| 【発明の名称】 |
虹彩撮像装置及び、その虹彩撮像方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】和田 穣二
【氏名】脇山 浩二
【氏名】須田 敏彦
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| 【要約】 |
【課題】検出対象者の位置測定後、検出対象者が動いて当初からの位置合わせポイントがズレてしまうと、その虹彩を撮像することができない。
【解決手段】検出対象者の目Xの位置データを検出する位置データ生成部12と、目Xの虹彩を撮像する虹彩検知カメラ13の現在カメラ位置データを検出する画像処理部14と、位置データ及び現在カメラ位置データに基づいてカメラ駆動位置データを生成する比較器15と、カメラ駆動位置データに基づいて虹彩を撮像するように虹彩検知カメラ13を制御する位置ドライバ16と、得られる画面上の虹彩の中心位置Yを検出する中心検出部14aと、中心位置Y及び所定中心位置Zに基づいて位置誤差データを算出する位置誤差算出部14bとを有し、比較器15は、位置誤差データに基づいて中心位置Yが中心位置Zと合致するように虹彩検知カメラ13を制御するカメラ駆動位置データを生成するものである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 検出対象者の目の位置を位置データとして検出する位置検出手段と、前記検出対象者の目の虹彩を撮像する撮像手段と、この撮像手段の現在撮像対象位置を現在撮像位置データとして検出する撮像位置検出手段と、前記位置検出手段にて検出された位置データ及び前記撮像位置検出手段にて検出された現在撮像位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像対象とする位置に撮像手段を駆動させるための撮像駆動位置データを生成する撮像駆動位置データ生成手段と、この撮像駆動位置データ生成手段にて生成された撮像駆動位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像するように撮像手段を制御する駆動制御手段と、この撮像手段から得られる画面上の検出対象者の虹彩の現在中心位置を検出する虹彩中心検出手段と、この虹彩中心検出手段にて検出された画面上の虹彩の現在中心位置、及び画面上の所定中心位置に基づいて位置誤差データを算出する位置誤差算出手段とを有し、前記撮像駆動位置データ生成手段は、前記位置誤差算出手段にて算出された位置誤差データに基づいて、前記現在中心位置が所定中心位置と合致するように撮像手段を制御する撮像駆動位置データを生成することを特徴とする虹彩撮像装置。 【請求項2】 前記虹彩中心検出手段は、前記撮像手段から得られる画面上の検出対象者の虹彩の輪郭に基づいて現在中心位置を検出することを特徴とする請求項1記載の虹彩撮像装置。 【請求項3】 検出対象者の目の位置を位置データとして検出し、前記検出対象者の目の虹彩を撮像する撮像手段の現在撮像対象位置を現在撮像位置データとして検出し、これら位置データ及び現在撮像位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像対象とする位置に撮像手段を駆動させるための撮像駆動位置データを生成し、この撮像駆動位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像するように撮像手段を制御し、この撮像手段から得られる画面上の検出対象者の虹彩の現在中心位置を検出し、この画面上の虹彩の現在中心位置、及び画面上の所定中心位置に基づいて位置誤差データを算出し、この位置誤差データに基づいて、前記現在中心位置が所定中心位置と合致するように撮像手段を制御する撮像駆動位置データを生成することを特徴とする虹彩撮像方法。 【請求項4】 前記撮像手段から得られる画面上の検出対象者の虹彩の輪郭に基づいて現在中心位置を検出することを特徴とする請求項3記載の虹彩撮像方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えばセキュリティシステムに採用され、検出対象者の目や顔の位置を測定し、この測定結果に基づいて検出対象者の目の虹彩を撮像する虹彩撮像装置及び虹彩撮像方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、このような虹彩撮像装置としては、検出対象者の目や顔の位置を測定し、この測定結果に基づいて検出対象者の目の虹彩を撮像するものであり、例えばセキュリティが必要な飛行場、公共施設や銀行内のゲートゲートで特定人物のみの出入を許可する等、この特定人物を識別するために用いられている。 