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【発明の名称】 電気掃除機
【発明者】 【氏名】小池 利男

【要約】 【課題】以前とは形状の異なる新しい電気掃除機本体を購入した場合に、コストが嵩む収納箱ではなく、新しい電気掃除機本体に対応したコストの安い本体保持カバーを購入するだけで済み、しかも収納箱に取り付けた本体保持カバーに電気掃除機本体を載せた状態でも掃除ができるようにすること。

【解決手段】電気掃除機本体21と、電気掃除機本体21の一部及びその付属品を収納する上面開放の収納ケース22と、収納ケース22の上面開放部周縁に取り付けられ、電気掃除機本体21を支持する支持部31を有する枠状の本体保持カバー23とからなるものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電気掃除機本体と、電気掃除機本体の一部及びその付属品を収納する上面開放の収納ケースと、収納ケースの上面開放部周縁に取り付けられ、電気掃除機本体を支持する支持部を有する枠状の本体保持カバーとからなることを特徴とする電気掃除機。
【請求項2】 前記本体保持カバーの支持部の本体当接面に軟質部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
【請求項3】 前記本体保持カバーは前記収納ケースに着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
【請求項4】 前記本体保持カバーは前記収納ケースに回動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
【請求項5】 前記本体保持カバーの開放端部側は電気掃除機本体と係脱自在に係合するラッチレバー保持機構を有することを特徴とする請求項4記載の電気掃除機。
【請求項6】 前記本体保持カバーは両端部が該本体保持カバーに接続され、底部が電気掃除機本体の底面を保持する略U字状のブリッジ部材を有することを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
【請求項7】 前記本体保持カバー及び前記収納ケースの後端部側に、載置された電気掃除機本体の排気口と連通する接続口と、外部に連通する排気出口とを有する静音室を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
【請求項8】 前記静音室は吸音材を有することを特徴とする請求項7記載の電気掃除機。
【請求項9】 前記本体保持カバーはその前端部に前方壁を有し、該前方壁にホース収納用の略U字状の切欠を形成し、前記収納ケースにおける該切欠の対応位置にホース収納用の略U字状の切欠部を形成したことを請求項1記載の電気掃除機。
【請求項10】 電気掃除機本体と、電気掃除機本体の一部及びその付属品を収納する上面開放の収納ケースと、両端にそれぞれ電気掃除機本体を支持する水平の支持部を有し、底部で電気掃除機本体の底面を保持する断面略U字状の本体保持カバーとからなることを特徴とする電気掃除機。
【請求項11】 前記本体保持カバーの保持カバー部材の支持部及び底部の本体当接面に軟質部材を設けたことを特徴とする請求項10記載の電気掃除機。
【請求項12】 前記本体保持カバーは前記収納ケースに着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項10記載の電気掃除機。
【請求項13】 前記本体保持カバーは前記収納ケースに回動自在に取り付けられていることを特徴とする請求項10記載の電気掃除機。
【請求項14】 前記ブリッジ部材は電気掃除機本体の車輪を保持する係合保持部を有することを特徴とする請求項10記載の電気掃除機。
【請求項15】 電気掃除機本体と、電気掃除機本体の一部及びその付属品を収納する上面開放の収納ケースと、収納ケースの上部側縁にそれぞれ取り付けられる一対の本体保持カバー片とで構成される本体保持カバーとからなり、前記各本体保持カバー片は前記収納ケースの上部側縁を跨ぐように係合し、電気掃除機本体を支持する断面コ字状の保持カバー部材と、該保持カバー部材の内側端部から水平に張り出し、電気掃除機本体の底部を保持する底部保持部材とからなることを特徴とする電気掃除機。
【請求項16】 前記収納ケースの両側壁に略U字状のキャリーハンドルの端部をそれぞれ回動自在に取り付け、該キャリーハンドルの回動支点を前記本体保持カバーに電気掃除機本体が載置された状態における重心位置近傍に設けたことを特徴とする請求項1、10又は15のいずれか記載の電気掃除機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機、特に収納ケースに取り付けられ、電気掃除機本体を支持する本体保持カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図29は例えば特開昭58−121933号公報に開示されている従来の電気掃除機の構成を示す斜視図、図30は同電気掃除機の収納箱を示す斜視図、図31は同電気掃除機の収納箱の横断面図、図32は同電気掃除機の収納箱の底部の車輪取り付け状態を示す断面図である。図において、収納箱2の上部には、電気掃除機本体1が載っておりクランプ4により、着脱自在に係合している。クランプ4はバネ9を保持し、クランプ押さえ8、ネジ10で収納箱2に取り付けている。
【0003】クランプ4の下部の収納箱2の側壁16の中央には凹部3が設けてあり、また凹部3の上部には把手部5が設けてある。7は車輪であり、収納箱2の底部側壁に回動自在に取り付けられている。この車輪7はその中央に設けた回転軸7aにより収納箱2の底部側壁に形成された軸受穴2aと係合し、回転軸7aの先端の爪7bを軸受穴2aの縁に係止して抜けないようにしている。6は電気掃除機本体1に設けた係合突起(図示せず)と係合する係合穴で、クランプ4とで収納箱2を掃除機本体1に係合させている。
