| 【発明の名称】 |
作業用運搬車 |
| 【発明者】 |
【氏名】石原 善弘
【氏名】曽我 勝
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| 【要約】 |
【課題】パーキングエリアというかなり広大な敷地内にも係わらず安全に且つ手軽に清掃作業を行うことができる作業用運搬車を提供すること。
【解決手段】ハンドル5と駆動車輪3にブレーキをかけるブレーキレバー6とを設けてなる作業用運搬車であって、ブレーキレバー6を開放している常時においては駆動車輪3に対するブレーキがかかっており、ブレーキレバー6を掴持操作することによってブレーキが解除される電磁ブレーキ装置7を備え、ブレーキレバー6を開放しているときにはモーター2はオフの状態にあり、ブレーキレバーを掴持操作することによってモーター2がオンの状態となり駆動車輪3が駆動するようになっている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 台車に登載したバッテリー電源で駆動するモーターと、該モーターに連結されて低速駆動する駆動車輪を備えた台車に作業用道具や塵等の収拾物を収容する収容箱を設置すると共に、該台車の後部に作業者が手押し操作するためのハンドルと駆動車輪にブレーキをかけるブレーキレバーとを設けてなる作業用運搬車であって、ブレーキレバーを開放している常時においては、駆動車輪に対するブレーキがかかっており、ブレーキレバーを掴持操作することによってブレーキが解除される電磁ブレーキ装置を備えると共に、ブレーキレバーを開放しているときにはモーターはオフの状態にあり、ブレーキレバーを掴持操作することによってモーターがオンの状態となり駆動車輪が駆動するようになっていることを特徴とする作業用運搬車。 【請求項2】 台車の高所位置に警告灯を設置してなる請求項1記載の作業用運搬車。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、高速道路に設けてあるパーキングエリア内の清掃作業時に作業者が清掃作業を行うに際して安全に且つ手軽に清掃作業を行うことができるための作業用運搬車に関する。 【0002】 【従来の技術】作業者がパーキングエリア内を清掃する際に適当な手押し台車を押しながら、これに登載した作業用工具を用いて清掃作業を行うようにしており、特に該エリア内にはガム等の剥ぎ取り作業の際には、作業者はしゃがんでおこなう必要があり、これがかなりの重労働となり、また駐車車両の死角で運転手から見えにくく危険でもあり、且つ広大なパーキングエリア内を手押し台車を押しながら移動するようになっているため、作業者に多大の負担をかけるようになっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題点に鑑み、パーキングエリアというかなり広大な敷地内にも係わらず安全に且つ手軽に清掃作業を行うことができ作業用運搬車を提供することを目的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の作業用運搬車は、添付図面に示す参照符号を付して示すと、台車1に登載したバッテリー電源で駆動するモーター2と、該モーター2に連結されて低速駆動する駆動車輪3を備えた台車1に作業用道具や塵等の収拾物を収容する収容箱4を設置すると共に、該台車1の後部に作業者が手押し操作するためのハンドル5と駆動車輪3にブレーキをかけるブレーキレバー6とを設けてなる作業用運搬車であって、ブレーキレバー6を開放している常時においては駆動車輪3に対するブレーキがかかっており、ブレーキレバー6を掴持操作することによってブレーキが解除される電磁ブレーキ装置7を備えると共に、ブレーキレバー6を開放しているときにはモーター2はオフの状態にあり、ブレーキレバーを掴持操作することによってモーター2がオンの状態となり駆動車輪3が駆動するようになっていることを特徴とする構成からなるものである。 【0005】また請求項2に係る発明の作業運搬車は、台車1の高所位置に警告灯8を設置してなる請求項1記載の構成からなるもである。 【0006】 【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明に係る作業運搬車を示す。