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【発明の名称】 電気掃除機
【発明者】 【氏名】木村 憲治

【氏名】梅田 克彦

【要約】 【課題】隙間ノズルや棚用ノズルなどの付属品を整然かつコンパクトに収納できるとともに、掃除中でも楽な姿勢で簡単に付属品を係脱できる使い勝手のよい電気掃除機を提供する。

【解決手段】延長管6とホース2とを接続することによって空気流路の一部を形成するくの字状に湾曲した曲がりパイプ5の上部に把手52を設け、そのすぐ下の通気路部51に配設した係止部55に隙間ノズル9及び棚用ノズル10を係脱自在に取り付けた付属品収納具8を筒状の係脱部81で係脱自在に装着する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 掃除機本体と該掃除機本体に接続されたホースと、延長管と、前記ホースと前記延長管とを接続して塵埃通気路の一部を形成する曲がりパイプとを備えた電気掃除機において、前記曲がりパイプは、前記塵埃通気路を形成する部分から分岐した把手を有するとともに、その把手の近くに掃除用付属品を取り付ける付属品収納具を設けたことを特徴とする電気掃除機。
【請求項2】 前記把手は前記付属品収納具の上方に位置していることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
【請求項3】 前記曲がりパイプは、係止部を有し、該係止部に前記付属品収納具が着脱自在に装着されるようになっていることを特徴とする請求項1又は2記載の電気掃除機。
【請求項4】 前記付属品収納具は、前記係止部との間に設けられた凹凸嵌合機構により回転及び移動が阻止されるようになっていることを特徴とする請求項3記載の電気掃除機。
【請求項5】 前記付属品収納具は内部が空洞になった筒体で、外周部の二カ所を切り欠かいて二つの付属品係脱部を設け、それらの付属品係脱部を略並列に配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気掃除機。
【請求項6】 前記係止部に係脱させる前記付属品収納具に設けた第一の係脱部の把持力は付属品を係脱する第二及び第三の係脱部の把持力より大きくなるように設定した特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の電気掃除機。
【請求項7】 前記付属品収納具に指で摘んで保持するための指当て用凹部を設けたことを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の電気掃除機。
【請求項8】 前記付属品収納具を壁掛け用として、前記付属品収納具の外周部内側に引っかけ部を設けるとともに、棚置き用として、前記第一の係脱部の両先端部を含む平面が略水平になるように構成したことを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の電気掃除機。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機に係わり、特に隙間ノズルなどの付属品の収納方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、実開昭62−90060号公報に開示されている電気掃除機がある。
【0003】図9は、上記従来の電気掃除機の外観斜視図である。掃除機本体1の内部後方には、電動送風機(図示せず)が設けられている。また、掃除機本体1の内部前方には、集塵室(図示せず)が形成されている。掃除機本体1の前面には、開口された円形の吸込口3が設けられており、その吸込口3は集塵室への入り口となっている。
【0004】そして、可撓性の接続ホース2の一端には、円筒形の本体接続用パイプ4が設けられ、その本体接続用パイプ4を吸込口3に着脱自在に嵌合接続させることができる。また、接続ホース2の他端は、曲がりパイプ5に嵌合接続されている。
【0005】曲がりパイプ5は円筒状で、その略中央部でくの字状に湾曲しており、その湾曲部より接続ホース2側には、把手部5aが形成されている。また、延長管6の一端は、曲がりパイプ5に着脱自在に嵌合接続され、他端は、床ノズル7後部に配したパイプ7aに着脱自在に嵌合接続されている。従って、床ノズル7から延長管6、曲がりパイプ5、接続ホース2を順に通って、吸込口3まで、一つの貫通した通気流路が形成される。
【0006】図10は上記従来の電気掃除機の付属品収納具の外観斜視図である。付属品収納具100の中央部には、図10に示すように開口部105を有する円筒形の延長管係脱部101が設けられ、この延長管係脱部101で延長管6を挟持させることにより付属品収納具100を延長管6に着脱自在に装着することができる。その延長管係脱部101の外周側面104には、延長管係脱部101の外周を三等分する方向に、円筒形の付属品係脱部102が三カ所に設けられている。