【0004】従来の電気掃除機は上記のように構成されており、例えば掃除を始める際は、まず押し入れ等から掃除機を引き出すが、この時把手部5に手を掛けて横に引くと、収納箱2の底面側壁に車輪7が設けてあるので、容易に引き出すことができる。次に、クランプ4を操作して、電気掃除機本体1と収納箱2とを分離し、収納箱2の中よりホース(図示せず)、伸縮延長管11、延長管12、床用吸口13を取り出して電気掃除機本体1に接続して掃除を行う。掃除終了後、各部品を外して収納箱2の中に収納するが、この際に収納箱2に設けた凹部3がガイドとなって、伸縮延長管11、延長管12を収納箱2も端部に自然に位置決めさせる。その後、床用吸口13、ホースを収納して掃除機本体1を上に載せ、もとの場所に納める。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電気掃除機では、電気掃除機本体1を載せる収納箱2は掃除機本体1の形状に合わせて形成されているため、電気掃除機本体1が故障等したりして機種が違う等により以前とは形状の異なる新しい電気掃除機本体1を購入した場合には、以前に使用していた収納箱2を使用することができず、新しい電気掃除機本体1に対応した収納箱も購入しなければならず、コストが嵩むという問題点があった。また、収納箱2の底部側壁に回動自在に取り付けられている車輪7は、その中央に設けた回転軸7aにより収納箱2の底部側壁に形成された軸受穴2aと係合し、回転軸7aの先端の爪7bを軸受穴2aの縁に係止して抜けないようにしているため、回転軸7aの先端の爪7bは収納箱2内に突出することになり、収納箱2内に収納された電気掃除機本体1のホース等が回転軸7aの爪7bに当たり、車輪7の回転が妨げられるという問題点もあった。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、以前とは形状の異なる新しい電気掃除機本体を購入した場合にも、コストが嵩む収納箱ではなく、新しい電気掃除機本体に対応したコストの安い本体保持カバーを購入するだけで済み、しかも収納箱に取り付けた本体保持カバーに電気掃除機本体を載せた状態でも掃除ができる電気掃除機を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る電気掃除機は、電気掃除機本体と、電気掃除機本体の一部及びその付属品を収納する上面開放の収納ケースと、収納ケースの上面開放部周縁に取り付けられ、電気掃除機本体を支持する支持部を有する枠状の本体保持カバーとからなるものである。
【0008】本発明の請求項2に係る電気掃除機は、前記本体保持カバーの支持部の本体当接面に軟質部材を設けたものである。
【0009】本発明の請求項3に係る電気掃除機は、前記本体保持カバーが前記収納ケースに着脱自在に取り付けられている。
【0010】本発明の請求項4に係る電気掃除機は、前記本体保持カバーが前記収納ケースに回動自在に取り付けられている。
【0011】本発明の請求項5に係る電気掃除機は、前記本体保持カバーの開放端部側が電気掃除機本体と係脱自在に係合するラッチレバー保持機構を有している。
【0012】本発明の請求項6に係る電気掃除機は、前記本体保持カバーが両端部が該本体保持カバーに接続され、底部が電気掃除機本体の底面を保持する略U字状のブリッジ部材を有している。
【0013】本発明の請求項7に係る電気掃除機は、前記本体保持カバー及び前記収納ケースの後端部側に、載置された電気掃除機本体の排気口と連通する接続口と、外部に連通する排気出口とを有する静音室を設けている。
【0014】本発明の請求項8に係る電気掃除機は、前記静音室は吸音材を有している。
【0015】本発明の請求項9に係る電気掃除機は、前記本体保持カバーがその前端部に前方壁を有し、該前方壁にホース収納用の略U字状の切欠を形成し、前記収納ケースにおける該切欠の対応位置にホース収納用の略U字状の切欠部を形成したものである。
【0016】本発明の請求項10に係る電気掃除機は、電気掃除機本体と、電気掃除機本体の一部及びその付属品を収納する上面開放の収納ケースと、両端にそれぞれ電気掃除機本体を支持する水平の支持部を有し、底部で電気掃除機本体の底面を保持する断面略U字状の本体保持カバーとからなるものである。
【0017】本発明の請求項11に係る電気掃除機は、前記本体保持カバーの保持カバー部材の支持部及び底部の本体当接面に軟質部材を設けたものである。
【0018】本発明の請求項12に係る電気掃除機は、前記本体保持カバーは前記収納ケースに着脱自在に取り付けられている。
【0019】本発明の請求項13に係る電気掃除機は、前記本体保持カバーが前記収納ケースに回動自在に取り付けられている。
【0020】本発明の請求項14に係る電気掃除機は、前記ブリッジ部材が電気掃除機本体の車輪を保持する係合保持部を有するものである。
【0021】本発明の請求項15に係る電気掃除機は、電気掃除機本体と、電気掃除機本体の一部及びその付属品を収納する上面開放の収納ケースと、収納ケースの上部側縁にそれぞれ取り付けられる一対の本体保持カバー片とで構成される本体保持カバーとからなり、前記各本体保持カバー片は前記収納ケースの上部側縁を跨ぐように係合し、電気掃除機本体を支持する断面コ字状の保持カバー部材と、該保持カバー部材の内側端部から水平に張り出し、電気掃除機本体の底部を保持する底部保持部材とからなるものである。
【0022】本発明の請求項16に係る電気掃除機は、前記収納ケースの両側壁に略U字状のキャリーハンドルの端部をそれぞれ回動自在に取り付け、該キャリーハンドルの回動支点を前記本体保持カバーに電気掃除機本体が載置された状態における重心位置近傍に設けたものである。
【0023】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1の電気掃除機の構成を示す正面図、図2は同電気掃除機のキャリーハンドルを回動させた状態を示す正面図、図3は同電気掃除機の収納ケースと本体保持カバーを示す分解斜視図である。図において、21は内部に送風機及びコードリール等(図示省略)を、外部に車輪を備えた電気掃除機本体、22は電気掃除機本体21の底部及びそのホース等の付属品を収納する上面開放の収納ケース、23は収納ケース22の上面開放部周縁に取り付けられる枠状の本体保持カバーである。24は電気掃除機本体21の前蓋、25は電気掃除機本体21の中央周縁部に位置する合成ゴムで作られたバンパー、26は電気掃除機本体21の前端部に設けられた差込口に差し込まれるホース差込部材、27はホース差込部材26に接続されたホース、28はホース27に手元操作部29を介して接続されたパイプ、30はパイプ28の先端に接続された床ブラシである。
