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【発明の名称】 バッテリ冷却ダクト取付構造
【発明者】 【氏名】須場 雅彦

【氏名】岩本 和明

【要約】 【課題】バッテリを走行安定性及び室内居住性が良好なフロアパネル下方に配設して、しかも、良好な水密性を確保することが出来るバッテリ冷却ダクト取付構造を提供する。

【解決手段】車両のフロアパネル26の車幅方向鉛直断面形状を略W字状として、フロアパネル26の車幅方向略中央部の凸部27b下側に、バッテリケース29aに保持されたバッテリ29を設けている。凸部27bの上側27dには、吸気,排気側冷却ダクト30,31が配索されている。バッテリケース29aの冷却風送通開口35,36周縁には、前記フロアパネル本体27に左,右略対称に開口形成されたダクト連通口33,34に対して嵌着されて前記吸気,排気側冷却ダクト30,31に連通する複数の環状凸壁部39,40が一体に設けられている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】車両のフロアパネルの車幅方向鉛直断面形状を略W字状として、該フロアパネルの車幅方向略中央部の凸部下側に、バッテリケースに保持されたバッテリを設けると共に、該凸部の上側に冷却ダクトを配索し、前記バッテリケースの冷却風送通開口周縁には、前記フロアパネルに左,右略対称に開口形成されたダクト連通口に対して嵌着されて前記冷却ダクトに連通する複数の環状凸壁部を一体に設けてなることを特徴とするバッテリ冷却ダクト取付構造。
【請求項2】前記フロアパネルのダクト連通口から前記凸部よりも上方に突設された前記環状凸壁部の外周縁に、前記冷却ダクトの通風開口を外嵌して水密シールを行うことを特徴とする請求項1記載のバッテリ冷却ダクト取付構造。
【請求項3】前記バッテリケースの冷却風送通開口は、バッテリケースの上面に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のバッテリ冷却ダクト取付構造。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気自動車のバッテリ冷却ダクト取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気自動車としては、図6に模式的に示すようなハイブリッド式の車両1が知られている。
【0003】このような車両1では、バッテリ2が車両1の後部座席3よりも後方に配置されている。そして、車両1の前部に設けられるエアコンユニット4から車室内へ導入された空気5は、吸気ダクト6および冷却ファン7を介して前記バッテリ2の周囲へ送通され、排気ダクト8,又は排気ダクト9を介して車外に排気され、また、この排気ダクト9に設けられたダンパ10を介して室内に循環されるように構成されている。
【0004】また、車両1前部のフロアパネル11近傍にはエアコン制御ユニット装置12が取付けられ、車両1中央のフロアパネル11近傍にはハイブリッド制御ユニット装置13が取付けられ、車両1後部のフロアパネル11近傍にはバッテリ制御ユニット装置14が取付けられている。
【0005】更に、バッテリ冷却ダクト取付構造の類似構造として、図7に示すような車両前部のエアボックス15下面側に設けられる空調用ブロアユニットの取付構造が知られている。
【0006】このエアボックス15は、ダッシュアッパパネル16及びカウルトップパネル17で略閉断面形状を呈するように、複数の前側止め点18…及び室内側止め点19…で前,後フランジ部が溶接されると共に、前記前方止め点18では、下方に向けて延設されるダッシュロアパネル20が溶着されている。
【0007】また、このエアボックス15の底面部15aには、周縁に隆起フランジ部21aを有するブロア開口21が形成されている。このブロア開口21の上面側には、略筒状の遮水筒22が設けられている。この遮水筒22の下部フランジ部22aは、車体シール材23を介して、前記隆起フランジ部21aの周囲に固着されている。
【0008】そして、このエアボックス15の底面部15a下面側には、前記ブロア開口21と対向する様に、上部開口部24aを設けた空調用ブロア本体24が装着されている。
【0009】すなわち、この上部開口24aの周縁に形成される内向きフランジ部24bは、前記ブロア開口21周縁に当接されて固定されている。
【0010】このように構成された空調用ブロアユニットの取付構造では、エアボックス15内に進入した雨水が、前記車体シール材23及び前記遮水筒22に遮水されて、前記上部開口部24aから前記空調用ブロア本体24へ浸入する事を防止している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような図6に示す従来の車両1のバッテリ冷却ダクト取付構造では、バッテリ2が後部座席3の後方位置に設けられているので、重量物が、車両重心位置から離れて、走行安定性上不利であると共に、後部トランクの容積を減少させてしまう虞があった。また、ハッチバックやミニバンタイプの車両では、トランク部と座席部との間のフロア上面方向に、バッテリ2が凸設されることとなり、用いることが出来ない。
