| 【発明の名称】 |
制振装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】修理 英幸
|
| 【要約】 |
【課題】橋梁等の被制振構造物の振動を低減するために、被制振構造物に粘弾性材を密着させる制振装置において、周囲の温度が変化しても制振性能が低下せず、所定の制振性能を維持することを可能にする。
【解決手段】制振装置1は、振動エネルギーを吸収する粘弾性材4と、粘弾性材4の温度を検出する温度検出器6と、粘弾性材4の温度を調節する加熱冷却装置7と、制御装置13とで構成されている。制御装置13は温度検出器6で検出された温度に応じて加熱冷却装置7を作動させ、これにより、粘弾性材4は、周囲の温度変化に影響されず、所定の温度に維持される。このため、常時、所定の制振性能を維持することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被制振構造物の振動を低減するために被制振構造物に装着される制振装置であって、振動エネルギーを吸収する粘弾性材から成りかつ上記被制振構造物に密着する制振体と、上記粘弾性材の温度を検出する温度検出器と、上記粘弾性材の温度を調節する温度調節手段と、制御装置とが具備され、上記制御装置は、温度検出器で検出された温度に応じて温度調節手段を作動させることを特徴とする制振装置。 【請求項2】 制振体は、粘弾性材と、被制振構造物の曲げ振動に伴う粘弾性材の伸縮を拘束する拘束材とで構成されており、上記粘弾性材は被制振構造物と拘束材との間に位置することを特徴とする請求項1記載の制振装置。 【請求項3】 拘束材は複数設けられ、これら拘束材間に粘弾性材が設けられていることを特徴とする請求項2記載の制振装置。 【請求項4】 粘弾性材と被制振構造物との間にスペーサーを介在させたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の制振装置。 【請求項5】 温度調節手段として、加熱冷却装置が用いられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の制振装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、船舶や海洋構造物あるいは橋梁等において、機器の振動や流体による励振または自動車や鉄道車両等の通過時の振動を低減するために被制振構造物(制振の対象となる構造物)に装着される制振装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、橋梁等の被制振構造物(制振の対象となる構造物)の振動を低減するために被制振構造物に装着される制振装置としては、例えば、非拘束型の制振装置と拘束型の制振装置とが挙げられる。図28,図29に示すように、上記非拘束型の制振装置51は、被制振構造物52の表面に貼り付けられる粘弾性材53によって構成されている。これによると、被制振構造物52の曲げ振動で生じる粘弾性材53の伸縮変形によって、振動エネルギーが粘弾性材53に吸収され、振動が低減される。 【0003】また、図30,図31に示すように、上記拘束型の制振装置51は粘弾性材53と拘束材54とで構成され、上記粘弾性材53の片面が被制振構造物52の表面に貼り付けられ、粘弾性材53の反対側の片面に上記拘束材54が設けられている。これによると、被制振構造物52の曲げ振動で生じる粘弾性材53の伸縮を上記拘束材54で拘束するために粘弾性材53に生じるせん断変形によって、振動エネルギーが吸収され、振動が低減される。さらに、図32に示すように、拘束材54を複数設け、これら拘束材54間に粘弾性材53を設けた多層拘束型の制振装置51においても、同様な作用で振動が低減される。 【0004】尚、上記粘弾性材53には、ニトリルゴム等のゴム系やプラスチック系あるいはアスファルト系の混合材料が用いられる。