| 【発明の名称】 |
電気掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】加藤 公軌
【氏名】尾原 直行
【氏名】錦織 環
【氏名】小立 徹
【氏名】林 精造
【氏名】伊藤 幸一
【氏名】山口 誠二
【氏名】大島 裕夫
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| 【要約】 |
【課題】一般家庭で使用される電気掃除機において、排気風を床面に吹き付けて床面から塵埃を舞い上げ、集塵効率を向上させるとともに、吸い込み部内部に回転自在に内蔵した塵埃掻き上げ体を駆動する電動機の温度上昇を低減して耐久性を向上する。
【解決手段】吸い込み部2内に電動機32により回転駆動されるブラシ体30を配設し、電動送風機4により吸い込み部2から塵埃を吸引するとともに、排気通路27を通して吸い込み部2側に電動送風機4の排気を送るように構成し、電動送風機4の排気をブラシ体30を回転駆動する電動機32に当てるように構成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 吸い込み部から塵埃を吸引する電動送風機と、前記吸い込み部内に配した塵埃掻き上げ体と、この塵埃掻き上げ体を回転駆動する電動機と、前記吸い込み部側に前記電動送風機の排気を送る排気通路とを備え、前記電動送風機の排気を前記電動機に当てるよう構成した電気掃除機。 【請求項2】 吸い込み部に電動送風機の吸引力が作用する吸気部と、前記電動送風機の排気を流す排気部とを設けた請求項1記載の電気掃除機。 【請求項3】 電動送風機からの排気風の一部を吸い込み部の排気部へと循環させ、排気風の一部を吸い込み部以外へと放出し、排気部から吸気部へと循環する風量を電動送風機からの総排気量の50〜95%とした請求項2記載の電気掃除機。 【請求項4】 吸い込み部以外へと放出する風量または吸い込み部へ循環する風量、もしくはその両者を調整自在とした請求項2または3記載の電気掃除機。 【請求項5】 排気部から吸気部へと循環する気流が、吸い込み部の長手方向へ床面とほぼ平行に生じる構成とした請求項2〜4のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項6】 吸い込み部の一端に吸気部と、これに相対するもう一端に排気部を設け、排気部から吸気部へと循環する気流が生じるよう構成した請求項2〜5のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項7】 吸い込み部の一端と、これに相対するもう一端に排気部を設け、これら排気部の中間部に吸気部を設けた請求項2〜5のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項8】 吸い込み部の一端と、これに相対するもう一端に吸気部を設け、これら吸気部の中間部に排気部を設けた請求項2〜5のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項9】 吸い込み部の前方に、吸い込み部の幅方向へと開口を広げた排気部を設け、吸い込み部の後方に吸気部を設けた請求項2〜8のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項10】 吸い込み部の後方に、吸い込み部の幅方向へと開口を広げた排気部を設け、吸い込み部の前方に吸気部を設けた請求項2〜8のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項11】 排気部から放出される排気風の風速を吸気部へ吸引される吸気風の風速より高速とした請求項2〜10のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項12】 排気部から放出される排気風の風速を吸気部へ吸引される吸気風の風速より低速とした請求項2〜10のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項13】 排気部から放出される排気風の風速を吸気部へ吸引される吸気風の風速とほぼ同一とした請求項2〜10のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項14】 排気部から放出される排気の風速または吸気部へ吸引される吸気の風速もしくはその両者を調整自在とした請求項2〜13のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項15】 塵埃掻き上げ体を回転自在または振動自在に構成した請求項1〜14のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項16】 塵埃掻き上げ体に帯状の塵埃掻き上げ部を螺旋状に取り付け、塵埃掻き上げ体を回転させることで発生する帯状の塵埃掻き上げ部のひねりに沿った気流と、排気部から吸気部へと流れる気流の向きを一致させた請求項2〜14のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項17】 吸い込み部の排気部近傍に、排気部からの排気風を吸気部方向へとスムースにガイドする機構を設けた請求項2〜16のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項18】 前方に塵埃を吸引する吸気口を有し、その後方に掃除機本体外周の少なくとも一部を回動または摺動するハンドルアーム体を有する電気掃除機。 【請求項19】 前方に塵埃を吸引する吸気口を有し、後方に集塵室、電動送風機のいずれかを、または、両方を内蔵する掃除機本体において、前記掃除機本体の略中心を回動中心として掃除機本体外周の少なくとも一部を回動または摺動するハンドルアーム体を有する電気掃除機。 【請求項20】 ハンドルアーム体を掃除機本体の長手方向の略中央に位置するよう配設し、前記ハンドルアーム体の略内側に、電動送風機を配設した請求項18または19記載の電気掃除機。 【請求項21】 電動送風機の外周を覆うカバーの外周を支軸とし、ハンドルアーム体を回動させた請求項18〜20のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項22】 ハンドルアーム体より棒状の突出部を形成し、前記突出部にパイプ等からなる延長管と、この延長管の先端に把手を配設し、前記延長管、把手をそれぞれ着脱自在に構成した請求項18〜21のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項23】 ハンドルアーム体からの棒状の突出部と、延長管の先端に具備した把手を着脱自在に構成した請求項18〜22のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項24】 ハンドルアーム体からの棒状の突出部を、第2の把手とした請求項18〜23のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項25】 ハンドルアーム体を、床面に対して前後方向に、約90゜回動させる構成とした請求項18〜24のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項26】 ハンドルアーム体を掃除機本体の前方に回動させ、また、掃除機本体の後面をヒールレストとして使用し、前記掃除機本体を垂直状態にしたとき、前記掃除機本体を収納状態とさせた請求項18〜25のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項27】 ハンドルアーム体の回動を、バネによって付勢させ、バネ力を、吸気口が自重で回動する力より大きく、また、前記吸気口が自重で回動する力は、延長管の先端の把手にかかる力より小さく設定し、掃除機本体を空中に浮かした時は、ハンドルアーム体の回動を抑制し、掃除状態にした時は、ハンドルアーム体の回動を容易に回動させるよう構成した請求項18〜26のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項28】 ハンドルアーム体からなる延長管および把手の回動を、床面の略垂直方向に係止させ、ハンドルアーム体を掃除機本体の後方に回動させる力を、掃除機本体の前方に回動させる力より小さくした請求項18〜27のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項29】 ハンドルアーム体を回動させることより電動送風機の通電回路を開いたりまたは閉じたりさせるように構成した請求項18〜28のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項30】 二次電池と電動送風機を収納し充電用の端子接続部を持つ掃除機本体と、掃除機本体の充電用の端子接続部に接続される充電用の端子部を有する充電器とからなり、前記充電器は電源トランスを収納する箱状部を有し、この箱状部の側壁より充電用の端子部を突出させた電気掃除機。 【請求項31】 二次電池と電動送風機を収納し充電用の端子接続部を持つ掃除機本体と、掃除機本体の充電用の端子接続部に接続される充電用の端子部を有する充電器とからなり、前記掃除機本体の前方には電動送風機の吸引力により塵埃を吸い込む吸い込み部を設け、前記充電器は電源トランスを収納する箱状部を有し、この箱状部の側壁より前記端子部を突出させ、前記掃除機本体の吸い込み部以外の部位に配した前記端子接続部内に前記端子部を挿入した電気掃除機。 【請求項32】 二次電池と電動送風機を収納し充電用の端子接続部を持つ掃除機本体と、掃除機本体の前記端子接続部に接続される充電用の端子部を有する充電器とからなり、前記充電器は電源トランスを収納する箱状部と、充電器の箱状部の前面下部から前方に延び掃除機本体の一部が載置される載置部と、この載置部上に設けられ、掃除機本体の下面の係合部と係合する被係合部を有し、前記掃除機本体が充電器に載置されると箱状部の側壁より突出させた前記端子部と前記端子接続部とを接続するようにした電気掃除機。 【請求項33】 充電器の箱状部前面の両端面近傍より一対のガイドを設け、そのガイドにより本体を充電器側に案内するようにした請求項30〜32のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項34】 充電器の箱状部の前面上部を傾斜面とした請求項30〜33のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項35】 掃除機本体内に充電用の端子接続部を設けた請求項30〜34のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項36】 充電器の箱状部の幅方向の中心線上から外れた位置に充電用の端子部を設け、電源トランスを前記端子部の近傍に配置した請求項30〜35のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項37】 充電器の箱状部に掃除機本体セット時の目安となる部位を設けた請求項30〜36のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項38】 掃除機本体の後方に、ローラーを突出させるように設けた請求項30〜37のいずれか1項に記載の電気掃除機。 【請求項39】 二次電池と電動送風機を収納し、二次電池と接続された充電用の端子接続部を持つ掃除機本体と、掃除機本体の前記端子接続部に接続される充電用の端子部を有する充電器を備え、前記掃除機本体には二次電池と電動送風機との間に接続されたスイッチと、このスイッチの操作部を有し、この操作部には前記充電器に設けた被係合部に係合して充電器へ掃除機本体をセットする係合部を設け、この係合部は操作部の操作に応じて移動し、スイッチの入状態の操作部の位置では係合部が被係合部に係合しない電気掃除機。 【請求項40】 掃除機本体に回動自在に保持された操作用のハンドルを有し、このハンドルをスイッチの操作部とした請求項39記載の電気掃除機。 【請求項41】 係合部を掃除機本体の底面から臨ませた請求項39記載の電気掃除機。 【請求項42】 充電器に設けた被係合部の貫通孔部を掃除機本体の底面に設け、これを介して被係合部と係合部を係合させる構造とした請求項39記載の電気掃除機。 【請求項43】 充電器に設けた被係合部の先端部外周に傾斜部を設けた請求項41または42記載の電気掃除機。 【請求項44】 充電器内部あるいは掃除機本体内部のいずれか一方に、掃除機本体と充電器が電気的に接続している時にのみ動作する報知手段を設けた請求項39または40記載の電気掃除機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用される電気掃除機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、電気掃除機は、図54に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。 