【0012】このため、車両1のフロアパネル下方に、バッテリ2を配設することも考えられるが、冷却風を導入するダクトを、図7に示すような空調ブロアユニットの取付構造等に類似する構造によって構成する場合、前記遮水筒22等の部品点数が増大して、製造コストの増大を招く虞が有る。
【0013】また、前記車体シール材23のシール性能が、万一損なわれた場合、フロアパネル上面に入ってきた雨水等のバッテリケース内への浸入を完全に防止することが困難であった。 そこで、本発明の目的は、上記の問題点を解消し、バッテリを走行安定性及び室内居住性が良好なフロアパネル下方に配設して、しかも、良好な水密性を確保することが出来るバッテリ冷却ダクト取付構造を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、車両のフロアパネルの車幅方向鉛直断面形状を略W字状として、該フロアパネルの車幅方向略中央部の凸部下側に、バッテリケースに保持されたバッテリを設けると共に、該凸部の上側に冷却ダクトを配索し、前記バッテリケースの冷却風送通開口周縁には、前記フロアパネルに左,右略対称に開口形成されたダクト連通口に対して嵌着されて前記冷却ダクトに連通する複数の環状凸壁部を一体に設けてなるバッテリ冷却ダクト取付構造を特徴としている。
【0015】このように構成された請求項1記載のものでは、車幅方向鉛直断面形状が略W字状に形成された車両のフロアパネルの凸部の下側に設けられたバッテリケースが、車幅方向略中央部に位置する。このため、前記バッテリを車両重心近傍の走行安定性及び室内居住性が良好なフロアパネル本体下方に配設出来る。
【0016】前記フロアパネルの左,右略対称に開口形成されたダクト連通口には、前記バッテリケースに一体に設けられた複数の環状凸壁部が、嵌着されている。このため、車体シール材のシール性能が、万一損なわれた場合も、該環状凸壁部によって、前記フロアパネル上面の雨水の前記バッテリケース内への浸入が防止され、バッテリの水密性が確保される。
【0017】また、請求項2に記載されたものでは、前記フロアパネルのダクト連通口から前記凸部よりも上方に突設された前記環状凸壁部の外周縁に、前記冷却ダクトの通風開口を外嵌して水密シールを行う請求項1記載のバッテリ冷却ダクト取付構造を特徴としている。
【0018】このように構成された請求項2記載のものでは、前記冷却ダクトの通風開口が、前記フロアパネルのダクト連通口から前記凸部よりも上方に突設された前記環状凸壁部の外周縁に、外嵌されて水密シールが行われているので、万一、該水密シールを行うシール材等が欠損してシール性が損なわれても、前記フロアパネル上面の雨水等は前記環状凸壁部の外周縁からバッテリケース内へ直ちに浸入する事はなく、まず前記フロアパネル上面を伝って凹部に滞留する。
【0019】このため、音で水が溜まっていることを認知出来、処置を施せる。
【0020】また、前記環状凸壁部の外周縁に直接、前記冷却ダクトの通風開口が、外嵌接続されているので、構造が簡素化され、従来の遮水筒分の部品点数が減少する。しかも、前記フロアパネル上面の室内側で、接続されているので、組付け性が良好で、この点においても、製造コストの削減を図ることが出来る。
【0021】更に、請求項3に記載されたものでは、前記バッテリケースの冷却風送通開口は、バッテリケースの上面に設けられている請求項1又は2記載のバッテリ冷却ダクト取付構造を特徴としている。
【0022】このように構成された請求項3記載のものでは、前記バッテリケースの冷却風送通開口は、バッテリケースの上面に設けられているので、前記環状凸壁部の長さを抑えつつ、比較的高い位置で、該冷却風送通開口と、前記冷却ダクトとの接続及び水密シールを行えて、前記バッテリを前記フロアパネル下面側に位置させた場合でも、良好な水密シール性を保持出来る。
【0023】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の形態1について、図示例と共に説明する。
【0024】図1乃至図5は、この発明の実施の形態1を示すものである。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については同一符号を付して説明する。
【0025】まず、構成を説明すると、この実施の形態1の車両25のバッテリ冷却ダクト取付構造では、車両25のフロアパネル26が、フロアパネル本体27と、その両側に固定されるサイドシルインナ28とで構成され、図3に示すように、略ハット状に形成されるフロアパネル本体27の両側部には、上方へ向けて折曲形成された立ち上がりフランジ部27a,27aが設けられている。この立ち上がりフランジ部27a,27aには、サイドシルインナパネル28,28が固定されて車幅方向鉛直断面形状が略W字状となるように構成されている。
