| 【発明の名称】 |
弁装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】ゲラン スコーク
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| 【要約】 |
【課題】弁装置の摩粍や閉鎖手段の付着の発生のような場合にも弁の開閉を正確に検出して正しい信号を出力する弁装置を提供する。
【解決手段】入口開口2、出口開口3及び流体チャンネル6を有する閉鎖手段4からなる弁1に於いて、弁の開放状態の流体チャンネル6に対向する上流側及び下流側位置に光源13を有する光ファイバ14及び光検出器16を有する光ファイバ15をそれぞれ配設する。弁の開閉状態をこの光源13、光ファイバ14、光検出器16及び光ファイバ15から構成される検出器で検出して、表示ユニット10へ信号を出力する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 可変の開口(2,28)を有する弁装置であって、前記開口を流体が流過するようになっており、前記開口(2,28)のサイズを変化させるために調整可能な閉鎖手段(4,25)と、開口サイズに応じて出力信号を生ぜしめるように適応させられたセンサユニット(9,29,46)とが設けられている形式のものにおいて、前記センサユニット(9,29,46)が、開口(2,28)を通過させられた光を検出し、光の検出に応じて出力信号を生ぜしめるように適応させられていることを特徴とする、弁装置。 【請求項2】 前記センサユニットが、検出器(16,20,32a〜n,33,41)と相補的な放射源(13,14,31,42)とから成っており、前記検出器と放射源とが、開口(2,28)の両側において一方を流体流れの上流に、他方を下流に位置決め可能である、請求項1記載の装置。 【請求項3】 検出器(32a〜n,33,41)が、開口サイズを決定するためにセンサユニット(29,46)内で使用可能な入射放射のレベルに比例した出力を提供するように適応させられており、センサユニットの出力信号が、少なくとも決定されたサイズを示す成分である、請求項2記載の装置。 【請求項4】 センサユニット(29)によって決定された開口サイズを表す入力を受け取り、該入力から開口(28)を通る流体の流れ値を計算し、計算された流れ値を表す信号を出力するために、開口(28)の上流及び下流における圧力を測定するように適応させられた手段(30)がさらに設けられている、請求項3記載の装置。 【請求項5】 前記検出器が、開口(28)の関連する領域を通過させられた光に応じた別々の出力をそれぞれ提供するように間隔を置いて配置された複数のエレメント(32a〜n)から成っている、請求項2から4までのいずれか1項記載の装置。 【請求項6】 検出器(32a〜n)による検出から周囲放射を排除するために配置された光を通さないハウジング(39,40)から成る、周囲の光の効果を抑制するための手段がさらに設けられている、請求項2から5までのいずれか1項記載の装置。 【請求項7】 検出器(41)が、光を通さないハウジング(40)内において開口(28)の下流に位置しており、光を通さないハウジング(40)に、検出器(41)によって検出するためにハウジング(40)内の平均的な光の強さを提供するために入射光を多様に反射させるために配置された反射させる内面(45)が設けられている、請求項6記載の装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、弁装置、特に弁の動作が自動的に監視されることができる弁装置に関する。 【0002】 【従来の技術】弁の操作、すなわち開閉の自動的な監視は、安全性が極めて重要な又は正確な制御条件において弁が使用される場合に特に役立つ。このような条件は、例えば、正確な用量の麻酔剤が患者へ供給されることを保証するために弁の動作が正確に制御されなければならない、患者人工呼吸システムに存在する。 【0003】患者人工呼吸において使用可能な1つの弁装置は、米国特許第5265594号明細書(オルソンその他)に記載されており、流体が流過する可変の開口を有している。弾性的なダイヤフラム閉鎖手段も設けられており、このダイヤフラム閉鎖手段は、協働する弁ステムの動作に応答して開口のサイズを変化させるように調整可能である。前記弁ステムの一部は、可動なソレノイド鉄心を形成している。また、センサユニットが設けられており、このセンサユニットは、ソレノイド及び弁ステムを含む電気回路の電気的な特性を監視することによって開口サイズを検出する。このように、ソレノイド内の弁ステムの位置が決定され、これにより、開口の開きの程度が示されてよい。開口サイズ又は開口サイズの変化を示す信号がセンサユニットから出力され、この信号は、ソレノイドに供給される電流を制御するために使用される。 【0004】防火スプリンクラシステムにおいて使用可能な別の弁装置が、米国特許第5584319号明細書(チョリン)に記載されており、光センサユニットを有しており、この光センサユニットから、弁が開放しているかどうかを示す信号が出力されてよい。