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【発明の名称】 電動膨張弁
【発明者】 【氏名】佐藤 俊和

【要約】 【課題】冷媒の流量調節機構を設けた電動膨張弁では、冷媒流量の制御部材の支持機構が冷媒流路管を挟んで両側に設けられ、小型化及び設置の省スペース化が制限されていた。

【解決手段】冷媒流路を直線状に形成した冷媒流路管2内に、側壁に開孔21を開設した有底筒状の弁体19を収納し、先端を先細り円錐状に形成したスピンドルピン11と、当該スピンドルピン11を冷媒流路管2と直交する方向に移動させる駆動機構とを設け、スピンドルピン11の先端と前記開孔21とが係合するように弁体19を位置決めして冷媒流路管2内に固定し、スピンドルピン11の移動でスピンドルピン11の先端と開孔21との離接間隙を制御することにより冷媒の流量を調節する流量調節機構を構成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 冷媒流路を直線状に形成し、当該冷媒流路を流通する冷媒の流量調節機構を設けた電動膨張弁において、冷媒流路を直線状に形成した冷媒流路管(2)内に、側壁に開孔(21)を開設した有底筒状の弁体(19)を収納し、先端を先細り円錐状に形成したスピンドルピン(11)と、当該スピンドルピン(11)を冷媒流路管(2)と直交する方向に移動させる駆動機構とを設け、スピンドルピン(11)の先端と前記開孔(21)とが係合するように弁体(19)を位置決めして冷媒流路管(2)内に固定し、スピンドルピン(11)の移動でスピンドルピン(11)の先端と開孔(21)との離接間隙を制御することにより冷媒の流量を調節する流量調節機構を構成した電動膨張弁。
【請求項2】 弁体(19)の先端が当接して位置決めする弁受け(20)を冷媒流路管(2)内に固定し、当該弁受け(20)に弁体(19)の外周空間と連通する冷媒導入孔(20a、20b)を開設し、冷媒の流路を、弁体(19)の内部空間、開孔(21)、弁体(19)の外周空間、冷媒導入孔(20a、20b)で構成した請求項1記載の電動膨張弁。
【請求項3】 弁体(19)を黄銅材で製作した請求項1又は2に記載の電動膨張弁。
【請求項4】 弁体(19)後端面の開口形状を多角形状とした請求項1、2又は3に記載の電動膨張弁。
【請求項5】 スピンドルピン(11)を駆動するステップモーター又はパルスモータのコイル(3)の底面に複数の突片(7a〜7c)を形成し、コイル(3)の取り付け板の外周縁に沿って、突片(7a〜7c)が嵌入してコイル(3)を固定する凹部(8a)を配列した請求項1乃至4に記載の電動膨張弁。
【請求項6】 前記冷媒流路管(2)に代えて、金属体をくり扱いて直線状の冷媒流路(40)を形成した冷媒流路体(30)を用いた請求項1、2、3、4又は5に記載の電動膨張弁。
【請求項7】 前記冷媒流路管(2)に代えて、アルミなどの金属のダイキャスト成形で直線状の冷媒流路(40)を形成した冷媒流路体(30)を用いた請求項1、2、3、4又は5に記載の電動膨張弁。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍サイクルに配管されて冷媒の流量、減圧量を調節する電動膨張弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電動膨張弁としては、特開平9−100920号公報に記載されたようなものがある。この電動膨張弁は、流体配管が接続される弁ケーシング内の貫流空間にスライダ部材を設け、このスライダ部材を駆動装置で上下に移動させ、スライダ部材に形成した貫流通路の開度を調節することにより、冷媒の流量を制御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうした電動膨張弁は、スライダ部材の上下移動方向と冷媒の流通方向とが直交するように構成されているので、冷媒の流れに対抗してスライダ部材の移動精度を確保するため、スライダ部材を上下両側から支持する構造が採られている。そのため、スライダ部材の支持機構が冷媒流路管を挟んで両側に設けられ、電動膨張弁の小型化及び機器に組み込む場合の設置の省スペース化を制限するものであった。
