| 【発明の名称】 |
仕切弁の銘板取付構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】竹原 順治
【氏名】宮崎 隆行
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| 【要約】 |
【課題】操作時に容易に弁の口径を視認することができる弁の銘板取付構造を提供する。
【解決手段】弁箱に装着する弁箱蓋11の天蓋部に貫通孔14を形成し、貫通孔14に挿通して弁棒13を配置する弁において、弁棒13に嵌合する嵌合孔27を有する銘板26を弁箱蓋11の天蓋部に着脱自在に冠着したものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 弁箱に装着する弁箱蓋の天蓋部に貫通孔を形成し、貫通孔に挿通して弁棒を配置する弁において、弁棒に嵌合する嵌合孔を有する銘板を弁箱蓋の天蓋部に冠着したことを特徴とする仕切弁の銘板取付構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、仕切弁の銘板取付構造に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の地中に埋設する管路においては、その途中に仕切弁等の弁を配置し、弁の上方を被って弁筐を設けており、弁筐の上端開口にマンホール蓋を配置している。弁の開閉操作に際しては、マンホール蓋を取り外して、弁筐の上端開口から操作棒を挿入し、操作棒を介して弁の弁棒を回転操作している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、弁体を全開位置から全閉位置まで駆動するに要する弁棒の操作回転数および操作力は弁の口径毎に異なる定格を有し、弁棒の回転操作の要領は、口径毎に異なる。このために、弁の開閉操作に際しては、弁の口径を確認することが正確な操作を行なう上で不可欠である。 【0004】しかし、弁の口径は、弁の側方に鋳出すことが規定されており、地中やピット内に配置した弁の口径を弁筐の上端開口から視認することは出来ず、敷設時に作成した資料等によって弁の口径を確認するしかなく、資料の中から該当する弁を検索することが手数を要することから、通常は操作者の記憶や勘に頼った操作を行なっており、誤った過剰な弁棒の回転操作により、弁棒および弁体の損傷を招く恐れがあった。 【0005】本発明は上記した課題を解決するものであり、操作時に容易に弁の口径を視認することができる弁の銘板取付構造を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記した課題を解決するために、本発明の弁の銘板取付構造は、弁箱に装着する弁箱蓋の天蓋部に貫通孔を形成し、貫通孔に挿通して弁棒を配置する弁において、弁棒に嵌合する嵌合孔を有する銘板を弁箱蓋の天蓋部に冠着したものである。 【0007】上記した構成により、弁の開閉操作に際しては、弁筐の上端開口から操作棒を挿入し、操作棒を弁棒に係合する。このとき、弁棒の周囲において弁箱蓋の天蓋部に銘板が存在するので、操作者は操作棒と弁棒との係合作業と同時に、銘板に記された弁の口径を視認することができ、操作者の誤認による過剰な弁棒の回転操作によって弁棒および弁体が損傷することを防止できる。また、銘板は、嵌合孔において弁棒に嵌合して、弁箱蓋の天蓋部に冠着するので、弁箱蓋の天蓋部を被うことができ、異物の侵入を防止する防塵機能を発揮する。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図6において、弁箱蓋11は、弁箱(図示省略)の弁体収納部の開口を覆って配置するものであり、弁箱蓋11の内側に弁体12を配置している。 【0009】弁箱蓋11には、弁棒13を挿通するための貫通孔14を形成しており、貫通孔14の周縁部に、弁棒13に形成した鍔部13aを受け止める座部15を形成するとともに、座部15にスラストカラー15aを配置している。弁棒13の鍔部13aより先端側にはブッシュ16を嵌合装着しており、ブッシュ16を囲んで収納保持するブッシュ収納部17を弁箱蓋11に一体に形成している。 【0010】ブッシュ16は、内周面および外周面に環状溝18aを有し、各環状溝18aに弁棒13およびブッシュ収納部17との間をシールするOリング19aを配置している。またブッシュ16は上端側の内周面に形成した環状溝18bにダストシール19bを配置している。 【0011】ブッシュ16の上端の周縁部には、径方向外側に突出する可動舌部20を設けており、ブッシュ収納部17の開口周縁部には、径方向内側に突出して軸心方向において可動舌部20に係合する固定舌部21と、軸心方向において可動舌部20の通過を許容する潜り部22を設けている。 【0012】可動舌部20には、ブッシュ16の廻止ボルト23を螺合装着し、固定舌部21には、ブッシュ16の軸方向において廻止ボルト23の通過を許容し、径方向において廻止ボルト23を係止する切欠部24を形成している。弁棒13の先端にはキャップ25を装着している。 【0013】ブッシュ収納部17の天頂部には、弁棒13の周囲における開口を被って銘板26を着脱自在に冠着している。銘板26は樹脂もしくはゴムからなり、上面部に弁棒13に嵌合する嵌合孔27を有し、下端周縁部の内側面に突起部28を有しており、突起部28がブッシュ16の外周面に設けた溝部29に係合している。銘板26の天面には、弁の種別を示す定格を記している。 【0014】上記した構成における作用を説明する。ブッシュ16を装着するには、キャップ25および廻止ボルト23を外した状態で、弁棒13を嵌合挿入して軸心方向に押進め、ブッシュ収納部17の開口において可動舌部20を潜り部22において通過させ、ブッシュ収納部17にブッシュ16を配置する。その後に、ブッシュ16を軸心廻りに回転させて可動舌部20を固定舌部21に軸心方向において重ねて配置し、固定舌部21の切欠部24を通して廻止ボルト23を可動舌部20に装着固定する。 【0015】その後に、銘板26を嵌合孔27で弁棒13に嵌合する状態で、ブッシュ収納部17に冠着し、銘板26で弁箱蓋11の天蓋部を被い、弁棒13にキャップ25を装着する。 【0016】弁を地中やピットに配置して使用する場合において、弁の開閉操作に際しては、弁の上方を囲って埋設する弁筐(図示省略)の上端開口から操作棒を挿入し、操作棒を弁棒13の頂部に装着したキャップ25に係合する。 【0017】このとき、弁棒13の周囲において弁箱蓋11の天蓋部に銘板26が存在する。このため、操作者は操作棒と弁棒13との係合作業と同時に、銘板26に記された弁の口径を視認することができ、操作者の誤認による過剰な弁棒13の回転操作によって弁棒13や弁体12等が損傷することを防止できる。 【0018】また、銘板26は、嵌合孔27において弁棒13に嵌合して、ブッシュ収納部17に冠着し、弁箱蓋11の天蓋部を被うので、ブッシュ収納部17の開口部から異物が弁棒13とブッシュ16の間やブッシュ16の周囲に侵入することを防止して防塵性を発揮し、異物によって軸封部における止水性が阻害されることを防止し、軸封部の信頼性を高めている。 【0019】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、弁棒の周囲において弁箱蓋の天蓋部に銘板が存在するので、操作者は弁棒の操作時に、銘板に記された弁の口径を視認することができ、操作者の誤認による過剰な弁棒の回転操作によって弁棒および弁体が損傷することを防止でき、銘板が弁箱蓋の天蓋部に冠着して弁箱蓋の天蓋部を被うことにより、異物の侵入を防止する防塵機能を発揮できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001052 【氏名又は名称】株式会社クボタ 【識別番号】000142595 【氏名又は名称】株式会社栗本鐵工所
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| 【出願日】 |
平成10年10月16日(1998.10.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068087 【弁理士】 【氏名又は名称】森本 義弘
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| 【公開番号】 |
特開2000−120919(P2000−120919A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月28日(2000.4.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−294332 |
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