| 【発明の名称】 |
封水リング |
| 【発明者】 |
【氏名】内田 貞雄
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| 【要約】 |
【課題】安価で、適用範囲の広い封水リングを提供する。
【解決手段】流体機械の軸貫通部であるスタフィングボックス2内に設けるグランドパッキング4間に介在させる封水リング10を、断面方形のコイルばねの両端を結合させてリング状とした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 流体機械の軸貫通部であるスタフィングボックス内に設けるグランドパッキング間に介在させる封水リングを、断面方形のコイルばねの両端を結合させてリング状としたものであることを特徴とする封水リング。 【請求項2】 前記コイルばねの両端部を接続ピースに嵌合してリング状としたことを特徴とする前記請求項1に記載の封水リング。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、流体機械、特にターボ形ポンプの軸貫通部であるスタフィングボックス内に設けるグランドパッキング間に介在させる封水リング(ランタンリングとも言う)に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、ターボ形ポンプの軸貫通部にグランドパッキングを軸封装置として用いる場合、図3に示すように、ポンプケーシング1に設けたスタフィングボックス2に、ネッキブッシュ3を介してグランドパッキング4を装着し、グランド5をグランドボルト6により押圧して回転軸7とポンプケーシング1間をシールする。この場合、グランドパッキング4の冷却あるいは負圧防止(ドライ運転防止)等のために、グランドパッキング4,4間に金属製、合成樹脂製で中間部に貫通孔を有する溝部を備えた封止リング8を介在させ、スタフィングボックス2に設けた注孔9から揚水あるいは清水を注水するようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、封止リング8が金属製の場合には、金属材料を切削、打抜き、接合により製作するため高価なものとなる。また、合成樹脂製の場合には、耐熱性、耐薬品性、耐久性に限界があり適用範囲が限られるとともに金型を必要とするため高価なものとなる。しかも、これら封止リング8は、回転軸7の径、スタフィングボックス2の径に応じて製作するため、多品種少量生産ではさらに高価になるという課題を有する。したがって、本発明は安価で、回転軸径およびスタフィングボックス径が一定範囲のものに兼用することのできる封水リングを提供することを目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達成するために、封水リングを流体機械の軸貫通部であるスタフィングボックス内に設けるグランドパッキング間に介在させる封水リングを、断面方形のコイルばねの両端を結合させてリング状としたものである。また、前記コイルばねの両端部を接続ピースに嵌合してリング状としてもよい。 【0005】 【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態について図1にしたがって説明する。図から明らかなように、本発明は封水リング10を、所定寸法の金属線材11からなる断面方形のコイルばねあるいは長尺のコイルばねを所定寸法に切断し、線材11の両端部を溶接してリング状としたものである。 【0006】なお、線材の材質は、多種の市販のばね用線材から使用液に応じた材質のものとすればよい。 【0007】そして、コイルばねをリング状にする場合、その自然な状態の外径が、スタフィングボックス内径よりも大きくなるように、スタフィングボックス内径の円周長さより若干長いものをリング状とする。 【0008】この封水リング10は、前半部のグランドパッキングをスタフィングボックス内に挿入した後に若干外径を圧縮して挿入し、その後、後半部のグランドパッキングを挿入し、その後、従来同様グランドで押圧すればよい。この場合、封水リング10の外面はスタフィングボックス内面に圧着し、封水リング10の内面は回転軸と接触することはない。 【0009】また、コイルばねの両端接合は、溶接に限らず、両端部をコイルばねの内径より若干大きい接続ピースの両端部に嵌合してリング状としてもよい。 【0010】 【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明にかかる封水リングによれば、コイルばねをリング状としたものであり、高価な金型や特殊な治具を必要とせず安価である。しかも、コイルばねの弾性を利用してスタフィングボックス内に挿入するため、1種類で一定範囲の回転軸径、スタフィングボックス内径のものに適用可能であり、従来よりも少ない品種の封水リングで対応でき、在庫管理も容易である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000152170 【氏名又は名称】株式会社酉島製作所
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| 【出願日】 |
平成11年2月22日(1999.2.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062144 【弁理士】 【氏名又は名称】青山 葆 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−240808(P2000−240808A) |
| 【公開日】 |
平成12年9月8日(2000.9.8) |
| 【出願番号】 |
特願平11−43081 |
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