センサユニットからの光は、弁ステムが開口を妨げなくなり弁を開放させるように移動させられた場合にのみ弁ステムから反射されて光検出器によって検出されるように配置されている。 【0005】両弁装置は、弁ステムの位置を監視することによって働く。弁ステムの位置を監視することにより、閉鎖エレメントの位置ひいては開口のサイズが推測されてよい。ある環境においては、例えば弁装置が摩耗する場合には、弁ステムは、弁開口のサイズのあらゆる変化が生じる前に移動し、誤った信号をセンサユニットから出力させるおそれがある。さらに、閉鎖手段の付着もまた、弁ステムにおいて行われる測定が、センサユニットから出力される誤った信号をもたらすことを再び意味する。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来の装置に関連した問題のうちの少なくとも1つを軽減することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、請求項1に記載されかつその特徴を有する弁装置が提供される。 【0008】 【発明の効果】周囲の光であるか又は専用光源からの光であってよい、弁の開口を通過する光を検出することによって、弁の開閉が直接に監視されてよい。次いで、検出された光は、開口の実際のサイズ又は単に弁が開放しているか閉鎖しているかどうかを示す、センサユニットからの出力信号を提供するために使用される。 【0009】センサユニットが、検出器と相補放射源とから成っており、検出器と放射源とが開口の両側において一方を流体流れの上流に他方に下流に位置決め可能であると有利である。これにより、弁装置は周囲の光がなくても使用されることができる。 【0010】検出器が、入射放射のレベルに比例した出力を提供するように適応させられており、この出力自体は、流体の流れのために開放した開口のサイズを計算する場合に使用されてよいので有利である。 【0011】センサユニットは、開口サイズの変化率を監視するためにも適応させられており、このことは、例えば弁の開放における望ましくない振動の存在を決定するために使用されてよい。 【0012】検出器は、複数の出力を提供するように構成されていてよく、この場合、それぞれの出力が、開口の関連する領域を通過した光を示すようになっている。複数の出力は、開口の関連した領域の動作を監視するために使用されると有利であり、例えばサイズのより正確な計算を提供するか又は開口の不均一な開きを明らかにする。 【0013】本発明による装置の有利な実施例は、所望の流れを得るために流体の流量の自動的な制御を提供する。このことは、センサユニットが開口の実際のサイズを示す信号を出力するように配置し、また、センサユニットから出力される信号を受け取り、測定された圧力差と入力開口サイズとから流れ弁を決定するために開口の上流と下流との圧力差を測定するように適応された手段から成る制御装置を提供することによって達成される。 【0014】 【発明の実施の形態】図1には、開口2を有する弁1の一部が示されており、前記開口2を通って流体が導管3に流れ接続されている。液密なハウジング5から成る閉鎖手段4が、開口2と液密に接続されて設けられており、前記閉鎖手段を流体チャネル6が貫通している。閉鎖手段4は、流体チャネル6が、開口2を通る流体の流れ方向に対してほぼ垂直であるような閉鎖位置と、チャネル6が流れ方向に対してほぼ平行であり、ひいては流体が流過する開口2のサイズを変化させるような開放位置との間で開口2内で回転可能であるように取り付けられている。閉鎖手段4には突起7が設けられており、この突起7は、閉鎖手段4が回転するときに、弁1の壁部内に設けられた溝8内を走行する。突起7と溝8とは、完全に開放した位置及び完全に閉鎖した位置において閉鎖手段4の回転を停止させるように協働するように配置されている。 【0015】完全に開放した弁1及び完全に閉鎖した弁に対応する開口2のサイズの変化を検出しかつ弁の動作状態(開放又は閉鎖)を表示する表示ユニット10へ信号を出力するためにセンサユニット9が提供及び形成されている。表示ユニット10は、単純に2つの視覚的なインジケータ11,12から成っており、これらのインジケータは、弁1がそれぞれ開放又は閉鎖されているときに相互排他形式で作動させられる。 【0016】センサユニット9は、公知の周波数のパルス出力を提供するように操作される発光ダイオード(LED)の光源13を有している。光をLED13から弁1内へ導くために第1の光ファイバ14が配置されており、これにより、LED13からの光が、完全に開放した又は完全に閉鎖した位置を占めている場合に閉鎖手段4のチャネル6を通過してよい。閉鎖手段4が回転させられて弁1を開放させた場合に、流体流れ方向に沿って第1の光ファイバから導管6を通過してくる光を捕捉するために、導管3内には第2の光ファイバ15が配置されている。第2の光ファイバ15は、捕捉した光を関連する光検出器16へ搬送し、この光検出器において光の強さに比例した電気信号が発生させられる。