【0003】図54に示すように、電動送風機501は、掃除機本体502内に配設し、この掃除機本体501の上方に集塵袋503を内蔵する集塵部504を有し、集塵部504と吸い込み部505はホース506により接続されている。図54において、矢印により示すように、電動送風機501により塵埃は吸い込み部505の底面部507より空気とともに吸引され、ホース506の内部を重力に逆らって上昇し、塵埃は集塵袋503により濾過され、集塵袋503の内部に捕獲される。吸引された空気は集塵袋503を透過し、電動送風機501の内部を通過して排気口508より外部へと放出される。 【0004】また、充電可能な二次電池を内蔵し、置き台を兼用した充電台を有する電気掃除機は、図55に示すように構成している。掃除機本体509は、二次電池および電動送風機(何れも図示せず)を収納しており、この掃除機本体509の下部に吸込具510を傾動自在に取り付けている。充電台511は、掃除機本体509に収納した二次電池を充電するもので、この充電台511は、吸込具510を載置する載置部512と、充電用の電源トランス、充電用の端子(何れも図示せず)を設けた箱状部513とを有している。 【0005】そして、吸込具510を充電台511の載置部512に載置すると、掃除機本体509に設けた端子と充電台511の端子とが電気的に接続され、二次電池に充電が行われるよう構成している。 【0006】また、図56に示すように、二次電池を内蔵した掃除機本体514を充電器515にセットすることにより、掃除機本体514内の電動送風機516に接続される回路を強制的に遮断して充電専用の回路に切り替えるものがある。 【0007】掃除機本体514を充電器515にセットすると、充電端子517aが変形端子518aに接触すると同時に変形させ、固定端子518cから変形端子518aが離れる。この動作により、電動送風機516はスイッチ519の開閉にかかわらず閉路となり、充電専用の回路となる。 【0008】これは、スイッチ519が入った状態で充電をしようとした場合、電動送風機516での消費電力が充電器515の充電能力を上回るために実質的には充電ができず、使用しようとしたときには完全に放電していて使えないという問題をなくするためで、回路を切り替えることにより、スイッチ519の状態に関わりなく確実に充電することができる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図54に示すような従来の電気掃除機では、電動送風機501及び集塵部504が吸い込み部505の上方に配設されているため、床面の塵埃を集塵部504内の集塵袋503に移動させる際に、重力に逆らって上方へと持ち上げる必要があり、また、移動距離も長く大きな圧損を発生するため、電動送風機501には十分な吸引力が要求される。そのため、電動送風機501としては、消費電力の大きいものを使用しなくてはならず、たとえば、電動送風機501の電源として電池を用いる場合には、電池の容量、大きさ等の関係から、十分な吸い込み力が確保できなかった。 【0010】そのため、電動送風機501の吸引力のみを使用するのではなく、電動送風機501の排気も利用して集塵性能を高める還流式掃除機をも考慮して、少ない消費電力で集塵性能を高めることに取り組む必要がある。このような還流式の掃除機は過去から数多く提案されている。それら提案では、還流式の掃除機を実用化するにあたってはまだ課題を残している。 【0011】また、掃除機本体502に電動送風機501を配設しているので、掃除機本体502の重量および体積が大きく、使用中に把手118にかかる重量が大きく、操作性もよくないという課題を有していた。 【0012】また、掃除機本体502を床面に対して略垂直状態として、掃除機本体502を後方へ回動する場合は、掃除機本体502の後方に障害物がないため容易に回動可能であるが、前方に回動させる場合は、掃除機本体502の下部と、吸い込み部505の上部が当たり掃除機本体502の回動が抑制される。このため、把手118を持って掃除機本体502を往復させる距離が限られ、また、掃除機本体502を一往復させる床面積も限られ、往復させる回数が増え床面等を掃除する時間が長くなったりしていた。 【0013】また、電動送風機の電源を電池とする電気掃除機について、図55に示す構成では、二次電池を充電するための充電台511は部屋や廊下などの隅に置かれていることが多く、かつこれらは掃除の対象となる場所の一部であるが、大きな充電台511はその付近を掃除する際に邪魔になっていた。 【0014】さらに、電池を有する電気掃除機に内蔵した電池を充電するにあたり、図56に示す構成では、充電回路の切り替えのための端子周辺の構成が複雑になり、端子数、結線ポイントが多く、充電不良、動作不良が発生する可能性があった。 【0015】本発明は上記従来の課題を解決するもので、排気風を床面に吹き付けて床面から塵埃を舞い上げ、集塵効率を向上させるとともに、吸い込み部内部に回転自在に内蔵した塵埃掻き上げ体を駆動する電動機の温度上昇を低減して耐久性を向上することを第1の目的としている。 【0016】また、把手を持って掃除機本体を往復させる距離が長くなるようにし、使い勝手を向上することを第2の目的としている。 【0017】また、掃除機本体に内蔵した二次電池を充電する充電器を小型化し、充電器の付近を掃除する際に、充電器が邪魔にならないようにして、使い勝手を向上するとともに、材料コストを低減して製品価格を安価にすることを第3の目的としている。 【0018】また、機構的にスイッチが切れているときにだけ掃除機本体と充電器とを接続できるようにし、回路構成をシンプルにして安価でありながら確実に充電できるようにし、使い勝手を向上することを第4の目的としている。 【0019】 【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的を達成するために、吸い込み部内に電動機により回転駆動される塵埃掻き上げ体を配設し、電動送風機により吸い込み部から塵埃を吸引するとともに、排気通路を通して吸い込み部側に電動送風機の排気を送るように構成し、電動送風機の排気を塵埃掻き上げ体を回転駆動する電動機に当てるよう構成したものであり、これにより、排気風を床面に吹き付けて床面から塵埃を舞い上げるとともに、塵埃掻き上げ体の回転による掻き上げと排気風の吹き付けとの相乗作用によって、集塵効率を向上することができ、吸い込み部内部に回転自在に内蔵した塵埃掻き上げ体を駆動する電動機の温度上昇をも低減することができ、耐久性を向上することができる。 【0020】また、上記第2の目的を達成するために、前方に塵埃を吸引する吸気口を有し、その後方に少なくとも集塵室および電動送風機のいずれか1つを有する掃除機本体を有し、この掃除機本体の外周の少なくとも一部を回動または摺動するハンドルアーム体を有するよう構成したものであり、掃除する際に、ハンドルアーム体に形成した把手を持って掃除機本体を往復させるとき、往復移動距離を長くでき、往復させる回数が減少して使い勝手を向上することができる。 【0021】また、上記第3の目的を達成するために、二次電池と電動送風機を収納した掃除機本体に設けた充電用の端子接続部に充電器の充電用の端子部を接続するよう構成し、充電器は電源トランスを収納する箱状部を有し、この箱状部の側壁より充電用の端子部を突出させたものであり、これにより、二次電池を充電する充電器を小型化することができ、充電器の付近を掃除する際に、充電器が邪魔にならないようにできて、使い勝手を向上できるとともに、材料コストを低減して製品価格を安価にすることができる。 【0022】また、上記第4の目的を達成するために、二次電池と電動送風機を収納した掃除機本体の二次電池に接続した充電用の端子接続部に、充電器の充電用の端子部を接続するよう構成し、掃除機本体には二次電池と電動送風機との間に接続したスイッチとこのスイッチの操作部を有し、この操作部に係合部を設け、この係合部を充電器に設けた被係合部に係合して充電器へ掃除機本体をセットするようにし、この係合部は操作部の操作に応じて移動し、スイッチの入状態の操作部の位置では係合部が被係合部に係合しないよう構成したものであり、これにより、機構的にスイッチが切れているときにだけ掃除機本体と充電器とを接続することができ、回路構成をシンプルにして安価でありながら確実に充電することができ、使い勝手を向上することができる。 【0023】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、吸い込み部から塵埃を吸引する電動送風機と、前記吸い込み部内に配した塵埃掻き上げ体と、この塵埃掻き上げ体を回転駆動する電動機と、前記吸い込み部側に前記電動送風機の排気を送る排気通路とを備え、前記電動送風機の排気を前記電動機に当てるよう構成したものであり、排気風を床面に吹き付けて床面から塵埃を舞い上げるとともに、塵埃掻き上げ体の回転による掻き上げと排気風の吹き付けとの相乗作用によって、集塵効率を向上することができ、吸い込み部内部に回転自在に内蔵した塵埃掻き上げ体を駆動する電動機の温度上昇をも低減することができ、耐久性を向上することができる。 【0024】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、吸い込み部に電動送風機の吸引力が作用する吸気部と、前記電動送風機の排気を流す排気部とを設けたものであり、電動送風機の排気風を床面に吹き付けることで、床面から塵埃を舞い上げることができて、集塵効率を向上することができる。また、全空気通路長を短くできて圧損を少なくでき、電動送風機に大きな吸い込み力を要求せずとも比較的質量の大きい塵埃を集塵部に捕獲することが可能となる。 【0025】請求項3に記載の発明は、上記請求項2に記載の発明において、電動送風機からの排気風の一部を吸い込み部の排気部へと循環させ、排気風の一部を吸い込み部以外へと放出し、排気部から吸気部へと循環する風量を電動送風機からの総排気量の50〜95%としたものであり、排気風を床面に吹き付けることで、床面から塵埃を舞い上げることができて、集塵効率を向上することができる。このとき、床面に叩きつけられる排気風の風量、風速が大きすぎるために生じる塵埃の吸込口外部への飛散を防止することができる。また、電動送風機より生じる熱を吸込口以外へ放出する排気と共に外部へ放熱することができ、温度上昇を抑制することができ、また、排気の一部を外部に放出し、すべてを吸気部へと循環させないため、電動送風機等の温度上昇を抑えることができ、耐久性を向上することができる。 【0026】請求項4に記載の発明は、上記請求項2または3に記載の発明において、吸い込み部以外へと放出する風量または吸い込み部へ循環する風量、もしくはその両者を調整自在としたものであり、排気風を床面に吹き付けることで、床面から塵埃を舞い上げることができて、集塵効率を向上することができる。このとき、床面に叩きつけられる排気風の風量、風速が大きすぎるために生じる塵埃の吸込口外部への飛散を抑えながら、床面の種類、あるいは集塵室内の塵埃の量により、床面の塵埃を最も効率よく集塵できるように調整できる。また、電動送風機より生じる熱を吸込口以外へ放出する排気とともに外部へ放熱するため、温度上昇を抑制することができる。 【0027】請求項5に記載の発明は、上記請求項2〜4に記載の発明において、排気部から吸気部へと循環する気流が、吸い込み部の長手方向へ床面とほぼ平行に生じる構成としたものであり、塵埃および空気は床面近傍のほぼ水平面上を移動することになり、重力による妨げを受けにくいようにできる。また、排気風を床面に吹き付けることで、床面から塵埃を舞い上げることができて、集塵効率を向上することができる。 【0028】請求項6に記載の発明は、上記請求項2〜5に記載の発明において、吸い込み部の一端に吸気部と、これに相対するもう一端に排気部を設け、排気部から吸気部へと循環する気流が生じるよう構成したものであり、排気風が吸気部へと最も長い距離をスムースに流れるようになり、吸い込み部内部の気流が安定し、排気風によって広範囲の床面より遊離された塵埃をスムースに吸気部より集塵することができる。 【0029】請求項7に記載の発明は、上記請求項2〜5に記載の発明において、吸い込み部の一端と、これに相対するもう一端に排気部を設け、これら排気部の中間部に吸気部を設けたものであり、排気部と吸気部の距離が短くなり、塵埃の移動距離が減ることで集塵性能を向上することができ、加えて排気が吸い込み部から吸い込み部外部へと漏れるのを抑えることができる。 【0030】請求項8に記載の発明は、上記請求項2〜5に記載の発明において、吸い込み部の一端と、これに相対するもう一端に吸気部を設け、これら吸気部の中間部に排気部を設けたものであり、排気部と吸気部の距離が短くなり、塵埃の移動距離が減ることで集塵性能を向上することができる。さらに、吸い込み部の中央部付近での集塵能力がよいため、床面上の塵埃を狙って電気掃除機を操作することが容易となる。 【0031】請求項9に記載の発明は、上記請求項2〜8に記載の発明において、吸い込み部の前方に、吸い込み部の幅方向へと開口を広げた排気部を設け、吸い込み部の後方に吸気部を設けたものであり、排気風による塵埃吹き飛ばし効果が広範囲に生じ、広範囲の床面をむらなく集塵することができる。 