【0004】この発明は、従来の電動膨張弁の流量調節機構を改良し、一方の支持機構を不要にして全体を略T字型に形成し、電動膨張弁の小型化及び設置の省スペース化を可能とする電動膨張弁を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明はかかる課題を解決するため、冷媒流路を直線状に形成した冷媒流路管内に、側壁に開孔を開設した有底筒状の弁体を収納し、先端を先細り円錐状に形成したスピンドルピンと、当該スピンドルピンを冷媒流路管と直交する方向に移動させる駆動機構とを設け、スピンドルピンの先端と前記開孔とが係合するように弁体を位置決めして冷媒流路管内に固定する。そして、スピンドルピンの移動でスピンドルピンの先端と開孔との離接間隙を制御することにより冷媒の流量を調節する流量調節機構を構成するものである。このように、開孔を通過する冷媒の方向とスピンドルピンの移動方向とを一致させ、スピンドルピンを片持ちで支持する構造とし、外形を略T字型に形成することで電動膨張弁の小型化を図るものである。
【0006】この電動膨張弁の具体的構成としては、請求項第2項に記載のように、弁体の先端が当接して位置決めする弁受けを冷媒流路管内に固定し、この弁受けに弁体の外周空間と連通する冷媒導入孔を開設し、冷媒の流路を、弁体の内部空間、開孔、弁体の外周空間、冷媒導入孔で構成することができる。
【0007】また、この弁体は、黄銅材で製作することにより、冷媒流路管内にろう付けして固定する場合にフラックスを不要とすることができる。
【0008】また、弁体後端面の開口形状を多角形状とすることにより、この開口形状に合致した治工具を用いて弁体の回転方向の位置決めを簡単に行うことができる。
【0009】請求項第5項に記載の発明は、スピンドルピンを駆動するステップモーター又はパルスモータのコイルの底面に複数の突片を形成し、コイルの取り付け板の外周縁に沿って、突片が嵌入してコイルを固定する凹部を配列して構成するものである。このように構成することにより、コイルを任意の回転角で固定可能とするとともに、取り付け後はコイルの回動を禁止し、スピンドルピンを確実に駆動することが可能である。
【0010】また、前記冷媒流路管に代えて、金属体をくり扱いて直線状の冷媒流路を形成した冷媒流路体や、アルミなどの金属のダイキャスト成形で直線状の冷媒流路を形成した冷媒流路体を用いることができる。こうした冷媒流路体の採用により、振動に対する信頼性と耐久性の向上を図ることができる。以下に、この発明の構成を図面を用いて詳細に説明する。
【0011】
【発明の実施の形態】図面はこの発明に基づく具体的な実施の形態を示し、図1〜7は最初の実施例である。本例において、電動膨張弁は、内部に構成部材を収納するケーシングである本体1の下段に、直線状の冷媒流路を形成した冷媒流路管であるTテーズ2(鋼管を内部が連通するようにT型に接続したもの)が取り付けられ、本体1の外周に、円筒状のパルスモータ用コイル3が固定され、全体の外形が倒立略T字型に形成されている。
【0012】コイル3の下面に板バネ4が取り付けられ、この板バネ4は、SUSバネ鋼をドーナッツ型に打ち抜いて形成され、コイル3の下面に設けた複数の鍵形の突起5a〜5dに対応する位置に突起挿入切り込み6a〜6dが周縁に形成され、この突起挿入切り込み6a〜6dを突起5a〜5dに嵌合させて取り付けられている。なお、突起挿入切り込み6a〜6dは、複数の異なる種類のコイルに対応することができるような位置に配置しても良い。
