| 【発明の名称】 |
据付型クリーナ |
| 【発明者】 |
【氏名】長谷川 太平
【氏名】高橋 豊
【氏名】岡崎 光宏
【氏名】小池 利男
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| 【要約】 |
【課題】室内で使用される操作部が軽くて使い勝手が良く、電動送風機を小型化でき、ゴミ詰まりを簡単に解消でき、通常のクリーナで用いられている集塵袋の使用が可能で、既存の住居への適用を可能ならしめるようにする。
【解決手段】吸気口22を有し集塵袋23を着脱自在に収納できる集塵室ケース24と、電動送風機25を内蔵した機械室ケース26と、からなる吸引装置21の、少なくとも集塵室ケース24を、部屋を仕切る壁28や床の区画に設けた開口29に取付けるようにする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 吸気口を有し集塵袋を着脱自在に収納できる集塵室ケースと、電動送風機を内蔵した機械室ケースと、からなる吸引装置の、少なくとも前記集塵室ケースを、部屋を仕切る壁や床の区画に設けた開口に取付けてなる据付型クリーナ。 【請求項2】 吸気口を有し集塵袋を着脱自在に収納できる集塵室ケースと、電動送風機を内蔵した機械室ケースと、からなる吸引装置の、少なくとも前記集塵室ケースを、その吸気口を室内に臨ませて箱形家具内に収容するとともに、該箱形家具内の一部に、集塵室ケースに接続して使用される吸気ユニットの部品収納部を設けてなる据付型クリーナ。 【請求項3】 集塵室ケースと機械室ケースとを配管で接続したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の据付型クリーナ。 【請求項4】 配管として可撓性ホースを用い、集塵室ケースを箱形家具内より引き出し可能としたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の据付型クリーナ。 【請求項5】 集塵室ケースと機械室ケースとの間に、複数の接続口を有する多岐体を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の据付型クリーナ。 【請求項6】 電動送風機からの排気管を、雨樋や下水用の配管に接続したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の据付型クリーナ。 【請求項7】 雨樋や下水用配管から排気管内への逆流を防止する逆止弁を設けたことを特徴とする請求項6記載の据付型クリーナ。 【請求項8】 排気風路内の圧力を検出するセンサを設けたことを特徴とする請求項6又は請求項7記載の据付型クリーナ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、部屋を仕切る壁や床の区画に設けた開口に、少なくとも室内側より集塵袋の交換が可能な集塵室ケースを取付けてなる据付型クリーナに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種の据付型クリーナとして、例えばセントラルクリーナを挙げることができる。このセントラルクリーナは、例えば建物の各部屋の床や壁に吸気口を設置するとともに、これら吸気口と一般的に1台設置の大型のクリーナ本体とを、床下や壁内に埋設した配管を介して連結し、各吸気口より吸塵される塵埃を遠方のクリーナ本体内に収納されている大型の集塵袋で捕集するようにしている。 【0003】また、従来の据付型クリーナの他の例として、例えば特開平6−292643号公報のものを挙げることができる。この従来例のものは、図18及び図19に示すように建物の屋外に面する壁1に凹所2を設け、この凹所2に電動送風機3を内蔵した本体4を設置し、室内で使用される吸気ユニット5の可撓性ホース6と本体4とを直結できるようにし、ノズル7より吸塵される塵埃を吸気ユニット5の手元操作部8と一体の集塵部9で捕集するようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸気口より吸塵される塵埃を遠方のクリーナ本体内に収納されている大型の集塵袋で捕集するようにしている前述の第1従来例(セントラルクリーナ)にあっては、室内で使用される操作部がノズルと、必要に応じて使用される延長管と、手元操作部を有する可撓性ホースとからなり、軽くて操作性が良いという利点を有するものの、以下のような問題が存在している。 ■新築の住居を対象としており、その設置にあたっては建物の建築進行状況にあわせて配管作業を順次進めるもので、費用が膨大でかつ既存の住居への適用は難しい。 ■床下配管に亀裂が生じた場合や、ゴミが詰まった場合、部屋の掃除が不可能になるばかりでなく、その発見や補修のために、床面を剥がして配管の点検掃除を行わなくてはならず、その費用が膨大でかつ原状に復するまでに時間を要する。 ■クリーナ本体内に収納されている集塵袋や電動送風機が大型で、製品がコスト高となるばかりでなく、ランニングコストも高く付く。 ■集塵袋が特殊なため、入手が困難である。 