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【発明の名称】 カ―ペット掃除機
【発明者】 【氏名】テリー エル ザフェラネック

【氏名】デビット ジェイ ボウル

【要約】 【課題】床と棚の上などの遠隔部とに、簡単にクリーニング流体を供給できるようにする。

【解決手段】掃除機は、床にクリーニング流体を散布する掃除機ハウジングに設けられている散布管74と、棚の上などの遠隔部にクリーニング流体を散布する付属用具に設けられている遠隔分配器438と、散布管74と遠隔分配器438とへのクリーニング流体の選択的供給を制御するための弁アッセンブリ340とを備えている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】カーペット掃除機であって、掃除機ハウジングと、前記掃除機ハウジングに取付けられ、クリーニング流体を貯蔵する供給タンクと、前記掃除機ハウジングに取付けられ、前記供給タンクと連通して、洗浄される床面に、前記クリーニング流体を選択的に散布するための散布器と、前記供給タンクと選択的に連通して、遠隔面に選択的に前記クリーニング流体を散布するためのクリーニング流体供給ホースを含む洗浄用付属用具と、前記掃除機ハウジングに取付けられ、前記供給タンク、前記散布器と流体連通し、かつ前記洗浄用付属用具のクリーニング流体供給ホースと選択的に連通して、該散布器と該付属用具の少なくとも一方に選択的に前記クリーニング流体を給送するための弁アセンブリと、を備えているカーペット掃除機。
【請求項2】請求項1に記載のカーペット掃除機において、前記弁アセンブリは、室を含む弁ハウジングと、前記室の壁に形成され、前記供給タンクと流体連通する吸込口と、前記室の壁に形成され、前記吸込口から間隔を隔て、かつ前記散布器と流体連通する第1吐出口と、前記室の壁に形成され、前記吸込口および前記第1吐出口から間隔を隔て、かつ前記付属用具の前記クリーニング流体供給ホースと流体連通する第2吐出口と、前記弁ハウジング内に配置され、前記散布器への前記クリーニング流体の給送を制御するために前記第1吐出口を選択的に密閉する第1吐出弁と、前記弁ハウジング内に配置され、前記付属用具の前記クリーニング流体供給ホースへの前記クリーニング流体の給送を制御するために第2吐出口を選択的に密閉する第2吐出弁と、を備えていることを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項3】請求項2に記載のカーペット掃除機において、前記第1吐出弁は、第1弁座と、該第1弁座と選択的に係合して前記第1吐出口を密閉する第1ポペットを含み、前記第2吐出弁は、第2弁座と、該第2弁座と選択的に係合して前記第2吐出口を密閉する第2ポペットを含む、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項4】請求項3に記載のカーペット掃除機において、前記弁アセンブリは、前記第1ポペットが前記第1弁座と係合する密閉位置に、該第1ポペットを位置させ、前記第2ポペットが前記第2弁座と係合する密閉位置に該第2ポペットを位置させる圧縮ばねを含んでいる、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項5】請求項3及び4のいずれか一項に記載のカーペット掃除機において、前記密閉位置と、前記吸込口と前記第1吐出口との間に流路が形成される開放位置との間で、前記第1ポペットを並進移動させるために、第1ポペットと選択的に係合するアクチュエータを含んでいる、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項6】請求項5に記載のカーペット掃除機において、前記アクチュエータは、バーを有し、掃除機が、前記バーを係合位置に移動させる力を選択的に該バーに加えるトリガを含んでいる、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項7】請求項6に記載のカーペット掃除機において、前記バーは、前記トリガを離脱位置に位置させるバイアスばねを含んでいる、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項8】請求項3から7のいずれか一項に記載のカーペット掃除機において、前記付属用具の前記クリーニング流体供給ホースと流体連通する継手アセンブリを更に含んでおり、前記継手アセンブリは、前記クリーニング流体供給ホースと前記第2吐出口とを選択的に連結、離脱し、該クリーニング流体供給ホースと該第2吐出口とが連結されると、該第2吐出弁を開放するように構成されている、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項9】請求項8に記載のカーペット掃除機において、前記第2ポペットは、前記第2吐出口と流体連通するバルブステム通路内に慴動可能に受容されたバルブステムを含んでおり、前記バルブステムは、前記第2吐出口と流体連通する中ぐりおよびアパーチャを設けており、該バルブステムは、選択的に第1位置で前記第2吐出口を密閉し、第2位置で前記室と前記吐出口とを流体連通させる請求項8に記載のカーペット掃除機。
【請求項10】請求項1から9のいずれか一項に記載のカーペット掃除機において、加圧された状態で前記クリーニング流体を前記付属用具へと選択的に供給するクリーニング流体供給ポンプを含んでおり、前記クリーニング流体供給ポンプは、前記付属用具の前記クリーニング流体供給ホースと前記弁アセンブリとの間に流体連結されている、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項11】請求項10に記載のカーペット掃除機において、前記掃除機ハウジングに取付けられた回収タンクを備え、前記回収タンクは吸込スロットが設けられ、前記クリーニング流体供給ポンプは、前記吸込スロット上に選択的に取付け、取り外しするように構成されたポンプ・ハウジング内に格納され、前記ポンプ・ハウジングは、吸込管を設け、前記吸込スロットは、前記吸込管の第1端を受容するように構成されており、前記吸込管の第2端は、付属用具の吸引ホースを選択的に受容するポンプ・ハウジングの開口部と流体連通する、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項12】請求項11に記載のカーペット掃除機において、前記ポンプ・ハウジングが前記回収タンク上に取付けられると、前記吸引ノズルの吸込スロットと前記回収タンクとの間に流路を閉鎖する壁を含んでいる、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項13】請求項1から9のいずれか一項に記載のカーペット掃除機において、前記クリーニング流体を加圧された状態で、選択的に前記付属用具と前記散布器の一方に供給するためのクリーニング流体供給ポンプを含んでおり、前記クリーニング流体供給ポンプは、前記供給タンクと前記弁アセンブリとの間に流体連結されている、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項14】請求項1から13のいずれか一項に記載のカーペット掃除機において、洗浄される床面上で前記掃除機ハウジングを移動させるために、該掃除機ハウジングに取付けられた車輪を含んでいる、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項15】請求項1から14のいずれか一項に記載のカーペット掃除機において、前記供給タンクは、流体逃がし弁を含み、前記流体逃がし弁は、前記供給タンクの壁を密閉し、かつ前記供給タンクが前記弁アセンブリと流体連結されると、該弁アクチュエータを選択的に密閉するグロメットを含んでいる、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項16】カーペット掃除機であって、掃除機ハウジングと、前記掃除機ハウジングに取付けられ、クリーニング流体を溜めるための供給タンクと、前記掃除機ハウジングに取付けられ、洗浄される床面に前記クリーニング流体を散布するための散布管と、前記掃除機ハウジング上に配置され、前記散布管と前記供給タンクとを連通させる第1流体管路と、前記掃除機ハウジングに取付けられ、前記第1流体管路と連通して、前記散布管への前記クリーニング流体の給送を制御する弁アセンブリと、前記弁アセンブリに選択的に連結され、前記クリーニング流体を床上面に散布するための洗浄用付属用具と、前記洗浄用付属用具に連結され、該洗浄用付属用具へのクリーニング流体の給送を制御する前記弁アセンブリと連通するための第2流体管路と、前記第1流体管路と前記第2流体管路の少なくとも一方と連通し、前記掃除機ハウジングと前記洗浄用付属用具の一方の上に取付けられ、該洗浄用付属用具に給送されるクリーニング流体を加圧するためのポンプと、を備えているカーペット掃除機。
