| 【発明の名称】 |
電気掃除機 |
| 【発明者】 |
【氏名】萩野 真一
【氏名】福島 定男
【氏名】米山 顕啓
【氏名】藤吉 俊行
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| 【要約】 |
【課題】集塵袋が膨張した状態でもバスケットを集塵室から容易に取り出すことができる電気掃除機を提供する。
【解決手段】集塵袋12を装着した状態で集塵室3に収納されるバスケット11を備え、バスケット11に上下方向に摺動自在なハンドル25を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 集塵室及び電動送風機収納室を有する掃除機本体と、集塵袋を装着し前記集塵室に着脱自在に配設されるバスケットと、該バスケットの上部に上下方向に摺動自在に配設されたハンドルとを備えたことを特徴とする電気掃除機。 【請求項2】 集塵室及び電動送風機収納室を有する掃除機本体と、前記集塵室上面開口を開閉自在に覆う集塵蓋と、集塵袋を装着し前記集塵室に着脱自在に配設されるバスケットと、該バスケットの上部に上下方向に摺動自在に配設されたハンドルと、前記ハンドルを上方向へ付勢する付勢手段を備え、前記集塵蓋のハンドル上方に対応する位置に、ハンドルを下方へ押圧する押圧部を形成したことを特徴とする電気掃除機。 【請求項3】 集塵室及び電動送風機収納室を有する掃除機本体と、集塵袋を装着し前記集塵室に着脱自在に配設されるバスケットと、該バスケット前部に形成され掃除機本体の吸気口に連通する吸込口と、前記バスケットの上部に上下方向に摺動自在に配設されたハンドルとを備え、前記ハンドルの上方への引き上げ動作に連動して吸込口を閉塞する閉塞部を形成したことを特徴とする電気掃除機。 【請求項4】 前記バスケット壁面に形成されて前記ハンドルを収納するハンドル収納部と、前記集塵室内壁面に形成され前記ハンドル収納部と係合してバスケットを位置決めする係合部とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電気掃除機。 【請求項5】 前記バスケットは後面開口に形成するとともに、ハンドルをバスケット前部上方に配設したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電気掃除機。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、集塵室内に集塵袋装着用のバスケットを備えた電気掃除機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、例えば特開昭63-234928号公報(A47L 9/14)等に示されるごとく、集塵室内部に集塵袋を装着した電気掃除機が知られているが、この集塵袋の集塵室への着脱を容易にするため、集塵室内部に集塵袋装着用のバスケットが設けられた掃除機が提案されている。 【0003】このような従来構成の掃除機を図13に基づいて説明すると、バスケット50は、上面開口の箱形に形成され、上面開口縁にはゴミ漏れ防止用のパッキン51が配設されているとともに、バスケット50側壁及び底面には図示しない大きな開口部を形成しこの開口部にフィルタを貼り付けて構成されており、集塵袋52を装着した状態及び集塵袋52を装着しない状態のいずれの場合にも使用できるようになっている。 【0004】そして、集塵袋52を廃棄する際には、集塵室53からバスケット50を取り出し、集塵袋固定用のクランプ54をはずしてバスケット50を反転させて廃棄したり、バスケット50を集塵室53に配設したままでクランプ54をはずし、集塵袋52だけを取り出して廃棄するようになっている。 【0005】しかしながら、上記構成では、集塵袋52が最大限に膨らんでいる状態では、集塵袋52が邪魔になってバスケット50をつかみにくく、バスケット50を取り出しにくいとともに、バスケット50をつかむ際に使用者の手が集塵袋52に触れるため不衛生であり、使用者が不快感を感じる等の欠点があった。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に鑑みなされたもので、集塵袋が膨張した状態でもバスケットを集塵室から容易に取り出すことができる電気掃除機を提供することを課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、集塵室及び電動送風機収納室を有する掃除機本体と、集塵袋を装着し前記集塵室に着脱自在に配設されるバスケットと、該バスケットの上部に上下方向に摺動自在に配設されたハンドルとを備えたことを特徴とする。 