| 【発明の名称】 |
変速機シフト操作装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】古杉 幸久
【氏名】堀口 豊
【氏名】岡田 邦夫
【氏名】菅野 淳
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| 【要約】 |
【課題】変速機シフト操作装置全体の小型化、軽量化を図り、車両への搭載性を向上させる。
【解決手段】チェンジレバー16のシフト操作方向を検出する操作方向検出スイッチ18,18と、チェンジレバー16に機械的に接続された変速機20のシフト軸21を回動させる減速機24が付設されたモータ23と、シフト軸21の作動位置を検出する作動位置検出手段27としてのシフト位置検出スイッチ26,26とを設け、操作方向検出スイッチ18,18とシフト位置検出スイッチ26,26からの出力信号に基づきモータ23を駆動させて変速機20のシフト作動を行う。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 チェンジレバーのシフト操作方向を検出する操作方向検出手段と、前記チェンジレバーに機械的に接続された変速機のシフト軸を回動させる減速機付電動モータと、前記変速機のシフト軸の作動位置を検出する作動位置検出手段とを設け、前記チェンジレバーのシフト操作時に前記操作方向検出手段と前記作動位置検出手段からの出力信号に基づき前記減速機付電動モータを駆動させて前記変速機のシフト作動を行うことを特徴とする変速機シフト操作装置。 【請求項2】 前記チェンジレバーのノブに前記操作方向検出手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の変速機シフト操作装置。 【請求項3】 前記作動位置検出手段は、前記チェンジレバー又は前記変速機のシフト軸の動きに連動する可動部材の位置を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の変速機シフト操作装置。 【請求項4】 前記作動位置検出手段として、前記電動モータの出力軸又は前記電動モータに付設した減速機の出力軸の回動位置を検出する角度センサ又は位置センサを設けたことを特徴とする請求項3に記載の変速機シフト操作装置。 【請求項5】 前記作動位置検出手段として、前記シフト軸を回動させるアウタレバーの動きを検出する位置センサを設けたことを特徴とする請求項3に記載の変速機シフト操作装置。 【請求項6】 前記作動位置検出手段として、前記シフト軸の回動位置を検出する角度センサ又は位置センサを設けたことを特徴とする請求項3に記載の変速機シフト操作装置。 【請求項7】 前記作動位置検出手段として、前記チェンジレバーのシフト完了位置を検出する位置スイッチを設けたことを特徴とする請求項3に記載の変速機シフト操作装置。 【請求項8】 前記減速機付電動モータは、前記変速機のシフト軸を回動させるアウタレバーを作動させることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の変速機シフト操作装置。 【請求項9】 前記減速機付電動モータは、前記変速機のシフト軸を直接回動させることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の変速機シフト操作装置。 【請求項10】 チェンジレバーと、変速機のシフト軸に取付けられた減速機と、該減速機をギヤを介して回動させる電動モータとを設け、前記ギヤの回転軸を回動可能に前記チェンジレバーと機械的に接続するとともに、前記ギヤの回転軸に前記チェンジレバーのシフト操作量を検出するシフト操作量検出手段を連結したことを特徴とする変速機シフト操作装置。 【請求項11】 チェンジレバーと、変速機のシフト軸に取付けられた減速機と、該減速機を回動させる電動モータとを設け、前記減速機の軸を回動可能に前記チェンジレバーと機械的に接続するとともに、前記減速機の軸に前記チェンジレバーのシフト操作量を検出するシフト操作量検出手段を連結したことを特徴とする変速機シフト操作装置。 【請求項12】 前記シフト操作量検出手段は、トーションバーとそのトーションバーのねじれを検出する角度センサであることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の変速機シフト操作装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車両等の変速機シフト操作に適した変速機シフト操作装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の変速機シフト操作装置としては空気圧シリンダを利用したものが広く知られている。