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【発明の名称】 洗面カウンター清掃装置
【発明者】 【氏名】真壁 基

【要約】 【課題】カウンターの上面を簡単に清掃することができ、その際、汚水はボウル凹所内へとスムーズに案内除去される洗面カウンター清掃装置を提供する。

【解決手段】ボウル凹所1を有するカウンター2上にスライド移動される清掃具基体3を付設し、この清掃具基体3にカウンター2の上面を密接摺動される清掃体4を垂設し、この清掃体4の中程部分をボウル凹所1から遠ざかるように湾曲させることにより、清掃具基体3がボウル凹所1へ向かってスライド移動される際に、カウンター2の上面に付着した水が同清掃体4で掻き集められてその中程部分に集水され、ボウル凹所1内へと流水落下されるようになした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上面中程にボウル凹所が形成されたカウンター上に左右方向でスライド移動される清掃具基体を付設し、該清掃具基体にカウンターの上面を密接摺動される前後方向で長い略線状となった清掃体を垂設し、該清掃体の長手方向中程部分をボウル凹所から遠ざかるように湾曲させることによって、清掃具基体がボウル凹所へ向かってスライド移動される際に、カウンターの上面に付着した水が同清掃体で掻き集められてその長手方向中程部分に集水され、ボウル凹所内へと流水落下されるようになした洗面カウンター清掃装置。
【請求項2】 清掃具基体がボウル凹所の左右を往復してスライド移動されるものとなし、該清掃具基体に略線状となった清掃体を二条並べて垂設し、両清掃体を各長手方向中程部分で相互の間隔巾が大きくなるように湾曲させ、清掃具基体がボウル凹所へ向かってスライド移動される際に、ボウル凹所から遠い側の清掃体のみがカウンターの上面に付着した水を掻き集める機能を果たすようになしたことを特徴とする請求項1記載の洗面カウンター清掃装置。
【請求項3】 清掃体を略線状に並ぶ複数の清掃フラップで形成し、各清掃フラップを清掃具基体に垂直軸を中心として回動自在となるように枢支垂設すると共に、各清掃フラップがカウンターの上面を密接摺動されることによって、清掃具基体の移動先側となる際には、左右方向の向きとなって隣接する相互間が開くように回動し、清掃具基体の移動後側となる際には、前後方向の向きとなって隣接する相互間が閉じるように回動するようになしたことを特徴とする請求項2記載の洗面カウンター清掃装置。
【請求項4】 カウンターの後端縁上にバックガード部を立設し、該バックガード部の前面に着脱自在となる吐水カランを付設し、該吐水カランの付設位置を清掃具基体の後部上端よりも高く配したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の洗面カウンター清掃装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボウル凹所が形成されたカウンターの上面に付着した汚れや水を清掃除去することができる洗面カウンター清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ボウル凹所が形成された洗面用のカウンターの上面は、汚れ易くて清掃し難いものでいものであった。すなわち、ボウル凹所上で使用される水がその周辺のカウンターの上面上に飛散して付着し易く、又、同周辺のカウンターの上面上には石鹸や化粧品等の小物が載置されることもあって、そのため、同カウンターの上面はゴミや埃等が付着して汚れ易く、これを清掃除去し難いという問題があった。
【0003】特に、ボウル凹所のカウンターの上面で占める面積割合が小さくて、該ボウル凹所の周辺の同カウンターの上面の面積が大きい場合には、雑巾やスポンジ等で拭き取ることで前記清掃除去する作業を行っていると、該清掃除去作業は手間取り困難になるという問題があった。