| 【発明の名称】 |
ふとん状シーツおよび毛皮敷ふとん |
| 【発明者】 |
【氏名】稲垣 健一
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| 【要約】 |
【課題】汚れた部分のみを容易に洗濯できるとともに、保温性にも優れたふとん状シーツを提供する。
【解決手段】毛皮敷ふとん1は、上下の毛皮11および生地(不図示)間に硬綿(不図示)が収納されてなる複数のクッション部5,6,7からなる寝具14と、前記硬綿よりも柔らかい中綿を内包しかつクッション部5(6,7)と同じ大きさの中綿内包体16、およびクッション部5(6,7)全体を巻込む巻込み生地17を有する、クッション部5(6,7)と同数のふとん状シーツ部8,9,10からなるふとん状シーツ18と、隣合うふとん状シーツ部8,9,10を着脱自在に連結するための係止具19,20(ファスナー)と、を備えている。ふとん状シーツ18が汚れた場合には、係止具19,20による各ふとん状シーツ部8,9,10の連結を解除して、汚れたふとん状シーツ部のみを洗濯する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 寝具を覆うためのふとん状シーツであって、前記寝具の中綿よりも柔らかい中綿を内包しかつ前記寝具とほぼ同じ大きさの中綿内包体、およびこの中綿内包体が前記寝具上に重ね合わされているときに寝具全体を巻込む巻込み生地を具え、かつ複数のふとん状シーツ部からなり、さらに、隣合うふとん状シーツ部の隣接部を着脱自在に連結するための第1の係止具と、を備えていることを特徴とするふとん状シーツ。 【請求項2】 前記ふとん状シーツはその長さ方向に配列されたほぼ同じ大きさの3つのふとん状シーツ部を備えている請求項1記載のふとん状シーツ。 【請求項3】 前記第1の係止具は、隣合うふとん状シーツ部の少なくとも中綿内包体の端を連続して連結するスライドファスナーである請求項1または請求項2記載のふとん状シーツ。 【請求項4】 前記中綿内包体の中綿は羽毛である請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のふとん状シーツ。 【請求項5】 前記中綿内包体には、内包された中綿の片寄り防止用のキルティング縫合部が桝目状に施されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のふとん状シーツ。 【請求項6】 前記3つのふとん状シーツ部のうち両側のふとん状シーツ部のそれぞれの先端に、前記寝具をその長さ方向の両端側でそれぞれ包み込むための生地が第2の係止具により着脱自在に連結されている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のふとん状シーツ。 【請求項7】 前記寝具は、上下の毛皮および生地間に硬綿が収納されてなる複数のクッション部からなる毛皮クッション体であり、この毛皮クッション体の各クッション部を、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のふとん状シーツの各ふとん状シーツ部で巻込んで構成したことを特徴とする毛皮敷ふとん。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、寝具を覆うためのふとん状シーツ、およびこのふとん状シーツを備えた毛皮敷ふとんに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、一般的な毛皮敷ふとんは、上下の毛皮および生地間に硬綿が収納されてなる毛皮クッション体等の寝具に、布製等の安価なシーツを被せたり、あるいはシーツ自体を袋状に形成してこの中に前記寝具を内包させていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、寝具を単なる布製の一枚のシーツで覆うために、シーツが部分的に汚れた場合でも、シーツ全体を洗濯しなければならず、特に一般の家庭では手間やコストがかかる上に、保温性に劣りかつ寝姿勢全体を安定には保持できないといった問題点がある。また、シーツと比べて重量の大きい寝具は分割できず一体構造であるため、運搬する際に特に高齢者にとって労力を要し、また、使用者の特にお尻を支持して比較的重量のかかる部分の嵩高が小さくなってへたりやすく、適正な寝姿勢を維持できないという問題点もある。 