【0005】また、建物の屋外に面する壁1に設けた凹所2に電動送風機3を内蔵した本体4を設置し、室内で使用される吸気ユニット5の可撓性ホース6と本体4とを直結できるようにして、ノズル7より吸塵される塵埃を吸気ユニット5の手元操作部8と一体の集塵部9で捕集するようにしている前述の第2従来例にあっては、可撓性ホース6が接続される壁側吸気口11と本体4との間の配管が不要で、かつ基本的に単一吸気口対応型であるため、電動送風機3が小型のものですみ、ゴミが詰まった場合でも簡単に取り除くことができ、さらに既存の住居への適用が可能であるという利点を有するものの、図18に示すように吸気ユニット5が外形的に、スティックタイプあるいはハンディタイプのものにさらに可撓性ホース6が接続された形態となり、重くて使い勝手が悪いという難点があった。 【0006】本発明の技術的課題は、室内で使用される操作部が軽くて使い勝手が良く、電動送風機を小型化でき、ゴミ詰まりを簡単に解消でき、通常のクリーナで用いられている集塵袋の使用が可能で、既存の住居への適用を可能ならしめるようにすることにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明に係る据付型クリーナは、請求項1のように吸気口を有し集塵袋を着脱自在に収納できる集塵室ケースと、電動送風機を内蔵した機械室ケースと、からなる吸引装置の、少なくとも集塵室ケースを、部屋を仕切る壁や床の区画に設けた開口に取付けたものである。 【0008】また、本発明に係る据付型クリーナは、請求項2のように吸気口を有し集塵袋を着脱自在に収納できる集塵室ケースと、電動送風機を内蔵した機械室ケースと、からなる吸引装置の、少なくとも集塵室ケースを、その吸気口を室内に臨ませて箱形家具内に収容するとともに、この箱形家具内の一部に、集塵室ケースに接続して使用される吸気ユニットの部品収納部を設けたものである。 【0009】また、本発明に係る据付型クリーナは、請求項3のように集塵室ケースと機械室ケースとを配管で接続したものである。 【0010】また、本発明に係る据付型クリーナは、請求項4のように配管として可撓性ホースを用い、集塵室ケースを箱形家具内より引き出し可能としたものである。 【0011】また、本発明に係る据付型クリーナは、請求項5のように集塵室ケースと機械室ケースとの間に、複数の接続口を有する多岐体を設けたものである。 【0012】また、本発明に係る据付型クリーナは、請求項6のように電動送風機からの排気管を、雨樋や下水用の配管に接続したものである。 【0013】また、本発明に係る据付型クリーナは、請求項7のように雨樋や下水用配管から排気管内への逆流を防止する逆止弁を設けたものである。 【0014】また、本発明に係る据付型クリーナは、請求項8のように排気風路内の圧力を検出するセンサを設けたものである。 【0015】 【発明の実施の形態】実施形態1.以下、図示実施形態に基づき本発明を説明する。図1は本発明の請求項1に係る据付型クリーナの吸引装置と吸気ユニットとの接続状態を示す室内側の斜視図、図2はその屋外側よりみた斜視図、図3はその吸引装置の壁開口への据付状態を示す側面断面図、図4はその吸気口に吸気ユニットの可撓性ホースを連結した状態を示す側面断面図である。 【0016】この第1実施形態の据付型クリーナは、吸引装置21が、吸気口22を有し吸気口22側より集塵袋23を着脱自在に収納できる集塵室ケース24と、電動送風機25の送風機25aとモータ25bを内蔵した機械室ケース26とから構成され、各ケース24,26が複数のねじ27により一体化されて、部屋を仕切る壁28に設けた開口29の取付枠29aに、集塵室ケース24の吸気口22を室内に臨ませた状態で取付けられている。 【0017】これを更に詳述すると、集塵室ケース24は、フランジ31aを有する集塵袋収納部31と、吸気口22が設けられて集塵袋収納部31の前面開口を覆う化粧カバー32と、集塵袋23を交換可能にその厚紙からなる台紙部23aを保持して化粧カバー32とフランジ31a間に着脱自在に挾持された集塵袋取付部材33とから構成され、集塵袋収納部31のフランジ31aが複数のねじ34によって取付枠29aの室内側端面に固定されることで、開口29に取り付けられるようになっている。 【0018】化粧カバー32には、吸気ユニット35(図1)の可撓性ホース36の差込パイプ36aが差し込まれる吸気口22を開閉するキャップ37がヒンジ38により取り付けられている。キャップ37は、ヒンジ38部に設けた図示しないねじりばねによって常時時計方向(閉塞方向)に付勢されており、閉塞時にはキャップ37内に装着されているパッキン39によって、キャップ37と吸気口22間の隙間が密閉されるようになっている。また化粧カバー32には、周縁に筒部41が形成され、その一側に集塵袋収納部31側のL状突起42と係合可能な穴43が形成されているとともに、穴43と対向する側のカバー内面に、集塵袋収納部31側の係止部44と係合可能なフック45aを一端に有する揺動レバー45の長手中央部が枢着され、図示しないねじりばねによって常時反時計方向(係合方向)に付勢されている。さらに化粧カバー32の盤面には、揺動レバー45の他端すなわち解除操作部45bが貫通する長孔46が形成され、長孔46の一端面46aが揺動レバー45のねじりばねによる揺動を規制するストッパとして機能するようになっている。したがって、解除操作部45bを操作して揺動レバー45をヒンジ部を中心に図3の矢印方向(時計方向)に揺動させることで、集塵袋収納部31側の係止部44との係合を解除でき、次いで穴43とL状突起42との係合を解くことで、化粧カバー32を取り外すことができる。そして、集塵袋収納部31内より集塵袋取付部材33と共に集塵袋23を取り出して、集塵袋23を交換することができる。