【0013】板バネ4の内側には、下方に突出する内ダボ7a〜7cが120度間隔で3個設けられ、一方、本体1底面を形成するシェルカバー8にフランジが形成され、このフランジの外周縁に沿って、内ダボ7a〜7cが嵌入して本体1の外周にコイル3を固定する凹部8aが形成されている。凹部8aは、本体1の外周で所定の回転角ごとに回転した位置でコイル3を固定可能とするために、等間隔で配列されている。本例では、30度間隔で一周に12個配列されており、コイル3を30度ごとの回転角で任意の位置に固定することができ、電動膨張弁を機器内に組み込む際のリード線取り出し部3aを、最適な位置に自在に設定することが可能とされている。なお、凹部8aを60度ごとに6個配列すれば、60度ごとの回転角でコイル3を固定することができる。
【0014】本体1の軸心には、アルミダイキャストで成形した円筒形のホルダ10に保持されてスピンドルピン11が設けられ、スピンドルピン11の先端は先細り円錐状に形成されている。このホルダ10は、NCによる削り出し又は鍛造により製作しても本発明の要旨から外れるものではない。スピンドルピン11は上端がホルダー10に固着され、ホルダ10内に収納したスプリング12によって常時下方に付勢されている。ホルダー10の上下両面には円盤形のストッパー13、14がかしめて固着され、これらに対向するように、本体1の上下両面にストッパー15、16が設けられている。
【0015】ストッパー13は、図5に示すように、SUS材をプレスで切り抜いた後に切り起こし加工して切り起こし片13aが形成され、他のストッパー14、15、16にも同様に切り起こし片14a、15a、16aが形成されている。これらのストッパー13、14、15、16は、スピンドルピン11の移動範囲を一対で規定し、ホルダー10の回転に連動してストッパー13、14が回転し、相対向する切り起こし片13aと15aが当接した位置でスピンドルピン11の上死点(全開)、相対向する切り起こし片14aと16aが当接した位置で下死点(全閉)が設定されている。この上死点、下死点の位置は、これら切り起こし片13a、14a、15a、16aの高さの設定で調整することが可能である。
【0016】ホルダー10の内周面にはメネジが切られ、これに螺合するオネジを外周面に形成したホルダー受け17が、Tテーズ2の垂直部2a内に下端部を固定して設けられ、ホルダー10の回転で、連動するスピンドルピン11がホルダー受け17の軸心に沿って上下に移動するように構成されている。
【0017】なお、前記シェルカバー8は、Tテーズ2の垂直部2a外周面に接合するとともに、本体1の下端部に接合して本体1の底面を密閉し、一方、本体1の頭部をシェルカバー9で密閉し、本体1の気密性を確保して冷媒の漏出が防止されている。
【0018】ホルダー10の外周にはマグネット18が取り付けられ、コイル3から生じた回転磁界でホルダー10が回転するように構成されている。したがって、磁界の回転方向を切り替えてホルダー10の回転方向を変え、スピンドルピン11の上下の移動方向が切り替えられる。ここで、コイル3は、板バネ4及びシェルカバー8で本体1外周に固定されているので、コイル3の通電時にマグネット18の磁力の反作用で本体1外周を回動することはなく、スピンドルビン11を所定の位置へ確実に駆動することができる。これらコイル3、マグネット18、ホルダー10がスピンドルピン11を上下に移動させる駆動機構を構成している。
【0019】Tテーズ2の直線状部2b内には、先端が閉じた有底円筒状に形成した弁体19が一方から収納され、他方からは弁受け20が挿入されている。弁体19、弁受け20は黄鋼製であり、直線状部2b内に嵌入後(又は圧入後)、各々が直線状部2bの内壁に密着するようにろう付けされる。したがって、黄鋼材を使用することによって、ろう付け用のフラックスが不要となっている。
【0020】弁体19の側壁には、弁体19内に連通する開孔21が開設され、この開孔21は、スピンドルピン11の下降で先端が嵌合して閉塞される形状であり、かつ位置合わせされている。弁体19は、開孔21を開設した部分の外径が、ろう付けで直線状部2b内壁に接合される後端部の外径より小さく設定され、外形が2段に形成されている。その結果、開孔21を開設した部分は、直線状部2b内に収納されて外周に空間が形成され、この外周空間に連通するように、弁受け20の周縁の適宜の位置を切り欠いて、弁受け20には冷媒導入孔20a、20bが開設されている。
