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【発明の名称】 ピストンリング
【発明者】 【氏名】岩下 誉二

【氏名】山下 信行

【要約】 【課題】耐Al凝着性、耐焼付性、初期なじみ性等の摺動特性に優れたピストンリングを提供する。

【解決手段】ピストンリング1の上下面に直接、あるいはガス窒化層2やCrめっき皮膜5の硬質表面処理層上に、下地皮膜3を介してダイヤモンドライクカーボン皮膜4を0.5〜30μmの厚さで形成する。ダイヤモンドライクカーボンは、1.アモルファス炭素構造、2.ダイヤモンド構造を一部有するアモルファス炭素構造、3.グラファイト構造を一部有するアモルファス炭素構造の何れかの形態をとる。また、下地皮膜は、Si、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた1又は2以上の元素:70原子%以上100原子%未満,残部:炭素、又は前記1又は2以上の元素:100原子%からなる。なお、ピストンリング1の外周面に上記皮膜を同様に形成することもできる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 摺動面にダイヤモンドライクカーボン皮膜が被覆されているピストンリングであって、前記ダイヤモンドライクカーボン皮膜の下に、Si、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた1又は2以上の元素:70原子%以上100原子%未満,残部:炭素、又は前記1又は2以上の元素:100原子%からなっている下地皮膜が被覆されていることを特徴とするピストンリング。
【請求項2】 前記下地皮膜の厚さが、前記ダイヤモンドライクカーボン皮膜の厚さと下地皮膜の厚さとの和の1〜35%であることを特徴とする請求項1記載のピストンリング。
【請求項3】 前記ダイヤモンドライクカーボン皮膜が、Si、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた1又は2以上の元素を5〜40原子%含んでいることを特徴とする請求項1又は2記載のピストンリング。
【請求項4】 前記下地皮膜が、Crめっき皮膜、窒化層、及びイオンプレーティング皮膜のいずれかの硬質表面処理層の上に被覆されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載のピストンリング。
【請求項5】 前記下地皮膜が、摺動面に直接被覆されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載のピストンリング。
【請求項6】 前記摺動面が、ピストンリングの上下面の少なくとも一面であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のピストンリング。
【請求項7】 前記摺動面が、ピストンリングの外周面であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のピストンリング。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用ピストンリングに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のエンジンは高出力化、高回転化、長寿命化され、更に排気ガス規制に対応する必要がある。このため、ピストンリングの使用環境は益々苛酷になっている。通常、このようなエンジンのピストンリングの上下面や外周面には、Crめっき皮膜、窒化層、あるいはPVD皮膜等の硬質表面処理層が形成される例が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、窒化層やPVD皮膜を有するピストンリングは、Al合金製ピストンのリング溝を攻撃する傾向がある。特に窒化層を有するピストンリングは、上下面にAl凝着現象を起こし、リング溝の摩耗を増大させることがある。
【0004】また、エンジン運転の初期の段階は、シリンダとピストンリングのなじみが充分になされていないので、前述の硬質表面処理層を形成したピストンリングとシリンダが焼き付きを起こすことがある。このため、これらの硬質表面処理層の初期なじみ性を改善する方法、あるいは耐焼付性と耐摩耗性を兼ね備えた硬質表面処理層が求められている。
【0005】上記に対して、以下の技術が提案されている。
1.特開平8−184375号
窒化層又はPVD皮膜の上に、MoおよびCrのいずれかまたは両方で98.0〜99.5%、残Nからなる皮膜をPVD法により形成し、初期なじみ性を改善する。
2.特公平5−54594号
CBN、TiC、Ti(C,N)、SiC、ダイヤモンドまたはAl23 からなる超硬質コーティング膜の上にTiN皮膜を形成して、耐焼付性を改善する。