【0024】31は枠状の本体保持カバー23の内側に電気掃除機本体21のバンパー25の内側と同形状に張り出して形成された支持部で、バンパー25の支持を介して電気掃除機本体21を支持するものである。32は本体保持カバー23の支持部31の本体当接面に設けられた例えばポリウレタンの軟質部材、34は本体保持カバー23の前端部に設けられた前方壁33を切り欠いて形成されたホース収納用の略U字状の切欠、36は本体保持カバー23の後端部に設けられた後方壁35に設けられた収納物案内アーム、37は本体保持カバー23の側面に設けられた4つの取付用穴である。38は収納ケース22の上面開放部周縁の側壁に設けられ、本体保持カバー23の取付穴36と嵌合する取付用突起、39は収納ケース22における本体保持カバー23のU字状の切欠34の対応位置に形成されたホース収納用の略U字状の切欠部である。
【0025】40は収納ケース2に取り付けられる略U字状のキャリーハンドルで、その両端の回動用取付穴41が収納ケース22の両側壁に設けられた回動用取付突起42に嵌合されて収納ケース22の両側壁に回動自在に取り付けられている。このキャリーハンドル40の回動支点は本体保持カバー23に電気掃除機本体21が載置された状態における重心位置に設けられている。43は収納ケース22の後方底部に設けられたパイプ収納部である。44は収納ケース22の後方低部の両側壁に設けられた車輪、45は収納ケース22の前方底部の底壁に設けられたキャスターである。46は収納ケース22の側壁に設けられ、キャリーハンドル40の回り止めである。
【0026】本発明の実施の形態1の電気掃除機は、収納ケース22の上面開放部周縁に支持部31を有する本体保持カバー23が載置され、本体保持カバー23の4つの取付用穴37が収納ケース22の4つの取付用突起38にそれぞれ嵌合されて、収納ケース22に本体保持カバー23が一体的に取り付けられている。また、収納ケース22から本体保持カバー23を取り外す時は、本体保持カバー23を外向きに開いて取付用穴37の収納ケース22の取付用突起38の嵌合を解除すれば、収納ケース22から本体保持カバー23を容易に取り外すことができる。従って、使用中に本体保持カバー23が壊れたときに別の新しい本体保持カバー23と交換するのが容易である。
【0027】このように、収納ケース22に本体保持カバー23が一体的に取り付けられている状態で、その本体保持カバー23に電気掃除本体21を載せると、電気掃除本体21のバンパー25が本体保持カバー23の支持部31に支持され、本体保持カバー23にバンパー25を介して電気掃除本体21が保持される。このとき、支持部31の本体当接面に軟質部材32が設けられているから、電気掃除本体21のバンパー25が傷つくことはない。また、収納ケース22に車輪44とキャスター45が設けられているから、収納ケース22に取り付けられた本体保持カバー23に電気掃除本体21が保持されている状態で、図1に示すように電気掃除本体1を動作させて掃除をすることができる。
【0028】さらに、本体保持カバー23にU字状の切欠34が設けられ、収納ケース22には本体保持カバー23の切欠33の対応位置にホース収納用の略U字状の切欠部39が設けられているから、収納ケース22に取り付けられた本体保持カバー23に電気掃除本体21が保持されている状態でも、これらの切欠34、切欠部39よりホース27等を収納ケース22に収納することができる。さらに、パイプ28や床ブラシ30は収納ケース22の後端部に設けられたパイプ収納部43に本体保持カバー23の収納物案内アーム36に案内支持させて収納することができるから、掃除後にコンパクトになり、収納ケース22には車輪44とキャスター45が付いているため、収納ケース22を走行させて押し入れにしまって置くことができる。また、収納ケース22に回動自在に取り付けられたキャリーハンドル40を持つことにより、収納ケース22に取り付けられた本体保持カバー23に電気掃除機本体21が保持されている状態で収納ケース22を持ち運ぶこともできる。このとき、キャリーハンドル40の回動支点は本体保持カバー23に電気掃除本体21が保持された状態における重心位置に設けられているから、安定した持ち運びが可能である。
【0029】以上のように、本発明の実施の形態1の電気掃除機は、電気掃除本体21が収納ケース22の上面開放部周縁に着脱自在に取り付けられた支持部31を有する枠状の本体保持カバー23に保持されるようにしているから、電気掃除機本体21が故障等したりして機種が違う以前とは形状の異なる新しい電気掃除機本体21を購入した場合には、新しい電気掃除機本体21の形状に対応した支持部31を有する収納ケース22よりはるかに小さい枠状の本体保持カバー23だけを交換するだけでよいから、金型費用の大きい収納ケース22は共用化でき、コストが安くて済み、省資源化も図れる。また、収納ケース22の上面開放部周縁に枠状の本体保持カバー23が覆う状態で取り付けられることにより、収納ケース22の上面開放部周縁の開きも防止される。
【0030】実施の形態2.図4は本発明の実施形態2の電気掃除機の構成を示す断面図、図5は同電気掃除機の収納ケースと本体保持カバーを示す分解斜視図である。図において、本発明の実施の形態1の電気掃除機と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。この実施の形態2の枠状の本体保持カバー23は両端部が本体保持カバー23の側部に接続され、底部が電気掃除本体21の底面を支持する略U字状のブリッジ部材48を有する。本体保持カバー23の側部に対するブリッジ部材48の両端部の取付位置は本体保持カバー23に電気掃除本体21が載置されたときにおける電気掃除本体21の重心位置にブリッジ部材48の底部がくるように設定されている。このブリッジ部材48の底部の本体当接面にも軟質部材32が設けられている。