【0004】本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、汚れた部分のみを容易に洗濯できるとともに、寝姿勢全体を安定に保持できるふとん状シーツを提供することを目的としている。また、本発明の他の目的は、毛皮クッション体の部分的なへたりを防止できるとともに、運搬が容易である毛皮敷ふとんを提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するための本発明は、寝具を覆うためのふとん状シーツであって、前記寝具の中綿よりも柔らかい中綿を内包しかつ前記寝具とほぼ同じ大きさの中綿内包体、およびこの中綿内包体が前記寝具上に重ね合わされているときに寝具全体を巻込む巻込み生地を具え、かつ複数のふとん状シーツ部からなり、さらに、隣合うふとん状シーツ部の隣接部を着脱自在に連結するための第1の係止具と、を備えていることを特徴とするものである。 【0006】本発明のふとん状シーツは、複数のふとん状シーツ部から構成されているので、ふとん状シーツが汚れた場合には、第1の係止具による各ふとん状シーツ部の連結を解除して、汚れたふとん状シーツ部のみを洗濯すればよい。また、寝具を本発明のふとん状シーツにより覆い、この上に仰臥すると、ふとん状シーツよりも硬い寝具により、肩やお尻が沈んで腰部、腹部が浮くという寝づらい姿勢となることがなく、姿勢を正しく保つ。身体の支持面となるふとん状シーツは寝具よりも柔らかくなっているので、この柔らかいふとん状シーツにより適度のクッション性が得られ、寝具の硬さを感じることがなく、結果的に、安眠することができる。 【0007】ここで、請求項2のように、前記ふとん状シーツはその長さ方向に配列されたほぼ同じ大きさの3つのふとん状シーツ部を備えているものや、請求項3のように、前記第1の係止具は、隣合うふとん状シーツ部の少なくとも中綿内包体の端を連続して連結するスライドファスナーであるものや、請求項4のように、前記中綿内包体の中綿は羽毛であるものや、請求項5のように、前記中綿内包体には、内包された中綿の片寄り防止用のキルティング縫合部が桝目状に施されているものとすることができる。また、請求項6のように、前記3つのふとん状シーツ部のうち両側のふとん状シーツ部のそれぞれの先端に、前記寝具をその長さ方向の両端側でそれぞれ包み込むための生地が第2の係止具により着脱自在に連結されているものとすることができる。 【0008】本発明の毛皮敷ふとんは、前記寝具が、上下の毛皮および生地間に硬綿が収納されてなる複数のクッション部からなる毛皮クッション体であり、この毛皮クッション体の各クッション部を、本発明のふとん状シーツの各ふとん状シーツ部で包み込んで構成したものである。 【0009】この毛皮敷ふとんにおいては、毛皮クッション体が分割構造であるため、定期的に複数のクッション部を互いに位置変えすることにより、毛皮クッション体の部分的な嵩高減少(へたり)を防止できる上に、高齢者でもクッション部を個別に容易に運搬できる。また、ふとん状シーツにより毛皮クッション体の全体を覆うので、毛皮クッション体が汚れにくく、洗浄の頻度が低減する。 【0010】そして、毛皮クッション体をふとん状シーツにより覆い、この上に仰臥すると、ふとん状シーツよりも硬い硬綿により、肩やお尻が沈んで腰部、腹部が浮くという寝づらい姿勢となることがなく、姿勢を正しく保つ。身体の支持面となるふとん状シーツは前記硬綿よりも柔らかくなっているので、この柔らかいふとん状シーツおよび毛皮により適度のクッション性が得られ、硬綿の硬さを感じることがなく、結果的に、安眠することができる。 【0011】 【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の毛皮敷ふとんの一実施形態の斜視図、図2は図1に示した毛皮敷ふとんの分解斜視図、図3は図1に示した毛皮敷ふとんのその長さ方向に沿う断面図である。 【0012】先ず、図1に示すように、例えばシングルサイズのベッドB上には、本実施形態の例えばシングルサイズの毛皮敷ふとん1が敷かれている。ここで、このベッドBは、それぞれ箱状のベッド構成体2,3,4がベッドBの長さ方向に並んで配置されたものであり、各ベッド構成体2,3,4は、上端が開口した箱状の本体2a,3a,4aに、この開口を開閉可能なようにそれぞれ支持された天板(不図示)を備えてなり、本体2a,3a,4a内に後述するクッション部5,6,7やふとん状シーツ部8,9,10や他の物品を収納できるようになっている。