【0006】他方、人造ダイヤモンド材の被覆に関して、以下の提案がある。
3.特開平3−260362号
ピストンの頂面と外周面とリング溝と、ピストンリングとに人造ダイヤモンド材の薄い被覆を施して耐久性を高める。また、ダイヤモンドライクカーボン皮膜に関して、以下の提案がある。
4.特開平5−179451号
フェライトを含む鉄系材料で構成される一方の摺動面と組み合わせる他方の摺動面に、W及び/又はSiが分散したアモルファス炭素を主成分とする皮膜を形成し、フェライト組織の凝着を抑制する。この技術は、例えばパワーステアリング機構に使用される油圧バルブ装置に使用される。
【0007】しかし、上記1.の技術は、より厳しい条件下では、Mo,Crの皮膜が急速に摩滅する不都合がある。上記2.の技術は、TiN皮膜が硬質すぎるので、耐焼付性付与の効果が充分に得られない。上記3.の技術は、人造ダイヤモンド材の薄い被覆の詳細について何等説明していない。上記4.の技術は、Al合金製のピストンと組み合わされるピストンリングの上下面におけるAl凝着については全く記載していない。また、上記技術の他に、固体潤滑材を含有させた合成樹脂被覆をピストンリングの上下面に施すと、エンジン運転の初期にAl凝着を抑止できることが知られている。しかし、樹脂被覆は耐摩耗性が低いので、Al凝着抑止効果が長続きしない不都合がある。
【0008】本発明の目的は、耐Al凝着性、耐焼付性、初期なじみ性等の摺動特性に優れたピストンリングを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、摺動面にダイヤモンドライクカーボン皮膜が被覆されているピストンリングであって、前記ダイヤモンドライクカーボン皮膜の下に、Si、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた1又は2以上の元素:70原子%以上100原子%未満,残部:炭素、又は前記1又は2以上の元素:100原子%からなっている下地皮膜が被覆されていることを特徴とする。
【0010】上記本発明の皮膜を形成しているダイヤモンドライクカーボンは、次の何れかの形態をとる。
1.アモルファス炭素構造2.ダイヤモンド構造を一部有するアモルファス炭素構造3.グラファイト構造を一部有するアモルファス炭素構造【0011】摺動面は、ピストンリングの上下面や外周面であり、前記本発明の皮膜はピストンリングの上面、下面、及び外周面の少なくとも一面に被覆される。
【0012】本発明のピストンリングの摺動面は、母材側から、ピストンリング母材−下地皮膜−ダイヤモンドライクカーボン皮膜又は、ピストンリング母材−硬質表面処理層−下地皮膜−ダイヤモンドライクカーボン皮膜の積層構造を有している。硬質表面処理層はCrめっき皮膜、窒化層、あるいはイオンプレーティング皮膜が使用される。
【0013】ダイヤモンドライクカーボン皮膜は、耐Al凝着性、耐摩耗性、及び耐焼付性が本来高いが、Si、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた1又は2以上の元素(金属及び炭化物の一方又は両方の形態で存在)を5〜40原子%含ませることによって、耐Al凝着性、耐摩耗性、及び耐焼付性を向上させることができる。
【0014】下地皮膜は、ピストンリング母材又は、Crめっき皮膜、窒化層及びイオンプレーティング皮膜のいずれかの硬質表面処理層と強固に結合し、ダイヤモンドライクカーボン皮膜とも強固に結合する。同時に、ダイヤモンドライクカーボン皮膜の内部に生じる歪みを緩和する。
【0015】このため、本発明のダイヤモンドライクカーボン皮膜は、密着性が高く、使用中にクラック、脱落あるいはピット等の欠陥が発生しにくい。
【0016】下地皮膜の厚さは、ダイヤモンドライクカーボン皮膜の厚さと下地皮膜の厚さとの和の1〜35%とするのがよい。1%を下回ると、ダイヤモンドライクカーボン皮膜の内部に生じる歪みを緩和する効果が得られない。35%を上回ると、摺動面側からの負荷、変形等に対して背後からダイヤモンドライクカーボン皮膜を保護する硬質表面処理層の保護作用が得られず、また、ダイヤモンドライクカーボン皮膜が摩耗後露出する下地皮膜の耐焼付性が低いため、耐焼付性が低下してしまう。
【0017】本発明の下地皮膜は、耐焼付性を考慮した皮膜厚さを有しており、ダイヤモンドライクカーボン皮膜が初期なじみの役割を終えて摩滅した後、速やかに摩耗して、耐焼付性を損なうことがない。
【0018】Crめっき皮膜、窒化層及びイオンプレーティング皮膜のいずれかの硬質表面処理層は、高硬度で、摺動面側からの負荷、変形等に対して背後からダイヤモンドライクカーボン皮膜を保護し、ダイヤモンドライクカーボン皮膜及び下地皮膜が摩滅した後、ピストンリングの耐摩耗性を担うことができる。