【0031】また、収納ケース22の底部には複数のゴミ除去用穴49が設けられ、収納ケース22のパイプ収納部43の底部にもゴミ除去用穴49が設けられている。51は本体保持カバー23の前端部に設けられた前把手、52は本体保持カバー23の後端部に設けられた後把手である。収納ケース22の底部前方側は傾斜面53として形成されている。この実施の形態2の電気掃除機は枠状の本体保持カバー23が底部で電気掃除本体21の底面を支持する略U字状のブリッジ部材48を有するので、電気掃除機本体21のバンパー25を本体保持カバー23の支持部31で支持すると共にブリッジ部材48の底部で電気掃除機本体21の重心位置の底面を支持するため、電気掃除機本体21の保持が確実となる。なお、電気掃除機本体21をブリッジ部材48でのみ保持するようにしてもよい。また、収納ケース22の側縁部間は枠状の本体保持カバー23に設けられたブリッジ部材48で連結されることとなるため、収納ケース22の側縁部の開きが防止される。
【0032】さらに、収納ケース22の底部に複数のゴミ除去用穴49が設けられ、収納ケース22のパイプ収納部43の底部にもゴミ除去用穴49が設けられているから、収納ケース22内とパイプ収納部43内のゴミを除去することができ、さらに収納ケース22の金型成型の脱型時にゴミ除去用穴49があることによってヌケがよくなるものである。また、本体保持カバー23は前把手51と後把手52を有するから、これらの把手51、52を持つて本体保持カバー23を持ち運ぶことが容易であり、さらに収納ケース22への取り付けも容易となる。さらに、収納ケース22の底部前方側は傾斜面53として形成されているから、収納ケース22に取り付けられた本体保持カバー23に電気掃除機本体1が載置された状態で収納ケース22を移動させる場合に、敷居があっても容易に乗り越えることができる。
【0033】実施の形態3.図6は本発明の実施形態3の電気掃除機の構成を示す正面図、図7は同電気掃除機の収納ケースに本体保持カバーが取り付けられた状態を示す断面図、図8は同電気掃除機の収納ケースに対して本体保持カバーが回動された状態を示す断面図、図9は同電気掃除機の収納ケースに取り付けられた本体保持カバーの電気掃除機本体の支持状態を示す断面図である。図において、本発明の実施の形態1及び2の電気掃除機と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。この実施の形態3のブリッジ部材48を有する枠状の本体保持カバー23は収納ケース22の後端部上方に設けられた回動軸50に本体保持カバー23の後端部が回動自在に枢支されて取り付けられている。51は本体保持カバー23の前端部に設けられた前把手、52は本体保持カバー23の後端部に設けられた後把手である。収納ケース22の底部前方側は傾斜面53として形成されている。
【0034】この実施の形態3の電気掃除機は、収納ケース22に本体保持カバー23が回動自在に取り付けられているから、収納ケース22に対して本体保持カバー23を収納ケース22の上面を開放するように回動させることにより、収納ケース22への例えばホース27の出し入れが容易となった。また、本体保持カバー23の前端部に前把手51が設けられ、後端部に後把手52が設けられているため、これらの把手51、52を手に持って本体保持カバー23を簡単に回動させることができる。
【0035】図9に示す電気掃除機は実施の形態3の変形例ともいうべきもので、収納ケース22に対して後端部が回動自在に取り付けられた本体保持カバー23の前端部に設けたラッチレバー保持機構55で電気掃除機本体21を係脱自在に保持するようにしたものである。このラッチレバー保持機構55は、収納ケース22の前方端部上方外側に設けた係合突起56と、本体保持カバー23の前端部外側の垂下部に設けられ、係合突起56と係合する係合凹部57と、本体保持カバー23の前端部内側の垂下部に回転自在に設けられたラッチレバー58と、ラッチレバー58の上端側を電気掃除機本体21に向けて付勢するコイルスプリング59と、ラッチレバー58の上端側に設けられ、電気掃除機本体21の前端部に設けられた本体係合凹部61と係合するラッチ突起60とで構成されている。62は本体保持カバー23の前端部外側の垂下部から側方に張り出す着脱解除片である。
【0036】この実施の形態3の変形例の電気掃除機では、本体保持カバー23に電気掃除機本体21を載置しようとすると、電気掃除機本体21の底部がラッチレバー58の上端側をコイルスプリング59の付勢力に抗して本体保持カバー23側に回転させ、本体保持カバー23に電気掃除機本体21が載置されたときには今度はコイルスプリング59の付勢力によりラッチレバー58の上端側に設けられたラッチ突起60が電気掃除機本体21に向けて回転し、電気掃除機本体21の前端部に設けられた本体係合凹部61と係合し、コイルスプリング59の付勢力により係合状態が維持されて本体保持カバー23に対して電気掃除機本体21が外れないように保持される。従って、電気掃除機本体21を持つことにより、本体保持カバー23及び収納ケース23を一緒に移動することができる。
【0037】また、本体保持カバー23から電気掃除機本体21を取り外す場合は、ラッチレバー58の上端側をコイルスプリング59の付勢力に抗して本体保持カバー23側に回転させ、ラッチレバー58の上端側に設けられたラッチ突起60と電気掃除機本体21の前端部に設けられた本体係合凹部61との係合を解除した状態で電気掃除機本体21を上方に持ち上げれば簡単に本体保持カバー23から電気掃除機本体21を取り外すことができる。さらに、収納ケース22から本体保持カバー23を取り外す場合は、本体保持カバー23に設けられている着脱解除片62を上方に押し上げて収納ケース22の係合突起56と本体保持カバー23の係合凹部57との係合を解除すれば、本体保持カバー23を上方に持ち上げれることにより、簡単に収納ケース22から本体保持カバー23を取り外すことができる。
