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【発明の名称】 ハイブリッド型車両
【発明者】 【氏名】山口 幸蔵

【要約】 【課題】エンジンの始動に伴ってショックが発生するのを防止することができるようにする。

【解決手段】エンジン11と、発電機モータ16と、走行用駆動モータ25と、少なくとも3個の歯車要素から成り、第1の歯車要素と前記発電機モータ16とが、第2の歯車要素と出力軸とが、第3の歯車要素とエンジン11とが連結された差動歯車装置と、第3の歯車要素の回転を規制する制動手段と、ハイブリッド型車両の要求負荷に基づいて、走行用駆動モータ25及び発電機モータ16を駆動する二モータ走行処理手段と、エンジン始動手段と、前記二モータ走行処理手段によってハイブリッド型車両を走行させている間に、前記エンジン11が始動されたことが検出されたときに、前記走行用駆動モータの出力トルクを小さくする補正手段とを有する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 エンジンと、発電機モータと、電流が供給されて駆動される走行用駆動モータと、少なくとも3個の歯車要素から成り、第1の歯車要素と前記発電機モータとが、第2の歯車要素と出力軸とが、第3の歯車要素と前記エンジンとが連結された差動歯車装置と、前記第3の歯車要素の回転を規制する制動手段と、ハイブリッド型車両の要求負荷を検出する負荷検出手段と、該負荷検出手段によって検出された要求負荷に基づいて、前記走行用駆動モータを駆動するとともに、前記発電機モータを走行用回転方向に駆動してハイブリッド型車両を走行させる二モータ走行処理手段と、前記発電機モータを非走行用回転方向に駆動して前記エンジンを始動するエンジン始動手段と、前記二モータ走行処理手段によってハイブリッド型車両を走行させている間に、前記エンジンが始動されたことが検出されたときに、前記走行用駆動モータの出力トルクを小さくする補正手段とを有することを特徴とするハイブリッド型車両。
【請求項2】 エンジンと、互いに独立に回転自在に配設された二つの回転子を備え、一方の回転子と前記エンジンとが、他方の回転子と出力軸とが連結された二重回転型発電機モータと、前記出力軸と連結され、電流が供給されて駆動される走行用駆動モータと、前記一方の回転子がエンジンの非回転方向に回転するのを規制する制動手段と、ハイブリッド型車両の要求負荷を検出する負荷検出手段と、該負荷検出手段によって検出された要求負荷に基づいて、前記走行用駆動モータを駆動し、かつ、二重回転型発電機モータをモータとして駆動してハイブリッド型車両を走行させる二モータ走行処理手段と、前記二重回転型発電機モータを駆動し、前記一方の回転子を走行用回転方向に回転させて前記エンジンを始動するエンジン始動手段と、前記二モータ走行処理手段によってハイブリッド型車両を走行させている間に、前記エンジンが始動されたことが検出されたときに、前記走行用駆動モータの出力トルクを小さくする補正手段とを有することを特徴とするハイブリッド型車両。
【請求項3】 前記負荷検出手段によって検出された要求負荷が、前記走行用駆動モータのあらかじめ設定された許容最大駆動力より大きい場合、前記補正手段は、エンジンが駆動される前及び後の少なくとも一方の所定時間だけ、前記走行用駆動モータの出力トルクを小さくする請求項1又は2に記載のハイブリッド型車両。
【請求項4】 前記補正手段は、エンジンを始動するのに適したエンジン始動車速を算出し、車速が前記エンジン始動車速より所定値だけ低い値に到達したときに目標走行用駆動モータトルクを小さくする請求項1又は2に記載のハイブリッド型車両。
【請求項5】 前記補正手段は、車速が前記エンジン始動車速より所定値だけ低い値に到達したときから所定時間が経過したときに、前記目標走行用駆動モータトルクを大きくし、車速が前記エンジン始動車速に到達したときに、前記目標走行用駆動モータトルクを小さくする請求項4に記載のハイブリッド型車両。
【請求項6】 前記制動手段はワンウェイクラッチである請求項1又は2に記載のハイブリッド型車両。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド型車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ハイブリッド型車両においては、エンジンと走行用駆動モータとが連結され、エンジンだけを駆動するエンジン駆動モード、走行用駆動モータだけを駆動するモータ駆動モード、並びにエンジン及び走行用駆動モータを駆動するエンジン・モータ駆動モードで走行させることができるようにしたものが提供されている。
