| 【発明の名称】 |
回転飲食台における使用済商品皿回収方法およびその装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】徳野 信雄
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| 【要約】 |
【課題】使用済商品皿の回収を容易、かつ衛生的に行うことができ、客が食した商品の精算を瞬時に行う。
【解決手段】回転飲食台において、予め商品14の種類および金額を記録したID媒体26を装着させた商品皿16上に商品14を載置させ、上段巡回搬送路22上に供給し、下段巡回搬送路24を側壁30により被覆し、この側壁30の商品皿投入口32から使用済商品皿16を投入し、下段巡回搬送路24により使用済商品皿16を回収すると共に、商品皿投入口32からの使用済商品皿16投入により、読取装置28がID媒体データを読み取り、コンピューター34が照合して商品14の種類および金額を計算する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 基台(12)の上方に商品(14)を巡回搬送させるクレセントチェーン(18)を上下二段に配設した回転飲食台において、予め商品(14)の種類および金額を記録したID媒体(26)を装着させた商品皿(16)上に商品(14)を載置させ、この商品皿(16)をクレセントチェーン(18)により形成される上段巡回搬送路(22)上に供給し、クレセントチェーン(18)により形成される下段巡回搬送路(24)の外側を側壁(30)により被覆し、この側壁(30)に商品皿投入口(32)を形成し、商品皿投入口(32)にコンピューター(34)に接続され、かつ商品皿(16)に装着したID媒体(26)のデータを読み取る読取装置(28)を装着し、商品皿投入口(32)から使用済商品皿(16)を投入し、下段巡回搬送路(24)上に載置させ、この下段巡回搬送路(24)により使用済商品皿(16)を回収すると共に、使用済商品皿(16)の商品皿投入口(32)への投入により、読取装置(28)が使用済商品皿(16)のID媒体データを読み取り、この読み取ったID媒体データと、予め記録された商品皿(16)のID媒体データと、をコンピューター(34)が、照合して商品(14)の種類および金額を計算することを特徴とする回転飲食台における使用済商品皿回収方法。 【請求項2】 下段巡回搬送路(24)の内側に、使用済商品皿(16)を複数個積層収納するための収納ケース(38)を、複数配設させ、各収納ケース(38)に併設させたセンサー(42)により種類別に使用済商品皿(16)を、下段巡回搬送路(24)上から各収納ケース(38)側に移送機構(44)を介して移送させ、各収納ケース(38)内に収納することを特徴とする請求項1記載の回転飲食台における使用済商品皿回収方法。 【請求項3】 下段巡回搬送路(24)の内側に皿洗浄機(46)を設置し、下段巡回搬送路(24)と皿洗浄機(46)とを連結させ、下段巡回搬送路(24)上を巡回する使用済商品皿(16)を皿洗浄機(46)へ搬送し、使用済商品皿(16)を洗浄することを特徴とする請求項1記載の回転飲食台における使用済商品皿回収方法。 【請求項4】 基台(12)の上方に商品(14)を巡回搬送させるクレセントチェーン(18)を上下二段に配設した回転飲食台において、予め商品(14)の種類および金額を記録したID媒体(26)を商品皿(16)に装着させ、クレセントチェーン(18)により形成される下段巡回搬送路(24)の外側を側壁(30)により被覆し、この側壁(30)に商品皿投入口(32)を形成し、商品皿投入口(32)にコンピューター(34)に接続され、かつ商品皿(16)に装着したID媒体(26)のデータを読み取る読取装置(28)を装着してなり、ID媒体(28)を装着した商品皿(16)上に商品(14)を載置させ、この商品皿(16)をクレセントチェーン(18)により形成される上段巡回搬送路(22)上に供給し、商品皿投入口(32)から使用済商品皿(16)を投入し、下段巡回搬送路(24)上に載置させ、下段巡回搬送路(24)により使用済商品皿(16)を回収すると共に、使用済商品皿(16)の商品皿投入口(32)への投入により、読取装置(28)が使用済商品皿(16)のID媒体データを読み取り、この読み取ったID媒体データと、予め記録された商品皿(16)のID媒体データと、をコンピューター(34)が、照合して商品(14)の種類および金額を計算することを特徴とする回転飲食台における使用済商品皿回収装置。 