【0038】実施の形態4.図10は本発明の実施形態4に係る電気掃除機の構成を示す断面図、図11は同電気掃除機の構成を示す正面図である。図において、本発明の実施の形態1〜3の電気掃除機と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。この実施の形態4は本体保持カバー23及び収納ケース22の後端部側に、載置された電気掃除機本体21の排気口21cと連通する接続口92と外部に連通する排気出口93とを有する静音室91を設けたものである。
【0039】この静音室91は収納ケース22の後端壁22cと本体保持カバー23の後端部に連設された静音室用覆いカバー94とを組み合わせて構成されている。95は収納ケース22の後端底部に設けられ、静音室用覆いカバー94の下端を支持する覆いカバー支持部材、96は静音室用覆いカバー94の上端から静音室91内を垂下して静音室91内に略U字状の風路を形成する仕切板である。静音室91の接続口92は本体保持カバー23の後端上部に形成され、排気出口93は静音室用覆いカバー94の上部に複数の穴を設けて形成され、上方から下方にいくに従い穴径が小さくなっている。97は静音室91の接続口92の表面を覆うシール部材、98は静音室91の底部内に設けられたポリウレタンフォームの消音材である。
【0040】この実施の形態4では、本体保持カバー23及び収納ケース22の後端部側に静音室91を設けたから、本体保持カバー23に電気掃除機本体21が載置された場合に電気掃除機本体21の排気口21cが静音室91の接続口92と連通するため、収納ケース22に本体保持カバー23を介して電気掃除機本体21が搭載された状態で静音な清掃運転ができることとなる。また、静音室91の底部内に消音材が設けられているから、より静音化を図流ことができる。
【0041】実施の形態5.図12は本発明の実施形態5の電気掃除機の収納ケースと本体保持カバーを示す分解斜視図、図13は同電気掃除機の構成を示す断面図、図14は同電気掃除機の収納ケースに対して本体保持カバーを回動させた状態を示す断面図、図15は本発明の実施形態5の電気掃除機の第1の変形例の要部を示す構成図、図16は本発明の実施形態5の電気掃除機の第2の変形例の要部を示す斜視図、図17は同第2の変形例の要部を示す断面図である。図において、本発明の実施の形態1〜4の電気掃除機と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。この実施の形態5の電気掃除機の本体保持カバー63は、実施の形態1〜3の枠状の本体保持カバー23と異なり、両端にそれぞれ水平の支持部64を有し、全体として断面略U字状に形成されている。その本体保持カバー63は幅が収納ケース22の前端部と後端部間の寸法より大幅に小さい寸法に形成されている。
【0042】また、本体保持カバー63の水平の各支持部64の幅は収納ケース22の上部側縁の幅より稍大きく、その支持部64の端部には垂下する収納ケース開き防止用の補強部材65が設けられている。その各補強部材65の一端側に位置決めを兼ねた回動用穴66が設けられている。67は本体保持カバー63の底部両側にそれぞれ設けられた本体車輪収納穴である。この本体保持カバー63の底部と支持部の本体当接面に軟質部材32が設けられている。また、収納ケース22の側縁上方には、本体保持カバー63の回動用穴66に嵌合する回動用突起68が設けられている。43aは収納ケース22の後端部中央に設けられた予備紙袋収納室である。69は収納ケース22の上部側縁に設けられた回動用切欠、70は収納ケース22の底部に設けられた脚である。なお、39は収納ケース22に設けられたホース収納用の切欠、49は収納ケース22に設けられたゴミ除去用穴である。
【0043】この実施の形態5では、本体保持カバー63が断面略U字状で、幅が収納ケース22の前端部と後端部間の寸法より小さいから、小型で簡単な構成により、電気掃除機本体21を支持することができる。また、その本体保持カバー63がその回動用穴66を収納ケース22の回動用突起68に嵌合させて収納ケース22に回動自在に取り付けられているから、収納ケース22に対して本体保持カバー63を収納ケース22の上面を開放するように回動させることにより、収納ケース22への例えばホース27の出し入れが容易となった。しかも、この本体保持カバー63の幅は収納ケース22の前端部から後端部までの寸法より大幅に小さい寸法に形成されているから、より収納ケース22への例えばホース27の出し入れが容易である。なお、この実施の形態では収納ケース22の両側壁に回動用突起68を設けているが、一側壁だけに回動用突起68を設けても、本体保持カバー63を回動させることが可能である。
【0044】また、本体保持カバー23の底部両側にそれぞれ本体車輪収納穴67が設けられているから、本体保持カバー23の底部で電気掃除機本体21の重心部を支持したときに、電気掃除機本体21の車輪21aが本体車輪収納穴67に入り込み、電気掃除機本体21が前後左右に移動するのが防止される。さらに、収納ケース22の各側縁部にU字状の本体保持カバー63で収納ケース22の上部側縁の幅より稍大きい水平の支持部64とその支持部64から垂下する補強部材65とが係合し、収納ケース22の側縁部間はU字状の本体保持カバー63でブリッジ状態に連結されることとなるため、収納ケース22の側縁部の開きが防止される。
【0045】図15に示す本発明の実施の形態5の第1変形例は、U字状の本体保持カバー63の補強部材65に回動用長穴71を設け、収納ケース22の後端側に本体保持カバー63を回動可能にする傾斜面72を設けたものである。電気掃除機本体21を載置するときは図15の(a)に示すように回動用長穴71の右側に収納ケース22の回動用突起68がくるように本体保持カバー63を位置させておく。また、本体保持カバー63から電気掃除機本体21を取り去ったときには図13の(b)に示すように回動用長穴71の左側に収納ケース22の回動用突起68がくるように本体保持カバー63を位置させてから本体保持カバー63を回動させれば、収納ケース22の上面の開放面積が広がるため、ホースなどの付属品の出し入れが容易になる。
