トップ :: A 生活必需品 :: A47 家具;家庭用品または家庭用設備;コ−ヒ−ひき;香辛料ひき;真空掃除機一般




【発明の名称】 棚用表示具
【発明者】 【氏名】石田 雄文

【氏名】中村 覚

【要約】 【課題】廃棄しても環境を汚染しない紙製の棚用表示具を提供する。

【解決手段】底面板1の前縁に前面板2、頂板3、表示板4、折返板5、突支板6及び前重板7を順次連設し、底面板1の側縁に側面板8を連設し、側面板8の前縁に前折片9を連設する。底面板1に対し前面板2及び側面板8を起立させ、頂板3を前方へ、表示板4を斜前下方へ折り曲げ、表示板4の裏面に折返板5を重ね、突支板6の先端を前面板2に突き当て、前重板7及び前折片9を前面板2に固着することにより保形する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 底面板1の前縁に前面板2、表示板4、折返板5、突支板6及び前重板7を順次連設し、前記底面板1の側縁に側面板8を連設し、この側面板8の前縁に前折片9を連設し、前記底面板1に対し前面板2及び側面板8を起立させ、表示板4を斜前下方へ折り曲げ、表示板4の裏面に折返板5を重ね、突支板6の先端を前面板2に突き当て、前重板7及び前折片9を前面板2に固着した棚用表示具。
【請求項2】 前記前重板7の基端部に突支板6を切り込んで係合片13を突設し、この係合片13が係合する係合孔14を前記前面板2に形成し、側面板8に下端前角を起点として斜上方へ延びる斜折線15を設けた請求項1に記載の棚用表示具。
【請求項3】 底面板21の前縁に前面板22及び表示板24を順次連設し、この表示板24の一側縁に差込片25を突設し、前記底面板21の各側縁に側面板26、27をそれぞれ連設し、一方の側面板26の前縁に前折片28を、他方の側面板27の前縁に延出部29をそれぞれ設け、側面板27の延出部29に差込孔31を形成し、前記底面板21に対し前面板22及び側面板26を起立させ、前折片28を前面板22の前面に固着し、表示板24を斜前下方へ折り曲げ、側面板27を起立させ、差込片25を差込孔31に差し込んだ棚用表示具。
【請求項4】 底面板41の前縁に前面板42、表示板44、折返板45を順次連設し、前記底面板41の両側縁に側面板46を連設し、各側面板46の前縁に前重片47、突出片48及び裏当板49を順次連設し、突出片48の前縁を底側へ向かって突き出すように傾斜させ、突出片48の底縁に係合片50を連設し、前記底面板41に対し前面板42及び側面板46を起立させ、表示板44を斜前下方へ折り曲げ、前重片47を前面板42の前面に固着すると共に、突出片48を前方へ突き出させて係合片50同士を係合させ、裏当板49に表示板44を固着した棚用表示具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小売店の棚にセットして商品についての宣伝や価格を表示する厚紙製の棚用表示具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び課題】従来より、この種の棚用表示具として、プラスチックの成形品が使用されている。しかしながら、プラスチックは廃棄に伴い焼却すると高熱や黒煙を発生し、また土中に埋めると分解されずに残存するため、紙製の棚用表示具が要望されている。
【0003】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、厚紙を素材として、前面板及び側面板の起立状態が相互の貼着により維持されると共に、表示板の角度が前面板への突っ張り又は側面板との係合により維持される棚用表示具を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】この発明の第1実施形態を図1乃至図6に基づいて説明する。図1に示すブランクにおいて、底面板1の前縁には前面板2、頂板3、表示板4、折返板5、突支板6及び前重板7が順次連設され、また、底面板1の側縁には側面板8が連設され、側面板8の前縁には前折片9が連設されている。表示板4には見本等の差込孔10が設けられている。
【0005】上記ブランクは、図2に示すように折り曲げて図3及び図4に示す使用時の形態に組み立てる。その過程では、底面板1に対し前面板2及び側面板8を起立させ、頂板3を前方へ、表示板4を斜前下方へ折り曲げ、表示板4の裏面に折返板5を重ねて貼着し、突支板6の先端を前面板2に突き当て、前重板7及び前折片9を前面板2に貼着する。このように組み立てると、前面板2及び側面板8の起立状態が相互の貼着によって維持されると共に、突支板6が支えとなって表示板4の角度が維持される。
【0006】上記表示具は、店頭で使用する際、表示板4に宣伝等を記載して、図3及び図4に示すように、棚Sの前部に設けられたバーBが突支板6の下方に納まるように棚Sの上に載せる。このとき、表示具の前後方向の移動がバーBにより阻止され、底面板1上に商品Gを置くと、商品Gは側面板8により整列されて、他商品の割り込みも防止される。