【0019】以上のように、本発明のピストンリングは、ダイヤモンドライクカーボン皮膜の密着性に優れており、耐Al凝着性、耐焼付性、初期なじみ性が優れ、特にAl合金製のシリンダボア及びピストンのリング溝に対して有効である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1及び図2により説明する。
【0021】図1(a)において、ピストンリング1の全表面にはガス窒化層2が5〜150μmの厚さで形成されており、上下面のガス窒化層2上に、下地皮膜3を介して、Si、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた1又は2以上の元素を5〜40原子%含むダイヤモンドライクカーボン皮膜4が0.5〜30μmの厚さで形成されている。ダイヤモンドライクカーボン皮膜4の硬度はHV700〜2000の範囲内にある。下地皮膜3は、Si、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた1又は2以上の元素:70原子%以上100原子%未満,残部:炭素、又は前記1又は2以上の元素:100原子%からなっている。下地皮膜3の厚さは、ダイヤモンドライクカーボン皮膜4の厚さと下地皮膜3の厚さとの和の1〜35%の範囲内にある。
【0022】図1(b)は別の例を示し、図1(a)において全表面に形成するガス窒化層2に代えて、Crめっき皮膜5を外周面と上下面に1〜150μmの厚さで形成した例である。
【0023】図1(c)は更に別の例を示し、図1(a)において全表面に形成するガス窒化層2に代えて、窒化クロム(CrN、Cr2 N)や窒化チタン(TiN)等のイオンプレーティング皮膜6を外周面に形成した例である。
【0024】図1では、下地皮膜3とダイヤモンドライクカーボン皮膜4をピストンリング1の上下面に形成したが、上下面の一方の面にだけ形成することもできる。
【0025】図2(a)において、ピストンリング1の全表面にはガス窒化層2が5〜150μmの厚さで形成されており、外周面のガス窒化層2上に、下地皮膜3を介して、Si、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた1又は2以上の元素を5〜40原子%含むダイヤモンドライクカーボン皮膜4が0.5〜30μmの厚さで形成されている。ダイヤモンドライクカーボン皮膜4の硬度はHV700〜2000の範囲内にある。下地皮膜3は、Si、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた1又は2以上の元素:70原子%以上100原子%未満,残部:炭素、又は前記1又は2以上の元素:100原子%からなっている。下地皮膜3の厚さは、ダイヤモンドライクカーボン皮膜4の厚さと下地皮膜3の厚さとの和の1〜35%の範囲内にある。
【0026】図2(b)は別の例を示し、図2(a)において全表面に形成するガス窒化層2に代えて、Crめっき皮膜5を外周面に5〜150μmの厚さで形成した例である。
【0027】以下に、前記下地皮膜3とダイヤモンドライクカーボン皮膜4の製造方法を説明する。下地皮膜3とダイヤモンドライクカーボン皮膜4は、反応性イオンプレーティング法や反応性スパッタリング法等のPVD法によって被覆することができる。以下にその一例を示す。
【0028】ピストンリングを反応性スパッタリング装置にセットし、真空引き後、回転させつつ、Ar等の不活性ガスを導入し、イオンボンバードメントで表面を清浄化した後、炭素系ガス例えばメタン等の炭化水素ガス雰囲気中にてSi、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた1又は2以上の元素からなる金属ターゲットがAr等のイオンでスパッタリングされ、蒸発した金属がピストンリングに下地皮膜として被覆される。皮膜中のSi、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた1又は2以上の元素の含有比率は、炭化水素ガスの流量を調整することによって調整できる。下地皮膜が金属元素100原子%からなる場合は、炭素系ガスは不要である。
【0029】以上の下地皮膜形成の後、炭化水素ガス流量と、Si、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた1又は2以上の元素からなる金属ターゲットからの金属の蒸発速度を調整して、ダイヤモンドライクカーボン皮膜が被覆される。
【0030】Si、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた1又は2以上の元素の含有比率は、これらの蒸発速度及び反応ガス圧力を調整することによって調整できる。
【0031】以下、本発明のピストンリングについて、ダイヤモンドライクカーボン皮膜の密着性を評価した叩き試験と、耐焼付性試験の試験結果を説明する。
