| 【発明の名称】 |
車両駆動装置の制御装置および車両 |
| 【発明者】 |
【氏名】羽二生 倫之
【氏名】天野 雅彦
【氏名】宮崎 泰三
【氏名】正木 良三
【氏名】諸岡 泰男
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| 【要約】 |
【課題】ハイブリッド車両の駆動システムを構成するモータの慣性力に起因するトルク変動を1つのモータの速度変化率を用いてすべてのモータのトルクを補正し、目標どおりの車両駆動トルクを発生させる。
【解決手段】差動機構16および17を介してモータA12およびモータB13の出力軸がエンジン11の出力軸と車両駆動軸18に連結しているハイブリッド車両において、モータの回転数変動に起因するトルク変動を、モータA12の速度変化率を検出する速度変化率検出手段21により検出されるモータA12の速度変化率を用いて、モータA12およびモータB13のトルク補正を行う。1つのモータの速度変化率を用いて双方のモータのトルク補正を行うことが可能となる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】複数の回転電機の出力軸が機械的に結合している変速機構を備え、車両の目標駆動トルクと第1の前記回転電機のトルクとに基づいて、第2の前記回転電機のトルクを決定するトルク設定手段を備えた車両駆動装置であって、少なくとも1つの回転電機は自身の回転速度の変化率を検出する回転速度変化率検出手段を有し、前記トルク設定手段は前記回転速度変化率検出手段より検出された前記回転電機の回転速度変化率を用いて他の前記回転電機のトルク不足量を算出し、当該回転速度変化率検出手段を有する回転電機により前記トルク不足量を発生させることを特徴とする車両駆動装置の制御装置。 【請求項2】複数の回転電機の出力軸が機械的に結合している変速機構を備え、車両の目標駆動トルクと第1の前記回転電機のトルクとに基づいて、第2の前記回転電機のトルクを決定するトルク設定手段を備えた車両駆動装置であって、前記第2の回転電機は自身の回転速度の変化率を検出する回転速度変化率検出手段を有し、前記トルク設定手段は前記回転速度変化率検出手段より検出された前記第2の回転電機の回転速度変化率を用いて、前記第2の回転電機のトルクを補正することを特徴とする車両駆動装置の制御装置。 【請求項3】回転する出力軸を有する動力発生装置を複数有し、前記動力発生装置の出力軸が機械的に結合している変速機構であって、前記変速機構の入出力軸の変速比を検出する変速比検出手段と第1の前記動力発生装置の回転速度変化率を検出する回転速度変化率検出手段とを有し、前記第1の動力発生装置の回転速度変化率と前記変速比検出手段の変速比情報を用いて他の前記動力発生装置のトルク不足量を算出し、当該回転速度変化率検出手段を有する動力発生装置により前記トルク不足量を発生させることを特徴とする車両駆動装置の制御装置。 【請求項4】請求項1,2,3のいずれか1項記載の車両駆動装置の制御装置を搭載する車両。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は複数のモータを有する車両、特にエンジンとモータを組合せたハイブリッド車両に関する。 【0002】 【従来の技術】エンジンの低燃費化を図る駆動システムとして、モータの駆動力を利用するハイブリッド車両があり、シリーズ方式,パラレル方式など各種の方式が提案されている。例えば、特開平7−135701 号公報には、2つのモータと1つの遊星歯車を用い、エンジンの駆動力を遊星歯車に入力し、遊星歯車の出力軸から得られた駆動力により車両を駆動するようにモータで制御する方式が記載されている。エンジンのエネルギーの一部は発電機(1つのモータを発電機として使用)により発電しながら、出力軸に連結したモータから駆動力をアシストすることで、常にエンジンを効率の良い高トルク領域で駆動し、かつ、変速機能を合わせ持たせることができる特徴を持っている。 【0003】また、このようなハイブリッド車両の駆動トルクを制御する方法として、発電機のトルクを算出し、その値を用いて出力軸のモータのトルクを補正する方法が特開平8−207601 号公報に記載されている。