| 【発明の名称】 |
線条体の低張力送出装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】豊田 武司
【氏名】佐藤 広行
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| 【要約】 |
【課題】線条体を送り出すときに低い張力で制御する。
【解決手段】低張力で送り出すべき線条体1の走行経路の一部に適宜間隔をおいて配置される入口側プーリー3Aおよび出口側プーリー3Bとの間に設けられる所望の重量の検知プーリー2と、一端に検知プーリー2を取り付けて適宜の回動支点51のまわりに回動できるレバ5と、このレバ5の一部に設けられる近接スイッチ6と、この近接スイッチ6の運動経路に沿って設けられる上限検知部7Aおよび下限検知部7Bとを有し、レバ5の適宜位置に吸振器8が設けられてアーム5の振動をなくした装置である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 低張力で送り出すべき線条体(1)の走行経路の一部に適宜間隔をおいて配置される入口側プーリー(3A)および出口側プーリー(3B)との間に設けられる所望の重量の検知プーリー(2)と、一端に前記検知プーリー(2)を取り付けて適宜の回動支点(51)のまわりに回動できるレバ(5)と、前記レバ(5)の一部に設けられる近接スイッチ(6)と、前記近接スイッチ(6)の運動経路に沿って設けられる上限検知部(7A)および下限検知部(7B)とを有し、前記レバ(5)の適宜位置に吸振器(8)が設けられることを特徴とする線条体の低張力送出装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は線条体の低張力送出装置、さらに詳しく言えばあまり過大な張力をかけずに所望の低い張力をもって線条体を送り出すための線条体の低張力送出装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2において、左方に位置する適宜の線条体送出源、たとえば押出被覆すべきケーブルコアあるいは光ファイバなどの線条体送出源から右方に所望の低い張力をもって送り出すために、従来は引取装置4の上流に入口側プーリー3Aと出口側プーリー3Bとによって適宜長さの走行区間を区画し、この区間内において線条体1の張力によって鉛直方向に移動自在な検知プーリー2の重量(または別のばね等による設定荷重)を支持するように配置し、図3に示すようにこの検知プーリー2の上昇または下降によって当該張力の増減を知り、この検知プーリー2の鉛直方向の移動範囲を、これに取り付けた近接スイッチ102によって、上限検知部101Aと下限検知部101Bとの間に制御するような装置が使用されていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの従来装置の場合は、検知プーリー2の鉛直方向の運動は極めて微妙で、張力が大きすぎ検知プーリー2が上限検知部101Aを越えることを検知して引取速度を緩めると、こんどは張力が小さくなり過ぎて検知プーリー2が下降して下限検知部101Bを越える程下がり過ぎるといった振動に近い運動を繰り返していつまでも安定しない欠点があった。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を解決するためになされたものであって、請求項1の発明によるその解決手段は、低張力で送り出すべき線条体の走行経路の一部に適宜間隔をおいて配置される入口側プーリーおよび出口側プーリーとの間に設けられる所望の重量の検知プーリーと、一端に前記検知プーリーを取り付けて適宜の回動支点のまわりに回動できるレバと、前記レバの一部に設けられる近接スイッチと、前記近接スイッチの運動経路に沿って設けられる上限検知部および下限検知部とを有し、前記レバの適宜位置に吸振器が設けられることを特徴とする線条体の低張力送出装置である。 【0005】 【発明の実施の形態】図1を主として参照しながらこの発明の一実施例装置を説明する。検知プーリー2は比較的長いアーム5の一端に回転可能に支持され、このアーム5は中程にある回動支点51のまわりに回動できるように支持される。 【0006】アームの一部、たとえば他端には近接スィッチ6が取り付けられ、また回動支点51に比較的近い位置に取付け軸81を介して空気または液体を流動体として使用するシリンダ形式の吸振器8が取り付けられる。これは取付け軸81の端部に固着したピストン82がシリンダ内を移動するときの流体抵抗を利用する吸振器である。 【0007】吸振器8の取付け位置を回動支点51の近くに置いた理由は、制御すべき張力が小さいからアーム長さの比によって調整する意図であり、アームの長さを比較的長くしたのも同様の理由による。もちろん所望の張力と均衡させるための荷重は検知プーリー2自体の重量を直接利用してもいいし、あるいはアーム5を回動させるトルクを発生させるべく適宜のばねを使用してもいい。 【0008】アーム5に取り付けられた近接スィッチ6の運動径路、この場合は回動支点51を中心とし近接スィッチ6までのアーム長さを半径とする円弧になるわけであるが、この運動径路に沿って制御すべき張力の上限および下限に対応して上限検知部7Aおよび下限検知部7Bを設ける。これらは近接スィッチ6との近接に反応する適宜の発信器であり、ここから引取装置4に制御信号が発信される。 【0009】もちろんこの制御信号は、線条体1の張力がたとえば過大で、このためアーム5が図示のように時計回りに回転して上限検知部7Aが励起されたときには引取装置4の引取速度を低下させる方向の制御である。 【0010】この発明の装置の場合は、上例のような制御、つまり引取速度が低下して線条体1の張力が小さく制御されたときも、アーム5の回動速度は吸振器8のためにゆっくりとなされるから、従来装置のように振動が発生することがなく線条体1の張力を所望の値に安定させやすい。 【0011】 【発明の効果】請求項1の発明によれば、装置は極めて簡単であり、しかも制御目標値を挟んで上下に振動することがなく、所望の値の張力に安定させやすい効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005186 【氏名又は名称】株式会社フジクラ
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| 【出願日】 |
平成10年7月14日(1998.7.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078824 【弁理士】 【氏名又は名称】増田 竹夫
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| 【公開番号】 |
特開2000−24739(P2000−24739A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月25日(2000.1.25) |
| 【出願番号】 |
特願平10−198987 |
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