【0003】この場合、エンジンと発電機とが連結され、前記エンジンからの出力の一部を発電機に伝達し、残りを出力軸に直接伝達するようになっている。したがって、エンジンを高効率領域で駆動することができるだけでなく、エンジンのエネルギーのすべてを発電に利用することがないので、燃費を向上させることができる。ところが、例えば、前記モータ駆動モードでハイブリッド型車両を発進させる場合、走行用駆動モータによって大きな走行用駆動モータトルクを発生させる必要があり、その分トルク定数を高くしなければならないので、走行用駆動モータが大型化してしまう。また、走行用駆動モータに供給される電流をその分大きくする必要があるので、大容量のインバータ素子が必要になってしまう。
【0004】そこで、前記走行用駆動モータに発電機モータを連結し、エンジンを停止させた状態で走行用駆動モータ及び発電機モータを駆動することによって発進させるようにしたハイブリッド型車両が提供されている(特開平8−295140号公報参照)。この場合、前記発電機モータを、車両を走行させる方向、すなわち、走行用回転方向に駆動し、ハイブリッド型車両を発進させ、かつ、走行させるとともに、車速が所定値に到達すると、前記発電機モータの駆動を停止させ、続いて、発電機モータを、前記走行用回転方向と逆の非走行用回転方向に駆動し、エンジンを始動するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従来のハイブリッド型車両においては、エンジンの始動に伴って反力が発生し、該反力がハイブリッド型車両を停止させる方向に作用するので、ショックが発生してしまう。図2は従来のハイブリッド型車両の駆動特性を示す図である。なお、図において、横軸に車速を、縦軸に駆動力を採ってある。
【0006】図において、QM は走行用駆動モータによって発生させられる走行用駆動モータ駆動力、QG は発電機モータによって発生させられる発電機モータ駆動力、QE はエンジンによって発生させられるエンジン駆動力、QO は発電機モータ駆動力QG 又はエンジン駆動力QE から成る出力軸駆動力、QD は前記走行用駆動モータ駆動力QM と出力軸駆動力QO とを加算したものであり、ハイブリッド型車両を走行させるための走行駆動力である。なお、前記出力軸駆動力QO はエンジンが始動されるまでは発電機モータ駆動力QG を表し、エンジンが始動された後はエンジン駆動力QE を表す。
【0007】発進時は走行用駆動モータ及び発電機モータが駆動され、走行用駆動モータ駆動力QM と発電機モータ駆動力QG とを加算した走行駆動力QD でハイブリッド型車両が走行させられる。また、発電機モータをスタータとして使用して駆動し、エンジンを始動させると、発電機モータ駆動力QG がハイブリッド型車両を制動する方向に出力され、走行駆動力QD が落ち込み、点P1において発電機モータの駆動が停止させられた後、エンジン駆動力QE が大きくなる。そして、点P1以降は、走行用駆動モータ駆動力QM とエンジン駆動力QE とを加算した走行駆動力QD でハイブリッド型車両が走行させられる。このように、エンジンの始動に伴って発電機モータ駆動力QG が落ち込むので、走行駆動力QD も同様に点P2で落ち込む。したがって、ショックが発生してしまう。
【0008】そこで、エンジンの始動時に、前記走行駆動力QD が落ち込んだ分(エンジン始動トルク)だけ走行用駆動モータ駆動力QM で補い、ショックが発生するのを防止することが考えられるが、例えば、急発進時のように、走行用駆動モータ駆動力QM が、あらかじめ設定された許容最大駆動力である場合、それ以上走行用駆動モータ駆動力QM を大きくすることはできない。なお、前記許容最大駆動力は、走行用駆動モータの定格等とは無関係に設定され、例えば、バッテリ容量、走行用駆動モータのコイルの温度等の駆動条件に対応させて設定される。
【0009】本発明は、前記従来のハイブリッド型車両の問題点を解決して、エンジンを停止させた状態で走行用駆動モータ及び発電機モータを駆動することによって発進させた後に、エンジンの始動に伴ってショックが発生するのを防止することができるハイブリッド型車両を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のハイブリッド型車両においては、エンジンと、発電機モータと、電流が供給されて駆動される走行用駆動モータと、少なくとも3個の歯車要素から成り、第1の歯車要素と前記発電機モータとが、第2の歯車要素と出力軸とが、第3の歯車要素と前記エンジンとが連結された差動歯車装置と、前記第3の歯車要素の回転を規制する制動手段と、ハイブリッド型車両の要求負荷を検出する負荷検出手段と、該負荷検出手段によって検出された要求負荷に基づいて、前記走行用駆動モータを駆動するとともに、前記発電機モータを走行用回転方向に駆動してハイブリッド型車両を走行させる二モータ走行処理手段と、前記発電機モータを非走行用回転方向に駆動して前記エンジンを始動するエンジン始動手段と、前記二モータ走行処理手段によってハイブリッド型車両を走行させている間に、前記エンジンが始動されたことが検出されたときに、前記走行用駆動モータの出力トルクを小さくする補正手段とを有する。
