| 【発明の名称】 |
搬送システム |
| 【発明者】 |
【氏名】吉田 欣二郎
【氏名】今泉 好照
【氏名】磯田 俊勝
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| 【要約】 |
【課題】コンテナ搬送の効率化を図る搬送システムを提供すること。
【解決手段】リニアモータにより走行する台車3のための複数の軌条(4)を互いに交差するよう配設し、前記各軌条(4)が交差する各交差点部に、中央が窪んだ車輪受台5を鉛直軸周りに回動自在に設け、前記台車3の各車輪を進行方向に移動可能なスライダーを介して鉛直軸周りに回動自在に前記台車3に取付けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】リニアモータにより走行する台車のための複数の軌条を互いに交差するよう配設し、前記各軌条が交差する各交差点部に、中央が窪んだ車輪受台を鉛直軸周りに回動自在に設け、前記台車の各車輪を進行方向に移動可能なスライダーを介して鉛直軸周りに回動自在に前記台車に取付けたことを特徴とする搬送システム。 【請求項2】前記複数の軌条は、その長手方向が横方向のものと縦方向のものからなり、前記横方向の軌条と前記縦方向の軌条とが各々直交することを特徴とする請求項1に記載の搬送システム。 【請求項3】前記各車輪を台車に取付けた鉛直軸の上端部に、前記各車輪にかかる荷重を計測する荷重計を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の搬送システム。 【請求項4】前記台車の進行時と進行方向の転換時とで、前記リニアモータへ供給する電流値を変えるよう制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の搬送システム。 【請求項5】前記複数の軌条の交差点部以外の部分において、前記台車の各車輪が共に対応する前記軌条の外側に接するか、または共に対応する前記軌条の内側に接して案内されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の搬送システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナ等を自動搬送する搬送システムに関する。 【0002】 【従来の技術】海上輸送による物流は、コンテナ輸送が主流となっている。昨今では、経済的需要の高まりなどからコンテナ船を大型化し積載量を増やす傾向が強く、物流の迅速化、効率化が図られている。このため主要港では、コンテナ船の大型化によるコンテナ量の増大等の事情に相俟って、大量のコンテナを貯蔵するコンテナヤードの機能拡充が要望されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状のコンテナヤードはコンテナの取り扱い能力が低いため、物流の合理化が実現されていない。よって、コンテナヤード内におけるコンテナ搬送能力の効率化が強く求められている。 【0004】本発明の目的は、コンテナ搬送の効率化を図る搬送システムを提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を達成するために、本発明の搬送システムは以下の如く構成されている。 【0006】(1)本発明の搬送システムは、リニアモータにより走行する台車のための複数の軌条を互いに交差するよう配設し、前記各軌条が交差する各交差点部に、中央が窪んだ車輪受台を鉛直軸周りに回動自在に設け、前記台車の各車輪を進行方向に移動可能なスライダーを介して鉛直軸周りに回動自在に前記台車に取付けた。 【0007】(2)本発明の搬送システムは上記(1)に記載のシステムであり、かつ前記複数の軌条は、その長手方向が横方向のものと縦方向のものからなり、前記横方向の軌条と前記縦方向の軌条とが各々直交する。 【0008】(3)本発明の搬送システムは上記(1)または(2)に記載のシステムであり、かつ前記各車輪を台車に取付けた鉛直軸の上端部に、前記各車輪にかかる荷重を計測する荷重計を設けた。 【0009】(4)本発明の搬送システムは上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のシステムであり、かつ前記台車の進行時と進行方向の転換時とで、前記リニアモータへ供給する電流値を変えるよう制御する。 【0010】(5)本発明の搬送システムは上記(1)乃至(4)のいずれかに記載のシステムであり、かつ前記複数の軌条の交差点部以外の部分において、前記台車の各車輪が共に対応する前記軌条の外側に接するか、または共に対応する前記軌条の内側に接して案内される。 