しかも、その際、カウンターの上面に付着した水は該カウンターの周縁から流水落下し易く、同カウンターの周辺の床面までをも濡らしたり汚したりしてしまうという問題も発生していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の技術における問題を悉く解決するために発明されたもので、その課題は、カウンターの上面に付着した汚れを水と共にボウル凹所内へと流水落下させて簡単に清掃除去することができ、その際、ボウル凹所へとスムーズに流水案内されてカウンターの周縁から水が流水落下し難い洗面カウンター清掃装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の洗面カウンター清掃装置は、上面中程にボウル凹所が形成されたカウンター上に左右方向でスライド移動される清掃具基体を付設し、該清掃具基体にカウンターの上面を密接摺動される前後方向で長い略線状となった清掃体を垂設し、該清掃体の長手方向中程部分をボウル凹所から遠ざかるように湾曲させることによって、清掃具基体がボウル凹所へ向かってスライド移動される際に、カウンターの上面に付着した水が同清掃体で掻き集められてその長手方向中程部分に集水され、ボウル凹所内へと流水落下されるようになしたものである。
【0006】したがって、この場合、清掃具基体をカウンター上でボウル凹所へ向かってスライド移動させると、前後方向に長い清掃体がカウンターの上面に密接しながら摺動する。これによって、カウンターの上面に付着したごみや埃等の汚れは水と共に掻き集められて同清掃体の長手方向中程部分に集水され、ボウル凹所内へと流水落下される。ここでは、清掃具基体を左右方向でスライド移動させるだけの簡単な作業で、カウンターの上面に付着した汚れを水と共に清掃除去することができる。しかも、その際、清掃体の湾曲に沿ってその長手方向中程部分へと汚水が集水されるので、該汚水はカウンターの周縁から流水落下することなくボウル凹所へとスムーズに流水案内されて、同カウンターの周辺の床面を濡らしたり汚したりすることがない。
【0007】本発明の請求項2記載の洗面カウンター清掃装置は、上記請求項1記載の洗面カウンター清掃装置において、清掃具基体がボウル凹所の左右を往復してスライド移動されるものとなし、該清掃具基体に略線状となった清掃体を二条並べて垂設し、両清掃体を各長手方向中程部分で相互の間隔巾が大きくなるように湾曲させ、清掃具基体がボウル凹所へ向かってスライド移動される際に、ボウル凹所から遠い側の清掃体のみがカウンターの上面に付着した水を掻き集める機能を果たすようになしたことを特徴とするものである。
【0008】したがって、この場合は特に、清掃具基体を往復してスライド移動させ、そのいずれの方向に移動されている際にも、カウンターの上面に付着した汚れを水と共に清掃除去することができ、該清掃除去作業を効率良く行うことができる。すなわち、清掃具基体には相反する側へ湾曲した二条の清掃体が並べて垂設されており、清掃具基体をボウル凹所へ向かってスライド移動させている際、ボウル凹所から遠い側にあって適切な湾曲となる一方の清掃体のみがカウンターの上面に付着した水を掻き集める機能を果たし、ここで、他方の清掃体は不適切な湾曲となるが同機能を果たさないので、清掃具基体をいずれの方向へ移動させている際にも、清掃除去作業が支障なく行われる。
【0009】本発明の請求項3記載の洗面カウンター清掃装置は、上記請求項2記載の洗面カウンター清掃装置において、清掃体を略線状に並ぶ複数の清掃フラップで形成し、各清掃フラップを清掃具基体に垂直軸を中心として回動自在となるように枢支垂設すると共に、各清掃フラップがカウンターの上面を密接摺動されることによって、清掃具基体の移動先側となる際には、左右方向の向きとなって隣接する相互間が開くように回動し、清掃具基体の移動後側となる際には、前後方向の向きとなって隣接する相互間が閉じるように回動するようになしたことを特徴とするものである。
【0010】したがって、この場合は特に、清掃体を形成する各清掃フラップが、カウンターの上面を密接摺動されることによって、清掃具基体の移動先側となる際には隣接する相互間が開くように回動し、移動後側となる際には隣接する相互間が閉じるように回動するので、ボウル凹所から遠い移動後側にあり適切な湾曲となる一方の清掃体が閉塞状態となってカウンターの上面に付着した水を掻き集める機能を果たし、他方の清掃体は移動先側にあり不適切な湾曲となるが開放状態となって同機能を果たさず、清掃具基体をいずれの方向へ移動させている際にも、清掃除去作業が支障なく行われる。しかも、その際、移動先側となる清掃体は開放状態となって水を掻き集める機能を果たすことはないが、この状態でも、同清掃体の各清掃フラップはカウンターの上面を密接摺動するので、これにより、カウンターの上面の汚れは予備的に擦り取られ、これが移動後側となる清掃体によって補充的に掻き集められ、清掃除去の作業効率は更に向上される。
