| 【発明の名称】 |
ニ―ドル弁 |
| 【発明者】 |
【氏名】中村 浩
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| 【要約】 |
【課題】制御孔16の開度を計数化する。
【解決手段】つまみ21を回転することによって、ねじパイプ13も回転する。このねじパイプ13が回転すると、それに螺合したニードル弁体17が軸方向に移動して、制御孔16の開度を決める。そして、上記つまみ21の回転量は、目盛りカバー23に表示した目盛りによって、計数化できる。このようにつまみの回転量を計数化できるということは、制御孔16の開度も計数化できるということになる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 バルブケースと、このバルブケースに固定的に組み込んだシート部材と、このシート部材に組み込むとともに、シート部材に対して軸方向に移動可能でかつ回転を阻止されたニードル弁体と、このニードル弁体と同一軸線上においてバルブケースに組み込んだねじパイプと、このねじパイプを回転させるためのつまみとを設け、上記ニードル弁体とねじパイプとを螺合し、つまみを回転させることによって、ニードル弁体を軸方向に移動し、その開度を制御できる構成にする一方、このつまみの回転数を表示する目盛りを設けたニードル弁。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ニードルの直線運動に応じて、その開度を制御するニードル弁に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のニードル弁は、図3に示すように、バルブケース1に弁孔2を形成するとともに、この弁孔2に連続してシート部3および通路孔4を形成している。なお、図中符号5は、弁孔2に連通する通路孔である。上記弁孔2にはニードル弁体6を組み込んでいるが、このニードル弁体6は、先端を先細りにしたニードル部6aとそれとは反対端のねじ部6bとからなる。そして、ニードル部6aはその先端をシート部3に臨ませ、ねじ部6bはバルブケース1に螺合している。 【0003】したがって、ニードル弁体6を回転すれば、その回転数とねじ部6bのリード角に応じて、ニードル弁体6が軸方向に移動する。このようにニードル弁体6が軸方向に移動すれば、そのニードル部6aとシート部3との相対位置が調整されるとともに、その相対位置に応じて、シート部3の開度が決まることになる。なお、図中符号7は、ニードル弁体6に形成したドライバー用溝で、この溝にドライバーを挿入して、ニードル弁体6を回転させるようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来のニードル弁は、ニードル弁体6を回転させて、シート部3の開度を制御するようにしているが、ねじ部6bのかみ合わせ中心を、ニードル弁体6の軸線に完全に一致させておかなければならない。もし、それらがずれてしまうと、ニードル部6aとシート部3との相対位置もずれてしまい、シート部3の開度を正確に制御できなくなってしまう。しかしながら、ねじ結合してる部分を含めて、その組み付け部材の中心を完全に一致させることは、ほとんど不可能に近い。たとえ、可能だったとしても、そのねじを形成する際の精度を上げなければならず、それだけ製造コストが上昇するという問題があった。 【0005】また、ニードル弁体6を回すために、ドライバー用溝7を使うようにしているので、この従来のニードル弁体6の外端に回転目盛りなどを取り付けることができなかった。特に、ニードル弁においては、その回転数がシート部3の開度に対応するので、回転目盛りを取り付けられないということは、シート部3の開度も外部から正確に把握できないということになる。そのために、シート部の開度も正確に制御できないという問題があった。この発明の目的は、製造コストを低く押さえられるとともに、ニードル弁体の回転数、すなわちシート部の開度を正確に表示するメモリを設けたニードル弁を提供することである。 【0006】 【課題を解決するための手段】第1の発明は、バルブケースと、このバルブケースに固定的に組み込んだシート部材と、このシート部材に組み込むとともに、シート部材に対して軸方向に移動可能でかつ回転を阻止されたニードル弁体と、このニードル弁体と同一軸線上においてバルブケースに組み込んだねじパイプと、このねじパイプを回転させるためのつまみとを設けている。 【0007】そして、上記ニードル弁体とねじパイプとを螺合し、つまみを回転させることによって、ニードル弁体を軸方向に移動し、その開度を制御できる構成にする一方、このつまみの回転数を表示する目盛りを設けた点に特徴を有する。 【0008】 【発明の実施の形態】図1および図2に示した実施例は、バルブケース11の組み付け孔12にねじパイプ13を回転自在に挿入している。