【請求項17】請求項16に記載のカーペット掃除機において、前記弁アセンブリは、室を含む弁ハウジングと、前記室の壁に形成された吸込口と、前記室の壁に形成され、前記吸込口から間隔を隔てた第1吐出口と、前記室の壁に形成され、前記吸込口および前記第1吐出口から間隔を隔てた第2吐出口と、前記室内に配置され、前記第1吐出口を選択的に閉鎖するための第1ポペット弁と、前記室内に配置され、前記第2吐出口を選択的に閉鎖するための第2ポペット弁と、を備えていることを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項18】前記第1と第2のポペット弁を閉鎖位置に位置させるためのバイアス部材を備えている、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項19】請求項18に記載のカーペット掃除機において、前記第1ポペット弁を閉鎖位置から開放位置へと位置させるための開放部材を備えている、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項20】請求項19に記載のカーペット掃除機において、前記開放部材は、作動棒を含む、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項21】請求項17に記載のカーペット掃除機において、前記第2流体管路と前記弁アセンブリとの間に選択的に連結された急速連結継手を含んでおり、前記急速連結継手が連結されると、前記第2ポペット弁は閉鎖位置と開放位置との間で並進移動する、ことを特徴とするカーペット掃除機。
【請求項22】床掃除機であって、ベース・ハウジングと、第1と第2の吐出口の少なくとも選択された一方を通してクリーニング流体を選択的に供給するための弁アセンブリとを備え、前記弁アセンブリは、第1位置で第1吐出口を選択的に密閉し、第2位置で第1吐出口を開放して第1吐出口から液体を給送する第1吐出弁と、第1位置で第2吐出口を選択的に密閉し、第2位置で第2吐出口を開放して第2吐出口から液体を給送する第2吐出弁と、有し、さらに、ベース・ハウジングに取付けられ、前記第1吐出口と流体連通し、前記クリーニング流体を床面に散布するための第1散布器と、前記弁アセンブリに選択的に連結可能であり、該弁アセンブリに連結されると、前記第2吐出口と流体連通する遠隔面にクリーニング流体を散布するための第2散布器を含む取付け用具と、を備えている床掃除機。
【請求項23】請求項22に記載の床掃除機において、前記弁アセンブリは、前記第1吐出弁をその第1位置に位置させ、第2吐出弁をその第1位置に位置させる圧縮ばねを備えている、ことを特徴とする床掃除機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーペット掃除機及び床掃除機に関し、特に、クリーング流体を使用して、床、家具、階段等の床上面等を洗浄するもの関する。
【0002】
【従来の技術】床面に洗浄液を散布し、その後で汚れた液体を表面から回収する種類のカーペット掃除機は産業用、および家庭用の据付け品の双方のカーペット敷およびフローリングの床の洗浄に広く使用されている。一般に、真空ポンプのような真空源が掃除機のベース部分に取付けられ、これが床面の近傍のノズルに真空を供給する。クリーニング液供給タンクから床散布器にクリーニング液を給送するために、トリガまたはその他の作動機構が作動される。家具や階段の洗浄のような床上の洗浄用には、遠隔洗浄液散布器および吸引ノズルを有する付属用具が掃除機に連結される場合が多い。クリーニング液と真空の供給が床に取付けられた吸引ノズルから付属品に再送されるように、上記の付属用具を供給タンクと真空源とに容易に連結できることが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のカーペット掃除機では、複雑な一連の連結を行う必要がある場合が多い。従来のカーペット掃除機は、このプロセスで幾つかの弁を使用しており、掃除機のコストと、掃除機に占めるスペースが増大する。
【0004】従って、届き難い領域にアクセスするために遠隔付属用具を連結し易く、付属用具と床に選択的に洗浄液を供給できるような新規かつ改良形のカーペット掃除機を提供することが望ましいと考えられてきた。
【0005】本発明は、前述の、およびその他の問題点を解消し、同時により良好で有利な結果が得られる新規かつ改良形のカーペット掃除機及び床掃除機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によるカーペット掃除機は、掃除機ハウジングを含んでいる。掃除機ハウジングにはクリーニング流体を貯蔵し、かつ供給するための供給タンクが取付けられている。掃除機には散布器が取付けられ、これは洗浄される床面に洗浄液を選択的に散布するために供給タンクと連通されている。洗浄用付属用具は、遠隔面にクリーニング流体を選択的に散布するために供給タンクと選択的に連通されるクリーニング流体供給ホースを含んでいる。弁アセンブリが掃除機ハウジングに取付けられ、供給タンクおよび散布器と流体連通され、かつ散布器および付属用具の少なくとも一方に選択的にクリーニング流体を給送するために洗浄用付属用具のクリーニング流体供給ホースと選択的に連通される。
【0007】この発明のより限定された側面では、弁アセンブリは室を有する弁ハウジングを含んでいる。供給タンクと流体連通する吸込口と、散布器およびクリーニング流体供給ホースと流体連通する、間隔を隔てた第1と第2の吐出口とはそれぞれ室の壁に形成されている。第1と第2の吐出口は弁ハウジング内に配設されており、散布器および付属用具のクリーニング流体供給ホースのそれぞれへのクリーニング流体の給送を制御するために第1と第2の吐出口を選択的に密閉する。
【0008】この発明の更に限定された側面では、弁アセンブリは、更に、第1ポペットが第1弁座と係合する密閉位置に第1ポペットを位置させ、第2ポペットが第2弁座と係合して第1と第2の吐出弁をそれぞれ閉鎖する密閉位置に第2ポペットを位置させる圧縮ばねを含んでいる。トリガ作動式の作動棒のようなアクチュエータは、第1ポペットを密閉位置と、吸込口と第1吐出口との間に流路が形成される開放位置との間で並進移動させるために第1ポペットと選択的に係合する。第2ポペットは、好適には第2吐出口と流体連通するバルブステム通路内に慴動可能に受容されたバルブステムを含んでおり、バルブステムは第2吐出口と流体連通する中ぐりおよびアパーチャを設けている。バルブステムは選択的に第1位置で第2吐出口を密閉し、第2位置で室と吐出口とを流体連通させる。
【0009】この発明の別の、より限定された側面では、付属用具のクリーニング流体供給ホースと流体連通する継手アセンブリは、クリーニング流体供給ホースと第2吐出口とを選択的に連結、離脱する。継手アセンブリはクリーニング流体供給ホースと第2吐出口とが連結されると第2吐出弁を開放するように構成されている。
【0010】別の限定された側面では、クリーニング流体供給ポンプは加圧された状態でクリーニング流体を付属用具へと選択的に供給する。クリーニング流体供給ポンプは付属用具のクリーニング流体供給ホースと弁アセンブリとの間に、または供給タンクと弁アセンブリとの間に流体連結されている。ポンプは回収タンクの吸込スロット上に選択的に取付け、取り外しするように構成されたポンプ・ハウジング内に格納されている。吸込口は吸引ノズル口と、回収タンクの上方に取付けられるポンプ・ハウジングとの間の液体流路を密閉する壁を含んでいる。