台車1上には収容箱4が設置されており、該収容箱4の内部は隔壁9で適当に仕切られて、清掃作業に必要な清掃用道具を収容する部屋10aや清掃作業で収拾した塵等を収容する部屋10bを設け、扉11を設けてある。 【0007】また台車1の後部には、作業者が手をかけて運搬車を軽く押し引きしながら運搬車の移動方向を操作するためのハンドル5が設けられ、該ハンドル5には、これに平行にスタートスイッチの役目をするブレーキレバー6が設けられ、常時は図示のように開放状態にある。またハンドル5の近傍に電源スイッチ12、前進・後退切換スイッチ13、あるいは高速・低速切換スイッチ14が適宜に設けられいてる。更に台車1の裏面側にはコントローラボックス15やバッテリー16あるいは充電コネクター17等が設置されている。 【0008】台車1の前部には、適宜清掃作業用の運搬車であることを強調するための作業者識別模様と形状を呈した先頭部18が形成される共に、適当な枠体に清掃作業中であることを表示する標識19が設けられ、更に清掃作業中であることをエリアに駐車中の自動車に警告するための警告灯8が一般自動車の座高よりかなり高位置に設置されている。なお、警告灯8は回転灯あるいは点滅灯からなり、その電源は充電装置付のバッテリーより供給されている。なおまた、台車1の外周には運搬車を保護するための保護部材26が適宜取り付けられている。 【0009】図5は作業用運搬車を駆動制御するための電気回路、主に電磁ブレーキ装置7を示す。交流電源20は、充電端子(コネクター)17によって充電されるようになっている。該電源20には電源スイッチ12、ブレーキレバー(スタートスイッチ)6、回転制御装置21およびモーター(M)2が直列に設けられ、且つブレーキレバー6のオン・オフによって作動するリレー22および該リレー22に繋がれる常閉接点23、該常閉接点23に電磁ブレーキ制御装置24を介して繋がれる電磁ブレーキ(MB)25が設けられる。なお、前記回転制御装置21は、モーター2の回転方向を切り換えるための回路、即ち、ハンドル5の近傍に設けた前述の前進・後退切換スイッチ13や、モーター2の速度を切り換えるための回路、即ち高速・低速切換スイッチ14の回路を備える。また、電磁ブレーキ制御装置24は、電磁ブレーキ25に対する電圧コンバーター、例えば交流電源20の12V電源を24Vに変換したり、電磁ブレーキ25に対する入力状態が一定時間継続すると電源をオフにするタイマーや、電磁ブレーキ25のブレーキ力を調整するための電圧調整器等などの回路を備える。 【0010】運搬車を操作するために、まず電源スイッチ12をオンに操作することによって電磁ブレーキ制御装置24を介して電磁ブレーキ(MB)25を励磁作動させて、モーター2、正確にはモーター2と駆動車輪3との間に連結される回転軸に制動力をかけて駆動車輪3の回転を強制的に阻止する。この状態のときにはブレーキレバー6が開放されており、モーター2に対する電源回路はオフの状態であるからモーター2は回転することがない。 【0011】従って、作業者がパーキングエリア内で清掃作業を行うにあたって、まず作業用運搬車の電源スイッチ12をオンに操作することによって、該運搬車はブレーキがかけられた状態になっており、清掃作業を開始後に運搬車が坂道等で不測に移動することがないから安心して清掃作業を行うことができる。 【0012】次に作業者がパーキングエリア内を移動するために運搬車のブレーキレバー6を掴持操作することによって、該レバー6はスタートスイッチに繋がれているため、モーター2に対する電源回路がオンし、且つリレー(CR1)22が作動して常閉接点(CR1)23が開放されて電磁ブレーキ(MB)25に対する電源回路が遮断されて電磁ブレーキ25が消磁され、モーター2に対する制動力が開放され、従ってモーター2、即ちこれに繋がれる駆動車輪3は駆動状態となって運搬車を低速移動させることになる。従って作業者はハンドル5を握って所要の場所に運搬車を移動することができる。なお、電磁ブレーキ25のブレーキ力の制御は、電磁ブレーキ制御装置24の電圧調整器を調整すればよく、また駆動車輪3の回転方向を切り換えるためには、回転力制御装置21の前進・後退切換スイッチ13を操作すればよく、また駆動車輪3の速度を切り換えるためには高速・低速切換スイッチ14を操作すればよいことは前述のとおりである。