光検出器16からの電気信号は、LED13のパルス周波数において操作される位相判別検出器及び増幅器ユニット17へ送られる。次いで、正しい周波数及び位相の増幅された電気信号は、コンパレータ18へ送られ、このコンパレータ18において振幅が基準振幅と比較され、ユニット17からの信号の振幅が基準振幅と一致するか超過した場合にのみ視覚的なインジケータ11,12のいずれか一方を作動させるように、コンパレータ18から信号が出力される。このように、例えば弁1が部分的に開放しただけで生ぜしめられる誤信号に関する問題が低減される。 【0017】また、閉鎖手段4が回転させられて弁1を閉鎖させた場合に、流体流れ方向に対して垂直に第1の光ファイバから導管6を通過してくる光を捕捉するために、第3の光ファイバ19がセンサユニット9内に設けられており、この第3の光ファイバ19は、弁1の壁部内に配置されている。第3の光ファイバ19は、捕捉された光を関連する光検出器20へ送り、この光検出器20において光は光の強さに比例した電気信号を発生させる。光検出器20からの電気信号は、ユニット17へ、さらにコンパレータ18へ送られ、弁1が開放している場合について上に説明したのと同様の形式で処理される。 【0018】今度は、図2のソレノイドタイプの弁装置を説明する。弁装置の概略的な動作原理は、当該技術分野においてよく知られているので、実施例の新規の側面の理解を容易にするためにのみ十分に詳細に提供する。 【0019】弁21には開放端部22が設けられており、開放端部の開放縁部を取り囲むように弾性的なシール部材23が設けられており、このシール部材23に対して閉鎖部材25のシールヘッド24が押し付けられて弁21を閉鎖する。閉鎖部材25の弁ステム26は、シールヘッド24に作用的に結合されており、ソレノイド27の可動鉄心を形成している。したがって、ソレノイド27を流れる電流を変化させることによって、弁ステム26は移動させられ、これにより、シール部材23に対するシールヘッド24の相対的な位置を変化させる。したがって、この移動は、流体が流過するための開口28のサイズの結果的な変化を生ぜしめる。 【0020】弁装置はセンサユニット29も有しており、このセンサユニット29は、開口28を通過する光を検出するように適用されており、これにより、光から開口28の領域Aapを計算し、計算された領域を流れ制御ユニット30へ出力する。 【0021】センサユニット29は、光源31と、検出手段32a〜n,33と、マイクロプロセッサ34とから成っている。光源31は、弁21の開放端部22内に配置されており、開口28全体に亘って均一な照明を提供するように配置されている。光源31からの光が開口28を通過した後にこの光を集めるために、複数の光ファイバ32a〜nが設けられている。光ファイバ32a〜nは、開口28の異なる関連した領域を通過する光をそれぞれ集め、集められた光を検出ユニット33(例えば単一の光検出器)へ送るために配置されている。検出ユニット33は、全ての光ファイバ32a〜nからの光の積分強度に比例した電気信号を提供する。検出ユニット33は、(例えば単一の検出器を各光ファイバ32a〜nのための検出器と交換することによって)それそれの光ファイバ32a〜nからの光を区別するように適応させられてよく、これにより、各光ファイバ32a〜nによって集められた光の強さの変化は、弁が正しく開放しているかどうか、例えば、シールヘッド24のあらゆる部分が弾性的なシール部材23に付着しているかどうかを決定するために使用されてよい。 【0022】積分光強度を表す検出ユニット33からの出力は、マイクロプロセッサ34へ提供される。マイクロプロセッサ34は、この出力を、開口28の領域の計算において、光源31からの光出力の強さの値と共に使用するように構成されている(この値は、光源31の動作特性と光源に供給される電力との情報からマイクロプロセッサ34内で予め決定されて、計算されてよいか、又は別の検出ユニットを使用して直接に測定されてよい)。 【0023】流れ制御ユニット30は、開口28の両側における、流体の流れの上流の圧力Pup及び下流の圧力Pdownを個々に測定するために配置された圧力センサ35,36を有している。マイクロプロセッサ37は、センサ35,36によって測定された2つの圧力の間の比、Pr=Pup/Pdownを決定するように構成されている。明らかに、センサユニット29と制御ユニット30との個々のマイクロプロセッサ34,37の代わりに単一のマイクロプロセッサが使用されてよい。開口28の計算されたサイズを表すセンサユニット29からの出力は、制御ユニット30のマイクロプロセッサ37への入力でもあり、マイクロプロセッサ37は、公知の関係を用いて流量Qvolを計算するようにプログラムされている。 【0024】 Qvol=K.Pr.Aap (1) この場合、Kは、使用されるガスと温度とに依存した定数である。 【0025】マイクロプロセッサ37は、計算された流れ値を所望の流れ値と比較し、制御信号をソレノイド電力源38へ出力するようにもプログラムされている。