| 【発明の名称】 |
空気循環式電気掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】真野 文樹
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| 【要約】 |
【課題】集塵室内の有害微生物の殺傷性能を維持しつつ、床面以外の被掃除個所についても容易に掃除ができる空気循環式電気掃除機を得ることにある。
【解決手段】掃除機本体12の接続口体22に吸気口91を有した吸込み口体13の連通管51を差込み接続して、本体12内の電動送風機35から排出された空気を吸気口に戻し、この空気を回収し本体12と口体13とにわたって循環させながら掃除をする電気掃除機11を前提とする。集塵室23の上流側に位置した接続口体22は連通管51の内側管部62が挿入される小径部22bを有し、そこに設けた分岐管22dと内側管部62とを連通させる。第1吸込み系統をなす吸込み口体13の他に第2吸込み系統をなす吸込みホース33を分岐管に接続する。このホース33の先端部が着脱可能に嵌合されるホース支えを掃除機本体に設ける。空気を循環させながらホース33を必要に応じて使用可能としたことを特徴としている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】掃除機本体に内蔵された電動送風機の動作により吸込み口体の吸気口から吸込んだ空気を、前記電動送風機の上流側集塵室内のフィルタに通して塵埃を捕捉し、前記フィルタを通過して前記電動送風機から排出された空気を前記吸気口に戻して、この戻された空気を回収し循環させながら掃除をする電気掃除機において、前記フィルタの上流側に連通する可撓性の吸込みホースを備えるとともに、このホースの先端部が着脱可能に嵌合されて前記吸込みホースの先端部を閉じるホース支えを前記掃除機本体に設けたことを特徴とする空気循環式電気掃除機。 【請求項2】前記集塵室の上流側に前記吸込み口体側の連通管が挿入される接続口体を備え、この接続口体に挿入されて吸込み空気流を前記集塵室に導く前記連通管の吸込み管部に前記吸込みホースを連通させたことを特徴とする請求項1に記載の空気循環式電気掃除機。 【請求項3】前記吸込み管部が挿入された前記接続口体の筒部に分岐管を設け、この分岐管に連通する通孔を前記吸込み管部の周面に開口するとともに前記分岐管に前記吸込みホースを接続して、前記吸込み管部と前記吸込みホースとを連通させたことを特徴とする請求項2に記載の空気循環式電気掃除機。 【請求項4】アップライト型の空気循環式電気掃除機であって、前記吸込み口体が、前記吸気口を有した吸込み口体主部と、この主部に対し相対的に起倒するように回動可能に連結されて前記接続口体に挿入される前記連通管と、この連通管とともに前記掃除機本体を前記吸込み口体主部に対して起倒する動作に連動して吸込み風路断面積を前記分岐管よりも上流側で増減する風量調節手段とを備え、かつ、前記掃除機本体を起こしたとき前記吸込み風路断面積の一部を前記風量調節手段が遮断することを特徴とする請求項1〜3の内のいずれか1項に記載の空気循環式電気掃除機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、掃除機本体内の電動送風機の動作により吸込み口体の吸気口から空気を吸込み、この吸込んだ空気をフィルタに通して塵埃を捕捉し、フィルタを通過して電動送風機から排出される空気を吸気口に戻して、この戻された空気を回収し、循環させながら掃除をする空気循環式の電気掃除機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、空気循環式電気掃除機は種々提案されているが、それらの吸込み系統は、いずれも掃除機本体の吸込み用の接続口体に、被掃除面の塵埃を吸込む吸気口を吸込み口体主部の底面に有した吸込み口体側の連通管を差込み接続した単一の吸込み系統だけであって、この吸込み系統のみを用いて掃除機本体内の電動送風機の動作に伴って形成される空気循環に伴う吸塵を行なっている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、吸込み口体は床面の掃除に適するように比較的大形に形成されているので、その吸込み口体主部を、テーブルや壁等の比較的高い掃除場所、或いは障子の桟や扉のガラス回り等の吸込み口体主部より狭い掃除場所に対向させて、その掃除場所を掃除するには不適当で使い勝手がよくない。このような事情は、掃除機本体の接続口体に差込み接続される連通管と、吸気口を有した吸込み口体主部とが可撓性の吸塵ホースを介して接続されている構成にあっても、同様であり、しかも、吸込み口体が掃除機本体の下端部に直接接続されているアップライト型の空気循環式電気掃除機においては、なお更である。 【0004】ところで、既述のように電動送風機から排出された空気を回収して循環させながら掃除をする空気循環式電気掃除機では、電動送風機が生じる熱により、循環する空気の温度が高められるので、この温度が高い空気で集塵室内に吸引された有害微生物を殺傷できる利点がある。 