【0021】弁体19の直線状部2b内での前後の位置台わせは、直線状部2b内の所定の位置に予め圧入された弁受け20に、弁体19の先端を当接させて行われる。また、弁体19後端面の開口形状は6角形状に形成され、開孔21のスピンドルピン11の先端との位置合わせは、この6角形の開口22に6角レンチなどの治工具を挿入して回転させて行われる。ここで、開孔21の円周上の位置は、6角形状に対応した位置に形成されているので、開口22の回転角を合わせることで開孔21の回転位置を合わせることができる。このように、弁体19後端面の開口形状を多角形状とすることにより、この開口形状に合致した治工具で弁体の回転方向の位置決めを簡単に行うことができる。以上のように、弁体19の取り付け作業は、最初に弁受け20の直線状部2b内への圧入、弁体19の直線状部2b内への圧入と位置合わせ、弁体19、弁受け20のろう付けの順で進められる。
【0022】このTテーズ2における冷媒の流れは、直線状部2bのA側から流入する冷媒は(図1の実線矢印)、冷媒導入孔20a、20bを通過して弁体19の外周空間内に流入し、開孔21とスピンドルピン11の先端との離接間隙による流量調節機能で設定流量に制御されて弁体19内へ流入し、直線状部2bの他方の側から流出する。冷媒の流れる方向を切り替えて直線状部2bの他方の側から流入する冷媒は(図1の破線矢印)、これと逆の順に流通する。
【0023】このように構成された電動膨張弁の動作は、最初にホルダー10が下死点に至るまでコイル3へパルス(予め定められた数のパルス)を連続して出力する。この下死点では、スピンドルピン11の先端が開孔21を確実に閉塞するようにスプリング12によって予め調整されている。したがって、スピンドルピン11を上方へ駆動する際の何パルスかでは開孔21は塞がれたままの状態である。
【0024】次いで、所望の開度(冷媒の流量)に対応する数のパルスをコイル3へ出力してスピンドルピン11を上方へ移動させ、開孔21とスピンドルピン11の先端との離接間隙による流量調節機能で所定の冷媒流量に調節する。この後は所望の開度の増減量に対応するパルスを出力し、スピンドルピン11の上死点と下死点との間で冷媒流量を制御するものである。
【0025】図8、9は、この発明の他の実施例を示すものであり、前例のTテーズ2に代えて、真鍮材をくり抜いて直線状の冷媒流路を形成した冷媒流路体30(冷媒流路管に相当)を用いたものである。冷媒流路体30は、直線状の冷媒流路を成形するように形成した金型で、アルミなどの金属をダイキャスト成形して製作することもできる。
【0026】本例において、前例と同一の構成には同一符号を付して説明は省略する。この冷媒流路体30には、左右両側からそれぞれ内径が順次小径となる1段目31、34、2段目32、35、3段目33、36の順に削り込まれた後、中央で連通させて直線状の冷媒流路40が形成されている。この削り込む段数は、所定の内径が得られれば3段に限るものではなく、2段又は4段以上であっても良い。
【0027】一方の3段目33の部分には、ドーナッツ状の弁受け37が挿入されて段部にろう付けして固定され、この弁受け37には前記弁受け20と同様に、冷媒導入孔37a、37bが開設されている。
【0028】他方側から冷媒流路40内に挿入される弁体38は、前記弁体19と同様に、一方が閉じた有底円筒形状に形成され、弁体38内に連通する開孔41が側壁に開設されている。弁体38の後端部にはフランジ38aが形成され、このフランジ38aの周溝にOリング39を設けてシールされ、フランジ38aが3段目36の段部に当接して位置決めされている。弁体38は、フランジ38aを3段目36の内壁にろう付けした後、先端片38bを弁受け37にかしめて固定されている。なお、開孔41は前例と同様に、スピンドルピン11の先端が嵌合した際に閉塞される形状であり、かつ位置合わせされ、開孔41とスピンドルピン11の先端との離接間隙で所定の冷媒流量に調節するように構成されている。
