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【発明の名称】 温灸器
【発明者】 【氏名】齋喜 重信

【要約】 【課題】この発明は、安全に使用することができ、人体のどの部位に対しても適合し、温熱を効率よく伝達することのできる温灸器を提供することを目的とする。

【解決手段】断熱材製の外筒2の内側に棒モグサ11を挿嵌する金属製の内筒1が設けられ、内筒1の先端側に凸面状に形成された金属網3aとその内側に添着されたガラス繊維布体3bとからなる放熱体3が嵌着され、内筒1の後端側に空気穴10を設けた蓋9が嵌着され、放熱体3の外側に多数の散熱孔8を設けた保護筒5が嵌着され、放熱体3と保護筒5との間に薬液を含浸できる布体7が先端に装着されたつる巻きバネ6が嵌設されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 断熱材製の外筒2の内側に、棒モグサ11を挿嵌する金属製の内筒1が設けられ、内筒1の先端側に凸面状に形成された金属網3aとその内側に添着されたガラス繊維布体3bとからなる放熱体3が嵌着され、内筒1の後端側に空気穴10を設けた蓋9が嵌着され、放熱体3の外側に多数の散熱孔8を設けた保護筒5が嵌着され、放熱体3と保護筒5との間に薬液を含浸できる布体7が先端に装着されたつる巻きバネ6が嵌設されていることを特徴とする温灸器。
【請求項2】 モグサが内部に収納される筒状の把持部と、把持部の前端に設けられかつモグサの燃焼によって発生した熱を人体部位に放射するための熱放射部とを備えた温灸器において、熱放射部は、把持部の前端部に取り付けられかつ把持部の前端から前方に突出した碗状の放熱体と、放熱体の後端部外面に後端部が嵌め合わされかつ前端が放熱体より前方にのびたつる巻きバネと、つる巻きバネの前端に取り付けられた布体とを備えていることを特徴とする。
【請求項3】 放熱体は、碗状の金属網と、金属網の内側に添って取り付けられたガラス繊維布体とからなる請求項2に記載の温灸器。
【請求項4】 把持部は、モグサが収納される金属製の内筒と、内筒の外周面に設けられた断熱材製の外筒とを備えていることを特徴とする請求項2および3のいずれかに記載の温灸器。
【請求項5】 モグサが内部に収納される筒状の把持部と、把持部の前端に設けられかつモグサの燃焼によって発生した熱を人体部位に放射するための熱放射部とを備えた温灸器において、熱放射部にトルマリン含有部材が設けられていることを特徴とする温灸器。
【請求項6】 熱放射部は、把持部の前端部に取り付けられかつ把持部の前端から前方に突出した碗状の放熱体と、放熱体の後端部外面に後端部が嵌め合わされかつ前端が放熱体より前方にのびたつる巻きバネと、つる巻きバネの前端に取り付けられたトルマリン含有部材とを備えている請求項5に記載の温灸器。
【請求項7】 放熱体は、碗状の金属網と、金属網の内側に添って取り付けられたガラス繊維布体とからなる請求項6に記載の温灸器。
【請求項8】 把持部は、モグサが収納される金属製の内筒と、内筒の外周面に形成されたトルマリン含有部材層と、トルマリン含有部材層の外周面に設けられた断熱材製の外筒とを備えていることを特徴とする請求項5、6および7のいずれかに記載の温灸器。
【請求項9】 把持部は、モグサが収納される金属製の内筒と、内筒の外周面に設けられた断熱材製の外筒とを備えていることを特徴とする請求項5、6および7のいずれかに記載の温灸器。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、疲労快復、神経痛、筋肉痛の緩和、胃腸の働きを活発化などの効果を有すると言われている温灸器の改良であり、人体のどの部位にも適合させて温熱を伝達することができ健康用具として有効な温灸器に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】図5は、温灸器の第1従来例を示している。
