| 【発明の名称】 |
生体インピ−ダンス測定装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】乾 弘文
【氏名】黒木 洋一
【氏名】粟屋 加寿子
【氏名】河本 恭宏
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、温度等の環境に影響されない精度の高い測定ができる生体インピ−ダンス測定装置を提供するものである。
【解決手段】高周波電圧発生手段10の電圧を電圧−電流変換手段11で定電流化する。この定電流が電流検出抵抗13と電極12a,生体、電極12bに流れ、この電流によって発生した電流検出抵抗の電圧と電極間の電圧を抵抗電圧検出手段14と生体電圧検出手段15が検出する。この両電圧から演算手段16は生体インピ−ダンスを演算する。従って、生体インピ−ダンスを演算するのに、常に電流検出抵抗の抵抗から生体に流れる電流を検出して行っているので、生体インピ−ダンス測定の精度を高められる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 高周波電圧発生手段と、この高周波電圧発生手段の電圧を電流に変換する電圧−電流変換手段と、生体に接触する電極と、この電極に流れる電流を検出する電流検出抵抗と、この電流検出抵抗の電圧を検出する抵抗電圧検出手段と、前記電極間の生体の電圧を検出する生体電圧検出手段と、この生体電圧検出手段と前記抵抗電圧検出手段の信号から生体のインピ−ダンスを算出する演算手段を備えた生体インピ−ダンス測定装置。 【請求項2】 抵抗電圧検出手段と生体電圧検出手段の信号を差動増幅する差動増幅手段と、電極間を短絡するスイッチを備えた請求項1記載の生体インピ−ダンス測定装置。 【請求項3】 電流検出抵抗を短絡するスイッチを備えた請求項2記載の生体インピ−ダンス測定装置。 【請求項4】 電流検出抵抗と電極間との電圧を検出する電圧検出手段と、電流検出抵抗を短絡するスイッチを備えた請求項1記載の生体インピ−ダンス測定装置。 【請求項5】 電流検出抵抗と電極間との電圧を検出する電圧検出手段と、電極間を短絡するスイッチを備えた請求項1記載の生体インピ−ダンス測定装置。 【請求項6】 抵抗値が電流検出抵抗と異なる抵抗と、この抵抗を前記電流検出抵抗に並列に接続するスイッチを備えた請求項1記載の生体インピ−ダンス測定装置。 【請求項7】 生体電圧検出手段の信号により電極が生体に接触したことを検知する電極接触検知手段を備えた請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の生体インピ−ダンス測定装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、生体に高周波電流を流して生体のインピ−ダンスを測定し、生体のインピ−ダンスと、身体や体重等の身体条件から体内の体脂肪量を算出する体脂肪量計等の生体のインピ−ダンスを測定する装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】一般に体内の脂肪量を測定する方法としては、両手間など身体の末端間のインピ−ダンスを4端子法で生体インピ−ダンスを測定し、身長や体重など身体の情報から体内脂肪量を算出する方法が提案されている。 【0003】図8は、従来の生体インピ−ダンス測定装置の構成を示すブロック図である。生体インピ−ダンスの測定は、50kHzの正弦波を発信器1から発生させ、この正弦波の電圧を電圧−電流変換手段2によって定電流化する。この定電流を生体に接触する電極3a、3b間から生体に電流を流す。そして、前記電極3a、3b間の電圧を差動増幅器4で取りだし、フィルタ回路などで波形を整形して整流器5で直流変換した後,AD変換器6でアナログ値をAD変換してデジタル数値としてマイクロコンピュ−タからなる演算部7に伝達される。この演算部7は電圧信号から生体インピ−ダンスを算出している。 【0004】生体インピ−ダンスZは生体電流Iと電極電圧Vとの関係において、Z=V/Iが成り立ち、電流Iが一定の時に電極電圧Vを検出することにより、生体インピ−ダンスZを求めることができる。前記生体インピ−ダンスZと身長や体重等の身体情報から体内の脂肪量を算出している。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の生体インピ−ダンス測定装置は、定電流源が温度等の環境により変化した場合、この定電流の変化が生体インピ−ダンスの測定誤差の要因となっている。