【0011】別の限定された側面では、掃除機はクリーニング流体を加圧された状態で選択的に付属用具と散布器の一方に供給するための、供給タンクと弁アセンブリとの間に流体連結されているクリーニング流体ポンプを含んでいる。
【0012】本発明の他の態様によるカーペット掃除機は、掃除機ハウジングと、掃除機ハウジングに取付けられ、クリーニング流体を溜めるためのクリーニング流体供給タンクと、掃除機ハウジングに取付けられ、クリーニング流体を洗浄される床面に散布するための散布管とを含んでいる。第1流体管路が掃除機ハウジング上に配置され、散布管を供給タンクと連通させる。弁アセンブリが掃除機ハウジングに取付けられ、散布管へのクリーニング流体の給送を制御するために第1流体管路と連通している。床上面にクリーニング流体を散布するために洗浄用付属用具が選択的に弁アセンブリに連結される。弁アセンブリと連通させるために第2流体管路が洗浄用付属用具に連結される。弁アセンブリは洗浄用付属用具へのクリーニング流体の給送を制御する。洗浄用付属用具に給送されるクリーニング流体を加圧するためのポンプが第1流体管路と第2流体管路の少なくとも一方と連通される。ポンプは掃除機ハウジングと洗浄用付属用具の一方に取付けられる。
【0013】この発明のより限定された側面では、弁アセンブリは、室と吸込口とを有する弁ハウジングと、各々が室の壁に形成され、互いに間隔を隔てた第1吐出口と第2吐出口とを備えている。第1と第2のポペット弁が、第1と第2の吐出口を選択的に閉鎖するために配置されている。ばねのようなバイアス部材は第1と第2のポペット弁を閉鎖位置へと位置させる。作動棒のような開放部材は第1ポペット弁を閉鎖位置から開放位置へと偏倚させる。迅速連結継手が第2流体管路と弁アセンブリとの間に選択的に連結される。第2ポペット弁は、急速連結継手が連結されると、閉鎖位置と開放位置との間で並進移動する。
【0014】本発明の更に他の態様による床掃除機は、ベース・ハウジングと、第1と第2の吐出口の少なくとも一方を通して選択的に液体を給送するための弁アセンブリとを含んでいる。弁アセンブリは、第1位置で第1吐出口を選択的に密閉し、第2位置で第1吐出口を開放して第1吐出口から液体を給送する第1吐出弁と、第1位置で第2吐出口を選択的に密閉し、第2位置で第2吐出口を開放して第2吐出口から液体を給送する第2吐出弁とを含んでいる。第1散布器は液体を床面に散布するためにハウジングに取付けられている。第1散布装置は第1吐出口と流体連通する。取付け用具は弁アセンブリに選択的に連結可能である。取付け用具は遠隔面にクリーニング流体を散布するための第2散布器を含んでいる。第2散布器は、用具が弁アセンブリに連結されると第2吐出口と流体連通する。
【0015】
【発明の効果】本発明の1つの利点は、散布器と付属用具の一方に選択的にクリーニング流体を給送するために、供給タンクと、散布器と、洗浄用付属用具とに流体連通するカーペット掃除機の弁アセンブリを備えたことにある。この結果、カーペットや床と、棚の上などの遠隔部とに、簡単にクリーニング流体を供給できる。
【0016】この発明の別の利点は、弁アセンブリの第1と第2の吐出弁を閉鎖位置に位置されることによって、散布器と付属用具のそれぞれへのクリーニング流体の流れを阻止するためのばねのようなバイアス部材を備えたことにある。
【0017】この発明の更に別の利点は、第1吐出弁を開放するための作動棒のようなアクチュエータを備えたことにある。
【0018】この発明の更に別の利点は、継手アセンブリが第2吐出弁に連結されると第2吐出弁を開放する、付属用具のクリーニング流体供給ホースの急速連結継手のような継手アセンブリを備えたことにある。
【0019】この発明の更に別の利点は、カーペット掃除機のベース・ハウジングに取付けられた付属用具または散布器に加圧されたクリーニング流体を選択的に供給するためのクリーニング流体供給ポンプを備えたことにある。
【0020】この発明の更に別の利点は、洗浄用付属用具の吸引ホースを選択的に受容する一端と、回収タンク吸込スロットに挿入するように構成された他端とを有する吸込管を有するポンプ用ハウジングを備えたことにある。ハウジングの壁は、ハウジングが回収タンクに取付けられると、ノズルと回収タンクとの間の液体流路を閉鎖する。
【0021】この発明の更に別の利益と利点は、以下の詳細な説明を読めば当業者には明らかであろう。なお、本発明は、カーペット掃除機であるが、カーペットの掃除のみならず、板床等の掃除にも適用できる。
【0022】
【発明の実施の形態】ここで図面を参照するが、この説明は本発明の好適な実施態様を例示するためだけのものであって、これに限定するためにものではない。図1及び図2は、一実施形態としての直立のカーペット掃除機を示す。この掃除機は、ベースハウジング10を有するベースアセンブリAを含む。方向付けハンドルアセンブリ12は、クリーニングされるべき床の表面の上方でベースアセンブリAを操作するために、ベースハウジング10に枢軸回動可能に連結される。クリーニング溶液供給タンクすなわちリザーバ14は、クリーニング溶液を床の表面に供給するため、あるいは、遠隔クリーニングのためにオプジョンとしての手持ち付属用具16(図3)に供給するために、ハンドルアセンブリ12に取り外し可能に支持されている。回収タンク及びノズルアセンブリ18は、ベースハウジング10に取り外し可能に支持されている。モータ・ファンアセンブリ20(図4)のような真空源は、真空を引くために回収タンクアセンブリの後方でベースハウジング10に支持される。
【0023】図4〜図7を参照すると、ベースハウジング10は、一体的にモールドされた下側ハウジング部22と、上側ハウジング部24とを含んでいる。この上側ハウジング部24は、前部フード26、モータカバー28、及び、モータカバー28の後方部分の上に横たわる後部化粧カバー30を含んでいる。モータカバー28と下側ハウジング部22とは、ボルト、ネジ、あるいは他の適当な固定部材により互いに連結され、モータ及びファンアセンブリ20を格納している。より具体的には、図5及び図7に示されるように、ポスト34,35,36は、下側ハウジング部22に形成され、ポスト37,38は、化粧カバー30に形成されている。下部ハウジング部22のポスト34,35、及び化粧カバー30のポスト37,38は、二つの部分22,30を互いに連結するために位置合わせされ、且つネジを受容している。モータカバー28は、下側ハウジング部22と化粧カバー30との間に取り付けられている。前部フード26は、部分的に、モータカバー28及び化粧カバー30の上まで伸びており、さらに、ベースアセンブリAのための化粧ハウジングシェルの一部分を提供するために、下側ハウジング部22の対向する垂直側壁40,42に隣接して配置されるべく前方に伸びている。この前部フード26は、ネジ44あるいは他の適当な固定手段により下側ハウジング部22及びモータカバー28に取り付けられている。図5に示されるように、二つのネジ44は、ポスト36とフロントフード26に横方向に間隔を空けて配置された孔46、モータカバー28の対応するネジ孔48、下側ハウジング部22のポスト36に、捻じ込まれる。下側ハウジング部22とモータカバー28は、連係して、吸引モータ・ファンアセンブリ20を収容するためのチャンバ50を形成する。チャンバ50は、好ましくは、ベースハウジング10の軸中心線に沿って配置される。
【0024】横方向に互いの位置をズラした車輪54,54は、下側ハウジング部22の後方端56でジャーナル軸受で受けられている。クリーニングされるべき床の表面を掻き回すための回転可能なブラシロール60は、下側ハウジング部22の前端部62の近傍の、下側ハウジング部22の下側表面によって形成された空洞64内に、取り付けられている。このブラシロール60は、モータ駆動のベルト66により回転可能である。このベルト用のモータ68は、図6に最も明瞭に示されるように、モータ・ファンアセンブリ20の下方に形成された一体化された窪み、すなわち、ポケット70内において下側ハウジング部22によって支持されている。図4及び図5に示されるように、垂れ落し管あるいは散布管74のようなクリーニング溶液分配器は、下側ハウジング部22のブラシロール60の上部に取り付けられ、クリーニング溶液をブラシロール60を介して床に散布する。