また、図16に示すような変速機シフト操作装置も提案されている。この変速機シフト操作装置は、電動モータ1、該モータ1に付設した減速機2、モータ1の軸に取付けたピニオン3、パワーロッド4、該パワーロッド4に設けられピニオン3と噛み合うラック5、パワーロッド4に平行なコントロールロッド9、該コントロールロッド9の戻し用スプリング10、コントロールロッド9の動きを検出するセンサ12、コントロールロッド9の端部とパワーロッド4の端部を連結し且つシフトケーブル取付部14を有するレバー13等を備えている。 【0003】そして、この変速機シフト操作装置では、自由状態でスプリング10がコントロールロッド9を中央位置に保ち、電動モータ1は止まっている。レバー13の端部にいずれかの向きの力を加えて動かすと、レバー13は傾き、コントロールロッド9は反対に動き、その動きをセンサ12が検出し、コントロールロッド9に追従して電動モータ1の出力、正逆回転がコントロールされる。 【0004】減速機2は電動モータ1の回転を減速してピニオン3を駆動し、ピニオン3はラック5を介してパワーロッド4にレバー13の端部に加える力と同じ向きの力を加えて動きを助けると同時に、レバー13を介してコントロールロッド9を戻す。該コントロールロッド9が中央へ戻ると、これがセンサ12により検出され、電動モータ1は止められ、パワーロッド4も止められる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記空気圧シリンダを利用するものでは、装置全体が大型になり、重量も重く、コンパクト化が困難なため、特に、中小型トラック等に適用する場合に、最大積載可能量への影響が大きい。また、図16に示した電動モータを使用する装置の場合も、構造上大型になり、コンパクト化が困難であるという問題点があった。 【0006】従来の装置の上記問題点にかんがみ、本発明は、装置全体が小型になり、重量も軽く、車両への搭載性が良く、特に、中小型トラック等に適用する場合に、最大積載可能量への影響が小さい変速機シフト操作装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は、チェンジレバーのシフト操作方向を検出する操作方向検出手段と、前記チェンジレバーに機械的に接続された変速機のシフト軸を回動させる減速機付電動モータと、前記変速機のシフト軸の作動位置を検出する作動位置検出手段とを設け、前記チェンジレバーのシフト操作時に前記操作方向検出手段と前記作動位置検出手段からの出力信号に基づき前記減速機付電動モータを駆動させて前記変速機のシフト作動を行うことを特徴とし、本発明では、前記チェンジレバーのノブに前記操作方向検出手段を設けることが望ましい。前記作動位置検出手段は、前記チェンジレバー又は前記変速機のシフト軸の動きに連動する可動部材の位置を検出することが好ましい。 【0008】また、前記作動位置検出手段として、前記電動モータの出力軸又は前記電動モータに付設した減速機の出力軸の回動位置を検出する角度センサ又は位置センサを設けてもよく、前記作動位置検出手段として、前記シフト軸を回動させるアウタレバーの動きを検出する位置センサを設けてもよく、前記作動位置検出手段として、前記シフト軸の回動位置を検出する角度センサ又は位置センサを設けてもよく、前記作動位置検出手段として、前記チェンジレバーのシフト完了位置を検出する位置スイッチを設けることもできる。前記減速機付電動モータは、前記変速機のシフト軸を回動させるアウタレバーを作動させるか、前記減速機付電動モータは、前記変速機のシフト軸を直接回動させることが好ましい。 【0009】さらに、本発明では、チェンジレバーと、変速機のシフト軸に取付けられた減速機と、該減速機をギヤを介して回動させる電動モータとを設け、前記ギヤの回転軸を回動可能に前記チェンジレバーと機械的に接続するとともに、前記ギヤの回転軸に前記チェンジレバーのシフト操作量を検出するシフト操作量検出手段を連結するか、チェンジレバーと、変速機のシフト軸に取付けられた減速機と、該減速機を回動させる電動モータとを設け、前記減速機の軸を回動可能に前記チェンジレバーと機械的に接続するとともに、前記減速機の軸に前記チェンジレバーのシフト操作量を検出するシフト操作量検出手段を連結することとしてもよい。そして、前記シフト操作量検出手段は、トーションバーとそのトーションバーのねじれを検出する角度センサであることが好ましい。 