【0003】つまり、このようなセキュリティシステムによれば、虹彩撮像装置にて検出対象者の目の虹彩を撮像し、この撮像にて得られる虹彩に基づいて特定人物を識別するものである。 【0004】では、このような従来の虹彩撮像装置について説明する。図3は従来の虹彩撮像装置の概略構成を示すシステム構成図である。 【0005】図3に示す虹彩撮像装置50は、検出対象者の目Xの位置を測定する3点方式の人物位置測定カメラ51と、各人物位置測定カメラ51からの各測定値に基づいて立体的に検出対象者の目Xの位置を示す位置データを生成する位置データ生成部52と、検出対象者の目Xの虹彩を撮像する虹彩画像カメラ53と、この虹彩画像カメラ53からの画像を画像処理すると共に、現在の虹彩画像カメラ53の位置を現在カメラ位置データとして生成する画像処理部54と、前記位置データ生成部52からの位置データと虹彩画像カメラ53からの現在カメラ位置データとを比較して差分データとしてのカメラ駆動位置データを生成する比較器55と、この比較器55からのカメラ駆動位置データに基づいて虹彩画像カメラ53の位置を駆動制御する位置ドライバ56とを有している。 【0006】また、この位置ドライバ56は、前記虹彩画像カメラ53の左右方向への駆動を制御する左右方向駆動ドライバ56aと、前記虹彩画像カメラ53の上下方向への駆動を制御する上下方向駆動ドライバ56bと、前記虹彩画像カメラ53の焦点を制御するフォーカスドライバ56cとを有している。 【0007】前記人物位置測定カメラ51及び虹彩画像カメラ53は、例えばゲートのドア57前に配置されるものである。 【0008】では、このような従来の虹彩撮像装置50の動作について説明する。 【0009】前記人物位置情報データ生成部51は、各人物位置測定カメラ51からの測定値に基づいて検出対象者の目Xの位置を一義的に示す位置データを生成し、この位置データを前記比較器55の一方の入力に供給する。 【0010】また、前記虹彩画像カメラ53は現在撮像位置からの撮像位置を撮像して現在カメラ位置として画像処理部54に供給する。この画像処理部54は、この現在カメラ位置から現在カメラ位置データを生成し、この現在カメラ位置データを比較器55の他方の入力に供給する。 【0011】比較器55は、前記位置データと現在カメラ位置データとを比較して、検出対象者の虹彩を撮像対象とするように虹彩画像カメラ53の駆動を制御するためのカメラ駆動位置データを生成し、このカメラ駆動位置データを前記位置ドライバ56に供給する。 【0012】この位置ドライバ56は、このカメラ駆動位置データに基づいて、前記左右方向駆動ドライバ56a及び上下方向駆動ドライバ56bを介して虹彩画像カメラ53の位置合わせを実行した後、前記フォーカスドライバ56cを介して虹彩画像カメラ53の焦点合わせを行う。 【0013】この虹彩画像カメラ53は、前記カメラ駆動位置データに基づく位置ドライバ56の駆動制御によって位置合わせ及び焦点合わせ完了後に、検出対象者の虹彩を撮像して画像処理部54に供給する。この画像処理部54は、検出対象者の虹彩に関わる画像データを、図示せぬ識別部に供給する。この識別部は、画像データに含まれる検出対象者の虹彩に基づいて検出対象者を識別することができる。 【0014】このような従来の虹彩撮像装置50によれば、人物位置測定カメラ51にて得られる検出対象者の正確な位置データ及び虹彩画像カメラ53の現在カメラ位置データに基づいて得られるカメラ駆動位置データに基づいて、検出対象者の虹彩が撮像できるように位置合わせ及び焦点合わせを行うように虹彩画像カメラ53を駆動制御するようにしたので、前記虹彩画像カメラ53にて検出対象者の虹彩を確実に撮像することができると共に、ひいては、その画像データに基づいて検出対象者の虹彩を確実に識別することができる。 【0015】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の虹彩撮像装置50によれば、前記人物位置測定カメラ51からの位置データ及び虹彩画像カメラ53からの現在カメラ位置データに基づいてカメラ駆動位置データを生成し、このカメラ駆動位置データに基づいて一義的に虹彩画像カメラ53の位置を駆動制御するようにしている、つまりカメラ駆動位置データに基づいて撮像対象に対する位置合わせポイント及び焦点合わせポイントを一義的に設定するようにしているので、前記人物位置測定カメラ51においては高い測定精度が要求されており、この測定精度を高めるためには高価な人物位置測定カメラ51を必要とし、非常にコスト高となるといった問題点があった。尚、このような高い測定精度を角度で表現すると、0.025°から0.1°の範囲が要求され、この精度を維持するためには虹彩画像カメラ53のエンコーダ精度を14400P/rから3600P/rの範囲で要求される。 