この方法によれば、エンジン出力に変動があっても車両の駆動トルクにはあまり影響しないため、走行性を改善することができる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上述の方式は、発電機の速度変化率を用いて、モータで発電機の慣性に起因するトルク変動を抑制するため、発電機が自身のトルク変動を抑制することはできない。また、モータ自身のトルク変動を抑制するためには、モータの速度変化率を検出しなければならない。 【0005】本発明の目的は、ハイブリッド車両において、1つのモータの速度変化率を用いて自身の慣性分の補正を行うとともに、その速度変化率を用いて他のモータのトルク変動を抑制する制御装置の提供を目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、複数の回転電機の出力軸が機械的に結合している変速機構を備え、車両の目標駆動トルクと第1の前記回転電機のトルクとに基づいて、第2の前記回転電機のトルクを決定するトルク設定手段を備えた車両駆動装置であって、少なくとも1つの回転電機は自身の回転速度の変化率を検出する回転速度変化率検出手段を有し、前記トルク設定手段は前記回転速度変化率検出手段より検出された前記回転電機の回転速度変化率を用いて他の前記回転電機のトルク不足量を算出し、当該回転速度変化率検出手段を有する回転電機により前記トルク不足量を発生させることを特徴とする車両駆動装置の制御装置を提供することにある。 【0007】また、好ましくは、複数の回転電機の出力軸が機械的に結合している変速機構を備え、車両の目標駆動トルクと第1の前記回転電機のトルクとに基づいて、第2の前記回転電機のトルクを決定するトルク設定手段を備えた車両駆動装置であって、前記第2の回転電機は自身の回転速度の変化率を検出する回転速度変化率検出手段を有し、前記トルク設定手段は前記回転速度変化率検出手段より検出された前記第2の回転電機の回転速度変化率を用いて、前記第2の回転電機のトルクを補正することを特徴とする車両駆動装置の制御装置を提供することにある。 【0008】また、好ましくは、回転する出力軸を有する動力発生装置を複数有し、前記動力発生装置の出力軸が機械的に結合している変速機構であって、前記変速機構の入出力軸の変速比を検出する変速比検出手段と第1の前記動力発生装置の回転速度変化率を検出する回転速度変化率検出手段とを有し、前記第1の動力発生装置の回転速度変化率と前記変速比検出手段の変速比情報を用いて他の前記動力発生装置のトルク不足量を算出し、当該回転速度変化率検出手段を有する動力発生装置により前記トルク不足量を発生させることを特徴とする車両駆動装置の制御装置を提供することにある。 【0009】さらに、本発明は前記車両駆動装置の制御装置を搭載する車両を提供することにある。 【0010】 【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明する。 【0011】図1は本発明による車両駆動制御装置を搭載したハイブリッド車両の一実施の形態である。 【0012】エンジン11は内燃機関であり、内燃機関とは燃焼ガスが作動流体であるものを指し、レシプロエンジン,ロータリーエンジン,ガスタービン、およびジェットエンジンなどが含まれ、一例としてレシプロエンジンを想定する。モータA12およびモータB13は電気エネルギーを与えることにより運動エネルギーを放出し、運動エネルギーを与えると電気エネルギーに変換する。モータ制御装置14はモータA12を制御する装置であり、インバータなどを指す。同様にモータ制御装置15はモータB13を制御する装置である。 【0013】差動機構16および17は複数の歯車から構成されている。差動機構16を構成する個々の歯車はエンジン11,モータA12、および車両駆動軸18と噛合している。同様に差動機構17を構成する個々の歯車はエンジン11,モータB13、および車両駆動軸18と噛合している。 【0014】二次電池19は電気エネルギーを貯蔵する装置であり、通常バッテリなどが用いられる。駆動制御装置20はエンジンおよびモータの各コンポーネンツの駆動力を制御する装置である。速度変化率検出手段21はモータA12の速度変化率を検出する。車両駆動力は車輪22に伝達され、車両は駆動する。 【0015】図1のハイブリッドシステムにおける各コンポーネンツは以下のような関係となっている。 