【0011】本発明の他のハイブリッド型車両においては、エンジンと、互いに独立に回転自在に配設された二つの回転子を備え、一方の回転子と前記エンジンとが、他方の回転子と出力軸とが連結された二重回転型発電機モータと、前記出力軸と連結され、電流が供給されて駆動される走行用駆動モータと、前記一方の回転子がエンジンの非回転方向に回転するのを規制する制動手段と、ハイブリッド型車両の要求負荷を検出する負荷検出手段と、該負荷検出手段によって検出された要求負荷に基づいて、前記走行用駆動モータを駆動し、かつ、二重回転型発電機モータをモータとして駆動してハイブリッド型車両を走行させる二モータ走行処理手段と、前記二重回転型発電機モータを駆動し、前記一方の回転子を走行用回転方向に回転させて前記エンジンを始動するエンジン始動手段と、前記二モータ走行処理手段によってハイブリッド型車両を走行させている間に、前記エンジンが始動されたことが検出されたときに、前記走行用駆動モータの出力トルクを小さくする補正手段とを有する。
【0012】本発明の更に他のハイブリッド型車両においては、さらに、前記負荷検出手段によって検出された要求負荷が、前記走行用駆動モータのあらかじめ設定された許容最大駆動力より大きい場合、前記補正手段は、エンジンが駆動される前及び後の少なくとも一方の所定時間だけ、前記走行用駆動モータの出力トルクを小さくする。
【0013】本発明の更に他のハイブリッド型車両においては、さらに、前記補正手段は、エンジンを始動するのに適したエンジン始動車速を算出し、車速が前記エンジン始動車速より所定値だけ低い値に到達したときに目標走行用駆動モータトルクを小さくする。本発明の更に他のハイブリッド型車両においては、さらに、前記補正手段は、車速が前記エンジン始動車速より所定値だけ低い値に到達したときから所定時間が経過したときに、前記目標走行用駆動モータトルクを大きくし、車速が前記エンジン始動車速に到達したときに、前記目標走行用駆動モータトルクを小さくする。
【0014】本発明の更に他のハイブリッド型車両においては、さらに、前記制動手段はワンウェイクラッチである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図3は本発明の第1の実施の形態におけるハイブリッド型車両の駆動装置の概念図である。図において、11はエンジン(E/G)であり、該エンジン11はラジエータ等の図示されない冷却装置に接続され、該冷却装置によって前記エンジン11において発生させられた熱が放出される。また、12は前記エンジン11の回転が伝達される出力軸、13は該出力軸12を介して入力されたエンジントルクを分配する差動歯車装置としてのプラネタリギヤユニット、14は該プラネタリギヤユニット13において変速が行われた回転が出力される出力軸、15は該出力軸14に固定された第1カウンタドライブギヤ、16は伝達軸17を介して前記プラネタリギヤユニット13と連結された電機装置としての発電機モータ(G)である。
【0016】前記出力軸12とケーシング19との間には、制動手段としてのワンウェイクラッチFが配設される。該ワンウェイクラッチFは、エンジン11が正方向に回転しているときにフリーになり、出力軸12がエンジン11を逆方向に回転させようとするときにロックされる。前記出力軸14はスリーブ形状を有し、前記出力軸12を包囲して配設される。また、前記第1カウンタドライブギヤ15はプラネタリギヤユニット13よりエンジン11側に配設される。
【0017】前記プラネタリギヤユニット13は、第1の歯車要素としてのサンギヤS、該サンギヤSと噛(し)合するピニオンP、該ピニオンPと噛合する第2の歯車要素としてのリングギヤR、及び前記ピニオンPを回転自在に支持する第3の歯車要素としてのキャリヤCRから成る。なお、サンギヤS、ピニオンP、リングギヤR、及びキャリヤCRによってプラネタリギヤユニット13が構成される。
【0018】また、前記サンギヤSは前記伝達軸17を介して発電機モータ16と、リングギヤRは前記出力軸14と、キャリヤCRは出力軸12を介してエンジン11と連結される。さらに、前記発電機モータ16は、前記伝達軸17に固定され、回転自在に配設されたロータ21、該ロータ21の周囲に配設されたステータ22、及び該ステータ22に巻装されたコイル23から成る。前記発電機モータ16は、伝達軸17を介して伝達される回転によって電力を発生させる。前記コイル23は、図示されないバッテリに接続され、該バッテリに電流が供給されて充電される。前記ロータ21には、ケーシング19に連結された図示されないブレーキが配設され、該ブレーキを係合させることによってロータ21を停止させることができる。