【0016】また、上記従来の虹彩撮像装置50によれば、人物位置測定カメラ51で静止中の検出対象者の目Xの位置を高精度に測定することができるが、検出対象者側では特に測定されていると認識しているわけではないため、常に検出対象者が静止中であるとは限らない。 【0017】このため、従来の虹彩撮像装置50によれば、検出対象者が静止した僅かな時間内で、人物位置測定カメラ51による位置測定、及び前記虹彩画像カメラ53による駆動制御を実行して虹彩画像カメラ53を一義的に移動させなければならず、例えば人物位置測定カメラ51による測定値取り込み後に検出対象者が動いて当初の位置合わせポイントからズレてしまった場合には、検出対象者の動きに追従することができないために、この検出対象者の虹彩に対する虹彩画像カメラ53の位置合わせポイント焦点合わせポイントがズレてしまうために、検出対象者の虹彩を撮像することができないといった問題点があった。 【0018】本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、検出対象者の位置測定後、その検出対象者が動いて当初からの位置合わせポイントがズレてしまったとしても、低コストな構成で、検出対象者の虹彩を撮像することができる虹彩撮像装置及び虹彩撮像方法を提供することにある。 【0019】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明の虹彩撮像装置は、検出対象者の目の位置を位置データとして検出する位置検出手段と、前記検出対象者の目の虹彩を撮像する撮像手段と、この撮像手段の現在撮像対象位置を現在撮像位置データとして検出する撮像位置検出手段と、前記位置検出手段にて検出された位置データ及び前記撮像位置検出手段にて検出された現在撮像位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像対象とする位置に撮像手段を駆動させるための撮像駆動位置データを生成する撮像駆動位置データ生成手段と、この撮像駆動位置データ生成手段にて生成された撮像駆動位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像するように撮像手段を制御する駆動制御手段と、この撮像手段から得られる画面上の検出対象者の虹彩の現在中心位置を検出する虹彩中心検出手段と、この虹彩中心検出手段にて検出された画面上の虹彩の現在中心位置、及び画面上の所定中心位置に基づいて位置誤差データを算出する位置誤差算出手段とを有し、前記撮像駆動位置データ生成手段は、前記位置誤差算出手段にて算出された位置誤差データに基づいて、前記現在中心位置が所定中心位置と合致するように撮像手段を制御する撮像駆動位置データを生成することを特徴とする。 【0020】従って、本発明における虹彩撮像装置によれば、検出対象者の位置測定検出後、その検出対象が動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポイントがずれてしまったとしても、低コストな構成で、検出対象者の虹彩を確実に撮像【0021】することができる。また、本発明における虹彩撮像方法は、検出対象者の目の位置を位置データとして検出し、前記検出対象者の目の虹彩を撮像する撮像手段の現在撮像対象位置を現在撮像位置データとして検出し、これら位置データ及び現在撮像位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像対象とする位置に撮像手段を駆動させるための撮像駆動位置データを生成し、この撮像駆動位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像するように撮像手段を制御し、この撮像手段から得られる画面上の検出対象者の虹彩の現在中心位置を検出し、この画面上の虹彩の現在中心位置、及び画面上の所定中心位置に基づいて位置誤差データを算出し、この位置誤差データに基づいて、前記現在中心位置が所定中心位置と合致するように撮像手段を制御する撮像駆動位置データを生成することを特徴とする。 【0022】従って、本発明における虹彩撮像方法によれば、検出対象者の目の位置の測定検出後に検出対象者が動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポイントからズレてしまったとしても、低コストな方法で、検出対象者の虹彩を確実に撮像することができる。 