【0016】エンジン11の実トルクτ′e および車両駆動トルクτv は、モータA12およびモータB13の実トルクτ′a ,τ′b で表記することができる。 【0017】 【数1】τ′e=Kea×τ′a+Keb×τ′b【0018】 【数2】τv=Kva×τ′a+Kvb×τ′bただし、Kea,Keb,Kva,Kvbはギア比から定まる係数である。 【0019】同様に、エンジン11の回転速度ωe ,モータA12の回転速度ωa ,モータB13の回転速度ωb 、および車両速度ωv の関係は、【0020】 【数3】ωe=Kwa×ωa+Kwva×ωv【0021】 【数4】ωe=Kwb×ωb+Kwvb×ωvと表わせる。Kwa,Kwb,Kwva,Kwvbはギア比から定まる係数である。 【0022】また、モータA12およびモータB13のトルク指令値τa*およびτb*と実トルクの関係は、それぞれの慣性のJa ,Jb および速度変化率dωa/dt,dωb/dtを用いて以下のように表される。 【0023】 【数5】
【0024】 【数6】
【0025】また、エンジン回転速度ωe と車両速度ωv の比、もしくはエンジントルクτe と車両駆動トルクτv の比として変速比rを以下のように定義する。 【0026】 【数7】
【0027】駆動制御装置20の構成について図2を用いて説明する。駆動制御装置20は運転者の指令を受け、ハイブリッド車両を構成する動力源であるエンジン11,モータA12、およびモータB13の出力を制御する装置である。ここでは、車両のトルク変動はモータで補正することを主眼としているため、駆動制御装置20の構成のうち、モータの制御装置に関して説明する。 【0028】ここでは、モータB13を速度制御した場合について説明する。 【0029】モータB13制御部31は変速比指令r* および車両速度ωv とから、モータB13の速度指令ωb*を算出する。数4および数7よりモータB13の速度指令ωb*は、【0030】 【数8】
【0031】と表すことができる。モータB13の速度指令ωb*はモータB13の速度フィードバック値ωbFB と比例積分制御され、数8に基づいたモータB13のトルク指令τb*を算出する。 【0032】モータA12制御部32は車両駆動トルク指令τv*とモータB13のトルク指令τb*とからモータA12のトルク指令τa*を定める。数2と数8に基づき算出したモータB13のトルク指令τb*よりモータA12のトルク指令τa*は【0033】 【数9】
【0034】と表すことができる。数9より算出したモータA12トルク指令τa*によりモータA12は駆動する。 【0035】数9は数2の変形であるため、各コンポーネンツのトルクは慣性による損失を除いた実トルクである必要がある。そのため、数9より演算されるトルク指令では各コンポーネンツの速度変動が大きい場合に車両駆動トルクに変動が生じる。そこで、モータの慣性を考慮したトルク指令が必要となる。モータA12のモータの慣性を考慮したトルク指令τa*は以下の演算により求められる。数9にモータの指令トルクと実トルクの関係式である数5および数6を代入し、【0036】 【数10】
【0037】の関係を得る。数10の右辺第3項および第4項がモータの慣性に起因するトルクである。数9の演算によるトルク指令では、数10の右辺第3項および第4項で表されるトルクが不足する。 【0038】右辺第3項はモータA12の慣性に起因するトルクである。数10の右辺第3項までをモータA12のトルク指令として与えることにより、モータA12は自身の速度変化率を用いてトルク補正を行うことができる。 【0039】数10においてモータB13の慣性をも補償するためにはモータB13の速度変化率を検出することが必要となり、システムが複雑となる。そこで、一方のモータの速度変化率のみを用いて、自らのトルク補正と他方のモータのトルク補正を行う制御方式とするためモータA12の速度変化率でモータB13の速度変化率を表す。 【0040】車両がある任意の変速比r1 からr2 へ短時間で変化したと仮定する。その間における車両速度の変化量は十分に小さいとする。 【0041】変速比r1 のときのモータA12回転速度ωa1およびモータB13回転速度ωb1は車両駆動軸回転速度ωv を用いて、数1,数2および数7より【0042】 【数11】
【0043】 【数12】