【0032】請求項10に記載の発明は、上記請求項2〜8に記載の発明において、吸い込み部の後方に、吸い込み部の幅方向へと開口を広げた排気部を設け、吸い込み部の前方に吸気部を設けたものであり、排気風による塵埃吹き飛ばし効果が広範囲に生じ、広範囲の床面をむらなく集塵することができるとともに、吸い込み部の押し方向と排気風の床面への吹き付け方向が同一となり、絨毯の毛足の奥まで排気風を到達させることができ、集塵能力を向上することができる。 【0033】請求項11に記載の発明は、上記請求項2〜10に記載の発明において、排気部から放出される排気風の風速を吸気部へ吸引される吸気風の風速より高速としたものであり、排気風を床面へと強力に吹き付けることで、毛足の長い絨毯などの床面の深部に潜む塵埃等を床面から舞い上げることができ、集塵効率を向上することができる。 【0034】請求項12に記載の発明は、上記請求項2〜10に記載の発明において、排気部から放出される排気風の風速を吸気部へ吸引される吸気風の風速より低速としたものであり、排気風を床面に吹き付けることで、床面から塵埃を舞い上げることができ、集塵効率を向上することができる。さらに、床面に叩きつけられる排気風の風速が大きすぎるために生じる塵埃の吸い込み部外部への飛散を防止することができる。 【0035】請求項13に記載の発明は、上記請求項2〜10に記載の発明において、排気部から放出される排気風の風速を吸気部へ吸引される吸気風の風速とほぼ同一としたものであり、排気風を床面に吹き付けることで、床面から塵埃を舞い上げることができ、集塵効率を向上することができる。また、排気部から吸気部へ生じる気流の風速が安定し、床面より遊離した塵埃をスムースに吸気部より集塵することができる。 【0036】請求項14に記載の発明は、上記請求項2〜13に記載の発明において、排気部から放出される排気の風速または吸気部へ吸引される吸気の風速もしくはその両者を調整自在としたものであり、床面の種類あるいは集塵室内の塵埃の量などに応じて、床面に叩きつけられる排気風の風速が大きすぎるために生じる塵埃の吸い込み部外部への飛散を抑えながら、床面の塵埃を最も効率良く集塵できるよう調整することができる。 【0037】請求項15に記載の発明は、上記請求項1〜14に記載の発明において、塵埃掻き上げ体を回転自在または振動自在に構成したものであり、排気風がより床面の深部へと到達し、床面深部の塵埃を効果的に集塵することができる。 【0038】請求項16に記載の発明は、上記請求項2〜14に記載の発明において、塵埃掻き上げ体に帯状の塵埃掻き上げ部を螺旋状に取り付け、塵埃掻き上げ体を回転させることで発生する帯状の塵埃掻き上げ部のひねりに沿った気流と、排気部から吸気部へと流れる気流の向きを一致させたものであり、塵埃掻き上げ体が排気部から吸気部へと向かう気流を妨げるのを防止することができ、集塵性能を向上することできる。 【0039】請求項17に記載の発明は、上記請求項2〜16に記載の発明において、吸い込み部の排気部近傍に、排気部からの排気風を吸気部方向へとスムースにガイドする機構を設けたものであり、排気風が吸気部へとスムースに流れるようになり、吸い込み部内部の気流が安定し、排気風によって床面より遊離された塵埃をスムースに吸気部より集塵することができる。 【0040】請求項18に記載の発明は、前方に塵埃を吸引する吸気口を有し、その後方に掃除機本体外周の少なくとも一部を回動または摺動するハンドルアーム体を有するものであり、ハンドルアーム体は、デザイン上目立たなくなり、小型化することができる。さらに、ハンドルアーム体の径は、掃除機本体の外周の径と同等に大きくさせることよりハンドルアーム体の強度を向上することができる。 【0041】請求項19に記載の発明は、前方に塵埃を吸引する吸気口を有し、後方に集塵室、電動送風機のいずれかを、または、両方を内蔵する掃除機本体において、前記掃除機本体の略中心を回動中心として掃除機本体外周の少なくとも一部を回動または摺動するハンドルアーム体を有するものであり、掃除機本体の重量バランスを向上することができ、容易に持ち運びすることができる。 【0042】請求項20に記載の発明は、上記請求項18または19に記載の発明において、ハンドルアーム体を掃除機本体の長手方向の略中央に位置するよう配設し、前記ハンドルアーム体の略内側に、電動送風機を配設したものであり、掃除機本体の重量バランスを向上することができ、容易に持ち運びすることができる。さらに、掃除機本体内の集塵室、電動送風機等のスペースを有効に使い、掃除機本体の小型化を図ることができる。 【0043】請求項21に記載の発明は、上記請求項18〜20に記載の発明において、電動送風機の外周を覆うカバーの外周を支軸とし、ハンドルアーム体を回動させたものであり、ハンドルアーム体を回動させる構成を容易に構成することができる。 【0044】請求項22に記載の発明は、上記請求項18〜21に記載の発明において、ハンドルアーム体より棒状の突出部を形成し、前記突出部にパイプ等からなる延長管と、この延長管の先端に把手を配設し、前記延長管、把手をそれぞれ着脱自在に構成したものであり、使用者の掃除用途に応じて、把手の高さを調整することができ、使い勝手を向上することができる。さらに、延長管および把手を分解させることにより、省スペースに収納することができる。 【0045】請求項23に記載の発明は、上記請求項18〜22に記載の発明において、ハンドルアーム体からの棒状の突出部と、延長管の先端に具備した把手を着脱自在に構成したものであり、把手を棒状の突出部に接続し、把手を持って操作すればハンディータイプの掃除機として使用でき、また、把手は握り性がよいため、違和感なく使用することができる。 【0046】請求項24に記載の発明は、上記請求項18〜23に記載の発明において、ハンドルアーム体からの棒状の突出部を、第2の把手としたものであり、ほうき形電気掃除機からハンディータイプの掃除機として使用でき、掃除用途に応じて使い分け対応することが可能となる。 【0047】請求項25に記載の発明は、上記請求項18〜24に記載の発明において、ハンドルアーム体を、床面に対して前後方向に、約90゜回動させる構成としたものであり、狭いテーブルの下等を掃除するとき、延長管の長さを最大限に活用することができ、また、掃除機本体の前方、後方とどちら側からも掃除可能となる。 【0048】請求項26に記載の発明は、上記請求項18〜25に記載の発明において、ハンドルアーム体を掃除機本体の前方に回動させ、また、掃除機本体の後面をヒールレストとして使用し、前記掃除機本体を垂直状態にしたとき、前記掃除機本体を収納状態とさせたものであり、掃除機本体を垂直方向の収納状態にしたとき、掃除機本体の奥行寸法を小さくすることができ、狭い場所にも収納することができる。 【0049】請求項27に記載の発明は、上記請求項18〜26に記載の発明において、ハンドルアーム体の回動を、バネによって付勢させ、バネ力を、吸気口が自重で回動する力より大きく、また、前記吸気口が自重で回動する力は、延長管の先端の把手にかかる力より小さく設定し、掃除機本体を空中に浮かした時は、ハンドルアーム体の回動を抑制し、掃除状態にした時は、ハンドルアーム体の回動を容易に回動させるよう構成したものであり、把手を持って掃除機本体を持ち運ぶ際、ハンドルアーム体が容易に回動することなく、持ち運び性を向上することができ、さらに、掃除をする際、ハンドルアーム体を回動させても、吸気口の回動が追随することなくスムーズな掃除状態に移行することができる。 【0050】請求項28に記載の発明は、上記請求項18〜27に記載の発明において、ハンドルアーム体からなる延長管および把手の回動を、床面の略垂直方向に係止させ、ハンドルアーム体を掃除機本体の後方に回動させる力を、掃除機本体の前方に回動させる力より小さくしたものであり、ハンドルアーム体からなる延長管および把手を、床面に対して略垂直の位置に放置したとき、ハンドルアーム体の回動を抑制することができ、ハンドルアーム体が倒れることなく、掃除機本体の収納状態での放置性を向上することができる。また、実際に掃除をする際、ハンドルアーム体からなる延長管および把手の回動は、掃除機本体の後方に回動させる動作が多いため回動力が大きく変わることなく操作上問題なく使用することができる。 【0051】請求項29に記載の発明は、上記請求項18〜28に記載の発明において、ハンドルアーム体を回動させることにより電動送風機の通電回路を開いたりまたは閉じたりさせるように構成したものであり、掃除をするとき、いちいち起動および停止をするスイッチを操作することなくすぐに掃除状態とすることができ、使い勝手を向上することができる。 【0052】請求項30に記載の発明は、二次電池と電動送風機を収納し充電用の端子接続部を持つ掃除機本体と、掃除機本体の充電用の端子接続部に接続される充電用の端子部を有する充電器とからなり、前記充電器は電源トランスを収納する箱状部を有し、この箱状部の側壁より充電用の端子部を突出させたものであり、充電器自体のサイズをコンパクトにすることができる。 【0053】請求項31に記載の発明は、二次電池と電動送風機を収納し充電用の端子接続部を持つ掃除機本体と、掃除機本体の充電用の端子接続部に接続される充電用の端子部を有する充電器とからなり、前記掃除機本体の前方には電動送風機の吸引力により塵埃を吸い込む吸い込み部を設け、前記充電器は電源トランスを収納する箱状部を有し、この箱状部の側壁より前記端子部を突出させ、前記掃除機本体の吸い込み部以外の部位に配した前記端子接続部内に前記端子部を挿入したものであり、充電器に対してより確実に電気掃除機本体を固定することができる。 【0054】請求項32に記載の発明は、二次電池と電動送風機を収納し充電用の端子接続部を持つ掃除機本体と、掃除機本体の前記端子接続部に接続される充電用の端子部を有する充電器とからなり、前記充電器は電源トランスを収納する箱状部と、充電器の箱状部の前面下部から前方に延び掃除機本体の一部が載置される載置部と、この載置部上に設けられ、掃除機本体の下面の係合部と係合する被係合部を有し、前記掃除機本体が充電器に載置されると箱状部の側壁より突出させた前記端子部と前記端子接続部とを接続するようにしたものであり、充電器に対してより確実に掃除機本体を固定することができる。 【0055】請求項33に記載の発明は、上記請求項30〜32に記載の発明において、充電器の箱状部前面の両端面近傍より一対のガイドを設け、そのガイドにより本体を充電器側に案内するようにしたものであり、充電器に対する電気掃除機本体のセットをより容易に、かつ確実に行うことができる。 【0056】請求項34に記載の発明は、上記請求項30〜33に記載の発明において、充電器の箱状部の前面上部を傾斜面としたものであり、充電器に対する電気掃除機本体のセットをよりスムースに行うことができる。 【0057】請求項35に記載の発明は、上記請求項30〜34に記載の発明において、掃除機本体内に充電用の端子接続部を設けたものであり、掃除機本体のサイズをコンパクトにすることができ、充電器を含めた充電状態における全体寸法も小型にすることができる。 【0058】請求項36に記載の発明は、上記請求項30〜35に記載の発明において、充電器の箱状部の幅方向の中心線上から外れた位置に充電用の端子部を設け、電源トランスを前記端子部の近傍に配置したものであり、充電器から掃除機本体を外す際に、充電器に働く外力と充電器に働く重力が近い点に作用するために、掃除機本体を充電器からスムースに取り外すことができる。 【0059】請求項37に記載の発明は、上記請求項30〜36に記載の発明において、充電器の箱状部に掃除機本体セット時の目安となる部位を設けたものであり、充電器へ掃除機本体をセットする際の狙いがつけやすくなり、作業を容易にすることができる。 【0060】請求項38に記載の発明は、上記請求項30〜37に記載の発明において、掃除機本体の後方に、ローラーを突出させるように設けたものであり、充電器へ掃除機本体をセットする際に、相互の干渉による抵抗が減少し、着脱作業を容易にすることができる。 【0061】請求項39に記載の発明は、二次電池と電動送風機を収納し、二次電池と接続された充電用の端子接続部を持つ掃除機本体と、掃除機本体の前記端子接続部に接続される充電用の端子部を有する充電器を備え、前記掃除機本体には二次電池と電動送風機との間に接続されたスイッチと、このスイッチの操作部を有し、この操作部には前記充電器に設けた被係合部に係合して充電器へ掃除機本体をセットする係合部を設け、この係合部は操作部の操作に応じて移動し、スイッチの入状態の操作部の位置では係合部が被係合部に係合しないものであり、スイッチが切れているときにだけ、掃除機本体と充電器が接続できるようになるため、回路構成を複雑にすることなく、安価でありながら使い勝手を向上することができる。 【0062】請求項40に記載の発明は、上記請求項39に記載の発明において、掃除機本体に回動自在に保持された操作用のハンドルを有し、このハンドルをスイッチの操作部としたものであり、別部品を追加することなく、より確実にスイッチが切れているときにだけ、掃除機本体と充電器が接続できるようになり、安価でありながら使い勝手を向上することができる。 【0063】請求項41に記載の発明は、上記請求項39に記載の発明において、係合部を掃除機本体の底面から臨ませたものであり、掃除機本体と充電器の嵌合動作が掃除機本体の自重により行われることになるので、衝撃などで掃除機本体が充電器から外れることが少なくなり、より確実に充電を行うことができる。 