【0011】 【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形態に係る搬送システムの全体構成を示す平面図である。図1に示す搬送システムでは、コンテナヤードの床面上に横方向(X方向)と縦方向(Y方向)へそれぞれ複数の軌道台1が等間隔で配設されている。これら横方向と縦方向の各軌道台1同士は直交しており、全体で格子状をなしている。横方向の各軌道台1のなす間隔と縦方向の各軌道台1のなす間隔とは等しくなっている。 【0012】各軌道台1上にはコンテナ2を載せた台車3を走行させるための走行用レール(軌条)4が敷設されており、横方向と縦方向の各レール4は軌道台1の交差する各交差点部で直交している。前記各交差点部には車輪受台5が設置されている。また、前記床面における軌道台1に四方を囲まれた各箇所には、電機子コイル6が埋設されている。さらに、所定の電機子コイル6の四隅には、コンテナ乗せ台(ジャッキアップ台)7が設けられている。走行用レール4は軌道台1上でなく、床面上に直接あるいは枕木等を介して設置することもできる。 【0013】図2の(a)は、図1に示した軌道台1の交差する交差点部におけるレール4の拡大図、図2の(b)は図2の(a)のA−A断面図、図2の(c)は図2の(a)のB−B断面図、図3は図2の(a)のC−C断面図であり車輪受台5の断面図である。 【0014】図2の(a)〜(c)に示すように、レール4は台車3の車輪を案内するための窪み41を有している。レール4全体の幅と窪み41の幅は、軌道台1の交差点部の中心に近づくほど扇状に広くなっており、レール4全体と窪み41が交差点部付近で半径Rの円弧を描いている。これにより各交差点部にて、各レール4が、直交する軌道台上のレール4につながっている。また、各交差点部の中心には車輪受台5が設置されている。各車輪受台5は、図3に示すように中央に窪みを持った円形のすり鉢状の駒51がボールベアリング52で支持された構成をなしており、駒51がボールベアリング52内で回転自在になっている。 【0015】図4は、軌道台1上に台車3が乗せられた状態を示す側断面図である。台車3における正方形状の基台31の裏面の四隅には、それぞれ車輪部30が備えられているとともに、基台31裏面の中央に電機子コイル6と対向するよう永久磁石32が備えられている。また、基台31表面の四隅の各車輪部30上方、すなわちボールベアリング302が固定されている基台31の対応する箇所には、それぞれ荷重計(荷重検出器:板ばねゲージ)33が備えられており、各荷重計33の板ばね34を介して荷台35が車輪部30の上に載置されている。荷台35上にはコンテナ2が載置されている。 【0016】以上のように、コンテナ2の搬送路には電磁コイル(電機子コイル6)が埋め込まれ、台車3の底面には永久磁石32が取り付けられており、電磁コイルに流す電流の位相や大きさを変えることで磁極や磁界を変化させて台車3を搬送する同期型リニアモータを構成している。 【0017】図5は、図4に示した車輪部30の機構を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。車輪部30の支持部301は、ボールベアリング302を介して基台31に回転自在に取り付けられている。支持部301の下方には、前後方向に移動自在なスライドベアリングの固定側303aが設けられている。また、スライドベアリングの可動側303bには車輪304を軸305により回転自在に支持する車輪支持部306が設けられている。車輪304の軸305周りには、ボールベアリング307が設けられている。 【0018】以下、上述したような構成をなす搬送システムの動作を説明する。なお、本搬送システムの動作制御は図示しない管理室内の制御装置により行なわれる。いま、コンテナ2を載せた台車3は図1に示す位置にあり、台車3の四つの車輪304は、横方向(X方向)が長手方向である二つのレール4,4のうち対応するレールの窪み41に各々乗っている。 【0019】以下の制御では、台車3を図1に示した位置から横方向(X方向)へ移動し、aに示す位置から縦方向(−Y方向)へ移動し、bに示す位置まで移動する、といった経路により搬送する。 【0020】まず上記制御装置は、台車3下方の電機子コイル6に第1電流値の電流(交流)を供給する。すると、台車3の永久磁石32の磁束とその下方の電機子コイル6の磁束とによる反発力が発生し、台車3を浮上させる浮上力となる。これにより、台車3がコンテナ2を載せた状態で浮上する。