前記定電流源を定常値にするために、外部環境変動の低減や定電流源の精度向上等に多大な労力を要するものであった。 【0006】本発明は前記従来の課題を解決するもので、測定時の生体電流を検出して温度等の環境に影響されない精度の高い測定ができる生体インピ−ダンス測定装置を提供するものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、高周波電圧発生手段と、この高周波電圧発生手段の電圧を電流に変換する電圧−電流変換手段と、生体に接触する電極と、この電極に流れる電流を検出する電流検出抵抗と、この電流検出抵抗の電圧を検出する抵抗電圧検出手段と、前記電極間の生体の電圧を検出する生体電圧検出手段と、この生体電圧検出手段と前記抵抗電圧検出手段の信号から生体のインピ−ダンスを算出する演算手段を備えたものである。 【0008】上記手段において、電流検出抵抗で生体に流れる電流を検出して電流値を求めるので、温度等の外部環境に影響されない精度の高い測定をすることができる。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、高周波電圧発生手段と、この高周波電圧発生手段の電圧を電流に変換する電圧−電流変換手段と、生体に接触する電極と、この電極に流れる電流を検出する電流検出抵抗と、この電流検出抵抗の電圧を検出する抵抗電圧検出手段と、前記電極間の生体の電圧を検出する生体電圧検出手段と、この生体電圧検出手段と前記抵抗電圧検出手段の信号から生体のインピ−ダンスを算出する演算手段を備えたものである。 【0010】上記形態において、高周波電圧発生手段の電圧を電圧−電流変換手段で定電流化する。この定電流が電流検出抵抗と電極を介して生体に流れ、この電流によって発生した電流検出抵抗の電圧と電極間の電圧から演算手段は生体インピ−ダンスを算出する。従って、生体インピ−ダンスを算出するのに、常に電流検出抵抗の抵抗から生体に流れる電流を検出して行っているので、生体インピ−ダンス測定の精度を高められる。 【0011】また、請求項2に記載した発明は、請求項1記載において、抵抗電圧検出手段と生体電圧検出手段の信号を差動増幅する差動増幅手段と、電極間を短絡するスイッチを備えたものである。 【0012】上記形態において、スイッチを閉じている場合は定電流が流れることにより発生した電流検出抵抗だけの電圧Vo1と、スイッチを開いている場合は定電流が電流検出抵抗と電極を介して生体に流れることにより発生した電圧Vo2との差を差動増幅器で検出し、この検出信号から演算手段は生体インピ−ダンスを演算する。従って、生体インピ−ダンスを演算するのに、常に測定時の電流I、前記電圧Vo1、電圧Vo2から生体に流れる電流を検出して行っているので、生体インピ−ダンス測定の精度を高められる。 【0013】また、請求項3に記載した発明は、請求項2記載において電流検出抵抗を短絡するスイッチを備えたものである。 【0014】上記形態において、スイッチを閉じている場合は定電流が電極を介して流れることにより発生した生体の電極間の電圧Vo1と、スイッチを開いている場合は電流検出抵抗と電極を介して生体に定電流が流れることにより、発生した電圧Vo2との差を差動増幅器で検出し、この検出信号から演算手段は生体インピ−ダンスを演算する。従って、生体インピ−ダンスを演算するのに、常に測定時の電流I、前記電圧Vo1、電圧Vo2から生体に流れる電流を検出して行っているので、生体インピ−ダンス測定の精度を高められる。 【0015】また、請求項4に記載した発明は、請求項1記載において電流検出抵抗と電極間との電圧を検出する電圧検出手段と、電流検出抵抗を短絡するスイッチを備えたものである。 【0016】上記形態において、スイッチを閉じている場合は、定電流が電極を介して生体に流れることによって発生した生体の電極間の電圧Vo1と、スイッチを開いている場合は定電流が電流検出抵抗と電極を介して生体に流れることによって発生した電圧の和の電圧Vo1とから演算手段は生体インピ−ダンスを演算する。従って、生体インピ−ダンスを演算するのに、常に測定時の電流I、前記電圧Vo1、電圧Vo2から生体に流れる電流を検出して行っているので、生体インピ−ダンス測定の精度を高められる。 【0017】また、請求項5に記載の発明は、請求項1記載において電流検出抵抗と電極間との電圧を検出する電圧検出手段と、電極間を短絡するスイッチを備えたものである。 