また、上記拘束材54には鋼板等のようなヤング係数の高い部材が用いられている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従来形式では、粘弾性材53の制振性能は使用温度によって大幅に変化してしまうといった問題点があり、特に制振装置51を屋外で使用する場合、夏期の高気温時あるいは冬期の低気温時において、制振装置51の制振性能が所定の制振性能よりも低下してしまうといった問題が生じた。 【0006】本発明は、周囲の温度が変化しても、制振性能が低下せず、所定の制振性能を維持することが可能な制振装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記問題を解決するために本第1発明における制振装置は、被制振構造物の振動を低減するために被制振構造物に装着される制振装置であって、振動エネルギーを吸収する粘弾性材から成りかつ上記被制振構造物に密着する制振体と、上記粘弾性材の温度を検出する温度検出器と、上記粘弾性材の温度を調節する温度調節手段と、制御装置とが具備され、上記制御装置は、温度検出器で検出された温度に応じて温度調節手段を作動させるものである。 【0008】これによると、温度検出器で検出された温度に応じて制御装置が温度調節手段を作動させることにより、粘弾性材は、周囲の温度変化に影響されず、所定の温度に維持される。したがって、粘弾性材の制振性能が周囲の温度変化によって大幅に変化してしまうことはなく、所定の制振性能を維持することができる。本第2発明における制振装置は、制振体は、粘弾性材と、被制振構造物の曲げ振動に伴う粘弾性材の伸縮を拘束する拘束材とで構成されており、上記粘弾性材は被制振構造物と拘束材との間に位置するものである。 【0009】本第3発明における制振装置は、拘束材は複数設けられ、これら拘束材間に粘弾性材が設けられているものである。本第4発明における制振装置は、粘弾性材と被制振構造物との間にスペーサーを介在させたものである。本第5発明における制振装置は、温度調節手段として、加熱冷却装置が用いられているものである。 【0010】これによると、温度検出器で検出された温度が所定温度より低下した場合、制御装置は、温度検出器で検出される温度が所定温度に達するまで、加熱冷却装置によって粘弾性材を加熱する。また、温度検出器で検出された温度が所定温度より高い場合、制御装置は、温度検出器で検出される温度が所定温度に達するまで、加熱冷却装置によって粘弾性材を冷却する。これにより、粘弾性材は、周囲の温度変化に影響されず、所定の温度に維持される。 【0011】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。1は橋梁等の被制振構造物2の振動を低減するために被制振構造物2に装着される制振装置である。この制振装置1の構成を以下に説明する。上記制振装置1はシート状の制振体3を有する非拘束型のものであり、上記制振体3は被制振構造物2の振動エネルギーを吸収する粘弾性材4から構成されている。尚、上記粘弾性材4には、ニトリルゴム等のゴム系やプラスチック系あるいはアスファルト系の混合材料が用いられる。上記粘弾性材4の片面4aは上記被制振構造物2の表面に密着して貼り付けられている。また、粘弾性材4の内部には、粘弾性材4の温度を検出する温度検出器6が設けられている。さらに、制振装置1には、粘弾性材4の温度を調節する加熱冷却装置7(温度調節手段の一例)と、制御装置13とが備えられている。 【0012】上記加熱冷却装置7は、粘弾性材4の内部に挿入された複数の温冷媒管8と、これら温冷媒管8の入口側に接続された入口側配管9と、上記温冷媒管8の出口側に接続された出口側配管10と、上記入口側配管9から温冷媒管8内を経て出口側配管10へ流れた温冷媒14を入口側配管9へ循環させるポンプ11と、上記ポンプ11に加熱または冷却した温冷媒14を供給する供給部12とで構成されている。尚、温冷媒14としては温水・冷水が使用され、上記温水と冷水のいずれか一方が選択されて供給部12からポンプ11に供給される。 【0013】尚、上記温冷媒管8は、上記被制振構造物2の表面に対して平行な平行面上に並列に配置されている。また、各温冷媒管8には、柔軟性を有するチューブ等が使用されている。