【0007】また、上述した付属品係脱部102には、延長管係脱部101と反対側の側面に開口部105が設けられている。付属品係脱部102には、ノズルの付属品である隙間ノズル9や棚用ノズル10などを係脱できるようになっており、例えば、タンスと壁の隙間などの隙間の狭い部分を掃除する時は、隙間ノズル9を付属品収納具100から取り外し、床ノズル7の代わりに、延長管6に接続して使用することができる。また、掃除機本体1の上面後部には取り付け保持部13が設けられており、必要に応じて付属品収納具100を延長管6から取り外し、この取り付け保持部13に付属品収納具100の延長管係脱部101を嵌合して図11のように取り付けることができる。
【0008】以上のような構成で、電動送風機を駆動すると、床ノズル7内に塵埃を巻き込んだ空気が吸引され、その塵埃を巻き込んだ空気が、延長管6、曲がりパイプ5、接続ホース2を順に通って、吸込口3から集塵室に入る。そして、吸い込んだ空気は集塵室を通過して電動送風機のある掃除機本体1の後部から、掃除機本体1外部へ排出されるが、塵埃は集塵室を通過することができず、集塵室内に蓄積され、捨てられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の電気掃除機では、付属品収納具100は曲がりパイプ5の把手部5aよりも前方の延長管6に係止されるために、隙間ノズル9や棚用ノズル10等の付属品を交換する時に、把手部5aを持った状態で付属品収納具へ手を伸ばして付属品を係脱しなければならず、作業性が悪かった。また、掃除中に、付属品収納具100の重力や延長管6を動かしたときに働く遠心力などが付属品収納具100と延長管6の係止部の最大摩擦力より大きくなり、付属品収納具100が延長管の下方に移動してしまったりすることがあった。
【0010】さらに、付属品収納具100に付属品を係脱する際に、付属品収納具100と延長管6の係止部の最大摩擦力より強く力を加えてしまい、付属品収納具100が延長管6の下方に移動してしまったり、また、付属品収納具100が延長管6の側面周上を回転してしまったりして、使い勝手が悪かった。また、付属品収納具100を保持するための保持部が設けられていないため、付属品を係脱する際に、付属品収納具100を保持しにくく、余分な力が加わり、付属品係脱部が変形し、付属品が付属品収納具に係脱できなくなってしまうという欠点があった。
【0011】本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は隙間ノズルや棚用ノズルなどの付属品をコンパクトに不具合なく常に同じ位置で確実に収納でき、清掃作業中でも楽な姿勢で簡単にそれら付属品を着脱できる使い勝手のよい電気掃除機を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、掃除機本体と該掃除機本体に接続されたホースと、延長管と、前記ホースと前記延長管とを接続して塵埃通気路の一部を形成する曲がりパイプとを備えた電気掃除機において、前記曲がりパイプは、前記塵埃通気路を形成する部分から分岐した把手を有するとともに、その把手の近くに掃除用付属品を取り付ける付属品収納具を設けたことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の電気掃除機において、前記把手は前記付属品収納具の上方に位置していることを特徴とするものである。
【0014】また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の電気掃除機において、前記曲がりパイプは、係止部を有し、該係止部に前記付属品収納具が着脱自在に装着されるようになっていることを特徴とするものである。
【0015】また、請求項4記載の発明は、請求項3記載の電気掃除機において、前記付属品収納具は、前記係止部との間に設けられた凹凸嵌合機構により回転及び移動が阻止されるようになっていることを特徴とするものである。
【0016】また、請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の電気掃除機において、前記付属品収納具は内部が空洞になった筒体で、外周部の二カ所を切り欠かいて二つの付属品係脱部を設け、それらの付属品係脱部を略並列に配置したことを特徴とするものである。
【0017】また、請求項6記載の発明は、請求項3〜5のいずれかに記載の電気掃除機において、前記係止部に係脱させる前記付属品収納具に設けた第一の係脱部の把持力は付属品を係脱する第二及び第三の係脱部の把持力より大きくなるように設定した特徴とするものである。