【0018】上記形態において、スイッチを閉じている場合は定電流が流れることにより発生した電流検出抵抗だけの電圧Vo1と、スイッチが開いている場合は定電流が流れることによって発生した電流検出抵抗と生体の電極間との電圧の和の電圧Vo2から演算手段は生体インピ−ダンスを演算する。従って、生体インピ−ダンスを演算するのに、常に測定時の電流I、前記電圧Vo1、電圧Vo2から生体に流れる電流を検出して行っているので、生体インピ−ダンス測定の精度を高められる。 【0019】また、請求項6に記載した発明は、請求項1記載において抵抗値が電流検出抵抗と異なる抵抗と、この抵抗を前記電流検出抵抗に並列に接続するスイッチを備えたものである。 【0020】上記形態において、スイッチを閉じている場合は、定電流が電流検出抵抗、抵抗と電極間に流れることによって発生した電流検出抵抗と抵抗の並列回路の電圧Vo2と、スイッチを開いている場合は定電流が電流検出抵抗だけの電圧Vo1の差電圧と、電極を介して定電流が流れることより発生した生体の電極間の電圧から演算手段は生体インピ−ダンスを演算する。従って、生体インピ−ダンスを演算するのに、常に測定時の電流I、前記電圧Vo1、電圧Vo2から生体に流れる電流を検出して行っているので、生体インピ−ダンス測定の精度を高められる。 【0021】また、請求項7に記載した発明は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の生体電圧検出手段の信号により電極が生体に接触したことを検知する電極接触検知手段を備えたものである。 【0022】上記形態において、電極接触検知手段は生体電圧検出手段から信号を得て生体への電極の接触度を検知する。従って、測定回数を繰り返すことにより生体インピ−ダンス測定の精度を高められる【0023】 【実施例】以下本発明生体インピ−ダンス測定装置につき、図1〜図7を参照して説明する。 【0024】(実施例1)図1は、生体インピ−ダンス測定装置の実施例1の発明を示すブロック図である。この生体インピ−ダンス測定装置は、50kHzの正弦波を発生させる高周波電圧発生手段10と、この高周波電圧発生手段10の電圧を電流に変換する電圧−電流変換手段11と、生体に接触する電極12a,12bと、この電極12a,12bに流れる電流を検出する電流検出抵抗13と、この電流検出抵抗13の電圧を検出する抵抗電圧検出手段14と、前記電極12a,12b間の生体の電圧を検出する生体電圧検出手段15と、この生体電圧検出手段15と前記抵抗電圧検出手段14の信号から生体のインピ−ダンスを演算する演算手段15を備えたものである。 【0025】上記実施例1において、高周波電圧発生手段10の電圧を電圧−電流変換手段11が定電流化する。この電流は、生体に接触している電極12a,12b間に、前記電流を検出するための電流検出抵抗13を介して流れる。電極12a、12bは、身体の左手と右手に接触して両手間に電流が流れる。この電流が流れることにより発生する生体の電極12a,12b間の電圧を、生体電圧検出手段15が検出する。また同様にして電流検出抵抗13間に発生する電圧を、抵抗電圧検出手段14が検出する。この検出した両電圧を読み込んで演算手段16は生体インピ−ダンスZを演算するのである。すなわち、抵抗電圧検出手段14の検出した電圧Vrと、電流検出抵抗13の抵抗値Rから生体に流れる電流Iを常に求める。この電流Iを用いて生体電圧Vzから生体インピ−ダンスを求めることができる。 【0026】特に本実施例1では、生体インピ−ダンス測定時の電流Iを常に検出して生体インピ−ダンスを演算するので、精度の高い生体インピ−ダンスの測定装置を実現できる。 【0027】なお、実施例1では、高周波電圧発生手段10の周波数に50kHzを用いたが、10kHzから500kHz等の周波数でも同様の効果が得られ、単一周波数に限られるものではない。 【0028】(実施例2)図2は、生体インピ−ダンス測定装置の実施例2を示すブロック図である。この生体インピ−ダンス測定装置は、電極間を短絡するスイッチと演算手段の入力側に差動増幅器を設けた点が実施例1と異なるだけで、それ以外の同一構成および作用効果を奏する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる点を中心に説明する。 【0029】17は演算手段16の入力側に接続した差動増幅器で、抵抗電圧検出手段14と生体電圧検出手段15との信号を差動増幅する。