| 【発明の名称】 |
電動車両 |
| 【発明者】 |
【氏名】菅 祐司
|
| 【要約】 |
【課題】バッテリの充電作業を容易にする電動車両を提供する。
【解決手段】バッテリ10と充電装置11を前後にキャスター35,36を有したフレーム台18に積載し、フレーム台の連結板23と固定板28の各嵌合溝22,27が、車両側本体フレーム7に設けた前方と後方の連結心棒21、32に嵌合し、フレーム台下部の傾斜屈曲先端部24が本体フレームの連結溝部25に嵌合し、さらに固定板近傍に設けた回動ロック板30がコイルスプリング31で後方連結棒32の嵌合保持を行い連結固定する。これにより、バッテリユニット17が車両本体1に着脱可可能となる。回動ロック板をその操作摘み34で反附勢方向に回動すれば、容易にバッテリユニット17が車両本体1より外れ、電源コンセントの所に移動して充電を簡単に行えるとともに、後部キャスターは登坂走行時に接地し、後方転倒防止輪としては働き安全性も向上する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 充電可能なバッテリを搭載し、該バッテリを駆動源としたモータにより駆動輪を回転駆動して走行する電動車両において、車体側の本体フレームに、バッテリを乗せたフレーム台が着脱自在に連結される構造となし、前記フレーム台の下部にはキャスターが設けられていることを特徴とする電動車両。 【請求項2】 前記フレーム台には、バッテリ充電装置が搭載されていることを特徴とする請求項1に記載の電動車両。 【請求項3】 前記フレーム台の前後にキャスターが設けられ、その後部のキャスターは車体後部の駆動輪より後方位置に取り付けられて、電動車両の後方転倒防止輪を兼ねるようにしたことを特徴とする請求項1、および2のいずれかに記載の電動車両。 【請求項4】 本体フレーム側に前方連結心棒と後方連結心棒を設け、この前方連結心棒と後方連結心棒にそれぞれ嵌合する嵌合溝を有した連結部材を、前記フレーム台の前後に設けるとともに、前記後方連結棒を嵌合溝に嵌合保持するよう回動附勢されかつその嵌合を解くよう操作可能な回動ロック板を設けて、バッテリをそのフレーム台を介して本体フレームに着脱自在に連結させるバッテリ連結装置を形成したことを特徴とする請求項1、2および3のいずれかに記載の電動車両。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリを搭載し、このバッテリによりモータを駆動して走行する電動三輪車等の電動車両に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、バッテリを動力源として走行できる電動三輪車等が、自転車等に乗るには不安がある足腰の弱い人や老人にとっての外出する際の乗り物として、その運転操作性の簡単さ、また安全性も良いことなどから、普及し出している。 【0003】特開平6−114086号公報や特開平8−229076号公報等には、電動三輪車が示されており、その全体構成は、車体の前部に1つの前輪、後部に2つの駆動輪を備え、この駆動輪を駆動するためのバッテリ、およびその充電装置等を車体後部のシート下部に搭載し、前輪に連結したハンドルの上端に設けられているハンドルを、シート部に乗った使用者が左右に操作することにより、行く先方向を変えて走行操舵するものとなっている。 【0004】 【発明が解決しようする課題】ここで、これら電動車両は、バッテリを用いているので、一定時間使用(運転)すると、バッテリの充電が必要となる。この場合に、バッテリの充電用電源としては、一般家庭に備わる100Vの電源コンセントを使用し、そこからの充電を可能としている。したがって、実際に充電するときは、バッテリに付備され、電動車両のシート部等の下に収納されている充電用のコードリールを引き出し、前記100Vの電源コンセントに接続し充電を行っている。 【0005】この場合に、一戸建てのような家では、電源コンセントは屋外にかなり設けられているので、充電は特に問題なく行える。また電源コンセントが屋外にない場合でも、延長コードを使い、家の中の電源コンセントから電動車両の近くまで伸ばすことで、さほどに苦労しないで充電を行える。 【0006】しかし、マンション住まい場合、部屋が2階、3階などの場合、部屋から電動三輪車まで電源コードを伸ばすことは困難である。そうかと言って、バッテリを搭載して大変重量のある電動車両を自分の部屋にまで運び込むのも、重労働である。特に老人など力の弱い人にとっては、容易ではない。