【0025】図5及び図6に示すように、モータ及びファンアセンブリ用のチャンバ50は、二つの相互に連結された隔室に区画されている、すなわち、モータ・ファンアセンブリ20のモータ80が収納される後部モータ隔室76、及び吸引ファン82が収納される前部ファン隔室78に区画されている。下側ハウジング部22の後部の上表面には、後部モータ隔室76の下側部分84、及び前部ファン隔室78の下側部分86がそれぞれ一体成形されている。モータカバー28は、後部モータ隔室76の上側部分、及び前部ファン隔室78の上側部分を形成する。
【0026】垂直に伸延する吸込室88は、ファン隔室78の前方で、下側ハウジング部22の前部と一体成形され、中央開口89を介してファン隔室78と連通している。モータカバー28の前方部分は、吸込室88の上部90を形成し、そこを通って作動空気が吸込ファン82に引き込まれる。吸込室88に入った空気は、吸込ファン82の吸込口92を通過する。ファン隔室78は、吸込室88に入った全ての空気が吸込ファン82の吸込口92に流入するように、ファン82の吸込口92に隣接した環状リング94内で窪みが付けられている。ルーバ式のプレート96(図5)は、モータ・ファンアッセンブリ20とブラシロールモータ68に隣接して、下側ハウジング部22の下方に着脱可能に取り付けられている。
【0027】前部フード26は、ベースアセンブリAの構成部品のための化粧カバーの一部分を提供するために、下側ハウジング部22及びモータカバー28の前方端にわたって取り付けられている。前部フード26と下側ハウジング部22は、連係して、回収タンク・ノズルアセンブリ18を収容するためのソケットすなわち凹部100(図5)を形成している。この凹部100は、下側ハウジング部22により形成される対向する二つの側壁40,42、凹部100とファン隔室78への吸込室88との間に形成される後壁106、および4つの壁40,42,106,108の下端部から延びるベース110で形成されている。
【0028】図4及び図5を引き続き参照し、さらに、図8〜図11も参照すると、回収タンク及びノズルアッセンブリ18は回収タンク120を備える。この回収タンク120は、受け部122と上部124とを含み、これらの部分122,124は、接着、音波溶接または他の従来の手段で互いに封止されて、回収された汚れたクリーニング溶液を収集する内室126を形成する。
【0029】上部124の外部前方領域と受け部122は、接合されると、窪んだゾーン128を形成する。回収タンク120とノズルアッセンブリ18が凹部100内に位置決めされると、窪んだゾーン128は、窪んだゾーン128の下端部における多孔縁部130が床面に隣接して位置決めされるように、下側ハウジング部22とブラシロール空洞64との前方へ延びている(図4及び図8)。着脱自在のノズルカバー134は、窪んだゾーン128と連係して、ノズルカバー134の幅方向に延びる細長い入口スロットすなわちノズル140と、流路138の上端部における出口142とを有する吸引ノズル流路138を形成する。具体的に、ノズルカバー134は、ノズルカバー134の上端部と下端部との近傍に設けられるネジ、ボルトまたは他の適切な留め具により回収タンク120へ着脱自在に接続される。ノズルカバー134は、あるいは、接着剤または音波溶接により回収タンク120へ接着してもよい。
【0030】図8に示されるように、2本のネジ146は、ノズルカバー134の上端部を回収タンク120の上部分124へ装着し、4本の同様なねじ148は、ノズルカバー134の下端部を受け部122の下部縁部130へ装着する。ノズルカバー134の周辺縁部150,150’は、窪んだゾーン128の隣接する周辺縁部154,154’と封止的に係合する。ガスケット158,158’のような一対の封止部材は、ノズルカバー134と窪んだゾーン128のそれぞれの周辺縁部間に配設されて、気密シールを形成するのに役立つ。あるいは、ノズルカバー134の周辺縁部は、窪んだゾーン134の対応する周辺縁部へ接着剤で封止される。ノズルカバー134と窪んだゾーン128は、従来の熱可塑性樹脂のような透明材料から形成されるので、作業者は、流路138が汚れとクリーニング溶液を有効に吸引していることを点検でき、またブラシロール60が回転していることを確認できる。
【0031】掃除される床面からの汚れ及びクリーニング溶液は、ノズル入口スロット140を通して吸引流路138中に引き込まれる。図10に示されるように、流路138は、ノズルカバー134の上端部に隣接する出口室160内で広くなる。回収タンク上部124と一体で成形される回収タンク入口スロット170は、回収タンク内室126中に垂直に延びる。入口スロット170の上端部に、開口部すなわちスロット吸込口172が形成される。このスロット吸込口172は、ノズル出口室160と直接連通する。この入口スロット170は、隣接する出口室160と吸引流路138の出口142とに直交して配向される垂直に延びる平面状後壁174、およびスロット下部出口176を有する。
【0032】回収タンク入口スロット170は、空気と流体の分離器として機能する。汚れ、クリーニング溶液および作動空気は、スロット吸込口172を通して回収タンク120へ入る。入口スロット170の後壁174は、図4の矢印Bにより示されるように、回収されたクリーニング溶液と作動空気の方向をほぼ90°下方へ曲げて回収タンク120に流入させ、そこにおいて、回収された溶液と汚れが内室126に収集される。回収された溶液の後壁174との接触は、クリーニング溶液を作動空気から分離するのに役立つ。それは、液体が内室126の出口へ向けて直接移行するのも防止する。入口スロット170の前壁178は、後壁174とほぼ平行に延びるが、長さが短いので、作動空気は、内室126内に蓄積された汚れたクリーニング溶液内に入り込むことなく回収タンク120に流入できる。この際、作動空気は、スロット下部出口176でさらに90°曲がらなければならず、一方、作動空気中に残留するクリーニング溶液は、ほとんど曲がること無く降下して、内室126内に蓄積されたクリーニング溶液に落ちる。
【0033】スロット吸込口172の上端部182は、着脱自在の吸込スロットカバー184により掃除中に閉じられるので、ノズル流路138に入る全ての空気と回収された溶液が回収タンク内室126へ流入させられる。吸込スロットカバー184は、図4及び図8に示すように、水平上端部186、及び、上端部の下面から垂直に延びる、開口部上端部182を通して嵌められるように形状が定められている側壁188を備える。環状ガスケットのような封止部材190は、側壁188の周りに受容されて開口部上端部182の周りの吸込スロットカバー184を封止するのが好ましい。オプションとして屈曲自在の標識タグ(図示されない)が吸込スロットカバー184と回収タンク120の外面とを連結するので、このカバー184は、床の掃除中に誤って紛失しない。
【0034】排出開口部200は、図8及び図10に示すように、収集された汚れたクリーニング溶液と汚れを内室126から液出しするために、回収タンク120の上部124に形成される。上述したように入口スロット170の後壁174は、液体が回収タンク120の排出開口部200へ直接流れるのを防止する。掃除機の作動中に排出開口部200は着脱自在の中空蓋204により封止される。蓋204は、蓋の外部を形成する上壁206、および下壁208を備える。上壁206と下壁208は、互いに接着されて内部排出室210を形成する。ガスケット212のような封止部材は、排出開口部200の周りの下壁208の下面を封止する。下壁208は、蓋204が所定位置にあるときに排出開口部200の上方に配設される排出室入口214と、入口室90の垂直に延びる上部部分90(図4及び図5)の上方へ配設される排出室出口216を有し、その排出室出口216は、モータカバー28により形成され、また、それを通して、排出室210がファン82と連通する。作動空気は、モータファン20により、回収タンク120から上方へ吸引され、排出室入口214を通して排出室210に引き込まれ、蓋上壁206によりほぼ180°曲げられて送出される。作動空気は、その後、下方へ移行し排出室出口216を通して吸込室88のモータカバー上部部分90中に流入する。蓋204が回収タンク120上で封止すると、下壁208は、前部フード26の上端部を部分的に覆う。図5に示されるように、前部フード26は、吸込室88のモータカバー上部部分90への空気アクセス開口部220を形成する。