【0023】 【発明の実施の形態】上記のように構成された本発明における請求項1記載の虹彩撮像装置は、検出対象者の目の位置を位置データとして検出する位置検出手段と、前記検出対象者の目の虹彩を撮像する撮像手段と、この撮像手段の現在撮像対象位置を現在撮像位置データとして検出する撮像位置検出手段と、前記位置検出手段にて検出された位置データ及び前記撮像位置検出手段にて検出された現在撮像位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像対象とする位置に撮像手段を駆動させるための撮像駆動位置データを生成する撮像駆動位置データ生成手段と、この撮像駆動位置データ生成手段にて生成された撮像駆動位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像するように撮像手段を制御する駆動制御手段と、この撮像手段から得られる画面上の検出対象者の虹彩の現在中心位置を検出する虹彩中心検出手段と、この虹彩中心検出手段にて検出された画面上の虹彩の現在中心位置、及び画面上の所定中心位置に基づいて位置誤差データを算出する位置誤差算出手段とを有し、前記撮像駆動位置データ生成手段は、前記位置誤差算出手段にて算出された【0024】位置誤差データに基づいて、前記現在中心位置が所定中心位置と合致するように撮像手段を制御する撮像駆動位置データを生成することを特徴とする。 【0025】前記虹彩撮像装置とは、検出対象者の虹彩を撮像するものであり、この虹彩に基づいて検出対象者を識別する、主にセキュリティシステムに採用される装置である。 【0026】前記位置検出手段は、検出対象者の目の位置を位置データとして検出するものであり、例えば3点方式で検出対象者の目の位置を測定する2台の人物位置測定カメラから得られる測定値に基づいて位置データを生成する位置データ生成部に相当するものである。 【0027】尚、図3に示す高精度な人物位置測定カメラが検出対象者の目の位置をかなりの精度で検出するのに対して、本発明の位置検出手段としての人物位置測定カメラは、測定検出対象を検出対象者の目の位置を大まかに検出するだけでよいので、その処理スピードを大幅に向上させることができると共に、低コストな通常精度の人物位置測定カメラで済む。 【0028】前記撮像手段は、前記検出対象者の目の虹彩を撮像する、例えば虹彩検知カメラに相当するものである。 【0029】前記撮像位置検出手段は、この撮像手段の現在撮像対象位置を現在撮像位置データとして検出するものであり、例えば虹彩検知カメラにて撮像された画像データで現在カメラ位置データを生成する画像処理部に相当するものである。 【0030】前記撮像駆動位置データ生成手段とは、前記位置検出手段にて検出された位置データ及び前記撮像位置検出手段にて検出された現在撮像位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像対象とする位置に撮像手段を駆動させるための撮像駆動位置データを生成するものであり、例えば位置データ生成部にて生成された位置データと画像処理部にて生成された現在カメラ位置データとを比較し、このカメラ駆動位置データを生成する比較器に相当するものである。 【0031】前記駆動制御手段は、この撮像駆動位置データ生成手段にて生成された撮像駆動位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像するように撮像手段を制御する、例えば左右方向駆動ドライバ、上下方向駆動ドライバ及びフォーカスドライバ等で構成する位置ドライバに相当するものである。 【0032】前記虹彩中心検出手段は、この撮像手段から得られる画面上の検出対象者の虹彩の現在中心位置を検出する、例えば画像処理部内の中心検出部に相当するものである。 【0033】前記位置誤差算出手段は、この虹彩中心検出手段にて検出された画面上の虹彩の現在中心位置、及び画面上の所定中心位置に基づいて位置誤差データを算出する、例えば画像処理部内の位置誤差算出部に相当するものである。尚、前記所定中心位置とは、予め設定された画面上の中心位置、つまり画面処理等がしやすい位置に相当するものである。 【0034】従って、本発明における請求項1記載の虹彩撮像装置によれば、画面上の虹彩の現在中心位置、及び画面上の所定中心位置に基づいて位置誤差データを算出し、この位置誤差データに基づいて、現在中心位置が所定中心位置と合致するように撮像手段を制御する撮像駆動位置データを生成するようにしたので、検出対象者の目の位置の測定検出後に検出対象者が動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポイントからズレてしまったとしても、低コストな構成で、検出対象者の虹彩を確実に撮像することができる。 【0035】つまり、本発明における請求項1記載の虹彩撮像装置によれば、位置検出手段にて検出対象者の目の位置を大まかに検出してしまえば、たとえ検出対象者の目の位置の測定検出後に検出対象者が動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポイントからズレてしまったとしても、撮像手段にて得られる画面を確認しながら、現在中心位置を所定中心位置に合致させるように撮像手段の位置合わせを調整することで、高精度な検出対象者の虹彩を確実に撮像することができる。 