なおまた電源電圧が低下すれば、運搬車に設けた充電コネクター17によって簡単に充電することができる。 【0013】本発明によれば、作業開始に先立って、まず作業者が運搬車の電源スイッチ12をオンに入力することによって自動的に駆動車輪3に対するブレーキがかかるため、作業者は、電源スイッチとは別に機械的なロック手段を操作して運搬車にブレーキをかける必要がなく、それだけ手軽に運搬車を移動不能にロックすることができる。 【0014】即ち、電源スイッチ12の入力後には、ブレーキレバー6を掴持操作しない限り、運搬車は移動することができないようになっており、ブレーキレバー6を掴持操作することによって、初めて運搬車は移動可能となるため、たとえばパーキングエリア内の傾斜面で作業者が運搬車から離れている場合にあっても、運搬車は不測に移動することがなく、安全に使用することができる。 【0015】また運搬車には普通自動車より高位置に警告灯8を設置するようになっているため、作業者が運搬車に隠れてパーキングエリア内に駐車中の自動車から見えなくとも、該警告灯8の点滅により確実に作業中であることを警告することができ、それだけ安全に清掃作業を行うことができる。 【0016】 【発明の効果】請求項1に係る発明の作業用運搬車によれば、台車に登載したバッテリー電源で駆動するモーターと、該モーターに連結されて低速駆動する駆動車輪を備えた台車に作業用道具や塵等の収拾物を収容する収容箱を設置すると共に、該台車の後部に作業者が手押し操作するためのハンドルと駆動車輪にブレーキをかけるブレーキレバーとを設けてなる作業用運搬車からなるため、作業者は、運搬車を手軽に且つ容易に移動させるることができ、それだけ清掃作業を楽に行うことができる。 【0017】また本発明によれば、運搬車のブレーキレバーを開放している常時においては、駆動車輪に対するブレーキがかかっており、ブレーキレバーを掴持操作することによってブレーキが解除される電磁ブレーキ装置を備えると共に、ブレーキレバーを開放しているときにはモーターはオフの状態にあり、ブレーキレバーを掴持操作することによってモーターがオンの状態となり駆動車輪が駆動するようになっているため、作業開始に先立って、まず作業者が運搬車の電源スイッチをオンに入力することによって自動的に駆動車輪に対するブレーキがかかるため、作業者は、電源スイッチとは別の機械的なロック手段を操作して運搬車にブレーキをかける必要がなく、それだけ安全に運搬車を移動不能にロックすることができる。 【0018】即ち、電源スイッチの入力後には、ブレーキレバーを掴持操作しない限り、運搬車は移動することができないようになっており、ブレーキレバーを掴持操作することによって、初めて運搬車は移動可能となるため、たとえばパーキングエリア内の傾斜面で作業者が運搬車から離れている場合にあっても、運搬車は不測に移動することがなく、安全に使用することができる。 【0019】また請求項2にかかる発明の作業用運搬車にあっては、台車の高所位置に警告灯を設置してなるため、作業者が運搬車に隠れてパーキングエリア内に駐車中の自動車から見えなくとも、該警告灯の点滅により確実に作業中であることを警告することができ、それだけ安全に清掃作業を行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】599042809 【氏名又は名称】中部道路メンテナンス株式会社 【識別番号】599042810 【氏名又は名称】近江オートテック株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年3月31日(1999.3.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100069578 【弁理士】 【氏名又は名称】藤川 忠司
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| 【公開番号】 |
特開2000−287311(P2000−287311A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月13日(2000.10.13) |
| 【出願番号】 |
特願平11−92446 |
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