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【発明の名称】 超音波診断装置
【発明者】 【氏名】二村 友章

【氏名】伊藤 博巳

【要約】 【課題】生体信号に同期して画像の取込みを行う超音波診断装置において、その同期精度を向上する。

【解決手段】DSC(デジタルスキャンコンバータ)32には、3つのフレームメモリ34,36,38が設けられる。それらのフレームメモリを順番に利用してデータの書き込み及びデータの読み出しが行われる。データの書き込みは送受波フレームレートに従って実行され、データの読み出しは表示フレームレートに従って実行される。データの書き込み時に、n番目のフレームについてのデータの書き込み途中でR波パルスが発生すると、同じフレームメモリを再度利用してn+1番目のフレームについてのデータの書き込みが行われる。データの読み出し時においてn番目のフレームについてのデータの読み出しが完了した時点でn+1番目のフレームについてのデータの書き込みがまだ完了していない場合には、n番目のフレームについてのデータが再度読み出される。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 生体信号を計測する生体信号計測手段と、前記生体信号に同期したトリガ信号を生成するトリガ信号生成手段と、前記トリガ信号に同期して、送受波フレームレートでデータを取り込む送受信手段と、前記データの書き込み及び読み出しが順番に行われる3つ以上のフレームメモリで構成されたメモリ部と、前記メモリ部におけるフレームメモリを順番に選択し、選択されたフレームメモリにデータを書き込む手段であって、前記トリガ信号に同期して前記送受波フレームレートでデータを書き込む書き込み制御手段と、前記メモリ部におけるデータの書き込みが完了したフレームメモリを順次選択し、選択されたフレームメモリからデータを読み出す手段であって、表示フレームレートでデータを読み出す読み出し制御手段と、前記読み出されたデータが表示フレームレートで表示される表示手段と、を含み、前記書き込み制御手段は、n番目のフレームについてのデータの書き込み途中で前記トリガ信号が入力された場合に、同じフレームメモリを再度利用してn+1番目のフレームについてのデータの書き込みを行い、前記読み出し制御手段は、n番目のフレームについてのデータの読み出しが完了した時点でn+1番目のフレームについてのデータの書き込みがまだ完了していない場合には、n番目のフレームについてのデータを再度読み出すことを特徴とする超音波診断装置。
【請求項2】 請求項1記載の装置において、前記生体信号は心電信号であり、その所定時相に同期させて前記トリガ信号が生成されることを特徴とする超音波診断装置。
【請求項3】 請求項1記載の装置において、前記トリガ信号によって特定される所定時相のフレームを表す同期フラグを生成する同期フラグ手段と、前記同期フラグによって特定される所定時相のフレームについてのデータがいずれかのフレームメモリに書き込まれる場合に、そのデータとともに前記同期フラグを同じフレームメモリに書き込む同期フラグ書き込み手段と、前記フレームメモリからエコーデータが読み出される場合に、それに付随して書き込まれた同期フラグを読み出す同期フラグ読み出し手段と、を含むことを特徴とする超音波診断装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波診断装置に関し、特に生体信号に同期して画像を形成する機能を備えた超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3には従来の超音波診断装置の構成の一例が例示されている。プローブ10は、超音波の送受波を行う超音波探触子である。送受信部12は、プローブ10に対して送信信号を供給するとともにプローブ10からの受信信号(エコーデータ)を処理(増幅、検波、A/D変換など)する手段である。この例において、表示フレーム内で時相のずれが発生しないようにするために送受波フレームレートは表示フレームレートに一致させる設定がなされており、具体的には、送受信部12は垂直同期信号108に同期させてプローブ10での送受波を実行している。送受信部12で処理されたエコーデータ100は、DSC(デジタルスキャンコンバータ)14へ送出される。
