| 【発明の名称】 |
ハイブリッド車 |
| 【発明者】 |
【氏名】上原 康司
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| 【要約】 |
【課題】ハイブリッド車において、点検等によりエンジンルームのフードカバーが開かれている場合に、エンジン起動の可能性がある時には、確実に警報して報知する。
【解決手段】イグニッションスイッチのオンによりハイブリッド制御システムが起動されており、且つ、フードカバースイッチのオンによりエンジンルームのフードカバーが開いているとき(S101,S102)、バッテリの残存容量に応じてエンジンルーム警告フラグ1,2をセットし(S105〜S108)、各フラグの値に応じてスピーカに音声信号を出力し、スピーカから音声による警報を発生させる。従って、点検等によりエンジンルームのフードカバーが開かれている状況下で、エンジン起動の可能性のあるとき、或いはエンジンが起動している時には、確実に警報が発せられ、これを確実に作業者やユーザに報知することが可能となる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】エンジンルーム内に、エンジンと、発電機兼用のモータ或いは発電機及び走行用モータとを配設し、車両の走行駆動源として上記エンジンとモータとの少なくとも一方を用い、上記モータを走行駆動源として用いるとき電力供給し、上記発電機兼用モータを発電機として作用させたとき、または、上記エンジンによる発電機兼用モータ或いは発電機の駆動により充電されるバッテリを備えたハイブリッド車において、ハイブリッド制御システムが起動されており、且つ、上記エンジンルームのフードカバーが開いているとき、警報を発生させる警報制御手段を備えたことを特徴とするハイブリッド車。 【請求項2】上記警報制御手段は、ハイブリッド制御システムが起動されており、且つ、上記エンジンルームのフードカバーが開いている状況下において、上記バッテリの残存容量に余裕が有る時には、軽度の第1の警報を発生させ、バッテリの残存容量が低下しているとき、重度の第2の警報を発生させることを特徴とする請求項2記載のハイブリッド車。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、点検等によりエンジンルームのフードカバーが開かれている場合に、エンジン起動の可能性があるとき、警報を発するハイブリッド車に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、自動車等の車両においては、低公害、省資源の観点からエンジンとモータとを併用するハイブリッド車が開発されており、エンジンルーム内に、エンジンと、発電機兼用のモータ或いは発電機及び走行用モータとを配設し、車両の走行駆動源としてエンジンとモータとの少なくとも一方を用いて走行するハイブリッド車が知られている。 【0003】このハイブリッド車は、モータを走行駆動源として用いるとき電力供給し、発電機兼用モータを発電機として作用させたとき、または、エンジンによる発電機兼用モータ或いは発電機の駆動により充電されるバッテリを備えている。 【0004】ここで、この種のハイブリッド車は、キースイッチによってイグニッションスイッチのオンによりハイブリッド制御システムが電源投入されて起動されている車両停車状態時において、バッテリの残存容量(充電量)に余裕が有るときには、エンジンと、発電機兼用モータ或いは発電機との双方を停止させ、また、バッテリの残存容量が不足するときには、発電機兼用モータに界磁電流を供給すると共にエンジンにより発電機兼用モータを駆動して、発電機兼用モータを発電機として作用させ、或いはエンジンにより発電機を駆動して、バッテリを充電するようにしている(特開平8−289407号公報等参照)。 【0005】このため、点検等によりエンジンルームのフードカバーを開けた状態で、エンジンやモータが停止していても、キースイッチによるイグニッションスイッチのオンによりハイブリッド制御システムが電源投入されて起動されているときは、エンジンが起動することがある。 【0006】従って、注意を促すため、従来は、エンジンルームのフードカバーを開けたとき、目に付き易いフードカバーの裏面やエンジンルーム内の側壁等に、その旨の注意を記載したシール等を貼付すると共に、サービスマニュアルに注意事項としてその旨を明記することで、対処していた。