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【発明の名称】 リニアアクチュエータ
【発明者】 【氏名】細野 正行

【氏名】佐藤 俊夫

【氏名】宮崎 省吾

【要約】 【課題】装置全体の幅方向、軸線方向および高さ方向の寸法をそれぞれ抑制することにより、小型・軽量化を図ることにある。

【解決手段】アクチュエータボデイ22の底面部に形成された凹部74にセンサ取付用レール72の凸部122を装着し、ボルト70をねじ込むことによってアクチュエータボデイ22にセンサ取付用レール72を固定する。また、アクチュエータボデイ22と別体で形成され、且つ該アクチュエータボデイ22の軸線方向に沿った一端部に連結される連結ブロック62に変位量調整手段として機能するストッパ90を設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】流体出入ポートから圧力流体を導入することにより、アクチュエータボデイの軸線方向に沿ってスライドテーブルを往復動作させるリニアアクチュエータであって、軸線方向に沿って貫通する貫通孔を有するとともに、前記貫通孔に連通する開口部が形成されたアクチュエータボデイと、前記アクチュエータボデイの軸線方向に沿って往復動作するスライドテーブルと、前記開口部を介して前記スライドテーブルの底面部に略直交して連結され、該スライドテーブルと一体的に変位するジョイント部材と、前記貫通孔内に形成されたシリンダ室に沿って摺動自在に配設され、圧力流体の作用下に前記ジョイント部材をアクチュエータボデイの軸線方向に沿って押圧する一組のピストンと、前記スライドテーブルをアクチュエータボデイの軸線方向に沿って案内する摺動機構と、前記アクチュエータボデイに形成された凹部に装着される凸部を有し、センサ取付用の長溝が形成されたレール部材と、を備えることを特徴とするリニアアクチュエータ。
【請求項2】請求項1記載のリニアアクチュエータにおいて、前記アクチュエータボデイの軸線方向に沿った一端部には、該アクチュエータボデイと別体からなる連結部材が連結され、前記連結部材には、スライドテーブルの変位量を調整する変位量調整手段が設けられることを特徴とするリニアアクチュエータ。
【請求項3】請求項2記載のリニアアクチュエータにおいて、前記連結部材は、アクチュエータボデイに形成された凹部に装着される突起部と、シリンダ室に連通する流体出入ポートが形成されたブロック体とからなり、前記突起部およびブロック体は一体的に設けられることを特徴とするリニアアクチュエータ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体出入ポートから圧力流体を導入することにより、アクチュエータボデイの軸線方向に沿ってスライドテーブルを往復動作させることが可能なリニアアクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ワーク等の搬送手段としてリニアアクチュエータが用いられている。このリニアアクチュエータは、ボデイに沿って移動テーブルを直線状に往復運動させることにより、前記移動テーブルに載置されたワークを搬送することができる。
【0003】この種の従来技術に係る流体圧アクチュエータを図9および図10に示す(特開平11−51009号公報参照)。
【0004】この従来技術に係る流体圧アクチュエータ1は略直方体状に形成されたボデイ2を有し、前記ボデイ2の一側面部には、磁気近接センサ3を装着するための略平行な2条の取付用溝4が形成されたセンサ取付用レール5が設けられる。このセンサ取付用レール5は、離間する一組の孔部(図示せず)に挿入されたボルト6を前記ボデイ2の一側面に形成された図示しないねじ穴に螺入することにより該ボデイ2の一側面に固定されている。
【0005】次に、他の従来技術に係る流体圧シリンダを図11に示す(実開平6−43302号公報参照)。
【0006】この流体圧シリンダ7は、内部に図示しないシリンダ室が設けられ、一端部にエンドブロック8が連結されたシリンダ本体9と、前記シリンダ本体9の上面部に固設されたリニアガイド10の案内作用下に、前記シリンダ本体9の軸線方向に沿って移動するテーブル11とを有する。前記シリンダ本体9の長手方向と略直交する一端部には、第1張出し部12が上方に向かって膨出形成され、前記テーブル11の一側面部には前記第1張出し部12を挟むように第2張出し部13および第3張出し部14が横方向に向かって膨出形成されている。