【0035】回収タンク120、蓋204及びモータファンアッセンブリ20の位置決めにより、回収タンク120のかなり大きい容量を維持しながら、低い形状の掃除機ベースアッセンブリAが形成される。これによりベースアッセンブリAは、椅子、寝台および他の家庭用家具または掃除妨害物の下で車輪走行できる。
【0036】図4、図8及び図10を続けて参照すると、蓋204に、フロート保持ケージアッセンブリ224が固定される。フロート保持ケージアッセンブリ224は、回収タンク120からの液出しを容易にし、且つフロート保持ケージアッセンブリ224の清浄化のために蓋204と共に回収タンク120から着脱自在である。具体的には、フロート保持ケージアッセンブリ224は、フロート保持ケージ226を備える。保持ケージ226は、下壁入口214の周りの下壁208に形成される対応する開口部230にスロット挿入する幾つかの突起先端部228により蓋の下壁208へ装着される。フロート232がフロート保持ケージ226内に受容される。フロート232は、回収タンク120内に回収された溶液が所定のレベルに達して浮き上がると、排出室入口214を閉じて、回収タンク内室126を通る作動空気の流れを抑止する。作動空気から汚れの粒子を濾過するフィルタキャップ236がフロート保持ケージ226の周りに、オプションとして受容される(図4参照)。フィルタキャップ236は、フィルタが汚れで閉塞するのを防止するために容易に洗浄または交換が可能であるプラスチックまたは発泡体のような多孔材料から形成されるのが好ましい。したがって、作動空気は、回収タンク120から排出室210に入る前に、矢印C示されるようにフィルタキャップ236とフロート保持ケージ226を通過する。
【0037】図4を特に参照すると、下側ハウジング部22は、ファン隔室78のベースにおいて排気室238を形成する。作動空気は、図5に示されるようにプレート96に形成される出口スロット240を通る床面の方向に、排気室238を通してファン隔室78から出る。
【0038】ベースハウジング10の後端部に形成されるルーバ242(図6及び図7に示される)は、ファンモータ80を冷却する冷却空気を引き込む空気入口を形成する。モータ80の後部に接続される冷却ファン246は、モータ80により回転されて空気をファンモータ80の周りに循環するのが好ましい。空気の排出はルーバ248を通してなされる。
【0039】図4、図9及び図11を参照すると、回収タンク120は、回収タンク120がベースハウジング10へロック可能である第1の機能位置またはロック位置(図9及び図11)と、回収タンク120がベースハウジング10から取外し可能であり、かつ蓋204が回収タンク120にロックされる第2の機能位置または搬送位置(図12)と、回収タンク120から液を排出するために蓋204を回収タンク120から取外し可能な第3の使用位置または排出位置(図13)との間で、移動自在である担持ハンドル250を備える。具体的には、担持ハンドル250(図8、図9)は、2つの横方向に離間した端部、すなわち脚部254と脚部254’との間に形成されるU形の中央部分252を備える。脚部254,254’は、回収タンク120の上部部分124へ回動自在に連結されている。
【0040】ハンドル250は、図11に示すように、ロック位置において、ベースアッセンブリAのほっそりしたスタイルで低い形状を維持するように回収タンク120と蓋204の上壁に隣接した状態である。脚部254,254’は、ロック位置において一般に水平である。ハンドル250の中央部分252は、図4、図11及び図9に示されるように、後方へ延びる係合タブ256を備える。ラッチ部材258は、蓋204の後方の化粧カバー30から上方へ延びるように、後部化粧カバー30の垂直に延びるスロット260において受容される。具体的には、ラッチ部材258は、2つの横方向に離間する旋回点262においてスロット260のベースへ下端部で回動自在に接続される。ラッチ部材258の後方でスロット260に受容されるV形押圧部材266は、ラッチ部材258を前方位置へ押圧する。ラッチ部材258には突起先端部268が形成され、その先端部268は、ラッチ部材258が前方位置にあるときに担持ハンドル250上のタブ216と係合して、回収タンク120をベースハウジング10へ係止する。タブ216を係合から解除するために、ラッチ部材258が後方へ回動されるので、回収タンク担持ハンドル250は搬送位置まで前方へ回動できる。
【0041】蓋204は、図12に示すように、搬送位置において、回収タンク120の移送中に回収されたクリーニング溶液の漏れを避けるために、回収タンク120上の所定位置に保持される。具体的には、それぞれが対応する担持ハンドル脚部254,254’上にある2つのフック270(図8)は、担持ハンドル250が搬送位置にあるときに蓋上端壁206上の突起部272と係合する。フック270の突起部272との係合により蓋204の取り外しが抑制される。回収タンク120を液出しするために、担持ハンドル250は排出位置まで前方へさらに回動されて、突起部272をフック270との係合から解除する。ついで蓋204を回収タンク120から取り外すことができる。
【0042】下側ハウジング部22の前端部に取り付けられる1つ以上の突起先端部274(図6参照)が、ノズル入口スロット140下部縁部130と係合するので、回収タンク・ノズルアッセンブリ18は、図11、図12及び図13に示されるように、取り外し中に、突起先端部274を中心として回動する。回収タンク・ノズルアッセンブリ18は、回動中に前方へ動かされて、そのアセンブリ18自体が突起先端部274から離脱する。
【0043】図14〜図16を参照すると、方向付けハンドルアッセンブリ12は、その上端部において握り部282を形成する上部ハンドル部280、及び下部ハンドル部分すなわち本体外殻部284を備える。クリーニング溶液供給タンク14を支承するクリーニング溶液貯留タンク支承棚部286が、本体外殻部284の下端部に隣接する所から前方水平に延びる。本体外殻部284は、クリーニング溶液供給タンク14の後部を受容するように形状が定められている。方向付けハンドルアッセンブリ12は、本体外殻部284の上端部により形成される装着柱状部288上に、上部ハンドル部280を下方へ入れ子式に滑らして、上部ハンドル部280を下部本体外殻部284へ固定装着することにより完成される。上部ハンドル部280は、ねじ290、ピンまたは他の適切な留め具により装着柱状部284へ固定される。
【0044】供給タンク14は、図15に示され、また図26に詳細に示されるように、タンク14の上端部へ取り付けられる担持ハンドル292を備える。そのハンドル292は、タンクを移送するために作業者の手の指を受容できるよう下向きのスロット293を備える。供給タンク14を方向付けハンドルアッセンブリ12上の所定位置に掛け金するために、供給タンク担持ハンドル292上の挟持部294が、上部ハンドル部280の外側へ延びる下端部298上に配設される弾性的に屈曲自在の掛け金296と係合される。押圧部材299がその掛け金296を係合位置へ押圧する。タンクを解放するために作業者は、掛け金296を上方へ押して、係合解除される位置まで掛け金296を動かし、ついでタンク14をハンドルアッセンブリから引き出す。
【0045】かくして、本体外殻部284とベースハウジング10は、共に、回収タンク・ノズルアッセンブリ18、供給タンク14、ブラシロールモータ68、およびモータ・ファンアッセンブリ20などを備える掃除機の主構成部材を支承する掃除機ハウジング300(図1)を構成する。