このときの浮上の程度は、台車3の各車輪304がレール4の窪み41に僅かに接している程度である。 【0021】次に上記制御装置は、前記二つのレール4,4間の各電機子コイル6に、順次台車3の進行方向に沿って位相を変えた第1電流値の電流を供給する。すると、台車3の永久磁石32の磁束とその下方の各電機子コイル6の磁束との間で横方向(X方向)の推進力が発生する。これにより、台車3がコンテナ2を載せた状態で浮上したまま、横方向(X方向)へ推進する。このとき、台車3の各車輪304はレール4に接触しているため、レール4により案内される。 【0022】このとき台車3の各車輪部30では、図6の(a)に示すように、基台31の推進に伴ない、基台31に取り付けられた支持部301とスライドベアリングの固定側303aとが進行方向(前方)へスライドする。それに対して、車輪支持部30を設けたスライドベアリングの可動側303bは、車輪304とレール4との間の摩擦力により車輪304に引かれて後方へスライドした状態になる。よって台車3は、各車輪部30が安定した状態で走行する。 【0023】なお、この推進中に、レール4に接触している車輪304はボールベアリング307により軸305の周囲を回転する。また、台車3の進行方向が図6の(a)の逆方向である場合、各車輪部30は図6の(b)に示す状態になる。 【0024】そして、台車4が図1に示すaの位置に到達すると、上記制御装置は第1電流値の供給を止め、aの位置の電機子コイル6に第2電流値(第1電流値>第2電流値)の電流を供給する。これにより、台車3はaの位置で推進が止まり浮上したまま停止し、さらに僅かに下降する。台車3は、各車輪304による荷重が対応する各車輪受台5にかかる程度になったとき、下降を停止する。このとき、前記第2電流値の電流により、台車3の永久磁石32の磁束とaの位置の電機子コイル6の磁束とにより微小な浮上力が発生している。 【0025】続いて、上記制御装置は上記経路上の縦方向(−Y方向)が長手方向である二つのレール4,4間の各電機子コイル6に、順次台車3の進行方向に沿って位相を変えた第1電流値の電流を供給する。すると、台車3の永久磁石32の磁束とその下方の電機子コイル6の磁束との間で縦方向(−Y方向)の推進力が発生する。これにより、図6の(a)に示すように横方向(X方向)を向いた各車輪304が各車輪受台5の駒51に接触した状態のまま、台車3が縦方向(−Y方向)へ推進するため、各車輪304と各車輪受台5の駒51とがボールベアリング302と52により90度回動する。よって、各車輪304の向きが横方向(X方向)から縦方向(−Y方向)に変わる。 【0026】この台車3の方向転換の際、台車3の各車輪部30は、図6の(a)に示す状態になる。すなわち、前述のように支持部301の回転軸61が車輪304の中心62より前方へスライドするため、台車3の横方向(X方向)から縦方向(−Y方向)への方向転換時に各車輪304の90度回動が円滑に行なわれ、方向転換後の走行も安定する。 【0027】そして台車3は、各車輪304がレール4の窪み41に僅かに接している程度に浮上し、各車輪304がレール4により案内されながら縦方向(−Y方向)へ推進する。やがて、台車4が図1に示すbの位置に到達すると、上記制御装置は電流の供給を止め、台車4の推進を停止させる。これにより、推進力と浮上力がなくなるため、台車3はbの位置(目的位置)で停止し、床面上に下降し着地する。 【0028】この後、コンテナ2を床上に載置する必要がある場合、上記制御装置は図1のコンテナ乗せ台71〜74を上昇させコンテナ2をジャッキアップする。そして上述した推進力と浮上力により、コンテナ2の下の台車3を推進して逃がし、コンテナ乗せ台71〜74を下降させてコンテナ2を床面上に載置することになる。また、bの位置に図示しないリフトが備えられている場合、このリフトによりコンテナ2を載せた台車3を上層階または下層階へ昇降させ、その床面で前述の作動を行なわせることになる。このようにして立体倉庫への適用も可能である。 【0029】上記制御装置は、台車3の稼動中に常時各荷重計33の計測値を検出することで、各車輪部30にかかる荷重を監視している。上記制御装置は、各荷重計33の計測値を基に、上記第1及び第2電流値を設定している。例えば、各荷重計33の計測値が高い場合、コンテナ2の重量が大きく各車輪部30に大きな荷重がかかっているため、上記第1及び第2電流値を高く設定し、大きな浮上力を発生させる。また各荷重計33の計測値が低い場合、コンテナ2の重量が小さく各車輪部30に小さな荷重がかかっているため、上記第1及び第2電流値を低く設定し、小さな浮上力を発生させる。 