【0064】請求項42に記載の発明は、上記請求項39に記載の発明において、充電器に設けた被係合部の貫通孔部を掃除機本体の底面に設け、これを介して被係合部と係合部を係合させる構造としたものであり、充電器に対する掃除機本体の位置決めを確実に行うことができ、確実に充電を行うことができる。 【0065】請求項43に記載の発明は、上記請求項41または42に記載の発明において、充電器に設けた被係合部の先端部外周に傾斜部を設けたものであり、掃除機本体の底面の穴部と係合部が多少ずれている場合でも、係合部の入口を誘いながら係合部を正規の位置に移動させるので、掃除機本体が充電器に対して装着不充分となる可能性が低くなり、より確実に充電を行うことができる。 【0066】請求項44に記載の発明は、上記請求項39または40に記載の発明において、充電器内部あるいは掃除機本体内部のいずれか一方に、掃除機本体と充電器が電気的に接続している時にのみ動作する報知手段を設けたものであり、充電器に対する掃除機本体のセットが不完全なために発生する充電ミスを減少させることができる。 【0067】 【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。 【0068】(実施例1)本発明の実施例1について、図1から図7を参照しながら説明する。 【0069】図1から図3に示すように、掃除機本体1は、前側に吸い込み部2を備え、後方に集塵部3と電動送風機4を備えた本体部5を有している。ハンドル6は把手7を備え、本体部5に回動自在に設けた軸支部8に取り付けている。電池10は電源用の1次電池または2次電池であり、本体部5と吸い込み部2との間に配設し、熱収縮フィルムで一体化して設置している。 【0070】集塵部3は、フィルター11を内蔵し、本体部5の取り付け部12に嵌合させて、図示しない尾錠で着脱自在に取り付けられ、略円筒状の構成となっている。集塵部3には、図4に示すように、外周に吸気パッキン13を取り付けた吸気口14を形成してあり、吸い込み部2に設けた吸気部15と連通する吸気通路16の端面に圧接している。 【0071】電動送風機4は弾性体からなる支持体17で保持し、図5に示すように、モータケース18とともに本体部5に図示しないねじで固定されている。さらにハンドル部6の軸支部8はモータケース18の外周を軸受け部にして回動自在に取り付けてある。また、電動送風機4は、図7に示すように、電流ヒューズ19及び電源スイッチ20を介して電源用の電池10に並列に接続している。そして、吸い込み部2、集塵部3、電動送風機4、吸気通路16、および電池10は掃除機本体1内で互いに略平面上に配設している。 【0072】上記構成において、吸い込み部2から電動送風機4の吸引空気とともに吸引された塵埃は、吸気通路16を通過して集塵部3に運ばれてフィルター11で捕獲される。このとき、集塵部3、電動送風機4は吸い込み部2と略平面上に配設しているので、塵埃は床面近傍のほぼ水平面上を移動するだけでよく、上方に持ち上げる必要がないので、小さなエネルギーで比較的質量が大きい塵埃を捕獲することができ、電池10および電動送風機4を小型、軽量にできる。 【0073】また、構成部品をすべて掃除機本体1内に収納し、ハンドル部6は単独で掃除機本体1と回動自在に構成しているので、使用時に掃除機本体1の重量は把手7に作用せず、掃除中の負荷を軽くすることができる。 【0074】つぎに、図1から図3に示すように、吸い込み部2の後方に設けた本体部5に構成した集塵部3および電動送風機4は、それぞれの軸線H−Hを吸い込み部2の長手方向と平行に配設してあり、かつ本体部5の幅寸法Lは吸い込み部2の幅寸法Wより小さく構成している。 【0075】上記構成において、本体部5の集塵部3及び電動送風機4はそれぞれの軸線を吸い込み部2の長手方向と平行に配設してあるので、前後方向の寸法を小さくコンパクトにすることができる。スタンド収納時の壁際に置いたときの突出が少なく、収納性をよくすることができる。また、本体部5の幅寸法Lを吸い込み部2の幅寸法Wより小さく構成してあるので、掃除中に本体部5の側面が吸い込み部2より先に家具等に当たることがなく、吸い込み部2の幅全域を有効に活用して塵埃を捕獲できるため、掃除効率を高めることができる。 【0076】つぎに、図1と図5に示すように、第1の走行ローラ21は、本体部5の下面に設け、電池10はこの第1の走行ローラ21と吸い込み部2との間に配設してあり、蓋体22を着脱させることにより取り外しできるように構成している。また、図5において、吸い込み部2と本体部5は上面を双方にほぼ接する傾斜平面23で構成している。 【0077】上記構成において、電池10の重量は第1の走行ローラ21を中心に吸い込み部2を床面に押し当てる方向に作用し、吸い込み部2と床面との隙間を安定して確保でき、集塵効率を高めることができる。また、傾斜平面23によって掃除中に家具等の下にスムーズに挿入でき、つっかかりを少なくすることができ、使い勝手を高めることができる。 【0078】また、図1と図6に示すように、吸い込み部2には一方の端に設けた吸気部15と反対側の端に排気部24を構成してあり、モータケース18の排気口25から本体部5の排出部26を通して排気部24に連通する排気通路27を構成している。そして、吸い込み部2内には毛ブラシまたはゴムブレード等からなるリップ体28を軸体29に装着したブラシ体30を軸受31で回転自在に取り付け、電動機32によってベルト体33を介して回転駆動できるようにしている。ブラシ体30は塵埃掻き上げ体を構成するものである。 【0079】また、リップ体28は水洗可能な毛またはゴム材料で、軸体29は同じく水洗可能な合成樹脂材料で構成しており、上カバー34を掃除機本体1からはずすことにより、軸受31とともに着脱できる構成となっている。そして、電動機32の外周の一部を排気通路27に臨ませて構成している。また、図7に示すように、電動機32も電池10に並列に電気接続している。 【0080】上記構成において、電動送風機4からの排気は、排気口25、排出部26から排気通路27を通って排気部24から床面に放出されて床面の塵埃をまき上げると同時に、排気部24から吸い込み部2の中を通って吸気部15に流れ込む循環流を形成し、集塵部3への塵埃の移動を容易にし、集塵効率を高めることができる。また、ブラシ体30の回転による掻き上げと循環流の相乗作用によって、ブラシ体30の回転による掻き上げのみの場合、およびブラシ体30がなく循環流のみによる場合と比べて、集塵効率を高めることができる。 【0081】さらに、ブラシ体30を水洗可能に構成しているので、常に清潔に保つことができるとともに、排気循環流でブラシ体30を早く完全に乾燥させることができ、衛生的な構成にできる。また、電動機32に排気を当てることにより、電動機32の出力を大きくしても、巻線部および摺動ブラシの温度上昇を抑えることができ、耐久性を向上することができる。 【0082】つぎに、図4に示すように、吸い込み部2の後方下面には吸い込み部2の略全幅域にわたって、ブラシ体30の外周後端より前側に突出させて構成した掻き取り部35を設け、この掻き取り部35の後方に平面部を有し、塵埃を一時保持できる保持部37を設けている。また、図3および図5に示すように、本体部5の下面に第1の走行ローラ21を設けるとともに、吸い込み部2の後ろ両側に第2の走行ローラ36を配設している。 【0083】上記構成において、掻き取り部35を設けることによって、ブラシ体30の回転により掻き上げられた塵埃を保持部37にすくい取る塵取り部を形成しているため、塵埃を集塵部3に移送し易くなり、集塵効率を高めることができる。そして、第2の走行ローラ36により、吸い込み部2の前端を床面に対して浮かせることができ、吸い込み部2の前側下端Eは全域にわたって床面との間に隙間を形成し、吸い込み部2の全域からの塵埃の吸塵を容易にでき、かつ絨毯上での突っかかり等の操作抵抗を軽減でき、集塵効率が高く、使い勝手を高めることができる。 【0084】(実施例2)つぎに、実施例2について、図8から図12を参照しながら説明する。 【0085】図8から図10に示すように、掃除機本体101は、内部に塵埃を蓄積する集塵室102を有し、この集塵室102に集塵フィルタ113と吸引ファン112を有する電動送風機104を設けている。ブラシ体106は、塵埃を床面から掻き上げるもので、軸受116により軸支され、電動機105によりベルト114およびプーリー115を介して駆動される。電池118は、電動送風機104、電動機105などを駆動するものである。 【0086】吸い込み部117より集塵室102に連通する吸気部108と、電動送風機104からの排気を吸い込み部117に放出する排気部107とを設け、排気部107から吸気部108へと循環する気流が生じる構成とし、電動送風機104から放出される排気風109の一部を吸い込み部117の排気部107へと循環させ、排気風の一部を吸い込み部117以外へと放出し、排気部107から吸気部108へと循環する吸気風110の風量を電動送風機104からの総排気量の50〜95%としてている。 【0087】上記構成において、電動送風機104が駆動されると、集塵室102の内部を負圧状態とする。電動送風機104より放出される排気風109は、図11および図12に示すように、一部は電動送風機104の後方より吸い込み部117へと連通する排気部107から床面へと叩き付けられ、残りは吸い込み部117と外部を連通する排気口120から外部へと放出される。これにより、床面上の塵埃103が吸い込み部117で吹き飛ばされ、床面より遊離する。 【0088】また、吸い込み部117には、両端を軸受116で掃除機本体101と回転自在に構成したブラシ体106を設けており、このブラシ体106は、プーリー115とベルト114によって電動機105からの動力を伝達され回転する。このブラシ体106が回転することで、絨毯などの床面の毛足の奥に潜んだ塵埃を掻き出す。 【0089】ブラシ体106および排気風109により床面より遊離された塵埃103は、排気部107から吸気部108へと循環する気流に乗り、吸気部108より集塵室102の内部へと運ばれ、集塵フィルタ113により集塵室102の内部へ蓄積される。それによって、電動送風機104の吸引力が弱くても、排気風109を床面に吹き付けることで、床面から塵埃103を舞い上げ、集塵効率を向上可能となる。 【0090】また、床面に叩きつけられる排気風109の風量、風速が大きすぎるために生じる塵埃103の吸い込み部117への飛散を防止することが可能となる。さらに、電動送風機104より生じる熱を吸い込み部117以外へ放出する排気と共に外部へ放熱可能なため、電気掃除機の温度上昇を抑制することが可能となる。 【0091】排気の一部を外部に放出し、すべてを吸気部108へと循環させないため、電動送風機104等の温度上昇を抑えることが可能となり、耐久性を向上することができる。加えて、毛足の長い絨毯等の床面では、ブラシ体106が床面を掻き上げることで、毛足の奥まで排気風109が到達し、床面深部の塵埃を吹き上げることができる。 【0092】(実施例3)つぎに、実施例3について、図13および図14を参照しながら説明する。 【0093】図に示すように、風量調節弁119は、排気部107より吸い込み部117に循環する風量、または排気口120へ放出する風量、あるいはその両者をそれぞれ調整可能としている。他の構成は上記第2の実施例と同じである。 【0094】上記構成において、風量調節弁119は回転自在に構成されており、排気部107より床面に叩き付けられる排気風109の風量または排気口120へ放出される風量、あるいはその両者を床面の種類、集塵室内の塵埃量などにより最適に調整する。これにより、床面に叩きつけられる排気風9の風量、風速が大きすぎるために生じる塵埃の吸い込み部117の外部への飛散を抑えながら、床面の種類、あるいは集塵室内の塵埃の量により、床面の塵埃を最も効率よく集塵することができる。 【0095】(実施例4)つぎに、実施例4について、図15を参照しながら説明する。 【0096】図15に示すように、吸い込み部117の一端に吸気部108を設けるとともに、これに相対するもう一端に排気部107を設け、排気部107より放出された排気風109が吸い込み部117の長手方向へ床面とほぼ平行に通過して、吸気部108へ循環する気流が生じるよう構成している。他の構成は上記実施例2と同じである。 【0097】上記構成において、排気部107より吸気部108へと循環する気流が、吸い込み部117の長手方向へ床面とほぼ平行に生じるため、塵埃および空気は床面近傍のほぼ水平面上を移動することになり、重力による妨げを受けにくくなる。また、排気風109を床面に吹き付けることで、床面から塵埃を舞い上げ、集塵効率を向上することができる。 【0098】また、排気部107より吸気部108へと循環する気流が、吸い込み部117の開口下部の床面全体を隈なく通過するため、排気風109が吸気部108へと最も長い距離をスムースに流れるようになり、床面の広範囲で集塵効果を向上することができる。