| 【発明の名称】 |
ゲーム機の表示装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】栗原 章
【氏名】舟根 亨
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| 【要約】 |
【課題】照明の光や色をゲームの進行に合わせて制御でき、光の演出を行いながらプレイヤにゲームの状態や結果などを知らせることを可能とする。
【解決手段】横3行、縦3列のLED基板22がマトリクス状に配置され、LED基板22に5個のLED21を備える発光ユニット20と,発光ユニット20の各LED基板22ごとに、絵柄33が配置されたリールテープ32が巻かれた3個のリールドラム31を備えた画像ユニット30とを備える。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 横N行、縦M列の単位発光部がマトリクス状に配置され、前記各単位発光部にL個の発光素子を備える発光手段と,前記発光手段の各単位発光部ごとに単位画像部が配置される画像手段と,を含むゲーム機の表示装置。 【請求項2】 請求項1に記載のゲーム機の表示装置において,前記画像手段は、回転する複数のリール部材を備え、各リール部材の所定の領域が前記単位画像部となること,を特徴とするゲーム機の表示装置。 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載されたゲーム機の表示装置において,前記発光手段は、前記画像手段の各単位画像部を背面から照明するバックライトであること,を特徴とするゲーム機の表示装置。 【請求項4】 請求項1に記載のゲーム機の表示装置において,前記発光手段は、前記発光素子によって、文字,図形,記号若しくはこれらの結合又はこれらと色彩との結合からなる演出部を形成すること,を特徴とするゲーム機の表示装置。 【請求項5】 請求項4に記載のゲーム機の表示装置において,前記発光手段は、前記発光素子を点灯、消灯又は点滅させて、前記演出部の少なくとも一部を、直線上又は折れ線上であって一方向又は双方向に移動させること,を特徴とするゲーム機の表示装置。 【請求項6】 請求項4に記載のゲーム機の表示装置において,前記発光手段は、前記発光素子を点灯、消灯又は点滅させて、前記演出部の少なくとも一部を、一方向又は双方向に回転させること,を特徴とするゲーム機の表示装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、回転式リールドラム等を用いて、ゲームの状態や結果などを知らせるゲーム機の表示装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】実開平5−82473号は、3つのリールドラムの内側に、各リールテープの3つの絵柄間隔に合わせて、合計9個の豆ランプを配置し、それらの豆ランプを点灯又は消灯制御することによって、ゲーム状態や結果を知らせていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来の装置は、1つのリールに、絵柄に合わせてランプを3個ずつ設けていたが、合計9個のランプでは、直線的であり、表現力が乏しかった。また、豆ランプ自身は、発光色の変化をさせることができず、ゲームと合わせた光の演出効果が単調になりやすい。 【0004】一方、豆ランプは、フィラメントを用いるのために、短寿命であり、ゲーム中にランプが切れることがある。このために、豆ランプの点灯や消灯を、ゲーム内容に関連させている場合には、ゲームの進行を妨げる可能性があった。 【0005】本発明は、照明の光や色をゲームの進行に合わせて制御でき、光の演出を行いながらプレイヤにゲームの状態や結果などを知らせることができるゲーム機の表示装置を提供することを課題とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために、請求項1の発明は、横N行、縦M列の単位発光部(22)がマトリクス状に配置され、前記各単位発光部(22)にL個の発光素子(21)を備える発光手段(20)と,前記発光手段の各単位発光部ごとに単位画像部(33)が配置される画像手段(30)と,を含むゲーム機の表示装置である。 【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のゲーム機の表示装置において,前記画像手段は、回転する複数のリール部材を備え、各リール部材の所定の領域が前記単位画像部となること,を特徴とするゲーム機の表示装置である。 【0008】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載されたゲーム機の表示装置において,前記発光手段は、前記画像手段の各単位画像部を背面から照明するバックライトであること,を特徴とするゲーム機の表示装置である。 【0009】請求項4の発明は、請求項1に記載のゲーム機の表示装置において,前記発光手段は、前記発光素子によって、文字,図形,記号若しくはこれらの結合又はこれらと色彩との結合からなる演出部を形成すること,を特徴とするゲーム機の表示装置である。 【0010】請求項5の発明は、請求項4に記載のゲーム機の表示装置において,前記発光手段は、前記発光素子を点灯、消灯又は点滅させて、前記演出部の少なくとも一部を、直線上又は折れ線上であって一方向又は双方向に移動させること,を特徴とするゲーム機の表示装置である。 【0011】請求項6の発明は、請求項4に記載のゲーム機の表示装置において,前記発光手段は、前記発光素子を点灯、消灯又は点滅させて、前記演出部の少なくとも一部を、一方向又は双方向に回転させること,を特徴とするゲーム機の表示装置である。