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、単に、フードカバーの裏面やエンジンルーム内の側壁等に注意書きのシール等を貼付したり、サービスマニュアルに注意事項の一つとして明記し、注意を喚起しているに過ぎず、作業者やユーザが見落とす虞がある。 【0008】本発明は、上記事情に鑑み、点検等によりエンジンルームのフードカバーが開かれている場合に、エンジン起動の可能性がある時には、確実に警報して報知することが可能なハイブリッド車を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、エンジンルーム内に、エンジンと、発電機兼用のモータ或いは発電機及び走行用モータとを配設し、車両の走行駆動源として上記エンジンとモータとの少なくとも一方を用い、上記モータを走行駆動源として用いるとき電力供給し、上記発電機兼用モータを発電機として作用させたとき、または、上記エンジンによる発電機兼用モータ或いは発電機の駆動により充電されるバッテリを備えたハイブリッド車において、ハイブリッド制御システムが起動されており、且つ、上記エンジンルームのフードカバーが開いているとき、警報を発生させる警報制御手段を備えたことを特徴とする。 【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、上記警報制御手段は、ハイブリッド制御システムが起動されており、且つ、上記エンジンルームのフードカバーが開いている状況下において、上記バッテリの残存容量に余裕があるときには、軽度の第1の警報を発生させ、バッテリの残存容量が低下しているとき、重度の第2の警報を発生させることを特徴とする。 【0011】すなわち、請求項1記載の発明は、ハイブリッド制御システムが起動されており、且つ、エンジンルームのフードカバーが開いているとき、警報を発生させる。従って、点検等によりエンジンルームのフードカバーが開かれている状況下で、エンジン起動の可能性のある時には、確実に警報が発せられ、これを確実に作業者やユーザに報知することが可能となる。 【0012】また、請求項2記載の発明は、ハイブリッド制御システムが起動されており、且つ、エンジンルームのフードカバーが開いている状況下において、バッテリの残存容量に余裕があるときには、軽度の第1の警報を発生させ、バッテリの残存容量が低下しているとき、重度の第2の警報を発生させることで、エンジン起動の可能性に応じて警報内容を変更する。 【0013】 【実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施の一形態を説明する。 【0014】先ず、図1及び図2に基づいてハイブリッド車1の制御系を含む構成について説明する。 【0015】本形態におけるハイブリッド車1は、エンジン2と2つのモータA,Bとを併用するパラレルハイブリッド式の車両であり、エンジン2と、エンジン2の出力軸2aに直結されてエンジン2の起動及び発電・動力アシストを担う発電機兼用のモータ(第1のモータ)3と、エンジン1の出力軸1aにモータ3を介して連結されるプラネタリギヤユニット4と、このプラネタリギヤユニット4の機能を制御し、発進・後進時の駆動力源になると共に減速エネルギーの回収を担うモータ(第2のモータ)5と、変速及びトルク増幅を行って走行時の動力変換機能を担う動力変換機構としてのベルト式無段変速機(CVT)6とを基本構成とする駆動系を備えている。 【0016】これらエンジン1、モータ3,5、プラネタリギヤユニット4、及びCVT6は、ハイブリッド車1のエンジンルーム1a内に配設されており、エンジンルーム1aのフードカバー1bを開けることにより点検整備することが可能である。 【0017】また、プラネタリギヤユニット4は、サンギヤ4a、このサンギヤ4aに噛合するピニオンを回転自在に支持するキャリア4b、ピニオンと噛合するリングギヤ4cを有するシングルピニオン式のプラネタリギヤであり、サンギヤ4aとキャリア4bとを締結・開放するためのロックアップクラッチ7が併設されている。 【0018】すなわち、本形態におけるハイブリッド車1の駆動系は、サンギヤ4aとキャリア4bとの間にロックアップクラッチ7を介装したプラネタリギヤユニット4がエンジン2の出力軸2aとCVT6の入力軸6aとの間に配設されており、プラネタリギヤユニット4のサンギヤ4aがエンジン2の出力軸2aに直結されたモータ3を介して結合されると共に、キャリア4bがCVT6の入力軸6aに結合されている。そして、CVT6の出力軸6bに減速歯車列8を介してデファレンシャル機構9が連設され、このデファレンシャル機構9に駆動軸10を介して駆動輪(本形態では前輪)11が連設されている。 