【0036】また、本発明における請求項2記載の虹彩撮像装置は、上記請求項1記載の構成に加えて、前記虹彩中心検出手段は、前記撮像手段から得られる画面上の検出対象者の虹彩の輪郭に基づいて現在中心位置を検出することを特徴とする。 【0037】前記虹彩中心検出手段は、前記撮像手段から得られる画面上の検出対象者の虹彩の輪郭上の各ポイントの接線に直交する各延長線の交点を求め、この交点を現在中心位置として検出するものである。 【0038】従って、本発明における請求項2記載の虹彩撮像装置によれば、上記請求項1記載の効果に加えて、前記撮像手段にて検出対象者の目の一部分しか撮像することができなくても、この検出対象者の虹彩の中心位置を確実に検出することができる。 【0039】また、本発明における請求項3記載の虹彩撮像方法は、検出対象者の目の位置を位置データとして検出し、前記検出対象者の目の虹彩を撮像する撮像手段の現在撮像対象位置を現在撮像位置データとして検出し、これら位置データ及び現在撮像位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像対象とする位置に撮像手段を駆動させるための撮像駆動位置データを生成し、この撮像駆動位置データに基づいて、検出対象者の虹彩を撮像するように撮像手段を制御し、この撮像手段から得られる画面上の検出対象者の虹彩の現在中心位置を検出し、この画面上の虹彩の現在中心位置、及び画面上の所定中心位置に基づいて位置誤差データを算出し、この位置誤差データに基づいて、前記現在中心位置が所定中心位置と合致するように撮像手段を制御する撮像駆動位置データを生成することを特徴とする。 【0040】従って、本発明における請求項3記載の虹彩撮像方法によれば、画面上の虹彩の現在中心位置、及び画面上の所定中心位置に基づいて位置誤差データを算出し、この位置誤差データに基づいて、現在中心位置が所定中心位置と合致するように撮像手段を制御する撮像駆動位置データを生成するようにしたので、検出対象者の目の位置の測定検出後に検出対象者が動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポイントからズレてしまったとしても、低コストな方法で、検出対象者の虹彩を確実に撮像することができる。 【0041】つまり、本発明における請求項3記載の虹彩撮像方法によれば、検出対象者の目の位置を大まかに検出してしまえば、たとえ検出対象者の目の位置の測定検出後に検出対象者が動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポイントからズレてしまったとしても、撮像手段にて得られる画面を確認しながら、現在中心位置を所定中心位置に合致させるように撮像手段の位置合わせを調整することで、高精度な検出対象者の虹彩を確実に撮像することができる。 【0042】また、本発明における請求項4記載の虹彩撮像方法によれば、上記請求項3記載の方法に加えて、前記撮像手段から得られる画面上の検出対象者の虹彩の輪郭に基づいて現在中心位置を検出することを特徴とする。 【0043】従って、本発明における請求項4記載の虹彩撮像方法によれば、上記請求項3記載の効果に加えて、前記撮像手段にて検出対象者の目の一部分しか撮像することができなくても、この検出対象者の虹彩の中心位置を確実に検出することができる。 【0044】(実施の形態)以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を示す虹彩撮像装置について説明する。図1は本実施の形態に示す虹彩撮像装置の概略構成を示すシステム構成図である。 【0045】図1に示す虹彩撮像装置10は、検出対象者の目Xを測定する3点方式の人物位置測定カメラ11と、各人物位置測定カメラ11からの各測定値に基づいて立体的に検出対象者の目Xの位置を大まかに示す位置データを生成する位置データ生成部12と、検出対象者の目Xの虹彩を撮像する虹彩検知カメラ13と、この虹彩検知カメラ13からの画像を画像処理すると共に、現在の虹彩検知カメラ13の位置を現在カメラ位置データとして生成する画像処理部14と、前記位置データ生成部12からの位置データと虹彩検知カメラ13からの現在カメラ位置データとを比較して差分データとしてのカメラ駆動位置データを生成する比較器15と、この比較器15からのカメラ駆動位置データに基づいて虹彩検知カメラ13の位置を駆動制御する位置ドライバ16とを有している。 