また1階にある共用の車両保管場所でそこに電源コンセントがあればそれを使用して充電できるが、使用した電力料の支払いの問題など、管理面での煩わしさが残ってしまう。 【0007】本発明は上述の点に鑑みて成されたもので、車両本体に対し、バッテリおよび充電装置を着脱自在として電源コンセントの近くまで容易に持ち運び可能とし、さらにキャスターを具備させてその移動、運搬をより一層に便利にすることにより、高層マンションなどに住む老人など力の弱い人にとっても、充電作業が頗る簡単に行えるようにするとともに、そのキャスターが、バッテリを車体に搭載した通常使用時には、電動車両の登坂運転時に接地して車体の後方転倒防止に機能するという安全性をも高めた構造の電動車両を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成するために、本発明は、充電可能なバッテリを搭載し、該バッテリを駆動源としたモータにより駆動輪を回転駆動して走行する電動車両において、車体側の本体フレームに、バッテリを乗せたフレーム台が着脱自在に連結される構造となし、前記フレーム台の下部にはキャスターが設けられていることを特徴とするものである。 【0009】また、フレーム台には、バッテリ充電装置が搭載されていることを特徴とするものである。 【0010】さらにフレーム台の前後にキャスターが設けられ、その後部のキャスターは車体後部の駆動輪より後方位置に取り付けられて、電動車両の後方転倒防止輪を兼ねるようにしたことを特徴とするものである。 【0011】そしてまた、本体フレーム側に前方連結心棒と後方連結心棒を設け、この前方連結心棒と後方連結心棒にそれぞれ嵌合する嵌合溝を有した連結部材を、前記フレーム台の前後に設けるとともに、前記後方連結棒を嵌合溝に嵌合保持するよう回動附勢されかつその嵌合を解くよう操作可能な回動ロック板を設けて、バッテリをそのフレーム台を介して本体フレームに着脱自在に連結させるバッテリ連結装置を形成したことを特徴とするものである。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。 【0013】図1は、本発明の実施形態に係る電動三輪車の外観図であり、また図2は、バッテリの装着の様相および、カバーが外されて、シート部下に設置されているバッテリ等が示されている状態の電動三輪車の外観図であり、図4は同じくその平面図を示したものである。 【0014】本実施形態の電動三輪車は、車体1の後部両側に後述するモータにより回転駆動される駆動輪(後輪)2が設けられており、前部には1つの前輪3が備えられている。 【0015】前記前輪3はハンドル軸4に連結されており、このハンドル軸4の上端にループ状のハンドル5が取り付けられており、このハンドル5を左右に操作することにより、前輪3が左右方向に動き、走行操舵することができる。 【0016】前記前輪3と駆動輪2の間には、使用者が乗車したときに足を乗せるためのフロア部6が設けられており、このフロア部6は前後に伸びる本体フレーム7上に、樹脂により形成されたものを固定して取り付けられている。 【0017】またフロア部6の後方位置には、支柱8が中央部から立設され、その支柱8上端部に使用者が乗車するためのシート9が取り付けられている。そして、シート9下方の空間、詳しくは前記支柱8より後方位置の空間に、バッテリ10およびその充電装置11が設置され、それらはカバー12で覆われて保護されている。 【0018】バッテリ10およびその充電装置11は、このシート9下方の空間に着脱自在に収納とした構造となっているが、その詳細は後述する。 【0019】前記ハンドル5の中央部には、図4に示すように、バッテリ10の残量や走行速度や前進後進などを表示する表示パネル12、また前進後進を指示するスイッチ13、警報ブザーなどのスイッチ14さらに電源を入/切する電源スイッチ15などが設けられている。また表示パネル13の近くには前進、後進の速度を調整するアクセルレバー16A,ブレーキレバー16Bなども設けられている。 【0020】さて、次にバッテリ10が車体1に着脱自在とされている構造について説明する。 【0021】図2、3等において、17は、車体1側の本体フレーム7に着脱自在に装着されるバッテリユニットで、バッテリ10および充電装置11は、上ベース18aと下ベース18b等を有するフレーム台18に取り付け固定されている。 