【0010】 【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る変速機シフト操作装置を示す概略構成図、図2は図1の要部側面図である。この変速機シフト操作装置は、チェンジレバー16の2方向のシフト操作方向をそれぞれ検出する操作方向検出手段としての操作方向検出スイッチ18,18と、チェンジレバー16に機械的に接続される変速機20のシフト軸21を回動させるための電動モータ23と、シフト軸21の作動位置を検出する作動位置検出手段27としてのシフト位置検出スイッチ26,26と、中立位置を検出する中立位置検出スイッチ30とを備えている。 【0011】また、この変速機シフト操作装置では、操作方向検出スイッチ18,18がチェンジレバー16のノブ37に設けられ、モータ23及び該モータ23に付設された減速機24はフレーム33に取付けられている。シフト軸21は所定箇所にストライカ22が取付けられており一端がフレーム33に支持されている。変速機20にはセレクト操作用レバー34が設けられている。 【0012】チェンジレバー16は、レバー軸35を中心にして回動可能であり、レバー本体36の上端に取付けられたノブ37と、該ノブ37内に設けた二つの操作方向検出スイッチ18,18とを備え、シフト操作時に、ノブ37に加えられる操作力の操作方向が操作方向検出スイッチ18,18で検出され、その検出結果が信号線41を介して操作方向信号としてコントローラ40に送られる。 【0013】モータ23は、減速機24が付設されており、シフト操作時にコントローラ40から信号線42を介して送られる指令信号によって正逆回転及び回転量が制御され、減速機24の出力軸46に固着されている出力レバー47を回動させる。出力レバー47の先端はリンクロッド48でアウタレバー49の先端に連結されている。アウタレバー49は、シフト軸21に取付けられており、シフト操作用のワイヤケーブル51を介してチェンジレバー16の下端に連結されていて、チェンジレバー16の動き、及び出力レバー47の動きに連動して回動し、これによりシフト軸21が回動する。 【0014】作動位置検出手段27は、シフト軸21の周方向の一方側で軸線方向に位置をずらせて配置した二つのシフト位置検出スイッチ26,26と、シフト軸21の周方向の他方側に配置した中立位置検出スイッチ30とを備えて構成されている。そして、二つのシフト位置検出スイッチ26,26は図3に示すシフトパターンPのそれぞれシフト位置A,Bを検出し、中立位置検出スイッチ30はシフトパターンPの中立位置Nを検出するためのものである。 【0015】コントローラ40は、二つの操作方向検出スイッチ18,18から信号線41を介して送られる操作方向信号を受け、この信号に基づき指令信号を信号線42を介してモータ23へ送り、該モータ23を正逆回転させるとともに、作動位置検出手段27から信号線43を介して送られるシフト軸21の中立位置又はシフト位置検出信号に基づき、モータ23を停止させるための制御を行う。変速機20のセレクトレバー34はセレクト用のワイヤケーブル52でチェンジレバー16に連結されている。 【0016】上記第1の実施の形態に係る変速機シフト操作装置の動作について説明する。セレクト操作は、チェンジレバー16の手動操作でセレクトレバー34をセレクト用のワイヤケーブル52を介して動かして行われ、シフト操作は、上述の変速機シフト操作装置によって以下のようにして行われる。中立位置から2段目シフト位置へシフトする場合、クラッチペダルを踏み込み、チェンジレバー16を2段の方向に操作すると、チェンジレバー16の遊び範囲を越えてストロークした点(操作力が所定力以上)で、スイッチ18がオンする。このスイッチオンで、コントローラ40は、変速機20の中立位置検出スイッチ30がオンでチェンジレバー16のスイッチ18がオンなので、中立位置から2段方向へのシフトと判断し、クラッチスイッチ55オン(クラッチ断)なら、モータ23を駆動して、シフトパターンPにおける方向Aにシフト軸21を回動させ、作動位置検出手段27がオンすると、モータ23を停止させる。クラッチスイッチ55がオフの場合には、モータ23は駆動しない。 【0017】次に、2段目シフト位置から中立位置にシフトする場合について説明する。クラッチペダルを踏み込み、チェンジレバー16を中立位置方向に操作すると、チェンジレバー16のスイッチ18がオンする。