【0007】この場合、前記第2張出し部13および第3張出し部14にそれぞれねじ込まれたボルト15a、15bが前記第1張出し部12に当接することにより、テーブル11の移動終端位置が規制されるとともに、前記ボルト15a、15bのねじ込み量を調整することにより、該テーブル11の移動量が調整される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の従来技術に係る流体圧アクチュエータ1では、センサ取付用レール5にボルト挿入用の孔部を形成する必要があり、前記孔部の直径分だけ前記センサ取付用レール5の高さ方向の寸法が増大し、装置全体における高さ方向の寸法が大きくなってしまうという不都合がある。
【0009】また、他の従来技術に係る流体圧シリンダ7では、テーブル11の移動量を規制するボルト15a、15bを第2張出し部13および第3張出し部14を介してテーブル11の横方向(幅方向)に設けているため前記テーブル11の幅方向の寸法が増大し、装置全体における幅方向の寸法が大きくなってしまうという不都合がある。
【0010】この場合、シリンダ本体9に連結されるエンドブロック8の略中央部の上面に図示しない凸部を膨出形成し、前記凸部にねじ込まれるボルト15a(15b)によってテーブル11の移動量を規制することが考えられるが、シリンダ本体9の一端部にエンドブロック8を連結することによりシリンダ本体9の軸線方向の寸法が増大し、装置全体における軸線方向の寸法が大きくなってしまうという他の不都合がある。
【0011】また、前記流体圧シリンダ7において、シリンダ本体9とエンドブロック8とを鋳造成形等によって一体成形することが考えられるが、リニアガイド10の側面部に対しボール転動溝を形成するために図示しない研磨砥石を用いて研磨加工を行う場合に、シリンダ本体9と一体成形されたエンドブロック8および該エンドブロック8に膨出形成された図示しない凸部が障害となり、ボール転動溝の研磨加工を円滑に行うことができないという不都合がある。
【0012】本発明は、前記の種々の不都合を克服するためになされたものであり、装置全体の幅方向、軸線方向および高さ方向の寸法をそれぞれ抑制することにより、小型・軽量化を図ることが可能なリニアアクチュエータを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するために、本発明は、流体出入ポートから圧力流体を導入することにより、アクチュエータボデイの軸線方向に沿ってスライドテーブルを往復動作させるリニアアクチュエータであって、軸線方向に沿って貫通する貫通孔を有するとともに、前記貫通孔に連通する開口部が形成されたアクチュエータボデイと、前記アクチュエータボデイの軸線方向に沿って往復動作するスライドテーブルと、前記開口部を介して前記スライドテーブルの底面部に略直交して連結され、該スライドテーブルと一体的に変位するジョイント部材と、前記貫通孔内に形成されたシリンダ室に沿って摺動自在に配設され、圧力流体の作用下に前記ジョイント部材をアクチュエータボデイの軸線方向に沿って押圧する一組のピストンと、前記スライドテーブルをアクチュエータボデイの軸線方向に沿って案内する摺動機構と、前記アクチュエータボデイに形成された凹部に装着される凸部を有し、センサ取付用の長溝が形成されたレール部材と、を備えることを特徴とする。
【0014】この場合、前記アクチュエータボデイの軸線方向に沿った一端部に、該アクチュエータボデイと別体からなる連結部材を連結し、前記連結部材に、スライドテーブルの変位量を調整する変位量調整手段を設けると好適である。前記連結部材は、アクチュエータボデイに形成された凹部に装着される突起部と、シリンダ室に連通する流体出入ポートが形成されたブロック体とからなり、前記突起部およびブロック体を一体的に設けると好適である。
【0015】本発明によれば、アクチュエータボデイに形成された凹部にレール部材の凸部を装着し、ボルト等をねじ込むことによってアクチュエータボデイにレール部材を固定している。従って、レール部材の高さ方向に沿ってボルト挿入用の孔部を設けていないため、前記孔部の直径分だけ高さ方向の寸法が抑制され、装置全体として高さ方向の寸法が抑制される。
【0016】また、本発明では、アクチュエータボデイと別体で形成され、且つ該アクチュエータボデイの軸線方向に沿った一端部に連結される連結部材に変位量調整手段が設けられているため、スライドテーブルの横方向に第2張出し部および第3張出し部等を設ける必要がなく、スライドテーブルの幅方向の寸法が抑制され、装置全体として幅方向の寸法が抑制される。