18は電極12a、12b間を短絡するスイッチである。 【0030】上記実施例2において、スイッチ18を閉じ場合は、電圧−電流変換手段11からの定電流は電流検出抵抗13、電極12a、スイッチ18、電極12bと流れ、差動増幅器17への電圧Vo1は抵抗電圧検出手段14の検出した電圧Vrが出力される。この電圧Vo1より生体に流れる電流Iを演算して求める。次に、スイッチ18を開いた場合、定電流は電流検出抵抗13、電極12a、生体、電極12bと流れ、差動増幅器17への電圧Vo2は、生体電圧検出手段15の検出した電圧Vzから抵抗電圧検出手段14の検出した電圧Vrとの差の電圧が出力される。そして、抵抗電圧検出手段14と生体電圧検出手段15から出力された電圧による差動増幅器17からの信号で演算手段16は生体インピ−ダンスZを求める。すなわち、前記電圧Vo2から電圧Vo1を引き算して生体電圧Vzを求める。この生体電圧Vzと前記電流Iを用いて生体インピ−ダンスを求めることができる。 【0031】以上のように実施例2によれば、常に前記電圧Vo2、電圧Vo1、測定時の電流Iから生体インピ−ダンスZを決定するようにしているため、定電流の変動の影響を低減でき、測定精度の高い生体インピ−ダンス装置を実現できる。 【0032】(実施例3)図3は、生体インピ−ダンス測定装置の実施例3を示すブロック図である。この生体インピ−ダンス測定装置は、実施例2の電極間を短絡するスイッチを、電流検出抵抗を短絡するスイッチに変えた点が実施例2と異なるだけで、それ以外の同一構成および作用効果を奏する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる点を中心に説明する。19は電流検出抵抗13を短絡するスイッチである。 【0033】上記実施例3において、スイッチ19を閉じた場合は、電圧−電流変換手段11からの定電流は電流検出抵抗13をバイパスしてスイッチ19、電極12a、生体、電極12bと流れ、差動増幅器17への電圧Vo1は生体電圧検出手段15の検出した電圧Vzが出力される。次に、スイッチ19を開いた場合は、定電流は電流検出抵抗13、電極12a、生体、電極12bと流れ、差動増幅器17への電圧Vo2は、生体電圧検出手段15の検出した電圧Vzから抵抗電圧検出手段14の検出した電圧Vrとの差の電圧が出力される。そして、抵抗電圧検出手段14と生体電圧検出手段15から出力された電圧による差動増幅器17からの信号により演算手段16は生体インピ−ダンスZを求める。すなわち、電圧Vo2から電圧Vo1を引き算して抵抗電圧Vrが得られ、この電圧Vrより生体に流れる電流Iを演算して求めている。そして、前記電圧Vo1である生体電圧Vzと前記電流Iを用いて生体インピ−ダンスZを求めることができる。 【0034】以上のように実施例3によれば、常に前記電圧Vo2、電圧Vo1、測定時の電流Iから生体インピ−ダンスZを決定するようにしているため、定電流の変動の影響を低減でき、測定精度の高い生体インピ−ダンス装置を実現できる。 【0035】(実施例4)図4は、生体インピ−ダンス測定装置の実施例4を示すブロック図である。この生体インピ−ダンス測定装置は、電流検出抵抗と電極間の電圧を検出する電圧検出手段と、電流検出抵抗を短絡するスイッチを設けた点が実施例1と異なるだけで、それ以外の同一構成および作用効果を奏する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる点を中心に説明する。 【0036】20は電流検出抵抗13と電極12a,12bの直列回路の電圧を検出する電圧検出手段で、21は電流検出抵抗13を短絡するスイッチである。 【0037】上記実施例4において、スイッチ19を閉じた場合は、電圧−電流変換手段11からの定電流は電流検出抵抗13をバイパスしてスイッチ21、電極12a、生体、電極12bと流れ、電圧検出手段20への電圧Vo1は、生体間の電圧Vzが出力される。次に、スイッチ21を開いた場合は、定電流は電流検出抵抗13、電極12a、生体、電極12bと流れ、電圧検出手段20への電圧Vo2は、生体間の電圧Vzと電流検出抵抗13の電圧Vrとの和の電圧が出力される。そして、電圧検出手段20を介し前記両方の出力電圧を受けた演算手段16は生体インピ−ダンスZを求める。すなわち、前記電圧Vo2から電圧Vo1を引くことにより、電流検出抵抗13の電圧Vrが得られ、この電圧Vrより生体に流れる電流Iを演算して求めている。