【0022】前記フレーム台18は、前記上ベース18aおよび下ベース18bと、これら上下ベース18a,18bを支持するところの支柱20等とからなり、前記バッテリ10および充電装置11はその上ベース18a上に設置されている。すなわち、バッテリ10、例えば起電圧12V,電池容量35AHで、重量が13〜14kg程度の鉛蓄電池が2基、図5に示すように、上ベース18a上に並置して取り付け固定されているとともに、これら2基のバッテリ10,10の間に、前記充電装置11が設置されている。前記2基のバッテリ10、10は直列接続されて、24Vの駆動電圧を発生できるものとなっっている。また、一回の充電容量の70%で20km程度を平地走行できる走行能力を有するものとなっている。 【0023】19はこの2基のバッテリ10、10の電力端子で、前記上ベース18aの先端部に一方(実施例では左側)に寄せて設けられている。 【0024】さて、バッテリユニット17を車本1に連結させる構造を次に説明すると、フレーム台18の上ベース18aの前端部下部に、車体1側の本体フレーム7に設けられている前方の連結心棒21(後で詳述する)と嵌合する嵌合溝22を有した連結部材なる板体状の連結片23、23が、左右両側に取り付け固定されている。 【0025】またフレーム台18の下ベース18bは、その前方部が上方へ少し傾斜屈曲形成され、この傾斜屈曲先端部24が、やはり後述するところの車体1側の本体フレーム7の下部に設けられている連結用溝部25に嵌入するようになっている。 【0026】したがって、上方に位置する前記板体状の連結片23,23と下方に位置する前記下ベース18bの傾斜屈曲先端部24は、協働して、前記バッテリユニット17を車体1側の本体フレーム7に連結するための前方連結装置を形成するものとなり、前記板体状の連結片23,23はその第1連結部材となり、前記傾斜屈曲先端部24はその第2連結部材となる。 【0027】また、フレーム台18の後方部には、そのフレーム台18の中間高さ位置当たりに、一対の支持軸26、26が水平に設けられ、その支持軸26に、前方にU字状の嵌合溝27を設けた全体形状が略U字型をした板状の連結部材なる固定板28が固着されている。また、この固定板28と合わさるような格好で、先端に爪状の係止部29を有した板状の回動ロック板30が前記支持軸26に回動自在に軸着されている。 【0028】そして、前記回動ロック板30は、その後部上端と前記下ベース18bとの間に張設したコイルスプリング31により常に上方へ引っ張られ、その結果常に反時計方向へ回動附勢された状態にされている。これによって、図2に示すように、回動ロック板30はその係止部29が固定板28の嵌合溝27の入り口付近に進出し、嵌合溝27と嵌合するところの車体1側の本体フレーム7に設けられている後方の連結心棒32(後述する)が抜けないように保持し、バッテリユニット17を本体フレーム7、すなわち車体1に連結固定する役目を果たしている。 【0029】また、回動ロック板30の係止部29の先端には、連結時に前記本体フレーム7側の後方連結棒32が嵌合溝27に案内嵌合されるようにするためのテーパー部33が形成され、このテーパー部33により、前記本体フレーム7側の後方連結棒32は、図3に示すように、回動ロック板30を前記コイルスプリング31に抗して押し上げて開放回動させ、後方連結棒32の嵌合溝27内への挿入を可能とさせている。 【0030】また、回動ロック板30には、これを前記コイルスプリング31の附勢力に抗して、嵌合溝27を開放するよう時計方向に回動させ、後方連結心棒32とのロックを解除するための操作摘み34が後部に形成されている。 【0031】そして、前記他方の支持軸26にも、同様の固定板28および回動ロック板30が装着されている。 【0032】したがって、前記固定板28および回動ロック板30等は、前記前方連結装置と対応する後方連結装置を構成し、第3の連結部材となっている。 【0033】ところで、フレーム台18の下ベース18bには、その傾斜屈曲先端部24の下部と下ベース18b後方の下部とにそれぞれキャスター35、36が装着され、本体フレーム7から取り外したバッテリユニット17を簡単に移動できるようにしている。 【0034】そして、この前後のキャスター35,36は、バッテリユニット17を車本1に装着したときには、図2に示すように、地面Gに接地せず地面Gから浮くようになり、電動3輪車の走行に支障のないようになっている。このように、バッテリユニット17は、前記キャスター35,36が地面Gから浮くような関係で、車本1に取り付けられる取り付け構造とされている。 