【0026】また、このフロアパネル本体27の車幅方向略中央部の凸部27b下側には、バッテリケース29aに保持されたバッテリ29が設けられている。
【0027】この凸部27bの上側27dには、冷却ダクトとしての吸気側冷却ダクト30及び排気側冷却ダクト31が配索されている。
【0028】このフロアパネル本体27の凸部27bの車幅方向略中央には、ケーブル用ビード部27eが、上方へ膨出形成されている。このケーブル用ビード部27eの下方には、車両前,後方向に沿って設けられるパーキングブレーキケーブル32が、配索されている。
【0029】このケーブル用ビード部27eの両側には、図1に示すように、車幅方向中心線から均一間隔W1,W1をおいて左,右略対称位置に前,後二対のダクト連通口33,34が開口形成されている。
【0030】そして、前記バッテリケース29aの上面29bの各冷却風送通開口35,36周縁には、各々環状凸壁部39,40が一体に設けられている。これらの環状凸壁部39,40は、前記各ダクト連通口33,34に、シール部材37,38を介して嵌着されるように構成されている。
【0031】これらの環状凸壁部39,40は、更に上方に延設されて、前記吸気側冷却ダクト30及び排気側冷却ダクト31から分岐された分岐管30a,30a及び31a,31aに各々連通するように、これらの分岐管30a,31aの下面側に形成された通風開口41,42が、シール部材43,44を介して、外周縁39a,40aに外嵌されている。
【0032】この吸気側冷却ダクト30の後端部は、後部座席3の後方まで延設されて、吸気口30bが形成されている。
【0033】また、前記排気側冷却ダクト31は、後部座席3の後方まで延設されて、後部座席3下方に、冷却ファンを介在させると共に、前記分岐管31aに対する室内側排気口60と、車外側排気口61との連通の切り替えを行う排気切り替えダンパ装置62が設けられている。
【0034】そして、これらの吸気側冷却ダクト30,排気側冷却ダクト31及び前記ケーブル用ビード部27eの上方には、支持部材27fに支持されてフロアカーペット50が敷設されている。
【0035】更に、車両の両側縁近傍を車両前後方向に沿って配設される一対のサイドメンバ部材51,51が、断面逆ハット形状を呈して前記フロアパネル本体27の下面に当接状態で固定されると共に、上面視で、前記各サイドメンバ部材51内に収まるように、各制御ユニット装置52〜55のための各止め点52a〜55aが形成されている。また、前記サイドメンバ部材51の側部には、図3に示すように燃料集中配管56などが配設されている。
【0036】そして、右側のサイドメンバ部材51と、前記バッテリ29との間には、車両前後方向に沿って延設されるエグゾーストパイプ57が、遮蔽部材58によって覆われて設けられている。
【0037】次に、この実施の形態1の作用について説明する。
【0038】前記吸気口30bから吸い込まれた空気5は、前記吸気側ダクト30及び分岐管30a,30aを通過して、前記環状凸壁部39,39が形成された冷却風挿通開口35,35から、バッテリケース29a内へ導かれる。
【0039】バッテリ29冷却後、前記環状凸壁部40,40が形成された冷却風挿通開口36,36から空気5が導出され、分岐管31a,31a及び排気側冷却ダクト31を通過した空気5が、冷却ファン59を介して、前記排気切り替えダンパ装置62に送られる。
【0040】排気切り替えダンパ装置62では、ダンパの切り替えにより、前記室内側排気口60又は車外側排気口61から空気5を排出することにより、室内に循環させるか或いは、車外に排気させる。
【0041】この実施の形態1では、車幅方向鉛直断面形状が略W字状に形成された車両25のフロアパネル26の凸部27bの下側に設けられたバッテリケース29aが、車幅方向略中央部に位置する。このため、前記バッテリ29を車両重心近傍の走行安定性及び室内居住性が良好なフロアパネル本体27下方に配設出来る。
【0042】また、図1に示すように、前記フロアパネル26の左,右略対称位置に車幅方向中心線から均一間隔W1,W1をおいて開口形成されたダクト連通口33,34には、前記バッテリケース29aに一体に設けられた複数の環状凸壁部39,40が、嵌着されている。このため、シール部材43,44等が欠損してシール性が万一損なわれた場合も、環状凸壁部39,40によって、前記フロアパネル26上面の雨水等の前記バッテリケース29内への浸入が防止され、バッテリ29の水密性が確保される。