【0046】尚、図3に示す高精度な人物位置測定カメラ51が検出対象者の目Xの位置を高精度に測定するのに対し、本実施の形態に示す人物位置測定カメラ11は、測定検出対象を同一としているものの、人物位置測定カメラ51に比較して大まかに目Xの位置を測定検出するものであるので、低コストな通常精度の人物位置測定カメラで済む。 【0047】また、この位置ドライバ16は、前記虹彩検知カメラ13の左右方向への駆動を制御する左右方向駆動ドライバ16aと、前記虹彩検知カメラ13の上下方向への駆動を制御する上下方向駆動ドライバ16bと、前記虹彩検知カメラ13の焦点を制御するフォーカスドライバ16cとを有している。 【0048】また、前記画像処理部14は、この位置ドライバ16にて駆動制御された虹彩検知カメラ13から得られる画面上の検出対象者の虹彩の現在中心位置を検出する中心検出部14aと、この中心検出部14aにて検出された現在中心位置と所定中心位置とに基づいて位置ズレ量を示す位置誤差データを算出する位置誤差算出部14bとを有している。尚、前記所定中心位置とは、虹彩検知カメラ13にて得られる画面の中心位置に相当するものであり、様々な画像データ処理がしやすいものである。 【0049】尚、前記虹彩検知カメラ13、画像処理部14、比較器15及び位置ドライバ16で位置誤差を補正するループを構成するようにしてある。 【0050】前記人物位置測定カメラ11及び虹彩検知カメラ13は、例えばゲートのドア17前に配置されるものである。 【0051】では、次に本実施の形態に示す虹彩撮像装置10の動作について図2を交えて説明する。図2は本実施の形態に示す虹彩撮像装置10の動作を示す動作説明図である。 【0052】前記位置データ生成部12は、各人物位置測定カメラ11からの測定値に基づいて検出対象者の目Xの位置を示す位置データを生成し、この位置データを比較器15の一方の入力に供給する。 【0053】また、前記虹彩検知カメラ13は現在撮像位置からの撮像位置を撮像して現在カメラ位置として画像処理部14に供給する。この画像処理部14は、この現在カメラ位置から現在カメラ位置データを生成し、この現在カメラ位置データを比較器15の他方の入力に供給する。 【0054】比較器15は、前記位置データと現在カメラ位置データとを比較して、検出対象者の虹彩を撮像対象とするように前記虹彩検知カメラ13の駆動を制御するためのカメラ駆動位置データを生成し、このカメラ駆動位置データを位置ドライバ16に供給する。 【0055】この位置ドライバ16は、このカメラ駆動位置データに基づいて、前記左右方向駆動ドライバ16a及び上下方向駆動ドライバ16bを介して虹彩検知カメラ13の位置合わせを実行すると共に、前記フォーカスドライバ16cを介して虹彩検知カメラ13の焦点合わせを行う。 【0056】そこで、この虹彩検知カメラ13は、位置ドライバ16の駆動制御によって位置合わせ及び焦点合わせを実行した後、検出対象者の虹彩を撮像して、この画像データを画像処理部14に供給する。尚、この虹彩検知カメラ13にて撮像される虹彩は、例えば図2(a)に示すように一部であったり、目全体であったりする。 【0057】この画像処理部14の中心検出部14aでは、虹彩検知カメラ13にて図2(a)に示すような虹彩の画面を受け、この虹彩の輪郭上に、例えば3つの算出ポイントA,B,Cを設定し、各ポイントの接線αに直交する各延長線βの交点を作成し、この交点を現在中心位置Yとして検出するものである。 【0058】この画像処理部14の位置誤差算出部14bは、中心検出部14aからの現在中心位置Yと所定中心位置Zとに基づいて位置誤差データを算出し、この位置誤差データを比較器15に供給する。 【0059】この比較器15は、この位置誤差データに基づいて、虹彩検知カメラ13から得られる画面の現在中心位置Yが所定中心位置Zに合致するように虹彩検知カメラ13を駆動制御するカメラ駆動位置データを生成し、このカメラ駆動位置データを位置ドライバ16に供給する。 【0060】前記虹彩検知カメラ13は、この位置ドライバ16によって駆動制御され、図2(b)に示すような検出対象者の虹彩の現在中心位置Yが所定中心位置Zに合致するような画面に相当する画像データを画像処理部14に供給すると共に、その画像データを虹彩画像データとして出力する。 【0061】そして、図示せぬ識別部は、この虹彩画像データに基づいて検出対象者を識別することができる。 【0062】本実施の形態によれば、画面上の虹彩の現在中心位置Y、及び画面上の所定中心位置Zに基づいて位置誤差データを算出し、この位置誤差データに基づいて、現在中心位置Yが所定中心位置Zと合致するように虹彩検知カメラ13を制御するカメラ駆動位置データを生成するようにしたので、検出対象者の目Xの位置の測定検出後に検出対象者が動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポイントからズレてしまったとしても、低コストな構成で、検出対象者の虹彩を確実に撮像することができる。 