【0019】また、25は走行用駆動モータ(M)、26は該走行用駆動モータ25の回転が出力される出力軸、27は該出力軸26に固定された第2カウンタドライブギヤである。前記走行用駆動モータ25は、前記出力軸26に固定され、回転自在に配設されたロータ37、該ロータ37の周囲に配設されたステータ38、及び該ステータ38に巻装されたコイル39から成る。
【0020】前記走行用駆動モータ25は、コイル39に供給される電流によって走行用駆動モータトルクを発生させる。そのために、前記コイル39は、前記バッテリに接続され、該バッテリに電流が供給されて充電される。また、ハイブリッド型車両の減速状態において、前記走行用駆動モータ25は、図示されない駆動輪から回転を受けて回生電流を発生させ、該回生電流をバッテリに供給して充電する。
【0021】前記駆動輪をエンジン11の回転と同じ方向に回転させるためにカウンタシャフト31が配設され、該カウンタシャフト31にカウンタドリブンギヤ32が固定される。そして、該カウンタドリブンギヤ32と前記第1カウンタドライブギヤ15とが、また、カウンタドリブンギヤ32と前記第2カウンタドライブギヤ27とが噛合させられ、前記第1カウンタドライブギヤ15の回転及び第2カウンタドライブギヤ27の回転が反転されてカウンタドリブンギヤ32に伝達される。
【0022】さらに、前記カウンタシャフト31には、前記カウンタドリブンギヤ32より歯数が少ないデフピニオンギヤ33が固定される。そして、デフリングギヤ35が配設され、該デフリングギヤ35と前記デフピニオンギヤ33とが噛合させられる。また、前記デフリングギヤ35にディファレンシャル装置36が固定され、前記デフリングギヤ35に伝達された回転がディファレンシャル装置36によって差動させられ、前記駆動輪に伝達される。
【0023】このように、エンジン11によって発生させられた回転をカウンタドリブンギヤ32に伝達することができるだけでなく、走行用駆動モータ25によって発生させられた回転もカウンタドリブンギヤ32に伝達することができるので、エンジン11だけを駆動するエンジン駆動モード、走行用駆動モータ25だけを駆動するモータ駆動モード、並びにエンジン11及び走行用駆動モータ25を駆動するエンジン・モータ駆動モードでハイブリッド型車両を走行させることができる。
【0024】また、前記発電機モータ16の制御を行うことによって、前記伝達軸17の回転数を制御し、エンジン11を最大効率点で駆動することができる。次に、前記構成のハイブリッド型車両の動作について説明する。図4は本発明の第1の実施の形態におけるプラネタリギヤユニットの概念図、図5は本発明の第1の実施の形態における発進時のトルク線図、図6は本発明の第1の実施の形態における発進時の回転数線図、図7は本発明の第1の実施の形態におけるエンジン始動時のトルク線図、図8は本発明の第1の実施の形態におけるエンジン始動時の回転数線図である。
【0025】本実施の形態においては、図4に示されるように、プラネタリギヤユニット13(図3)のリングギヤRの歯数をサンギヤSの歯数の2倍にしてある。したがって、出力軸14に出力された出力トルクTO 、エンジントルクTE 及び発電機モータトルクTG は、TE :TO :TG =3:2:1になり、互いに反力を受け合う。
【0026】また、ワンウェイクラッチFは、出力軸12がエンジン11を逆方向に回転させようとするのを阻止するので、エンジン11が停止させられ、エンジントルクTE は発生させられない。そして、該エンジントルクTE が発生させられていない場合、図5に示されるように、発電機モータトルクTG の反力を、ワンウェイクラッチFによるワンウェイクラッチトルクTF によって受けることができるようになっている。このとき、エンジン11、出力軸14及び発電機モータ16の各回転数、すなわち、エンジン回転数NE 、出力回転数NO 及び発電機モータ回転数NG は図6に示されるようになる。
【0027】そして、エンジン11の始動時において、発電機モータ16は、駆動が停止させられた後、非走行用回転方向に駆動される。このとき、発電機モータ16の回転がエンジン11に伝達される。この場合、図7に示されるように、発電機モータトルクTG が発進時と逆方向に作用し、発電機モータトルクTG の反力として作用する出力トルクTO も発進時と逆方向に作用する。そして、エンジン回転数NE 、出力回転数NO 及び発電機モータ回転数NG は図8に示されるようになる。なお、エンジン回転数NE が所定値に到達すると、エンジン11は、燃料が供給されて始動される。
【0028】次に、前記構成のハイブリッド型車両の制御装置について説明する。図1は本発明の第1の実施の形態におけるハイブリッド型車両のブロック図、図9は本発明の第1の実施の形態におけるハイブリッド型車両の動作を示すメインフローチャートである。図において、11はエンジン、16は発電機モータ、25は走行用駆動モータ、41は駆動輪、43はバッテリである。