【0046】図16及び図17に示す本発明の実施の形態5の第2変形例は、U字状の本体保持カバー63の両側壁に内側から外側に張り出す本体車輪収納凹部73を設け、その本体車輪収納凹部72の外面に当接リブ74を設けたものである。また、U字状の本体保持カバー63の補強部材65に回動用穴66を設ければ、本体保持カバー63を収納ケース22に対して回動させることができるが、この変形例では本体保持カバー63の1つの補強部材65に係合穴75を設け、収納ケース22の一方の側縁上方に本体保持カバー63の係合穴75に係合する係合突起76を設け、本体保持カバー63を収納ケース22に着脱自在に取り付けられるようにしている。この第2変形例では、本体保持カバー23の底部で電気掃除機本体21の重心部を支持したときに、電気掃除機本体21の車輪21aが本体車輪収納凹部72に入り込み、電気掃除機本体21が前後左右に移動するのが防止される。
【0047】また、本体車輪収納凹部72の外面に当接リブ73を設けたから、収納ケース22の各側縁部にU字状の本体保持カバー63で収納ケース22の上部側縁の幅より稍大きい水平の支持部64とその支持部64から垂下する補強部材65とが係合したとき、当接リブ73が収納ケース22の上部側縁の内面に当接するため、本体保持カバー63の側壁と収納ケース22の上部側縁との間に隙間がなくなり、収納ケース22の側縁部間はU字状の本体保持カバー63でブリッジ状態に連結されることとなるため、収納ケース22の側縁部の開きが確実に防止されることとなる。
【0048】実施の形態6.図18は本発明の実施形態6に係る電気掃除機の構成を示す断面図、図19は同電気掃除機の収納ケースに本体保持カバーが取り付けられた状態を示す斜視図である。図において、本発明の実施の形態1〜5の電気掃除機と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。この実施の形態5の電気掃除機の本体保持カバー83は、実施の形態1〜4の枠状の本体保持カバー23やU字状の本体保持カバー63と異なり、収納ケースの上部側縁にそれぞれ取り付けられる一対の本体保持カバー片84とで構成されている。
【0049】各本体保持カバー片84は収納ケース22の上部側縁を跨ぐように係合し、電気掃除機本体21のバンパー25を支持する支持部85aを有する断面コ字状の保持カバー部材85と、保持カバー部材85の内側端部から水平に張り出し、電気掃除機本体21の底部を保持する底部保持部材86とで構成されている。その保持カバー部材85の外側壁には収納ケース22の上部側縁外面に設けられた支持突起22aに嵌合する穴87が設けられている。また、その本体底部保持部材86の先端中央には電気掃除機本体21の底部に設けられた凹部21dと係合する凸部88が設けられている。
【0050】この実施の形態6の本体保持カバー83は一対の本体保持カバー片84で構成されており、各本体保持カバー片84の断面コ字状の保持カバー部材85を収納ケース22の上部側縁を跨ぐように係合させて各本体保持カバー片84を収納ケース22に取り付ける。このとき、保持カバー部材85の穴87が収納ケース22の支持突起22aに嵌合して保持カバー部材85が収納ケース22に着脱自在に保持される。
【0051】この一対の本体保持カバー片84に電気掃除機本体21を載置させると、電気掃除機本体21のバンパー25は保持カバー部材85の支持部85aに支持され、電気掃除機本体21の底部はその凹部21aが底部保持部材86の凸部88に係合して底部保持部材86に保持される。この実施の形態6の本体保持カバー83は一対の本体保持カバー片84で構成されるという簡単な構成であり、製作コストは安価ており、しかも収納ケース22の幅方向の寸法に左右されないものである。なお、この実施の形態6では底部保持部材86の先端中央に凸部88が設けられているが、電気掃除機本体21の底部に凸部が設けられているときには凹部であってもよい。
【0052】実施の形態7.図20は本発明の実施形態7の電気掃除機の構成を示す断面図、図21は同電気掃除機の構成を示す正面図、図22は同電気掃除機の収納ケースと本体保持カバーを示す分解斜視図、図23は同電気掃除機の収納ケースのパイプ収納部に床ブラシを収納した状態を示す斜視図、図24は同電気掃除機の収納ケースのパイプ収納部に別の床ブラシを収納した状態を示す斜視図、図25は同電気掃除機の床ブラシとパイプを示す構成図、図26は同電気掃除機の床ブラシと回動させたパイプを示す構成図、図27は同電気掃除機の収納ケースに車輪を取り付けた状態を示す断面図、図28は同電気掃除機の収納ケースに車輪を取り付けた状態を底面から見た構成図である。
【0053】図において、21は内部に送風機及びコードリール等(図示省略)を、外部に車輪を備えた電気掃除機本体、22は電気掃除機本体21の底部及びそのホース等の付属品を収納する上面開放の収納ケース、23は収納ケース22の上面開放部周縁に取り付けられる枠状の本体保持カバーである。24は電気掃除機本体21の前蓋、25は電気掃除機本体21の周縁部に位置する合成ゴムで作られたバンパー、26は電気掃除機本体21の前端部に設けられた差込口に差し込まれるホース差込部材、27はホース差込部材26に接続されたホース、28はホース27に手元操作部29を介して接続されたパイプ、30はパイプ28の先端に接続された床ブラシである。
【0054】31は枠状の本体保持カバー23の内側に電気掃除機本体21のバンパー25の内側と同形状に張り出して形成された支持部で、バンパー25の支持を介して電気掃除機本体21を支持するものである。32は本体保持カバー23の支持部31の本体当接面に設けられた例えばポリウレタンの軟質部材、34は本体保持カバー23の前端部に設けられた前方壁33を切り欠いて形成されたホース収納用の略U字状の切欠、37は本体保持カバー23の側面に設けられた4つの取付用穴である。38は収納ケース22の上面開放部周縁の側壁に設けられ、本体保持カバー23の取付穴36と嵌合する取付用突起、39は収納ケース22における本体保持カバー23のU字状の切欠34の対応位置に形成されたホース収納用の略U字状の切欠部である。