コントローラ40は、作動位置検出手段27がオンでスイッチ18がオンなので、2段目シフト位置から中立位置へのシフトと判断し、クラッチスイッチ55がオンならモータ23を駆動させ、シフトパターンPにおける方向Bにシフト軸21を回動させ、中立位置検出スイッチ30がオンするとモータ23が停止する。 【0018】モータ23又はコントローラ40等の電気系が故障してモータ23が駆動しない場合は、チェンジレバー16の操作により、ワイヤケーブル51を介してマニュアル操作でシフト軸21を回動させ、シフト操作を行う。この場合、モータ23を一緒に回動させることになる。そのため、操作が重くなるのを回避する手段として、モータ23とシフト軸21との間にクラッチ機構を設けることが好ましい。セレクト操作は変速機20に設けたセレクト操作用レバー34につないだセレクト操作用のワイヤケーブル52を介してマニュアル操作で行う。 【0019】図4は本発明の第2の実施の形態に係る変速機シフト操作装置を示す概略構成図、図5は図4の要部側面図である。この変速機シフト操作装置は、モータ23に付設した減速機24の出力軸46の回転角を検出する角度センサ28(図5参照)を設け、中立位置検出スイッチ30を併用しており、角度センサ28及び変速機20のシフト軸21の中立位置検出スイッチ30を、シフト位置を検出する作動位置検出手段27としている。この場合、変速機20の中立位置、シフト位置に対応する減速機24の出力軸46の回転角に基づく角度センサ28の出力値をコントローラ40に記憶させておく。 【0020】この第2の実施の形態の場合、上記以外の構成は第1の実施の形態と同じなので、同一部分に同一の符号を付けて示し、それらの部分の重複説明を省略する。また、動作についても、シフト軸21の位置を直接検出するのに代えて、減速機24の出力軸46の回転角を角度センサ28で検出する点が異なる以外は第1の実施の形態と同じである。第2の実施の形態によれば、シフト軸21の位置を角度センサ28で検出しているので、シフト軸21の位置を常時把握することができ、第1の実施の形態の場合よりも、より正確に、迅速にシフト操作を制御することができるという利点がある。 【0021】図6は本発明の第3の実施の形態に係る変速機シフト操作装置を示す要部側面図である。この変速機シフト操作装置は、減速機24の出力レバー47の動きを検出する角度センサ28を設けてあり、この角度センサ28のセンサレバー53は減速機24の出力レバー47にリンクロッド50を介して連結されている。上記角度センサ28に代えて出力レバー47の動きを検出するストロークセンサを用いてもよい。その他の構成は、第1の実施の形態と同じであり、動作は第2の実施の形態と同じである。第3の実施の形態によれば、角度センサ28を減速機24以外の箇所に設けてあるので、減速機24の小型化と簡素化を図ることができる。 【0022】図7は本発明の第4の実施の形態に係る変速機シフト操作装置を示す概略構成図である。この変速機シフト操作装置は、変速機20のシフト軸21にモータ23の減速機24を直接接続し、モータ23と減速機24をつなぐ歯車機構58の回転軸59にレバー60を設け、該レバー60に一端がチェンジレバー16に結合されたシフト操作用のワイヤケーブル51の他端を結合して構成されている。作動位置検出手段27としては、歯車機構58の回転軸59の回転角を検出する角度センサ28を該回転軸59の部分に設け、中立位置検出スイッチ30を併用している。その他の構成は、第1の実施の形態と同じであり、動作は第2の実施の形態と同じである。 【0023】図8は本発明の第5の実施の形態に係る変速機シフト操作装置を示す概略構成図、図9はその要部側面図である。この変速機シフト操作装置は、シフト軸21のアウタレバー49を減速機24の出力軸に取付けた図示しないピニオンとこれに噛み合うラック63及び該ラック63の一端のラックエンド64を介して回動させ、作動位置検出手段27として、ラック63のストロークを検出する位置センサ29を用いている。その他の点は第1の実施の形態と同じであり、動作については第2の実施の形態と同じなので、重複説明を省略する。 【0024】図10は本発明の第6の実施の形態に係る変速機シフト操作装置を示す概略構成図である。この変速機シフト操作装置は、作動位置検出手段27としてフレーム33に固定した角度センサ28を用い、シフト軸21にはアウタレバー49とは別に第2のレバー67を設け、角度センサ28で該第2のレバー67を介してシフト軸21の動きを検出する。この場合、アウタレバー49の動きを角度センサ28で検出してもよい。その他の構成は第1の実施の形態と同じであり、動作は第2の実施の形態と同じである。 