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【発明の名称】 カウンター構造
【発明者】 【氏名】久野 岳人

【要約】 【課題】

【解決手段】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 洗面器用あるいはシンク用の開口が貫通形成されてなる人造大理石カウンターであって、該カウンターの裏面には、前記開口の外周側に、洗面器あるいはシンクの上面が当接される部分を残して、洗面器あるいはシンクの位置合わせ用のラインが形成されていることを特徴とするカウンター構造。
【請求項2】 前記ラインは、前記開口外周の少なくとも左右に、開口外周から同一寸法位置に表示されていることを特徴とする請求項1に記載のカウンター構造。
【請求項3】 前記ラインは、前記開口外周の3方向に、開口外周から同一寸法位置に表示されていることを特徴とする請求項1に記載のカウンター構造。
【請求項4】 前記ラインの外側には、肉厚を薄くした凹部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載のカウンター構造。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗面器用あるいはシンク用のカウンターに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、洗面化粧台とかキッチンなどで使用されている人造大理石のカウンターは、裏面に凹凸がなく、均一な10〜15mm程度の肉厚に形成されており、カウンターの重量が重く、輸送とか搬入時の労力が大となり、組立てとか加工時の労力も大となってしまうという問題点があり、また、材料費もかかり、コストが増大してしまうという問題点がある。また、裏面に凹凸がないために洗面器等を取り付ける際の目印がなく、取り付けに手間が掛かり、特別な取付用の治具などを用いて位置決めして洗面器等を取り付ける必要があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、重量が軽く、輸送とか搬入,組立て等が容易となり、また、洗面器等を取り付ける際の位置合わせが容易となるカウンターの構造を提供せんことを目的とし、その第1の要旨は、洗面器用あるいはシンク用の開口が貫通形成されてなる人造大理石カウンターであって、該カウンターの裏面には、前記開口の外周側に、洗面器あるいはシンクの上面が当接される部分を残して、洗面器あるいはシンクの位置合わせ用のラインが形成されていることである。また、第2の要旨は、前記ラインは、前記開口外周の少なくとも左右に、開口外周から同一寸法位置に表示されていることである。また、第3の要旨は、前記ラインは、前記開口外周の3方向に、開口外周から同一寸法位置に表示されていることである。また、第4の要旨は、前記ラインの外側には、肉厚を薄くした凹部が形成されていることである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は、洗面台の斜視図であり、洗面台1のキャビネット2上面には人造大理石カウンター3が載置され、このカウンター3には、洗面器用の開口4が中央部に形成されており、後部には立ち上げ状にバックガード部6が一体形成され、前側には垂下状に前垂れ部7が一体形成されており、前記洗面器用開口4の裏側に洗面器8が固設されている。
【0005】このようなカウンター3の平面図を図2に示すが、カウンター3には、水栓9を取り付けるための水栓用貫通孔10が形成されており、前記洗面器用開口4の少なくとも左右側の裏面には、洗面器8を取り付ける際に、洗面器用開口4と洗面器8を整合させるための位置決めが容易となる位置合わせライン12a,12bが形成されている。
【0006】図3には、カウンター3の裏面図を示し、また図4では、裏面側からの斜視図を示す。図3及び図4で示すように、前記洗面器用開口4の外周側には、洗面器8の上面を当接させて洗面器8を取り付けできる洗面器当接面11が形成されており、この洗面器当接面11の外側には、洗面器8を洗面器用開口4に位置合わせするための、右位置合わせライン12a及び左位置合わせライン12bがそれぞれ左右に形成されており、この左右の位置合わせライン12a,12bは、前記洗面器用開口4の外周から同一寸法a,aの位置に設定されたものとなっており、この左右の位置合わせライン12a,12bのそれぞれの外側には、凹み状に薄肉の薄肉凹部13a,13bが形成されている。即ち、右位置合わせライン12aの外側には凹み状に右薄肉凹部13aが形成され、左位置合わせライン12bの外側には凹み状に左薄肉凹部13bが形成されたものとなっている。また、この左右の薄肉凹部13a,13bのそれぞれの外側には、前記キャビネット2の上面が当接する右キャビネット当接面14a及び左キャビネット当接面14bがそれぞれ形成されている。