なお、前方のベッド構成体2の前面および後方のベッド構成体4の後面には、ヘッドボード2bおよびフットボード4bがそれぞれ取り付けられている。 【0013】図1乃至図3に示すように、本実施形態の毛皮敷ふとん1の主な構成要素は、上下の毛皮11および生地12間に硬綿13が収納されてなる複数(本例では3つ)のクッション部5,6,7からなる毛皮クッション体14(寝具)と、前記硬綿13よりも柔らかい中綿23を内包しかつ前記クッション部5,6,7とほぼ同じ大きさの中綿内包体16、およびこの中綿内包体16がクッション部5(6,7)上に重ね合わされているときにクッション部5(6,7)全体を巻込む巻込み生地17(包み込む生地)を有する、前記クッション部5,6,7と同数(すなわち3つ)のふとん状シーツ部8,9,10からなるふとん状シーツ18と、隣合うふとん状シーツ部8,9,10の隣接部を着脱自在に連結するためのスライドファスナー19,20(第1の係止具)と、である。 【0014】各部の詳細構造について説明する。毛皮クッション体14のその長さ方向に並んだ3つのクッション部5,6,7の大きさおよび構造は同一になっているので、前方の1つのクッション部5について説明すると、綿の吹出防止加工が施された下地12(例えばダウンプルーフ生地)の上に、硬綿13(例えばポリエステル化繊綿)を重ね、さらに、この硬綿13の上に毛皮11(例えば羊毛皮)を重ね、これらの4側縁を縁布21(ヘムテープ)で包み込んで縫着してヘム加工を施す。毛皮11は上方に向いた多数の毛11aを備えている。なお、毛11aとしては、長さが25mm以下の短毛あるいは25m以上の長毛がある。なお、ポリエステル化繊綿13(ES綿)は、通常のポリエステル綿70%および低融点ポリエステル綿30%からなる混合綿に、約120℃で溶融圧縮加工を施したものであり、保形性および耐久性に優れる。 【0015】次に、本発明のふとん状シーツ18については、その長さ方向に並んだ3つのふとん状シーツ部8,9,10の大きさおよび構造は同一になっているので、前方の1つのふとん状シーツ部8について説明する。上下2枚の高級な側地22a,22b(生地)の内部に中綿としての羽毛23を収納して構成された羽毛内包体16(中綿内包体)と、この羽毛内包体16の両側縁に例えば縫い付けにより設けられた巻込み生地片17a,17bとを備えている。2つの巻込み生地片17a,17bにより巻込み生地17が構成され、これら2つの巻込み生地片17a,17bの先端部を着脱自在に連結するための係止具を備えている。すなわち、一方の巻込み生地片17aは、他方の巻込み生地片17bより大きく、毛皮クッション体14のクッション部5の下面に回り込んで、その先端部が第3の係止具(例えば上下3対のホック25やボタン等)により他方の巻込み生地片17bの先端部に連結されることにより、クッション部5の全体を巻込む(包み込む)ことができる。したがって、クッション部5とその上に重ねられたふとん状シーツ部8の羽毛内包体16との相対的な位置ずれは生じない。なお、羽毛内包体16には、内包された羽毛23の片寄り防止用のキルティング縫合部Kが桝目状に施されていることにより、羽毛内包体16内での羽毛23の片寄りや捩れ等を防止できる。 【0016】また、3つのふとん状シーツ部8,9,10のうち両側のふとん状シーツ部8,10のそれぞれの先端に、寝具としての毛皮クッション体14のその長さ方向の両端側をそれぞれ覆うための生地27,29が第2の係止具26,28により着脱自在に連結されている。すなわち、前方のふとん状シーツ部8の前端には、これと同じ幅で例えば袋状の生地27がスライドファスナー26により着脱自在に取り付けられており、後方のふとん状シーツ部10の後端にも、例えば袋状の生地29がスライドファスナー28により着脱自在に取り付けられている。なお、図1および図3に示したように、各生地27,29をスライドファスナー26,28の部分で折り畳んで両側のふとん状シーツ部8,10の下面にそれぞれ回り込ませることにより、各ふとん状シーツ部8,9,10と各クッション部5,6,7との相対的な位置ずれを防止できる。また、両側の生地27,29は袋状のものに限らず、ふとん状シーツ部8(9,10)と同様に、一枚の生地の両端部をホックあるいはボタン等により連結する形態のものでもよい。 