【0019】この場合、上述のようにエンジン2及びモータ3をプラネタリギヤユニット4のサンギヤ4aに結合すると共にリングギヤ4cにモータ5を結合してキャリア4bから出力を得るようにし、さらにキャリア4bからの出力をCVT6によって変速及びトルク増幅して駆動輪11に伝達するようにしているため、2つのモータ3,5は発電と電力供給との両方に使用することができ、比較的小出力のモータを使用することができる。 【0020】また、走行条件に応じてロックアップクラッチ7によりプラネタリギヤユニット4のサンギヤ4aとキャリア4bとを結合することで、間に2つのモータ3,5が配置された、エンジン2からCVT6に至るエンジン直結の駆動軸を形成することができ、効率よくCVT6に駆動力を伝達し、或いは駆動軸11側からの制動力を利用することができる。 【0021】尚、ロックアップクラッチ7の締結・開放時のプラネタリギヤユニット4を介したエンジン2及びモータ3,5のトルク伝達や発電による電気の流れについては、本出願人が先に提出した特願平10−4080号に詳述されている。 【0022】次に、以上の駆動系を制御しハイブリッド車1の走行制御を担う制御系(ハイブリッド制御システム)について説明する。符号15は、マイクロコンピュータとマイクロコンピュータによって制御される機能回路とから構成されて、エンジン2、2つのモータ3,5、CVT6を集中制御する制御ユニットである。 【0023】制御ユニット15には、アクセルペダルやブレーキペダルの踏み込み操作、ステアリングの操舵角等を検出してドライバの運転状況を検出し、また、灯火類やエアコン等の補機類の作動状況等を検出すると共に、車速、登坂や降坂、路面状況等の現在の車両走行状態を検出するために、図示しない各種センサ・スイッチ類が接続されている。そして、制御ユニット15は、さらに、エンジン2、2つのモータ3,5、CVT6の作動状態やバッテリ16の状態を監視し、検出・監視される各種情報に基づいて、エンジン2の制御、インバータ17,18を介してのモータ3,5の駆動及びバッテリ16の充電制御、CVT6の変速比や供給油圧の制御等を行う。 【0024】以上のハイブリッド制御システムによって制御されるハイブリッド車1の走行モードは、トランスミッション入力軸から見た場合、以下に示す3つの基本モードに大別することができ、走行状況に応じて各走行モードの状態遷移が繰返される。 【0025】(1)シリーズ(シリーズ&パラレル)走行モード要求駆動力が小さいとき、ロックアップクラッチ7を開放し、エンジン2とモータ3とでモータ5の反力を支えながら、主としてモータ5で走行する。このとき、エンジン2の駆動力の一部がプラネタリギヤユニット4のサンギヤ4aに入力され、リングギヤ4cのモータ5の駆動力と合成されてキャリア4bから出力される。 【0026】(2)パラレル走行モード要求駆動力が大きいとき、ロックアップクラッチ7を締結してプラネタリギヤユニット4のサンギヤ4aとキャリア4bとを結合し、エンジン2の駆動力にリングギヤ4cからモータ5の駆動力を加算してキャリア4bから出力し、エンジン2単独或いはエンジン2とモータ3,5との双方のトルクを用いて走行する。 【0027】(3)制動力回生モード減速時、ブレーキ制御と協調しながらモータ5で制動力を回生する。すなわち、ブレーキペダルの踏込み量に応じたブレーキトルクをモータ5による回生トルクとブレーキ機構による制動トルクとで協調して分担し、回生制動を行う。 【0028】また、以上の走行モードの他、車両停車時等におけるモードがあり、図示しないキースイッチによるイグニッションスイッチ19のオンにより制御ユニット15を中心とするハイブリッド制御システムが電源投入されて起動されている車両停車状態時において、バッテリ16の残存容量(充電量)に余裕が有るときには、エンジン2と、各モータ3,5との双方を停止させ、また、バッテリ16の残存容量が不足するときには、発電機兼用のモータ3に界磁電流を供給すると共にエンジン2によりモータ3を駆動して、モータ3を発電機として作用させ、バッテリ16を充電するようにしている。 【0029】このため、点検等によりエンジンルーム1aのフードカバー1bを開けた状態で、エンジン2やモータ3,5が停止していても、イグニッションスイッチ19のオンによりハイブリッド制御システムが電源投入されて起動されているときは、エンジン2が起動することがある。 