| 【発明の名称】 |
ジャバラ |
| 【発明者】 |
【氏名】菅又 芳彦
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| 【要約】 |
【課題】加振機外径とジャバラ内径との隙間を小さくし、ジャバラが縮んだときの弛みを小さくする。ジャバラ取付部とジャバラ弛みとの干渉を防止し、ジャバラの破損を防ぐ。
【解決手段】加振機外径φ250mmに対して、ジャバラ内径をφ270mm(従来φ360mm)とし、加振機とジャバラとの隙間を小さくして、ジャバラが縮んだときの弛みを小さくした。ジャバラ取付部がフランジ奥部となっているときの、ジャバラとフランジとの干渉を回避し、ジャバラの破損を防いだ。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】加振機に使用するジャバラにおいて、加振機外径とジャバラ内径との隙間を小さくし、ジャバラの弛みを少なくすることによって、ジャバラ取付部とジャバラの弛みとの干渉を防止したジャバラ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、加振機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、加振機のジャバラにおいて、加振機外径とジャバラ内径との隙間には特定の規定はなく、従って、ジャバラが縮んだときにジャバラに大きな弛みが発生した。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】加振機のジャバラにおいて、加振機外径とジャバラ内径との隙間には特定の規定はなかったので、従来はジャバラが縮んだときにジャバラが大きく弛み、その弛みがジャバラ取付部のフランジと干渉し、ジャバラが破損して問題となってきた。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明では、従来大きかった加振機外径とジャバラ内径との隙間を、ジャバラ内径が加振機外径に沿う程度まで小さくする。これによって、ジャバラが縮んだときにも弛みは小さくなり、ジャバラの弛みとジャバラ取付フランジとの干渉を回避してジャバラの破損を防ぐことができる。 【0005】また、ジャバラの材質を形状記憶材質とし、ジャバラが縮んだ状態で弛みがないようにジャバラを製作して加振機に取り付けることによって、加振機を動作させジャバラが縮んだ場合においても、ジャバラの弛みを防ぐことができる。 【0006】 【発明の実施の形態】図1(a),(b)は、本発明のジャバラを加振機に適用した実施例である。 【0007】従来のジャバラでは、加振機外径φ250mmに対して、ジャバラ内径がφ360mmとなっており(図1ジャバラ図の見え消し部)、加振機とジャバラとの隙間はかなり大きくなっていた。従って、ジャバラが縮むとジャバラが大きく弛み、ジャバラ内径が加振機外径に接した場合100mm以上も弛みが発生していた。その為、ジャバラ取付部がフランジ奥部の場合、ジャバラを縮めるとジャバラの弛みと取付部フランジとが干渉し、ジャバラが破損してしまっていた。 【0008】そこで、図1(a),(b)のように、加振機外径φ250mmに対してジャバラの内径をφ270mmとして、加振機外径とジャバラ内径との隙間をできるだけ小さくする。実際に、加振機外径とジャバラ内径との隙間を半径で10mmとした。これにより、ジャバラは殆ど加振機に沿うようになり、ジャバラを縮めた場合でもジャバラの弛みは最大20mmと小さくすることが可能となった。 【0009】従って、ジャバラが縮んだときのジャバラの弛みは、従来では100mm以上もあったものが改善後は約20mmとなり、ジャバラ取付部のフランジと干渉することも避けることができた。それによって、ジャバラの破損も防ぐことができるようになった(図2参照)。 【0010】実施例2として、ジャバラの素材を改良することによっても、ジャバラの弛みを小さくすることができる。 【0011】これまでは、振動試験機の加振機に用いたジャバラの素材は布等であった。従って、ジャバラが縮んだときには素材の柔軟性の為に必ず弛みが発生していた。弛みの防止策として、中間板をジャバラの途中数カ所に用いていたが、それでも弛みを完全に防止するにはとても至らなかった(図3参照)。 【0012】素材の観点からは、ジャバラが縮んだときにも素材の持つ剛性によって弛まなければ良いので、ジャバラ素材を形状記憶素材とすれば良い。 【0013】そこで、ジャバラを製作する際に、ジャバラが縮んだ状態でしかも弛みのない真っ直ぐな状態をジャバラ素材に記憶させる。それを加振機に取り付ける。そうすることによって、加振機が動作し、ジャバラが縮んだ状態になったときでも、ジャバラ素材には初期の形状を記憶させており、真っ直ぐに縮むので弛みを防ぐことができる。 【0014】従って、ジャバラの素材を形状記憶素材とすることによっても、縮んだときに弛みのないジャバラの製作が可能となり、ジャバラ取付部がフランジ奥部になった場合にもジャバラ本体がフランジと接触して破損してしまうことを防ぐことが可能となる。 【0015】 【発明の効果】本発明のジャバラでは、加振機外径に対しジャバラの内径を小さくすることによって、ジャバラの弛みを小さくすることが可能となった。それにより、ジャバラ取付部のフランジとの干渉を回避することができ、ジャバラの破損を防ぐことができた。 【0016】また、ジャバラの素材を形状記憶素材とすることにより、更にジャバラの弛みを軽減することが可能となる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所
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| 【出願日】 |
平成10年10月15日(1998.10.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068504 【弁理士】 【氏名又は名称】小川 勝男
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| 【公開番号】 |
特開2000−120865(P2000−120865A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月28日(2000.4.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−293314 |
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