また、排気風109は吸気部108へと循環し、吸い込み部117の外部へ排気が漏れないようにしているため、吸い込み部117の下部の塵埃が吸い込み部117の外部へ飛散せず、使い勝手を向上することができる。 【0099】また、図16に示すように、吸い込み部117の左右両端に排気部107を設け、これら排気部107の中間に吸気部108を設けることにより、2つの排気部107より床面に叩きつけられた排気風109は、共に内側の吸気部108へと循環し、排気部107と吸気部108の距離が小さくなり、塵埃の移動距離が減ることで集塵性能を向上することができる。 【0100】また、排気風109が吸い込み部117から吸い込み部117外部へと漏れるのを抑えることが可能となり、吸い込み部117の下部の塵埃が吸い込み部117外部へ飛散せず、使い勝手を向上することができる。 【0101】また、図17に示すように、吸い込み部117の左右両端に吸気部108を設け、これら吸気部108の中間に排気部107を設けることにより、吸い込み部117の中央の排気部107より床面に叩きつけられた排気風109は2分され、それぞれ吸い込み部117両端の吸気部108へと循環する。これにより、吸い込み部117の中央部付近での集塵能力を向上することができ、床面上の塵埃を狙って電気掃除機を操作することが容易となる。 【0102】(実施例5)つぎに、実施例5について、図18および図19を参照しながら説明する。 【0103】図18および図19に示すように、排気部107は、吸い込み部117の前方で、吸い込み部117の略全幅にわたって設けている。吸気部108は吸い込み部117の後方に設けており、排気風109は排気部107から、吸い込み部117の前方より幅方向に拡散されて床面へと叩きつけられるよう構成している。他の構成は上記実施例2と同じであり、同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。 【0104】上記構成において、排気風109により、吸い込み部117の幅方向全体の床面上の塵埃がまんべんなく吹き飛ばされ、床面より遊離する。それにより、排気風109による塵埃吹き飛ばし効果が広範囲に生じ、広範囲の床面をむらなく集塵することができる。 【0105】また、図20に示すように、排気部107を吸い込み部117の後方で、吸い込み部117の略全幅にわたって設け、吸気部108を吸い込み部117の前方に設け、排気風109は排気部107から、吸い込み部117の後方より幅方向に拡散されて床面へと叩きつけられるよう構成することにより、排気風109により、吸い込み部117の幅方向全体の床面上の塵埃がまんべんなく吹き飛ばされ、床面より遊離する。 【0106】このとき、図21に示すように、電気掃除機操作時に吸い込み部117が進行することによる絨毯などの毛足がたわみ方向と、排気風109の吹き付け方向が同一となり、絨毯などの毛足の奥まで排気風109が吹き付けられる。これにより、排気風109による塵埃吹き飛ばし効果が広範囲に生じ、広範囲の床面をむらなく集塵することができるとともに、集塵能力を向上することができる。 【0107】(実施例6)つぎに、実施例6について、図22を参照しながら説明する。 【0108】図22に示すように、排気部107は、開口面積を吸気部108の開口面積より狭く設定し、排気部107から放出される排気風109の風速を吸気部108へ吸引される吸気風110の風速より高速となるようにしている。他の構成は上記実施例2と同じである。 【0109】上記構成において、排気部107の開口面積を狭くすることで、排気風109の風速を増加させ、床面へと叩きつけることにより、排気風109を床面へ強力に吹き付けることができ、毛足の長い絨毯などの床面の深部に潜む塵埃等を床面から舞い上げ、集塵効率を向上することができる。 【0110】また、図23に示すように、排気部107の開口面積を吸気部108の開口面積より広く設定し、排気部107から放出される排気風109の風速を吸気部108へ吸引される吸気風110の風速より低速となるようにすることにより、床面に叩きつけられる排気風109の風速が高すぎるために生じる塵埃の吸い込み部117外部への飛散を防止することができる。 【0111】また、排気部107から放出される排気風109の風速を吸気部108へ吸引される吸気風110の風速とほぼ同一とすることにより、排気風109を床面に吹き付けて床面から塵埃を舞い上げ、集塵効率を向上できるとともに、排気部107から吸気部108へ生じる気流の風速が安定し、床面より遊離した塵埃をスムースに吸気部108より集塵することができる。 【0112】また、図24に示すように、排気部107および吸気部108の近傍に風量調節弁119を左右にスライド自在に設け、排気部107および吸気部108の開口面積を自在に調整し、排気部107から放出される排気風109の風速または吸気部108へ吸引される吸気風110の風速もしくはその両者を調整自在とすることにより、たとえば、絨毯などの床面では、排気部107側の風量調節弁119を絞り、吸気部108側の風量調節弁119を開くことで、排気風109の風速を増大させて、毛足の奥の塵埃を舞い上げ、集塵性能が向上することができる。また、木床などでは、逆に排気部107側の風量調節弁119を開き、吸気部108側の風量調節弁119を絞ることで、床面上の塵埃が周囲に飛散するのを抑制することができる。 【0113】また、図25に示すように、排気部107と吸気部108の近傍に、排気風109と吸気風110をスムースにガイドするためのガイド壁111を設けることにより、排気部107付近に設けたガイド壁111により排気風109を吸気部108へと向かう方向にガイドし、吸気部108付近に設けたガイド壁111により吸気風110を吸気部108へと向かう方向にガイドすることができ、排気風109が吸気部108へスムースに流れるようになり、吸い込み部117内の気流が安定し、排気風109によって床面より遊離された塵埃をスムースに吸気部108より集塵することができる。 【0114】(実施例7)つぎに、実施例7について、図26を参照しながら説明する。 【0115】図26に示すように、ブラシ体(塵埃掻き上げ体)106を回転自在または振動自在に構成し、このブラシ体106に帯状の塵埃掻き上げ部106aを螺旋状に取り付け、ブラシ体106を回転させることで発生する帯状の塵埃掻き上げ部106aのひねりに沿った気流と、排気部107から吸気部108へと流れる気流の向きを一致させている。他の構成は上記実施例2と同じである。 【0116】上記構成において、排気部107からの排気風109により舞い上げられた床面の塵埃は、ブラシ体106が回転することによって生じる帯状の塵埃掻き上げ部106aのひねりに沿った気流の進行方向に合わせて吸気部108へと進むため、帯状の塵埃掻き上げ部106aに塵埃が衝突することで塵埃の流れが妨げられることがなく、吸気部108へと運ばれる。これにより、吸い込み部117内の気流と塵埃の流れがスムースとなり、集塵性能を向上することができる。 【0117】(実施例8)つぎに、実施例8について、図27から図31を参照しながら説明する。 【0118】図27から図31に示すように、掃除機本体215は、内部に端部より、集塵室216、集塵フィルター217、電動送風機218を長手方向に平行に配設しており、略円筒状に形成している。 【0119】掃除機本体215の前方には、塵埃を吸引する吸気口219を設けており、塵埃は吸気口219より吸引され、集塵室216の内部に捕獲される。また、集塵室216内部から排出される排気は、電動送風機218の後方より、外気に排出または、吸気口219に排出している。電動機220は、吸気口219近傍に設けたブラシ体221をベルト222を介して回転させている。 【0120】掃除機本体215の一端には、集塵室蓋223を設けており、他端には掃除機本体215の外郭を形成する上部外郭224を設けている。 【0121】略円筒状の掃除機本体215の外周225には、掃除機本体215の略中心を回動中心226として、掃除機本体215の外周225を回動する略円筒状のハンドルアーム体227を形成している。ハンドルアーム体227は、吸気口219を床面等に常に略平行に接するように、掃除機本体215の吸気口219を回動させる。 【0122】また、ハンドルアーム体227の外径は、掃除機本体215の外周225と略同等の径に形成しており、ハンドルアーム体227の外周からは、棒状の突出部228を配設し、突出部228の端部にパイプ等からなる複数の延長管229を挿入し、この延長管229の先端には、掃除機本体215を操作する時のグリップ性のある把手230を形成している。 【0123】上記構成において、略円筒状のハンドルアーム体227は、略円筒状の掃除機本体215の外周25と同等の形状より、デザイン的に凹凸をなくすることができ、小型化ができる。さらに、回動するハンドルアーム体227の外径は、掃除機本体215の外周25と同等の径の大きさであるので、大きな衝撃がハンドルアーム体227に加わっても割れにくくでき、強度を向上することができる。 【0124】そして、掃除する際に、ハンドルアーム体227に形成した把手230を持って掃除機本体215を往復させるとき、往復移動距離を長くでき、往復させる回数が減少して使い勝手を向上することができる。 【0125】また、図29に示すように、ハンドルアーム体227を、掃除機本体215の長手方向で略中央に位置させ、ハンドルアーム体227の内側に、電動送風機218を配設している。この構成により、ハンドルアーム体227からの棒状の突出部228等を持って運ぶ際、ハンドルアーム体227は、掃除機本体215の略中央に位置しているため、掃除機本体215の重量バランスがよくなり、持ち運びがしやすくなる。 【0126】さらに、掃除機本体215内の、集塵室216、電動送風機218の配置に無駄なスぺースを必要とせず、掃除機本体215の全体を小型軽量にすることが可能となる。 【0127】また、図29および図30に示すように、電動送風機218の外周を覆うカバー231の外周を支軸232とし、ハンドルアーム体227を支軸232上で摺動させている。またカバー231は、一部を掃除機本体215の外郭を形成しており、カバー231の両端に配設された集塵室蓋223と上部外郭224とで、係止されている。この構成により、ハンドルアーム体227の回動構成は、ハンドルアーム体227とカバー231の2部品で構成でき、複雑な部品を使用することなく容易に形成することができる。 【0128】また、図27および図28に示すように、ハンドルアーム体227からの棒状の突出部228、パイプ等からなる複数の延長管229およびグリップ性のある把手30の先端には、雄ねじまたは雌ねじが形成されており、それぞれ着脱自在になっている。この構成により、図31に示すように、使用者の使い勝手がよい高さに応じて、延長管229の使用本数を変えて、把手230の手元高さを調整することができ、使い勝手を向上することができる。さらに、各延長管229および把手230を外すことにより、小さな収納スペースにも収納可能となる。 【0129】また、図32に示すように、棒状の突出部228と、グリップ性のある把手230とをねじ等で着脱自在に構成することにより、グリップ性のある把手230を突出部228に接続し、把手230を持って掃除をすれば、ハンディータイプの掃除機として使用でき、また、把手230はグリップ性があるため違和感なく操作することができる。 【0130】また、図33に示すように、棒状の突出部228を第2の把手として使うことにより、ほうき形電気掃除機から確実にハンディータイプの掃除機として使用でき、掃除用途が広がり、使い勝手を向上することができる。 【0131】(実施例9)つぎに、実施例9について、図34および図35を参照しながら説明する。 【0132】図34に示すように、略円筒状のハンドルアーム体227は、略円筒状の掃除機本体215の外周225と同じ軌跡を回動するよう構成し、ハンドルアーム体227は、掃除機本体215の前後方向に大きく回動し、このハンドルアーム体227の回動は、棒状の突出部228が障害物に当たるまで可能となるため、掃除機本体215の前後方向に、床面に対して約90゜回動させるよう構成している。他の構成は上記実施例8と同じである。 【0133】上記構成において、図34に示すように、狭いテーブルの下等を掃除するとき、延長管229の長さLaを有効に活用でき、奥のほうまで掃除可能となる。また、掃除機本体215の前方、後方とどちら側からも使用者の使い勝手に応じて掃除可能となる。 【0134】また、図35に示すように、従来の掃除機本体の回動方向は、後方回動が主流であるため、掃除機本体の移動距離は、使用者の手の長さと、掃除機本体の移動距離L1の和であったが、掃除機本体215の回動を前方方向にも大きく回動させることを可能としたため、距離L2まで掃除機本体215の移動が可能となり、掃除機本体215を一往復させる掃除床面積が大きくなり、掃除機本体215を往復させる回数が減り、時間を短縮させることができる。 【0135】また、図36に示すように、掃除機本体215の下方後方に凸部233を形成し、掃除機本体215を床面に対して垂直方向に倒したとき、凸部233と掃除機本体215の外周225が床面に接し、ヒールレスト233aとしての機能をもたせることにより、掃除機本体215を垂直方向に倒して、スタンデング状態にすることができ、掃除機本体215を狭い場所に収納する際、掃除機本体215を床面に対し垂直方向に倒し、また、ハンドルアーム体227を掃除機本体215の前方方向に回動させることより、収納スペースの奥行寸法L3を短くすることができ、収納性を向上することができる。 