【0030】また、上述したように第1電流値>第2電流値となっているため、台車3にかかる浮上力は方向転換時よりも走行時の方が大きくなる。よって、進行方向転換時に各車輪受台5にかかる荷重は、走行時にレール4の窪み41にかかる荷重よりも大きくなり、台車3が縦方向(−Y方向)への推進をはじめるときに各車輪304と各車輪受台5との間の摩擦力を確保でき、各車輪304の90度の回動と進行方向へのスライドを確実に行なえる。 【0031】(第2の実施の形態)図7は、本発明の第2の実施の形態に係る搬送システムの全体構成を示す平面図である。図7において図1と同一な部分には同一符号を付してある。図7に示す搬送システムでは、各軌道台1上にコンテナ2を載せた台車3を走行させるための走行用レール(軌条)8が敷設されている。 【0032】各走行用レール8は、軌道台1の交差する各交差点部すなわち走行用レール8の交差点部以外の部分において、台車3における左右の車輪304と接するよう設けられている。各交差点部では、各走行用レール8は図1に示した走行用レール4と同様に設けられている。各走行用レール8は、台車3が移動する際に車輪304を案内(ガイド)する。 【0033】図8の(a)及び(b)は、交差点部以外の部分における走行用レール8の敷設状態を示す図である。本第2の実施の形態では、台車3を図7に示した位置から横方向(X方向)へ移動し、a1に示す位置から縦方向(−Y方向)へb1に示す位置まで移動し、b1に示す位置から横方向(X方向)へ移動し、c1に示す位置から縦方向(−Y方向)へd1に示す位置まで移動する、といった経路により搬送する。 【0034】この場合、起点からa1まで、及びc1からd1までの間、台車3の左右の車輪304,304と走行用レール8,8の関係は図8の(a)に示すようになる。すなわち、台車3の左右の車輪304,304が、それぞれ対応する走行用レール8,8の外側面に接する。また、a1からb1まで、及びb1からc1までの間、台車3の左右の車輪304,304と走行用レール8,8の関係は図8の(b)に示すようになる。すなわち、台車3の左右の車輪304,304が、それぞれ対応する走行用レール8,8の内側面に接する。 【0035】上記第1の実施の形態で示した走行用レール4は窪み41を有していたが、本第2の実施の形態における走行用レール8は、交差点部以外の部分で窪み41が設けられておらず、いわば1本の凸状のレールになっている。そして、台車3が各軌道台1上を走行する場合、台車3の左右の車輪304,304が共に対応する各走行用レール8の外側面に接するか、あるいは共に対応する各走行用レール8の内側面に接するよう、各軌道台1上での幅方向における走行用レール8の凸部の位置が決められている。 【0036】すなわち交差点部以外の走行用レール8の断面形状は、図2の(b)に示した走行用レール4において、左右いずれかの凸部を削除した形状となる。よって、図7の起点からa1まで、及びc1からd1までの間では、台車3の進行方向側から見た走行用レール8,8の断面形状は,図8の(a)における右側のレール8では図2の(b)に示したレール4の右側凸部を削除した形状となり、左側のレール8では図2の(b)に示したレール4の左側凸部を削除した形状となる。 【0037】同様に、a1からb1まで、及びb1からc1までの間では、台車3の進行方向側から見た走行用レール8,8の断面形状は,図8の(b)における右側のレール8では図2の(b)に示したレール4の左側凸部を削除した形状となり、左側のレール8では図2の(b)に示したレール4の右側凸部を削除した形状となる。また各交差点部では、走行用レール8は上記第1の実施の形態に示したと同様に窪みを有している。 【0038】なお、本発明は上記各実施の形態のみに限定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。例えば、上記スライドベアリングにボールベアリングからなるものを用いる代わりに、滑り軸受等を用いることもできる。 【0039】(実施の形態のまとめ)実施の形態に示された構成及び作用効果をまとめると次の通りである。 【0040】[1]実施の形態に示された搬送システムは、リニアモータにより走行する台車3のための複数の軌条(4)を互いに交差するよう配設し、前記各軌条(4)が交差する各交差点部に、中央が窪んだ車輪受台5を鉛直軸周りに回動自在に設け、前記台車3の各車輪304を進行方向に移動可能なスライダー(303a,303b)を介して鉛直軸周りに回動自在に前記台車3に取付けた。 【0041】このように上記搬送システムによれば、各軌道台1が交差する各交差点部において、台車3の進行方向の転換時に、各車輪304の回動とスライドが同時に、かつ円滑に行なわれる。