【0055】40は収納ケース2に取り付けられる略U字状のキャリーハンドルで、その両端の回動用取付穴41が収納ケース22の両側壁に設けられた回動用取付突起42に嵌合されて収納ケース22の両側壁に回動自在に取り付けられている。このキャリーハンドル40の回動支点は本体保持カバー23に電気掃除機本体21が載置された状態における重心位置に設けられている。43は収納ケース22の後方底部にその底面から断面L字状の収納壁43aを延設して設けられた部品収納部である。43bは収納壁43aの底部に設けられたゴミ除去用穴である。44は収納ケース22の後方低部の両側壁に設けられた車輪、45は収納ケース22の前方底部の底壁に設けられたキャスターである。49は収納ケース22の底面に複数設けられたゴミ除去用穴、53は収納ケース22の底部に設けられた傾斜面である。
【0056】なお、この実施の形態1では、図27及び図28に示す如く、車輪44が収納ケース22に取り付けられている。収納ケース22の底部側壁の車輪取付位置に車輪44の略上半部分が入り込む凹陥部22eを成形し、その凹陥部22eに軸受部22fを設け、その軸受部22fに車輪44の回転軸44aを挿入し、回転軸44aに形成した爪44bを軸受部22fの孔壁内周に係合することにより、車輪44を収納ケース22に取り付けている。
【0057】本発明の実施の形態1の電気掃除機は、収納ケース22の上面開放部周縁に支持部31を有する本体保持カバー23が載置され、本体保持カバー23の4つの取付用穴37が収納ケース22の4つの取付用突起38にそれぞれ嵌合されて、収納ケース22に本体保持カバー23が一体的に取り付けられている。また、収納ケース22から本体保持カバー23を取り外す時は、本体保持カバー23を外向きに開いて取付用穴37の収納ケース22の取付用突起38の嵌合を解除すれば、収納ケース22から本体保持カバー23を容易に取り外すことができる。
【0058】このように、収納ケース22に本体保持カバー23が一体的に取り付けられている状態で、その本体保持カバー23に電気掃除本体21を載せると、電気掃除本体21のバンパー25が本体保持カバー23の支持部31に支持され、本体保持カバー23にバンパー25を介して電気掃除本体21が保持される。このとき、支持部31の本体当接面に軟質部材32が設けられているから、電気掃除本体21のバンパー25が傷つくことはない。また、収納ケース22に一体的に取り付けられている本体保持カバー23に電気掃除本体21が保持されている状態で、収納ケース22に車輪44とキャスター45が設けられているから、図21に示すように電気掃除本体1を動作させて掃除をすることができる。
【0059】また、電気掃除本体21を本体保持カバー23を介して搭載している収納ケース22を移動させる場合、収納ケース22の底部前方に傾斜面53を設けているから敷居を乗り上げて移動することができる。さらに、この実施の形態7では、車輪44を収納ケース22の底部側壁に成形した凹陥部22eに設けた軸受部22fに車輪44の回転軸44aを挿入し、回転軸44aの爪44bを軸受部22fの孔壁内周に係合することにより、車輪44を収納ケース22に取り付けているため、車輪44の回転軸44aが収納ケース22内に突出することはなく、収納ケース22内に収納されたホース等に車輪44の回転軸44aの爪44bが当たって車輪44の回転が妨げられることはなくなった。
【0060】さらに、本体保持カバー23にU字状の切欠34が設けられ、収納ケース22には本体保持カバー23の切欠33の対応位置にホース収納用の略U字状の切欠部39が設けられているから、収納ケース22に取り付けられた本体保持カバー23に電気掃除本体21が保持されている状態でも、これらの切欠34、切欠部39よりホース等を収納ケース22に収納することができる。さらに、収納ケース22に設けられた部品収納部43にパイプ28や床ブラシ30や予備紙袋等を収納することができるから、掃除後にコンパクトになり、収納ケース22には車輪44とキャスター45が付いているため、収納ケース22を走行させて押し入れにしまって置くことができる。
【0061】なお、この部品収納部43に収納される床ブラシ30には図23及び図24に示すようにエルボ30aを介してパイプ28が接続されている。そして、床ブラシ30に対してエルボ30aが上下動自在であり、そのエルボ30aに対してパイプ28が回転自在であるから、図26に示すように床ブラシ30の長手方向に対してパイプ28を平行にすることができる。従って、収納ケース22の部品収納部100に床ブラシ30を収納する場合、図23に示すように床ブラシ30の長手方向に対してパイプ28を平行にすることにより、部品収納効率が良好となる。なお、床ブラシ30に対してエルボ30aが上下動しないものは、図24に示すように床ブラシ30の長手方向に対してパイプ28が平行にならないため、パイプ28が部品収納部100を大きく占めることとなり、部品収納効率が悪い。
【0062】また、部品収納部43を構成する収納壁43aの底部にゴミ除去用穴43bが設けられているから、部品収納部43内のゴミを外部に排出することができる。さらに、収納ケース22の底部にも複数のゴミ除去用穴49が設けられているから、収納ケース22内のゴミを外部に排出することができる。また、収納ケース22に回動自在に取り付けられたキャリーハンドル40を持つことにより、収納ケース22と一体の本体保持カバー23に保持されている状態の電気掃除機本体21を持ち運ぶこともできる。このとき、キャリーハンドル40の回動支点は本体保持カバー23に電気掃除本体21が保持された状態における重心位置に設けられているから、安定した持ち運びが可能である。