【0025】図11は本発明の第7の実施の形態に係る変速機シフト操作装置を示す概略構成図、図12はその要部側面図である。この変速機シフト操作装置は、モータ23及び減速機24を、変速機20のシフト軸21に直結し、シフト軸21をモータ23で直接回動させ、変速機20のシフト軸21の位置を検出する作動位置検出手段27として、シフト軸21の位置を直接検出する角度センサ28を用い、中立位置検出スイッチ30が併用される。その他の構成は第1の実施の形態と同じであり、動作は第2の実施の形態と同じである。 【0026】図13は本発明の第8の実施の形態に係る変速機シフト操作装置を示す概略構成図である。この変速機シフト操作装置は、作動位置検出手段27として、チェンジレバー16の下端の両側にリミットスイッチ31,31を設け、一方のリミットスイッチ31が図3に示したシフトパターンの1、3、5段の位置でオンし、他方のリミットスイッチ31がR、2、4段の位置でオンになる。このようにリミットスイッチ31,31で変速機20のシフト位置を検出するとともに、変速機20に中立位置を検出する中立位置検出スイッチ30を設けている。その他の構成は第5の実施の形態と同じである。 【0027】上記第8の実施の形態に係る変速機シフト操作装置の動作について説明する。中立位置からシフト位置にシフトする場合、クラッチペダルを踏み込み、チェンジレバー16を図3に示すシフトパターンPの2段の方向へ操作すると、チェンジレバー16の遊び範囲以上のストロークをして操作力が所定以上になった点で、一方の操作方向検出スイッチ18がオンする。すると、コントローラ40は、変速機20の中立位置検出スイッチ30のオンで、操作方向検出スイッチ18がオンなので、中立位置からR,2,4段の方向Aへのシフトと判断し、クラッチスイッチ55がオン(クラッチ断)なら、モータ23を駆動して方向Aにシフト軸21を回動させ、チェンジレバー16の一方のリミットスイッチ31がオンすると、モータ23を停止させる。次に、シフト位置A(例えば2段)から中立位置Nにシフトする場合、クラッチペダルを踏み込み、チェンジレバー16を図3に示すシフトパターンPの中立位置Nの方向へ操作すると、チェンジレバー16の他方の操作方向検出スイッチ18がオンする。コントローラ40は、リミットスイッチ31がオンでかつ操作方向検出スイッチ18がオンなので、シフト位置A(R,2,4)から中立位置Nへのシフトであると判断し、クラッチスイッチ55がオンならモータ23を駆動させ、方向Bにシフト軸21を回動させ、中立位置検出スイッチ30がオンするとモータ23を停止させる。その他の動作は第1の実施の形態と同じである。 【0028】図14は本発明の第9の実施の形態に係る変速機シフト操作装置を示す概略構成図である。この変速機シフト操作装置は、モータ軸25に取付けられた原動歯車70とシフト軸21に取付けられた従動歯車71との間に中間歯車72を設け、これらの歯車によって減速機24を構成し、中間歯車72の回転軸59の同軸上にトーションバー74を設け、このトーションバー74の先端にレバー60を設け、該レバー60の一端にシフト操作用のワイヤケーブル51を結合してある。そして、この装置では、第1の実施の形態で設けられたチェンジレバー16のノブ37の2つの操作方向検出スイッチ18,18と、変速機20のシフト軸21のシフト位置を検出する2つのシフト位置検出スイッチ26,26を削除し、トーションバー74のねじれ角度を検出する角度センサ28をトーションバー74の近傍に設けている。この角度センサ28の検出結果に基づきチェンジレバー16のシフト操作方向および操作力をコントローラ40で算定する。その他の構成は、第1の実施の形態と同じである。 【0029】第9の実施の形態に係る装置の動作について説明する。中立位置Nからシフト位置A(例えば2段)にシフトする場合、クラッチペダルを踏み込み、チェンジレバー16を図3に示すシフトパターンPの2段の方向へ操作すると、チェンジレバー16の操作力に応じてトーションバー74がねじれ、角度センサ28からそのねじれに応じた出力をコントローラ40に入力する。コントローラ40は、角度センサ28から信号線43を通じて送られたセンサ出力信号の方向と大きさより、モータ23の回転方向とモータ供給電流を決め、モータ23を駆動させ、シフト軸21の回動を行う。シフトが完了すると、チェンジレバー16がシフト位置になるので、運転者が操作力をなくせば、それに伴いモータ23は停止する。 【0030】次に、シフト位置A(例えば2段)から中立位置Nへシフトする場合、クラッチペダルを踏み込み、チェンジレバー16を図3に示すシフトパターンPの中立位置Nの方向へ操作すると、チェンジレバー16の操作力に応じてトーションバー74がねじれ、角度センサ28からそのねじれに応じた出力がコントローラ40に送られる。