【0136】(実施例10)つぎに、実施例10について、図37から図40を参照しながら説明する。 【0137】図37および図38に示すように、ハンドルアーム体227の内側に、リブ234で固着した板状のバネ235を設け、このバネ235の略中央は、図39に示すように、回動中心226に向かって略円弧状236に突出させている。 【0138】バネ235の略円弧状236に相対して、カバー231に凹部237を形成したボス238を複数個配置している。バネ235は、ハンドルアーム体227が回動する位置に応じて、凹部237に嵌合し係止されている。 【0139】バネ235の略円弧状236が凹部237に嵌合し、係止させるバネ力は、棒状の突出部228等を持って、掃除機本体215を空中に浮かした時、吸気口219を構成する各部品の重量で吸気口219が自然に回動する力を(F)とし、また、把手230を持ってハンドルアーム体227を掃除機本体215に回動させる力を(F1)としたとき、バネ力は、(F)≦(F1)となるよう設定している。また、バネ235の略円弧状236が各凹部237に嵌合し、係止させるバネ力は、(F)よりやや大きく設定している。他の構成は上記実施例8と同じである。 【0140】上記構成において、把手230を持って掃除機本体215を空中に浮かした時は、バネ235は、複数個の凹部237のいずれかに付勢され、ハンドルアーム体227の回動を抑制し、把手230を持って掃除機本体215を持ち運ぶ際、ハンドルアーム体227が容易に回動することなく、掃除機本体215の係止状態が維持され、持ち運びに違和感なく運ぶことができる。 【0141】また、掃除状態にしたい時で、ハンドルアーム体227を掃除機本体215の後方に回動させれば、吸気口219はハンドルアーム体227に追随することなくスムーズに掃除状態に移行できる。 【0142】また、図37および図39に示すように、ハンドルアーム体227からの棒状の突出部228が床面に対して略垂直の位置で、掃除機本体215の略中心線上239に、バネ235の略円弧状236を配置し、また、カバー231に設けた複数個の1つの凹部237を配置している。凹部237を形成したボス238の両端には、突出代240を形成している。突出代240の掃除機本体215の前方側を第1の突出代241とし、反対に、掃除機本体15の後方側を第2の突出代242としたとき、前方側の第1の突出代241は、後方側の第2の突出代242に比べやや外側に大きく突出している。 【0143】この構成より、ハンドルアーム体227を回動させると、ハンドルアーム体227と連動しているバネ235の略円弧状236は、突出代240に乗り上げられる。ここで、前方側の第1の突出代241は、後方側の第2の突出代242比べ、やや外側に大きく突出しているため、バネ235の略円弧状236が突出代240に乗り上げる力が大きくなることから、図41に示すように、把手230によりハンドルアーム体227を掃除機本体215の後方に回動させる力(F2)は、前方に回動させる力(F3)より小さくなる。 【0144】したがって、延長管229および把手230を床面に対し垂直状態にした通常の掃除機本体215の収納時または保管時に、スタンデング状態での放置性が向上し、延長管229および把手230が容易に傾き倒れることがなくなる。 【0145】また、把手230を持って、ハンドルアーム体227を回動させる動作は、実際に掃除をする際は、掃除機本体215の後方に回動することが多いことから、ハンドルアーム体227の回動力が、床面に対し垂直状態の位置で変化しても、操作上、把手230を床面に対し垂直状態にして操作することは少なく、操作上問題なく使用することができる。 【0146】(実施例11)つぎに、実施例11について、図42を参照しながら説明する。 【0147】図42に示すように、リミットスイッチ243は、電動送風機218への通電回路を入り、切りするもので、カバー231に凸リブ244により固着している。また、ハンドルアーム体227の内側には、ハンドルアーム体227の回動時にリミットスイッチ243の接点部245を押す接点リブ246を形成している。他の構成は上記実施例8と同じである。 【0148】上記構成において、ハンドルアーム体227を回動させることにより、接点リブ246は、リミットスイッチ243の接点部245を動作させるので、ハンドルアーム体227を回動させることで、起動および停止をするスイッチを操作することなく、すぐに掃除状態となり、使い勝手を向上することができる。 【0149】(実施例12)つぎに、実施例12について、図43から図46を参照しながら説明する。 【0150】図に示すように、電気掃除機本体301は、上部に操作用のハンドル302を傾動自在に設けている。掃除機本体301の内部には二次電池303と、これにより駆動される電動送風機304を搭載している。すなわち、掃除機本体301の後方に電動送風機304を配設し、この電動送風機304の吸引側に集塵部301bを形成している。また、掃除機本体301の前方には塵埃を吸い込む吸い込み部301aを設け、この吸い込み部301aと集塵部301bとは連通路を介して接続されている。吸い込み部301aの上部に二次電池3を配設している。 【0151】さらに、掃除機本体301の後方下面には充電用の端子接続部305と、穴部306とを設けている。端子接続部305は掃除機本体301の中心部から外れた電動送風機4の後部の電動機304aの外周部の空間に配置している。端子接続部305は下面から電動送風機304、電動機304aの外周側空間内に入り込む凹部形状をしており、この凹部の内壁に端子305aを取り付けている。掃除機本体301の後端部には走行用の後部ローラー316を掃除機本体301の下面および後面から突出する形で設けている。 【0152】充電器307は、箱状部308と充電用の端子部309とで構成し、充電用の端子部309は、箱状部308の前部に設け掃除機本体301の端子接続部305の凹部内に挿入される。箱状部308内の端子部309の近傍に充電用の電源トランス310を収納している。 【0153】また、箱状部308の前面下端に前方に延びる板状部(載置部に相当)311を形成し、更にその板状部311に掃除機本体301の穴部306に挿入される凸部312を設けている。掃除機本体301の端子接続部305内に充電器307の端子部309を挿入し、端子同士を接続した状態で、掃除機本体301の穴部306内に板状部311の凸部312がはまり合い、端子接続部305と端子部309との接続、および穴部306と凸部312とのはまり合いにより、掃除機本体301が充電器307の決められた位置で規制されることになる。 【0154】箱状部308の両側面からは、ガイド313を前方に延設しており、このガイド313は掃除機本体301を充電器307上に載置する場合、端子接続部305と端子部309および穴部306と凸部312が各々対応するように案内するもので、ガイド313の間隔Aと掃除機本体301の充電器307に置かれる部分の幅Bとの関係はA≧Bである。好ましくはAをBより若干大きく設定する。 【0155】箱状部308の前面上部は傾斜面314を形成し、この傾斜面314上を掃除機本体301の後部ローラー316がころがるようにしている。箱上部308の上面には通電表示用の表示ランプ315を設けている。 【0156】上記構成において、内部に二次電池303と電動送風機304を収納し、充電用の端子接続部305を有する掃除機本体301と、掃除機本体301とは別に設けた充電器307とからなり、かつその充電器307は電源トランス310を収納する箱状部308と、この箱状部308より前方に突出した充電用の端子部309とによって構成することで、充電器307自体の大きさをコンパクトにすることができる。 【0157】特に、充電器307は掃除機本体301の後方側を板状部311に載置し、掃除機本体301の前方に位置する吸い込み部301aは板状部311より前方に位置するので、吸い込み部も載置する従来の充電器とはその大きさは顕著に小さくなる。 【0158】また、充電器307の箱状部308の側壁より充電用の端子部309を突出させ、掃除機本体301の吸い込み部301a以外の部位に設けた充電用の端子接続部305内に充電用の端子部309を挿入する構成とすることで、掃除機本体301を充電器307にセットした状態での全体の外寸を小さくすることができ、充電時や収納時に置き場所を取らないようにできる。 【0159】吸い込み部301a内に回転ブラシを設けたものでは、回転ブラシに付着した塵埃が掃除機本体301を充電器307にセットする際に床面上に落ちることがあるが、上述した通り充電器307上にその塵埃が落ちないので、掃除を開始するために充電器307から掃除機本体301を外せば、その落ちた塵埃を簡単に吸い取ることができる。 【0160】また、充電器307の箱状部308の前面の底面近傍より掃除機本体301の一部が載置される板状部311を設け、かつ板状部311とこれに相対する掃除機本体301の下面それぞれに、少なくとも一対以上の互いに係合する凸部312及び穴部306を設けることで、充電器307に対してより確実に掃除機本体301を固定することができる。 【0161】また、充電器307の箱状部308の前面の両端面近傍より一対のガイド313を設け、その間に掃除機本体301の後方部が位置規制されるようにしているので、充電器307に対する掃除機本体301のセットをより容易に、かつ確実に行うことができる。特に、ハンドル302の上端側の握り部を持って掃除機本体301を充電器307にセットする場合、ガイド313の働きでスムースにかつ確実に行うことができるとともに、充電器307全体の強度を向上することができる。 【0162】また、充電器307の箱状部308の前面上部を傾斜面314とすることで、この傾斜面314を後部ローラー316がころがり、充電器307に対する掃除機本体301のセットをよりスムースに行うことができる。 【0163】なお、本実施例では、充電器307の掃除機本体301と相対する面を平面により構成される傾斜面としたが、半径の大きな円筒面(凹面、凸面の何れも可)など、誘い形状となる他の類似形状でも同等の効果が得られる。 【0164】また、掃除機本体301側の充電器307と相対する面を傾斜面や円筒面にすることでも同様の効果が得られ、更には双方に実施することでその効果がより高まることはいうまでもない。 【0165】また、電動送風機304の電動機304aの外周部に充電用の端子接続部305を設け、つまり端子接続部305を掃除機本体301外に突出することなく設けているので、掃除機本体301の大きさをコンパクトにすることができ、充電器307を含めた充電状態における全体寸法も小型にすることができる。また、電気部品を近接させることにもなるため、内部結線の集中化、合理化を図ることができる。 【0166】また、充電器307の箱状部308の幅方向の中心線上から外れた位置に充電用の端子部309を持つ充電器7において、電源トランス310を充電用の端子部309の近傍に配置することで、充電器307から掃除機本体301を外す際に、充電器307に働く外力と充電器307に働く重力が近い点に作用するために、掃除機本体301を充電器307からスムースに取り外すことができる。 【0167】また、充電器307に掃除機本体301をセットした際に、ハンドル302と対向する箱状部308の上面に表示ランプ315を設けることで、充電器307へ掃除機本体301をセットする際の狙いがつけやすくなり、作業を容易にすることができる。 【0168】また、掃除機本体301の後端部には走行用の後部ローラー316を下面と後面が掃除機本体301から突出する形で設けているため、充電器307へ掃除機本体301をセットする際に、充電器307の傾斜面314や箱状部308の前面に掃除機本体301の後部が干渉した場合でも、傾斜面314や箱状部308には後部ローラー316が当接するために抵抗は少なくなり、着脱作業を容易に行うことができ、また、ローラーに軟質材料を用いることで着脱の際に生じる衝撃の軽減効果や傷付防止効果も期待することができる。 【0169】(実施例13)つぎに、実施例13について、図47から図53を参照しながら説明する。 【0170】図に示すように、掃除機本体401は、上部には約1mの長さを持った操作用のハンドル402を回動自在に保持している。掃除機本体401の内部には、二次電池403と、この二次電池403により駆動される電動送風機404を搭載している。さらに、掃除機本体401の後方下面には充電用の端子接続部405と、穴部406を設けている。 【0171】掃除機本体401の内部にはスイッチ417を内蔵しており、ハンドル402に結合されたリング402aが掃除機本体401の円筒軸部401cを軸として後方へ回動するのに伴い、リング402aの一部に設けたカム面402bがスイッチ417のレバー417aを押し、スイッチ417が入るようにしている。つまり、カム面402bの傾斜部を境にして、切り状態と入り状態が切り替わる。 