【0003】一方、心電計測ユニット13には、生体信号としての心電信号102が入力されている。心電計測ユニット13は、心電信号における特定の時相(この例ではR波)を認識し、それに同期したR波パルス104を生成している。送受信部12は、R波パルスの発生後、最初の垂直同期信号108が発生したタイミングで同期フラグ106Aを生成し、それをエコーデータ100とともにDSC14に送出している。
【0004】DSC14は、座標変換機能、補間機能、フレームレート変換機能などを有する。図3の例において、DSC14は、2つのフレームメモリ16、18及びメモリ制御部20を含む。メモリ制御部20は2つのフレームメモリ16、18に対してデータの書き込み及び読み出しを制御する手段であり、2つのフレームメモリを交互に使用して、一方でデータの書き込みを行っている間に他方でデータの読み出しを行う制御を実行している。なお、同期フラグ106Aは、エコーデータとともにフレームメモリに格納されまた読み出されている。読み出し後の同期フラグが図において106Bで示されている。
【0005】表示処理部21は、画像合成処理、D/A変換処理などを実行する手段であり、表示処理後のデータが表示部22に送られ、その表示部22に超音波画像が表示フレームレートに従って表示される。ちなみに、表示処理部21において、入力されるすべてのフレームついて処理を行わせてもよいが、同期フラグ106Bを基準として特定される1又は複数のフレームのみが周期的に画像表示されるように処理を行わせてもよい。なお、心電計測ユニット13において心電波形信号が生成される場合、その心電波形信号はDSC14を介して表示処理部21に送られ、そこで画像合成がなされる。
【0006】3D画像構築システム24は、三次元領域で取得されたエコーデータに基づいて三次元超音波画像を形成する手段であり、その3D画像構築システム24には特定時相のフレームのエコーデータ100、垂直同期信号108及び同期フラグ106Bが送られている。3D画像構築システム24においては、同期フラグ106Bで特定されるフレームを先頭とする1又は複数のフレームのエコーデータを取り込み、それらを利用して三次元超音波画像を構成する。
【0007】図4には、図3に示した従来装置における動作がタイミングチャートとして示されている。この従来装置においては、(B)、(C)、(D)及び(E)に示すように、垂直同期信号108に同期して、エコーデータ(及び同期フラグ)の書き込み及び読み出しが行われる。その場合、2つのフレームメモリ16、18に対応した2つのプレーン(記憶プレーン)が交互に利用される。このように表示フレームレートに同期させてデータの書き込み及び読み出しを行うのは、1つの表示フレーム内に送受波フレーム間の継目が現れないようにするためである。
【0008】(A)に示すR波パルスが生成されると、その次に発生する垂直同期信号108のタイミングで、(D)に示す同期フラグAが生成され、その同期フラグAがエコーデータとともに一旦いずれかのフレームメモリに格納される。そして、(F)に示すように、エコーデータの読み出し時に同期フラグBも併せて読み出される。その同期フラグを利用して(G)に示すように特定時相の1又は複数のフレームが例えば三次元画像形成(又は二次元画像表示)で利用されることになる。
【0009】上記のような動作によれば、心臓の各周期において例えば拡張末期の1又は数フレームの画像を取り込むことが可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来装置においては、R波に同期した画像表示あるいは画像収集を行えるものの、表示フレームレートに送受波フレームレートが支配され、送受波フレームレートを独立して設定できないという問題があった。また、図4に示されるように、R波パルスが生じてから垂直同期信号が発生しないとフレームの取り込みが行われないために、その間、最大で例えば33msecの時間遅れが発生し(表示フレームレートが30Hzの場合)、所望タイミングからフレーム取得のタイミングまでの時間が無視できない場合があるという問題があった。
【0011】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、生体信号に同期してデータの取り込みを行う場合に、生体信号に基づくトリガの発生からデータが取り込まれるまでのタイムラグをできる限り短くすることにある。