【0044】と表される。 【0045】また、変速比r2 のときのモータA12回転速度ωa2およびモータB13回転速度ωb2は【0046】 【数13】
【0047】 【数14】
【0048】となる。よって、任意の時間tにおけるモータA12回転速度の変化率とモータB13回転速度の変化率との比Rは、【0049】 【数15】
【0050】となり、モータA12回転速度の変化率とモータB13回転速度の変化率との比Rは変速比および車両速度に関わらずモータA12速度の変化率のKwa/Kwb倍となる。 【0051】数15を数10に代入すると【0052】 【数16】
【0053】と表記できる。 【0054】よって、図1のハイブリッド車両では、車両の状態である変速比および車両速度に関係なく、モータA12の速度微分値のみを用いてモータA12およびモータB13の両者のトルク補償を行うことが可能である。 【0055】図2においては、補正トルク算出手段33はトルク変動を補正するトルクを演算する。補正トルク算出手段33は速度変化率検出手段21より得られたモータA12の速度変化率を用いて慣性によるトルク変動を補正する補正トルクΔτmを演算する。ここで、Δτm はモータA12およびモータB13の慣性に起因するトルクである。モータA12制御部32では補正トルク算出手段33より算出された補正トルクΔτm を加えて、数16で表されるモータA12のトルク指令τa*を発信する。 【0056】ここでは、モータA12の速度変化率を用いて説明してきたが、モータB13の速度変化率を用いても同様の効果が得られることは言うまでもない。 【0057】図3は図1とは異なった構成のハイブリッド車両の一実施の形態である。 【0058】エンジン41は内燃機関である。モータA42およびモータB43は電気エネルギーにより回動する。モータ制御装置44および45はモータA42およびモータB43の制御装置であり、インバータなどを指す。 【0059】差動機構46は複数の歯車から構成されており、差動機構46を構成する個々の歯車はエンジン41,モータ42、および車両駆動軸47と噛合している。 【0060】二次電池48には通常バッテリなどが用いられる。駆動制御装置49はエンジンおよびモータの各コンポーネンツの駆動力を制御する装置である。速度変化率検出手段50はモータA12の速度変化率を検出する。車両駆動力は車輪51に伝達され、車両は駆動する。 【0061】図3における補正トルク演算手法について説明する。 【0062】エンジン41の実トルクτ′e および車両駆動トルクτv は、モータA42およびモータB43の実トルクτ′a ,τ′b および差動機構46からの駆動トルクτr で以下のように表記できる。 【0063】 【数17】τ′e=KEA×τr+KEB×τ′b【0064】 【数18】τv=τr+τ′aただし、KEA,KEBはギア比から定まる係数である。 【0065】同様に、エンジン41の回転速度ωe ,モータA42の回転速度ωa ,モータB43の回転速度ωb ,差動機構46の出力歯車の回転数ωr 、および車両速度ωv の関係は、【0066】 【数19】ωe=KWA×ωr+KWB×ωb【0067】 【数20】ωv=ωa=ωrと表わせる。KWA,KWBはギア比から定まる係数である。 【0068】また、モータA12およびモータB13のトルク指令値τa*およびτb*と実トルクの関係は、数5および数6と同じであり、変速比rの関係は数7と同じである。 【0069】このとき、モータA42の速度変化率を用いてモータA42およびモータB43のトルク補正を行う。数17および数18の関係にモータの運動方程式である数5,数6、および変速比rの関係を代入することにより以下の関係を得る。 【0070】 【数21】
【0071】数10と同様、右辺第3項および第4項がモータの慣性に起因するトルクであり、補正トルク算出手段33で算出する補正トルクΔτm に相当する。 【0072】ここで、右辺第3項はモータA42の慣性に起因するトルクである。数21の右辺第3項までをモータA12のトルク指令として与えることにより、モータA42は自身の速度変化率を用いてトルク補正を行うことができる。 【0073】モータA42およびモータB43との関係は変速比rを用いて、数19および数20から、【0074】 【数22】