【0172】切り状態であるハンドル402が直立の状態から入り状態に切り替わるまでのハンドル402の倒れ角度は約10度であり、これに対して、実使用状態での倒れ角度は、ハンドル長が1mの時、少なくとも30度前後になるため、使用中にスイッチ717が切れることはない。 【0173】充電器407は、箱状部408と、その前部に設けられた充電用の端子部409とで構成している。箱状部408内の端子部409の近傍には充電用の電源トランス410を収納している。充電器407の外観面上には通電表示用の表示ランプ415を設けている。 【0174】箱状部408の前面下端に板状部411を形成し、更にその板状部411に凸部(被係合部)412を設け、この凸部412は掃除機本体401の端子接続部405と充電器407の端子部409を接続した状態で、穴部406内に嵌入する位置に設けている。端子接続部405には正極接続端子405aと負極接続端子405bを設け、端子部409には正極充電端子409aと負極充電端子409bを設けており、正極・負極の各端子が互いに接触するだけのシンプルな構成としている。 【0175】さらに、スイッチ417が切れる位置にハンドル402がある時に、穴部406と同じ位置となるリング402aの外周面上に、凹部(係合部)402cを設けているため、掃除機本体401を充電器407にセットすると、凸部412は穴部406を貫通した後に凹部402cへ嵌入することになる。また、凸部412の先端に傾斜部412aを設けている。また、発光ダイオードを用いた表示ランプ415を充電器407の天面に設けている。 【0176】上記構成において、スイッチ417が切れる位置にハンドル402がある時に、掃除機本体401を充電器407にセットすると、凸部412は穴部406を貫通した後に凹部402cへ嵌入することになるため、セットした状態ではハンドル402は回動せず、従って、スイッチ417が入ることもない。逆に、スイッチ417が入った状態では、ハンドル402は回動していることになり、従って、凹部402cは穴部406とは異なる位置に移動していることになり、掃除機本体401を充電器407に正規の状態にセットすることはできない。 【0177】従って、正極接続端子405aと正極充電端子409a、負極接続端子405bと負極充電端子409bは、スイッチ417が入った状態では何れも互いに接触することがなく、スイッチ417が切れた状態でのみ接触し、充電器407側と掃除機本体401側の回路が接続される。 【0178】凹部402cと穴部406とは掃除機本体401の底面に設け、相対する凸部412は充電器407から上方に向かって突き出ているので、位置さえあわせれば後は掃除機本体401の自重によって自動的に嵌合することができる。 【0179】また、穴部406は掃除機本体401の非可動部品に設けられているために、充電器407に対する掃除機本体401の位置決めが確実に行われる。凸部412の先端部の外周には傾斜部412aを設けているため、掃除機本体401の底面の穴部406と凹部402cが多少ずれていても、傾斜部412aが凹部402cの入口を誘いながら凹部402cを正規の位置に移動させる。充電器407の外観面上に設けた表示ランプ415は掃除機本体401が充電器407に正規の状態にセットされ、端子接続部405と端子部409が接触したときにのみ点灯する。 【0180】このように、充電器407に設けた凸部(被係合部)412に係合して充電器407へ掃除機本体401をセットする凹部(係合部)402cを設け、この凹部402cはハンドル402の操作に応じて移動し、スイッチ417の入状態の位置では凹部402cが凸部412に係合しない構成とすることで、機構的にスイッチ417が切れている時にだけ、掃除機本体401と充電器407が接続できるようになるため、回路構成がシンプルになり、結線に関連して発生する製品不良率が低下し、その結果、安価でありながら充電をより確実に行うことができ、使い勝手を向上することができる。 【0181】また、ハンドル402をスイッチ417の操作部としているので、別部品を追加することなく、より確実にスイッチ417が切れている時にだけ掃除機本体401と充電器407とを接続できるようになり、安価で、使い勝手を向上することができる。 【0182】また、凹部(係合部)402cを掃除機本体401の底面から臨ませることで、掃除機本体401と充電器407の嵌合動作が掃除機本体401の自重により行われることになり、一旦嵌合してしまえば、人為的に掃除機本体401を持ち上げるか、あるいはよほど大きな衝撃でも加わらない限り、掃除機本体401が充電器407から外れることはなく、より確実に充電を行うことができる。 【0183】また、充電器407に設けた凸部(被係合部)412を掃除機本体401の底面に設けた穴部406を介して凹部402cと係合させる構造としているので、充電器407に対する掃除機本体401の位置決めがハンドル402の回動がた等の影響を受けないので、位置ずれが起こりにくいだけでなく、凸部412は確実に正規の位置にガイドされるため、端子接続部405と端子部409の接触がより正確に行われ、より確実な充電を行うことができる。 【0184】また、充電器407に設けた凸部412の先端に傾斜部12aを設けているので、掃除機本体401の底面の穴部406と凹部402cが多少ずれている場合でも、凹部402cの入口を誘いながら凹部402cを正規の位置に移動させるので、掃除機本体401が充電器407に対して装着不充分となることがなく、より確実に充電を行うことができる。 【0185】また、充電器407内部あるいは掃除機本体401内部のいずれか一方に、掃除機本体401と充電器407が電気的に接続している時にのみ動作する表示ランプ415を設けているので、充電器407に対する掃除機本体401のセットが不完全なために発生する充電ミスを減少させることができる。 【0186】なお、本実施例では、報知手段として表示ランプ415を用いたが、視覚によるものに限定するものではなく、電子アラームなどによる聴覚によるものなど、あらゆる手段を用いることができるのはいうまでもない。 【0187】 【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、吸い込み部から塵埃を吸引する電動送風機と、前記吸い込み部内に配した塵埃掻き上げ体と、この塵埃掻き上げ体を回転駆動する電動機と、前記吸い込み部側に前記電動送風機の排気を送る排気通路とを備え、前記電動送風機の排気を前記電動機に当てるよう構成したから、排気風を床面に吹き付けて床面から塵埃を舞い上げるとともに、塵埃掻き上げ体の回転による掻き上げと排気風の吹き付けとの相乗作用によって、集塵効率を向上することができ、吸い込み部内部に回転自在に内蔵した塵埃掻き上げ体を駆動する電動機の温度上昇をも低減することができ、耐久性を向上することができる。 【0188】また、請求項2に記載の発明によれば、吸い込み部に電動送風機の吸引力が作用する吸気部と、前記電動送風機の排気を流す排気部とを設けたから、電動送風機の排気風を床面に吹き付けることで、床面から塵埃を舞い上げることができて、集塵効率を向上することができる。また、全空気通路長を短くできて圧損を少なくでき、電動送風機に大きな吸い込み力を要求せずとも比較的質量の大きい塵埃を集塵部に捕獲することが可能となる。 【0189】また、請求項3に記載の発明によれば、電動送風機からの排気風の一部を吸い込み部の排気部へと循環させ、排気風の一部を吸い込み部以外へと放出し、排気部から吸気部へと循環する風量を電動送風機からの総排気量の50〜95%としたから、排気風を床面に吹き付けることで、床面から塵埃を舞い上げ、集塵効率を向上させることができ、このとき、床面に叩きつけられる排気風の風量、風速が大きすぎるために生じる塵埃の吸込口外部への飛散を防止することができる。また、電動送風機より生じる熱を吸込口以外へ放出する排気と共に外部へ放熱させることができ、電気掃除機の温度上昇を抑制することができる。排気の一部を外部に放出し、すべてを吸気部へと循環させないため、電動送風機等の温度上昇を抑えることができ、耐久性を向上することができる。 【0190】また、請求項4に記載の発明によれば、吸い込み部以外へと放出する風量または吸い込み部へ循環する風量、もしくはその両者を調整自在としたから、排気風を床面に吹き付けることで、床面から塵埃を舞い上げ、集塵効率を向上させることができ、このとき、床面に叩きつけられる排気風の風量、風速が大きすぎるために生じる塵埃の吸込口外部への飛散を抑えながら、床面の種類、あるいは集塵室内の塵埃の量により、床面の塵埃を最も効率よく集塵できるように調整可能となる。また、電動送風機より生じる熱を吸込口以外へ放出する排気と共に外部へ放熱させることができ、温度上昇を抑制することができる。 【0191】また、請求項5に記載の発明によれば、排気部から吸気部へと循環する気流が、吸い込み部の長手方向へ床面とほぼ平行に生じる構成としたから、塵埃および空気は床面近傍のほぼ水平面上を移動することになり、重力による妨げを受けにくくすることができ、また、排気風を床面に吹き付けることで、床面から塵埃を舞い上げ、集塵効率を向上させることができる。 【0192】また、請求項6に記載の発明によれば、吸い込み部の一端に吸気部と、これに相対するもう一端に排気部を設け、排気部から吸気部へと循環する気流が生じるよう構成したから、排気風が吸気部へと最も長い距離をスムースに流れるようになり、吸い込み部内部の気流が安定し、排気風によって広範囲の床面より遊離された塵埃をスムースに吸気部より集塵することができる。 【0193】また、請求項7に記載の発明によれば、吸い込み部の一端と、これに相対するもう一端に排気部を設け、これら排気部の中間部に吸気部を設けたから、排気部と吸気部の距離が小さくなり、塵埃の移動距離が減ることで集塵性能を向上させることができ、加えて排気が吸い込み部から吸い込み部外部へと漏れるのを抑えることができる。 【0194】また、請求項8に記載の発明によれば、吸い込み部の一端と、これに相対するもう一端に吸気部を設け、これら吸気部の中間部に排気部を設けたから、排気部と吸気部の距離が小さくなり、塵埃の移動距離が減ることで集塵性能を向上させることができる。さらに、吸い込み部の中央部付近での集塵能力が良いため、床面上の塵埃を狙って電気掃除機を操作することが容易となる。 【0195】また、請求項9に記載の発明によれば、吸い込み部の前方に、吸い込み部の幅方向へと開口を広げた排気部を設け、吸い込み部の後方に吸気部を設けたから、排気風による塵埃吹き飛ばし効果が広範囲に生じ、広範囲の床面をむらなく集塵することができる。 【0196】また、請求項10に記載の発明によれば、吸い込み部の後方に、吸い込み部の幅方向へと開口を広げた排気部を設け、吸い込み部の前方に吸気部を設けたから、排気風による塵埃吹き飛ばし効果が広範囲に生じ、広範囲の床面をむらなく集塵することができるとともに、吸い込み部の押し方向と排気風の床面への吹き付け方向が同一となり、絨毯の毛足の奥まで排気風を到達させることができ、集塵能力を向上することができる。 【0197】また、請求項11に記載の発明によれば、排気部から放出される排気風の風速を吸気部へ吸引される吸気風の風速より高速としたから、排気風を床面へ強力に吹き付けることで、毛足の長い絨毯などの床面の深部に潜む塵埃等を床面から舞い上げることができ、集塵効率を向上することができる。 【0198】また、請求項12に記載の発明によれば、排気部から放出される排気風の風速を吸気部へ吸引される吸気風の風速より低速としたから、排気風を床面に吹き付けることで、床面から塵埃を舞い上げることができ、集塵効率を向上することができ、さらに、床面に叩きつけられる排気風の風速が大きすぎるために生じる塵埃の吸い込み部外部への飛散を防止することができる。 【0199】また、請求項13に記載の発明によれば、排気部から放出される排気風の風速を吸気部へ吸引される吸気風の風速とほぼ同一としたから、排気風を床面に吹き付けることで、床面から塵埃を舞い上げることができ、集塵効率を向上することができ、また、排気部から吸気部へ生じる気流の風速が安定し、床面より遊離した塵埃をスムースに吸気部より集塵することができる。 【0200】また、請求項14に記載の発明によれば、排気部から放出される排気の風速または吸気部へ吸引される吸気の風速もしくはその両者を調整自在としたから、床面の種類あるいは集塵室内の塵埃の量などに応じて、床面に叩きつけられる排気風の風速が大きすぎるために生じる塵埃の吸い込み部外部への飛散を抑えながら、床面の塵埃を最も効率よく集塵できるよう調整することができる。 【0201】また、請求項15に記載の発明によれば、塵埃掻き上げ体を回転自在または振動自在に構成したから、排気風がより床面の深部へと到達し、床面深部の塵埃を効果的に集塵することができる。 【0202】また、請求項16に記載の発明によれば、塵埃掻き上げ体に帯状の塵埃掻き上げ部を螺旋状に取り付け、塵埃掻き上げ体を回転させることで発生する帯状の塵埃掻き上げ部のひねりに沿った気流と、排気部から吸気部へと流れる気流の向きを一致させたから、塵埃掻き上げ体が排気部から吸気部へと向かう気流を妨げるのを防止することができ、集塵性能を向上することができる。 