| 【発明の名称】 |
陳列具用部品セット、陳列用具用構成部品及び陳列具の組立方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】鈴木 基一
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| 【要約】 |
【課題】容易且つ迅速に組み立てることができる陳列具部品セットを提供する。
【解決手段】本発明にかかる陳列具用部品セットは、板状体1と、該板状体1を取付可能な支柱2と、該支柱2に螺着可能で、且つ螺着すると、前記支柱2に取り付けた前記板状体1と前記支柱2との離脱を防止できるエンドストッパー3とを備えてなる陳列具用部品セットにおいて、前記支柱2と前記エンドストッパー3との何れか一方には、雄ネジ8,9が設けられてなり、他方には、孔14が設けられてなり、前記孔14の内周側は、前記雄ネジ8,9よりも硬度の低い部材で平滑に構成されてなることを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 板状体(1)と、該板状体(1)を取付可能な支柱(2)と、該支柱(2)に螺着可能で、且つ螺着すると、前記支柱(2)に取り付けた前記板状体(1)の前記支柱(2)からの離脱を防止できるエンドストッパー(3)とを備えてなる陳列具用部品セットにおいて、前記支柱(2)又は前記エンドストッパー(3)の何れか一方には雄ネジ(8,9)が設けられてなり、他方には孔(14)が設けられてなり、前記孔(14)の内周側は、前記雄ネジ(8,9)よりも硬度の低い部材で平滑に構成されてなることを特徴とする陳列具用部品セット。 【請求項2】 前記孔(14)の内径は、前記雄ネジ(8,9)の山径より小さく、谷径よりも大きく構成されてなる請求項1記載の陳列具用部品セット。 【請求項3】 前記孔(14)は、前記板状体(1)に設けられ、該板状体(1)の前記孔(14)の設けられた部位が、前記エンドストッパー(3)として形成されてなる請求項1又は2記載の陳列具用部品セット。 【請求項4】 前記雄ネジ(8,9)は、前記支柱(2)の両端部に設けられてなり、一方の端部に設けられた雄ネジ(8,9)は、順ネジ(8)に螺刻されてなり、他方の端部に設けられた雄ネジ(8,9)は、逆ネジ(9)に螺刻されてなる請求項1乃至3の何れかに記載の陳列具用部品セット。 【請求項5】 板状体(1)を取付可能な支柱(2)と、該支柱(2)の端部に螺着可能なエンドストッパー(3)とを備えた陳列具用構成部品であって、前記エンドストッパー(3)は、前記支柱(2)に螺着すると、前記支柱(2)取り付けた前記板状体(1)の前記支柱(2)からの離脱を防止できるように構成されてなり、前記支柱(2)と前記エンドストッパー(3)の何れか一方には、雄ネジ(8,9)が、他方には、孔(14)が設けられてなり、しかも、前記孔(14)の内周側は、前記雄ネジ(8,9)よりも硬度の低い部材で平滑に構成されてなることを特徴とする陳列具用構成部品。 【請求項6】 板状体(1)を支柱(2)に取り付ける陳列具の組立方法であって、前記支柱(2)は、エンドストッパー(3)が螺着可能で、該エンドストッパー(3)は、螺着すると、前記支柱(2)取り付けた前記板状体(1)の前記支柱(2)からの離脱を防止できる構成とし、前記支柱(2)又は前記エンドストッパー(3)の何れか一方に設けられた雄ネジ(8,9)を他方に設けられた孔(14)に螺入することにより、前記孔(14)に雌ネジを切りつつ、前記支柱(2)に前記エンドストッパー(3)を螺着することを特徴とする陳列具の組立方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、商品の展示、陳列等に用いられる陳列具を組み立てることができる陳列具用部品セット及び陳列具の組立方法に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の陳列具は、ボルトとナット又はネジ等により板状体が支柱に取り付けられて構成されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の陳列具は、ボルトとナット、ネジ等を使用することから、組み立てる際には、ドライバー、レンチ等の工具を必要とするものであった。従って、組み立てる前には、工具を準備する必要があり、しかも、組立に時間がかかり、非常に煩雑なものであった。 