【請求項5】 下段巡回搬送路(24)の内側に、使用済商品皿(16)を複数個積層収納するための収納ケース(38)を、複数配設させ、各収納ケース(38)に併設させたセンサー(42)により種類別に使用済商品皿(16)を、下段巡回搬送路(24)上から各収納ケース(38)側に移送機構(44)を介して移送させ、各収納ケース(38)内に収納することを特徴とする請求項4記載の回転飲食台における使用済商品皿回収装置。 【請求項6】 下段巡回搬送路(24)の内側に皿洗浄機(46)を設置し、下段巡回搬送路(24)と皿洗浄機(46)とを連結させ、下段巡回搬送路(24)上を巡回する使用済商品皿(16)を皿洗浄機(46)へ搬送し、使用済商品皿(16)を洗浄することを特徴とする請求項4記載の回転飲食台における使用済商品皿回収装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、回転飲食台において使用済商品皿の回収時に料金の計算を同時に行うことができる使用済商品皿回収方法および装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の回転飲食台は、同一平面上で内外周に上下二段に別々のクレセントチェーンを配設させたものが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来は前記の通り、内外周どちらか一方のクレセントチェーンにより形成される巡回搬送路を使用済商品皿の回収用として使用することは可能であるが、商品を載置させた商品皿が他方のクレセントチェーンにより形成される巡回搬送路上を巡回搬送されるため、客の商品選定時、に目障りとなるばかりか、不衛生であることが問題となっていた。 【0004】また、客が食した商品の料金計算においては、客が帰る(精算する)度に、従業者が客のところまで行き、その場に積み上げられた食した使用済商品皿を料金(種類)別に集計して計算する必要があるため、客が精算時に長時間待たされる要因となっていた。 【0005】また、客が食した使用済商品皿は、厨房内へ運び込み、皿洗浄機あるいは人手により洗浄した後、種類別に分けて収納し、次回使用に備える必要があった。 【0006】本発明は、このような欠点に鑑み、使用済商品皿の回収を容易、かつ衛生的に行うことができ、客が食した商品の精算を瞬時に行うことができる回転飲食台における使用済商品皿回収方法および装置を提供することを目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、基台の上方に商品を巡回搬送させるクレセントチェーンを上下二段に配設した回転飲食台において、商品の種類および金額を記録したID媒体を装着させた商品皿上に商品を載置させ、この商品皿をクレセントチェーンにより形成される上段巡回搬送路上に供給し、クレセントチェーンにより形成される下段巡回搬送路の外側を側壁により被覆し、この側壁に商品皿投入口を形成し、商品皿投入口にコンピューターに接続され、かつ商品皿に装着したID媒体のデータを読み取る読取装置を装着し、商品皿投入口から使用済商品皿を投入し、下段巡回搬送路上に載置させ、この下段巡回搬送路により使用済商品皿を回収すると共に、使用済商品皿の投入口への投入により、読取装置が使用済商品皿のID媒体データを読み取り、この読み取ったID媒体データと、予め記録された商品皿のID媒体データと、をコンピューターが、照合して商品の種類および金額を計算することを特徴とするもの、または下段巡回搬送路の内側に、使用済商品皿を複数個積層収納するための収納ケースを、複数配設させ、各収納ケースに併設させたセンサーにより種類別に使用済商品皿を、下段巡回搬送路上から各収納ケース側に移送機構を介して移送させ、各収納ケース内に収納することを特徴とするもの、または下段巡回搬送路の内側に皿洗浄機を設置し、下段巡回搬送路と皿洗浄機とを連結させ、下段巡回搬送路上を巡回する使用済商品皿を皿洗浄機へ搬送し、使用済商品皿を洗浄することを特徴とするものである。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明に係る回転飲食台における使用済商品皿回収装置は、図1〜図5に示すように、以下の構成からなるものである。 