| 【発明の名称】 |
ウエーブワッシャ |
| 【発明者】 |
【氏名】見倉 正明
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| 【要約】 |
【課題】ウエーブワッシャのばね特性はその内径の大きさが大きく影響する。このため、組み立ての都合上内径で位置決めしなければならない場合に内径を相手軸に一致させようとすると、所望のばね特性を得ることが困難な場合があるが、そのために、所望のばね特性が得られるように内径を相手軸より大きくした場合には、外径で位置決めできる場合を除いて、相手軸と同心にセットするためには、組み立て時に治具を用いて慎重に行う必要があり、作業能率向上の妨げになるという課題がある。
【解決手段】ウエーブワッシャ本体の内周側に相手軸との位置決めとなるガイド部を設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ウエーブワッシャ本体の内周側に相手軸との位置決めとなるガイド部を設けたウエーブワッシャ。 【請求項2】 前記ガイド部が複数本の突片からなることを特徴とする請求項1記載のウエーブワッシャ。 【請求項3】 前記突片の先端が前記相手軸の外周面に倣う形状であることを特徴とする請求項2記載のウエーブワッシャ。 【請求項4】 前記ガイドが前記相手軸と嵌合するリングであって、該リングが1以上のブリッジで前記ウエーブワッシャ本体に連結されていることを特徴とする請求項1記載のウエーブワッシャ。 【請求項5】 前記ガイド部が前記ウエーブワッシャ本体のばね特性に影響を与えないように形成されていることを特徴とする請求項1、2、3または4記載のウエーブワッシャ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は組み付け時に内周側で位置決めするようにしたウエーブワッシャに関する。 【0002】 【従来の技術】ウエーブワッシャを使用する場合、外径側または内径側に位置決め部分を設け、同心に取り付けて予定どうりたわませることが必要である。 【0003】しかし、内径側に軸を設けた場合、軸径とワッシャ内径との差が大きくなると位置決めが難しくなる。 【0004】また内径側または外径側で位置決めするために内径または外径の寸法を変更すると所望のばね特性を得ることが困難な場合がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】そのため、所望のばね特性が得られるように内径を相手軸より大きくした場合には、外径で位置決めできる場合を除いて、相手軸と同心にセットするためには、組み立て時に治具を用いて慎重に行う必要があり、作業能率向上の妨げになるという課題がある。 【0006】 【課題を解決するための手段、作用及び効果】このような課題を解決するための手段として、請求項1の発明は、ウエーブワッシャ本体の内周側に相手軸との位置決めとなるガイド部を設けたから、特別な治具を用いなくても、所望のばね特性を有するウエーブワッシャ本体を相手軸と同心に容易にセットすることができる。 【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明において、ガイド部が複数本の突片からなるから、各突片の先端が相手軸の外周に当接して確実に位置決めすることができる。 【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明において、突片の先端が前記相手軸の外周面に倣う形状であるから位置決めをより確実に行うことができるとともに、突片の先端が相手軸に局部的に当たってこれを傷付けるおそれがない。 【0009】請求項4の発明は、請求項1の発明において、ガイドが相手軸と嵌合するリングであって、そのリングが1以上のブリッジでウエーブワッシャ本体に連結されているから、ウエーブワッシャ本体を相手軸に対して確実に同心にセットすることができる。 【0010】請求項5の発明は、請求項1、2、3または4の発明において、ガイド部がウエーブワッシャ本体のばね特性に影響を与えないように形成されているから、所望のばね特性を確保することができる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1〜4は第1の実施の形態を示し、図において、1はばね鋼等の弾力性を有する材料からなる本発明にかかるウエーブワッシャであって、波付けの施されたリング状のウエーブワッシャ本体2の内周にガイド部となる3個の突片3が等角度間隔で斜め上向きに形成されており、各突片3の先端は幅広になっていて、図3、4に示す相手軸aの直径bにほぼ緊密に倣う曲面4が形成されている。 【0012】この突片3はウエーブワッシャ本体2に圧縮荷重が作用したときに最も変形の小さい一定の部分に形成することが、ウエーブワッシャ2のばね特性に影響を与えないようにする上で好ましい。 【0013】以上のような構成とすることにより、所望のばね特性を有し、かつ、相手軸aに正確に位置決めすることができるウエーブワッシャ1を提供することができる。 【0014】図5〜7は第2の実施の形態のウエーブワッシャ5を示し、波付けの施されたリング状のウエーブワッシャ本体6の中心にガイド部となるリング7が2本のブリッジ8によりウエーブワッシャ本体6と同心かつ一体に形成されており、そのリング7の内周は、図7に示すように、相手軸aにほぼ緊密に嵌合し、ウエーブワッシャ本体6を相手軸aと同心に位置決めできるようになっている。 【0015】この実施の形態においても、ブリッジ8はウエーブワッシャ本体2に圧縮荷重が作用したときに最も変形の小さい一定の部分に形成することが好ましい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000210986 【氏名又は名称】中央発條株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年4月9日(1999.4.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079315 【弁理士】 【氏名又は名称】野口 宏
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| 【公開番号】 |
特開2000−291622(P2000−291622A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月20日(2000.10.20) |
| 【出願番号】 |
特願平11−102385 |
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