【0063】つまり、本実施の形態によれば、人物位置測定カメラ11にて検出対象者の目Xの位置を大まかに検出してしまえば、たとえ検出対象者の目Xの位置の測定検出後に検出対象者が動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポイントからズレてしまったとしても、虹彩検知カメラ13にて得られる画面を確認しながら、現在中心位置Yを所定中心位置Zに合致させるように虹彩検知カメラ13の位置合わせを調整することで、高精度な検出対象者の虹彩を確実に撮像することができる。 【0064】また、本実施の形態によれば、位置データ生成部12及び人物位置測定カメラ11の処理精度を一桁以上落としたとしても検出対象者の虹彩を確実に撮像することができるので、処理スピードの大幅向上及びコストの大幅低減を図ることができる。 【0065】また、本実施の形態によれば、虹彩検知カメラ13にて検出対象者の虹彩の一部分しか撮像することができなくても、この検出対象者の虹彩の輪郭に基づいて、この虹彩の中心位置を確実に検出することができる。 【0066】 【発明の効果】上記のように構成された本発明における請求項1記載の虹彩撮像装置によれば、画面上の虹彩の現在中心位置、及び画面上の所定中心位置に基づいて位置誤差データを算出し、この位置誤差データに基づいて、現在中心位置が所定中心位置と合致するように撮像手段を制御する撮像駆動位置データを生成するようにしたので、検出対象者の目の位置の測定検出後に検出対象者が動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポイントからズレてしまったとしても、低コストな構成で、検出対象者の虹彩を確実に撮像することができる。 【0067】つまり、本発明における請求項1記載の虹彩撮像装置によれば、位置検出手段にて検出対象者の目の位置を大まかに検出してしまえば、たとえ検出対象者の目の位置の測定検出後に検出対象者が動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポイントからズレてしまったとしても、撮像手段にて得られる画面を確認しながら、現在中心位置を所定中心位置に合致させるように撮像手段の位置合わせを調整することで、高精度な検出対象者の虹彩を確実に撮像することができる。 【0068】また、本発明における請求項2記載の虹彩撮像装置によれば、上記請求項1記載の効果に加えて、前記撮像手段にて検出対象者の目の一部分しか撮像することができなくても、この検出対象者の虹彩の中心位置を確実に検出することができる。 【0069】また、本発明における請求項3記載の虹彩撮像方法によれば、画面上の虹彩の現在中心位置、及び画面上の所定中心位置に基づいて位置誤差データを算出し、この位置誤差データに基づいて、現在中心位置が所定中心位置と合致するように撮像手段を制御する撮像駆動位置データを生成するようにしたので、検出対象者の目の位置の測定検出後に検出対象者が動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポイントからズレてしまったとしても、低コストな方法で、検出対象者の虹彩を確実に撮像することができる。 【0070】つまり、本発明における請求項3記載の虹彩撮像方法によれば、検出対象者の目の位置を大まかに検出してしまえば、たとえ検出対象者の目の位置の測定検出後に検出対象者が動いて当初からの位置合わせポイント及び焦点合わせポイントからズレてしまったとしても、撮像手段にて得られる画面を確認しながら、現在中心位置を所定中心位置に合致させるように撮像手段の位置合わせを調整することで、高精度な検出対象者の虹彩を確実に撮像することができる。 【0071】また、本発明における請求項4記載の虹彩撮像方法によれば、上記請求項3記載の効果に加えて、前記撮像手段にて検出対象者の目の一部分しか撮像することができなくても、この検出対象者の虹彩の中心位置を確実に検出することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年6月18日(1998.6.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083954 【弁理士】 【氏名又は名称】青木 輝夫
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| 【公開番号】 |
特開2000−5150(P2000−5150A) |
| 【公開日】 |
平成12年1月11日(2000.1.11) |
| 【出願番号】 |
特願平10−188223 |
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