【0004】この温灸器は、金属製の内筒1の外側に嵌着した金属製の外筒13の先端側に、多数の放熱小孔15を有する放熱体14を嵌着すると共に、外筒13の後端側に空気孔10を有する筒栓9を嵌着し、内筒1の内部に、先端に火を付けた棒モグサ11を挿嵌する構造である。この温灸器では、内部の棒モグサ11の熱は放熱体14の放熱小孔15から放射され、放熱体14に当接した人体の部位に温熱が輻射される。
【0005】図6は、温灸器の第2従来例を示している。
【0006】この温灸器では、後端に外径の小さい小径部を有する金属製の第1筒16と、前端に外径の小さい小径部を有する金属製の第2筒16’とが、金属製の連結リング12によって連結されている。連結リング12は、第1筒16の小径部および第2筒16’の小径部に回転自在に嵌め合わされている。
【0007】第1筒16の先端側には放熱穴17が形成されている。また、第1筒16の小径部には、周方向に間隔をおいて複数の孔18が形成されている。連結リング12の前縁部には、周方向に間隔をおいて複数の孔19が形成されている。
【0008】第1筒16の先端部の内部には、放熱筒20が設けられているとともに、ビワエキス等の液体を合浸する液体吸収綿21が装填されている。第2筒16’の内部には、棒モグサ11が挿嵌されている。
【0009】この温灸器は、内部の棒モグサ11の熱は、放熱穴17から放射されると共に、放熱筒20の加熱により液体吸収綿21が吸収している液体を蒸発させ、その蒸気を棒モグサ11の輻射熱と同時に放熱穴17から人体の当接部位に接触させることを意図したものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】第1従来例の温灸器は上記の通り、内部の棒モグサ11の加熱により金属外筒13が熱くなり、長時間握っていると使用を中断しなければならない程温度が上昇する。使用に際しては、人体の部位面に対して直角方向から当接させなければ熱伝達の効率が低下し、先端が凸面に形成され斜め方向からの当接ができても熱損失が多くなる欠点があり、又、人体部位を変えた時、加熱されている放熱体14を急激に当接することになるので、恐怖心を与え火傷等の危険性もあった。
【0011】第2従来例の温灸器は上記の通り、筒16、16’に嵌め合わされた連結リング12を矢符の通り回動して第1筒16に形成された穴18と連結リング12に形成された穴19の位置合わせにより空気の吸入量を調節して棒モグサ11の燃焼を加減することができるが、温度が上昇すると握る部分である第2筒16’が熱くなり、第1従来例と同様に長時間握って使用することができなくなる欠点がある。又、人体部位に当接する第1筒16の先端部は、液体の注入や液体吸収綿21の装填のために平面に形成されているので、人体部位への当接は直角方向に限定され、斜め方向からの当接は無効となっている。更にこの種の温灸器は、液体吸収綿21が合浸する液体を棒モグサ11の発熱で蒸発させて人体部位に吹きかけることを意図しているが、蒸発する液体は人体部位とは逆方向に上昇し、蒸発液体による薬効は極めて微小である。
【0012】この発明は、従来の問題点を改良した温灸器であり、安全に使用することができ、人体のどの部位に対しても適合し、温熱を効率よく伝達することのできる温灸器を提供することを目的とする。
【0013】この発明は、トルマリンによる健康増進作用を効果的に発揮させることができる温灸器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明による第1の温灸器は、断熱材製の外筒2の内側に棒モグサ11を挿嵌する金属製の内筒1が設けられ、内筒1の先端側に凸面状に形成された金属網3aとその内側に添着されたガラス繊維布体3bとからなる放熱体3が嵌着され、内筒1の後端側に空気穴10を設けた蓋9が嵌着され、放熱体3の外側に多数の散熱孔8を設けた保護筒5が嵌着され、放熱体3と保護筒5との間に薬液を含浸できる布体7が先端に装着されたつる巻きバネ6が嵌設されていることを特徴とする。