【0008】また本発明は、集塵室及び電動送風機収納室を有する掃除機本体と、前記集塵室上面開口を開閉自在に覆う集塵蓋と、集塵袋を装着し前記集塵室に着脱自在に配設されるバスケットと、該バスケットの上部に上下方向に摺動自在に配設されたハンドルと、前記ハンドルを上方向へ付勢する付勢手段を備え、前記集塵蓋のハンドル上方に対応する位置に、ハンドルを下方へ押圧する押圧部を形成したことを特徴とする。 【0009】さらに本発明は、集塵室及び電動送風機収納室を有する掃除機本体と、集塵袋を装着し前記集塵室に着脱自在に配設されるバスケットと、該バスケット前部に形成され掃除機本体の吸気口に連通する吸込口と、前記バスケットの上部に上下方向に摺動自在に配設されたハンドルとを備え、前記ハンドルの上方への引き上げ動作に連動して吸込口を閉塞する閉塞部を形成したことを特徴とする。 【0010】また、前記バスケット壁面に形成されて前記ハンドルを収納するハンドル収納部と、前記集塵室内壁面に形成され前記ハンドル収納部と係合してバスケットを位置決めする係合部とを備えることが望ましい。 【0011】さらに、前記バスケットは後面開口に形成するとともに、ハンドルをバスケット前部上方に配設することが望ましい。 【0012】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づいて詳述する。 【0013】1は前部に吸気口2を有する掃除機本体で、前方に集塵室3、後方に図示しない電動送風機を内蔵する電動送風機収納室4を形成している。前記集塵室3と電動送風機収納室4との区画壁5の集塵室3側には、後述するバスケット11の後端部を案内するテーパー状の案内リブ6が形成されている。 【0014】7は前記集塵室3前壁に形成された位置決め凸部で、後述するバスケット11のハンドル収納部28間に位置してバスケット11の掃除機本体左右方向の位置決めを行うようになっている。 【0015】8は前記掃除機本体1前部に配設されるインレットカバーで、図示しないホースが接続されるホース接続筒部9を有し、該接続筒部9の掃除機本体1側開口端を、パッキン10を介して掃除機本体1の吸気口2周縁に当接させている。 【0016】11は前記集塵室3に収納される樹脂製のバスケットで、上面及び後面開口の略箱型に形成されており、後面開口を集塵袋12の取出口とするとともに、該取出口の下部開口縁に立壁13が形成されている。14は前記バスケット11の内底面に形成された位置決リブで、該位置決リブ14により集塵袋12の口板15が位置決めされるようになっている。 【0017】16は前記バスケット11の前壁に形成される吸込口で、バスケット11を集塵室3内の所定の位置に配設した状態で、該吸込口16が前記吸気口2に連通するようになっている。17は前記吸込口16に配設されるパッキンで、前記吸込口16内周に嵌着される嵌着部18と、前記バスケット11前壁の両側に位置する断面略半円形状の環状の弾性部19、20と、前記吸込口16を開閉自在に覆う弁部21とから形成されている。 【0018】22は前記バスケット11前壁の外側に形成された円弧状のリブで、前記パッキン17の弾性部20の外周部を受けており、バスケット11を集塵室3に収納する際にパッキン17が集塵室3の壁に接触してめくれるのを防止し、バスケット11と集塵室3壁との間の気密性を保持できるようになっている。 【0019】23は前記バスケット11前壁上部に配設されたクランプで、図示しないバネによりバスケット11内側、即ち口板15を挟持する方向へ付勢されており、該クランプ23と前記位置決リブ14との間で集塵袋12の口板15を固定するようになっている。 【0020】24は前記バスケット11の側壁に多数形成された開口部で、集塵袋12が膨張してバスケット11側壁に密着した場合でも、開口部24により空気の流路が確保できるため、集塵袋12の側方にもゴミがたまり、集塵効率の低下を防止できる。 【0021】25は前記バスケット11前壁上部に配置されたハンドルで、アーチ状に形成された把持部26と、該把持部26の両端部から下方に円設された脚部27とから構成されて逆U字形状に形成されており、該脚部27が、前記バスケット11前壁前面に形成されたハンドル収納部28に摺動自在に収納されるようになっている。 