【0018】また、請求項7記載の発明は、請求項3〜6のいずれかに記載の電気掃除機において、前記付属品収納具に指で摘んで保持するための指当て用凹部を設けたことを特徴とするものである。
【0019】また、請求項8記載の発明は、請求項3〜7のいずれかに記載の電気掃除機において、前記付属品収納具を壁掛け用として、前記付属品収納具の外周部内側に引っかけ部を設けるとともに、棚置き用として、前記第一の係脱部の両先端部を含む平面が略水平になるように構成したことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の一実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明において、上記従来の電気掃除機(図9〜図11)に対応する部分には、同じ符号を付し説明を省略する。
【0021】図1は本発明の一実施形態を示す電気掃除機の外観斜視図である。掃除機本体1内部の後方には、電動送風機(図示せず)が設けられており、掃除機本体1内部の前方には、集塵室(図示せず)が設けられている。掃除機本体1の上面前部には、略円形に開口された吸込口3が設けられており、その吸込口3は、集塵室の上部と接続されており、集塵室への入り口になっている。
【0022】2は可撓性を有する接続ホースであり、その一端には、本体接続用パイプ4が設けられ、その本体接続用パイプ4は、吸込口3に着脱自在に嵌合接続される。また、接続ホース2の他端は、曲がりパイプ5のホース接続部51bに嵌合接続される。
【0023】曲がりパイプ5の延長管接続部51aを延長管6に嵌合接続することで、曲がりパイプ5を延長管6に着脱自在に接続することができる。曲がりパイプ5には、分岐部53付近で湾曲した円筒状の通気路部51が設けられており、この通気路部51を介して延長管6と接続ホース2は連通されている。
【0024】さらに、曲がりパイプ5には、分岐部53で上方に分岐した把手52が設けれている。尚、52aは把手52の上面に爪等により嵌着されたカバー体である。
【0025】延長管6は、二つの筒状の上部の管6aと下部の管6bから構成されている。そして、電気掃除機を使用しないときには、本体1の把手1aを上面にして立て、本体1の底面に設けた凹部(図示せず)に延長管6の下部に設けたフック6cを引っかけて収納できる。また、延長管6の両端に接続された曲がりパイプ5と床ノズル7を取り外して、下部の管6bを上部の管6aに収納して、コンパクトな状態で延長管6を箱などに収納しておくことができる。
【0026】電気掃除機を使用するときには、下部の管6bを上部の管6aから引き出し、最も引き出した状態では、下部の管6bと上部の管6aの接続部分が係止されるので、充分長い一本の長い管として使用することができ、使用者は腰をかがめるなど苦しい姿勢をしなくても、直立したまま把手52を持って掃除できる。尚、床ノズル7は、畳面や床面などを掃除するためのノズルであり、必要に応じて延長管6または曲がりパイプ5から取り外して隙間ノズル9や棚用ノズル10と交換できる。
【0027】図2は、曲がりパイプ5に付属品収納具8が取り付けられた状態を示す外観斜視図であり、図3は図2におけるA−A断面図である。尚、この図で通気路部51には断面を示すハッチングを省略している。
【0028】図2に示すように、曲がりパイプ5の分岐部53からホース接続部51bまでの間の部分には、付属品収納具8を装着する付属品収納具係止部55が設けられている。その付属品収納具係止部55下方には、突出した凸部54が設けられている。
【0029】また、図3に示すように付属品収納具8の第一の係脱部81の内面中央には、凸部54が嵌合される凹部8cが設けられている。尚、凹部8cは凸部54を嵌合できればよく、図示の如く単なる貫通した孔でもよい。また、凸部54を凹部8cに嵌合しやすくするために、凸部54は、テーパ状のボス形状に形成されている。そして、曲がりパイプ5の付属品収納具係止部55に付属品収納具8の第一の係脱部81を挟着させるとともに、凸部54を凹部8cに嵌合することで、付属品収納具8の曲がりパイプ5への取り付けが完了する。この関係は図3に示している。
【0030】従って、付属品収納具8が曲がりパイプ5に取り付けられた状態では、付属品収納具8が曲がりパイプ5の外周方向や長手方向に力を受けたとしても、付属品収納具8の凹部8cの内面が曲がりパイプ5の係止部55に設けた凸部54の側面に当接することによって、付属品収納部8が曲がりパイプ5の外周を回転したり、曲がりパイプ5の長手方向に移動したりすることはない。
【0031】図4は付属品収納具8の外観斜視図であり、図5は同じく付属品収納具8の背面図である。