【0015】この発明による第2の温灸器は、モグサが内部に収納される筒状の把持部と、把持部の前端に設けられかつモグサの燃焼によって発生した熱を人体部位に放射するための熱放射部とを備えた温灸器において、熱放射部は、把持部の前端部に取り付けられかつ把持部の前端から前方に突出した碗状の放熱体と、放熱体の後端部外面に後端部が嵌め合わされかつ前端が放熱体より前方にのびたつる巻きバネと、つる巻きバネの前端に取り付けられた布体とを備えていることを特徴とする。
【0016】放熱体としては、たとえば、碗状の金属網と、金属網の内側に添って取り付けられたガラス繊維布体とからなるものが用いられる。
【0017】把持部としては、モグサが収納される金属製の内筒と、内筒の外周面に設けられた断熱材製の外筒とを備えているものが用いられる。
【0018】この発明による第3の温灸器は、モグサが内部に収納される筒状の把持部と、把持部の前端に設けられかつモグサの燃焼によって発生した熱を人体部位に放射するための熱放射部とを備えた温灸器において、熱放射部にトルマリン含有部材が設けられていることを特徴とする。
【0019】熱放射部としては、たとえば、把持部の前端部に取り付けられかつ把持部の前端から前方に突出した碗状の放熱体と、放熱体の後端部外面に後端部が嵌め合わされかつ前端が放熱体より前方にのびたつる巻きバネと、つる巻きバネの前端に取り付けられたトルマリン含有部材とを備えたものが用いられる。
【0020】放熱体としては、たとえば、碗状の金属網と、金属網の内側に添って取り付けられたガラス繊維布体とからなるものが用いられる。
【0021】把持部としては、たとえば、モグサが収納される金属製の内筒と、内筒の外周面に形成されたトルマリン含有部材層と、トルマリン含有部材層の外周面に設けられた断熱材製の外筒とを備えているものが用いられる。
【0022】把持部としては、たとえば、モグサが収納される金属製の内筒と、内筒の外周面に設けられた断熱材製の外筒とを備えているものが用いられる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
【0024】〔1〕第1の実施の形態の説明【0025】図1および図2は、第1の実施の形態の温灸器を示している。
【0026】モグサを棒状に形成した棒モグサ11が挿嵌される金属製の内筒1の外周面に、断熱材製の外筒2が嵌められている。内筒1の両端部は外筒2より突出している。内筒1の後端側には空気穴10が中心部に設けられた蓋9が着脱自在に取り付けられている。
【0027】内筒1の先端側には、碗状の放熱体3が取り付けられている。放熱体3は、碗状の金属製の網3aと、その内側に添着された蓄熱用のガラス繊維布体3bとによって構成されている。また、内筒1の先端部には、内筒1の先端より突出する保護筒5がスペーサを介して嵌め止められている。保護筒5には、過熱防止と空気吸入を兼ねる複数の散熱穴8が形成されている。
【0028】放熱体3の内筒1側の外周面には、つる巻きバネ6の基端が嵌め止められている。つる巻きバネ6の先端は、放熱体3と保護筒5の間を通って、保護筒5の外側までのびている。つる巻きバネ6の先端には、薬液を含浸できる布体7が取り付けられている。この布体7は、過熱により遠赤外線を放射する周知のセラミックス粉末等を付着又は織り込んだ布地で構成し、温灸の使用時には所望の薬液を含浸させ、過熱することにより薬液を蒸発させることができる。
【0029】この温灸器では、内筒1と外筒2とによって、内部に棒モグサ11が挿入される筒状の把持部が構成されている。また、放熱体3と保護筒5とつる巻きバネ6と布体7とによって、棒モグサ11の燃焼によって発生した熱を人体部位に放射するための熱放射部が構成されている。
【0030】温灸器の使用方法について説明する。まず、内筒1の後端に取り付けられている蓋9を外して内筒1の内部に、先端に着火した棒モグサ11を挿嵌する。そして、内筒1の後端に蓋9を取り付ける。棒モグサ11の先端の燃焼熱は、ガラス繊維布3bを加熱し、ガラス繊維布3bに蓄熱される。ガラス繊維布3bに蓄熱された熱は金属網3aを介して外部に放熱される。