【0203】また、請求項17に記載の発明によれば、吸い込み部の排気部近傍に、排気部からの排気風を吸気部方向へとスムースにガイドする機構を設けたから、排気風が吸気部へとスムースに流れるようになり、吸い込み部内部の気流が安定し、排気風によって床面より遊離された塵埃をスムースに吸気部より集塵することができる。 【0204】また、請求項18に記載の発明によれば、前方に塵埃を吸引する吸気口を有し、その後方に掃除機本体外周の少なくとも一部を回動または摺動するハンドルアーム体を有するから、ハンドルアーム体の径を大きくさせることが可能となり強度が向上し、ハンドルアーム体の形状もデザイン的にスリム化できる。 【0205】また、請求項19に記載の発明によれば、前方に塵埃を吸引する吸気口を有し、後方に集塵室、電動送風機のいずれかを、または、両方を内蔵する掃除機本体において、前記掃除機本体の略中心を回動中心として掃除機本体外周の少なくとも一部を回動または摺動するハンドルアーム体を有するから、掃除機本体の重量バランスを向上することができ、容易に持ち運びすることができる。 【0206】また、請求項20に記載の発明によれば、ハンドルアーム体を掃除機本体の長手方向の略中央に位置するよう配設し、前記ハンドルアーム体の略内側に、電動送風機を配設したから、掃除機本体の重量バランスを向上することができて、容易に持ち運びすることができる。さらに、掃除機本体内の集塵室、電動送風機等のスペースを有効に使い、掃除機本体の小型化を図ることができる。 【0207】また、請求項21に記載の発明によれば、電動送風機の外周を覆うカバーの外周を支軸とし、ハンドルアーム体を回動させたから、ハンドルアーム体を回動させる構成を容易に構成することができる。 【0208】また、請求項22に記載の発明によれば、ハンドルアーム体より棒状の突出部を形成し、前記突出部にパイプ等からなる延長管と、この延長管の先端に把手を配設し、前記延長管、把手をそれぞれ着脱自在に構成したから、使用者の掃除用途に応じて、把手の高さを調整することができ、使い勝手を向上することができる。さらに、延長管および把手を分解させることより、省スペースに収納することができる。 【0209】また、請求項23に記載の発明によれば、ハンドルアーム体からの棒状の突出部と、延長管の先端に具備した把手を着脱自在に構成したから、把手を棒状の突出部に接続し、把手を持って操作すればハンディータイプの掃除機として使用でき、また、把手はクリップ性がよいため、違和感なく使用することができる。 【0210】また、請求項24に記載の発明によれば、ハンドルアーム体からの棒状の突出部を、第2の把手としたから、ほうき形電気掃除機からハンディータイプの掃除機として使用でき、掃除用途に応じて使い分け対応することが可能となる。 【0211】また、請求項25に記載の発明によれば、ハンドルアーム体を、床面に対して前後方向に、約90゜回動させる構成としたから、延長管の長さを最大限に活用することができ、また、掃除機本体の前方、後方とどちら側からも掃除可能となる。また、掃除機本体の前後方向に大きく回動することから、掃除機本体の前後方向の往復距離が長くなり掃除時間を短縮させることができる。 【0212】また、請求項26に記載の発明によれば、ハンドルアーム体を掃除機本体の前方に回動させ、また、掃除機本体の後面をヒールレストとして使用し、前記掃除機本体を垂直状態にしたとき、前記掃除機本体を収納状態とさせたから、掃除機本体を垂直方向の収納状態にしたとき、掃除機本体の奥行寸法を小さくすることができ、狭い場所にかたずける際、小さい収納スペースに保管することができる。 【0213】また、請求項27に記載の発明によれば、ハンドルアーム体の回動を、バネによって付勢させ、バネ力を、吸気口が自重で回動する力より大きく、また、前記吸気口が自重で回動する力は、延長管の先端の把手にかかる力より小さく設定し、掃除機本体を空中に浮かした時は、ハンドルアーム体の回動を抑制し、掃除状態にした時は、ハンドルアーム体の回動を容易に回動させるよう構成したから、把手を持って掃除機本体を持ち運ぶ際、ハンドルアーム体が容易に回動することなく掃除機本体の係止状態が維持され、持ち運びに違和感なく運ぶことができ、さらに、掃除をする際、ハンドルアーム体を回動させても、吸気口の回動が追随することなくスムーズな掃除状態に移行することができる。 【0214】また、請求項28に記載の発明によれば、ハンドルアーム体からなる延長管および把手の回動を、床面の略垂直方向に係止させ、ハンドルアーム体を掃除機本体の後方に回動させる力を、掃除機本体の前方に回動させる力より小さくしたから、ハンドルアーム体からなる延長管および把手を床面に対して略垂直の位置に放置したとき、ハンドルアーム体の回動を抑制することができ、ハンドルアーム体が倒れることなく、掃除機本体の収納状態での放置性を向上することができる。また、実際に掃除をする際、ハンドルアーム体からなる延長管および把手の回動は、掃除機本体の後方に回動させる動作が多いため回動力が大きく変わることなく、ハンドルアーム体の回動操作に違和感なく容易に掃除可能状態にすることができる。 【0215】また、請求項29に記載の発明によれば、ハンドルアーム体を回動させることより電動送風機の通電回路を開いたりまたは閉じたりさせるように構成したから、掃除をするとき、いちいち起動および停止をするスイッチを操作することなくすぐに掃除状態とすることができ、使い勝手を向上することができる。 【0216】また、請求項30に記載の発明によれば、二次電池と電動送風機を収納し充電用の端子接続部を持つ掃除機本体と、掃除機本体の充電用の端子接続部に接続される充電用の端子部を有する充電器とからなり、前記充電器は電源トランスを収納する箱状部を有し、この箱状部の側壁より充電用の端子部を突出させたから、充電器自体のサイズをコンパクトにすることができ、材料コストが少なくて済み、製品梱包状態でのサイズも小型化できるため、輸送コストも少なくて済むなどの理由で、製品価格をより安価に設定することができ、その結果消費者にもたらされるメリットは大である。 【0217】また、請求項31に記載の発明によれば、二次電池と電動送風機を収納し充電用の端子接続部を持つ掃除機本体と、掃除機本体の充電用の端子接続部に接続される充電用の端子部を有する充電器とからなり、前記掃除機本体の前方には電動送風機の吸引力により塵埃を吸い込む吸い込み部を設け、前記充電器は電源トランスを収納する箱状部を有し、この箱状部の側壁より前記端子部を突出させ、前記掃除機本体の吸い込み部以外の部位に配した前記端子接続部内に前記端子部を挿入したから、充電器に対してより確実に電気掃除機本体を固定することができ、また、掃除機本体を充電器にセットした状態での全体の外寸が小さくなり、充電時や収納時に置き場所を取らないようにできる。 【0218】また、請求項32に記載の発明によれば、二次電池と電動送風機を収納し充電用の端子接続部を持つ掃除機本体と、掃除機本体の前記端子接続部に接続される充電用の端子部を有する充電器とからなり、前記充電器は電源トランスを収納する箱状部と、充電器の箱状部の前面下部から前方に延び掃除機本体の一部が載置される載置部と、この載置部上に設けられ、掃除機本体の下面の係合部と係合する被係合部を有し、前記掃除機本体が充電器に載置されると箱状部の側壁より突出させた前記端子部と前記端子接続部とを接続するようにしたから、充電器に対してより確実に掃除機本体を固定することができる。 【0219】また、請求項33に記載の発明によれば、充電器の箱状部前面の両端面近傍より一対のガイドを設け、そのガイドにより本体を充電器側に案内するようにしたから、初めて使用するような場合でも形状的に本体との結合状態が連想し易くなるなどの効果もあり、充電器に対する電気掃除機本体のセットをより容易に、かつ確実に行うことができるだけでなく、請求項32と同時に実施することにより、載置部に対して相互に補強効果を発揮するため、充電器全体の強度を向上することができる。 【0220】また、請求項34に記載の発明によれば、充電器の箱状部の前面上部を傾斜面としたから、充電器に対する電気掃除機本体のセットをよりスムースに行うことができる。 【0221】また、請求項35に記載の発明によれば、掃除機本体内に充電用の端子接続部を設けたから、掃除機本体のサイズをコンパクトにすることができ、充電器を含めた充電状態における全体寸法も小型にすることができるだけでなく、電気部品を近接させることにもなるため、内部結線の集中化・合理化を図ることができる。 【0222】また、請求項36に記載の発明によれば、充電器の箱状部の幅方向の中心線上から外れた位置に充電用の端子部を設け、電源トランスを前記端子部の近傍に配置したから、充電器から掃除機本体を外す際に充電器に働く外力と充電器に働く重力が近い点に作用するために、掃除機本体を充電器からスムースに取り外すことができるだけでなく、電気部品を近接させることにもなるため、内部結線の集中化・合理化を図ることができる。 【0223】また、請求項37に記載の発明によれば、充電器の箱状部に掃除機本体セット時の目安となる部位を設けたから、充電器へ電気掃除機本体をセットする際の狙いがつけやすくなり、作業を容易にすることができるばかりでなく、その目安となる部位を充電表示ランプとすれば、通常、装着、通電確認、と2つの動作が必要となるところを、掃除機本体を充電器に装着すると同時に、正しく装着されたか否かの確認を表示ランプの点灯で行うことができ、より装着動作をシンプルに行うことができる。 【0224】また、請求項38に記載の発明によれば、掃除機本体の後方に、ローラーを突出させるように設けたから、充電器へ電気掃除機本体をセットする際に相互の干渉による抵抗が減少し、着脱作業を容易にすることができるばかりではなく、ローラーに軟質材料を用いることで、着脱の際に生じる衝撃の軽減効果や傷付防止効果も期待することができる。 【0225】また、請求項39に記載の発明によれば、二次電池と電動送風機を収納し、二次電池と接続された充電用の端子接続部を持つ掃除機本体と、掃除機本体の前記端子接続部に接続される充電用の端子部を有する充電器を備え、前記掃除機本体には二次電池と電動送風機との間に接続されたスイッチと、このスイッチの操作部を有し、この操作部には前記充電器に設けた被係合部に係合して充電器へ掃除機本体をセットする係合部を設け、この係合部は操作部の操作に応じて移動し、スイッチの入状態の操作部の位置では係合部が被係合部に係合しないから、機構的にスイッチが切れているときにだけ、掃除機本体と充電器が接続できるようになるため、回路構成がシンプルになり、結線に関連して発生する製品不良率が低下し、その結果、安価でありながら充電をより確実に行うことができ、使い勝手を向上することができる。 【0226】また、請求項40に記載の発明によれば、掃除機本体に回動自在に保持された操作用のハンドルを有し、このハンドルをスイッチの操作部としたから、別部品を追加することなく、より確実にスイッチが切れているときにだけ、掃除機本体と充電器が接続できるようになり、安価でありながらながら使い勝手を向上することができる。 【0227】また、請求項41に記載の発明によれば、係合部を掃除機本体の底面から臨ませたから、掃除機本体と充電器の嵌合動作が掃除機本体の自重により行われることになるので、一旦嵌合してしまえば、人為的に掃除機本体を持ち上げるか、あるいはよほど大きな衝撃でも加わらない限り、掃除機本体が充電器から外れることはなく、より確実に充電を行うことができる。 【0228】また、請求項42に記載の発明によれば、充電器に設けた被係合部の貫通孔部を掃除機本体の底面に設け、これを介して被係合部と係合部を係合させる構造としたから、充電器に対する掃除機本体の位置決めがハンドルの回動がた等の影響を受けないので位置ずれが起こりにくいだけでなく、凸部は確実に正規の位置にガイドされるため、端子接続部と端子部の接触がより正確に行われ、より確実な充電を行うことができる。 【0229】また、請求項43に記載の発明によれば、充電器に設けた被係合部の先端部外周に傾斜部を設けたから、掃除機本体の底面の穴部と係合部が多少ずれている場合でも、係合部の入口を誘いながら係合部を正規の位置に移動させるので、掃除機本体が充電器に対して装着不充分となる可能性が低くなり、より確実に充電を行うことができる。 【0230】また、請求項44に記載の発明によれば、充電器内部あるいは掃除機本体内部のいずれか一方に、掃除機本体と充電器が電気的に接続している時にのみ動作する報知手段を設けたから、充電器に対する掃除機本体のセットが不完全なために発生する充電ミスを減少させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年7月6日(1999.7.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097445 【弁理士】 【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−189356(P2000−189356A) |
| 【公開日】 |
平成12年7月11日(2000.7.11) |
| 【出願番号】 |
特願平11−191456 |
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