【0007】なお、図5及び図6に示すように、表示板4にカード差し11を取り付け、このカード差し11で商品Gの宣伝等を記載したカード12を保持するようにすると、カード12を差し替えることにより、1つの表示具を表示内容を変えて繰り返し使用できる。
【0008】また、図7乃至図10に示す第2実施形態の陳列具は、前重板7の基端部に突支板6を切り込んで係合片13を突設し、この係合片13が係合する係合孔14を前面板2に形成したものであり、前重板7が小さくても、前重板7を前面板2に容易に位置決めして貼着できる。
【0009】さらに、この陳列具は、側面板8に下端前角を起点として斜め上方に延びる斜折線15が形成されているので、前重板7の前面板2への貼着に先立ち、側面板8を斜折線15に沿って屈曲させることにより、扁平に折り畳むことができ、小売店等において嵩張ることなく保管できる。
【0010】次に、この発明の第3実施形態を図11乃至図13に基づいて説明する。図11に示すブランクにおいて、底面板21の前縁には前面板22、頂板23及び表示板24が順次連設され、この表示板24の一側には差込片25が突設されている。また、底面板21の各側縁には側面板26、27がそれぞれ連設され、一方の側面板26の前縁には前折片28が、他方の側面板27の前縁には延出部29がそれぞれ設けられている。さらに、側面板26には斜折線30が、側面板27の延出部29には差込孔31がそれぞれ形成されている。
【0011】上記ブランクを組み立てるには、図12及び図13に示すように、底面板21に対し前面板22及び側面板26を起立させ、前折片28を前面板22の前面に貼着し、表示板24を斜前下方へ折り曲げ、側面板27を起立させ、差込片25を差込孔31に差し込む。
【0012】このように組み立てると、前面板22及び側面板26の起立状態が相互の貼着によって維持されると共に、表示板24の角度が差込片25の差込孔31への差し込みにより維持される。
【0013】上記表示具は、店頭で使用する際、表示板24に宣伝等を記載して、図13に示すように、棚Sの前部に設けられたバーBが頂板23の下方に納まるように棚Sの上に載せる。このとき、表示具の前後方向の移動がバーBにより阻止され、底面板21上に商品Gを置くと、商品Gは側面板27により整列されて、他商品の割り込みも防止される。
【0014】また、この表示具は、差込片25の差込孔31への差し込みに先立ち、側面板26を斜折線30に沿って屈曲させることにより、扁平に折り畳むことができるので、小売店等において嵩張ることなく保管できる。
【0015】次に、この発明の第4実施形態を図14乃至図18に基づいて説明する。図14に示すブランクにおいて、底面板41の前縁には前面板42、頂板43、表示板44及び折返板45が順次連設され、底面板41の両側縁には側面板46が連設されている。側面板46の前縁には前重片47、突出片48及び裏当板49が順次連設され、突出片48の前縁は底側へ向かって突き出すように傾斜し、突出片48の底縁には鉤形の係合片50が連設されている。また、表示板44には見本等の差込孔51が設けられている。
【0016】上記ブランクを組み立てるには、図15及び図16に示すように、底面板41に対し前面板42及び側面板46を起立させ、表示板44を斜前下方へ折り曲げ、前重片47を前面板42の前面に貼着すると共に、突出片48を前方へ突き出させて係合片50同士を係合させ、表示板44を裏当板48に貼着する。
【0017】このように組み立てると、前面板42及び側面板46の起立状態が相互の貼着によって維持されると共に、前面板42から前方へ突出した突出片48が支えとなって表示板44の角度が維持される。
【0018】上記表示具は、店頭で使用する際、表示板44に宣伝等を記載して、図17及び図18に示すように、棚Sの前部に設けられたバーBが係合片50の下方に納まるように棚S上に載せる。このとき、表示具の前後方向の移動はバーBにより阻止される。そして、底面板41上に商品Gを置くと、側面板46により商品Gは整列され、他商品の割り込みも防止される。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る棚用表示具は、厚紙で構成しても確実に保形され、表示板の角度が維持されるので、プラスチック製のものと同様に、店頭での商品表示に使用できる。
【0020】また、廃棄に伴い焼却しても著しい高熱や黒煙を発生することがなく、また土中に埋めても分解されるので、環境に悪影響を及ぼすことがない。
【出願人】 【識別番号】000115980
【氏名又は名称】レンゴー株式会社
【出願日】 平成11年4月16日(1999.4.16)
【代理人】 【識別番号】100074206
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 文二 (外2名)
【公開番号】 特開2000−296036(P2000−296036A)
【公開日】 平成12年10月24日(2000.10.24)
【出願番号】 特願平11−108988