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【発明の名称】 ビ―ルジョッキ洗浄ブラシ
【発明者】 【氏名】橋本 秀昭

【氏名】岩井 五雄

【要約】 【課題】ビールジョッキの内外を効率的に簡単で楽に洗浄でき、構成が簡単で製作が容易な洗浄ブラシを提供する。

【解決手段】U字状の把手2の両端に一対のブラシ本体3を平行に伸びるように結合して洗浄ブラシ1を構成する。把手2は金属管材4の中間部に扁平部4aを形成し、ここを湾曲させてU字状に形成し、これに合成樹脂製の柔軟なカバー5を被覆する。ブラシ本体3は、2本の金属線を心線6として、毛材7を挟んで撚り、毛材7を螺旋状に連続するように固定して構成する。ブラシ本体3は、相互の毛材7の先端部が接する間隔とする。心線6の基端部は管材4をかしめて固定する。心線6の先端部は、渦巻き状に湾曲させて毛材7がジョッキの内面に良好に接触するようにする。一方のブラシ本体3をジョッキの内部に挿入して、ジョッキの内外両側面を同時に洗浄できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ほぼU字状に湾曲する把手の両端に棒状のブラシ本体を取り付けて成り、前記ブラシ本体は、一対の金属心線の相互間に毛材を挟んで撚り、金属心線周りに螺旋状に毛材を配して成り、一対が互いに毛先を接触させる間隔で把手に取り付けられ、前記把手は、ステンレススチール製の管材を湾曲させて成り、湾曲部に圧搾成型による扁平部を有することを特徴とするビールジョッキ洗浄ブラシ。
【請求項2】 前記金属心線の先端部が、基端寄りの位置から把手の延伸面に対して一方へ直交方向に膨出し、これより先端側の位置で反対方向へ戻るように円弧状に湾曲して終結し、毛材がこれに沿って配置されていることを特徴とする請求項1に記載のビールジョッキ洗浄ブラシ。
【請求項3】 前記ブラシ本体の金属心線の基端部が、前記把手の両端に挿入され、かしめ止めされていることを特徴とする請求項1に記載のビールジョッキ洗浄ブラシ。
【請求項4】 前記ブラシ本体の金属心線の基端部が、前記把手の両端に着脱自在に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載のビールジョッキ洗浄ブラシ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビールジョッキを洗浄するためのブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビールジョッキの洗浄作業では、内側をブラシで洗い、外側はスポンジ等で洗っている。ブラシは、ジョッキのほぼ70mmの内径に対応するほぼ80mmの外径を有する1本のものである。このブラシは、毛足がほぼ40mmと比較的長いので、毛材の弾力が弱く、短時間で効率的にジョッキの洗浄を行うことができないし、ジョッキの外側面の洗浄作業には使用しにくいという問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、毛材に十分な弾力があり、短時間で効率的にジョッキの洗浄を行うことができ、ジョッキの外側面の洗浄作業にも使用できるビールジョッキ洗浄ブラシを提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため、本発明においては、ほぼU字状に湾曲する把手2の両端に棒状のブラシ本体3を取り付けてビールジョッキ洗浄ブラシ1を構成する。ブラシ本体3は、一対の金属心線6の相互間に毛材7を挟んで撚り、金属心線6周りに螺旋状に毛材7を配して成る。ブラシ本体3の一対が互いに毛先を接触させる間隔で把手2に取り付けられる。把手2は、ステンレススチール製の管材4を湾曲させて構成し、湾曲部に圧搾成型による扁平部4aを設ける。一対のブラシ本体3をジョッキ8内に挿入し、内側を洗浄する。一対のブラシ本体3を並べた幅寸法がジョッキ8の内径にほぼ対応する。ジョッキ8の内径が70mmとすれば、ブラシ本体の毛足の長さは20mm程度で、良好な弾力を保持する。一対のブラシ本体3間にジョッキ8の側壁を挟めば、ジョッキ8の側壁の内外を同時に洗浄できる。この場合、一対のブラシ本体3間に、把手2の扁平な湾曲部による良好な弾性をもってジョッキ8の側壁を挟み、効率的に洗浄することができる。把手2の素材である1本のステンレススチール製管材4の中央部を圧搾して扁平部4aを形成し、この扁平部4aを円弧状に屈曲させることで容易に把手2を形成できる。