よって、交差された各軌道台1上で台車3を円滑に移動させることができ、コンテナ搬送の効率が向上する。 【0042】[2]実施の形態に示された搬送システムは上記[1]に記載のシステムであり、かつ前記複数の軌条(4)は、その長手方向が横方向のものと縦方向のものからなり、前記横方向の軌条(4)と前記縦方向の軌条(4)とが各々直交する。 【0043】このように上記搬送システムによれば、複数の軌道台1を直交させ格子状に配設することで多数の搬送経路を確保できるため、搬送の効率が向上する。 【0044】[3]実施の形態に示された搬送システムは上記[1]または[2]に記載のであり、かつ前記各車輪304を台車3に取付けた鉛直軸の上端部に、前記各車輪304にかかる荷重を計測する荷重計33を設けた。 【0045】このように上記搬送システムによれば、台車の各車輪にかかる荷重33を計測することで、前記台車3に積載されたコンテナの重量に応じて前記台車3への浮上力を制御することができる。よって、コンテナ2の重量が大きく各車輪304に大きな荷重がかかっている場合に浮上力を強くし、前記各車輪304にかかる荷重を軽減することができる。 【0046】[4]実施の形態に示された搬送システムは上記[1]乃至[3]のいずれかに記載の搬送システムであり、かつ前記台車3の進行時と進行方向の転換時とで、前記リニアモータへ供給する電流値を変えるよう制御する。 【0047】このように上記搬送システムによれば、台車3の進行時と進行方向の転換時とで、リニアモータへ供給する電流値を変えるよう制御することで、進行時よりも台車への浮上力を小さくする必要のある進行方向の転換時に前記電流値を低くすることにより、前記浮上力を小さくすることができる。 【0048】[5]実施の形態に示された搬送システムは上記[1]乃至[4]のいずれかに記載の搬送システムであり、かつ複数の軌条(8)の交差点部以外の部分において、前記台車3の各車輪304が共に対応する前記軌条(8)の外側に接するか、または共に対応する前記軌条(8)の内側に接して案内される。 【0049】このように上記搬送システムによれば、複数の軌条(8)の交差点部以外の部分において、前記各軌条(8)に窪みを設ける必要がなくなり前記各軌条(8)を1本の凸状のレールとして構成できるため、軌条(8)を安価かつ簡易に構成することが可能になる。 【0050】 【発明の効果】本発明の搬送システムよれば、各軌道台が交差する各交差点部において、台車の進行方向の転換時に、各車輪の回動とスライドが同時に、かつ円滑に行なわれる。よって、交差された各軌道台上で台車を円滑に移動させることができ、コンテナ搬送の効率が向上する。 【0051】本発明の搬送システムよれば、複数の軌道台を直交させ格子状に配設することで多数の搬送経路を確保できるため、搬送の効率が向上する。 【0052】本発明の搬送システムよれば、台車の各車輪にかかる荷重を計測することで、前記台車に積載されたコンテナの重量に応じて前記台車への浮上力を制御することができる。よって、コンテナの重量が大きく各車輪に大きな荷重がかかっている場合に浮上力を強くし、前記各車輪にかかる荷重を軽減することができる。 【0053】本発明の搬送システムよれば、台車の進行時と進行方向の転換時とで、リニアモータへ供給する電流値を変えるよう制御することで、進行時よりも台車への浮上力を小さくする必要のある進行方向の転換時に前記電流値を低くすることにより、前記浮上力を小さくすることができる。 【0054】本発明の搬送システムよれば、複数の軌条の交差点部以外の部分において、前記各軌条に窪みを設ける必要がなくなり前記各軌条を1本の凸状のレールとして構成できるため、軌条を安価かつ簡易に構成することが可能になる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】392031505 【氏名又は名称】吉田 欣二郎 【識別番号】000006208 【氏名又は名称】三菱重工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年9月7日(1998.9.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−92628(P2000−92628A) |
| 【公開日】 |
平成12年3月31日(2000.3.31) |
| 【出願番号】 |
特願平10−252534 |
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