【0005】したがって、本発明が解決しようとする課題は、集塵室内の有害微生物の殺傷性能を維持しつつ、床面以外の被掃除場所についても容易に掃除ができる空気循環式電気掃除機を得ることにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、掃除機本体に内蔵された電動送風機の動作により吸込み口体の吸気口から吸込んだ空気を、前記電動送風機の上流側集塵室内のフィルタに通して塵埃を捕捉し、前記フィルタを通過して前記電動送風機から排出された空気を前記吸気口に戻して、この戻された空気を回収し循環させながら掃除をする電気掃除機を前提とする。 【0007】そして、前記課題を解決するために、請求項1の発明は、前記フィルタの上流側に連通する可撓性の吸込みホースを備えるとともに、このホースの先端部が着脱可能に嵌合されて前記吸込みホースの先端部を閉じるホース支えを前記掃除機本体に設けたことを特徴とするものである。 【0008】この請求項1の発明に係る空気循環式電気掃除機は、電動送風機から排出された空気を掃除機本体と吸込み口体とにわたって循環させるに伴い、吸込み口体の吸気口から床面等の被掃除面上の塵埃を吸引して空気循環式の掃除ができる。この吸込み口体での吸込みを基本とする使用形態では、ホース支えに嵌合された吸込みホースはその先端部が閉じられ非使用状態に保持されているので、主に床面の掃除に適する。掃除中に、フィルタの上流側に連通された吸込みホースの先端部をホース支えから取外した場合には、吸込み口体を経由する第1の吸込み系統に加えて第2の吸込み系統をなす吸込みホースを通して外気を吸込むことができ、その際に吸込みホース自身の可撓性によって、このホースの先端開口を、吸込み口体では掃除が不適当な掃除場所に対向させて吸塵できる。そして、フィルタの上流側に連通して設けた吸込みホースを用いる使用形態にあっても、吸込み口体は閉じられることがなく、依然として掃除機本体と吸込み口体とにわたる空気の循環を確保できる。 【0009】請求項1の発明を実施するにあたり、この発明に従属する請求項2の発明のように、前記集塵室の上流側に前記吸込み口体側の連通管が挿入される接続口体を備え、この接続口体に挿入されて吸込み空気流を前記集塵室に導く前記連通管の吸込み管部に前記吸込みホースを連通させるとよい。このようにすることは、第1の吸込み系統と第2の吸込み系統の双方について個別に接続口体を設ける必要がなく、同一の接続口体を共用して、吸込み口体側からも、吸込みホース側からも吸塵できる点で優れている。 【0010】請求項2の発明を実施するにあたり、この発明に従属する請求項3の発明のように、前記吸込み管部が挿入された前記接続口体の筒部に分岐管を設け、この分岐管に連通する通孔を前記吸込み管部の周面に開口するとともに前記分岐管に前記吸込みホースを接続して、前記吸込み管部と前記吸込みホースとを連通させるとよい。このようにすることは、簡単な構造でありながら、第1の吸込み系統と第2の吸込み系統の双方について同一の接続口体を共用できるので、前記両系統について個別に接続口体を設ける必要がない点で優れている。 【0011】請求項1〜3の内のいずれか1項に従属する請求項4の発明に係るアップライト型の空気循環式電気掃除機は、前記吸込み口体が、前記吸気口を有した吸込み口体主部と、この主部に対し相対的に起倒するように回動可能に連結されて前記接続口体に挿入される前記連通管と、この連通管とともに前記掃除機本体を前記吸込み口体主部に対して起倒する動作に連動して吸込み風路断面積を前記分岐管よりも上流側で増減する風量調節手段とを備え、かつ、前記掃除機本体を起こしたとき前記吸込み風路断面積の一部を前記風量調節手段が遮断することを特徴とするものである。 【0012】この請求項4の発明においては、吸込み口体を被掃除面に設置して掃除機本体を自立できるように置いた場合に、その際の吸込み口体主部に対する連通管の相対的回動に伴って風量調節手段が、掃除機本体と吸込み口体とにわたる空気の循環を維持しつつ、吸込み風路断面積の一部を遮断して循環風量を少なく制限する。そのため、この状態で吸込みホースを使用することにより、このホースに対する吸気負圧の影響が増えて吸込みホースを通る風量が多く確保されるに伴い、吸込みホースでの吸塵力を強くできる。又、吸込みホースを使用しないで前記掃除機本体を前記自立状態から被掃除面に対して斜めとなる通常の使用姿勢にした場合には、その際の吸込み口体主部に対する連通管の相対的回動に伴って風量調節手段が、吸込み風路断面積の一部の遮断状態を解除して、掃除機本体と吸込み口体とにわたる空気の循環風量を多く確保するので、第1吸込み系統を通して実現される通常の空気循環式の掃除を行なうことができる。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、図1〜図12を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1及び図3に示されるように第1の実施の形態に係るアップライト型の空気循環式電気掃除機11は、掃除機本体12と、吸込み口体13と、ハンドル14とを備えている。 【0014】掃除機本体12は、図2等に示される左右一対の合成樹脂製本体ケース21をねじ止め等により連結して形成されている。この本体ケース21の上端部一側(使用時に裏側となる側)には枢着部15を介してハンドル14が連結されている。