【0017】さらに、本発明では、エンドブロックを連結していないため、装置全体における軸線方向の寸法が抑制される。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係るリニアアクチュエータについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0019】図1において、参照数字20は本発明の実施の形態に係るリニアアクチュエータを示す。
【0020】このリニアアクチュエータ20は、基本的には、直方体状のアクチュエータボデイ22と、前記アクチュエータボデイ22の上面部に膨出して一体的に形成された一対のガイドブロック24a、24bに沿って直線状に往復動作するスライドテーブル26と、前記スライドテーブル26をアクチュエータボデイ22の軸線方向に沿って円滑に往復動作させるための摺動機構28とから構成される。なお、前記アクチュエータボデイ22は、例えば、ロストワックス法等によって鋳造成形すると好適である。
【0021】前記アクチュエータボデイ22の上面部には、図4に示されるように、所定間隔離間し軸線方向に沿って延在する一対のガイドブロック24a、24bが一体的に膨出形成され、前記一対のガイドブロック24a、24bには、後述するボール循環穴30およびボール転動溝32がそれぞれ形成されている。前記アクチュエータボデイ22の上面部および底面部の略中央部には、図2に示されるように、略円柱状のジョイント部材34(後述する)が自在に変位するための略楕円形状の開口部36a、36bがそれぞれ形成されている。
【0022】また、前記アクチュエータボデイ22の対角線状に対向する一組の角部には、図1および図5に示されるように、段部を介して貫通する取付用孔部38a、38bがそれぞれ形成され、前記取付用孔部38a、38bに図示しない固定用ボルトを嵌合することにより、該アクチュエータボデイ22を図示しない他の部材、壁面等に固定することが可能となる。
【0023】さらに、アクチュエータボデイ22の内部には、図2に示されるように、前記開口部36a、36bに連通し且つ軸線方向に沿って延在する貫通孔40が形成され、前記貫通孔40の両端部は、環状溝にシールリング42が装着された一対のエンドキャップ44a、44bによってそれぞれ閉塞され、一方のエンドキャップ44aは、止め輪46を介して貫通孔40内に気密に保持される。
【0024】前記貫通孔40内には、環状溝を介してピストンパッキン48が装着された一対のピストン50a、50bが配設され、前記一対のピストン50a、50bは前記貫通孔40に沿って摺動自在に設けられる。なお、一方のピストン50aの一端部には、例えば、ウレタンゴムによって形成されたリング状のダンパ52が装着され、また、前記他方のエンドキャップ44bには、軸線方向に沿って貫通する小径の固定絞り54が形成されている。
【0025】この場合、前記貫通孔40を閉塞する一対のエンドキャップ44a、44bと一対のピストン50a、50bとによって一組のシリンダ室56a、56bがそれぞれ形成され、一方のシリンダ室56aは、図3に示されるように、固定絞り58を介して一対の第1流体出入ポート60a、60bにそれぞれ連通するように設けられる。他方のシリンダ室56bは、エンドキャップ44bの固定絞り54を介して、後述する連結ブロック62に形成された一対の第2流体出入ポート64a、64bにそれぞれ連通するように設けられる。
【0026】なお、前記第1流体出入ポート60a、60b(第2流体出入ポート64a、64b)は、チューブ等の配管の取り出し方向が軸線方向に沿って設けられた第1ポートと、チューブ等の配管の取り出し方向が軸線と略直交する方向に設けられた第2ポートとから構成され、作業者は、設置環境に応じて第1ポートまたは第2ポートのいずれかにチューブ等を接続することにより、適宜、配管の取り出し方向を選択することができる。
【0027】本実施の形態では、図3に示されるように、軸線と略直交する方向からの配管取り出しが選択され、軸線方向に沿った第1ポートは、該第1ポートにねじ込まれたプラグ66によって閉塞されている。このプラグ66は、第1ポートまたは第2ポートのいずれにもねじ込み可能に設けられている。