また、上記制御装置13は、温度検出器6で検出された温度に応じて、ポンプ11を作動させ、さらに、切換弁等を介して温冷媒14を温水と冷水とのいずれかに切換えて供給部12からポンプ11へ供給するものである。 【0014】上記構成における作用を以下に説明する。例えば冬期の低気温時において、温度検出器6で検出された温度が所定温度よりも低下した場合、制御装置13は、温冷媒14を温水に切換え、ポンプ11を作動させる。これにより、温水が、入口側配管9から各温冷媒管8内に流れ込み、各温冷媒管8内から出口側配管10へ流出し、再びポンプ11から入口側配管9を経て各温冷媒管8内へ供給されて繰り返し循環する。これにより、粘弾性材4が温水で加熱されて粘弾性材4の温度が上昇し、温度検出器6で検出される温度が所定温度に達すると、制御装置13がポンプ11を停止し、温水の供給がストップする。 【0015】また、例えば夏期の高気温時において、温度検出器6で検出された温度が所定温度よりも高くなった場合、制御装置13は、温冷媒14を冷水に切換え、ポンプ11を作動させる。これにより、冷水が、入口側配管9から各温冷媒管8内に流れ込み、各温冷媒管8内から出口側配管10へ流出し、再びポンプ11から入口側配管9を経て各温冷媒管8内へ供給されて繰り返し循環する。これにより、粘弾性材4が冷却されて粘弾性材4の温度が低下し、温度検出器6で検出される温度が所定温度まで下がると、制御装置13がポンプ11を停止し、冷水の供給がストップする。 【0016】上記のような制御装置13による制御によって、粘弾性材4は、周囲(環境)の温度変化に影響されず、所定の温度(制振性能が最大に発揮される温度)に維持される。このため、粘弾性材4の制振性能が周囲の温度変化によって大幅に変化してしまうことはなく、常時、所定の制振性能を維持することができる。上記第1の実施の形態では、複数の温冷媒管8を全て同方向に向けて並列に配置しているが、第2の実施の形態として、図4,図5に示すように、一方向に向けて並列に配置された複数の一方の温冷媒管8aに加えて、これら一方の温冷媒管8aに対して複数の他方の温冷媒管8bを直交方向に向けて並列に配置してもよい。 【0017】次に、本発明の第3の実施の形態を図6〜図9に基づいて説明する。制振装置1は拘束型のものであり、制振装置1の制振体3は、粘弾性材4と、被制振構造物2の曲げ振動に伴う粘弾性材4の伸縮を拘束する拘束材17とで構成されている。上記粘弾性材4の片面4aは被制振構造物2の表面に密着して貼り付けられている。また、上記拘束材17は粘弾性材4の反対側の片面4bに設けられている。尚、拘束材17には鋼板等のようなヤング係数の高い部材が用いられている。 【0018】また、加熱冷却装置7は、拘束材5内に形成された複数の温冷媒通路18と、これら温冷媒通路18の入口側に接続された入口側配管9と、上記温冷媒通路18の出口側に接続された出口側配管10と、上記入口側配管9から温冷媒通路18内を経て出口側配管10へ流れた温冷媒14を入口側配管9へ循環させるポンプ11と、上記ポンプ11に加熱または冷却した温冷媒14を供給する供給部12とで構成されている。 【0019】尚、上記温冷媒通路18は、被制振構造物2の表面に対して平行な平行面上に並列に配置されている。また、図8,図9に示すように、上記拘束材17の片面は平坦に形成されているが、反対側の片面には、上記各温冷媒通路18に沿って、外側へ突出する円弧状の凸部19が形成されている。そして、拘束材17は、上記凸部19が形成されている方の面を粘弾性材4に向けて設けられている。尚、上記円弧状の凸部19は温冷媒通路18を流れる温冷媒14の温度を粘弾性材4に均一に伝達するためのものである。尚、上記凸部19は、円弧状に限らず、平坦な面から成る四角形または多角形に形成されているものでもよい。 【0020】これによると、温度検出器6で検出された温度が所定温度よりも低下した場合、制御装置13は、温冷媒14を温水に切換え、ポンプ11を作動させる。