なお、吸気口22の内端面と集塵袋取付部材33との突き当て部も、シールリング47によって密閉されるようになっている。 【0019】集塵袋取付部材33は、フランジ48を有し、このフランジ48部が、化粧カバー32と集塵袋収納部31側のフランジ31a間にシールリング49を介して挟まれることで、密閉固定されるようになっている。 【0020】機械室ケース26は、その内部において送風機25aの前縁部が防振ゴムリング51aにより、さらにモータ25bの後端が防振ゴムキャップ51bにより、それぞれ支持されているとともに、モータ25bの周りに消音材52が配置され、稼働時の振動や騒音が外部に伝わるのを抑制できるようになっている。また機械室ケース26には、吸引空気の排気路となるスリット53が周方向複数個所に形成され、その外部を覆う防塵カバー54にも排気路となるスリット55が形成されている。防塵カバー54は、その開口端の周縁に設けたフランジ56が複数のねじ57によって取付枠29aの室外側端面に固定されている。従って、稼働時に吸気口22より吸引されて集塵袋23により塵埃から分離された空気は、集塵室ケース24との連通孔58より送風機25aを通り、機械室ケース26のスリット53から防塵カバー54内に流れ、スリット55から大気に放出される。 【0021】集塵室ケースに接続して使用される吸気ユニット35は、図1に示すように一端に吸気口22への差込パイプ36aが、また他端に手元操作部61が設けられた可撓性ホース36と、必要に応じて使用される延長管62と、吸い込みノズル63とから構成されている。なお、手元操作部61と図示しない電動送風機制御部との電気的接続は、周知の有線方式や無線方式のいずれも採用可能である。 【0022】この第1実施形態の据付型クリーナにおいて、室内を掃除するには、まず吸気口22を閉塞しているキャップ37(図3)を図4のように開けた状態にして、吸気口22に吸気ユニット35の可撓性ホース36の差込パイプ36aを差し込む。これにより、可撓性ホース36の手元操作部61と電動送風機制御部とが電気的に接続され、手元操作部61にて電動送風機25のモータ25bを制御することができる。 【0023】掃除中にノズル63より吸い込まれた塵埃は、集塵室ケース24内の集塵袋23部にて、空気と分離されて捕獲される。集塵袋23内が満杯になれば、吸気口22より可撓性ホース36の差込パイプ36aを抜き、次いで揺動レバー45の解除操作部45bを操作して係止部44との係合を解き、さらに穴43とL状突起42との係合を解いて、化粧カバー32を取り外した後、集塵室ケース24内より集塵袋取付部材33と共に集塵袋23を取り出す。その後、集塵袋取付部材33より満杯の集塵袋23を取り外し、新しい集塵袋23と交換し、前述と逆の手順により集塵袋取付部材33と共に新しい集塵袋23を集塵室ケース24内に納め、化粧カバー32を取り付ける。 【0024】このように、この第1実施形態の据付型クリーナにおいては、集塵室ケース24を部屋を仕切る壁28の開口29に取り付けるとともに、集塵袋23の交換を室内より行えるようにしているので、集塵室ケースに接続して使用される操作部すなわち吸気ユニット35の構成が、塵埃を輸送するだけの管体やホースのみからなり、シンプルとなって、軽く、使い勝手が向上する。 【0025】また、ゴミ詰まりが発生したとしても、詰まり部分は、本体側から分離構成された吸気ユニット35の延長管62や可撓性ホース36部分であるため、詰まったゴミの取り出しが容易である。更に貴重品を誤って吸引しても、室内より交換できる集塵袋23内に捕獲されるため、探索が容易である。 【0026】また、基本的に単一吸気口対応型であるため、電動送風機25が小型のものですみ、かつ通常のクリーナで用いられている集塵袋の使用が可能となり、ランニングコストを抑えることができる。 【0027】また、この本装置の取付けは、部屋を仕切る壁や床に開口を設けておく、あるいは後から開口をあけるだけですむため、既存の住居への適用が可能である。 【0028】実施形態2.図5は本発明の請求項1に係る据付型クリーナを床に設置した例を示す側面断面図であり、図中、前述の第1実施形態のものと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。 【0029】この第2実施形態の据付型クリーナは、床71に開口72を設け、開口72の上縁に複数のねじ73により取付枠74を取付け、取付枠74の上端に、複数のねじ34によって、集塵室ケース24の集塵袋収納部31のフランジ31aを固定するようにしたものである。それ以外の構成は前述の第1実施形態のものと同様である。 【0030】このように、床71の開口72を、取付枠74によって上方に延出させることにより、一般に床下高さの低いマンション等の住居にも本発明を適用することができる。 【0031】実施形態3.図6は本発明の請求項1,3に係る据付型クリーナを壁に設置した例を示す要部側面断面図であり、図中、前述の第1実施形態のものと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。なお、説明にあたっては図3を参照するものとする。 【0032】この第3実施形態の据付型クリーナは、吸引装置21の集塵室ケース24と機械室ケース26(図3)とを分離するとともに、部屋を仕切る壁28に設けた開口29の取付枠29aに、集塵室ケース24のみを複数のねじ34によって取付け、各ケース24,26間は配管81,82で接続するようにしたものである。 