操作スイッチ14aを有するハンドル14は、使用時には図1に示されるように掃除機本体12の上方に連続して延びる使用位置に配置され、非使用時には枢着部15を中心に下方に回動して折り畳まれて掃除機本体12の前記裏側に沿う非使用位置に配置される。このハンドル14の長さは掃除機本体12とこれに後述のように連結される吸込み口体13との合計長さに略等しく、前記非使用位置のハンドル14は、その下端が床面に接した際に掃除機本体12の自立姿勢が損なわれないように支え得るようになっている。 【0015】本体ケース21の下端部にはその下端面に露出する接続口体22が取付けられている。この接続口体22は、一対の本体ケース21間に挟まれるとともに、図6に示した位置決め突起22eを本体ケース21の図示しない突起受け部に嵌合させることによって、軸方向及び周方向に移動しないように設置される。図3に示されるように接続口体22には吸込み口体13が着脱可能に挿入して取付けられる。図4〜図6に示されるように接続口体22は、大径部22aと小径部22bとを連ねて段付き円筒状をなす主管部と、小径部22bの周面から一体に分岐された分岐管22dとからなり、かつ、小径部22bと大径部22aとの境をなす壁面には複数の通気孔22cが周方向に間隔的に設けられている。 【0016】図3に示されるように両本体ケース21の内面にはこれらの連結に伴って先端が互いに当接される所要の仕切りリブが一体に設けられており、これらリブによって、本体ケース21内は、下部の集塵室23と、中間部の排気室24と、上部のリール収容部25と、集塵室23及び排気室24にわたる還流室26とに仕切られている。排気室24の前側(吸込み空気の流れを基準に上流側)に位置された集塵室23は、掃除機本体12の使用時に表側となる面において開口され、この開口は本体ケース21の下部に着脱可能に取付けられるケース蓋27により気密的に閉じられている。 【0017】図3及び図4に示されるように集塵室23の斜状底壁部はフィルタ取付け部28として形成され、このフィルタ取付け部28の近傍には手動により図示しないばねの力に抗して図3中矢印E方向に枢軸29を中心にして回動操作されるフィルタ押さえ30が取付けられている。フィルタ取付け部28と接続口体22の小径部22bとの間には、これらの間を気密に仕切る環状のゴムシール20が介装されており、このシール20は次に説明する口枠の吸込み開口を開閉する弁板部20aを一体に有している。弁板部20aは吸込み負圧によって引き動かされて前記吸込み開口を開くとともに、前記負圧の消失に伴い自身の弾性力で吸込み開口を閉じる位置に戻される。 【0018】集塵室23に出し入れ可能に収容されるフィルタとしての紙パック製の集塵袋31は、その平板状でかつ中央部に吸込み開口を有した口枠31aを、フィルタ押さえ30によりフィルタ取付け部28に取付けて、集塵室23に収容されている。集塵室23の上部には多数の細長い通気孔を有したフィルタ支え32が収容され、このフィルタ支え32は掃除動作に伴い膨張した集塵袋31を支持する。 【0019】排気室24には電動送風機35がその吸込み口を集塵室23側に向けて設置されている。36、37は電動送風機35の前後両端部に嵌合された防振用のモータ支持ゴムである。排気室24と集塵室23との境界部に位置される仕切りリブ38には前記吸込み口に対向する開口38aが開けられており、それによって集塵室23内の集塵袋31を通過した空気が電動送風機35に吸込まれる。なお、図3中45は電動送風機35の吸込み側に連通して配置されて集塵室23内の真空圧が所定の値より下がった時に開いて掃除機本体12外の空気(外気)を集塵室23内に導入するためのリーク弁である。 【0020】電動送風機35は、電動送風部35aとこの送風部35aに取付けられたモータカバー39とを備えている。図3に示されるように電動送風部35aは、ディフューザ及び遠心ファンをファンカバーの内部に収めた送風部35bの下流側に、固定子及び回転子等の前記送風部以外の部品からなる整流子モータ部35cが突出した構成となっている。ファンカバーの外周面には前記モータ支持ゴム36が嵌合されている。この電動送風機35の運転時には、その吸込み口から遠心ファンに吸込まれた集塵室23側の空気は、このファンの周囲から吐出された後、ファンカバーの内面で案内されながらディフューザ内にその外周部の入口から流入し、そして、このディフューザにより静圧化されながら主として整流子モータ部35cの周囲等に向けて流出される。 【0021】合成樹脂によりカップ状に成形されたモータカバー39は、送風部35bのディフューザよりも下流側部分を覆い隠している。このカバー39の開口縁部は、ファンカバーの外周部に、両カバー間を気密的にシールする前記モータ支持ゴム36を挟んで嵌合されている。モータカバー39の周壁には、モータカバー39内と排気室24とを連通する図示しない複数の排気小孔が開けられているとともに、排気室24に臨んで本体ケース21には図示しない排気口(前記排気小孔よりも排気面積が遥かに大きい。)が設けられていて、これらの排出経路により循環風量に対して所定量の空気を掃除機本体12外に排出して必要な吸気性能を得ることができるようになっている。 【0022】モータカバー39の底壁中央部にはその外面から突出して前記モータ支持ゴム37が取付けられている。