これにより、ソレノイドを流れる電流を変化させ、開口28の領域を変化させ、計算された流れ値を所望の流れ値と一致させる。弁装置の全体は、不要な周囲の光を排除するために、光を通さないハウジング39内に収容されていてよい。 【0026】ある状況においては、特に弁21の内側の流体と外側の流体との間に小さな圧力差しか存在しない場合には、閉鎖部材の位置において振動が生じるおそれがあり、この振動は、弁21からの流体の流れに望ましくない振動をもたらすおそれがある。例えば、ソレノイド電力源38は、弁21の内側の特定の圧力における流体が閉鎖部材25を開放させ、これにより、所定サイズの開口ひいては所定の流れを生ぜしめるように働かされてよい。しかしながら、閉鎖部材25が開放するように移動すると、弁21内の流体圧力は低下する。このことは、閉鎖部材25を、開口28を閉鎖するように移動させ、これにより、弁21内の流体の圧力を増大させる。次いで、増大した圧力は、再び開放するように閉鎖部材25を移動させ、これにより、閉鎖部材25における振動運動が生ぜしめられる。 【0027】したがって、有利には、センサユニット29は、例えば、マイクロプロセッサ34が開口28の領域の変化率を決定するように配置することによって、閉鎖部材25の移動における振動を検出するように付加的に又は択一的に適応させられてよい。振動運動の検出に基づき、流れ制御ユニット30が、ソレノイド電力源38を制御して振動を排除するように働かされてよい。 【0028】図3には、弁装置の一部が示されており、前に説明した装置に共通の特徴には、同一の参照符号が付与されている。図2のハウジング39と同様の、光を通さないハウジング40が、検出器41から周囲の光を排除するために設けられている。この検出器41は、弁44の開放端部43内に配置された光源42から送られてくる光を集めるためにハウジング40内に配置されている。(光の経路を示す破線によって図3(b)に示したように)光源42から、シール部材23と閉鎖エレメント25との間に形成された開口28を通過する光が、多様な反射を行うように、ハウジング40の内面には反射コーティング45が提供されている。このように、検出器41は、開口28を通過する全ての光の積分強度又は平均の光の強さを検出する。したがって、検出される光の強さは、ハウジング40内の検出器41の配置にはほとんど依存せず、積分強度のの測定が、図2の装置において示したような多数の検出器光ファイバエレメント32a〜nを必要とすることなく提供される。ハウジング40内に位置した弁44の外壁にも、多様な反射ひいては光強度の平均化効果を高めるために反射コーティング45が設けられていてよい。検出器41は、マイクロプロセッサ34へ送られる、検出された光強さに比例した出力を提供する。このマイクロプロセッサ34は、検出器41及び光源42と相俟ってセンサユニット46を形成しており、このセンサユニット46は、開口28の領域を決定するために、ほぼ図2に関連して前に説明されたように働く。 【0029】請求されたような本発明の範囲内で、上に記載された実施例に変更が行われてよいことは当業者によって認められるであろう。例えば、以下のことに制限されないが、センサユニット9が弁1の開放位置又は閉鎖した位置のどちらかのみを活発に検出するように検出器16,20と個々の光ファイバ15,19とが1つずつ省略されてよい。連続的な出力光源が、センサユニット9の検出回路に行われなければならない結果的な変化を備えて、パルス光源13の代わりに用いられてよい。検出器16,20及び/又は光源13は、光ファイバ14及び/又は15,19を必要とせずに光を収集及び/又は搬送するように配置されてよい。光ファイバ32〜nの代わりに適切に位置決めされた複数の光検出器が用いられてよい。弁装置は、弁1,21から出る光の代わりに弁1,21に進入する光が検出されるように構成されてよい。周囲の光は、専用光源13,31からの光の代わりに用いられてよい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】593051272 【氏名又は名称】シーメンス−エレマ アクチボラゲット
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| 【出願日】 |
平成11年6月1日(1999.6.1) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100061815 【弁理士】 【氏名又は名称】矢野 敏雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−120918(P2000−120918A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月28日(2000.4.28) |
| 【出願番号】 |
特願平11−153885 |
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