【0033】すなわち、集塵室ケース24には、その連通孔部に外嵌するエルボからなる配管81を介して配管82を接続し、機械室ケース26には配管82と同種の配管を直接接続することで各ケース24,26間を連結する。それ以外の構成は前述の第1実施形態のものと同様である。 【0034】このように、集塵室ケース24と機械室ケース26とを分離してこれらの間を配管81,82で接続することで、騒音発生源となる機械室ケース26を例えば寝室などから離れた位置に設置することができて、居住環境を向上させることができる。さらに壁28の厚みが薄い場合でも、装置の突出量を抑えることができて、意匠性を損なうことがない。 【0035】なお、このように集塵室ケース24と機械室ケース26とを分離しても、基本的に単一吸気口対応型であるため、電動送風機25は小型のものですみ、かつ通常のクリーナで用いられている集塵袋の使用が可能である。このため、ランニングコストを抑えることができる。 【0036】実施形態4.図7は本発明の請求項1,3に係る据付型クリーナを床に設置した例を示す要部側面断面図であり、図中、前述の第1及び第3実施形態のものと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。なお、ここでも説明にあたっては図3を参照するものとする。 【0037】この第4実施形態の据付型クリーナは、吸引装置21の集塵室ケース24と機械室ケース26(図3)とを分離するとともに、床71に設けた開口72の上縁に、複数のねじ34によって直接、集塵室ケース24のみを取付け、各ケース24,26間は配管81,82で接続するようにしたものである。それ以外の構成は前述の第1及び第3実施形態のものと同様である。 【0038】このように、集塵室ケース24と機械室ケース26とを分離してこれらの間を配管81,82で接続することで、騒音発生源となる機械室ケース26を例えば寝室などから離れた位置に設置することができて、居住環境を向上させることができる。さらに床上への装置突出量を抑えることができ、意匠性を向上させることができるとともに、床下高さの低い住居への適用が可能となる。 【0039】また、この場合も基本的に単一吸気口対応型であるため、電動送風機25は小型のものですみ、かつ通常のクリーナで用いられている集塵袋の使用が可能であり、ランニングコストを抑えることができる。 【0040】実施形態5.図8は本発明の請求項1,3に係る据付型クリーナを床に設置した他の例を示す要部側面断面図、図9はその集塵室ケースから化粧カバーを取り外した状態を示す要部側面断面図であり、各図中、前述の第1及び第4実施形態のものと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。なお、ここでも説明にあたっては図3を参照するものとする。 【0041】この第5実施形態の据付型クリーナは、吸引装置21の集塵室ケース24と機械室ケース26(図3)とを分離するとともに、集塵室ケース24の集塵袋収納部31のフランジ91を大きく張り出させて、このフランジ91部を、床71に設けた開口72の下縁に当接させた状態で複数のねじ34により固定することで、集塵室ケース24のみを取付け、かつ化粧カバー32の上面がほぼ床面と面一となるようにして、各ケース24,26間は配管81,82で接続するようにしたものである。それ以外の構成は前述の第1及び第3実施形態のものと同様である。 【0042】このように、集塵室ケース24を床71の開口72に裏側より取り付け、化粧カバー32を取り付けた状態ではその上面がほぼ床面と面一となるようにすることで、意匠性をさらに向上させることができる。また集塵室ケース24と機械室ケース26とを分離することで、騒音発生源となる機械室ケース26を例えば寝室などから離れた位置に設置することができて、居住環境を向上させることができる。 【0043】また、この場合も基本的に単一吸気口対応型であるため、電動送風機25は小型のものですみ、かつ通常のクリーナで用いられている集塵袋の使用が可能であり、ランニングコストを抑えることができる。 【0044】実施形態6.図10は本発明の請求項1,3,5に係る据付型クリーナの吸引装置と各集塵室ケースとの接続関係を概略的に示す側面図であり、図中、前述の第1及び第3実施形態のものと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。なお、ここでは説明にあたっては図1及び図3を参照するものとする。 【0045】この第6実施形態の据付型クリーナは、特定のA室のみに集塵室ケース24Aと機械室ケース26が結合された吸引装置21を取り付けるとともに、他のB室とC室には、それぞれ集塵室ケース24B,24Cのみを取り付け、各集塵室ケース24B,24CとA室設置の機械室ケース26とは、配管81,82と、多岐体101の接続口101a,101bを介して接続し、かつA室の集塵室ケース24Aも多岐体101の接続口101cを介して接続し、機械室ケース26内の電動送風機25を複数の部屋で共有できるようにして、セントラルクリーナの機能を持たせたものである。それ以外の構成は前述の第1及び第3実施形態のものと同様である。 【0046】この第6実施形態において、例えばA室で吸気ユニット35を使用している時は、B,C室では各集塵室ケース24B,24Cの吸気口22,22をそれぞれのキャップ37,37により閉塞する。