このモータカバー39を備えた電動送風機35は、その軸方向両端部にモータ支持ゴム36、37を夫々嵌め付けた状態で、排気室24及びリール収容部25の境界をなす仕切りリブ21bと前記仕切りリブ38との間に挿入して設置される。図3に示されるようにリール収容部25には電動送風機35に給電するためのコードリール40が収容されている。 【0023】図3及び図5に示されるようにモータカバー39の周部には前記図示しない排気小孔に比較して遥かに開口面積が大きい空気出口41が一体に突設され、この出口41にはゴムパッキン42が嵌合されている。空気出口41は前記還流室26を仕切る仕切りリブ43に設けた孔44に気密的に接続されている。そのため、空気出口41を介してモータカバー39内と還流室26とは連通されている。 【0024】電動送風機35に吸込まれる空気の流れを基準として前記集塵袋31よりも上流側に配置された接続口体22の分岐管22dは、還流室26内に突出されている。図4及び図6に示されるように分岐管22dの先端部外周面には、螺旋状凸部22f及びこの小径部22b側に連なって張り出した環状の鍔22gが一体に設けられている。そして、この分岐管22dには、吸込みホース33の基端部が前記螺旋状凸部22fに螺合して連結されているとともに、この連結部の外周に螺合してドーナツ状のゴムパッキング34が被着されている。ゴムパッキング34は、前記連結部の気密を実現するものであり、その一面は前記鍔22gに接着されている。 【0025】前記のように取付けられた吸込みホース33は、蛇腹管からなり、自在に変形できる可撓性を有しているとともに軸方向に伸縮自在であり、このホース33の流路断面積は後述の内側管部62の流路断面積よりも小さい。吸込みホース33は掃除機本体12の下部のホース導出部12aを通って掃除機本体12の外部に引出されている。ホース導出部12aは一対の本体ケース21に一体に形成された導出壁部12a1(図2参照)を合わせることによって設けられている。 【0026】このホース導出部12aの内部、言い換えれば、還流室26の一部には、硬質合成樹脂等により形成されたガイドパイプ46が取付けられている。ガイドパイプ46の一端部は、ゴムパッキング34の外周面に嵌合し接着止めすることによって、分岐管22dに連結されている。ガイドパイプ46の他端部は、ホース導出部12aの先端開口部の内周面との間に環状のゴムパッキング47を挟み込んで、ホース導出部12aの先端開口に支持されている。還流風路をなす還流室26を横切るように取付けられた吸込みホース33の存在に拘らず、両パッキング34、47は、いずれも還流室26と掃除機本体12の外部との気密を図って、還流室26から掃除機本体12の外部への還流空気の吹出しや掃除機本体12外から還流室26へ外気の吸込みを妨げている。 【0027】ガイドパイプ46に根元部が収容された吸込みホース33は、掃除機本体12を斜めの姿勢として使用する電気掃除機11の通常の使用姿勢において、床面と対向する掃除機本体12の面に沿って上方に向けて引出されている。吸込みホース33の先端部には図2に示されるように硬質合成樹脂製の円筒状の握り管33aが連結されている。吸込みホース33は、その使用時において握り管33aの開口を通して直接塵埃を吸込むことができるとともに、図2(B)に示されるように握り管33aに着脱自在に接続される隙間掃除用ノズル(なお、つる口とも称される。)48、又は図示しない丸ブラシ等の補助吸込み口体を接続して、この補助吸込み口体48を介して塵埃を吸込むことができる。そして、図2に示されるように掃除機本体12の外面には、例えばハンドル14の付け根部の近傍に位置してホース支え49が突設されている。このホース支え49は、握り管33aの内側又は外側に嵌合する短い閉鎖筒部49aを有し、この筒部49aに握り管33aを着脱可能に嵌合させることによって、吸込みホース33の先端部を閉じてこのホース33を支持するものである。 【0028】次に、図4、図7〜図12を参照して前記吸込み口体13について説明する。吸込み口体13は、掃除機本体12側に連通される接続部としての合成樹脂製の連通管51と、合成樹脂製の吸込み口体主部52と、回転清掃体53と、還流吹出し口54と、戻り風路A及び吸込み風路Bとを備えている。 【0029】前記接続口体22に着脱可能に嵌入して取付けられることにより掃除機本体12側に連通される連通管51は、図4、図11、図12に示されるように接続口体22の大径部22a内に挿脱可能に差込み接続された大径な外側管部61と、この内側に複数のリブを介して一体かつ同心的に設けられるとともに接続口体22の筒部としての小径部22b内に挿脱可能に差込み接続された小径な内側管部62と、互いに背向するように逆向きとなって両管部61、62の軸方向に対して略直角状に突設された左右一対の枢軸管部63とを有している。一対の枢軸管部63は、円筒形状をなしているとともに、その開放された先端縁には周方向に連続するフランジ63aが一体に突設されている。 【0030】外側管部61の一端は開放されており、他端は一対の連通口64を介して枢軸管部63に個別に連通されている。枢軸管部63の先端は開放されており、奥端は内側管部62で閉じられている。外側管部61の外周面には合成ゴム製Oリング等の環状シール材65が取付けられている。