【0063】さらに、本発明の実施の形態7の電気掃除機では、電気掃除本体21が収納ケース22の上面開放部周縁に着脱自在に取り付けられた支持部31を有する枠状の本体保持カバー23に保持されるようにしているから、電気掃除機本体21が故障等したりして機種が違う以前とは形状の異なる新しい電気掃除機本体21を購入した場合には、新しい電気掃除機本体21の形状に対応した支持部31を有する収納ケース22よりはるかに小さい枠状の本体保持カバー23だけを交換するだけでよいから、金型費用の大きい収納ケース22は共用化でき、コストが安くて済み、省資源化も図れる。また、収納ケース22の上面開放部周縁に枠状の本体保持カバー23が覆う状態で取り付けられることにより、収納ケース22の上面開放部周縁の開きも防止される。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1によれば、電気掃除本体が収納ケースの上面開放部周縁に取り付けられた支持部を有する枠状の本体保持カバーに保持されるようにしているので、電気掃除機本体が故障等したりして機種が違う以前とは形状の異なる新しい電気掃除機本体を購入した場合には、新しい電気掃除機本体の形状に対応した支持部を有する収納ケースよりはるかに小さい枠状の本体保持カバーだけを交換するだけでよいから、金型費用の大きい収納ケースは共用化でき、コストが安くて済み、省資源化も図れるという効果がある。
【0065】本発明の請求項2によれば、本体保持カバーの支持部の本体当接面に軟質部材を設けたので、本体保持カバーの支持部の本体当接面に電気掃除機本体を載置したときに、電気掃除機本体が傷付くことが防止されるという効果がある。
【0066】本発明の請求項3によれば、本体保持カバーは収納ケースに着脱自在に取り付けられているので、本体保持カバーが壊れたときに別の新しい本体保持カバーとの交換が容易に行えるという効果がある。
【0067】本発明の請求項4によれば、本体保持カバーは前記収納ケースに回動自在に取り付けられているので、収納ケースに対して本体保持カバーを収納ケースの上面を開放するように回動させることにより、収納ケースへの付属品の出し入れが容易になるという効果がある。
【0068】本発明の請求項5によれば、本体保持カバーの開放端部側は電気掃除機本体と係脱自在に係合するラッチレバー保持機構を有するので、そのラッチレバー保持機構が電気掃除器本体と係合したときには本体保持カバーに電気掃除器本体が保持され、電気掃除機本体を持つことにより、本体保持カバー及び収納ケースを一緒に移動することができるという効果がある。
【0069】本発明の請求項6によれば、本体保持カバーは両端部が該本体保持カバーに接続され、底部が電気掃除機本体の底面を保持する略U字状のブリッジ部材を有するので、電気掃除機本体の一部を本体保持カバーの支持部で支持するだけでなく、ブリッジ部材の底部で電気掃除機本体の重心位置の底面を支持することにより電気掃除機本体の保持が確実となる。
【0070】本発明の請求項7によれば、本体保持カバー及び収納ケースの後端部側に、載置された電気掃除機本体の排気口と連通する接続口と、外部に連通する排気出口とを有する静音室を設けたので、本体保持カバーに電気掃除機本体が載置された場合に電気掃除機本体の排気口が静音室の接続口と連通するため、収納ケースに本体保持カバーを介して電気掃除機本体が搭載された状態で静音な清掃運転ができるという効果がある。
【0071】本発明の請求項8によれば、静音室の底部内に消音材が設けられているので、より静音化が図れるという効果がある。
【0072】本発明の請求項9によれば、本体保持カバーはその前端部に前方壁を有し、該前方壁にホース収納用の略U字状の切欠を形成し、収納ケースにおける該切欠の対応位置にホース収納用の略U字状の切欠部を形成したので、収納ケースに取り付けられた本体保持カバーに電気掃除機本体が載置されている状態でも、収納ケースに対してこれら切欠、切欠部よりホース等の付属品の出し入れができるという効果がある。
【0073】本発明の請求項10によれば、本体保持カバーは両端にそれぞれ電気掃除機本体を支持する水平の支持部を有し、底部で電気掃除機本体の底面を保持する断面略U字状に形成されているので、略U字状という簡単な構成で電気掃除機本体を支持することができるという効果がある。
【0074】本発明の請求項11によれば、本体保持カバーの支持部及び底部の本体当接面に軟質部材を設けたので、本体保持カバーの支持部及び底部の本体当接面に電気掃除機本体を載置したときに、電気掃除機本体が傷付くことが防止されるという効果がある。
【0075】本発明の請求項12によれば、本体保持カバーは前記収納ケースに着脱自在に取り付けられているので、本体保持カバーが壊れたときに別の新しい本体保持カバーとの交換が容易に行えるという効果がある。
【0076】本発明の請求項13によれば、本体保持カバーは前記収納ケースに回動自在に取り付けられているので、収納ケースに対して本体保持カバーを収納ケースの上面を開放するように回動させることにより、収納ケースへの付属品の出し入れが容易になるという効果がある。
【0077】本発明の請求項14によれば、ブリッジ部材は電気掃除機本体の車輪を保持する係合保持部を有するので、ブリッジ部材に電気掃除機本体が載置されたときに、電気掃除機本体の車輪を係合保持部が保持するため、電気掃除機本体が左右前後に移動することが防止される。
【0078】本発明の請求項15によれば、本体保持カバーは収納ケースの上部側縁を跨ぐように係合し、電気掃除機本体を支持する断面コ字状の保持カバー部材と、該保持カバー部材の内側端部から水平に張り出し、電気掃除機本体の底部を保持する底部保持部材とからなる一対の本体保持カバー片からなるので、構成が簡単で製作コストが安価であり、しかも収納ケースの幅間隔には左右されないという効果がある。
【0079】本発明の請求項16によれば、収納ケースの両側壁に略U字状のキャリーハンドルの端部をそれぞれ回動自在に取り付けたので、キャリーハンドルを持つことにより、収納ケースに取り付けられた本体保持カバーに電気掃除機本体が保持されている状態で、収納ケースを持ち運ぶことができ、しかもキャリーハンドルの回動支点を本体保持カバーに電気掃除機本体が載置された状態における重心位置近傍に設けられているから、安定した持ち運びができるという効果がある。
【出願人】 【識別番号】000006013
【氏名又は名称】三菱電機株式会社
【識別番号】000176866
【氏名又は名称】三菱電機ホーム機器株式会社
【出願日】 平成11年3月19日(1999.3.19)
【代理人】 【識別番号】100061273
【弁理士】
【氏名又は名称】佐々木 宗治 (外3名)
【公開番号】 特開2000−262439(P2000−262439A)
【公開日】 平成12年9月26日(2000.9.26)
【出願番号】 特願平11−75238