この閉塞は、キャップ37のヒンジ38部のねじりばねによって自動的に行われるため、特別な操作は必要としない。 【0047】このように、単一吸気口に対応させて電動送風機25を駆動させるようにすることで、セントラルクリーナの機能を持たせながら電動送風機25を小型化することができ、かつ通常のクリーナで用いられている集塵袋の使用が可能となって、ランニングコストを抑えることができる。 【0048】実施形態7.図11は本発明の請求項1,3,5に係る据付型クリーナを流し台内の床に設置した例を示す要部側面断面図であり、図中、前述の第1及び第6実施形態のものと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。なお、ここでは説明にあたっては図1、図3、及び図10を参照するものとする。 【0049】この第7実施形態の据付型クリーナは、特定個所のみ設置する集塵室ケース24と機械室ケース26が多岐体101を介して結合された吸引装置21を流し台111内の床71の開口72に取り付けるとともに、他の室とは多岐体101から配管81,82により接続するようにしている。 【0050】これを更に詳述すると、吸引装置21は、機械室ケース26のフランジ112を床71の開口72の上縁に載せた状態で、複数のねじ113により床71に固定され、その上に多岐体101を介して集塵室ケース24が載置固定されている。多岐体101は、図の左方に取り出して示すように直方体の箱形からなり、その周側面に、他の室の集塵室ケースと接続するための接続口101a,101b,101dが形成されているとともに、中心部に上下に貫通する接続口101cが設けられ、接続口101cを介して上下の集塵室ケース24と機械室ケース26が連通接続されるようになっている。なお、使用されない(または増設用の)接続口は、キャップ114により閉塞するようになっている。それ以外の構成は前述の第1及び第3実施形態のものと同様である。 【0051】この第7実施形態のように、吸引装置21を流し台111内に配置することで、本体部を人目につかないところに設置することができ、かつ流し台111のドアにより稼働時の騒音を低減することができる。さらにセントラルクリーナの機能を持たせながら電動送風機25を小型化することができ、かつ通常のクリーナで用いられている集塵袋の使用が可能となって、ランニングコストを抑えることができる。 【0052】ところで、流し台111の周辺は常に湿度が高い状態におかれる。したがって、吸気口22を閉塞するキャップ37とその内部のパッキン39に、スリットなどにより僅かな隙間を設けて、他の室での吸気ユニット35の使用時に流し台111の周辺の換気を行えるようにしてもよい。 【0053】実施形態8.図12は本発明の請求項1,3,5,6,7に係る据付型クリーナを示す要部側面断面図であり、図中、前述の第1及び第7実施形態のものと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。なお、ここでも説明にあたっては図3及び図11を参照するものとする。 【0054】この第8実施形態の据付型クリーナは、流し台111内の床71の開口72に取り付けた吸引装置21の機械室ケース26に、吸引空気の排気路121を1箇所に集中して設け、この排気路121に排気管122の一端を接続するとともに、排気管122の他端を下水用の配管すなわち汚水配管123に接続し、さらに排気管122内に汚水配管123から排気路121内への逆流を防止する逆止弁124を設けたものである。なお、排気管122の他端を雨樋に接続してもよい。それ以外の構成は前述の第1及び第7実施形態のものと同様である。 【0055】この第8実施形態においては、吸引装置21を流し台111内に配置し、さらに電動送風機25からの排気を排気管122を通して汚水配管123に流すようにしているので、稼働時の騒音を一層低減することができる。さらに多岐体101により他の室の集塵室ケース24と接続できるようにしているので、セントラルクリーナの機能を持たせながら電動送風機25を小型化することができ、かつ通常のクリーナで用いられている集塵袋の使用が可能となって、ランニングコストを抑えることができる。また排気管122内に設けた逆止弁124により、汚水配管123から排気路121内への逆流を防止することができる。 【0056】実施形態9.図13は本発明の請求項1,3,5,6,7に係る据付型クリーナの他の例を示す配管の概略構成図であり、図中、前述の第1及び第8実施形態のものと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。なお、ここでは多岐体は省略し、かつ説明にあたっては図1、図3及び図12を参照するものとする。 【0057】この第9実施形態の据付型クリーナは、吸引装置21の機械室ケース26に接続した排気管122の他端を汚水配管123に連なるシンクの配管131のトラップ部131aよりも下流側に角度を付けて接続し、吸引空気の排気方向が配水方向となるように設定するとともに、排気管122と配管131との接続部に、配管131から排気管122内への逆流を防止する逆止弁124を設けたものである。なお、ここでも排気管122の他端を雨樋に角度を付けて接続してもよい。それ以外の構成は前述の第1及び第8実施形態のものと同様である。 【0058】この第9実施形態においては、吸引空気の排気方向が配水方向となるように排気管122をシンクの配管131に角度を付けて接続しているので、稼働時の騒音の低減効果に加え、排気によって配管131内の流れを促進することができ、配管131内の詰まりの発生をなくすることができるという利点がある。 