【0046】図2に示されるように、方向付けハンドルアッセンブリ12は、直立位置と使用位置(仮想線で示される)との間で移動できるようにベースハウジング10へ回動自在に接続される。具体的には、ベースアッセンブリAの後部は、下部ハンドル部284上の間隔を隔てた回動部材304(図16)を回転受容するために、横方向に離間し一体成形されたトラニオン302(図5及び図7)を有する。図1から明らかなように、回収タンク・ノズルアッセンブリ18は、方向付けハンドルアッセンブリ12の直立位置においてもベースアセンブリAから着脱自在であるので、回収タンク120からの液出しが容易になる。言い換えれば、タンク・ノズルアッセンブリ18は、その担持ハンドル250により垂直に持ち上げ可能であるので、クリーニング溶液タンク14と方向付けハンドルアッセンブリ12を離すことができる。
【0047】図15に示されるように、クリーニング溶液供給タンク14の上端部近くには充填開口310が設けられ、その開口310を通してタンクが従来のようにクリーニング溶液で充填される。キャップ312が充填開口310を閉じる。そのキャップ312は、タンク14内で適切な量の濃縮されたクリーニング流体を水と混合するために都合のよい計測カップとして機能する倒立カップ314を備える。クリーニング流体がタンク14中に注入され、ついでカップが倒立されて充填開口310を封止する。
【0048】図15に示すように、クリーニング溶液供給タンク14のベースにおいてクリーニング溶液出口316が設けられている。図17に示すように、逆止弁318が、タンク14の移送中にその出口316を閉じる。貯留タンク弁作動部材320は、タンク14が支承棚部286(図15)上に着座すると、逆止弁318を開く。ゴムのような弾性のある屈曲自在の材料から形成されるグロメット322は、逆止弁318をクリーニング溶液タンク出口316に対して封止するように、かつ弁作動部材320の周りを封止するように機能する。具体的に、グロメット322は、出口316内で着座する円筒形部分324、および円筒形部分324から下方外側へ延びるスカート部分326を備えて、弁作動部材320の対応する表面330に対して封止する環状の封止面328を形成する。
【0049】図15を参照すると、出口316は、弁アッセンブリすなわち組み合わせポート弁340に流体的に接続される。弁アッセンブリ340は、床掃除用の垂れ落し管あるいは散布管74へ、または階段や室内装飾用品のような遠隔表面部掃除用の付属品用具16(図3)へ、クリーニング溶液を送液する。弁アッセンブリ340は、図15に示されるように、図13に示されるように、クリーニング溶液供給タンク14の真下またはそれへ隣接して本体外殻部284により支承されるのが好ましいが、ベースアッセンブリAにおけるような弁アッセンブリ用の他の位置も考えられる。
【0050】図20に概略示される第1の実施例においてホース342が、クリーニング溶液供給タンク14と弁アッセンブリ340の入口ポート344との間に接続される。クリーニング溶液は、供給タンク14から弁アッセンブリ340へ自然流下する。図21に概略示されかつ後で詳細に検討される第2の実施例において、クリーニング溶液は、ポンプ520で加圧されて弁アッセンブリ522へ送られる。両方の実施例において、弁アッセンブリ340,522は構造的に同一であり、異なるものは、弁アッセンブリへ連結される掃除機の構成部材だけである。
【0051】図18〜20を参照すると、第1の実施例の弁アッセンブリ340は、内部チャンバ348を有する弁ハウジング346を備える。ハウジングチャンバは、中に入口ポートが開放する円筒形本体部350を備える。弁アッセンブリ340には、第1と第2の弁部材すなわちそれぞれ排出弁352と354が備えられ、それらの弁352,354は、垂れ落し管/散布管74へまたは付属品用具16へそれぞれクリーニング溶液を送るように選択的に開く。第1と第2の弁部材352,354は、円筒形本体部350の第1と第2の端部356と358へそれぞれ配設される。
【0052】第1の弁部材352は、垂れ落し管/散布管74へ流体接続され、また弁ハウジング346により形成され、且つ本体部350の第1の端部356から軸方向に延びる円筒形の第1の弁ボア360、および円筒形の第1の弁軸すなわちポペット362を備える。第1のポペット362は、第1の弁部材352を封止するためにハウジングチャンバ348内に位置決めされる。具体的には、第1のポペット362は、第1の開放内部端部364が弁アッセンブリの本体部分中に延びるように、また第2の密閉外部端部366が第1の弁ボア360の末端部368から突き出して、弁ハウジング346を越えて延びるように弁ボア360に摺動的に受容される。O-リングのような第1の円周方向シール372は、弁ボア360の末端部368に隣接する第1のポペット362の外面に設けられる円周方向溝374内に位置決めされる。シール372は、第1の弁ボアに対して第1のポペット362を封止して、第1のポペット362と掃除機から封止される第1の弁ボア360との間に環状空間376を形成する。
【0053】第1の円周方向フランジ380は、第1のポペット362の内端部364から弁本体の本体部分350中に半径方向に延びる。第1の弁ボア360は、環状の第1の弁座382が本体部分の第1の端部356と第1の内腔360との間の段付き部分により形成されるように、円筒形本体部分350よりも狭い。第1と第2の端部386と388をそれぞれ有する圧縮バネ384は、チャンバの本体部分350内で軸方向に配設される。バネの第1の端部386は、第1のポペット362の内端部364と係合して、第1のフランジ380を第1の弁座382へ向けて押圧する。O-リングのような第2の円周方向シール390は、第1のフランジ380と第1の弁座382との間で第1のポペット362上に位置決めされる。通常の閉止位置においてバネ384の圧力は、第1のフランジ380と第1の弁座382との間で第2のシール390を圧縮して、第1の弁ボア360と第1のポペット362との間の環状空間376から弁アッセンブリの本体部分350を封止する。
【0054】ハウジング346は、第1と第2のシール372と390との間で環状空間376中に開放する第1の排出ポート400を形成する。第1の排出ポート400は、図20に概略示されるホース402により垂れ落し管/散布管74へ流体接続される。図6に示されるように、ホース402は、ベースハウジング10の片側に沿って設けられる導通路404により支承される。ベースAの電気構成部材から掃除機の流体ラインを分離するために、後部化粧カバー30の壁406がモータカバー28上に着座して(図5)、ホース402のような流体ラインと、ファンモータ80用電気配線、ブラシロールモータ68およびベースアッセンブリの他の電気構成部材との間に隔壁を形成する。
【0055】第1の弁部材352を開き、クリーニング溶液を本体部350から第1の排出ポート400を通して送出させるために、第1のポペット362は、弁作動部材410により本体部分へ向けて内側へ押される。好ましい作動部材は、一般に垂直に延びる作動ロッドすなわち押しロッド410であり、第1のポペット362の密閉した外端部に隣接して設けられる先細の下端部412で位置決めされる。ロッド410の下端部412は、カム作用する表面414を形成する。作動ロッド410が下方へ押されると、カム作用表面414は、ポペット362の外端部と係合して、圧縮バネ384により生成される押圧力に抗して第1のポペット362を内側へ押す。それによりフランジ380は、弁座382から離脱され、チャンバ348と第1の排出ポート400との間に通路が形成され、図18に示されるように、その通路を通してクリーニング溶液が自然流下する。
【0056】図18は、第1の排出ポート400を入口ポート344に対向して垂直に設けられるのを示すが、入口ポートと第1の排出ポートが他の方向で弁ハウジングから同様に延びることができるのも明かである。図15と16に示されるように、入口ポート344と第1の排出ポート400は前方へかつ互いに平行に延びる。
