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【発明の名称】 清掃用具
【発明者】 【氏名】宗 正雄

【要約】 【課題】製造容易であり、生産性が高く、安価に提供することができる清掃用具を提供する。

【解決手段】略長方形状の不織布(3)に対し該不織布の一方の縁(3a)より他方の縁(3b)の近傍に至る多数の平行な切り込み(5)を当該他方の縁に切り込みのない取付部(7)が残るようにして設けることにより清掃片(1)を形成し、該清掃片を該取付部により支持体(21)に多数枚取り付けたことを特徴とする清掃用具。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 略長方形状の不織布に対し該不織布の一方の縁より他方の縁の近傍に至る多数の略平行な切り込みを当該他方の縁に切り込みのない取付部が残るようにして設けることにより清掃片を形成し、該清掃片を該取付部により支持体に多数枚取り付けたことを特徴とする清掃用具。
【請求項2】 略長方形状の不織布に対し該不織布の相対向する二つの縁より該不織布の中央部の近傍に至る多数の略平行な切り込みを該中央部に切り込みのない取付部が残るようにして設けることにより清掃片を形成し、該清掃片を該取付部により支持体に多数枚取り付けたことを特徴とする清掃用具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は清掃用具に関するものであり、更に詳しくは、OA機器、家電製品、自動車、家具、ガラス製品等のホコリ除去、拭き取り等の清掃作業に用いられる清掃用具に係るものである。
【0002】
【従来の技術】このような清掃用具としては、多数本の短冊状織布又は紐状体を支持体に固定してなるハタキ、モップ等が従来より使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の清掃用具においては、織布又は紐を所定の長さに切り揃えて多数本の短冊状織布又は紐状体を形成し、これらの短冊状織布又は紐状体の端部をそれぞれ支持体に取り付けるようにしているため、製造作業が面倒であって生産性が悪く、製造コストが嵩むという問題がある。本発明は上記従来の清掃用具におけるこのような問題を解決しようとしてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明は下記の清掃用具を提供するものである。
【0005】(1)略長方形状の不織布に対し該不織布の一方の縁より他方の縁の近傍に至る多数の略平行な切り込みを当該他方の縁に切り込みのない取付部が残るようにして設けることにより清掃片を形成し、該清掃片を該取付部により支持体に多数枚取り付けたことを特徴とする清掃用具(請求項1)。
【0006】(2)略長方形状の不織布に対し該不織布の相対向する二つの縁より該不織布の中央部の近傍に至る多数の略平行な切り込みを該中央部に切り込みのない取付部が残るようにして設けることにより清掃片を形成し、該清掃片を該取付部により支持体に多数枚取り付けたことを特徴とする清掃用具(請求項2)。なお、特許請求の範囲を含む本明細書における「略平行な切り込み」は直線状の切り込みに限定されるものではなく、例えばジグザグ状等の切り込みをも含むものである(図3参照)。
【0007】
【作用】[請求項1の清掃用具]請求項1の清掃片においては、取付部の一側縁に多数の略短冊状部が連設された状態となる。換言すれば、多数の略短冊状部はその基部において取付部に連続している。従って、清掃片を支持体に取り付ける際には、清掃片の取付部を支持体に固定すればよく、略短冊状部を各別に支持体に固定する必要はない。故に、清掃用具の製造は極めて容易である。
【0008】請求項1の清掃用具は支持体に多数の不織布の略短冊状部が取付部を介して植設された状態となるものであり、OA機器、家電製品、自動車、家具、ガラス製品等のホコリ除去、拭き取り等の清掃作業に通常のハタキ、拭き具或いはモップと同様にして用いられる。不織布の略短冊状部は繊維のケバによりホコリを取り込む。また、不織布の略短冊状部は、織布と異なり切り口がほつれることがない。
【0009】[請求項2の清掃用具]請求項2の清掃片においては、取付部の両側縁に多数の略短冊状部が連設された状態となる。換言すれば、多数の略短冊状部はその基部において取付部に連続している。従って、清掃片を支持体に取り付ける際には、清掃片の取付部を支持体に固定すればよく、略短冊状部を各別に支持体に固定する必要はない。故に、清掃用具の製造は極めて容易である。