【0059】実施形態10.図14は本発明の請求項1,3,5,6,7,8に係る据付型クリーナを示す配管の概略構成図であり、図中、前述の第1及び第9実施形態のものと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。なお、ここでも多岐体は省略し、かつ説明にあたっては図1、図3及び図12を参照するものとする。 【0060】この第10実施形態の据付型クリーナは、吸引装置21の機械室ケース26に接続した排気管122の他端を汚水配管123に連なるシンクの配管131のトラップ部131aよりも下流側に角度を付けて接続するとともに、その排気管122の先端122aを若干先細にして配管131内に進入させ、エジェクタ効果を得られるようにしている。さらに排気管122と配管131の内部に、それぞれ圧力センサ141,142を取り付けるとともに、汚水配管123を介して連通している洗面所の配管143のトラップ部143aよりも下流側にも圧力センサ144を取り付け、稼働中に各圧力センサ141,142,144の検出値が基準値を超えた場合には、電動送風機25のモータ25bを停止させるようになっている。 【0061】また、各圧力センサ141,142,144の圧力差や、圧力上昇過程の時間的ズレから詰まりがどの部分で発生しているかを検出して、吸引装置21側に設けたアラーム145により知らせるようになっている。 【0062】また、排気管122と機械室ケース26との接続部に、配管131から排気路内への逆流を防止する逆止弁124を設けたものである。それ以外の構成は前述の第1及び第9実施形態のものと同様である。 【0063】この第10実施形態においては、吸引空気の排気方向が配水方向となるように排気管122の先端を若干先細にして配管131内に進入させているので、稼働時の騒音の低減効果に加え、エジェクタ効果により配管131内の流れを一層促進することができ、配管131内の詰まりの発生をなくすることができる。 【0064】また、排気管122とシンクの配管131及び洗面所の配管143の内部に、それぞれ圧力センサ141,142,144を取り付けて、これらセンサの検出値が基準値を超えた場合に、電動送風機25のモータ25bを停止させるようにしているので、排気圧が上昇し過ぎてトラップ部131a,143aからシンクや洗面所に逆流するのを防止することができる。 【0065】また、各圧力センサ141,142,144の圧力差や、圧力上昇過程の時間的ズレから詰まりがどの部分で発生しているかを検出して、吸引装置21側に設けたアラーム145により知らせるようにしているので、表からは見えない配管詰まり個所を使用者が把握でき、迅速に対応することができる。 【0066】実施形態11.図15は本発明の請求項2,3,4に係る据付型クリーナを示す概略構成図であり、図中、前述の第1及び第7実施形態のものと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。 【0067】この第11実施形態の据付型クリーナは、吸引装置21の集塵室ケース24と機械室ケース26とを可撓性ホース、例えば屈曲伸縮自在の蛇腹ホース151により接続して、これら各ケース24,26を、箱形家具であるキッチンキャビネット(以下、キャビネットという)152内下部に収容するとともに、キャビネット152内の上部に、集塵室ケース24に接続して使用される吸気ユニット35の部品収納部153を設け、かつ集塵室ケース24と部品収納部153をキャビネット152内より引き出し可能に構成したものである。 【0068】これを更に詳述すると、キャビネット設置部の床71には開口72が設けられ、開口72に機械室ケース26が取り付けられている。キャビネット152は、その内部が上下に画成され、下の部屋155に、集塵室ケース24が収容され、その吸気口22を居住室内に臨ませて配置され、機械室ケース26との間を蛇腹ホース151により接続されている。集塵室ケース24は、安定性を考慮して直方体の箱からなり、上部が開口156し、開口156が蓋157によって開閉自在に密閉されるようになっているとともに、吸気口22内に図示しない集塵袋取付部材が固定設置され、さらに前面には吸気口22を開閉するだけの機能を有する化粧カバー32Aが設けられている。なお、化粧カバー32Aは分離型とせず、集塵室ケース24の前面にヒンジにより取り付けてもよく、またキャビネット152に下の部屋155の扉を設ける場合は、化粧カバー32Aに代えて吸気口22にキャップを取り付けるようにしてもよく、この場合のキャップも吸気口22周辺にヒンジにより取り付けるようにしてもよい。 【0069】上の部屋154には、部品収納部153が収容され、図示しないスライダ機構によって図中に想像線で示すようにスムーズに引き出せるようになっている。それ以外の構成は前述の第1及び第7実施形態のものと同様である。 【0070】この第11実施形態において、集塵袋23が満杯になった場合の交換は、図中に想像線で示すように、まずキャビネット152内より集塵室ケース24を引き出し、蓋157を開けて上部開口156を開放する。次いで、満杯になった集塵袋23を集塵袋取付部材より取り外して、新しい集塵袋と交換する。 