【0012】本発明の他の目的は、送受波フレームレートが表示フレームレートに対して独立に設定できるようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、生体信号を計測する生体信号計測手段と、前記生体信号に同期したトリガ信号を生成するトリガ信号生成手段と、前記トリガ信号に同期して、送受波フレームレートでデータを取り込む送受信手段と、前記データの書き込み及び読み出しが順番に行われる3つ以上のフレームメモリで構成されたメモリ部と、前記メモリ部におけるフレームメモリを順番に選択し、選択されたフレームメモリにデータを書き込む手段であって、前記トリガ信号に同期して前記送受波フレームレートでデータを書き込む書き込み制御手段と、前記メモリ部におけるデータの書き込みが完了したフレームメモリを順次選択し、選択されたフレームメモリからデータを読み出す手段であって、表示フレームレートでデータを読み出す読み出し制御手段と、前記読み出されたデータが表示フレームレートで表示される表示手段と、を含み、前記書き込み制御手段は、n番目のフレームについてのデータの書き込み途中で前記トリガ信号が入力された場合に、同じフレームメモリを再度利用してn+1番目のフレームについてのデータの書き込みを行い、前記読み出し制御手段は、n番目のフレームについてデータの読み出しが完了した時点でn+1番目のフレームについてのデータの書き込みがまだ完了していない場合には、n番目のフレームについてのデータを再度読み出すことを特徴とする。
【0014】上記構成によれば、メモリ部に3つ以上のフレームメモリが設けられ、それらを順番に利用してデータの書き込み及び読み出しが行われる。この場合に、生体信号に基づくトリガ信号が生成されると、それに即応して、その時点で書き込みに使用されていた(書き込み途中の)フレームメモリが開放され、次のフレームのデータが当該フレームメモリに格納される。すなわち、フレームメモリへのデータの書き込みはトリガ信号をリセット信号として送受波フレームレートに従って実行され、表示フレームレートとは関係なくデータの書き込みが実行される。このため、データの読み出し時に次のフレームについての書き込みが完了していない事態が想定され、そのような場合には同じフレームのデータが繰り返し読み出される。3つ以上のフレームレートを前提として、以上のような制御を行うことにより、送受波フレームレートを表示フレームレートとは独立設定可能である。なお、上記制御によれば、データの読み出しは表示フレームレートに同期しているため表示フレーム内に継目が発生することもない。フレームメモリは上記の制御を実現すること及び装置コストを考えると、3つ設けるのが望ましい。
【0015】本発明の好適な態様では、前記生体信号は心電信号であり、その所定時相に同期させて前記トリガ信号が生成される。
【0016】本発明の好適な態様では、前記トリガ信号によって特定される特定時相のフレームを表す同期フラグを生成する同期フラグ手段と、前記同期フラグによって特定される特定時相のフレームについてのデータがいずれかのフレームメモリに書き込まれる場合に、そのデータとともに前記同期フラグを同じフレームメモリに書き込む同期フラグ書き込み手段と、前記フレームメモリからエコーデータが読み出される場合に、それに付随して書き込まれた同期フラグが読み出される同期フラグ読み出し手段と、を含むことを特徴とする。
【0017】上記構成によれば、フレームのエコーデータとともに当該フレームが取込先頭を示す同期フラグも格納されるため、データの書き込み及び読み出しが非同期であっても特定フレームを確実に識別可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
【0019】図1には、本発明に係る超音波診断装置の好適な実施形態が示されており、図1はその全体構成を示すブロック図である。なお、図1において、図3に示した構成と同様の構成には同一符号を付している。
【0020】プローブ10は、超音波の送受波を行う超音波探触子であり、そのプローブ10内には複数の振動素子からなるアレイ振動子が設けられている。そのアレイ振動子を電子走査することによって超音波ビームが走査され、これによって二次元の走査面が形成される。ここで、その走査面形成に係る送受波フレームレートは、ユーザーにより設定された診断深さや走査範囲などの各種のパラメータに従って設定される。表示フレーム内で発生する画像の時相ずれを排除する必要がある従来装置においては、送受波フレーレートを表示フレームレートに同期させる制御が行われていたが、本実施形態に係る装置によれば、表示フレームレートに対して送受波フレームレートを非同期で設定することが可能である。