【0043】また、前記吸気,排気側冷却ダクト30,31の通風開口41,42が、前記フロアパネル26のダクト連通口33,34から、前記フロアパネル本体27の凸部27bよりも上方に突設された前記環状凸壁部39,40の外周縁に、前記シール部材43,44を介して外嵌されて水密シールが行われているので、万一、この水密シールを行うシール部材43,44等が欠損してシール性が損なわれても、前記フロアパネル26上面の雨水等は、前記環状凸壁部39,40の外周縁39a,40aからバッテリケース29内へ直ちに浸入することはなく、まず前記フロアパネル本体27の上面を伝って、前記凸部27bよりも低い凹部27g,27gに滞留する。
【0044】このため、前記凹部27g内で波打つ音が発生して水が溜まっていることを認知出来、適宜処置を施せる。
【0045】また、前記環状凸壁部39,40の外周縁39a,40aに直接、前記吸気,排気側冷却ダクト30,31の通風開口41,42が、外嵌接続されているので、構造が簡素化され、従来の遮水筒分の部品点数が減少する。しかも、前記フロアパネル本体27の上側27dの室内側で、接続されているので、組付け性が良好で、この点においても、製造コストの削減を図ることが出来る。
【0046】更に、前記バッテリケース29aの冷却風送通開口35,36は、バッテリケース29aの上面29bに設けられているので、前記環状凸壁部39,40の長さを抑えつつ、比較的高い位置で、これらの冷却風送通開口35,36と、前記吸気,排気側冷却ダクト30,31との接続及び前記シール部材43,44を用いた水密シールが行えて、前記バッテリ29を前記フロアパネル26下面側に位置させた場合でも、良好な水密シール性を保持出来る。
【0047】以上、この発明の実施の形態1を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態1に限らず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
【0048】例えば、前記実施の形態1では、フロアパネル本体27のケーブル用ビード部27eの両側には、図1に示すように、車幅方向中心線から均一間隔W1,W1をおいて左,右略対称位置に前,後二対のダクト連通口33,34が開口形成されているが、特にこれに限らず、例えば、一対或いは、3対以上のダクト連通口33,34を形成する等、ダクト連通開口33,34の数量,形状及び、前記吸気,排気側冷却ダクト30,31の左,右配置、形状,材質等が特に限定されるものではない。
【0049】又、ハイブリッド式以外の電気自動車にも、実施の形態1と同様の構成により適用可能である。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1記載の発明によれば、車幅方向鉛直断面形状が略W字状に形成された車両のフロアパネルの凸部の下側に設けられたバッテリケースが、車幅方向略中央部に位置する。このため、前記バッテリを車両重心近傍の走行安定性及び室内居住性が良好なフロアパネル本体下方に配設出来る。
【0051】前記フロアパネルの左,右略対称に開口形成されたダクト連通口には、前記バッテリケースに一体に設けられた複数の環状凸壁部が、嵌着されている。このため、車体シール材のシール性能が、万一損なわれた場合も、該環状凸壁部によって、前記フロアパネル上面の雨水の前記バッテリケース内への浸入が防止され、バッテリの水密性が確保される。
【0052】また、請求項2に記載されたものでは、前記冷却ダクトの通風開口が、前記フロアパネルのダクト連通口から前記凸部よりも上方に突設された前記環状凸壁部の外周縁に、外嵌されて水密シールが行われているので、万一、該水密シールを行うシール材等が欠損してシール性が損なわれても、前記フロアパネル上面の雨水等は前記環状凸壁部の外周縁からバッテリケース内へ直ちに浸入する事はなく、まず前記フロアパネル上面を伝って凹部に滞留する。
【0053】このため、音で水が溜まっていることを認知出来、処置を施せる。
【0054】また、前記環状凸壁部の外周縁に直接、前記冷却ダクトの通風開口が、外嵌接続されているので、構造が簡素化され、従来の遮水筒分の部品点数が減少する。しかも、前記フロアパネル上面の室内側で、接続されているので、組付け性が良好で、この点においても、製造コストの削減を図ることが出来る。
【0055】更に、請求項3に記載されたものでは、前記バッテリケースの冷却風送通開口は、バッテリケースの上面に設けられているので、前記環状凸壁部の長さを抑えつつ、比較的高い位置で、該冷却風送通開口と、前記冷却ダクトとの接続及び水密シールを行えて、前記バッテリを前記フロアパネル下面側に位置させた場合でも、良好な水密シール性を保持出来る、という実用上有益な効果を発揮し得る。
【出願人】 【識別番号】000003997
【氏名又は名称】日産自動車株式会社
【出願日】 平成11年2月22日(1999.2.22)
【代理人】 【識別番号】100082670
【弁理士】
【氏名又は名称】西脇 民雄
【公開番号】 特開2000−245015(P2000−245015A)
【公開日】 平成12年9月8日(2000.9.8)
【出願番号】 特願平11−43387