【0009】本発明で使用する回転飲食台は、基台12の上方に商品14、本例においては寿司、が載置された商品皿16を巡回搬送させるクレセントチェーン18が上下二段に配設され、基台12の外周縁にカウンター20が設けられてなるものである。 【0010】本例において、一方のクレセントチェーン18により形成される上段巡回搬送路22上で商品14を載置した商品皿16を提供し、他方のクレセントチェーン18により形成される下段巡回搬送路24で客が食した使用済商品皿16を回収する。 【0011】また、図3に示すように、商品皿16には、予め商品14の種類および金額を記録したID媒体26が装着されている。 【0012】本例において、ID媒体26はIDタグと呼ばれるもので、一般にデータキャリアとして知られており、非接触データを読み取りまたは書き込みできる情報担体であり、後述の読取装置28と電波によって交信する。 【0013】下段巡回搬送路24の外側を側壁30により被覆してある。 【0014】この側壁30により下段巡回搬送路24がカウンター20側に着座した客の視界に入ることがなく、通常の一個の巡回搬送路を有する回転飲食台と同様に、何ら違和感なく食事をすることができる。 【0015】側壁30に商品皿投入口32が形成されている。 【0016】この商品皿投入口32は、商品皿16に対応する幅および高さを確保しておくことが必要である。 【0017】商品皿投入口32に、コンピューター34に接続され、かつ商品皿16に装着したID媒体26のデータを読み取る読取装置28が装着されている。 【0018】各商品皿投入口32近部の側壁30に、コンピューター34と接続され、液晶、発光ダイオード等から構成される料金表示部36がそれぞれ設けられている。 【0019】図5に示すように、下段巡回搬送路24の内側に、使用済商品皿16を複数個積層収納するための収納ケース38を、複数配設させてある。 【0020】本例において、収納ケース38は上部が開口された円筒体であり、内部に使用済商品皿16を載置する毎に下降するスプリング40が内装されている。 【0021】また、各収納ケース38に対して下段巡回搬送路24の巡回方向の基端側(図5において上側)に使用済商品皿16に装着されたID媒体26のデータを感知するセンサー42が配設されると共に、下段巡回搬送路24の各収納ケース38の取付部と反対側に、センサー42のID媒体26のデータ感知により、種類別に使用済商品皿16を、下段巡回搬送路24上から各収納ケース38側に移送する移送機構44が配設されている。 【0022】本例において、移送機構44はエアシリンダー46によりアーム48を進退させることにより、使用済商品皿16を移送する機構のものである。 【0023】なお、図2中56は商品皿投入口32に開閉自在に装着された蓋体を示す。 【0024】本装置を使用して客が食した使用済商品皿16を回収する方法を以下に詳述する。 【0025】まず、商品皿16に、ID媒体26に予め記録された種類および料金と同一の商品14を載置させ、この商品皿16を上段巡回搬送路22上へ所定個所から順次供給する。 【0026】次に、上段巡回搬送路22上から客が好みの商品14が載置された商品皿16を取り、食した後、客が自ら側壁30の商品皿投入口32へ投入する。 【0027】この際、商品皿投入口32への使用済商品皿16の投入に伴い、読取装置28が投入された使用済商品皿16のID媒体26のデータを読み取り、この読取装置28の読取データをコンピューター34が照合して、側壁30に設けられた料金表示部36にその料金を表示する。 【0028】また、客が自ら側壁30の商品皿投入口32へ食した使用済商品皿16を投入しない場合には、客が精算する際、従業者が商品皿投入口32へ使用済商品皿16を投入することにより、客が食した商品の料金が瞬時に料金表示部36に表示され、精算が完了する。 【0029】また、商品皿投入口32に投入された使用済商品皿16は下段巡回搬送路24上に載置され、内側に配設された各収納ケース38の所まで順次搬送される。 【0030】次に、センサー42が使用済商品皿16のID媒体26のデータを種類および金額別に感知し、所定の移送機構44が駆動し、使用済商品皿16を下段巡回搬送路24上から所定の収納ケース38側へ移送し、それぞれの収納ケース38内に順次積層収納され、回収作業が完了する。 【0031】回収した使用済商品皿16を各収納ケース38単位で洗浄し、洗浄後収納し、次回使用に備える。 【0032】このため、従来行っていた洗浄作業後に種類別に商品皿16を分ける作業が不要となり、後処理が極めて簡易となる。 