【0028】図2に示されるように、前記一対のピストン50a、50bの間には、略上下方向に沿って延在するジョイント部材34が設けられ、前記ジョイント部材34の一端部は、スライドテーブル26の略中央部に形成されたねじ孔68に螺入される。この場合、第1流体出入ポート60a、60b(あるいは第2流体出入ポート64a、64b)を介して一方のシリンダ室56a(56b)に圧力流体を導入し、ピストン50a、50bの変位作用下に、該ピストン50a、50bの端部がジョイント部材34に当接して押圧することにより、前記ジョイント部材34を介してスライドテーブル26を矢印X方向(あるいは矢印Y方向)に変位させることができる。
【0029】アクチュエータボデイ22の底面部には、図8に示されるように、一組のボルト70を介して後述するセンサ取付用レール(レール部材)72を装着するための凹部74が形成され、前記凹部74にはボルト70を螺入するための一組のねじ穴73が形成されている。また、アクチュエータボデイ22の底面部には、3本のボルト70を介して連結ブロック62を取り付けるための取付用凹部76が形成され、前記取付用凹部76にはボルトを螺入するための3つのねじ穴が形成されている。
【0030】前記連結ブロック62は、シールリング78を介してエンドキャップ44bと気密に連結される環状段部80(図2参照)が形成されるとともに、一組の第2流体出入ポート64a、64bがそれぞれ略直交する方向に形成されたブロック体82と、前記ブロック体82の側面部に一体的に設けられ、アクチュエータボデイ22の取付用凹部76に装着される長尺な平板状の突起部84とを有する(図8および図9参照)。なお、前記連結ブロック62は、例えば、アルミニウム等を押し出し成形することにより形成すると好適である。
【0031】前記ブロック体82には貫通するねじ孔86が形成され、前記ねじ孔86には、一端部にダンパ88が設けられたストッパ90が螺入される。このストッパ90は、スライドテーブル26が該ストッパ90に当接することにより該スライドテーブル26の変位量を規制するとともに、ナット部材92の螺回作用下に前記変位量を自在に調整する変位量調整手段としての機能を営む。
【0032】スライドテーブル26の上面部には、後述するブラケット94の屈曲部96a、96bが装着される一組の凹部98a、98bが形成され、前記ブラケット94は、前記凹部98a、98bに前記屈曲部96a、96bを装着しボルト100を介してねじ止めすることにより、スライドテーブル26に固定される。また、スライドテーブル26の底面部には、軸線方向に沿って延在するガイド部102が一体的に膨出形成され、前記ガイド部102の対向する側面部には、軸線方向に沿って延在する断面円弧状のボール転動溝104がそれぞれ形成される。さらに、前記スライドテーブル26には、図2に示されるように、ストッパ90に当接する当接面106を有する断面矩形状の切欠部が形成される。
【0033】摺動機構28は、図5に示されるように、アクチュエータボデイ22と一体的に膨出形成された一対のガイドブロック24a、24bと、ねじ部材を介して前記ガイドブロック24a、24bの両端部にそれぞれ装着されるカバー108およびスクレーパ110とを含む。前記ガイドブロック24a、24bには、軸線方向に沿って貫通するボール循環穴30が形成され、該ガイドブロック24a、24bの対向する内壁面には軸線方向に沿って延在するボール転動溝32が形成される。前記ボール循環穴30およびボール転動溝32には、該ボール循環穴30およびボール転動溝32に沿って転動する複数のボールベアリング116が配設される。
【0034】センサ取付用レール72の一側面部には、断面円弧状に形成されたセンサ取付用の長溝118が略平行に2条形成され、前記長溝118と反対側の一側面部には断面V字状の凹部120が形成される(図4参照)。また、センサ取付用レール72には、アクチュエータボデイ22の凹部74に対応する形状からなる凸部122が膨出形成され、前記凸部122を凹部74に装着しボルト70によってねじ締結することにより、アクチュエータボデイ22にセンサ取付用レール72が固定される(図8参照)。
【0035】アクチュエータボデイ22とセンサ取付用レール72との間には、複数の爪片124を介して円柱状の磁石126を保持するブラケット94が設けられる。前記ブラケット94は、所定間隔離間する一組の平板状の屈曲部96a、96bを介してスライドテーブル26の上面部に固定され、前記磁石126は、該スライドテーブル26と一体的に変位するように設けられている(図7参照)。