【0029】冷媒流路体30は、冷媒流路40に直交するように上面から開設した開口にホルダー受け17が気密に接合され、シェルカバー8でホルダー受け17を接合して本体1に冷媒流路体30が取り付けられている。スピンドルピン11及びその駆動機構は前例と同一に構成され、所望の開度(冷媒の流量)に対応する数のパルスをコイルへ出力してスピンドルピン11を上下に移動させ、冷媒流量を制御する。
【0030】冷媒流路体30に接続される冷媒配管44、45には、アルミダイキャスト又は削り出しによるフランジ体42、43が取り付けられ、冷媒配管44、45を拡管して固定されている。ここで冷媒配管44、45の中心と弁体38の中心とが一致され、各冷媒配管44、45の先端は、2段目32、35に収まる程度にフランジ体42、43から突出し、この接続部分の周溝にはOリング55、56が設けられている。
【0031】フランジ体42、43に、冷媒流路体30の左右側壁に穿孔したネジ穴48、49に対応する位置にボルト貫通孔46、47が開設され、ボルト50、51を締結してフランジ体42、43を冷媒流路体30に取り付け、冷媒配管44、45が接続される。なお、フランジ体42、43には、冷媒流路体30の左右側壁の任意の位置に穿孔した穴54(片方のみ図示)に嵌合する突起52、53が設けられ、位置合わせが簡単に行われるように構成されている。なお、フランジ体42、43と冷媒流路体30との接合部にろう付けを施して気密を確保しても良く、冷媒流路体30のネジ穴48、49を連通させた貫通孔とし、この貫通孔とボルト貫通孔46、47とを単一のボルトとナットで締め付けることにより、冷媒配管44、45を接続する構成とすることもできる。
【0032】このように本実施例では、金属体で形成した冷媒流路体30を用い、さらに冷媒配管44、45の接続にフランジ体42、43を併用することで堅固に連結されるとともに、肉薄の部分が減少し、振動に起因する冷媒配管44、45の割れやろう付けの剥がれが抑制され、特に、自動車などの乗り物に用いた場合の信頼性や耐久性の向上を図ることができるものである。
【0033】
【発明の効果】以上のようにこの発明の電動膨張弁は、冷媒流路管2と直交する方向に移動するスピンドルピン11の先端と、弁体19の側壁に開設した開孔21との離接間隙を制御して冷媒の流量を調節するので、スピンドルピン11の移動方向とスピンドルピン11周辺での冷媒の流れる方向とを一致させることにより、スピンドルピン11を片持ちで支持することが可能となり、支持機構及び駆動機構を簡素化することができる。その結果、電動膨張弁は略T字型の小型に形成され、機器内に組み込む場合の省スペース化を図ることができるものである。
【0034】また、弁体19を黄鋼材で製作してろう付けを施す場合のフラックスを不要とし、弁体19後端面の開口形状を多角形状として弁体19の位置合わせを容易とし、電動膨張弁の組立作業性の向上を図ることができるものである。
【0035】さらに、底面に形成した複数の突片を取り付け板の外周縁に沿って配列した凹部に嵌入させてコイル3を取り付けることにより、コイル3を任意の回転角で簡単に固定可能として組立性のさらなる向上が図れるとともに、コイル3の回動を禁止してスピンドルピン11を確実に駆動することができる。
【0036】また、冷媒流路管に代えて、金属体をくり扱いて直線状の冷媒流路を形成した冷媒流路体30や、アルミなどの金属のダイキャスト成形で直線状の冷媒流路を形成した冷媒流路体30を採用することにより、振動に対する信頼性と耐久性の向上を図ることができるものである。
【出願人】 【識別番号】591193691
【氏名又は名称】株式会社イズミ技研
【出願日】 平成10年10月17日(1998.10.17)
【代理人】 【識別番号】100088535
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 聰
【公開番号】 特開2000−120907(P2000−120907A)
【公開日】 平成12年4月28日(2000.4.28)
【出願番号】 特願平10−331879