【0011】本発明の請求項4記載の洗面カウンター清掃装置は、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の洗面カウンター清掃装置において、カウンターの後端縁上にバックガード部を立設し、該バックガード部の前面に着脱自在となる吐水カランを付設し、該吐水カランの付設位置を清掃具基体の後部上端よりも高く配したことを特徴とするものである。
【0012】したがって、この場合は特に、カウンターの後端縁上に立設されるバックガード部の前面に吐水カランが付設され、該吐水カランの付設位置は清掃具基体の後部上端よりも高くなっているので、該清掃具基体を同吐水カランに当たらないよう支障なくスライド移動させることができる。しかも、吐水カランはバックガード部の前面に対し着脱自在となるよう付設されているので、該吐水カランの付設位置がボウル凹所から離れていても、同吐水カランをバックガード部から取り外してボウル凹所上に移動させ、該ボウル凹所上で使い勝手良く便利に使用することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜4は、本発明の請求項1〜4全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態の洗面カウンター清掃装置は、上面中程にボウル凹所1が形成されたカウンター2上に左右方向でスライド移動される清掃具基体3を付設し、該清掃具基体3にカウンター2の上面を密接摺動される前後方向で長い略線状となった清掃体4を垂設し、該清掃体4の長手方向中程部分をボウル凹所1から遠ざかるように湾曲させることによって、清掃具基体3がボウル凹所1へ向かってスライド移動される際に、カウンター2の上面に付着した水が同清掃体4で掻き集められてその長手方向中程部分に集水され、ボウル凹所1内へと流水落下されるようになしたものである。
【0014】該実施形態の洗面カウンター清掃装置においては、清掃具基体3がボウル凹所1の左右を往復してスライド移動されるものとなすと共に、図4に示す如く、該清掃具基体3に略線状となった清掃体4を二条並べて垂設し、両清掃体4a、4bを各長手方向中程部分で相互の間隔巾が大きくなるように湾曲させ、清掃具基体3がボウル凹所1へ向かってスライド移動される際に、ボウル凹所1から遠い側の清掃体4aのみがカウンター2の上面に付着した水を掻き集める機能を果たすようになしている。
【0015】この場合、清掃体4を略線状に並ぶ複数の清掃フラップ41で形成し、各清掃フラップ41を清掃具基体3に垂直軸42を中心として回動自在となるように枢支垂設すると共に、各清掃フラップ41がカウンター2の上面を密接摺動されることによって、清掃具基体3の移動先側となる際には、左右方向の向きとなって隣接する相互間が開くように回動し、清掃具基体3の移動後側となる際には、前後方向の向きとなって隣接する相互間が閉じるように回動するようになしている。又、カウンター2の後端縁上にバックガード部5を立設し、該バックガード部5の前面に着脱自在となる吐水カラン6を付設し、該吐水カラン6の付設位置を清掃具基体3の後部上端よりも高く配している。
【0016】カウンター2は合成樹脂、陶器、ステンレス等で左右方向に長い矩形状に形成され、その上面中程に該上面全体の面積の半分以下の大きさとなる比較的小さなボウル凹所1が設けられており、該ボウル凹所1の両側の同カウンター2上には平坦上面となる比較的広いスペースが形成されている。カウンター2はキャビネット7の上端部分に設置固定されて洗面台の洗面カウンターとなるもので、該カウンター2の後端縁上にはバックガード部5が一体に立設され、同前端縁下には幕前板部8が一体に垂設されている。
【0017】バックガード部5はキャビネット7の内部スペースと連通する中空状に形成されており、該バックガード部5の前面にシャワー・直流切り換え式の吐水カラン6が着脱自在に付設されている。吐水カラン6をバックガード部5の前面から取り外すと、該バックガード部5内及びキャビネット7の内部スペースに連通して収容されている給水ホース10が同吐水カラン6と共に引き出され、これにより凹所1上で洗面、手洗い、洗髪等の作業を支障なく楽に行うことができる。又、バックガード部5の前面には、吐水カラン6の側方に該吐水カラン6からの給水及び止水を操作する操作具9が突設されており、該操作具9も同吐水カラン6と同様に清掃具基体3の後部上端より高い位置に配されていて、該清掃具基体3を同操作具9に当たらないよう支障なくスライド移動させることができる。