【0030】従って、本形態においては、このとき確実に注意を促すため、フードカバー1bを開けたときオンするフードカバースイッチ20と、警報手段の一例としてスピーカ21が制御ユニット15に接続され、制御ユニット15は、イグニッションスイッチ19のオンによりハイブリッド制御システムが起動されており、且つ、エンジンルームのフードカバーが開いているとき、スピーカに所定の音声信号を出力してスピーカから音声による警報を発生させる。 【0031】すなわち、本実施の形態においては、制御ユニット15によって本発明に係る警報制御手段の機能が実現される。 【0032】具体的には、キースイッチのオンにより制御ユニット15に電源が投入されているとき、制御ユニット15においてそれぞれ所定時間(例えば、1000msec)毎に実行される図3に示す警報条件設定ルーチン、及び、図4に示す警報発生ルーチンにより、警報制御手段の機能を実現する。 【0033】以下、制御ユニット15による警報制御処理について、図3及び図4のフローチャートに従って説明する。 【0034】先ず、図3の警報条件設定ルーチンについて説明する。警報条件設定ルーチンにおいては、先ずステップS101,S102で、それぞれイグニッションスイッチ19のオンによるハイブリッド制御システムの起動、フードカバースイッチ20のオン,オフ状態を判断する。 【0035】そして、イグニッションスイッチ19のオフによりハイブリッド制御システムが停止し、或いは、フードカバースイッチ20のオフによりフードカバー1bが閉じているときには、該当ステップからステップS103へ進み、ステップS103,S104で、軽度の第1の警報を発するためのエンジンルーム警告フラグ1、重度の第2の警告を発するためのエンジンルーム警告フラグ2をそれぞれクリアして、ルーチンを抜ける。 【0036】また、イグニッションスイッチ19のオンによりハイブリッド制御システムが起動しており、且つ、フードカバースイッチ20のオンによりフードカバー1bが開かれているときには、上記ステップS101,S102を介してステップS105へ進み、更に、バッテリ16の残存容量SOCを予め設定された所定値(例えば、50%)と比較して、バッテリ16の残存容量が低下し残存容量不足状態にあるか否かを判断する。 【0037】そして、バッテリ10の残存容量が所定値以下で、バッテリ16の残存容量が低下しているとき、ステップS106へ進み、重度の警告を示すエンジンルーム警告フラグ2をセットし、続くステップS107で、軽度の警告を示すエンジンルーム警告フラグ1をクリアして、ルーチンを抜ける。 【0038】一方、上記ステップS105において、バッテリ16の残存容量が所定値を越えており、バッテリ16の残存容量に余裕があるときには、ステップS108へ進み、軽度の警告を示すエンジンルーム警告フラグ1をセットし、前記ステップS104を経て、重度の警告を示すエンジンルーム警告フラグ2をクリアして、ルーチンを抜ける。 【0039】以上の警報条件設定ルーチンにより警報条件に応じ設定された各エンジンルーム警告フラグ1,2が、図4の警報発生ルーチンにおいて参照され、各エンジンルーム警告フラグ1,2に応じて警報が発せられる。 【0040】警報発生ルーチンについて説明すると、先ず、ステップS201で、軽度の警告を示すエンジンルーム警告フラグ1を参照し、エンジンルーム警告フラグ1がセットされており、ハイブリッド制御システムが起動、且つ、エンジンルーム1aのフードカバー1bが開いている状況下において、バッテリ16の残存容量に余裕があるときには、ステップS202へ進み、スピーカ21に第1の音声信号を出力して、ルーチンを抜ける。 【0041】ここで、第1の音声信号は、予め録音或いは合成された音声信号であり、軽度の第1の警報を発生させるためのもので、スピーカ21への第1の音声信号出力により、例えば、「イグニッションスイッチが入っています。充電のためエンジンが始動することが有ります。注意して下さい。」と音声による軽度の警告が発せられる。 【0042】また、上記ステップS201においてエンジンルーム警告フラグ1がクリアされているときには、ステップS203へ進み、重度の警告を示すエンジンルーム警告フラグ2を参照する。そして、エンジンルーム警告フラグ1がセットされており、ハイブリッド制御システムが起動、且つ、エンジンルーム1aのフードカバー1bが開いている状況下において、バッテリ16の残存容量が低下しているときは、ステップS204へ進み、スピーカ21に第2の音声信号を出力して、ルーチンを抜ける。 【0043】この第2の音声信号は、第1の音声信号と同様に、予め録音或いは合成された音声信号であり、軽度の第1の警報に対し重度の第2の警報を発生させるためのものである。そして、スピーカ21への第2の音声信号出力により、例えば、「充電のためエンジンが回ります(或いは、エンジンが回っています)。