【0021】送受信部12はプローブ10に対して送信信号を供給し、またプローブ10からの受信信号を処理する手段である。その処理には、増幅、検波及びA/D変換などの各処理が含まれる。この処理によって生成されたエコーデータ100はDSC(デジタルスキャンコンバータ)32に送られる。
【0022】生体ユニット13には生体信号としての心電信号102が入力されている。この心電信号102は生体に装着された心電センサからの出力信号であり、生体ユニット13においてはその心電信号102に基づいてR波パルス104が生成されている。すなわち、心電信号102における特定時相、すなわちR波が特定され、そのR波を示すパルスがR波パルス104として出力されている。これは、例えば心臓などの臓器を画像表示させる場合において、特定時相の画像を周期的に繰り返し表示させたりそのような周期的な画像を利用して三次元画像を形成するために行われるものである。
【0023】送受信部12においては、R波パルス104が入力されると、そのR波パルス104に同期した超音波の送受波制御を実行すると共に、R波パルス104が発生した直後に形成されるフレームを表す同期フラグ106Aを生成している。すなわち、あるフレームについての送受波が実行されている最中において、R波パルス104が生成されると、そのパルスの入力によって送受波が中断され、新たなフレームの送受波が実行される。
【0024】DSC32は、エコーデータについての座標変換機能、補間機能、フレームレート変換機能などの各種の機能を有する手段である。本実施形態においてDSC32は3つのフレームメモリ34,36,38を有している。各フレームメモリ34,36,38はそれぞれプレーン1、プレーン2、プレーン3の記憶エリアを持っている。メモリ制御部40は、それらのフレームメモリ34,36,38についてのデータの書き込み及び読み出しを制御する手段である。ここで、後に詳述するようにデータの書き込みは送受波フレームレートに従って行われ、一方、データの読み出しは表示フレームレートに従って行われている。すなわち、データの書き込み及び読み出しは非同期で実行されている。つまり、このような制御を実現するためにフレームメモリが3つ設けられている。もちろん、例えば他の画像処理などを実行する場合には3つ以上のフレームメモリを設けてもよい。
【0025】メモリ制御部40は、データの書き込みを行う場合に、3つのフレームメモリの内から各メモリを順番に選択し、その選択されたフレームメモリにデータを書き込んでいる。この場合において、データの書き込み途中でR波パルス104が発生すると、書き込み途中にあるフレームメモリの内容が結果としてリセットされ、次の新しいフレームのエコーデータが当該フレームメモリに書き込まれる。その後はR波パルス104に従う送受波フレームレートでエコーデータの書き込みが実行される。
【0026】その一方、データの読み出し時において、通常の場合は、データの書き込みが完了したフレームメモリから順次データが読み出されるが、次のフレームメモリからのデータを読み出そうとした時に当該次のフレームメモリに対するデータの書き込みが完了していない場合にはその一つ前のフレームメモリから同じフレームのデータを再度読み出す制御が実行されている。すなわち、上述したように、送受波フレームレートを表示フレームレートと非同期にしたことから、このようなデータの再読み出しによってフレームの欠落を防止するものである。
【0027】なお、フレームメモリからエコーデータが読み出される場合、その同一のフレームメモリに格納された同期フラグも併せて読み出される。その読み出し後の同期フラグが図において符号106Bで示されている。
【0028】表示処理部21では、垂直同期信号108が生成されており、その垂直同期信号108はDSC32に送られると共に3D画像構築システム24へも送られている。DSC32では、その垂直同期信号108が各フレームについてのデータの読み出し時に同期信号として利用される。
【0029】表示処理部21は画像合成機能やD/A変換機能などを有している。その表示処理部21にはDSC32から読み出されたエコーデータ100及び同期フラグ106Bが入力されている。表示処理部21においては、表示部22に連続的に画像表示を行わせる場合には、DSC32から出力される各フレームのエコーデータを表示部22に送出している。一方、特定時相のフレームのみを表示させる場合には、同期フラグ106Bで特定されるフレームを先頭とした1又は複数のフレームについてだけ処理を行って、その1又は複数のフレームについてのみ画像表示を行わせている。
