を操作することによって流体制御弁を閉成し、ガス器具が使用されていない時にガス流路を閉止し、ガス漏れ等による事故を未然に防止することができる。 【0030】また、請求項2記載の発明によれば、一般機器の開閉操作を、照明機器の開閉器の開閉操作とすることにより、ガス器具が設置されている室内の照明用スイッチに連動して流体制御弁を閉成することにより、照明されていない時におけるガス漏れ等による事故を未然に防止することができる。 【0031】また、請求項3記載の発明によれば、一般機器の開閉操作を、建築物の電源開閉器の開閉操作とすることにより、長期間不在にする時に、電源の開閉器を閉とし流体制御弁を閉成することにより、ガス漏れ等による事故を未然に防止することができる。 【0032】また、請求項4記載の発明によれば、一般機器の開閉操作を、建築物の出入口扉の施錠開閉操作としたものである。そして外出時に出入口扉の施錠開閉操作をすることにより、流体制御弁を開閉し、ガス漏れ等による事故を未然に防止することができる。 【0033】また、請求項5記載の発明によれば、一般機器の開閉操作を、建築物の出入口扉の屋外側からの施錠開閉操作とすることにより、外出時に出入口扉の施錠開閉操作を屋外側からすることにより、外出時のガス漏れ等による事故を未然に防止することができ、使い勝手が良くなる。 【0034】また、請求項6記載の発明によれば、流体制御弁は、流量計測手段とガス流路の下流側に設けられたガス器具との間に設けたものである。そして任意にガス器具を特定して流量流体制御弁を開閉することが可能となり、任意のガス器具のガス漏れ等による事故を未然に防止することができる。 【0035】また、請求項7記載の発明によれば、一般機器の開閉操作の信号を無線手段により演算処理部に伝送するものである。そして配線工事することなく、一般機器の開閉操作により流体制御弁の駆動動作が可能となり、使い勝手が良くなる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年4月2日(1999.4.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−291815(P2000−291815A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月20日(2000.10.20) |
| 【出願番号】 |
特願平11−96325 |
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