これにより、温水が、入口側配管9から各温冷媒通路18内に流れ込み、各温冷媒通路18内から出口側配管10へ流出し、再びポンプ11から入口側配管9を経て各温冷媒通路18内へ供給されて繰り返し循環する。これにより、粘弾性材4が温水で加熱されて粘弾性材4の温度が上昇し、温度検出器6で検出される温度が所定温度に達すると、制御装置13がポンプ11を停止し、温水の供給がストップする。 【0021】また、温度検出器6で検出された温度が所定温度よりも高くなった場合、制御装置13は、温冷媒14を冷水に切換え、ポンプ11を作動させる。これにより、冷水が、入口側配管9から各温冷媒通路18内に流れ込み、各温冷媒通路18内から出口側配管10へ流出し、再びポンプ11から入口側配管9を経て各温冷媒通路18内へ供給されて繰り返し循環する。これにより、粘弾性材4が冷却されて粘弾性材4の温度が低下し、温度検出器6で検出される温度が所定温度まで下がると、制御装置13がポンプ11を停止し、冷水の供給がストップする。 【0022】上記第3の実施の形態では、拘束材17は粘弾性材4の反対側の片面4b(すなわち被制振構造物2に密着した面4aの反対側の面)に単層のみ設けられているが、以下の第4の実施の形態における制振装置1は、図10〜図12に示すように、上記拘束材17と被制振構造物2との間に中間の拘束材17aが設けられた多層拘束型のものである。 【0023】この際、粘弾性材4は、拘束材17と中間の拘束材17aとの間ならびに中間の拘束材17aと被制振構造物2との間に設けられる。また、温度検出器6は中間の拘束材17aと被制振構造物2との間の粘弾性材4の内部に設けられている。また、温冷媒通路18は上記両拘束材17,17a内にそれぞれ複数形成されており、これら温冷媒通路18に入口側配管9と出口側配管10とが接続されている。また、上記中間の拘束材17aの表裏両面には、上記各温冷媒通路18に沿って、外側へ突出する円弧状の凸部19aが形成されている。そして、中間の拘束材17aは、凸部19aが形成されている両面をそれぞれの粘弾性材4に向けて設けられている。尚、上記円弧状の凸部19aは温冷媒通路18を流れる温冷媒14の温度を粘弾性材4に均一に伝達するためのものである。尚、上記凸部19aは、円弧状に限らず、平坦な面から成る四角形または多角形に形成されているものでもよい。 【0024】上記第4の実施の形態では、拘束材17と被制振構造物2との間に中間の拘束材17aを単数設けているが、複数設けてもよい。また、上記第1〜第4の実施の形態では粘弾性材4を被制振構造物2に直接密着させているが、以下の第5の実施の形態として、図13,図14に示すように、粘弾性材4と被制振構造物2との間にシート状のスペーサー25を介在させてもよい。この際、スペーサー25内にも、複数の温冷媒通路18が並列に配列されて形成されている。また、図9で示した上記拘束材17と同様に、上記スペーサー25の片面は平坦に形成されているが、反対側の片面には、上記各温冷媒通路18に沿って、外側へ突出する円弧状の凸部19bが形成されている。そして、スペーサー25は、上記凸部19bが形成されている方の面を粘弾性材4に向けて設けられている。 【0025】上記第5の実施の形態において、拘束材17の温冷媒通路18と中間の拘束材17aの温冷媒通路18とスペーサー25の温冷媒通路18とを全て同方向に向けて設けているが、上記各温冷媒通路18を互いに異なった方向(例えば互いに直交する方向)に向けて設けてもよい。上記第5の実施の形態において、拘束材17またはスペーサー25を中間の拘束材17aと同形状に形成してもよい。また、中間の拘束材17aを拘束材17またはスペーサー25と同形状に形成してもよい。 【0026】上記第1〜第5の実施の形態では、温冷媒の一例として温水・冷水を用いたが、水に限ったものではなく、水以外の他の流体を用いてもよい。また、上記第1〜第5の実施の形態では、温度調節手段の一例として、温水または冷水を循環させる加熱冷却装置7を用いたが、以下の第6〜第11の実施の形態で示すように、伝熱装置31を用いたものであってもよい。 【0027】以下、第6の実施の形態の構成を図15〜図17に基づいて説明する。