【0030】このことは3D画像構築システム24においても同様であり、当該システムにおいては必要に応じて、同期フラグ106Bで特定される1又は複数のフレームを利用して三次元超音波画像の処理がなされている。
【0031】上述のような処理によれば、例えば心臓の各周期ごとに特定時相の1又は複数のフレームを繰り返し画像表示あるいは画像形成でき、特に本実施形態においては同期精度が極めて高められているため、各周期ごとに表示させるフレームの時相を高精度に合致させることが可能となる。したがって、例えば心臓内の弁を画像表示させる場合において、その弁の最大に開いた状態を繰り返し観測することができ、従来のように表示される弁の位置すなわち表示される時相が周期的に異なってしまうという問題に対処することが可能となる。
【0032】図2には、図1に示した装置の動作がタイミングチャートとして示されている。
【0033】(C)に示されるように、データの書き込みは送受波フレームレートに従って行われる。一方、(E)に示されるように、データの読み出しは(B)に示す垂直同期信号を同期して実行される。ここで、(A)に示すR波パルスが発生すると、(C)に示すように、あるフレームメモリに対するデータの書き込みは停止され、当該フレームメモリに対して次のフレームのデータの書き込みが即時に実行開始されることになる。その一方、(D)に示すように同期フラグAが生成される。そして、R波パルスの発生以降においてはそのR波パルスをトリガとする送受波フレームレートに同期して各フレームのデータが各フレームメモリに順次書き込まれる。
【0034】一方、読み出し時においては、(E)に示すように、あるフレームのエコーデータの読み出しが完了した後に次のフレームのエコーデータの読み出しを行おうとした際に、その読み出しを行うべきフレームメモリがデータの書き込み完了前の状態にあれば、元のフレームメモリからのエコーデータの読み出しを再度実行する。図2においては、プレーン1からのデータの読み出しが2回実行されている。その後、当該次のフレームについてのデータの書き込みが完了しその後に当該次のフレームのエコーデータが読み出されることになる。(F)に示すように、その読み出しと平行して同期フラグBが読み出されている。
【0035】(G)に示されるように、表示処理部21に対し3D画像構築システム24においては、同期フラグBに従って1又は複数のフレームのデータを取込む。
【0036】図1の実施形態においては、理論上は、書込みのR波パルスからフレームメモリにデータを書き込み始めるまでの時間遅延はゼロであるが、実際の回路では、R波パルスが入力された段階で送受信部がビームを送受信していると、その終了を待ってからフレームメモリにデータを書き込むための送受信動作(リセット動作)に入るため、そこで時間遅延が発生し、さらにその他の部分で多少の遅延が生じる。しかし、実測の結果最大でも時間遅延は2msecとわずかである。すなわち、前記したが表示フレームレートに同期してフレームの取込を行っている従来装置では、表示フレームレートが30Hzの場合最大で33msecとフレーム単位の時間遅延が生じていたが、表示フレームレートと非同期でフレームの取込を行う本発明により最大でも2msecとビーム単位の時間遅延となり、従来装置に比べてその時間的な遅れを大幅に削減可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、生体信号に同期してデータの取込みを行う場合に、生体信号に基づくトリガの発生からデータが取り込まれるまでのタイムラグを大幅に削減可能である。また、送受波フレームレートを表示フレームレートに対して独立に設定可能である。
【出願人】 【識別番号】390029791
【氏名又は名称】アロカ株式会社
【出願日】 平成10年8月28日(1998.8.28)
【代理人】 【識別番号】100075258
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 研二 (外2名)
【公開番号】 特開2000−70266(P2000−70266A)
【公開日】 平成12年3月7日(2000.3.7)
【出願番号】 特願平10−243517