そして、前記電圧Vo1である生体電圧Vzと前記電流Iを用いて生体インピ−ダンスZを求めることができる。 【0038】以上のように実施例4によれば、常に前記電圧Vo1、電圧Vo2、測定時の電流Iから生体インピ−ダンスZを決定するようにしているため、定電流の変動の影響を低減でき、測定精度の高い生体インピ−ダンス装置を実現できる。 【0039】(実施例5)図5は、生体インピ−ダンス測定装置の実施例5を示すブロック図である。この生体インピ−ダンス測定装置は、実施例4の電流検出抵抗を短絡するスイッチを、電極間を短絡するスイッチに変えた点が実施例4と異なるだけで、それ以外の同一構成および作用効果を奏する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる点を中心に説明する。22は電極12a、12b間を短絡するスイッチである。 【0040】上記実施例5において、スイッチ22を閉じた場合は、電圧−電流変換手段11からの定電流は電流検出抵抗13、電極12a、スイッチ22、電極12bと流れ、電圧検出手段20への電圧Vo1は、電流検出抵抗13の電圧Vrが出力される。この電圧Vo1より生体に流れる電流Iを演算して求める。次に、スイッチ22を開いた場合は、定電流は電流検出抵抗13、電極12a、生体、電極12bと流れ、電圧検出手段20への電圧Vo2は、生体間の電圧Vzと電流検出抵抗13の電圧Vrとの和の電圧が出力される。そして、前記両方の出力電圧を受けた電圧検出手段20からの信号で演算手段16は生体インピ−ダンスZを求める。すなわち、前記電圧Vo2から電圧Vo1を引くことにより、生体電圧Vzが得られ、この電圧Vzと前記電流Iを用いて生体インピ−ダンスZを求めることができる。 【0041】以上のように実施例5によれば、常に前記電圧Vo1、電圧Vo2、測定時の電流Iから生体インピ−ダンスZを決定するようにしているため、定電流の変動の影響を低減でき、測定精度の高い生体インピ−ダンス装置を実現できる。 【0042】(実施例6)図6は、生体インピ−ダンス測定装置の実施例6を示すブロック図である。この生体インピ−ダンス測定装置は、電流検出抵抗と並列に、抵抗とスイッチの直列回路を設けた点が実施例1と異なるだけで、それ以外の同一構成および作用効果を奏する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる点を中心に説明する。 【0043】23は抵抗値が電流検出抵抗13と異なる抵抗で、直列に接続したスイッチ24を介して電流検出抵抗13と並列結線している。 【0044】上記実施例6において、スイッチ24を開いた場合は、電圧−電流変換手段11からの定電流は電流検出抵抗13、電極12a、生体、電極12bと流れ、抵抗電圧検出手段14への電圧Vo1は、電流検出抵抗13の電圧Vr1が出力される。また、スイッチ24を閉じた場合は、定電流が電流検出抵抗13と抵抗23に分流し、更に電極12a、生体、電極12bと流れ、抵抗電圧検出手段14への電圧Vo2は、電流検出抵抗13と抵抗23の並列抵抗による電圧が出力される。この前記両方の電圧Vo1とVo2を受けた抵抗電圧検出手段14の信号で演算手段16は生体に流れる電流Iを演算して求めている。 【0045】一方、生体電圧検出手段15には、生体電圧Vzが出力される。この生体電圧Vzと前記電流Iを用いて演算手段16は生体インピ−ダンスZを求めることができる。 【0046】以上のように実施例6によれば、2値の電流検出抵抗の電圧から測定時の電流Iの相関式を算出して、生体インピ−ダンスZを決定するようにしているため、定電流の変動の影響を低減でき、測定精度の高い生体インピ−ダンス装置を実現できる。 【0047】(実施例7)図7は、生体インピ−ダンス測定装置の実施例7を示すブロック図である。この生体インピ−ダンス測定装置は、電極接触検知手段を設けた点が実施例1と異なるだけで、それ以外の同一構成および作用効果を奏する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる点を中心に説明する。 【0048】25は生体電圧検知手段15の信号により電極12a、12bが生体に接触したことを検知する電極接触検知手段である。 【0049】上記実施例7において、電極12a、12bを生体に接触させると、生体電圧検知手段15が前記電極間の電圧を検出し、この電圧レベルで電極接触検知手段25が電極12a,12bの接触度を判定する。