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、図面などを参照しながら、本発明の実施の形態をあげて、さらに詳細に説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明によるゲーム機の表示装置の第1実施形態を示す図である。この実施形態のゲーム機の表示装置は、3個の表示ユニット10(10A,10B,10C)と、それらを支持するフレーム40等とを備えている。また、表示ユニット10は、ランプユニット(発光手段)20と、画像ユニット(画像手段)30とから構成されている。各表示ユニット10A,10B,10Cは、同様の構造であり、3列配置されており、1つの表示装置を構成している。 【0013】ランプユニット20は、LED21と、それぞれ5個のLED21が設けられ、横3行、縦3列のマトリクス状に配置されている合計9枚のLED基板22と、縦3枚のずつのLED基板22を収納し、横に3個配置された基板ケース23と、各基板ケース23をフレーム40に取り付ける取付ブラケット24等とを備えている。 【0014】画像ユニット30は、円筒形の3個のリールドラム31と、各リールドラム31に巻かれ、複数の絵柄部33が形成されたリールテープ32と、各リールドラム31を独立して回転駆動する3個のモータ34等とを備えている【0015】つまり、この実施形態の表示装置は、1個あたりのリールドラム31の内側で縦に3個並べたLED基板22が、基板ケース23によってリールドラム31の円周に沿って配置されている。また、1枚のLED基板22は、複数(ここでは5個)のLEDランプ21を備えており、点灯効果を予め考慮して配置されている。LED基板22は、縦に3枚並べられており、リールテープ32の複数の絵柄33に対して、正面の3つの絵柄32a,33b,33cを、バックライトとして照らし出せるようになっている。従って、LED基板22の枚数は、3枚×3列で合計9枚を備えることになる。 【0016】図2は、第1実施形態によるゲーム機の表示装置の制御部を示すブロック図である。制御部50は、モータ34の回転やLED21の発光などを含むゲーム内容の制御を行うCPU51と、その制御プログラム等が記憶されたROM52と、ゲーム進行中のデータ等を記憶するRAM53等を備えている。 【0017】また、各表示ユニット10は、制御部50とのデータの授受を行うパラレルアイオー(PIO)61を備えており、そのPIO61を介して、インデックスセンサ62からの信号をCPU51に伝達すると共に、CPU51からの制御信号を、モータ34を駆動するモータドライバー63やLED21を駆動するLEDドライバー64等に伝達している。 【0018】CPU51は、3列のリールドラム31のモータ34を停止させたときに、各LED基板22のLED21が、正面の9個の絵柄33をバックライトとして照らし出すことができる。このとき、LED21は、点灯、点滅、消灯又は発光色が制御され、9個の絵柄33に関連付けを行うことによって、後述する光が走る効果を含め、光を使った多様なアクションを行うことができ、ゲームの「当たり告知」を含めた演出部となっている。 【0019】図3,図4は、第1実施形態によるゲーム機の表示装置の発光方法を示す図である。LED21は、長方形をなす4つの角部及び中心部に相当する位置に、5個配置されいる。各LED基板22の斜めの3個のLED21は、斜めに隣接するLED基板22の斜めの3個のLED21と直線上に配置されている。このため、後述するように、文字などを表現することができる。各LED21は、それぞれ独立して、点灯、点滅、消灯及びR・G・B色などの発光制御を行うことができる。各図において、LED21は、白丸が消灯、黒丸が点灯を示している。また、矢印のものは、光を走らせていることを示している。 【0020】図3(a)は、4隅及び中央のLED基板22を用いて、全体として、LED21を「X字」に点灯させている。この場合には、矢印で示すように、光を走らせることができる。図3(b)は、揃い目のラインに、LED21を点灯させるものであり、上下3行と左右の斜めの5通りのパターンがある。図3(c)は、上下に隣接する2つのLED基板22の10個のLED21の内で、6角形を構成する6個のLED21を順次点灯させて、「小丸」を描くようにしたものである。 【0021】図3(d)は、各LED基板22の斜め3個のLED21のみを点灯させて、各リールドラム毎に、傾斜方向を変えることによって、「波形」を描くようにしたものである。図3(e)は、上下左右の辺の中央に配置される4枚のLED基板22の3個ずつのLED21を用いて、「菱形」を描くようにしたものである。図3(f)は、図3(e)と同じ4枚のLED基板22を用いているが、点灯させるLED21を変えて、「大丸(楕円)」を描くようにしたものである。 【0022】図4(a)は、縦3枚のLED基板22を用いて、LED21を「3」の数字に点灯させている。この場合には、他の数字を描くようにしてもよい。同様にして、図4(b)は「上向きの矢印」、図4(c)は「十字」、図4(d)は「Z」の文字、図4(e)は「稲妻」、図4(f)は、図4(e)と異なる角度の「稲妻」をそれぞれ描くようにしたものである。このような文字や図形などを、例えば、「ビッグボーナス」、「レギュラーボーナス」などの告知として、表示させることができる。 【0023】以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、以下のような種々の作用・効果がある。 (1) 1つのリールドラム31が回転・停止するときに、表示される3つの絵柄33a,33b,33cに対して、各絵柄33a,33b,33cごとに、複数のLED21を搭載したLED基板22を設け、リールテープ32の裏から発光させている。このため、LED21を基板22上で自由に配置できるので、ゲームの状態や結果に合わせた「発光のレイアウト」を効果的に演出することができる。 【0024】(2) 1つのリールドラム31に内蔵されたランプユニット20は、3つのLED基板22を持ち、リールドラム31の回転中心軸上に、同じリールドラム31を3個配置したので、「ランプユニット20の1枚の基板」、「ランプユニット20全体」をモジュールとした「光のキャンパス」を演出することができる。LED21は、そのレイアウト、点灯・点滅の制御などをゲームに合わせて行うことによって、豊かな表現能力を持たせることができる。 【0025】(3) LED21は、寿命が半永久的であるので、豆ランプのように頻繁に交換する必要がなくなり、以前からの問題であった「ランプ切れによるゲーム中断」をなくすことができた。 【0026】(4) LED21は、単体で色を変化させたり、他の色のLED21と組み合わせることによって、新しい色を作りだすことが可能なために、光の点灯・点滅に加え、「色の変化による演出」をすることができ、今までにない斬新なゲーム機の表示をすることができる。 (5) ゲームの内容を変更した場合に、同じ装置を用いて、別の表現を行うことができる。 (6) LED21は、ドット表示の電気制御を行うので、光らせ方でゲームの表現に組み入れることが可能となり、今までにないゲーム演出と、照明表現を効果的に行うことができる。 【0027】(第2実施形態)図5,図6は、第2実施形態によるゲーム機の表示装置の発光方法を示す図である。なお、以下に説明する各実施形態では、第1実施形態と機械的構造が略同じであるので、LED基板とLEDのみを示して、発光方法のみを説明する。第2実施形態では、各LED基板22Bに、9(3×3)個のLED21を配置したものである。このために、表現力をより豊かにすることができ、ゲーム性(揃い目表示、当たり告知表示)などを向上させることができる。従って、プレイヤを飽きさせず、表示内容が深まることによって、満足感を与えることができる。 【0028】例えば、前述の5ライン共通で、揃い目を縦横斜めに走らせたり[図5(a)]、各LED基板22Bごとに「菱形」で表示したり[図5(b)]、1本の「細いライン」[図5(c)]や、「X字」[図5(d)]で表示することができる。複数のLED基板22Bを用いて、全体として、「X字」を表現したり[図5(e)]、「十字」を表現することもできる[図5(f)]。 【0029】図6(a)〜(f)は、それぞれ、複数のLED基板22Bを用いて、全体として、「UFO」、「???」、「星印」、「横矢印」、「ブーメラン」、「縦矢印」などを表現したものである。 【0030】(第3実施形態)図7は、第3実施形態によるゲーム機の表示装置の発光方法を示す図である。第3実施形態では、LED21は、各LED基板22Cに、正6角形状に配置されている。この場合にも、LED21の点灯や点滅によって、揃い目のラインや告知等を表示することができる[図7(a)〜(e)]。このとき、6角形を回転させてもよい[図7(a)]。また、全体として、「Y、I、M、Vライン」などを描いてもよい[図7(f)]。 【0031】(第4実施形態)図8は、第4実施形態によるゲーム機の表示装置の発光方法を示す図である。第4実施形態では、LED基板22Dの14個のLED21をドットマトリックス化して配列したものである。各LED21を発光制御することによって、リール停止時に、正面の1絵柄の中、1リールの中及び3リールを合わせて見た状態など、それぞれにおいて、文字、図形、記号の表現及び発光色の変化を行えるようにしたものである。第4実施形態では、ゲームへの応用のしかたは、前記各実施形態と同様になるが、表現力は、さらに高機能化を図ったものである。 【0032】(変形形態)以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。例えば、各LEDの個数や配置は、前述したものに限らない。スロットマシーンを想定して説明したが、パチンコその他の遊戯機械の一部に用いられていてもよい。 【0033】 【発明の効果】以上詳しく説明したように、複数の発光素子を備えた複数の単位発光部にマトリクス状に配置したので、光の演出が曲線的及び円周的な光の流れを表現することができる。また、発光色を変化させることにより、ゲームに合わせた光の演出を行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000132840 【氏名又は名称】株式会社タイトー
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| 【出願日】 |
平成10年9月4日(1998.9.4) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100092576 【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 久男
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| 【公開番号】 |
特開2000−79191(P2000−79191A) |
| 【公開日】 |
平成12年3月21日(2000.3.21) |
| 【出願番号】 |
特願平10−251060 |
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