【0017】各スライドファスナーについて詳述すると、前方の生地27の後端のほぼ全周には、スライドファスナー26の一方のテープ26aが縫着され、前方のふとん状シーツ部8の前端のほぼ全域にはスライドファスナー26の他方のテープ26bが縫着され、この他方のテープ26bにはスライダ26cが備えられている。また、前方のふとん状シーツ部8の後端のほぼ全域にはスライドファスナー19の一方のテープ19aが縫着され、中間のふとん状シーツ部9の前端のほぼ全域にはスライドファスナー19の他方のテープ19bが縫着され、この他方のテープ19bにはスライダ19cが備えられている。中間のふとん状シーツ部9の後端のほぼ全域にはスライドファスナー20の一方のテープ20aが縫着され、後方のふとん状シーツ部10の前端のほぼ全域にはスライドファスナー20の他方のテープ20bが縫着され、この他方のテープ20bにはスライダ20cが備えられている。後方のふとん状シーツ部10の後端のほぼ全域にはスライドファスナー28の一方のテープ28aが縫着され、後方の生地29の前端のほぼ全周囲にはスライドファスナー28の他方のテープ28bが縫着され、この他方のテープ28bにはスライダ28cが備えられている。 【0018】このような構成に基づいて、各スライダ19c,20cをそれぞれ移動させることにより、3つのふとん状シーツ部8,9,10を容易に連結したり、この連結を解くことができる。また、各スライダ26c,28cをそれぞれ移動させることにより、前方の生地27と前方のふとん状シーツ部8を容易に連結したり、この連結を解くことができるとともに、後方の生地29と後方のふとん状シーツ部10を容易に連結したり、この連結を解くことができる。なお、ふとん状シーツ部8,9,10の隣接する端部の全周にスライドファスナー19,20を設けるものに限らず、ふとん状シーツ18の上部を構成する各中綿内包体16の端部のみにおいてスライドファスナーにより連結してもよい。また、係止具としては、スライドファスナーに限らず、面ファスナー、ボタンおよびホック等を使用することもできる。さらに、スライドファスナー26,28を設けずに、生地27,29をふとん状シーツ部8,10に対して一体的(分離不能)にしてもよく、さらには、生地27,29を設けなくてもよい。 【0019】以上のように、本発明の毛皮敷ふとん1は、ふとん状シーツ18の各ふとん状シーツ部8,9,10により毛皮クッション体14の各クッション部5,6,7を巻込み、各ふとん状シーツ部8,9,10をスライドファスナー19,20によりそれぞれ連結し、さらに、両側のふとん状シーツ部8,10に生地27,29をスライドファスナー26,28により連結したものであり、以下のような種々の利点を有する。 【0020】先ず、毛皮クッション体14は分割構造であるため、定期的に複数のクッション部5,6,7の位置変えをする、すなわち、例えばクッション部6,7,5の順に並べることにより、毛皮クッション体14の局所的な嵩高減少(へたり)を防止して、毛皮クッション体14のへたりを平均化する。特に中間のクッション部6に使用者のお尻が当ってへたりやすくなるが、この中間のクッション部6を定期的に前方あるいは後方のクッション部5,7と交換する。また、毛皮クッション体14の運搬の際には、高齢者でもクッション部5,6,7を個別に容易に運搬できる。さらに、本発明のふとん状シーツ18は分割可能な複数のふとん状シーツ部8,9,10から構成されているので、ふとん状シーツ18の各ふとん状シーツ部8,9,10の位置変えを行うこともできる上に、ふとん状シーツ18が汚れた場合には、スライドファスナー19,20によるふとん状シーツ部8,9,10の連結を解除して、汚れたシーツ部8,9,10のみを一般の家庭でも容易に洗濯できる。そして、クッション部5,6,7の全体をそれぞれ複数のふとん状シーツ部8,9,10で包み込む構造なので、クッション部5,6,7は汚れにくい。 【0021】ふとん状シーツ18の羽毛23よりも硬い硬綿13を有する毛皮クッション体14により、肩やお尻が沈んで腰部、腹部が浮くという寝ずらい姿勢となることがなく、姿勢を正しく保ち、身体の支持面となる羽毛内包体16は前記硬綿13よりも柔らかいので、適度なクッション性が得られ、前記硬綿13の硬さを感じることがなく、安眠することができる。また、羽毛内包体16により使用者の体温の発散を防止して保温性を向上させる上に、使用の際の肌触りも向上する。さらに、各ふとん状シーツ部8,9,10の隣接する端部はスライドファスナー19,20により連続して接続されているので、各シーツ部8,9,10の境界に使用者の足が入り込むこともない。 