【0004】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたもので、容易且つ迅速に組み立てることができる陳列具部品セット及び陳列具の組立方法を提供することを課題とするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、本発明にかかる陳列具用部品セットは、板状体1と、該板状体1を取付可能な支柱2と、該支柱2に螺着可能で、且つ螺着すると、前記支柱2に取り付けた前記板状体1と前記支柱2との離脱を防止できるエンドストッパー3とを備えてなる陳列具用部品セットにおいて、前記支柱2と前記エンドストッパー3との何れか一方には、雄ネジ8,9が設けられてなり、他方には、孔14が設けられてなり、前記孔14の内周側は、前記雄ネジ8,9よりも硬度の低い部材で平滑に構成されてなることを特徴とする。 【0006】上記構成からなる陳列具用部品セットにあっては、孔14の内周側が、雄ネジ8,9よりも硬度の低い部材で平滑に構成されてなるので、雄ネジ8,9を孔14に螺入することにより、孔14の内周側に雌ネジを切りつつ、エンドストッパー3と支柱2を螺着することができる。 【0007】また、本発明の陳列具用部品セットにあっては、前記孔14の内径が、前記雄ネジ8,9の山径より小さく、谷径よりも大きく構成されてなるものが好ましい。上記構成を採用することにより、雄ネジ8,9を孔14に容易に螺入することができる。 【0008】さらに、本発明の陳列具用部品セットにあっては、前記孔14が前記板状体1に設けられ、該板状体1の前記孔14の設けられた部位が、前記エンドストッパー3として形成されてなるものであってもよい。上記構成を採用することにより、独立したエンドストッパー3を設ける必要がなく、部品点数の減少を図ることができ、より組立が容易になると共に、コストの低減が図られることになるのである。 【0009】また、本発明の陳列具用部品セットにあっては、前記雄ネジ8,9が、前記支柱2の両端部に設けられてなり、一方の端部に設けられた雄ネジ8が、順ネジ8に螺刻されてなり、他方の端部に設けられた雄ネジ9が、逆ネジ9に螺刻されてなるものであってもよい。上記構成を採用することにより、支柱2の両端部に設けられた双方の雄ネジ8,9を、それぞれエンドストッパー3の孔14に当てて、螺着する方向に支柱2を回すことにより、双方の雄ネジ8,9をエンドストッパー3の孔14に同時に螺入することができる。 【0010】更に、上記課題を解決すべく、本発明にかかる陳列具用構成部品は、板状体1を取付可能な支柱2と、該支柱2の端部に螺着可能なエンドストッパー3とを備えた陳列具用構成部品であって、前記エンドストッパー3は、前記支柱2に螺着すると、前記支柱2に取り付けた前記板状体1の前記支柱2からの離脱を防止できるように構成されてなり、前記支柱2と前記エンドストッパー3の何れか一方には、雄ネジ8,9が、他方には、孔14が設けられてなり、しかも、前記孔14の内周側は、前記雄ネジ8,9よりも硬度の低い部材で平滑に構成されてなることを特徴とする。 【0011】また、上記課題を解決する他の解決手段は、陳列具の組立方法にあり、板状体1を支柱2に取り付ける陳列具の組立方法であって、前記支柱2は、エンドストッパー3が螺着可能で、該エンドストッパー3は、螺着すると、前記支柱2に取り付けた前記板状体1の前記支柱2からの離脱を防止できる構成とし、前記支柱2又は前記エンドストッパー3の何れか一方に設けられた雄ネジ8,9を他方に設けられた孔14に螺入することにより、前記孔14に雌ネジを切りつつ、前記支柱2に前記エンドストッパー3を螺着することを特徴とする。 【0012】上記方法によれば、工具を使用すること無く陳列具を組み立てることができる。しかも、雄ネジ8,9を孔14に螺入して、孔14の内周側に雌ネジを切りつつ、前記支柱2と前記エンドストッパー3とを螺着することにより、孔14の内周側に切られた雌ネジとの前記雄ネジ8,9との螺着時における遊びがほとんどなく、揺れの少ない安定した陳列具となるのである。 【0013】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について説明する。 〈第一実施形態〉第一実施形態の陳列具用部品セットの概要は、図1に示す如く、4枚の板状体1、4本の支柱2、8個のエンドストッパー3、12本のリボン4とを備えてなる。 