【0057】図14〜図16を再度参照すると、作動ロッド410は、上部部分416と下部部分418から構成される。ロッドの上部部分は、方向付けハンドルアッセンブリの上部部分280内に受容され、下端部において起動部材422へ回動自在に接続される。起動部材422は、回動点424においてハンドル握り部282へ回動自在に接続される。起動部位422をハンドル握り部282へ向けて押し付けることにより、作動ロッド410の上部部分416は下方へ動かされる。作動ロッド410の下部部分418は、2つの平行に離間した壁428と430により定められる、本体外殻部の中央導通路426内に受容される。作動ロッド410の上部部分416の下端部432は、起動部材422が握られると、ロッド410の下部部分418を下方へ押すように位置決めされる。作動ロッド410の下部部分418は、起動部材422への圧力が解放されると、作動ロッド419を上方へ押圧する圧縮バネ434を備える。
【0058】図3、図19及び図20を参照すると、付属品用具16は、クリーニング溶液を遠隔分布器438へ送液する溶液供給ホース484を備える。弁アッセンブリの第2の弁部材354は、その用具が使用されるときに付属品用具供給ホース484へ流体接続される。第2の弁部材354は、本体部分の第2の端部358から軸方向に延びて外端部において第2の排出ポート442を形成する円筒形ボア440を形成する。第2の弁部材354を選択的に閉じる第2の円筒形弁軸すなわちポペット444が、ハウジング346内で受容される。具体的には、ボア440は、第2の弁軸444を摺動的に受容する。第2のポペット444の内部の密閉端部446が、弁アッセンブリの本体部分350中に延びる。ポペット444には、図19に最も良く示されるように、第2の密閉内端部446から開放外端部450へ第2の弁軸に沿って軸方向に延びる円筒形内部通路448、および少なくとも1つの側面開口部452を形成する。2つの円形側面開口部が、第2の弁軸の対向側に形成されるのが好ましい。第2の弁座454が、本体部分350と弁ボア440との間に段付き部分により形成される。第2の環状フランジ456が、内端部446に隣接する第2の弁軸444から半径方向に延びる。O-リングのような第3の圧縮シール458が、フランジ456と第2の弁座454との間で第2のポペット444の周りに位置決めされる。圧縮バネ384の第2の端部388は、フランジ456が第2の弁座454へシール458を押圧する常時閉位置へ第2の弁軸444とフランジ456を押圧するので、弁ボア440が本体部分350から封止される。
【0059】急速連結継ぎ手アッセンブリ460が、第2の弁部材354を付属品用具供給ホース484へ離脱自在に接続する。具体的には、付属品用具ホース484は、雄型急速継ぎ手接続部材464へ流体接続される。第2の弁部材354へ隣接するハウジング346の外部が、図19に最も良く示されるように、雄型接続部材464と急速に連結する対応する雌型接続部材466を形成する。雄型と雌型の接続部材464,466の1つの好ましい実施例がそこに示されるが、他の適切な接続部材も意図されることは明かである。図示される実施例において雌型接続部材466は、雄型接続部材464の対応する円周方向縁部470を受容する円周方向溝468を備える。O-リング472が、雄型と雌型の接続部材間に液密シールを形成する。
【0060】雄型接続部材464は、溶液供給ホースへ連結する末端部おいてボア476とあご部478を形成する弁軸作動部材474を備える。クリーニング溶液を第2の排出ポート442から送出するために雄型カップリング464が、雌型カップリング466上で動かされる。これにより弁軸作動部材474が第2の排出ポート442に入り、第2の弁ボア440を貫通して、弁軸444の密閉端部446を本体部分350中に押し入れる。弁軸の開口部452は、本体部分に入り、本体部分、弁軸および弁軸作動部材ボア476を通して付属品ホース484への流体路を形成する。
【0061】両方の弁軸362、444を密閉位置まで押圧する単一の圧縮バネ384を参照して弁アッセンブリ340が説明されてきたが、代わりに、それぞれが弁軸用である一対の圧縮バネを設けてもよい。単一の圧縮バネ384は、クリーニング溶液を両方の遠隔表面と床面とに必要に応じて供給するように両方の弁部材を同時に開放できるに足る弾力性を有する。
【0062】図3、図20、図22及び図23を参照すると、上述の第1の実施例においてホース342が、クリーニング溶液タンク14用の弁作動部材320と弁アッセンブリ入口ポート344との間に直接接続されるので、クリーニング溶液は、タンク14から弁アッセンブリへ自然流下する。電気モータ駆動式蠕動ポンプのような、クリーニング溶液を付属品分布器438へポンプ送液するクリーニング溶液供給ポンプ480が、弁アッセンブリ340と付属品用具ホース436との間に連結される。具体的には、ポンプホース484が、雄型急速連結カップリング接続部材464のあご部478へ、一端部において接続される。ポンプホース484の他端部は、ポンプ入口取り付け具486の周りに受容される。ホース484は、ホースの清浄化ができるように入口取り付け具へ固定装着するか、または離脱自在にできる。ポンプの出口取り付け具488は、付属品用具ホース484へ接続され、また同様に装着または離脱自在にできる。
【0063】特に、図22及び図23を参照すると、ポンプ480は、付属品用具16が使用されるときに、ベースアッセンブリAの上端部へ着脱自在に取り付けられる二部分形ポンプハウジング490内に封入されるのが好ましい。ポンプハウジング490の下部部分492は、回収タンク・ノズルアッセンブリ18の上端部で受容されるように形状が決められる。その下部部分492は、開口部172(図10)を経て回収タンク入口スロット170の上端部182内に受容される垂直に延びる突き出し部496を有するL形チューブ494を形成する。チューブ494の突き出し部496は、突き出し部496が入口スロット170に挿入されると、ノズル出口142(図10)を閉じる前壁498を形成する。これによりモータ・ファンアッセンブリ20が作動空気とクリーニング溶液をノズル流路138を通し吸引するのが防止される。L形チューブ494の下部部分の上端部から直交して延びる円筒形部分500が設けられ、その円筒形部分500は、付属品用具16の真空ホース504の一端部へ接続されるチューブ状カップリング502(図3)を選択的に受容する開口部を形成する。付属品用具を使用するときに電気ケーブル506がポンプ480とベースアッセンブリAとの間に接続されて、電力をポンプ480へ供給する。
【0064】ポンプハウジング490の上部部分508は、2つの開口部、すなわちポンプホース484がポンプの流体入口取り付け具486へアクセスできる後部開口部510、および付属品用具ホース436がポンプの流体出口取り付け具488へアクセスできる前部開口部512を形成する。ポンプハウジングの上部と下部の部分は、必要に応じてポンプ480を補修するために、ポンプハウジングを開放できるスナップはめ接続具、ねじまたは他の手段により接続される。代わりに2つの部分は、接着剤や音波溶接などで互いに永久的に固定することができる。
【0065】作動に際して掃除機は、図1に示されるように、方向付けハンドルアッセンブリ12上に、または他の好都合な位置に設けられる一対のスイッチ512、514を押して起動される。第1のスイッチ512はブラシロール60用のモータ68を起動する。必要に応じて掃除機は、付属品用具が使用されているときのように、ブラシロールの回転無しで作動できる。第2のスイッチ514は、ファンモータ80を起動する。起動されると作動空気とクリーニング溶液は、掃除される床面から吸引され、ノズル流路138を通して回収タンク120中に流入する。クリーニング溶液は、ハンドル起動部材422が作動されると、垂れ落し管/散布管74から自然流下する。回収タンク120が回収されたクリーニング溶液で一定レベルまで充填されると、ファン82の音の変化またはノズル入口スロット140における吸引欠如で示されるように、フロート232は排出室210への入口を閉止する。