【0029】そして、46は前記エンジン11の制御を行って駆動状態又は非駆動状態にするエンジン制御装置、47は前記発電機モータ16の制御を行う発電機モータ制御装置、49は前記走行用駆動モータ25の制御を行う走行用駆動モータ制御装置である。なお、エンジン11は、図示されないイグニッションスイッチをオフにしたり、スロットル開度を0にしたりすることによって非駆動状態にすることができる。
【0030】また、51はハイブリッド型車両の全体の制御を行う制御装置としてのCPUであり、該CPU51は、図示されない負荷検出手段によって検出された、ハイブリッド型車両の要求負荷としてのアクセルペダル52の踏込量(以下「アクセル開度」という。)α、及び図示されない車速検出手段によって検出された車速Vを受けて、前記エンジン制御装置46、発電機モータ制御装置47及び走行用駆動モータ制御装置49の制御を行う。なお、前記車速Vは、実際は車速情報として検出された出力回転数NO (図6)に基づいて検出される。また、走行用駆動モータ25の回転数に基づいて検出することもできる。
【0031】ところで、ハイブリッド型車両の駆動トルクをTW とし、ハイブリッド型車両のギヤ比をrとし、前記駆動輪41のタイヤの半径をRT としたとき、走行駆動力QD (図2参照)は、QD =TW ・r/RTで表すことができる。
【0032】そして、ハイブリッド型車両を走行させるのに必要な駆動力(以下「必要駆動力」という。)をQ1とすると、運転者によってアクセルペダル52が踏み込まれてアクセル開度αが大きくなるほど必要駆動力Q1は大きくなる。したがって、アクセル開度αが小さい場合は、走行用駆動モータ駆動力QM だけでハイブリッド型車両を走行させることができるが、アクセル開度αが大きくなると、前記走行用駆動モータ駆動力QM だけでハイブリッド型車両を走行させることができない。
【0033】そこで、アクセル開度αが閾(しきい)値α* より小さい場合は、走行用駆動モータ走行処理を行い、走行用駆動モータ25だけを駆動することによってハイブリッド型車両を走行させる。また、アクセル開度αが閾値α* 以上である場合は、二モータ走行処理を行い、発電機モータ16及び走行用駆動モータ25を駆動することによってハイブリッド型車両を走行させるようにしている。なお、この場合、前記発電機モータ16はハイブリッド型車両の走行用回転方向に駆動される。
【0034】次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 アクセル開度αを読み込む。
ステップS2 アクセル開度αが閾値α* より小さいかどうかを判断する。アクセル開度αが閾値α* より小さい場合はステップS3に、アクセル開度αが閾値α* 以上である場合はステップS4に進む。
ステップS3 走行用駆動モータ走行処理を行う。
ステップS4 二モータ走行処理を行う。
【0035】次に、図9のステップS4の二モータ走行処理について説明する。図10は本発明の第1の実施の形態におけるハイブリッド型車両の駆動特性を示す図、図11は本発明の第1の実施の形態における二モータ走行処理のサブルーチンを示す第1のフローチャート、図12は本発明の第1の実施の形態における二モータ走行処理のサブルーチンを示す第2のフローチャートである。なお、図10において、横軸に車速を、縦軸に駆動力を採ってある。
【0036】図10において、QM は走行用駆動モータ駆動力、QG は発電機モータ駆動力、QE はエンジン駆動力、QO は前記発電機モータ駆動力QG 及びエンジン駆動力QE から成る出力軸駆動力、QD は前記走行用駆動モータ駆動力QM と出力軸駆動力QO とを加算したものであり、ハイブリッド型車両を走行させるための走行駆動力である。なお、前記出力軸駆動力QO は、エンジン11(図1)が始動されるまでは発電機モータ駆動力QG を表し、エンジン11が始動された後はエンジン駆動力QE を表す。
【0037】ハイブリッド型車両を発進させようとする場合、走行用駆動モータ駆動力QMの不足分をエンジン11又は発電機モータ16によって補う必要があるが、一般に、発電機モータ駆動力QG は、車速Vが低いほど大きい。例えば、車速Vが30〔km/h〕より低い場合、発電機モータ駆動力QG はエンジン駆動力QE より大きくなる。
【0038】そこで、本実施の形態においては、車速Vがエンジン始動車速V* より低い場合、エンジン11を停止させ、発電機モータ駆動力QG によって走行用駆動モータ駆動力QM の不足分を補い、車速Vがエンジン始動車速V* 以上である場合には、エンジン駆動力QE によって走行用駆動モータ駆動力QM の不足分を補うようにしている。
【0039】このように、低速領域において走行用駆動モータ駆動力QM を小さくすることができるので、走行用駆動モータ25のトルク定数をその分低くすることができ、走行用駆動モータ25を小型化することができる。ところで、ハイブリッド型車両の発進時において、CPU51の図示されない二モータ走行処理手段は、走行用駆動モータ25及び発電機モータ16を駆動し、走行用駆動モータ駆動力QM と発電機モータ駆動力QG とを加算した走行駆動力QD でハイブリッド型車両を走行させる。そのために、CPU51は、目標走行用駆動モータトルクTMを最大値TMmaxにし、目標発電機モータトルクTGを最大値TGmaxにする。