注意して下さい。点検する時はイグニッションスイッチを切って下さい。」と音声による重度の警告が発せられる。 【0044】一方、両エンジンルーム警告フラグ1,2が共にクリアされており、イグニッションスイッチ19のオフによりハイブリッド制御システムが停止し、或いは、フードカバースイッチ20のオフによりフードカバー1bが閉じている時には、上記ステップS201,S203を介してステップS205へ進み、音声信号出力を停止して警報を発することなく、ルーチンを抜ける。 【0045】従って、点検等によりエンジンルーム1aのフードカバー1bが開かれている状況下で、エンジン起動の可能性のある時には、確実に警報が発せられ、これを確実に作業者やユーザに報知することが可能となり、的確に注意を喚起することができる。 【0046】また、ハイブリッド制御システムが起動、且つ、エンジンルーム1aのフードカバー1bが開いている状況下において、バッテリ16の残存容量に余裕があるときには、軽度の第1の警報を発することで、エンジン2が回っていなくても、ユーザや作業者に対し、エンジン2の起動を注意喚起することが可能となる。さらに、バッテリ16の残存容量が低下しているときは、重度の第2の警報を発生させることで、エンジン2の起動に応じて警報内容を変更することが可能となり、より的確にユーザや作業者に注意を喚起することが可能となる。 【0047】尚、本実施の形態においてはエンジンと2つの発電機兼用のモータとを備えたハイブリッド車について説明したが、本発明はこれに限定されず、エンジンとモータと発電機とを備えたハイブリッド車等、各種のハイブリッド車についても適用し得る。また、本実施の形態においては、警報手段としてスピーカを用い、音声による警報を発するようにしているが、これに代えて、適宜の手段を採用し得ることは云うまでもない。 【0048】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、ハイブリッド制御システムが起動されており、且つ、エンジンルームのフードカバーが開いているとき、警報を発生させるので、点検等によりエンジンルームのフードカバーが開かれている状況下で、エンジン起動の可能性のある時には、確実に警報が発せられ、これを確実に作業者やユーザに報知することができ、的確に注意を喚起することができる。 【0049】請求項2記載の発明によれば、ハイブリッド制御システムが起動されており、且つ、エンジンルームのフードカバーが開いている状況下において、バッテリの残存容量に余裕があるときには、軽度の第1の警報を発生させ、バッテリの残存容量が低下しているとき、重度の第2の警報を発生させるので、上記請求項1記載の発明の効果に加え、点検等によりエンジンルームのフードカバーが開かれている状況下で、エンジン起動の可能性のあるとき、或いはエンジンが起動している時には、これに応じて段階的に確実且つ的確に警報を発することができる効果を有する。 【0050】すなわち、ハイブリッド制御システムが起動、且つ、エンジンルームのフードカバーが開いている状況下において、バッテリの残存容量に余裕があるときには、軽度の第1の警報を発することで、エンジンが停止していても、ユーザや作業者に対し、エンジンの起動を注意喚起することができる。 【0051】また、バッテリの残存容量が低下しているときは、重度の第2の警報を発生させることで、エンジンの起動に応じて重度の警報により、より的確且つ確実にユーザや作業者に注意を喚起することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005348 【氏名又は名称】富士重工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年4月22日(1999.4.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076233 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 進
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| 【公開番号】 |
特開2000−308210(P2000−308210A) |
| 【公開日】 |
平成12年11月2日(2000.11.2) |
| 【出願番号】 |
特願平11−115381 |
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