このねじパイプ13は、その基端に大径部13aを形成し、この大径部13aを組み付け孔12に形成した段部に当接させ、この組み付け孔12から抜けるのを防止している。 【0009】また、ねじパイプ13の内部であって、その大径部13a側には雌ねじ部13bを形成している。なお、図中符号14は、ねじパイプ13の内部に固定したストッパーである。上記のようにしたねじパイプ13は、大径部13aとは反対側をバルブケース11から外方に突出させている。 【0010】さらに、上記組み付け孔12には、ねじパイプ13の大径部13aと対向するようにしてシート部材15を圧入して固定している。このシート部材15は、図2に示すように、二股状にしてなり、その中央部分に制御孔16を形成している。このようにしたシート部材15の二股部分の空間15aには、ニードル弁体17の支持部18を挿入している。この支持部18は、その側面に平坦部18aを形成し、この平坦部18aが上記二股状の部分に挟まれて、ニードル弁体17の回転が阻止されるようにしている。 【0011】上記のようにしたニードル弁体17には、その支持部18の外周に雄ねじ部18bを形成する一方、一端すなわちねじパイプ13とは反対端にニードル部19を形成している。このニードル部19は、先細り形状にするとともに、その軸中心を制御孔16の中心と一致させながら、そのニードル部19を制御孔16に臨ませている。 【0012】また、上記ニードル弁体17の雄ねじ部18bは、ねじパイプ13の雌ねじ部13bに螺合させている。したがって、このねじパイプ13を回転すれば、ニードル弁体17が回転を阻止されている分、そのリード角に応じて軸方向に移動することになる。このニードル弁体17の軸方向の移動によって、制御孔16の開度を制御できる。なお、ねじパイプ13に設けた前記ストッパー14は、ニードル弁体17が必要以上に移動して、ねじパイプ13内に完全に埋没しないようにするためのものである。 【0013】一方、バルブケース11の外方に突出させたねじパイプ13は、バルブケース11の側面に固定した支持部材20を貫通して、その外方に突出させている。そして、この突出部分には、つまみ21を固定している。したがって、このつまみ21を回転することによって、ねじパイプ13が回転し、それにともなってニードル弁体17が軸方向に移動して、制御孔16の開度を制御する。なお、図中符号22は、つまみ21とねじパイプ13とを固定するためのセットねじ孔である。 【0014】上記のようにしたつまみ21は、その基端側を目盛りカバー23で覆っているが、この目盛りカバー23は、上記支持部材20に固定するとともに、つまみ21に対しては、相対回転自在にしている。そして、この目盛りカバー23には、つまみ21との相対回転量を支持する目盛りを表示している。ただし、この目盛りは図示していない。 【0015】次に、この実施例の作用を説明する。制御孔16の開度を決めるためには、つまみ21を回転させるが、その回転量は、目盛りカバー23の目盛りを基準にする。このようにつまみ21を、目盛りを基準に回転させることによって、ニードル弁体17がその目盛りに対応した位置にセットされる。このようにしてニードル弁体17が位置決めされることによって、制御孔16の開度が制御されることになる。 【0016】上記のようにこの実施例のニードル弁によれば、ニードル弁体17を直接回転させずに、制御孔16の開度を制御できる。しかも、このニードル弁体17は、目盛りに合わせてつまみ21を回転させることによって、その位置を制御できるので、制御孔16の開度を計数化できる。 【0017】 【発明の効果】第1の発明によれば、つまみを目盛りに合わせて回転させることによって、制御孔の開度を計数化できる。このように制御孔の開度を計数化できるので、その開度調整が、勘に頼ることなくより客観的に正確にできることになる。また、ニードル弁体17は、その軸線方向に移動するだけなので、その中心を出しやすくなる。したがって、その製造コストも低く抑えることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】592189701 【氏名又は名称】日本空圧システム株式会社 【識別番号】000106760 【氏名又は名称】シーケーディ株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年12月25日(1998.12.25) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076163 【弁理士】 【氏名又は名称】嶋 宣之
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| 【公開番号】 |
特開2000−193131(P2000−193131A) |
| 【公開日】 |
平成12年7月14日(2000.7.14) |
| 【出願番号】 |
特願平10−368563 |
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