【0031】この場合、布体7は、放熱体3から照射される熱により温灸に使用される温度に温められる。温まっている布体7を人体部位に当接させるため、握っている外筒2を人体部位側に押し付けるとつる巻きバネ6は圧縮し、布体7が放射体3の金属網3aに接近する。このため、放射体3のガラス繊維布3bに蓄積された熱は放射体3の金属網3aを通ってより効果的に布体7に輻射され、人体部位に伝達される。
【0032】保護筒5の周面に形成された散熱孔8は、過度の熱を放散させて過熱防止するだけでなく、布体7を人体部位に圧接した際に空気吸入を行う。蓋9の空気穴10は内部の排気や排煙を行う。
【0033】内筒1の外側は断熱材製の外筒2により被覆されているので、握っている手への熱伝導は防止される。人体部位に当接させる布体7は、つる巻きバネ6に取り付けられているので角度が自由となり、人体部位に直角方向又は斜め方向を問わず、全面を均一に接触させることができる。棒モグサ11によって発生した熱は、放熱体3のガラス繊維布3bに放射されて蓄積され、ガラス繊維布3bに蓄熱された熱は放熱体3の金属網3aを介して布体7に放射されるので、人体部位への温度は適温に均一化される。
【0034】人体部位に接触する布体7は、布地で構成されているので人体部位に当接した時、金属のように急激な熱さを感じることや火傷を発生する危険は全くない。加熱により遠赤外線の放射が増大して人体部位に対し有効に作用し、更に、従来より利用されているビワの葉のエキス等の液体を合浸させて使用することにより、液体の蒸発による効果を併発させることもできる。
【0035】〔2〕第2の実施の形態の説明【0036】図3および図4は、第2の実施の形態の温灸器を示している。
【0037】温灸器は、内部に棒モグサ400が挿入される筒状の把持部100と、把持部100の後端に着脱自在に取り付けられた蓋200と、把持部100の前端に着脱自在に取り付けられかつ棒モグサ400の燃焼によって発生した熱を人体部位に放射するための熱放射部300とからなる。
【0038】棒モグサ400の外周面には、棒モグサ400に直接手を触れることなく、棒モグサ400を取り扱えるようにするために筒状のモグサ把持部材401が緩く嵌められている。モグサ把持部材401は、直径が棒モグサ400の直径より若干大きな小径筒部402と、小径筒部402の一端に連結されかつ直径が小径筒部402より若干大きな大径筒部403とを備えている。大径筒部403の外周面には、筒状の断熱材404が嵌め合わされている。
【0039】把持部100は、モグサ把持部材401が嵌められた棒モグサ400が挿入される金属製の内筒101と、内筒101の外周面に内筒101の両端部を除いて巻かれたトリマリン入りの不織布102と、不織布102の外側に嵌められた断熱材製の外筒103とから構成されている。内筒101の内径は、モグサ把持部材401の筒状の断熱材404の外径より若干大きく形成されている。把持部100の後端に着脱自在に取り付けられた蓋200の中央部には空気穴200aが開けられている。
【0040】熱放射部300は、前方に張り出した碗状の放熱体301の開放端部が取り付けられた金属製の連結用リング302と、連結用リング302に2つのスペーサ303を介して取り付けられかつ連結用リング302より大きな径の第1保護筒304と、放熱体301の開放端部側の外周面に後端が回転可能に嵌めら合わされたつる巻きバネ305と、つる巻きバネ305の先端に嵌められた金属製の第2保護筒306と、第2保護筒306に取り付けられた布体307とから構成されている。
【0041】熱放射部300は、熱放射部300の連結用リング302が把持部100の内筒101の先端部の外周面に嵌め合わされることにより、把持部100に着脱自在に取り付けられている。
【0042】放熱体301は、碗状の金属網301aと、その内側に添着された蓄熱用のガラス繊維布体301bとによって構成されている。そして、金属網301aの開放端部が連結用リング302に取り付けらている。
【0043】第1保護筒304の先端は、内筒101の先端より突出している。第1保護筒304には、過熱防止と空気吸入を兼ねる複数の散熱穴304aが周方向に等間隔をおいて形成されている。第2保護筒306の後縁部には、過熱防止と空気吸入を兼ねる複数の散熱用切り欠き306aが周方向に等間隔おきに形成されている。隣り合う2つの散熱穴304aの第1保護筒304の中心軸を中心とする角度間隔と、隣り合う散熱用切り欠き306aの第2保護筒306の中心軸を中心とする角度間隔とは同じである。