【0035】また、後方のキャスター36は、駆動輪2より後ろ位置に取り付けられているため、電動3輪車で登り坂を走行する時に、その後ろに搭載した重たいバッテリ10により重心が後方となっている電動3輪車が後方へ転倒しそうになった時に、後方のキャスター36は接地して、その後方転倒を防止する転倒防止用の補助キャスターの役割をも果たしている。 【0036】上記にように、車本1への搭載時に、バッテリユニット17のキャスター35,36は、地面Gより浮き、電動3輪車の走行を支障を与えないことが要求される。そこで、キャスター35,36が浮くような高さで、バッテリユニット17が取り付けられるように、本体フレーム7側の前方連結心棒21および後方連結心棒32の取り付け高さが設定されている。また、フレーム台18の全高もその条件を満足するような高さ寸法に、さらにバッテリ10,10がシート9に当たらないような余裕を持った高さ位置になるようにと設計される。 【0037】一方、バッテリユニット17が結合する相手側の車体1には、そのバッテリユニット17のフレーム台18と結合する本体フレーム7があり、そしてその本体フレーム7は、そのフロア部9の後方より、平行に延びる左右のフレーム部7A,7Bを有している。このフレーム部7A,7B同士の幅間隔に対して、前記フレーム台18の上ベース18aおよび下ベース18bの幅(横幅)は、少し小さく寸法設定されていて、バッテリユニット17を車体1に対し、そのフレーム台18によって着脱自在に連結したときに、上ベース18aおよび下ベース18bは、本体フレーム7のフレーム部7A,7B間に介挿した状況で連結されるように成している。 【0038】また、本体フレーム7には、前記フレーム部7A,7B間を貫通するように、駆動軸37が装着されているとともに、モータ39およびその減速装置40などの駆動装置が、フレーム部7A,7B間の空間部に設置されている。 【0039】そして、前述した後方に延びる平行なフレーム部7A,7B間に、前方連結心棒21が水平に張り渡し固定されているとともに、後方に、前記前方連結心棒21よりは短い長さの後方連結心棒32が、横架固定されている。 【0040】また、前方連結心棒21は、本体フレーム7上に立設形成した装着用壁板41に取り付け固定され、この壁板41の上方位置には、バッテリユニット17を搭載したときに、それに設けられている前記電力出力端子19と接触する受電端子42が設けられている。 【0041】これによって、前方連結心棒21は、前記フレーム台18の第1連結部である板体状の連結片23,23の嵌合溝22,22と嵌まり合う連結部となっており、後方連結心棒32は、前記フレーム台18の第3連結部である固定板28の固定溝27と嵌まり合う連結部となっている。 【0042】一方、上方の前記前方連結心棒21と対応して、その下方位置には、鉄板などを略L字型に曲げて形成した連結腕片43が本体フレーム7の下位置に固設されており、この連結腕片43とフロアー部9下面との間に連結用溝部25を形成している。 【0043】したがって、このフロアー部9下面の連結用溝部25は、前記フレーム台18の第2連結部である下ベースの傾斜屈曲先端部24と嵌まり合う連結部となっている。 【0044】以上の構成となっており、バッテリユニット17を車体1の後方より押し込むと、図2に示すように、フレーム台18側の連結板23の嵌合溝22が、車体1側の本体フレーム7の前方連結心棒21に嵌まり込み、またフレーム台18の下ベース18bの傾斜屈曲先端部24が、本体フレーム7下面の連結用溝部25に嵌入して、前方部の結合が行われる。 【0045】同時に、本体フレーム7の後方連結棒32が、フレーム台18の後部側にある回動ロック板30のテーパー部33に当たり、次いで後方連結心棒32の相対的な水平移動につれて、図3のように回動ロック板30をコイルスプリング31の弾性力に抗して上方へ回動させ、その係止突起29を固定板28の嵌合溝27から退避させる。ゆえに、後方連結心棒32は嵌合溝27内に移動挿入し、奥まで入り込んだ時点で、回動ロック板30はコイルスプリング31による引っ張り回動力で反時計方向(下方向)へ復帰回動し、再び係止突起29が嵌合溝27の入り口に進出して、後方連結心棒32が嵌合溝27から抜けないようにロックするようになる。これにより、バッテリユニット17と車体1の本体フレーム7との後部連結が行なわれる。 【0046】こうして、バッテリユニット17は、その前部と後部が本体フレーム7の前方部と後方部にそれぞれ連結固定され、確実に車体1に装着固定される。