図4に示されるように外側管部61は、その外周面から一体に張り出したフランジ部61aが、前記接続口体22の大径部22aの先端に当るまでこの大径部22aの内側に嵌入される。この嵌合による接続状態で、大径部22aと外側管部61との間の気密はシール材65により確保されるとともに、内外両管部61、62間の流路部分は通気孔22cを介して前記還流室26に連通される。なお、接続口体22側には図4に示されるようにばね16で付勢されたベルクランク状のロック摘み17が回動可能に設けられ、この摘み17の爪17aを外側管部61の外周面に設けた凹み61bに引っ掛けることにより、接続口体22に対する吸込み口体13の外れ止めがなされるとともに、この外れ止めはロック摘み17を適宜押圧して回動させることにより外すことができる。 【0031】外側管部61よりも長い円筒形状の内側管部62の軸方向両端はいずれも開放されている。接続口体22への連通管51の前記取付けに伴い小径部22b内に嵌入された内側管部62は、主たる吸込み管部として使用されるものであって、その内部を通して塵埃を含んだ空気を前記集塵袋31内に導くようになっている。この内側管部62の周壁には、図4及び図11等に示されるように通孔62cが設けられている。この通孔62cは前記分岐管22dに直接連通されるものであって、この通孔62cを通して吸込みホース33を通る空気を集塵室23側に吸込めるようになっている。 【0032】接続口体22外に突出された内側管部62の先端部の開口は、枢軸管部63間に設けられる入口62aをなしており、その上下縁には入口上部壁66及び入口下部壁67とが夫々外向きに突出されている。この入口62aと一対の枢軸管部63との境界をなす左右一対の入口端部側壁62bは、これらの対向面間距離が内側管部62に対する空気の吸込み方向上流側(図11点鎖線の矢印で示す。)程広がるように斜状に形成されている。この構成は風損を少なくして円滑に空気を入口62aに吸込むことができる点で優れている。 【0033】図7〜図10に示されるように吸込み口体主部52は、主部上ケース71と、主部下ケース72と、これらの間に挟着される主部中ケース73とをねじ止めにより連結して形成されている。 【0034】主部中ケース73より後側において主部上下両ケース71、72の内面には、半円状の凹みを有した一対の軸受部74(主部下ケース72側のもののみ図8、図9に示す。)が夫々一体に突設されていて、これら互いに合わされる上下の軸受部74により前記各枢軸管部63が夫々上下から挟まれて回動可能に連結されている。この連結構造により吸込み口体主部52の後部に連通管51が上下方向に起倒するように回動可能に枢着され、この回動により吸込み口体主部52は被掃除面に対して適正な姿勢を得られるようになっている。連通管51と吸込み口体主部52の相対的回動は、前記入口下部壁67と、主部下ケース72にその軸受部74間にわたって設けた上向きのストッパ部75とにより規制されるとともに、この回動の際フランジ部63aと軸受部74との互いの合い面は摺接される。図11中Pは連通管51と吸込み口体主部52との回動中心を示している。 【0035】吸込み口体主部52内は、吹出し室81と、この吹出し室81の下側の回収室82とに区画されていて、主部中ケース73は両室81、82間の隔壁をなしている。吹出し室81は、主部上ケース71の内面に突設されたリブ83(図3参照)と、主部下ケース72の内面に突設されたリブ84(図8、図9参照)との合い面を互いに凹凸嵌合させるとともに、前記リブ83に連なって主部上ケース71の内面に突設されたリブ85(図7参照)と、主部中ケース73の上面に突設されたリブ86(図8参照)との合い面を互いに凹凸嵌合させることにより、仕切られている。なお、図7〜図9中に示す他のリブ87〜90は吹出し室81の一側及び前側を囲んでおり、これらは前記リブ83〜86と同様に各ケース71〜73に設けられている。この囲みの前部は後述の吸気口91と略同形状であって、吸気口91の真上に形成されている。 【0036】回収室82は、主部下ケース72と主部中ケース73とで区画されており、これら両ケース72、73の合い面は互いに凹凸嵌合されている。主部下ケース72の底壁72aには、図9〜図11に示されるように回収室82に臨んで吸気口91が形成されている。この吸気口91は吸込み口体13の幅方向(図7〜図11において左右方向)に延びる長方形の開口で形成されている。図10に示されるように主部下ケース72の底壁72aには、吸気口91の後縁に沿って固定ブラシ92が取付けられている。このブラシ92は吸気口91を通って被掃除面に吹付けられた空気が吸込み口体13の後方に向けて吹き抜けることを防止する防風手段としても使用される。 【0037】図11に示されるように主部中ケース73の幅方向中央部における後端部は、上向きに折り曲げられて主部上ケース71の内面に凹凸嵌合されているとともに、この折り曲げ部分には円弧状部73aが形成されている。この円弧状部73aは前記連通管51の入口62aの前側に対向し配置されている。主部下ケース72には円弧状部73aの幅方向両端から下側に連続する円弧面を有したガイド93が設けられている。これら相連続する円弧状部73aとガイド93とは、円弧状をなすシャッタ94の移動を案内する。