【0044】つる巻きバネ305の先端は、放熱体301と第1保護筒304の間を通って、第1保護筒304の外側までのびている。布体307は、第2保護筒306を覆うようにして第2保護筒306に着脱自在に取り付けられたキャップ状の布部材307aと、布部材307aの内側に取り付けられたトリマリン入りの不織布307bとからなる。
【0045】温灸器の使用方法について説明する。まず、内筒101の後端に取り付けられている蓋200を外す。モグサ把持部材401が嵌められた棒モグサ400の先端に火をつけた後、内筒101の内部に棒モグサ400を挿入する。そして、内筒101の後端に蓋200を取り付ける。そして、布体307をビワの葉のエキスを含む液体に浸したのち、人体部位に押しつける。
【0046】棒モグサ400の先端の燃焼熱は、放熱体301のガラス繊維布301bを加熱し、ガラス繊維布301bに蓄積される。ガラス繊維布301bに蓄積された熱は放熱体301の金属網301aを介して外部に放熱される。
【0047】布体307は、放熱体301から照射される熱により温灸に使用される温度に温められる。温まっている布体307を人体部位に当接させるため、把持部100を人体部位側に押し付けるとつる巻きバネ305は圧縮し、布体307が放熱体301の金属網301aに接触する。このため、放熱体301のガラス繊維布301bに蓄積された熱は放射体301の金属網301aを通って直接的に布体307に輻射され、人体部位に伝達される。
【0048】布体307は、トルマリン入りの不織布307bを備えている。トルマリンは良く知られているように、熱せられると遠赤外線を発生する。したがって、トルマリン入りの不織布307b内のトルマリンから発生した遠赤外線が人体部位に照射され、布体307が押し当てられている人に対する健康増進作用が促進される。
【0049】さらに、トルマリンは、水に触れると水の分子を瞬時にマイナスイオン化するため、トルマリン入りの不織布307b内のトルマリンによってマイナスイオンが放出される。このマイナスイオンは、活性酸素を無毒化する、体液を弱アルカリ性にするといった性質を持っていることから、布体307が押し当てられている人に対する健康増進作用が促進される。
【0050】なお、上記温灸器では、把持部100にも、トルマリン入りの不織布102が設けられているので、温灸器を把持している人に対しても健康増進作用が促進されるという効果がある。
【0051】上記温灸器では、つる巻きバネ305の後端は、放熱体301の開放端部側の外周面に回転可能に嵌め合わされているので、第2保護筒306を回転させることができる。第2保護筒306の回転角度を調整することによって、第1保護筒304の散熱穴304aと、第2保護筒306の散熱用切り欠き306aとの位置関係を変化させることが出来るので、空気の吸入量を調節して棒モグサ400の燃焼を調整することができる。
【0052】なお、第2の実施の形態では、把持部100にトルマリン入りの不織布102が設けられているが、把持部100にトルマリン入りの不織布102を設けなくてもよい。
【0053】
【発明の効果】この発明によれば、安全に使用することができ、人体のどの部位に対しても適合し、温熱を効率よく伝達することのできる温灸器が得られる。
【0054】この発明によれば、トルマリンによる健康増進作用を効果的に発揮させることができる温灸器が得られる。
【出願人】 【識別番号】595054741
【氏名又は名称】齋喜 重信
【識別番号】599105632
【氏名又は名称】中山 昭雄
【出願日】 平成11年5月25日(1999.5.25)
【代理人】 【識別番号】100086391
【弁理士】
【氏名又は名称】香山 秀幸
【公開番号】 特開2000−308668(P2000−308668A)
【公開日】 平成12年11月7日(2000.11.7)
【出願番号】 特願平11−144286