金属心線6の先端部を、基端寄りの位置から把手2の延伸面に対して一方へ直交方向に膨出させ、これより先端側の位置で反対方向へ戻るように円弧状に湾曲させて終結させれば、ブラシ1の先端部に放射状に毛材7が配置され、ジョッキ8の側壁の最下部付近から底部にわたる断面円弧状の部位を効率的に洗浄できる。ブラシ本体3の金属心線6の基端部を把手2の両端に挿入して、かしめ止めすることで容易に両者を結合できる。ブラシ本体3の金属心線6の基端部を把手2の両端に着脱自在に挿入するようにすれば、消耗品であるブラシ本体3を把手2と別個に交換することができて経済的である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面を参照して説明する。図1は洗浄ブラシの正面図、図2は側面図、図3は平面図、図4は底面図、図5は心線材の正面図、図6は心線材の側面図、図7は洗浄ブラシの使用状態の正面図、図8は洗浄ブラシの他の使用状態の正面図である。図1乃至図4において、洗浄ブラシ1は、U字状の把手2と、把手2の両端に結合してほぼ平行に棒状伸びた一対のブラシ本体3とを具備する。
【0006】把手2は、図6,図7に示すように、ステンレススチール製の管材4で構成される。直線状の管材4の中間部を圧搾して扁平部4aを形成し、この扁平部4aを円弧状に湾曲させてU字状に形成する。把手2の形成は容易である。扁平部4aにより、把手2を握ったときに、それの両端部の相互間を弾性的に拡大、縮小できる。管材4を合成樹脂製の柔軟なカバー5で被覆して把手2が構成される。
【0007】ブラシ本体3は、金属製の心線6の周りに毛材7を植設して構成されている。即ち、ブラシ本体3は、2本の心線材の相互間に毛材7を挟み、心線材を撚って構成される。毛材7は心線6の周りに螺旋状に連続した並びとなる。ほぼ平行なブラシ本体3,3の相互間隔は、互いの毛材7,7の先端部分が接し、あるいは重合する程度になっている。図5,図6に示すように、金属心線6の基端部は、把手2の両端の管状部に挿入され、かしめ止めされている。心線6の基端部は、把手2の両端の管状部に着脱自在に挿入するように構成することもできる。この場合、個別交換でき経済的である。金属心線6の先端部は、基端寄りの位置から把手2の延伸面に対して一方へ直交方向に膨出し、これより先端側の位置で反対方向へ戻るように円弧状に湾曲して終結している。
【0008】図8に示すように、一対のブラシ本体3をジョッキ8内に挿入し、内側を洗浄する。一対のブラシ本体3を並べた幅寸法がジョッキ8の内径にほぼ対応する。ジョッキの内径が70mmとすれば、ブラシ本体の毛足の長さは20mm程度とする。毛材7は洗浄のために良好な弾力を保持する。図9に示すように、一対のブラシ本体3,3間にジョッキ8の側壁を挟めば、ジョッキ8の側壁の内外を同時に洗浄できる。この場合、作業者が把手を握ると、把手2の扁平な湾曲部により、一対のブラシ本体3,3間に、ジョッキ8の側壁を挟む良好な弾力が付与され、効率的に洗浄できる。金属心線6の先端部の曲がりにより、ブラシ本体3の先端部に放射状に毛材7が配置され、ジョッキ8の側壁の最下部付近から底部にわたる断面円弧状の部位を効率的に洗浄できる。
【0009】
【発明の効果】以上のように、本発明においては、ほぼU字状に湾曲する把手2の両端に棒状のブラシ本体3を取り付けてビールジョッキ洗浄ブラシ1を構成し、ブラシ本体3は、一対の金属心線6の相互間に毛材7を挟んで撚り、金属心線6周りに螺旋状に毛材7を配して成り、ブラシ本体3の一対を互いに毛先を接触させる間隔で把手2に取り付け、把手2は、ステンレススチール製の管材4を湾曲させて構成し、湾曲部に圧搾成型による扁平部4aを設けるようにしたため、一対のブラシ本体3をジョッキ8内に挿入し、内側を洗浄すれば、毛材7が良好な弾力を保持して効率的に洗浄でき、一対のブラシ本体3,3間にジョッキ8の側壁を挟めば、扁平な湾曲部の良好な弾性でジョッキ8の側壁の内外を同時に効率的に洗浄できるという効果を有する。
【出願人】 【識別番号】594064998
【氏名又は名称】橋本 秀昭
【出願日】 平成11年1月14日(1999.1.14)
【代理人】 【識別番号】100078950
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 忠
【公開番号】 特開2000−201881(P2000−201881A)
【公開日】 平成12年7月25日(2000.7.25)
【出願番号】 特願平11−7847