【0022】上記実施形態の毛皮敷ふとん1では、毛皮クッション体14が3つのクッション部5,6,7に分割され、ふとん状シーツ18も3つのふとん状シーツ部8,9,10を備えているが、これに限らず、2分割構造やその他の複数分割構造にしてもよい。 【0023】 【発明の効果】本発明は、以上説明したとおりに構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。請求項1記載のふとん状シーツは、複数のふとん状シーツ部から構成されているので、ふとん状シーツが汚れた場合には、第1の係止具によるふとん状シーツ部の連結を解除して、家庭でも汚れたふとん状シーツ部のみを容易に洗濯できる。また、寝具を本発明のふとん状シーツにより覆い、この上に仰臥すると、ふとん状シーツよりも硬い寝具により、肩やお尻が沈んで腰部、腹部が浮くという寝づらい姿勢となることがなく、姿勢を正しく保つ。身体の支持面となるふとん状シーツは寝具よりも柔らかくなっているので、この柔らかいふとん状シーツにより適度のクッション性が得られ、寝具の硬さを感じることがなく、結果的に、安眠することができる。さらに、ふとん状シーツにより寝具の全体を覆うので、寝具が汚れにくく、洗浄の頻度が低減する。 【0024】ここで、請求項2のように、前記ふとん状シーツはその長さ方向に配列されたほぼ同じ大きさの3つのふとん状シーツ部を備えているものや、請求項3のように、前記第1の係止具は、隣合うふとん状シーツ部の少なくとも中綿内包体の端を連続して連結するスライドファスナーであるものとすることができる。したがって、ふとん状シーツ部同士の着脱を容易に行うことができる上に、各シーツ部の境界に使用者の足が入り込むこともない。 【0025】請求項4のように、前記中綿内包体の中綿として羽毛を使用することにより、中綿内包体により使用者の体温の発散を防止して保温性を向上させる上に、弾力性および使用の際の肌触りも向上する。請求項5のように、前記中綿内包体に、内包された中綿の片寄り防止用のキルティング縫合部を桝目状に施すことにより、中綿内包体内での中綿の片寄りや捩れ等を防止できる。さらに加えて、請求項6のように、前記3つのふとん状シーツ部のうち両側のふとん状シーツ部のそれぞれの先端に、前記寝具をその長さ方向の両端側でそれぞれ包み込むための生地が第2の係止具により着脱自在に連結されているものとすることにより、ふとん状シーツと寝具との相対的な位置ずれを防止できる上に、両側のふとん状シーツ部の先端よりゴミ等がふとん状シーツ内に侵入しない。 【0026】本発明の毛皮敷ふとんにおいては、毛皮クッション体が分割構造であるため、定期的に複数のクッション部を互いに位置変えすることにより、毛皮クッション体の局所的な嵩高減少(へたり)を防止して、長寿命化を図ることができる上に、高齢者でもクッション部を個別に容易に運搬できる。また、ふとん状シーツにより毛皮クッション体の全体を覆うので、毛皮クッション体が汚れにくく、洗浄の頻度が低減する。そして、ふとん状シーツよりも硬い硬綿により、肩やお尻が沈んで腰部、腹部が浮くという寝づらい姿勢となることがなく、姿勢を正しく保つ。身体の支持面となるふとん状シーツや毛皮は硬綿よりも柔らかくなっているので、この柔らかいふとん状シーツおよび毛皮により適度のクッション性が得られ、硬綿の硬さを感じることがなく、結果的に、安眠することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000141299 【氏名又は名称】株式会社丸八真綿
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| 【出願日】 |
平成10年10月19日(1998.10.19) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064908 【弁理士】 【氏名又は名称】志賀 正武 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−116486(P2000−116486A) |
| 【公開日】 |
平成12年4月25日(2000.4.25) |
| 【出願番号】 |
特願平10−297440 |
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