【0010】請求項1の清掃用具は支持体に多数の不織布の略短冊状部が取付部を介して植設された状態となるものであり、OA機器、家電製品、自動車、家具、ガラス製品等のホコリ除去、拭き取り等の清掃作業に通常のハタキ、拭き具或いはモップと同様にして用いられる。不織布の略短冊状部は繊維のケバによりホコリを取り込む。また、不織布の略短冊状部は、織布と異なり切り口がほつれることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付図面に従って説明する。符号1に示すものは清掃片である。清掃片1は略長方形状の不織布3に対し該不織布3の一方の縁3aより他方の縁3bの近傍に至る多数の略平行な切り込み5を当該他方の縁3bに切り込みのない取付部7が残るようにして設けることにより形成する。符号8に示すものは多数の略平行な切り込み5により形成された略短冊状部である。不織布3は好ましくは極細異形断面糸の不織布を用いる。極細異形断面糸の不織布3は好ましくは化学繊維よりなるものとし、一例としてポリプロピレン50%とポリエステル50%とよりなるものとする。極細異形断面糸の不織布3を用いた場合には、繊維中にホコリを取り込むためホコリ除去効果が大きく、拭き取り効果に優れており、ガラス面等の油膜を効果的に除去することができる。また、化学繊維を用いた極細異形断面糸の不織布3は静電気によりホコリを吸着する。
【0012】符号1’に示すものは上記清掃片1を複数枚重ねた状態で取付部7にて相互に縫着してなる清掃片である。符号9に示すものは縫着線である。
【0013】符号11に示すものは上記清掃片1の変形例である。この清掃片11は、略長方形状の不織布13に対し該不織布13の相対向する二つの縁13a、13bより該不織布13の中央部13cの近傍に至る多数の略平行な切り込み15を該中央部13cに切り込みのない取付部17が残るようにして設けることにより形成する。符号18に示すものは多数の略平行な切り込み5により形成された略短冊状部である。
【0014】符号11’に示すものは上記清掃片11を複数枚重ねた状態で取付部17にて相互に縫着してなる清掃片である。符号19に示すものは縫着線である。
【0015】上記清掃片1(11)を取付部7(17)により支持体21に多数枚取り付ける。支持体21は棒状体、台状体、板状体等その形状の如何を問わない。また、支持体21は合成樹脂、木、金属等その材料の如何をも問わない。清掃片1(11)を取付部7(17)により支持体21に多数枚取り付ける際には、一例として清掃片1(11)の取付部7(17)を支持体21に接着する。図5に示す事例においては、清掃片1(11)の取付部7(17)を棒状の支持体21に螺旋状に接着している。図7に示す事例においては、清掃片1(11)の取付部7(17)を楕円状の支持体21に渦巻き状に接着している。
【0016】なお、特許請求の範囲において、「該清掃片を該取付部により支持体に多数枚取り付ける」には、上記清掃片1(11)を取付部7(17)により支持体21に多数枚取り付ける場合の他、上記清掃片1’(11’)を取付部7(17)により支持体21に多数枚取り付ける場合も含まれることはいうまでもない。
【0017】
【発明の効果】[請求項1の清掃用具]請求項1の清掃片は、略長方形状の不織布に対し多数の略平行な切り込みを設けることにより、容易に製造される。この清掃片は取付部の一側縁に多数の略短冊状部が連設されてなるものであり、多数の略短冊状部はその基部において取付部に連続している。従って、清掃片を支持体に取り付ける際には、清掃片の取付部を支持体に固定すればよく、略短冊状部を各別に支持体に固定する必要はない。故に、清掃用具の製造は極めて容易であり、該清掃用具は生産性が高く、安価に提供することができる。
【0018】請求項1の清掃用具は支持体に多数の不織布の略短冊状部が取付部を介して植設された状態となるものであり、該略短冊状部の繊維のケバによりホコリを好ましく取り込む。また、不織布の略短冊状部は、織布と異なり切り口がほつれることがない。
【0019】[請求項2の清掃用具]請求項2の清掃片は取付部の両側縁に多数の略短冊状部が連設されてなるものであるが、請求項2の清掃用具は上記請求項1の清掃用具と同様の効果を発揮する。
【出願人】 【識別番号】592094368
【氏名又は名称】宗 正雄
【出願日】 平成11年1月19日(1999.1.19)
【代理人】 【識別番号】100082913
【弁理士】
【氏名又は名称】長野 光宏
【公開番号】 特開2000−201876(P2000−201876A)
【公開日】 平成12年7月25日(2000.7.25)
【出願番号】 特願平11−10473