【0022】29は前記脚部27に形成された弾性を有する規制突起で、前記ハンドル収納部28に形成されたスリット30に位置し、ハンドル25が上方に摺動した際にスリット30上端に係合してハンドル25の摺動を規制するようになっている。31は前記ハンドル収納部28内に配設されたバネで、前記ハンドル25の脚部27下端部に当接してハンドル25を上方に向かって付勢している。 【0023】32は前記バスケット11前面上部から下方に向かって形成される係止部で、前記集塵室3前壁上部に係合してバスケット11が集塵室3内に固定されるようになっている。 【0024】33は前記集塵室3の上面開口を開閉自在に覆う集塵蓋で、前端部に配設されたクランプ34により掃除機本体1に係脱自在に係止されている。35は前記集塵室3裏面に垂下形成されたボスで、前記バスケット11に集塵袋12を装着していない場合に集塵室3内側に回動したクランプ23に当接して集塵蓋33の閉塞を阻止するようになっている。 【0025】36は前記集塵蓋33裏面の前記ハンドル25上方に対応する位置に形成された押圧リブで、掃除機本体1の前後方向に形成されており、集塵蓋3を閉成した状態で、該押圧リブ36によりバスケット11のハンドル25をバネ31の抗力に反して押圧し、ハンドル25の脚部27をハンドル収納部28内に収納させるようになっている。 【0026】上記構成によると、使用する際は、バスケット11の位置決めリブ14に集塵袋12の口板15下端を係止するとともに、口板15上端をクランプ23により固定し、バスケット11を集塵室3内に挿入する。 【0027】このとき、バスケット11のハンドル収納部28間に集塵室3の位置決め凸部7が位置してバスケット11が左右方向に位置決めされるとともに、バスケット11の後端部が集塵室3の案内リブ6により所定の位置へ案内されるため、バスケット11を容易に集塵室3に収納できるとともに、バスケット11の係止部32を集塵室3前壁上端に係止して固定することにより、電動送風機を駆動した際に吸引力によりバスケット11が電動送風機収納室4側へ移動するのを防止し、バスケット11のパッキン17と集塵室3前壁との気密性の低下を防止できる。 【0028】また、バスケット11を集塵室3に挿入した状態では、ハンドル25がバネ31の付勢力により上方へ突出しており、集塵蓋33を閉成すると集塵蓋33の押圧リブ36によりハンドル25の把持部26が下方へ押し下げられて脚部27がハンドル収納部28に収納される。 【0029】集塵袋12を廃棄する際は、集塵蓋33のクランプ23をはずすと、バスケット11のハンドル25がバネ31の付勢力により上方に押し上げられ、ハンドル25により集塵蓋33が上方へ押し上げられるため、集塵蓋33の開放作業性を向上できる。 【0030】また、集塵蓋33を全開してバスケット11を取り出す際には、ハンドル25が上方に押し上げられているので、使用者が手を挿入する空間が大きくなり、集塵袋12が膨張した状態でも容易にハンドル25の把持部26を把持でき、使用性を向上できるとともに、ハンドル25が上方に押し上げられているため、使用者が把持部26を把持する際に集塵袋12に触れることがなく、衛生的にバスケット11を取り出して集塵袋12を廃棄できる。 【0031】バスケット11は後面を開口するとともに、前壁にハンドル25を配設しているため、バスケット11のハンドル25を把持して持ち上げた状態では、バスケット11後方側が下方にさがるようになっており、ハンドル25の把持部26を把持してバスケット11を取り出し、クランプ23を回動させることにより、容易に集塵袋12が後面開口から落下するため、片手で把持部26を把持すると共にクランプ23を回動させるだけで容易に集塵袋12を廃棄でき、使用性を向上できる。 【0032】バスケット11の後面開口の下側開口端には立壁13が形成されているため、集塵袋12の開口からバスケット11内にゴミが漏れた場合でも、集塵袋12廃棄の際にゴミが落下することがない。 【0033】尚、上記第1の実施の形態では、ハンドル収納部28をバスケット11前面に突出形成すると共に、集塵室3前壁に位置決め凸部7を突出形成してバスケット11を集塵室3内で位置決めする構成としたが、バスケット11に突出形成したハンドル収納部を集塵室3内面に形成した凹部にはまり込む構成としてもよく、さらに、集塵室3内面に位置決め部を突出形成し、バスケット11に凹部を形成する構成としてもよい。 