【0018】清掃具基体3は合成樹脂、アルミニウム等で前後方向に長い矩形板状に形成され、カウンター2の上面の前後巾略全長にわたるものである。清掃具基体3の後端部分には略T字状に上下へ突出した後縦板部11が一体に形成されており、該後縦板部11の上端よりも高い位置に前記吐水カラン6及び操作具9は配されるものである。清掃具基体3の前端部分には略コ字状に下後方へと折曲状に垂下した前垂下部13が一体に形成され、該前垂下部13は前記カウンター2の幕前板部8に係合されており、この状態で同清掃具基体3は左右方向にスライド移動されるものである。その際、後縦板部11の裏側に突設された球状コロ12がバックガード部5の前面に沿って転動されると共に、前垂下部13の背方に突設された球状コロ12が幕前板部8の前面に沿って転動されて、清掃具基体3はカウンター2に沿ってガイドされながら左右方向にスムーズにスライド移動される。
【0019】清掃具基体3の前記前垂下部13の前面には矩形開口14が形成されており、該矩形開口14から出し入れされて、同清掃具基体3に対し清掃体4は着脱される。清掃体4は基板15の下方に二条並べて垂設されており、両清掃体4を形成する各清掃フラップ41は同基板15の下側に垂直軸42を介して枢着されている。基板15の前端部分には前垂下部13の前面の矩形開口14に着脱自在に嵌合される前端拡大部16が形成されており、該前端拡大部16と共に同基板15を同矩形開口14から出し入れすることで、両清掃体4は同基板15と一体となって清掃具基体3に対し着脱される。前端拡大部16の前面には摘まみ片17が突設されており、該摘まみ片17を持って基板15と共に両清掃体4を出し入れすることができる。それ故、複数の清掃フラップ41で形成される両清掃体4を、清掃具基体3からまとめて取り外して容易に洗浄することができる。
【0020】清掃具基体3の上面は水平状で平坦に形成されており、該上面上を石鹸やシャンプー等の小物を載置するスペースとして活用することができる。この場合、例えば、清掃具基体3をボウル凹所1の側方適所に移動配置して、該清掃具基体3の上面上に小物を仮置きすることができ、同ボウル凹所1上で洗面、手洗い、洗髪等の作業を行う際に便利である。又、ボウル凹所1に側方に位置する清掃具基体3は、同ボウル凹所1からカウンター2の側方周辺へと水が飛散するのを防止する役目をも果たす。
【0021】清掃体4を形成する各清掃フラップ41は、図4に示す如く、その巾寸法と垂直軸42の間隔寸法との関係及び相互の配置関係により、内側へは回動し得るが外側へは回動し得ないようになっている。この場合、清掃具基体3が停止されている際には、図4(a)に示す如く、両清掃体4の各清掃フラップ41は全て相互間が閉じた状態となり、該状態はバネ付勢されて保持される。又、図4(b)に示す如く、図面向かって右側へ清掃具基体3がスライド移動されている際には、移動後側となる左側の清掃体4aがボウル凹所1から遠い側に位置して、該清掃体4aの各清掃フラップ41はその相互間が閉塞されてカウンター2の上面に付着した水を掻き集める機能を果たし、移動先側となる右側の清掃体4bの各清掃フラップ41はその相互間が開放されてカウンター2の上面に付着した汚れを予備的に擦り取る機能のみを果たす。又、図4(c)に示す如く、図面向かって左側へ清掃具基体3がスライド移動されている際には、右側の清掃体4aが移動後側となり、左側の清掃体4bが移動先側となって、各清掃フラップ41は前記と逆に動作し前記と反対の機能を果たす。なお、この場合、各清掃フラップ41は前記バネ付勢による復帰力に抗して相互間が開くよう回動されるものであるが、バネ付勢されていなくても、図4(b)(c)に示す如く、清掃具基体3のスライド移動に伴って、各清掃フラップ41は動作機能し得るものである。
【0022】したがって、該実施形態の洗面カウンター清掃装置においては、清掃具基体3をカウンター2上でボウル凹所1へ向かってスライド移動させると、前後方向に長い清掃体4がカウンター2の上面に密接しながら摺動する。これによって、カウンター2の上面に付着したごみや埃等の汚れは水と共に掻き集められて同清掃体4の長手方向中程部分に集水され、ボウル凹所1内へと流水落下される。それ故に、この場合は、清掃具基体3を左右方向でスライド移動させるだけの簡単な作業で、カウンター2の上面に付着した汚れを水と共に清掃除去することができる。しかも、その際、清掃体4の湾曲に沿ってその長手方向中程部分へと汚水が集水されるので、該汚水はカウンター2の周縁から流水落下することなくボウル凹所1へとスムーズに流水案内されて、同カウンター2の周辺の床面を濡らしたり汚したりすることもない。