【0007】また、前記洗面器当接面11の外周の前垂れ部7側にも、左右に前位置合わせライン15a,15bがaの寸法位置にそれぞれ形成されており、左右の前位置合わせライン15a,15bの外周側には、薄肉状に凹んだ前薄肉凹部16a,16bが形成されたものとなっている。また、バックガード部6側にも、左右に薄肉状の後薄肉凹部17a,17bが凹み状に形成されている。さらに、バックガード部6の左右側には、手を掛けることのできる右手掛け凹部18aと左手掛け凹部18bが後面側の肉を削り落として形成されている。
【0008】また、前記左右の薄肉凹部13a,13bの周側には洗面器8を取り付けるためのボルト19,19,19が埋設されている。このボルト19の埋設状態を図6の拡大図(図3におけるB−B線断面図)で示す。
【0009】また、図3におけるA−A線断面図を図5に示して、洗面器8の取付状態を示す。即ち、図5において、前記埋設されたボルト19に対して金具21を取り付け、ナット20をボルト19に締め付けて、金具21で洗面器8の上端側をカウンター3方向に押さえ付け、金具21を介し洗面器8をカウンター3に固定することができ、このように洗面器8を洗面器用開口4に整合させて取り付ける際に、前記左右の位置合わせライン12a,12bを目安として洗面器8の左右の位置決めを良好に行うことができ、また、前位置合わせライン15a,15bを目安として洗面器8の前側の位置決めを良好に行うことができ、従来のように治具を用いる必要がなく、良好に洗面器8を位置合わせしてカウンター3に取り付けることができ、洗面器8の取付作業が容易なものとなる。
【0010】特に、本例では、左右の位置合わせライン12a,12bと前位置合わせライン15a,15bまでの洗面器用開口4の外周からの寸法がaの同一寸法位置に設定されているため、3方向で良好に位置合わせして洗面器8を洗面器用開口4に確実に整合させて取り付けることができるものとなる。また、本例のカウンター3は前述した如く、薄肉凹部13a,13b,16a,16b,17a,17bが形成されているため、その分、軽く形成することができ、材料費を少なくしてコストを低減させて製造することができ、軽いために輸送とか搬入時の労力が軽減され、さらに組立て加工時の労力も軽減されるものとなる。さらに、カウンター3をキャビネット2の上面に取り付けた状態で、前記左右の手掛け凹部18a,18bに手を掛けることができ、キャビネット2を組んだ状態での洗面台1の移動を容易に行うことができるものとなる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、洗面器用あるいはシンク用の開口が貫通形成されてなる人造大理石カウンターであって、該カウンターの裏面には、前記開口の外周側に、洗面器あるいはシンクの上面が当接される部分を残して、洗面器あるいはシンクの位置合わせ用のラインが形成されていることにより、カウンターの裏側に洗面器あるいはシンクを取り付ける際に、ラインを目安として良好に位置合わせして、洗面器あるいはシンクを開口に確実に整合させて取り付けることができ、従来のように治具を用いる必要がなく、良好に位置決めして洗面器等の取り付けが可能となり、作業が容易となる効果を有する。
【0012】また、前記ラインは、前記開口外周の少なくとも左右に、開口外周から同一寸法位置に表示されていることにより、左右のラインを目安として良好に洗面器あるいはシンクの位置決めが可能となる。
【0013】また、前記ラインは、前記開口外周の3方向に、開口外周から同一寸法位置に表示されていることにより、左右及び前後の位置決めが容易となり、治具を用いることなく、正確な位置に洗面器あるいはシンクを取り付けることができるものとなる。
【0014】また、前記ラインの外側には、肉厚を薄くした凹部が形成されていることにより、カウンターを材料費を少なくして軽く形成することができ、軽いために輸送とか搬入時の労力が低減され、また、組立て加工時の労力も低減される効果を有する。
【出願人】 【識別番号】000000479
【氏名又は名称】株式会社イナックス
【出願日】 平成11年6月9日(1999.6.9)
【代理人】 【識別番号】100086520
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 義久
【公開番号】 特開2000−342467(P2000−342467A)
【公開日】 平成12年12月12日(2000.12.12)
【出願番号】 特願平11−162997