【0036】本発明の実施の形態に係るリニアアクチュエータ20は基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0037】先ず、図示しない流体圧供給源からの圧力流体を第2流体出入ポート64bに導入する。この場合、他方の第1流体出入ポート60aは、図示しない切換弁の切換作用下に大気開放状態にしておく。
【0038】前記圧力流体は、第2流体出入ポート64bに連通する固定絞り54を介して一方のシリンダ室56bに供給され、ピストン50bを矢印X方向に押圧する。前記ピストン50bが押圧されて変位することにより該ピストン50bの端部がジョイント部材34に当接し、前記ジョイント部材34は開口部36a、36bに沿って矢印X方向に変位する。従って、前記ジョイント部材34に連結されたスライドテーブル26が該ジョイント部材34と一体的に矢印X方向に向かって変位し、ピストン50aの一端部に装着されたダンパ52がエンドキャップ44aに当接することにより一方の変位終端位置に至る。なお、前記ダンパ52によってピストン50aがエンドキャップ44aに当接する際の衝撃が緩和される。
【0039】前記とは逆方向(矢印Y方向)にスライドテーブル26を変位させる場合には、第1流体出入ポート60aに圧力流体を供給する。前記供給された圧力流体は、固定絞り58を介して他方のシリンダ室56aに導入され、ピストン50aを矢印Y方向に向かって押圧する。前記ピストン50aの押圧作用下にジョイント部材34が矢印Y方向に向かって変位し、前記ジョイント部材34を介してスライドテーブル26が矢印Y方向に変位する。この場合、スライドテーブル26の切欠部に形成された当接面106がストッパ90のダンパ88に当接することにより他方の変位終端位置に至る。なお、ストッパ90の一端部に設けられたダンパ88によってスライドテーブル26がストッパ90に当接する際の衝撃が緩和される。
【0040】上記したように、本実施の形態では、アクチュエータボデイ22の底面部に形成された凹部74に対しセンサ取付用レール72の凸部122を装着し、ボルト70をねじ込むことによってアクチュエータボデイ22にセンサ取付用レール72を固定している。従って、センサ取付用レール72の高さ方向に沿ってボルト挿入用の孔部を設けていないため、前記孔部の直径分だけ高さ方向の寸法が抑制され、装置全体として高さ方向の寸法を抑制することができる。
【0041】また、本実施の形態では、連結ブロック62を介してスライドテーブル26の移動量を規制するストッパ90をアクチュエータボデイ22に設けている。従って、図11に示す従来技術のようにテーブル11の横方向に第2張出し部13および第3張出し部14を設ける必要がないため、スライドテーブル26の幅方向の寸法が抑制され、装置全体として幅方向の寸法を抑制することができる。
【0042】さらに、本実施の形態では、図11に示す従来技術のようにシリンダ本体9の一端部にエンドブロック8を連結していないため、装置全体における軸線方向の寸法を抑制することができる。
【0043】さらにまた、アクチュエータボデイ22と連結ブロック62とを別体で構成することにより、アクチュエータボデイ22の一対のガイドブロック24a、24bに形成されたボール転動溝32を図示しない研磨砥石によって研磨加工を行う際に障害物がないため、前記ボール転動溝32の研磨加工を円滑に行うことができるという利点がある。
【0044】この結果、本実施の形態では、装置全体における高さ方向、幅方向および軸線方向の寸法を抑制することにより、装置全体の小型・軽量化を図ることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0046】すなわち、装置全体における高さ方向、幅方向および軸線方向の寸法を抑制することにより、装置全体の小型・軽量化を図ることができる。
【出願人】 【識別番号】000102511
【氏名又は名称】エスエムシー株式会社
【出願日】 平成11年3月30日(1999.3.30)
【代理人】 【識別番号】100077665
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 剛宏 (外1名)
【公開番号】 特開2000−283113(P2000−283113A)
【公開日】 平成12年10月13日(2000.10.13)
【出願番号】 特願平11−89981