【0032】13Crステンレス鋼製のピストンリングに前述した方法によって被覆した皮膜を表1に示す。皮膜は、ピストンリング母材側から硬質表面処理層、下地皮膜、ダイヤモンドライクカーボン皮膜が順次形成される。
【0033】表1における硬質表面処理層の硬度等は次の通りである。
ガス窒化層は、硬度:HV1100、窒化厚:50μmCrめっき皮膜は、硬度:HV:950、めっき厚:70μmイオンプレーティング皮膜は、CrN皮膜で、硬度:HV1800、膜厚:30μmである。
【0034】表1におけるダイヤモンドライクカーボン皮膜に含まれる金属元素の割合は、実施例1,3,6及び比較例4:Si15原子%実施例2,5及び比較例2,5:Cr30原子%実施例4及び比較例3,6 :Ti10原子%である。
【0035】

注1):表1のDLC皮膜は、ダイヤモンドライクカーボン皮膜である。
注2):表1の下地皮膜厚%は、ダイヤモンドライクカーボン皮膜の厚さと下 地皮膜の厚さとの和に対する下地皮膜の厚さの比率である。
【0036】1.叩き試験表1の皮膜を、下地皮膜とダイヤモンドライクカーボン皮膜は上下面、ガス窒化層は全表面、Crめっき皮膜及びイオンプレーティング皮膜は上下面に形成したピストンリングを用いて、ピストン叩き試験を行った。
【0037】(1)ピストン叩き試験機図3はピストン叩き試験機の構成を示す。上下に運動するAl合金(AC8A)製のピストン部材10(φ86mm×厚さ10mm)はヒータ11を有している。ピストン部材10の下方位置に配置する試験片保持部材12はスプリング13で支持され、上面に環状溝を有し、ヒータ14を有している。試験片15であるピストンリングは試験片保持部材12の環状溝に装着され、試験片保持部材12の上面から少し突出した状態で保持される。試験片保持部材12は水平面内を180°ずつ回転、反転を繰り返す。従って、試験片15であるピストンリングは、試験片保持部材12によって水平面内を180°ずつ回転、反転を繰り返されながら、上下に運動するピストン部材10の平らな底面によって叩かれる。
【0038】(2)試験条件叩き荷重 :100kg叩き速度 :900rpmピストン反転 :15cpm、180°試験温度 :200℃潤滑 :10W エンジンオイルを滴下【0039】(3)試験結果図4に示されているように、実施例の皮膜を形成したピストンリングはいずれも耐Al凝着性が優れていることがわかる。
【0040】2.耐焼付性試験表1の皮膜を、下地皮膜とダイヤモンドライクカーボン皮膜は外周面、ガス窒化層は全表面、Crめっき皮膜とイオンプレーティング皮膜は外周面に形成したピストンリングを用いて、耐焼付性試験を行った。
【0041】(1)VDH摩擦試験機図5は、試験に使用したVDH摩擦試験機の構成を示す。試験片20であるピストンリングが水平軸を中心に回転するロータ21の外周面22の上端に配設され、試験片20であるピストンリングに荷重Pが作用されてピストンリングの外周面がロータ21の外周面22上に押接される。この状態で、試験片20であるピストンリングとロータ21の接触部分に潤滑油を供給しながらロータ21を回転させる。所定の荷重で一定時間運転したときの、摺動面の焼き付きの有無を観察する。
【0042】(2)試験条件回転速度:1000rpm荷重 :15N時間 :60秒潤滑油 :10Wエンジンオイルを滴下温度 :室温【0043】(3)ロータ21材質 :片状黒鉛鋳鉄【0044】(4)試験結果表2に示されているように、実施例の皮膜を形成したピストンリングは耐焼付性が優れている。これに対して、ガス窒化層のみ(比較例1)、下地皮膜の金属の比率が本発明の範囲外の皮膜(比較例2,3)、及びダイヤモンドライクカーボン皮膜の厚さと下地皮膜の厚さとの和に対する下地皮膜の厚さの比率が本発明の範囲外の皮膜(比較例4,5,6)は、耐焼付性が低い。
【0045】

【0046】なお、上記試験は、Si、Cr、及びTiの下地皮膜を示したが、W、Mo、Nb、及びVのいずれかからなる下地皮膜、あるいはSi、Ti、W、Cr、Mo、Nb、及びVの群から選ばれた2以上の元素からなる下地皮膜としても、前記と同様の効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、耐Al凝着性、耐焼付性、初期なじみ性等の摺動特性の高いピストンリングを実現できる。
【出願人】 【識別番号】000215785
【氏名又は名称】帝国ピストンリング株式会社
【出願日】 平成10年10月15日(1998.10.15)
【代理人】 【識別番号】100085822
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 健一
【公開番号】 特開2000−120870(P2000−120870A)
【公開日】 平成12年4月28日(2000.4.28)
【出願番号】 特願平10−309442