【0040】そして、車速Vがエンジン始動車速V* 以上になると、エンジン制御装置46の図示されないエンジン始動手段は、前記発電機モータ16をハイブリッド型車両の非走行用方向に駆動してエンジン11を始動するが、エンジン11の始動に伴って、発電機モータ駆動力QG がハイブリッド型車両を制動する方向に出力され、走行駆動力QD が落ち込み、点P1において発電機モータ16の駆動が停止させられた後、エンジン駆動力QE が大きくなる。そして、点P1以降は、走行用駆動モータ駆動力QM とエンジン駆動力QE とを加算した走行駆動力QD でハイブリッド型車両が走行させられる。
【0041】このように、エンジン11の始動に伴って発電機モータ駆動力QG が落ち込むと、走行駆動力QD も同様に落ち込んで急激に変化するので、ショックが発生してしまう。そこで、CPU51の図示されない補正手段は、二モータ走行処理手段によって走行用駆動モータ25及び発電機モータ16が駆動されてハイブリッド型車両が走行させられている間に、エンジン11が始動されたことが検出されたときに、走行用駆動モータ駆動力QM を制御し、走行駆動力QD が急激に変化してショックが発生するのを防止するようにしている。
【0042】そのために、CPU51はアクセル開度α及び車速Vを読み込み、アクセル開度α及び車速Vに基づいて、図示されない算出手段によって、エンジン11を始動するのに適したエンジン始動車速V* を算出する。該エンジン始動車速V* は、バッテリ残量、走行用駆動モータ25のコイルの温度、エンジン11の温度、図示されない触媒の温度等によって異なる。
【0043】また、エンジン11を始動するに当たり、エンジン始動車速V* に代えて要求駆動力を使用することもできる。該要求駆動力は、アクセル開度α及び車速Vに基づいて算出され、駆動輪41を回転させるための駆動力又はエネルギーを表す。そして、前記要求駆動力が、設定値としての走行用駆動モータ25の許容最大駆動力を超えると、エンジン11が始動される。なお、前記要求駆動力の設定値は、バッテリ残量、走行用駆動モータ25のコイルの温度、エンジン11の温度、前記触媒の温度等によって異なる。
【0044】次に、前記補正手段は、車速Vがエンジン始動車速V* よりも所定値ΔVだけ低く設定された基準値より高くなったかどうかを判断し、車速Vが基準値より高くなると、エンジン11が始動されたことを検出し、図示されない第1のタイマの計時を開始し、所定時間としての設定時間t1が経過するまで目標走行用駆動モータトルクTMを微小値ΔM1ずつ小さくし、走行用駆動モータ25の出力トルクを小さくする。続いて、設定時間t1が経過すると、前記補正手段は、目標走行用駆動モータトルクTMを微小値ΔM2ずつ大きくする。なお、前記設定時間t1は、エンジン始動車速V* 及び所定値ΔVに対応させて変更することができる。
【0045】そして、車速Vがエンジン始動車速V* に到達すると、エンジン11を始動するためのトルクが必要になるので、発電機モータ16を非走行用回転方向に駆動する。このとき、目標発電機モータトルクTGはあらかじめ設定された負の値にされる。次に、エンジン回転数NE (図6)がエンジン11に燃料を供給してもよい回転数βより高くなったかどうかを判断し、エンジン回転数NE が回転数βより高くなると、エンジン11を始動するとともに、図示されない第2のタイマの計時を開始する。なお、エンジン回転数NE に代えて、発電機モータ回転数NG が前記回転数βより高くなったかどうかを判断することもできる。
【0046】そして、CPU51は、設定時間t2が経過するまで目標走行用駆動モータトルクTMを微小値ΔM3ずつ小さくする。続いて、設定時間t2が経過すると、目標走行用駆動モータトルクTMを最大値TMmaxにする。なお、前記設定時間t2は、エンジン始動車速V* 及び所定値ΔVに対応させて変更することができる。
【0047】このように、前記補正手段は、エンジン11を始動する前に目標走行用駆動モータトルクTMを微小値ΔM1ずつ小さくし、続いて、車速Vがエンジン始動車速V* になるまで目標走行用駆動モータトルクTMを微小値ΔM2ずつ大きくし、車速Vがエンジン始動車速V* に到達すると、エンジン11を始動し、さらに、エンジン11を始動した後、目標走行用駆動モータトルクTMを微小値ΔM3ずつ小さくするようにしているので、走行駆動力QD が落ち込んで急激に変化することがなくなる。したがって、ショックが発生するのを防止することができる。
【0048】なお、本実施の形態においては、エンジン11を始動する前、及びエンジン11を始動した後に、目標走行用駆動モータトルクTMを小さくするようにしているが、エンジン11を始動する前、及びエンジン11を始動した後の一方に、目標走行用駆動モータトルクTMを小さくこともできる。次に、フローチャートについて説明する。