【0034】次に、本発明の第2の実施の形態を図面に基づいて説明するが、上記第1の実施の形態と同一部分は同一符号を附して説明を省略する。 【0035】37は前記バスケット11前面部に配設される取付板で、バスケット11前面との間に後述するハンドル40の脚部42が収納されるハンドル収納部38を形成するとともに、前記バスケット11の吸込口16に一致する開口39を形成している。 【0036】40は前記バスケット11のハンドル収納部38に上下方向に摺動自在に配設されるハンドルで、アーチ状の把持部41と、該把持部41両端から下方に延設される脚部42と、該脚部42の下端間に形成された閉塞部43とから構成されている。 【0037】前記ハンドル40はハンドル収納部38の最下位置まで収納された状態では、閉塞部43がバスケット11の吸込口16下方に位置してバスケット11の吸込口16と掃除機本体1の吸気口2とが連通し、図示しないホースが接続されるようになっている。 【0038】上記構成によると、集塵袋12を廃棄する際には、ホースを取り外し、集塵蓋33を開放してハンドル40の把持部41を把持して上方に引き上げると、ハンドル40の閉塞部43がハンドル収納部38内を摺動してバスケット11の吸込口16を閉成するため、バスケット11を持ち運ぶ際に集塵袋12内のゴミが吸込口16から漏れることがなく、衛生的で使用性を向上できる。 【0039】 【発明の効果】本発明の請求項1によると、ハンドルを引き上げることにより、使用者が手を挿入する空間を大きくできるため、集塵袋が膨張した状態でも容易にバスケットを取り出すことができ、使用性を向上できるとともに、使用者がハンドルを把持する際に集塵袋に触れることがなく、バスケットを取り出し及び集塵袋の廃棄を衛生的に行うことができる。 【0040】本発明の請求項2によると、ハンドルが引き上がることにより、使用者が手を挿入する空間を大きくできるため、集塵袋が膨張した状態でも容易にバスケットを取り出すことができるとともに、ハンドルが上方に突出して集塵蓋を押し上げるため、使用性を向上できる。 【0041】また、使用者がハンドルを把持する際に集塵袋に触れることがなく、バスケットを取り出し及び集塵袋の廃棄を衛生的に行うことができる。 【0042】本発明の請求項3によると、ハンドルを引き上げることにより、使用者が手を挿入する空間を大きくできるため、集塵袋が膨張した状態でも容易にバスケットを取り出すことができるとともに、使用者がハンドルを把持する際に集塵袋に触れることがなく、バスケットを取り出し及び集塵袋の廃棄を衛生的に行うことができる。 【0043】また、ハンドルを引き上げることにより閉塞部にてバスケットの吸込口を閉塞するため、バスケットの持ち運び時に吸込口からのゴミ漏れがなく、より衛生的で使用性を向上できる。 【0044】本発明の請求項4によると、バスケットを集塵室に挿入する際に、ハンドル収納部と集塵室の係合部とが係合してバスケットを位置決めするため、バスケットを容易に集塵室に収納でき使用性を向上できる。 【0045】本発明の請求項5によると、バスケットを後面開口としハンドルを前部に形成することにより、ハンドルを把持した際にバスケットの後方が下がり、容易に集塵袋を廃棄でき使用性を向上できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001889 【氏名又は名称】三洋電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年9月17日(1998.9.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076794 【弁理士】 【氏名又は名称】安富 耕二 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−83878(P2000−83878A) |
| 【公開日】 |
平成12年3月28日(2000.3.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−263308 |
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