【0071】部屋の掃除をする場合は、まず集塵室ケース24前面の化粧カバー32Aを取り外し、次いで部品収納部153を図中に想像線で示すように引き出し、可撓性ホース36を取り出してその差込パイプ36aを吸気口22へ連結する。そして可撓性ホース36に、必要な延長管やノズル63を接続し、手元操作部61にて電動送風機25のモータ25bを制御する。掃除が終われば、使用した吸気ユニット35の部品を部品収納部153内に収め、部品収納部153をキャビネット152内に押し込む。 【0072】このように、吸引装置21と吸気ユニット35の部品を全てキャビネット152内に収納することで、吸気ユニット35の片付けが容易となり、かつ稼働時の騒音を低減することができる。 【0073】また、吸引装置21の集塵室ケース24と機械室ケース26とを屈曲伸縮自在の蛇腹ホース151により接続することで、集塵室ケース24を引き回すことができ、設計的自由度が拡大し、かつ据付施工性が向上する。 【0074】また、装置の取付けは、キャビネット152内の一部にその収容空間を確保しておいて、キャビネット設置部の床71に開口72を設けるだけですみ、既存の住居への適用が容易である。 【0075】実施形態12.図16は本発明の請求項2,3,4,5に係る据付型クリーナを示す概略構成図であり、図中、前述の第1、第7及び第11実施形態のものと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。 【0076】この第12実施形態の据付型クリーナは、吸引装置21と吸気ユニット35の部品を全てキャビネット152内に収納するとともに、キャビネット152内に収容した吸引装置21の集塵室ケース24Aと機械室ケース26とを、多岐体101Aを介して蛇腹ホース151により接続し、他の室の集塵室ケース24Bとは多岐体101Aから配管82を介して接続するようにして、集塵室ケース24Aと上部の部品収納部153をいずれもキャビネット152内より引き出し可能に構成するとともに、機械室ケース26内の電動送風機25を複数の部屋で共有できるようにし、セントラルクリーナの機能を持たせたものである。それ以外の構成は前述の第1、第7及び第11実施形態のものと同様である。 【0077】この第12実施形態においても、例えばキッチンで吸気ユニット35を使用している時は、他の部屋では集塵室ケース24Bの吸気口22を図示しないキャップにより閉塞する。 【0078】このように、吸引装置21と吸気ユニット35の部品を全てキャビネット152内に収納するとともに、吸引装置21の集塵室ケース24Aと機械室ケース26とを多岐体101Aを介して屈曲伸縮自在の蛇腹ホース151により接続し、さらに多岐体101Aを介して他の室の集塵室ケース24Bとも接続し、単一吸気口に対応させて電動送風機25を駆動させるようにすることで、前述の第11実施形態で述べた効果、すなわち吸気ユニット35の片付けの容易性、騒音低減効果、設計的自由度の拡大し、据付施工性の向上効果に加え、セントラルクリーナの機能を持たせながら電動送風機25を小型化することができ、かつ通常のクリーナで用いられている集塵袋の使用が可能となって、ランニングコストを抑えることができるという利点が得られる。 【0079】実施形態13.図17は本発明の請求項2,3,4,5に係る据付型クリーナの他の例を示す概略構成図であり、図中、前述の第1、第7及び第12実施形態のものと同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。 【0080】この第13実施形態の据付型クリーナは、一対の集塵室ケース24A,24Bと機械室ケース26とを多岐体101Aを介して蛇腹ホース151A,151Bによりそれぞれ接続して、これら一対の集塵室ケース24A,24Bと機械室ケース26を箱形家具である両面開き式のキッチンカウンタ(以下、カウンタという)161内下部に収容するとともに、カウンタ161内の上部に、各集塵室ケース24A,24Bに接続して使用される吸気ユニット35の部品収納部153Aを設け、かつ各集塵室ケース24A,24Bと部品収納部153Aをいずれもカウンタ161内より引き出し可能に構成して、セントラルクリーナの機能を持たせたものである。 【0081】これを更に詳述すると、カウンタ161は、内部が上下に画成され、下の部屋163に、一対の集塵室ケース24A,24Bが収容されている。各集塵室ケース24A,24Bは、それぞれの吸気口22,22が、カウンタ161で仕切られているダイニングとキッチンにそれぞれ臨むように配置され、機械室ケース26との間を、多岐体101Aを介して蛇腹ホース151A,151Bによりそれぞれ接続されている。各集塵室ケース24A,24Bは、安定性を考慮していずれも直方体の箱からなり、上部が開口156A,156Bし、各開口156A,156Bが蓋157A,157Bによってそれぞれ開閉自在に密閉されるようになっているとともに、それぞれの吸気口22,22内に図示しない集塵袋取付部材が固定設置され、さらにそれぞれの前面に各吸気口22,22を開閉するだけの機能を有する化粧カバー32A,32Bが設けられている。なお、ここでも各化粧カバー32A,32Bを分離型とせず、各集塵室ケース24A,24Bの前面にヒンジによりそれぞれ取り付けてもよく、またカウンタ161に下の部屋163の両面に扉を設ける場合は、各化粧カバー32A,32Bに代えてそれぞれの吸気口22,22にキャップを取り付けるようにしてもよく、この場合のキャップも各吸気口22,22周辺にヒンジによりそれぞれ取り付けるようにしてもよい。 