【0014】前記支柱2は、それぞれ同一形状に形成されてなり、紙製の管状体(例えば工業紙管)で、両端縁が閉塞された径大部6と、該径大部6の両端縁に設けられ且つ前記径大部6と同軸の径小部7とを備えてなる。そして、前記径大部6及び前記径小部7と同軸状に、前記支柱2の両端(両端部)即ち径小部7には、それぞれ凸設された合成樹脂製の雄ネジ8,9が設けられている。前記雄ネジ8,9のうち、何れか一方には順ネジ8が、他方には逆ネジ9が切られている。 【0015】前記板状体1は、紙で構成されてなり、それぞれ同一形状で略矩形に形成されれてなり、前記径小部7の軸方向に同長の厚さに設定されてなる。また、前記板状体1の2枚は、4コーナー近傍に前記支柱2の径小部7と略同径で径小部7が嵌合可能な貫通孔11が設けられてなり(以下、「板状体1A」という。)、他の2枚は、4コーナー近傍に前記支柱2の径大部6の外径と略同径で該支柱2と嵌合可能な貫通孔11が設けられてなる(以下、「板状体1B」という。)。 【0016】前記エンドストッパー3全体は、前記雄ネジ8,9を形成する合成樹脂よりも硬度の低い紙で構成されてなり、外径が前記リボン4と略同長で前記貫通孔11を挿通不能な大きさで、中心に孔14の設けられた筒状に形成されてなり、前記孔14の内径は、前記雄ネジ8,9の山径よりも小さく、谷径よりも若干大きく設定されてなる。しかも、前記孔14の内周側は、前記雄ネジ8,9よりも硬度の低い部材で、表面にネジ溝のない平滑な状態に構成されてなる。 【0017】前記リボン4は、内径が前記支柱2の径大部6と略同長で、前記支柱2と嵌合可能な筒状体で、それぞれ4本ずつが同一の長さに設定されてなる。又、リボン4は3種類の長さのものが準備されて、種類の異なるリボン4の各長さと板状体1B2枚分の厚さの合計長が、前記支柱2の径大部6の軸芯方向の長さと略同長に設定されている。 【0018】次に、上記構成からなる陳列具用部品セットを用い、陳列具の組立方法について説明する。先ず、板状体1Aの各貫通孔11に、4本の各支柱2の一方の径小部7を嵌入し、該径小部7に凸設された雄ネジ8,9をエンドストッパー3の孔14に螺入する。このとき、孔14の内周側は、雄ネジ8,9のネジ山により雌ネジが切られると共に、切られた雌ネジと前記雄ネジ8,9との螺合により支柱2にエンドストッパー3を取り付けることになり(螺着)、板状体1Aに各支柱2が立設された状態で固定される。 【0019】次に、板状体1Aに立設された各支柱2の上方から、それぞれ長さが同長の前記リボン4を外嵌し、下端が前記板状体1Aに当接するまで下方にスライドさせて、各支柱2にリボン4を装着する。次に、それぞれ立設された各支柱2を前記板状体1Bの各貫通孔11に挿入し、板状体1Bを、前記リボン4の上端縁に当接するまで下方にスライドさせて設置する。 【0020】同様に、同長で且つ既に外嵌されたリボン4と異なる長さの4本のリボン4を、上述の手順で各支柱2に外嵌し、下端が前記板状体1Bに当接するまで下方にスライドさせて、次いで、既に設置した板状体1Bと別の板状体1Bの各貫通孔11に前記各支柱2を挿入し、リボン4の上端に当接するまで下方にスライドさせて、該板状体1Bを既に設置した板状体1Bの上段に設置する。 【0021】次に、同様の手順により、上段の板状体1Bの上面から、前記支柱2の径大部6端縁までの長さのリボン4の各支柱2に装着する。 【0022】次に、前記板状体1Aと別の板状体1Aの各貫通孔11に、立設された支柱2の上端部に設けられた径小部7を嵌入する。このとき、板状体1Aの厚さは、径小部7の軸方向に同長に設定されてなるので、前記板状体1Aから雄ネジ8,9がそれぞれ凸出した状態となる。 【0023】最後に、それぞれ凸出した雄ネジ8,9を前記エンドストッパー3の孔14に螺入することにより、各支柱2の上端にエンドストッパー3を螺着し、図2の如く陳列具が組み立てられる。 【0024】本実施形態の陳列具用部品セットは、上記構成からなり、上記の如く組み立てられるので、以下の利点を有する。即ち、本実施形態の陳列具用部品セットは、リボン4によって、板状体1Bの高さ位置を決定するものであるので、リボン4を外嵌する順番を変更することにより、各板状体1Bの高さ位置を調整することができる。 