装着したバッテリユニット17はそのキャスター35,36が地上Gより浮き、電動三輪車の走行に問題はない。また、バッテリ10の電力出力端子19も車体1側の受電端子41と接触し、モータ39を駆動可能とする電気回路も形成される。こうして、電動三輪車はバッテリ駆動で操舵走行可能となる。 【0047】電動三輪車で登坂走行するときには、後方のキャスター36が接地し、電動3車の後方転倒を防止でき、安全である。 【0048】そして、一定時間(一定距離)走行し、電池容量が無くなって充電するときは、回動ロック板30の摘み34を持ち、これをコイルスプリング31に抗して下方(時計方向)に回動すれば、その係止突起29が固定板28の嵌合溝27より退避するので、後方連結棒32と固定板28との結合が外れ、バッテリユニット17全体を本体フレーム7から外すことが可能となる。後部の連結を外れ、そのまま後方に引き出すようにすると、フレーム台18の前部側もその連結板23および下ベース18aの傾斜屈曲先端部24が、本体フレーム7側の前方連結心棒21、および連結用溝部25から外れて、バッテリユニット17を完全に分離できるようになる。 【0049】そして、分離させたバッテリユニット17はキャスター35,36が付いているため、容易に移動でき、電源コンセントの近くまで持ってきて、バッテリユニット17からコードを引き出し、電源コンセントに接続し充電を行えば良い。このバッテリユニット17には充電装置11も備わっているので、別体物の充電装置を電源コンセントに接続して充電するよりは、充電作業は簡単に行えるようになる。 【0050】充電完了後、バッテリユニット17を車本1に着装するには、バッテリユニット17を車体1の後ろに持ってきて後方より押し込む。その押し込み動作に伴い、前述したように、本体フレーム7側の後方連結心棒32は、自然に固定板28の固定溝27に回動ロック板30により抜け止め連結固定され、またバッテリユニット17の前方連結装置である連結板23およびした下ベース18b先端の傾斜屈曲先端部24が、前方連結心棒21および連結用溝部25にそれぞれ連結して、装着固定される。 【0051】このように、バッテリユニット17が車体1に脱着自在にとした構成になっているで、バッテリ10の充電作業が頗る簡単に行えるという非常に使用性の良いものとなっている。 【0052】 【発明の効果】以上にように、本発明によれば、充電式のバッテリがキャスター付きのフレーム台に設置され、このフレーム台が車体側の本体フレームに着脱自在とされて、バッテリが車体に搭載される構成の電動車両としたので、充電時にバッテリのみを車体から外し、容易に電源コンセントの近くまで移動して来て充電することができる。これにより、老人など力の弱い人でも、簡単に充電することが可能となり、使用性が向上する。 【0053】また、フレーム台には、充電装置も設置されているので、充電装置が別に設けられている場合のように、バッテリと充電装置を電気接続する等の手間も省け、充電作業がやり易くなる。 【0054】また、フレーム台の前後に付いているキャスターのうち、後方のキャスターは、車体に備わる後方の走行輪より後部に位置して設けているので、登り坂の運転時に、車体が後方に転倒しようとしたときに、地面に当たり、その後方転倒防止に役立ち、安全性が向上する。 【0055】また、バッテリはそれを載せたフレーム台の前後に設けた連結部材の嵌合溝が、車体側本体フレームに設けた前方連結心棒と後方連結心棒に嵌合し、かつ後方の連結心棒をフレーム台側にある回動ロック部材にて嵌合溝より抜けないように嵌合保時し連結固定させることができる着脱装置なので、使用者はフレーム台を車体の後方よりドッキングさせるように押し込みさせれば、簡単に装着することができ、また外すのも、回動ロック板をそのロック方向の付勢力に抗する操作力を与えるだけで、簡単に車体から分離することができる。よって、格別に難しい操作を必要としないで、バッテリの脱着を行える。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社
|
| 【出願日】 |
平成11年4月20日(1999.4.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083231 【弁理士】 【氏名又は名称】紋田 誠
|
| 【公開番号】 |
特開2000−308212(P2000−308212A) |
| 【公開日】 |
平成12年11月2日(2000.11.2) |
| 【出願番号】 |
特願平11−112176 |
|