ステップS11 目標走行用駆動モータトルクTMに最大値TMmaxを、目標発電機モータトルクTGに最大値TGmaxをセットする。
ステップS12 車速Vを読み込む。
ステップS13 エンジン始動車速V* を算出する。
ステップS14 車速Vがエンジン始動車速V* よりも所定値ΔVだけ低く設定された基準値より高くなったかどうかを判断する。車速Vが基準値より高くなった場合はステップS15に進み、車速Vが基準値以下である場合はステップS11に戻る。
ステップS15 目標走行用駆動モータトルクTMを徐々に小さくする。
ステップS16 設定時間t1が経過したかどうかを判断する。設定時間t1が経過した場合はステップS17に進み、経過していない場合はステップS15に戻る。
ステップS17 目標走行用駆動モータトルクTMを徐々に大きくする。
ステップS18 車速Vがエンジン始動車速V* に到達したかどうかを判断する。車速Vがエンジン始動車速V* に到達した場合はステップS19に進み、到達していない場合はステップS17に戻る。
ステップS19 目標発電機モータトルクTGに負の値をセットする。
ステップS20 エンジン回転数NE が回転数βより高くなったかどうかを判断する。エンジン回転数NE が回転数βより高くなった場合はステップS21に進み、エンジン回転数NE が回転数β以下である場合はステップS19に戻る。
ステップS21 エンジン11を始動する。
ステップS22 目標走行用駆動モータトルクTMを徐々に小さくする。
ステップS23 設定時間t2が経過したかどうかを判断する。設定時間t2が経過した場合はステップS24に進み、経過していない場合はステップS22に戻る。
ステップS24 目標走行用駆動モータトルクTMに最大値TMmaxをセットする。
【0049】次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。図13は本発明の第2の実施の形態におけるハイブリッド型車両の駆動装置の概念図である。
【0050】本実施の形態においては、出力軸12とケーシング19との間に制動手段としてのブレーキBが配設され、該ブレーキBを係脱するために図示されないブレーキ制御装置がCPU51(図1)に接続される。そして、該CPU51は、アクセル開度αが80〔%〕より大きく、かつ、車速Vが30〔km/h〕より低い場合に、エンジン11を停止させ、前記ブレーキBを係合させて第3の歯車要素としてのキャリヤCRの回転を規制して停止させるとともに、走行用駆動モータ25に供給される電流IMを最大値IMmaxにする。
【0051】次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。図14は本発明の第3の実施の形態におけるハイブリッド型車両の駆動装置の概念図である。
【0052】本実施の形態においては、エンジン11と出力軸12との間にクラッチCが配設され、前記出力軸12とケーシング19との間に制動手段としてのワンウェイクラッチFが配設される。また、前記クラッチCを係脱するために図示されないクラッチ制御装置がCPU51(図1)に接続される。そして、該CPU51は、アクセル開度αが80〔%〕より大きく、かつ、車速Vが30〔km/h〕より低い場合に、前記クラッチCを解放するとともに、走行用駆動モータ25に供給される電流IMを最大値IMmaxにする。
【0053】この場合、発電機モータ駆動力QG (図10)によって、走行用駆動モータ駆動力QM の不足分を補うが、この間、前記クラッチCが解放されるので、エンジン11を停止させる必要がない。次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図15は本発明の第4の実施の形態におけるハイブリッド型車両の駆動装置の概念図である。
【0054】図において、11はエンジン(E/G)、12は出力軸であり、該出力軸12に二重回転型発電機モータ(G)66が連結される。また、前記出力軸12とケーシング19との間に、制動手段としてのワンウェイクラッチFが配設される。ワンウェイクラッチFは、二重回転型発電機モータ66からエンジン11に非回転方向の回転が伝達されるのを規制する。そのために、前記ワンウェイクラッチFは、エンジン11が正方向に回転しているときにフリーになり、出力軸12がエンジン11を逆方向に回転させようとするときにロックされる。
【0055】前記二重回転型発電機モータ66は、回転自在に配設された一方の回転子としてのステータ72、該ステータ72の内側において回転自在に配設された他方の回転子としてのロータ71、該ロータ71に巻装されたコイル73から成る。この場合、ステータ72は前記ケーシング19には固定されておらず、前記出力軸12を介してエンジン11と連結される。また、ロータ71は出力軸14と連結される。前記二重回転型発電機モータ66は、出力軸12を介して伝達される回転、すなわち、エンジン11の出力の一部を受けて電力を発生させる。前記コイル73は、バッテリ43(図1)に接続され、該バッテリ43に電流を供給して充電する。