【0033】また、図6に別の例が示してある。 【0034】本例は、前例の収納ケース38の代わりに、一側から使用済商品皿16を搬入し、装置内で洗浄後、他側から商品皿16を搬出する皿洗浄機50を配設させたものであり、この皿洗浄機50と下段巡回搬送路24とをコンベア等の連結手段52を介して接続したものである。 【0035】本例の使用方法は、商品供給に関しては前例と同様であり、客が食した使用済商品皿16の回収において、下段巡回搬送路24上を巡回搬送される使用済商品皿16を直接皿洗浄機50に搬送し、使用済商品皿16を洗浄することが可能となる。 【0036】なお、図6中54は、下段巡回搬送路24上を搬送される使用済商品皿16を連結手段48上へ移送するための案内ガイドを示す。 【0037】また、両例において、商品皿16に装着するID媒体26はIDタグであるが、バーコード等、他のデータ記録手段を使用することは自明のことである。 【0038】また、商品皿16のID媒体26へのデータは出荷時に商品皿16の色彩に応じて100円、200円等の料金を入力したものを使用するものであるが、永年使用中商品皿16の破損により同一データ入力分(同一料金の商品皿16)が過不足した場合には、使用する飲食店側においてID媒体26のデータの随時書き換え使用することにより、十分対処可能である。 【0039】また、商品皿16への商品14の載置使用において、使用する度にコンピューター34の入力部を介して商品14の種類および金額を記録した後、この商品皿16を上段巡回搬送路22上へ所定個所から順次供給使用することも可能である。 【0040】また、コンピューター34が計算した料金を側壁30の料金表示部36に表示するものであるが、コンピューター34をレジ内に設置し、料金をコンピューター34の画面上にのみに表示させたり、あるいは従業者の携帯する精算端末機に転送表示させることにより、料金表示部36を省略することができる。 【0041】また、収納ケース36は円筒体にスプリング40が内装されているものであるが、単に円筒体だけでもよく、他の収納機構を備えたものとすることは自由である。 【0042】また、移送機構44はエアシリンダー46、アーム48によるものであるが、使用済商品皿16を移送する機構のものであればよい。 【0043】また、皿洗浄機50は、下段巡回搬送路24と連結手段52を介して連結してあるが、ガイド等を介して直結させることも可能である。 【0044】また、図5に示す収納ケース皿36に代えて、皿洗浄機50を設置させ、使用済商品皿16を種類別に洗浄することも可能である。 【0045】 【発明の効果】本発明に係る回転飲食台における使用済商品皿回収方法および装置によれば、客あるいは従業者が商品皿投入口へ食した使用済商品皿を投入することにより、瞬時に料金を計算できると共に、商品皿投入口が設けられた側壁により被覆した下段巡回搬送路を介して使用済商品皿を回収するため、使用済商品皿の回収が客の視界に入ることがないので、客の商品選定の目障りとなることなく、衛生的であり、従業者の回収作業負担を皆無とすることができる。 【0046】また、下段巡回搬送路に収納ケース、移送手段およびセンサーを配設させることにより、従来行っていた使用済商品皿の洗浄後に商品皿を分ける作業が皆無となり、後処理が簡易となる。 【0047】また、下段巡回搬送路に皿洗浄機を連結させることにより、回収した使用済商品皿を洗浄することができ、従業者の作業負担を激減させることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000228475 【氏名又は名称】日本クレセント株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年7月17日(1998.7.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100078606 【弁理士】 【氏名又は名称】小川 宏嗣
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| 【公開番号】 |
特開2000−33034(P2000−33034A) |
| 【公開日】 |
平成12年2月2日(2000.2.2) |
| 【出願番号】 |
特願平10−202629 |
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