吸込み口体主部52に対する連通管51の起倒動作に連動して往復移動される断面円弧状のシャッタ94は、連通管51と吸込み口体主部52とにわたって設けられていて、その後縁部94aの内側には連通管51の入口上部壁66が引っ掛っている。 【0038】そのため、シャッタ94は、図11に示されるように吸込み口体主部52に対して連通管51が斜めとなる使用姿勢にある場合に、入口上部壁66に引張られて図11に示す開き位置に配置され、非使用時等において吸込み口体52に対して連通管51が直角状となる姿勢にある場合に、図4に示されるように前記後縁部94aに内側管部62が当ってこの管部62に押されて閉じ位置に配置される。シャッタ94が開き位置にある時は吸込み風路Bにおける前記入口62aの直前位置での風路断面積が最大となり、シャッタ94が閉じ位置にある時は前記直前位置での風路断面積が最小(シャッタ94が前記底壁72に当って風路断面積が零となる状態を含む。)となるように設定されている。したがって、シャッタ94は吸込み口体13を通る風量を増減する風量調節手段として用いられている。 【0039】このように連通管51がある角度以上に起き上がった際に連動するシャッタ94を設けて、それにより前記風路断面積を制限することは、図3、図4に示されるように掃除機本体12が自立姿勢に置かれた時に電動送風機35が動作していても、吸込み口体13を通って循環する風量が減るので、自動的に回転清掃体53の回転を減速ないしは停止させることができる点で優れている。 【0040】前記回収室82の前部は吸気口91の真上に位置されてこの口91に連通されている。回収室82の後部はその幅方向中央部に集束されるように狭められて後方へ少し延びており、この延出後部は連通管51の内側管部62の入口62aに対向し連通している。そして、回収室82と内側管部62の内側流路とは互いに連通する吸込み風路Bを形成している。この風路Bを通って、吸気口91に向けて回収室82に吹出された空気とともに、この吸気口91に被掃除面側から吸込まれる空気が、掃除機本体12側に吸込まれるようになっている。 【0041】図9〜図11に示されるように前記回転清掃体53は、回転軸101に清掃部材として1以上のブレード102を取付けるとともに、回転軸101の両端部に支え軸サポート103、104を夫々嵌着し、これらサポート103、104から夫々突設された支え軸105を軸受106で夫々支持して形成されている。したがって、回転清掃体53は、その両端の軸受106以外の部分が一体に回転されるようになっている。回転清掃体53は、その軸受106を主部下ケース72の幅方向両端部に設けられた図示しない軸受保持部に回り止めして取付けることにより、吸気口91と平行な姿勢でこれに臨んで回収室82に配置されている。回転清掃体53が回転される時、そのブレード102の先端部は吸気口91を通過して被掃除面に接するようになっている。 【0042】前記吹出し室81の後部には図7及び図8に示されるように連通管51の枢軸管部63が配置されていて、これらの管部63を介して吹出し室81と連通管51の内外両管部61、62間の流路とが連通されている。吹出し室81の前部は既述のように主部中ケース73に臨んでおり、この部分には主部中ケース73を貫通して前記還流吹出し口54が吸込み口体主部52の幅方向に沿って形成されている。吸気口91との間に回転清掃体53を置いて設けられた還流吹出し口54は、吹出し室81内の空気をブレード102に吹付けるものであり、吸込み口体13を前方へ押し動かす際に連れ回りする回転清掃体53の回転方向F(図11参照)を順方向と定義した時、この順方向の回転が得られるように回転清掃体53の回転軸101よりも前側に位置して主部中ケース73に開口されている。 【0043】還流吹出し口54は吸込み口体主部52の幅方向に連続して延びるスリットにより形成されている。したがって、還流吹出し口54は回転清掃体53の軸線と平行に設けられている。そして、この還流吹出し口54は吸込み口体主部52の幅方向に連通管51を中心として同じ様に振り分けて設けられている。なお、還流吹出し口54は非連続な複数の孔等によって形成することもできる。 【0044】前記構成において、連通管51の内外両管部61、62間の流路、枢軸管部63の内側流路、吸込み口体主部52の吹出し室81は、この記載順に互いに連通する戻り風路Aを形成しており、前記電動送風機35から吐出された空気は戻り風路Aによって還流吹出し口54に導かれて、この吹出し口54を通って吸気口91に戻されるようになっている。 【0045】なお、図中111は吸込み口体主部52の前部外面に沿って取付けられたバンパー、112は主部下ケース72に取付けられた前車輪、113、114は同じく後車輪である。 【0046】次に、前記構成の吸込み口体13を備えた空気循環式電気掃除機11の動作を説明する。この電気掃除機11を用いて主に床面の掃除をする基本的な使用時には、図1に示されるように掃除機本体12の接続口体22に吸込み口体13の連通管51を差込み接続した状態で、コードリール40から巻き戻された電源コードを介して電動送風機35に給電し、この送風機35を運転するとともに吸込み口体13を床面等の被掃除面に接触させながら、ハンドル14を介して電気掃除機11全体を移動させることにより使用される。