【0075】の関係を得る。 【0076】よって、図3のシステムにおいてモータA42の速度変化率と車両とエンジンの状態を表す変速比rを用いてモータA42およびモータB43のトルク変動を補正するモータA42トルク指令τa*は以下のようになる。 【0077】 【数23】
【0078】ハイブリッド車両駆動システムによっては、トルク補正を行う際に、モータの回転速度変化率に加え、エンジン回転数および車両速度などの情報を用いる必要がある。 【0079】図4は本発明を適応したハイブリッド車両の一実施の形態である。 【0080】エンジン61は内燃機関である。モータ62は電気エネルギーを与えることにより運動エネルギーを放出し、運動エネルギーを与えると電気エネルギーに変換する。モータ制御装置63はモータ62を制御する装置であり、インバータなどを指す。速度変化率検出手段63はモータ62の速度変化率を検出する。 【0081】変速装置65はエンジン61およびモータ62の駆動力を走行状態に適応する速度およびトルクに変換する。変速比検出手段66はエンジン61,モータ62、および車両駆動軸67の回転数を検出し、エンジン61およびモータ62各々に対する車両駆動軸67との変速比情報を発信する。 【0082】車両駆動軸67を伝達した駆動力は車輪68を介して車両を駆動させる。 【0083】二次電池69は電気エネルギーを貯蔵する装置であり、通常バッテリなどが用いられる。 【0084】駆動制御装置70は変速比検出手段66より変速比の情報と速度変化率検出手段63からの速度変化率の情報より、変速時もしくはエンジンの動作点を変更する場合のエンジン61とモータ62のトルク変動を補正するトルクを算出し、モータ62にトルク補正を行わせる。 【0085】図5は図1におけるハイブリッド車両の各コンポーネンツの動作を時系列に示したタイムチャートの一実施の形態である。車両駆動トルク指令τv*は一定であり、時間0で車両は停止状態である。 【0086】発進時、車両はエンジン11を停止したままモータのみで走行する。その際、モータA12は車両の進行方向と同方向に回転し、モータB13は車両の進行方向と逆方向に回転する。 【0087】車両の速度が上昇するとエンジン11の駆動力で走行するために、エンジン11を微少時間Δtで始動する指令が発せられる。エンジン11が駆動力を発生すると同時にギア比の大きい差動機構16に接続するモータA12は回転を停止し、ギア比の小さい差動機構16に接続するモータB13は制御を停止することにより、エンジントルクを増幅させて車両駆動軸に伝達することが可能となる。エンジン11が駆動力を発生するとモータA12は回転を停止し、モータB13の回転方向は車両の進行方向と同方向になる。そのため、エンジン11の始動に伴うモータの速度変化率は大きくなる。 【0088】エンジン11を始動する場合は、モータの時間的な速度変化率が大きく、トルク変動が顕著であるため、本発明のトルク補償制御方式によるトルク補正効果が大きい。 【0089】同様に、急加速時もモータの速度変化率が大きくなるため、本発明のトルク補償制御方式によるトルク補正効果が大きい。 【0090】以上が本発明の一実施の形態であり、トルク補償制御方式について説明した。さらに、自動車のみならず、船舶,鉄道車両など他の輸送機関などにも本発明を適用できることは言うまでもない。 【0091】 【発明の効果】本発明によれば、1つのモータの回転速度情報から駆動システムを構成する他のモータに対しトルク補正ができるという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所
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| 【出願日】 |
平成11年5月7日(1999.5.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075096 【弁理士】 【氏名又は名称】作田 康夫
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| 【公開番号】 |
特開2000−324620(P2000−324620A) |
| 【公開日】 |
平成12年11月24日(2000.11.24) |
| 【出願番号】 |
特願平11−126725 |
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