【0032】図4に示すように、付属品収納具8には、曲がりパイプ5を係脱する第一の係脱部81が円筒状に切り欠いて形成されている。そして、その第一の係脱部81とは背中合わせに隙間ノズル9を係脱する第二の係脱部82と棚用ノズル10を係脱する第3の係脱部が並列するような位置関係で、各々円筒状に切り欠いて形成されている。付属品収納具8を曲がりパイプ5に取り付けた状態で、延長管6の方向を向く天面86は平坦な面となっており、外周部84には指当て凹部8aが設けられている。この付属品収納具8は、図5で示すように、天面86の反対側が解放され、内部がほぼ空洞の筒状に構成されている。
【0033】隙間ノズル9は図6で示されるように、筒状の吸込口パイプ9aと、同じく筒状の係脱部パイプ9bとから構成されている。隙間ノズル9を図4の付属品収納具8の第二の係脱部82に取り付けるときには、図6の矢印で示すように係脱部パイプ9bの中に吸込口パイプ9aを挿入し、コンパクトな状態で取り付けることができ、掃除中に、隙間ノズル9の先端が曲がりパイプ5に接触して、清掃作業の邪魔になったり、その接触によって隙間ノズル9の先端が変形したりしないようにしている。
【00034】また、隙間ノズル9の使用時には、隙間ノズル9を第二の係脱部82から取り外して、延長管6の先端に床ノズル7の代わりに接続することによりタンスと壁の隙間など狭い空間の奥まで掃除することができる。
【0035】次に、棚用ノズル10は、通気口となる円筒状のパイプ10aとそのパイプの先端にごみかき出し用のブラシ10bがついた構成になっており、図4の付属品収納具8の第三の係脱部83に着脱自在に装着される。この棚ノズル10を使用する時には、上述した隙間ノズル9の時と同様、棚ノズル10を付属品収納具8の第三の係脱部83から取り外して床ノズル7の代わりに延長管6に取り付けることにより、例えば、棚上にある食器と食器の隙間などの細かな部分もブラシで埃をかき出しながら掃除することができる。
【0036】上述した付属品収納具8は弾性を有する材料で成形されており、三カ所の係脱部は強度と復元性を備えている。その付属品収納具8の各係脱部の把持力は、その切り欠き口の幅(図4のA)や円筒の内径(図4のB)や円筒の長さ(図4のC)を変えることによって調節される。これらの寸法を適切に調節して適当な把持力を与えることにより、隙間ノズル9及び棚用ノズル10をそれぞれ第二の係脱部82及び第三の係脱部83に係脱するのに、付属品収納具8の天面86側から挿入し、引き出したり、付属品収納具8の開口部85側から(即ち、係脱部82、83に対し垂直方向から)上下方向に挟着、離脱することもできるようにしている。
【0037】また、付属品収納具8の第一の係脱部81が曲がりパイプ5を把持する力は、第二の係脱部82が隙間用ノズル9を把持する力及び第三の係脱部83が棚用ノズル10を把持する力よりも強くなるように付属品収納具8は構成されている。従って、付属品収納具8を曲がりパイプ5の係止部55に取り付けた状態で、隙間用ノズル9や棚用ノズル10を取り外す際に、付属品収納具8を手で押さえなくても、先に付属品収納具8が曲がりパイプ5から外れてしまうようなことはなく、付属品を確実に付属品収納具8から取り外すことができる。
【0038】また、延長管6の先端と曲がりパイプ5の延長管接続部51aは同じ寸法にされている。従って、延長管6を曲がりパイプ5から取り外した状態で、直接曲がりパイプ5に隙間ノズル9や棚用ノズル10を着脱自在に嵌合接続することができる。直接曲がりパイプ5に隙間ノズル9や棚ノズル10を取り付けた状態では、隙間ノズル9や棚ノズル10が、把手52の近くにあるので、狭い空間や細かな部分を清掃する際の作業性が向上する。
【0039】また、図4に示すように、付属品収納具8の外周部84上の二カ所に、溝状の指当て形成されている。そして、その二つの指当て凹部8aは、それぞれ第一の係脱部81の先端部81a、81aからほぼ等しい距離のところに設けられている。しかも、その指当て凹部8aには、滑り止め用に天面86から背面89にかけて、複数本の直線のローレット加工8bが施されている。
【0040】付属品収納具8に、この指当て凹部8aを設けたことによって、この指当て凹部8aを指で摘んで付属品収納具8を曲がりパイプ5に装着したり、曲がりパイプ5から外したりする際、指当て凹部8aのローレット8bが滑り止めになるので、手を滑らせることなく、確実に付属品収納具8を着脱することができ、しかも、余分な力を加えて係脱部を変形してしまうこともない。
【0041】また、付属品収納具8の外周部84の内面には、図5に示すように指当て凹部8aの近くにリング状の引っかけ部87が二つ設けられている。