コントローラ40は、角度センサ28から信号線43を通じて送られたセンサ出力信号の方向と大きさより、モータ23の回転方向とモータ供給電流を決め、モータ23を駆動させ、シフト軸21の回動を行い、中立位置になると運転者の操作力の低下により、モータ23は停止する。この場合、変速機20のシフト軸21の中立位置を検出する中立位置検出スイッチ30を設け、中立位置検出スイッチ30のオンを検出して、モータ23を停止させてもよい。また、モータ軸25と歯車72の回転軸59とに互いに噛み合う傘歯車を設けることによって、モータ23の方向を90度変更することも可能である。 【0031】図15は本発明の第10の実施の形態に係る変速機シフト操作装置を示す概略構成図である。この変速機シフト操作装置は、変速機20のシフト軸21に直接減速機24を取付け、該減速機24の軸にトーションバー74を設け、チェンジレバー16とトーションバー74との連結を、ワイヤケーブル51、レバー60、回転軸73、該回転軸73に取付けられたレバー75、リンクロッド76、トーションバー74に取付けられたレバー77を介して行っている。その他の構成は第9の実施の形態と同じであり、動作も第9の実施の形態と同じである。 【0032】なお、本発明は、上記実施の形態によっては限定されず、種々の変形及び変更が可能である。例えば、第2〜第7の実施の形態に係る変速機シフト操作装置に第8の実施の形態のようなリミットスイッチ31を設ける構成を適用してもよく、第10の実施の形態においてワイヤケーブル51を直接トーションバー74のレバー77に接続してもよい。 【0033】 【発明の効果】本発明は、次のような効果を奏する。チェンジレバーの操作方向を検出する操作方向検出手段と、チェンジレバーに機械的に接続された変速機のシフト軸を回動させる減速機付電動モータと、変速機のシフト軸の作動位置を検出する作動位置検出手段とを設け、チェンジレバーのシフト操作時に操作方向検出手段と作動位置検出手段からの出力信号に基づき減速機付電動モータを駆動させて変速機のシフト作動を行うことにより、装置全体が小型になり、重量も軽く、車両への搭載性が良く、中小型トラック等に適用する場合に、最大積載可能量への影響が小さいなる。 【0034】また、チェンジレバーのノブにシフト操作方向を検出する操作方向検出手段を設けたり、チェンジレバー又は変速機のシフト軸に連動する可動部材の位置を作動位置検出手段で検出することにより、一層小型化や車両への搭載性向上を図ることができる。また、作動位置検出手段として、電動モータまたは減速機の出力軸の回動位置を検出する角度センサまたは位置センサをを設けるか、変速機のシフト軸を回動させるアウタレバーの動きを検出する位置センサを設けるか、変速機のシフト軸の回動位置を検出する角度センサまたは位置センサを設けるか、チェンジレバーのシフト完了位置を検出する位置スイッチを設けてもよく、これらのいずれによっても、同様の効果が得られる。 【0035】さらに、減速機付電動モータで、変速機のシフト軸を回動させるアウタレバーを作動させたり、直接シフト軸を回動させることにより、さらに一層の小型化や車両への搭載性の向上を図ることができる。また、変速機のシフト軸に取付けた減速機と、減速機をギヤを介して回動させる電動モータとを設け、ギヤの回転軸を回動可能にチェンジレバーに機械的に接続するとともに、ギヤの回転軸にチェンジレバーのシフト操作量を検出するシフト操作量検出手段を連結して構成すると、さらに一層装置全体が小型になり、重量も軽く、車両への搭載性の向上を図ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000181239 【氏名又は名称】ボッシュ ブレーキ システム株式会社 【識別番号】000006286 【氏名又は名称】三菱自動車工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年5月18日(1999.5.18) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2000−329229(P2000−329229A) |
| 【公開日】 |
平成12年11月30日(2000.11.30) |
| 【出願番号】 |
特願平11−136804 |
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