【0082】上の部屋162には、部品収納部153Aが収容され、図示しないスライダ機構によって図中に矢印で示すようにスムーズに引き出せるようになっている。それ以外の構成は前述の第1、第7及び第12実施形態のものと同様である。 【0083】この第13実施形態においても、例えばキッチンで吸気ユニット35を使用している時は、ダイニング側では集塵室ケースの吸気口22を図示しないキャップにより閉塞する。 【0084】このように、一対の集塵室ケース24A,24Bを有する吸引装置21と吸気ユニット35の部品を全てカウンタ161内に収納するとともに、吸引装置21の各集塵室ケース24A,24Bと機械室ケース26とを多岐体101Aを介して屈曲伸縮自在の蛇腹ホース151A,151Bによりそれぞれ接続し、単一吸気口に対応させて電動送風機25を駆動させるようにすることで、前述の第12実施形態で述べたと同様に、吸気ユニット35の片付けの容易性、騒音低減効果、設計的自由度の拡大し、据付施工性の向上効果、セントラルクリーナの機能を持たせながら電動送風機25を小型化できる効果、通常のクリーナで用いられている集塵袋の使用が可能となって、ランニングコストを抑えることができる効果が得られる。 【0085】 【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によれば、吸気口を有し集塵袋を着脱自在に収納できる集塵室ケースと、電動送風機を内蔵した機械室ケースと、からなる吸引装置の、少なくとも集塵室ケースを、部屋を仕切る壁や床の区画に設けた開口に取付けるようにしたので、以下の効果を得ることができた。 ■集塵室ケースに接続して使用される吸気ユニットの構成が、塵埃を輸送するだけの管体やホースのみからなり、シンプルとなって、軽く、使い勝手が向上する。 ■ゴミ詰まりが発生したとしても、詰まり部分は、本体側から分離構成された吸気ユニットの延長管や可撓性ホース部分であるため、詰まったゴミの取り出しが容易であるとともに、貴重品を誤って吸引しても、室内より交換できる集塵袋内に捕獲されるため、探索が容易である。 ■基本的に単一吸気口対応型であるため、電動送風機が小型のものですみ、かつ通常のクリーナで用いられている集塵袋の使用が可能となり、ランニングコストを抑えることができる。 ■装置の取付けは、部屋を仕切る壁や床に開口を設けておく、あるいは後から開口をあけるだけですむため、既存の住居への適用が可能である。 【0086】また、請求項2の発明によれば、吸気口を有し集塵袋を着脱自在に収納できる集塵室ケースと、電動送風機を内蔵した機械室ケースと、からなる吸引装置の、少なくとも集塵室ケースを、その吸気口を室内に臨ませて箱形家具内に収容するとともに、この箱形家具内の一部に、集塵室ケースに接続して使用される吸気ユニットの部品収納部を設けたので、前記■〜■と同様の効果に加え、装置の取付けは、箱形家具にその収容空間を確保しておくだけですみ、既存の住居への適用が容易であるとともに、吸気ユニットを人目につかない箱形家具内に収納して片付けることができる。 【0087】また、請求項3の発明によれば、集塵室ケースと機械室ケースとを配管で接続するようにしたので、騒音発生源となる機械室ケースを寝室などから離れた位置に設置することができて、居住環境を向上させることができるとともに、壁の厚みが薄い場合でも、装置の突出量を抑えることができて、意匠性を損なうことがない。 【0088】また、請求項4の発明によれば、配管として可撓性ホースを用い、集塵室ケースを箱形家具内より引き出し可能としたので、集塵室ケースを引き回すことができ、設計的自由度が拡大し、かつ据付施工性が向上する。 【0089】また、請求項5の発明によれば、集塵室ケースと機械室ケースとの間に、複数の接続口を有する多岐体を設けたので、セントラルクリーナの機能を持たせながら電動送風機を小型化することができる。 【0090】また、請求項6の発明によれば、電動送風機からの排気管を、雨樋や下水用の配管に接続したので、稼働時の騒音を一層低減することができる。 【0091】また、請求項7の発明によれば、雨樋や下水用配管から排気管内への逆流を防止する逆止弁を設けたので、雨樋や下水用配管から排気路内への逆流を防止することができる。 【0092】また、請求項8の発明によれば、排気風路内の圧力を検出するセンサを設けたので、排気圧が上昇し過ぎて接続配管内の配水が逆流するのを防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006013 【氏名又は名称】三菱電機株式会社 【識別番号】000176866 【氏名又は名称】三菱電機ホーム機器株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年2月10日(1999.2.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100061273 【弁理士】 【氏名又は名称】佐々木 宗治 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−229050(P2000−229050A) |
| 【公開日】 |
平成12年8月22日(2000.8.22) |
| 【出願番号】 |
特願平11−32165 |
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