この基本的な使用形態では、吸込みホース33はその先端部をホース支え49に支持されて非使用状態に保持されている。 【0047】前記使用時には、吸込み口体13の吸込み風路Bに導かれて集塵袋31に流入した吸込み空気(図1及び図11中点線矢印で流れ方向を示す)中に含まれる塵埃が集塵袋31に捕捉され、この集塵袋31を通った空気は、更にフィルタ支え32を通過して電動送風機35に吸込まれてから、そのモータカバー39の空気出口41を通って還流室26に排出されるとともに、その一部は図示しない排気小孔から排気室24を経由して図示しない排気口を通って掃除機本体12外に排出される。 【0048】還流室26に流入した排気は、接続口体22の通気孔22cから吸込み口体13の戻り風路Aに導かれて、その還流吹出し口54から吸込み風路Bの回収室82側に例えば吸気口91に向けて吹出される。こうした空気の流れを図1及び図11中実線矢印で示す。そのため、吹出し空気は、還流吹出し口54の真下に回転自在に配置された回転清掃体53のブレード102に吹付けられて、この清掃体53を図11中時計回りに回転させるとともに、その直後に吸気口91に対向している被掃除面に吹付けられてから、この被掃除面の塵埃を浮き上げながら吸気口91を通って回収室82に吸込まれ吸込み風路Bに回収される。そして、この回収に伴い掃除機本体12の集塵室23に吸込まれる。 【0049】このように電動送風機35から排出された空気を吸込み口体13で回収し循環させることに伴い、その勢いで吸込み口体13の底壁72aと被掃除面との間の外部の空気を塵埃と一緒に吸気口91に吸込むとともに、前記循環する空気を利用して回転清掃体53を回転させて被掃除面の塵埃のかき出しを行ないながら、空気循環式の掃除をすることができる。 【0050】このような基本的な使用形態は主に床面の掃除に適することは勿論であるが、この使用形態においては既述のように吸込みホース33の先端部がホース支え49に嵌合され閉じられた非使用状態に保持されているから、このホース支え49がフィルタとしての集塵袋31の上流側に連通していると言えども、吸込みホース33を通って外気が吸込まれることが防止される。したがって、前記基本的な使用形態においては、第1吸込み系統、つまり、吸込み口体13の吸込み口体主部52の回収室82から連通管51の内側管部62を経て集塵室23の集塵袋31に至る経路を通って、掃除機本体12側に回収される風量が減ることがないから、吸気口91での塵埃の吸込み性能が低下することがない。 【0051】そして、この空気循環式の掃除においては、既述のように電動送風機35から排出された空気の多くを掃除機本体12と吸込み口体13とにわたって循環させるため、電動送風機35が発生する熱により循環する空気の温度が高められる。したがって、このような高温の空気が集塵室23内に通過することから、循環する空気によって集塵室23の有害微生物を殺傷できる。しかも、この高温の循環する空気は、回転清掃体53を回転させた直後に被掃除面にその上方から吹付けられるので、被清掃面に含まれる有害微生物に対しても殺傷効果を期待できる。 【0052】又、集塵室23の上流側に連通された吸込みホース33は伸縮可能でかつ可撓性を有していて、その先端部をなす握り管33aは、掃除機本体12の外面に突出されたホース支え49から任意に取外すことができ、その取外しにより、吸込み口体13を経由する第1の吸込み系統の他に第2の吸込み系統を形成できる。この第2吸込み系統は、吸込みホース33から、接続口体22の分岐管22d、及び連通管51の内側管部62の通孔62c、及び内側管部62を経て集塵室23内の集塵袋31に至る経路で形成される。 【0053】前記のようにホース支え49から吸込みホース33の先端部を外して、このホース33を使用状態とすることにより、第1吸込み系統をなす吸込み口体13内の吸込み流路を閉じることなく、吸込みホース33を通して外気を吸込むことができる。そして、この吸込みホース33の使用時には、このホース33自身の可撓性及び伸縮性を利用して、その先端の握り管33aの開口を直接、または握り管33aに適宜差込み接続した補助吸込み口体48の先端開口を、テーブルや壁等の比較的高い掃除場所、或いは障子の桟や扉のガラス回り等の所望とする掃除場所に対向させて、その場所からの吸塵ができる。そのため、握り管33aよりも形状的に遥かに大きく主として床掃除用に適する構成の吸込み口体13では掃除が不適当な場所を、吸込みホース33を用いて必要により手軽に掃除することができる。したがって、前記構成の電気掃除機11は、掃除場所に応じて吸込み口体13と吸込みホース33とを使い分けることができるから、使い勝手がよいものである。 【0054】そして、吸込みホース33は、吸込み口体13の他に集塵袋31の上流側に連通して設けられていて、前記のように吸込みホース33を用いる使用形態にあっても、吸込み口体13を経由する第1の吸込み系統を閉じることがなく、依然として第1の吸込み系統により掃除機本体12と吸込み口体13とにわたる空気の循環を維持できる。そのため、吸込みホース33を用いる使用形態にあっても、電動送風機35が生じる熱により温度が高められて集塵室23内に循環する空気によって、集塵室23の有害微生物を殺傷できる。 