【0042】図7に示す壁掛け用付属品11は、棒状の四角柱体を二カ所で折り曲げてコの字状にされたもので、ねじ11aで壁に取り付けることにより、壁掛け用付属品11を壁に固定することができる。従って、図7の矢印Wで示すように、付属品収納の引っかけ部87を壁掛け用付属品11の先端から挿入するようにして、付属品収納具8を壁に掛けておくことができる。
【0043】その結果、例えば、床を掃除する際に曲がりパイプ5から取り外した付属品収納具8を清掃場所である床に置くことなく、壁に掛けておくことができるので、清掃作業の邪魔にならないよう、電気掃除機の使用状況に応じて、使い勝手のよい方法を選択することができる。
【0044】また、付属品収納具8は、図8で示すように第一の係脱部81を下にして、付属品を装着したまま棚等に安定して載置できるように、第一の係脱部81の両先端部81a、81aを含む平面が略水平になるように構成している。このような状態では、付属品収納具8に取り付けられた隙間ノズル9や棚用ノズル10は付属品収納具8の上部に位置するので、それら付属品を付属品収納具8から取り外しやすく、作業性がよくなる。
【0045】以上のような構成で、電動送風機を駆動すると、床ノズル7内に塵埃を巻き込んだ空気が吸引され、その塵埃を巻き込んだ空気が、延長管6、曲がりパイプ5、接続ホース2を順に通って、吸込口3から集塵室に入る。そして、吸い込んだ空気は集塵室を通過して電動送風機のある掃除機本体1の後部から、掃除機本体1外部へ排出されるが、塵埃は集塵室を通過することができず、集塵室内に蓄積され、捨てられる。また、清掃する場所の状況に応じて、床ノズル7の代わりに付属品である隙間ノズル9や棚用ノズル10と交換して使用することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているので、請求項1記載の発明によると、曲がりパイプに把手を設け、さらにその把手の近くに付属品収納具を配したので、隙間ノズルや棚ノズル等の付属品を付属品収納具から係脱する際に、付属品に手が届きやすくなり、楽な姿勢でかつ比較的小さな力で行うことができる。
【0047】また、請求項2記載の発明によると、把手を付属品収納具の上方に設けたので、把手を持って清掃を行っても、付属品収納具が使用者の邪魔にならない。
【0048】また、請求項3記載の発明によると、付属品収納具を曲がりパイプに着脱自在に装着するようにしたので、隙間ノズルや棚用ノズル等の掃除用付属品を使用しない時は、付属品収納具を曲がりパイプから外して所定の場所に保管しておくことができる。
【0049】また、請求項4記載の発明によると、付属品収納具と曲がりパイプに配した係止部とを凹凸嵌合機構で固定する構成にしているので、付属品収納部が曲がりパイプに取り付けられた状態では、付属品収納具が曲がりパイプの外周を回転したり、曲がりパイプの長手方向にに移動したりすることがなく、隙間ノズルなどの付属品を付属品収納具から係脱する作業が行いやすくなる。
【0050】また、請求項5記載の発明によると、付属品収納具に掃除用付属品を着脱する二つの係脱部を隣接して設けたので、例えば隙間ノズルや棚用ノズル等の付属品を互いに近い位置でコンパクトに収納でき、清掃作業の邪魔にならない。
【0051】また、請求項6記載の発明によると、付属品収納具の第一の係脱部が曲がりパイプの係止部を把持する力は、第二及び第三の係脱部が掃除用付属品を把持する力よりも強くなるようにしたので、付属品収納具を曲がりパイプに取り付けた状態で、付属品を付属品収納具から取り外す際に、付属品収納具を手で押さえなくても、先に付属品収納具が曲がりパイプから外れてしまうようなことはなく、付属品を確実に付属品収納具から取り外すことができる。
【0052】また、請求項7記載の発明によると、付属品収納具に指当て凹部を設けたことによって、付属品収納具を曲がりパイプから係脱する際に、指当て凹部8aが滑り止めになるので、手を滑らせることなく、容易に付属品収納具8を係脱することができるとともに、余分な力を加えて係脱部を変形してしまうこともない。
【0053】また、請求項8記載の本発明によると、付属品収納具にその付属品収納具を壁に掛けたり、棚に置いたりできる手段を備えたので、使用状況に応じて電気掃除機の使い勝手がよい方法を選択でき。
【出願人】 【識別番号】000005049
【氏名又は名称】シャープ株式会社
【出願日】 平成10年8月28日(1998.8.28)
【代理人】 【識別番号】100085501
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 静夫
【公開番号】 特開2000−70188(P2000−70188A)
【公開日】 平成12年3月7日(2000.3.7)
【出願番号】 特願平10−243233