【0066】ついで作業者は、回収タンク担持ハンドルタブ256との係合からラッチ部材258を解放することにより、回収タンク120をベースハウジング10から係止解除し、また担持ハンドル250を搬送位置まで動かす。作業者は、回収タンク120を装着されたノズルカバー134と蓋204と共に取り外し、それを流しまたは他の流体処分場所まで移送する。担持ハンドル250は、搬送位置から排出位置まで動かされ、また蓋204および装着されたフロート保持ケージアッセンブリ224は、回収タンク120から取り外される。ついで回収タンク120を、担持ハンドル250をじゃまにならないように保持しながら、倒立させて液出しする。回収された汚れと清浄化溶液は、排出開口部200を経て回収タンクから液出しされる。床掃除工程の最後において、または掃除工程中に過大な汚れがフィルタカップ236上に堆積した場合、発泡材カップを水洗して蓄積した汚れを除去できる。回収タンク120へ装着されているノズル流路138も、必要に応じて容易に水洗され捕捉された汚れが除去される。捕捉された汚れが水洗により除去できない場合、ノズルカバー134を回収タンク120から取り外して一層完全な清浄化を実施できる。
【0067】掃除機を床掃除モードから室内装飾用品や階段などを掃除する遠隔掃除モードへ変換するのが望ましい場合、スイッチ512を切ってブラシロールモータ68の起動を解除する。入口スロットカバー184(図4)は、開口部172から取り外され、また、ポンプハウジング490(図22、図23)は、L形ポンプハウジングチューブ494の突き出し部496が回収タンク入口スロット170中に延びるようにベースアッセンブリ上に位置決めされる。電気ケーブル506は、ベースアッセンブリAへ電気的に接続されて溶液供給ポンプ480を起動する。ポンプホース484上の雄型急速連結カップリング464が弁アッセンブリ340上の雌型連結カップリング466へ装着されるので、クリーニング溶液供給タンク14からクリーニング溶液を弁アッセンブリ340及びポンプホース484を経てポンプ480へ、したがって加圧されて付属品用具ホース436まで送ることができる。用具ホース436の遠隔端部における起動部材516(図3、図24))を、必要に応じて作動させて、加圧されたクリーニング溶液を遠隔散布器438を通して散布できる。付属品用具16の真空ホース502は、チューブ状カップリング502によりL形チューブ494の円筒形部分500へ連結される。具体的には、真空ホースは、その遠隔端部において付属品ノズル518へ接続される。ノズル518は、室内装飾用品や階段などの隅部にアクセスできるように任意の形状を有することができる。また、ブラシ(図示されない)を、必要に応じてノズルに隣接して設けることができる。汚れとクリーニング溶液は、吸引ファン82により付属品ノズル518を通して吸引され、ついでL形チューブ494を通して回収タンク120中に流入する。
【0068】図21、図24及び図25に示される第2の実施例において、クリーニング溶液は、自然流下ではなく、上述の形式の電気駆動ポンプのような溶液供給ポンプ520により、第1の実施例で述べたものと同形式の弁アッセンブリ522へポンプ送液される。これにより両方の付属品用具524と散布管526は、必要に応じて加圧されたクリーニング溶液を受容できる。この実施例において、ポンプ520は、図25に示されるようにベースアッセンブリDに設けられるのが好ましい。具体的には、ベースハウジング530の下部ハウジング部分528の下面は、ポンプ520を受容する下向きのポケットすなわち受容部532を形成する。
【0069】ファン・モータアッセンブリ534のような真空源が、第1の実施例において述べたようにベースハウジングに形成されるチャンバ536内で受容される。前と同様にファン部540とモータ部542は、軸方向に並べられ、チャンバのファンとモータの隔室544、546内に受容される。ブラシロールモータ544は、前と同様に、下側ハウジング部528の下面に形成される下方へ面する窪みすなわちポケット550内に設けられる。
【0070】ファン540、ファンモータ542、ブラシロールモータ548と溶液供給ポンプ520、およびそれらの対応するハウジングチャンバの位置決めと形状寸法は、これらの構成部材により占められる空間を最小にし、かつ大容量の回収タンク552を提供するように設計される。ブラシロールモータ548とポンプ520は、ファンハウジング隔室544への入口チャンバ554へ隣接して、一般にその真下に、ベースハウジング530の対向側にあるそれらの対応するポケット内に設けられるのが好ましい。入口チャンバ554は、ベース壁556内に半円板状窪みを有し、またブラシロールモータ548とポンプの入口チャンバ554の両側への位置決めは、円板形状部の両側にある開放空間を利用する。
【0071】ベースハウジング530の後端部に形成されるルーバ560は、ファンモータ542を冷却するために冷却空気を吸引する空気入口を形成する。モータ540の後部に接続される冷却ファン562は、ファン540とクリーニング液ポンプ520の周りに空気を循環するように回転される。同一の空気源がポンプ520とファンモータ542の両方に使用されて、クリーニング流体がベースハウジングへ吸引される可能性を最小にする。ブラシロールモータは、ファンチャンバからの排出空気により冷却され、すなわちその空気は回収タンク552から真空排気される。ポンプとファンモータを通過した冷却空気は、ベースハウジングの後部において冷却空気出口564を通してベースハウジングから出る。
【0072】弁アッセンブリ522は、図24に示されるように方向付けハンドル566上に取り付けてもよいし、またはベースアッセンブリや掃除機上の他の適切な位置に設けてもよい。方向付けハンドルに取り付ける場合、図21に示すように、第1のホース572がクリーニング溶液をクリーニング溶液供給タンク574からベースアッセンブリにあるポンプ520へ流す。第2のホース576がクリーニング溶液を方向付けハンドル取り付け弁アッセンブリ522まで流す。第3のホース578が弁アッセンブリ522と散布管526を接続する。ホース、ポンプおよび弁アッセンブリの相対的位置は、図21において最も明確に示される。
【0073】床掃除モードにおいて散布管526は、加圧されたクリーニング溶液を掃除される床面へ送液する。ポンプ520は、モータ・ファンアッセンブリ534へ電気的に接続され、モータ・ファンアッセンブリ534が起動されるときは何時でも連続的に作動する。モータ・ファンアッセンブリは、第1の実施例において述べたように、床ノズル流路588および関連する回収タンク552上で真空吸引する。
【0074】掃除機を遠隔掃除モードへ変換するために、付属品用具524の真空ホース594へ接続される真空ホース出口接続具592が入口開口部598を通して回収タンク552の入口スロット600に挿入される。その出口接続具592は、入口スロット開口部598とノズル出口604を封止して、回収タンク552からノズル流路588を遮断するように形状が決められる。図24に示されるように真空ホース594は、装着用具用のクリーニング溶液供給ホース606の一部をその中に担持して、装着用具の操作を容易にする。溶液供給ホース606は、第1の実施例について述べた雄型と雌型のカップリング464と466と同様に、弁アッセンブリ522の第2の排出ポート上の対応する雌型カップリングへ雄型カップリングにより連結されて、加圧された清浄化溶液を装着用具の遠隔端部において散布器器614へ供給する。モータ・ファンアッセンブリ534は、回収タンク552へ真空を加え、作動空気と回収されたクリーニングを真空ホースから、入口スロット600を通して回収タンク522中に吸引する。
【0075】具体的に上述していない他の点において、第2の実施例の掃除機は、第1の実施例について述べたように作動する。
【0076】本発明は好ましい実施例を参照して説明されてきた。修正および変更は、この明細書を読み理解すれば他の者に考えられるれることは明かである。そのような修正と変更が付属請求項またはその同等事項の範囲内にある限り全てそのような修正と変更を包含しようとするものである。
【出願人】 【識別番号】500020553
【氏名又は名称】ロイヤル アプライアンス マニュファクチュアリング カンパニー
【出願日】 平成12年1月11日(2000.1.11)
【代理人】 【識別番号】100087170
【弁理士】
【氏名又は名称】富田 和子 (外1名)
【公開番号】 特開2000−201873(P2000−201873A)
【公開日】 平成12年7月25日(2000.7.25)
【出願番号】 特願2000−3070(P2000−3070)