【0025】また、種類の異なるリボン4の各長さと板状体1B2枚分の厚さの合計長が、前記支柱2の径大部6の軸芯方向の長さと略同長に設定されているので、エンドストッパー3を支柱2に螺着すると、各部品間がそれぞれ遊びのない状態で当接し合い、組み立てられた陳列具は、安定した揺れの少ないものとなるのである。 【0026】尚、本実施形態の陳列具用部品セット及び陳列具の組立方法は、上記の如き利点を有するものであったが、本発明の陳列具用部品セット及び陳列具の組立方法は、上記構成、方法に限定されるものではなく、適宜設計変更可能である。 【0027】〈第2実施形態〉例えば、図3に示す如く、孔14が設けられてエンドストッパー3の形成された側壁となる板状体1と、該板状体1にそれぞれ取り付け可能な支柱2と、取り付けられた支柱2に載置する板状体1とを備えてなるもので、上記実施形態と同様に支柱2に取り付けられた雄ネジ8,9の何れか一方は、順ネジ8で、他方が逆ネジ9であるものであってもよい(説明の省略した構成については第一実施形態と同様である。)。かかる陳列具用部品セットにおいては、孔14の設けられた板状体1を互いに対向させると共に、それぞれの板状体1に設けられた孔14に、支柱2の両端に設けられた雄ネジ8,9を当接させて螺合する方向に支柱2を回動させることにより、孔14の内周側に雌ネジを切りつつ支柱2の両端にエンドストッパー3(板状体1)を螺着して、該支柱2を板状体1に取り付け、該支柱2の上部に板状体1を載置して陳列具を組み立てるものである。 【0028】上記第二実施形態においては、支柱2の両端に設けられた雄ネジ8,9の一方が順ネジ8で、他方が逆ネジ9で構成されてなり、しかも、板状体1に直接孔14が設けられてエンドストッパー3が形成されてなるので、万一、雄ネジ8,9と孔14の内周側の雌ネジとの螺合が緩んだとしても、支柱2をネジが締まる方向に回動させることにより、支柱2とエンドストッパー3とが同時に回動することなく、容易に螺合の緩みを解消することができる。 【0029】〈第三実施形態〉また、上記第一、第二実施形態において、陳列具は、板状体1に物を載置して用いる陳列具であったが、例えば、図4に示す如く、内周側が平滑な複数の孔14が設けられた帯状の板状体1を対向させて、各板状体1に設けられた孔14に、それぞれ両端に設けられた雄ネジ8,9を螺入し、支柱2の両端に、対向する板状体1(エンドストッパー3)を螺着し、該支柱2をタオル、陳列商品、ハンガー等の引っかけ用支柱2とするものであっても本発明の意図する範囲内である。 【0030】〈他実施形態〉また、上記各実施形態においては、支柱2は、径小部7を備えて構成されたが、図5に示す如く、径小部7を有さず、紙管からなる支柱2の両端は開口してなり、該支柱2の一端に、筒状で順ネジ8の雄ネジ8,9の一部分が嵌入され、他端には、筒状で逆ネジ9の雌ネジの一部分が嵌入されて、両端に雄ネジ8,9が設けられているものであっても本発明の意図する範囲内である。 【0031】 【発明の効果】以上のように、本発明にかかる陳列具用部品セットにあっては、雄ネジを孔に螺入することにより、孔の内周側に雄ネジを切りつつ、支柱にエンドストッパー3を螺着することができるので、組立に工具を使用する必要がなく、容易且つ迅速に組み立てることができる。また、本発明にかかる陳列具の組立方法にあっては、工具を使用することなく容易且つ迅速に、陳列具を組み立てることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】594199452 【氏名又は名称】株式会社鈴木松風堂
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| 【出願日】 |
平成11年4月23日(1999.4.23) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074332 【弁理士】 【氏名又は名称】藤本 昇 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−300404(P2000−300404A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月31日(2000.10.31) |
| 【出願番号】 |
特願平11−116549 |
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