【0056】また、25は走行用駆動モータ(M)、75は前記出力軸14に固定されたカウンタドライブギヤである。前記走行用駆動モータ25は、前記出力軸14に固定され、回転自在に配設されたロータ37、該ロータ37の周囲に配設されたステータ38、及び該ステータ38に巻装されたコイル39から成る。そして、駆動輪41をエンジン11の回転と同じ方向に回転させるためにカウンタシャフト31が配設され、該カウンタシャフト31にカウンタドリブンギヤ32が固定される。前記カウンタシャフト31には前記カウンタドリブンギヤ32より歯数が少ないデフピニオンギヤ33が固定される。
【0057】そして、デフリングギヤ35が配設され、該デフリングギヤ35と前記デフピニオンギヤ33とが噛合させられる。また、前記デフリングギヤ35にディファレンシャル装置36が固定され、前記デフリングギヤ35に伝達された回転が、ディファレンシャル装置36によって分配させられ、前記駆動輪41に伝達される。
【0058】この場合、二重回転型発電機モータ66の反力をワンウェイクラッチFで受けることによって、発電機モータ駆動力を駆動輪41に伝達することができる。したがって、エンジン11を停止させ、二重回転型発電機モータ66の発電機モータ駆動力によって、ハイブリッド型車両を走行させることができる。すなわち、CPU51は、図示されない負荷検出手段によって検出された、ハイブリッド型車両の要求負荷としてのアクセル開度αを検出し、図示されない二モータ走行処理手段によって、アクセル開度αに基づいて前記走行用駆動モータ25を駆動し、かつ、二重回転型発電機モータ66をモータとして駆動してハイブリッド型車両を走行させる。
【0059】そして、ステータ72の図示されないコイルに供給される電流の大きさを制御したり、ロータ71のコイル73に供給される電流の方向又はコイル73によって形成される磁界の回転方向を変えたりすることによって、エンジン11を始動することができ、エンジン11が始動されたときに走行駆動力が落ち込んで急激に変化することがなくなる。したがって、ショックが発生するのを防止することができる。
【0060】そのために、前記CPU51は、図示されないエンジン始動手段によって、前記二重回転型発電機モータ66を駆動し、ステータ72を走行用回転方向に回転させて前記エンジン11を始動する。そして、前記CPU51は、前記二モータ走行処理手段によってハイブリッド型車両を走行させている間に、前記エンジン11が始動されたことが検出されたときに、図示されない補正手段によって、前記走行用駆動モータ25の出力トルクを小さくする。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によれば、ハイブリッド型車両においては、エンジンと、発電機モータと、電流が供給されて駆動される走行用駆動モータと、少なくとも3個の歯車要素から成り、第1の歯車要素と前記発電機モータとが、第2の歯車要素と出力軸とが、第3の歯車要素と前記エンジンとが連結された差動歯車装置と、前記第3の歯車要素の回転を規制する制動手段と、ハイブリッド型車両の要求負荷を検出する負荷検出手段と、該負荷検出手段によって検出された要求負荷に基づいて、前記走行用駆動モータを駆動するとともに、前記発電機モータを走行用回転方向に駆動してハイブリッド型車両を走行させる二モータ走行処理手段と、前記発電機モータを非走行用回転方向に駆動して前記エンジンを始動するエンジン始動手段と、前記二モータ走行処理手段によってハイブリッド型車両を走行させている間に、前記エンジンが始動されたことが検出されたときに、前記走行用駆動モータの出力トルクを小さくする補正手段とを有する。
【0062】この場合、エンジンを停止させた状態で前記走行用駆動モータ及び発電機モータを駆動してハイブリッド型車両を発進させ、続いて、エンジンを始動すると、発電機モータ駆動力が、ハイブリッド型車両を制動する方向に出力され、走行駆動力が落ち込む。ところが、エンジンの始動が検出されたときに、走行用駆動モータの出力トルクが小さくされるので、走行駆動力が落ち込んで急激に変化することがなくなる。したがって、ショックが発生するのを防止することができる。
【出願人】 【識別番号】591261509
【氏名又は名称】株式会社エクォス・リサーチ
【出願日】 平成10年7月2日(1998.7.2)
【代理人】 【識別番号】100096426
【弁理士】
【氏名又は名称】川合 誠
【公開番号】 特開2000−23310(P2000−23310A)
【公開日】 平成12年1月21日(2000.1.21)
【出願番号】 特願平10−187845