【0055】又、既述のように吸込みホース33を用いての掃除は、掃除機本体12がいかなる姿勢でも可能であるが、通常は、掃除機本体12を支えることが拘束されない自立姿勢、つまり、図3及び図4に示されるように掃除機本体12が起てて置かれた姿勢で行われる。このように掃除機本体12が起立した姿勢では、吸込み口体主部52に対して連通管51が直角状に配置されるに伴い、前記シャッタ94の後縁部94aに連通管51の内側管部62が当ってこの管部62に押されてシャッタ94が閉じ位置に配置されている。この閉じ位置にあるシャッタ94は、前記空気の循環を停止することなく、吸込み風路Bにおける前記入口62aの直前位置での風路断面積を、通常の使用時における前記風路断面積の10%〜95%に絞るように位置される。 【0056】このように連通管51の起倒により連動するシャッタ94により、掃除機本体12と吸込み口体13とにわたる空気の循環を維持しつつ、その循環風量を少なく制限できるから、この状態で使用される吸込みホース33に対する吸気負圧の影響が増えて吸込みホース33を通る風量が多く確保されるので、吸込みホース33での吸塵力を強くできる。しかも、掃除機本体12が自立姿勢に置かれた時に既述のように第1吸込み系統の風路断面積を制限することは、循環風量を減らせるので、自動的に回転清掃体53の回転を減速ないしは停止させることができ、したがって、回転清掃体53のかき出し作用に伴う床面の同一個所への悪影響を少なくできる。 【0057】なお、吸込みホース33を使用しないで掃除機本体12を自立状態から被掃除面に対して斜めとなる通常の使用姿勢にした場合には、その際の吸込み口体主部52に対する連通管51の相対的回動に伴ってシャッタ94が、第1吸込み系統の吸込み風路断面積の一部の遮断状態を解除して、掃除機本体12と吸込み口体13とにわたる空気の循環風量を多く確保するので、第1吸込み系統を通して実現される通常の空気循環式の掃除を行なうことができる。 【0058】又、前記第1の実施の形態では、集塵室23の上流側に吸込み口体13側の連通管51が挿入される接続口体22を備えていて、この接続口体22に挿入された連通管51の吸込み空気流を導く吸込み管部としての内側管部62に吸込みホース33を連通させたから、第1の吸込み系統と第2の吸込み系統の双方について個別に接続口体を設ける必要がない。したがって、吸込み口体13側の他に吸込みホース33側からも吸塵する構造において、同一の接続口体22を共用できるので、構造が簡単である。 【0059】しかも、こうした部品の共通化において、集塵室23に吸込み空気を導く内側管部62が挿入された接続口体22の筒部、つまり小径部22bに吸込みホース33が接続される分岐管22dを設け、この分岐管22dに連通する通孔62cを内側管部62の周面に開口して、吸込みホース33と内側管部62とを連通させたから、同一の接続口体を共用するにあたりその構造を簡単にできる。 【0060】なお、本発明は前記実施の形態には制約されるものではなく、キャニスタ型やハンディ型の空気循環式電気掃除機にも適用できるとともに、本発明において回転清掃体は省略してもよい。 【0061】又、本発明において、吸込みホース33は集塵室23内のフィルタの上流側に連通して設けてあればよいく、そのために、例えば、集塵袋を用いないで集塵室の後部等に平面状フィルタを配設した構成にあっては、このフィルタの上流側において集塵室と掃除機本体外とにわたる接続口体を前記接続口体22とは別に設けて、そこに吸込みホースを接続してもよい。 【0062】 【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。 【0063】請求項1〜4に記載の発明に係る空気循環式電気掃除機によれば、主として床面の掃除を担う吸込み口体の他に、この吸込み口体では掃除が不適当な場所の掃除に適する吸込みホースを備えるとともに、このホース使用時にも掃除機本体と吸込み口体とにわたる空気の循環を確保して、電動送風機が生じる熱により温度が高められた循環空気を集塵室に通すことができるから、集塵室内の有害微生物の殺傷性能を維持しつつ、床面以外の被掃除場所についても容易に掃除ができ、使い勝手を向上できるという効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003562 【氏名又は名称】東芝テック株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年12月28日(1998.12.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100058479 【弁理士】 【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外6名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−189353(P2000−189353A) |
| 【公開日】 |
平成12年7月11日(2000.7.11) |
| 【出願番号】 |
特願平10−373327 |
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