【0023】又、該実施形態の洗面カウンター清掃装置においては、清掃具基体3を往復してスライド移動させ、そのいずれの方向に移動されている際にも、カウンター2の上面に付着した汚れを水と共に清掃除去することができ、該清掃除去作業を効率良く行うことができる。すなわち、図4に示す如く、清掃具基体3には相反する側へ湾曲した二条の清掃体4a、4bが並べて垂設されており、清掃具基体3をボウル凹所1へ向かってスライド移動させている際、ボウル凹所1から遠い側にあって適切な湾曲となる一方の清掃体4aのみがカウンター2の上面に付着した水を掻き集める機能を果たし、ここで、他方の清掃体4bは不適切な湾曲となるが同機能を果たさないので、清掃具基体3をいずれの方向へ移動させている際にも、清掃除去作業が支障なく行われる。
【0024】更に、この場合、清掃体4を形成する各清掃フラップ41が、カウンター2の上面を密接摺動されることによって、清掃具基体3の移動先側となる際には隣接する相互間が開くように回動し、移動後側となる際には隣接する相互間が閉じるように回動するので、ボウル凹所1から遠い移動後側にあり適切な湾曲となる一方の清掃体4aが閉塞状態となってカウンター2の上面に付着した水を掻き集める機能を果たし、他方の清掃体4bは移動先側にあり不適切な湾曲となるが開放状態となって同機能を果たさず、それ故、清掃具基体3をいずれの方向へ移動させている際にも、清掃除去作業が支障なく行われる。しかも、その際、移動先側となる清掃体4bは開放状態となって水を掻き集める機能を果たすことはないが、この状態でも、同清掃体4bの各清掃フラップ41はカウンター2の上面を密接摺動するので、これにより、カウンター2の上面の汚れは予備的に擦り取られ、これが移動後側となる清掃体4aによって補充的に掻き集められ、清掃除去の作業効率は更に向上する。
【0025】更に、又、該実施形態の洗面カウンター清掃装置においては、カウンター2の後端縁上に立設されるバックガード部5の前面に吐水カラン6が付設され、該吐水カラン6の付設位置は清掃具基体3の後縦板部11の上端よりも高くなっているので、該清掃具基体3を同吐水カラン6に当たらないよう支障なくスライド移動させることができる。しかも、吐水カラン6はバックガード部5の前面に対し着脱自在となるよう付設されているので、該吐水カラン6の付設位置がボウル凹所1から離れているにも係わらず、同吐水カラン6をバックガード部5の前面から取り外してボウル凹所1上に移動させ、該ボウル凹所1上で使い勝手良く便利に使用することができる。
【0026】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の洗面カウンター清掃装置においては、清掃具基体を左右方向でスライド移動させる簡単な作業によってカウンターの上面に付着した汚れを水と共に清掃除去することができ、その際、汚水はカウンターの周縁から流水落下することなくボウル凹所へとスムーズに流水案内されて、同カウンターの周辺の床面を濡らしたり汚したりすることもない。
【0027】又、本発明の請求項2記載の洗面カウンター清掃装置においては、特に、清掃具基体を左右いずれの方向に移動させている際にも、カウンターの上面に付着した汚れを水と共に清掃除去することができ、該清掃除去作業を効率良く行うことができる。
【0028】又、本発明の請求項3記載の洗面カウンター清掃装置においては、特に、清掃体の各清掃フラップがカウンターの上面を密接摺動されることで、その隣接する相互間が閉塞状態となったり開放状態となったりするよう回動されて、清掃具基体をいずれの方向へ移動させている際にも、清掃除去作業は支障なく行われ、その際、移動先側となる清掃体によりカウンターの上面の汚れは予備的に擦り取られ、これが移動後側となる清掃体で補充的に掻き集められて、清掃除去の作業効率も更に向上する。
【0029】又、本発明の請求項4記載の洗面カウンター清掃装置においては、特に、カウンターのバックガード部の前面に付設される吐水カランに当たらないように、清掃具基体を支障なくスライド移動させることができ、しかも、同吐水カランをバックガード部から取り外してボウル凹所上に移動させ、該ボウル凹所上で使い勝手良く便利に使用することができる。
【出願人】 【識別番号】000005832
【氏名又は名称】松下電工株式会社
【出願日】 平成11年3月25日(1999.3.25)
【代理人】 【識別番号】100111556
【弁理士】
【氏名又は名称】安藤 淳二 (外3名)
【公開番号】 特開2000−271063(P2000−271063A)
【公開日】 平成12年10月3日(2000.10.3)
【出願番号】 特願平11−82310