すなわち、制振装置1が非拘束型のものである場合、上記伝熱装置31は、粘弾性材4の内部に挿入された複数の伝熱管35と、これら伝熱管35に電力を供給する電源36と、電源36から各伝熱管35への電力の供給をオンオフするスイッチ37とで構成されている。尚、上記伝熱管35は、通電により発熱するものであり、被制振構造物2の表面に対して平行な平行面上に並列に配置されている。また、制御装置13は、温度検出器6で検出された温度に応じて、スイッチ37のオンオフを切換えるものである。 【0028】これによると、温度検出器6で検出された温度が所定温度よりも低下した場合、制御装置13はスイッチ37をオンに切換える。これにより、電力が電源36から各伝熱管35へ供給され、粘弾性材4が各伝熱管35で加熱されて粘弾性材4の温度が上昇し、温度検出器6で検出される温度が所定温度に達すると、制御装置13がスイッチ37をオンからオフに切換える。これにより、電源36から各伝熱管35への電力供給が遮断され、各伝熱管35での加熱が停止される。 【0029】上記のような制御装置13による制御によって、粘弾性材4は、周囲(環境)の温度変化に影響されず、所定の温度(制振性能が最大に発揮される温度)に維持される。このため、粘弾性材4の制振性能が周囲の温度変化によって大幅に変化してしまうことはなく、常時、所定の制振性能を維持することができる。尚、上記伝熱管35を用いた伝熱装置31では、粘弾性材4の加熱はできるが冷却はできないため、第6の実施の形態の制振装置1は、主に、冷却の必要のない寒冷地で使用されるものである。これとは逆に、主に、加熱の必要のない温暖地で使用される場合は、制振装置1に、粘弾性材4を冷却する冷却装置のみを設けてもよい。 【0030】さらに、上記第6の実施の形態において、上記伝熱管35の材料にガラス繊維等を用いた場合、上記粘弾性材4とガラス繊維とによって複合材を構成することができ、これにより、粘弾性材4の弾性特性を調整することができる。また、第7の実施の形態は、図18,図19に示すように、複数の伝熱管35を互いに直交方向に交差させて並列に配置したものである。 【0031】また、第8の実施の形態は、図20,図21に示すように、単層の拘束材17を備えた拘束型の制振装置1であり、上記複数の伝熱管35が拘束材17の内部に設けられている。また、第9の実施の形態は、図22,図23に示すように、拘束材17と中間の拘束材17aとを備えた多層拘束型の制振装置1であり、複数の伝熱管35が拘束材17と中間の拘束材17aとにそれぞれ設けられている。 【0032】また、第10の実施の形態は、図24,図25に示すように、スペーサー25を有する制振装置1であり、複数の伝熱管35が拘束材17と中間の拘束材17aとスペーサー25とにそれぞれ設けられている。また、第11の実施の形態は、図26,図27に示すように、伝熱管35の代りに、通電によって発熱する複数の伝熱板38を用いたものであり、これら伝熱板38は粘弾性材4の内部に挿入されている。 【0033】 【発明の効果】上記のように本発明によれば、温度検出器で検出された温度に応じて制御装置が温度調節手段を作動させることにより、粘弾性材は、周囲の温度変化に影響されず、所定の温度に維持される。したがって、粘弾性材の制振性能が周囲の温度変化によって大幅に変化してしまうことはなく、常時、所定の制振性能を維持することができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000005119 【氏名又は名称】日立造船株式会社
|
| 【出願日】 |
平成11年3月31日(1999.3.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068087 【弁理士】 【氏名又は名称】森本 義弘
|
| 【公開番号】 |
特開2000−283223(P2000−283223A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月13日(2000.10.13) |
| 【出願番号】 |
特願平11−90369 |
|