すなわち、電極12a,12bが生体に接触不十分の場合、生体と電極12a,12b間に接触抵抗が発生し、生体電圧検知手段15の出力電圧は高くなる。また、電極12a,12bが生体に確実に接触した場合、所定の生体インピ−ダンスによる電圧値となる。つまり、電極接触検知手段25が、所定の電圧範囲にあることを判定して、生体インピ−ダンスの測定を開始することができる。そして、設定の回数繰り返すことによって複数の測定結果が得られ、これを処理することによりデ−タの精度を向上できるものである。 【0050】なお、上記実施例7において、電極の生体との接触を検知するのに電極接触検知手段25は、電極12a、12b間の生体電圧検知手段15の信号を用いているが、電流検出抵抗13の抵抗電圧検知手段14の信号を用いても同様の効果が得られるものである。 【0051】 【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の発明は、高周波電圧発生手段と、この高周波電圧発生手段の電圧を電流に変換する電圧−電流変換手段と、生体に接触する電極と、この電極に流れる電流を検出する電流検出抵抗と、この電流検出抵抗の電圧を検出する抵抗電圧検出手段と、前記電極間の生体の電圧を検出する生体電圧検出手段と、この生体電圧検出手段と前記抵抗電圧検出手段の信号から生体のインピ−ダンスを算出する演算手段を備えたもので、生体に流れる電流を電流検出抵抗により検出して生体インピ−ダンスzを演算しているため、定電流の変動の影響を低減でき、測定精度の高い装置を実現できる。 【0052】また、請求項2に記載した発明は、請求項1記載において、抵抗電圧検出手段と生体電圧検出手段の信号を差動増幅する差動増幅手段と、電極間を短絡するスイッチを備えたもので、スイッチの開閉による生体に流れる電流を電流検出抵抗により検出して生体インピ−ダンスZを演算しているため、定電流の変動の影響を低減でき、測定精度の高い装置を実現できる。 【0053】また、請求項3に記載した発明は、請求項2記載において電流検出抵抗を短絡するスイッチを備えたもので、スイッチの開閉による生体に流れる電流を電流検出抵抗により検出して生体インピ−ダンスZを演算しているため、定電流の変動の影響を低減でき、測定精度の高い装置を実現できる。 【0054】また、請求項4に記載した発明は、請求項1記載において電流検出抵抗と電極間との電圧を検出する電圧検出手段と、電流検出抵抗を短絡するスイッチを備えたもので、スイッチの開閉による生体に流れる電流を電流検出抵抗により検出して生体インピ−ダンスZを演算しているため、定電流の変動の影響を低減でき、測定精度の高い装置を実現できる。 【0055】また、請求項5に記載の発明は、請求項1記載において電流検出抵抗と電極間との電圧を検出する電圧検出手段と、電極間を短絡するスイッチを備えたもので、スイッチの開閉による生体に流れる電流を電流検出抵抗により検出して生体インピ−ダンスZを演算しているため、定電流の変動の影響を低減でき、測定精度の高い装置を実現できる。 【0056】また、請求項6に記載した発明は、請求項1記載において抵抗値が電流検出抵抗と異なる抵抗と、この抵抗を前記電流検出抵抗に並列に接続するスイッチを備えたもので、スイッチの開閉による生体に流れる電流を電流検出抵抗により検出して生体インピ−ダンスZを演算しているため、定電流の変動の影響を低減でき、測定精度の高い装置を実現できる。 【0057】また、請求項7に記載した発明は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の生体電圧検出手段の信号により電極が生体に接触したことを検知する電極接触検知手段を備えたもので、 生体への電極の接触度を検知して自動的に測定を開始できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年3月26日(1999.3.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−271101(P2000−271101A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月3日(2000.10.3) |
| 【出願番号】 |
特願平11−83308 |
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