トップ :: A 生活必需品 :: A47 家具;家庭用品または家庭用設備;コ−ヒ−ひき;香辛料ひき;真空掃除機一般




【発明の名称】 ショーケース
【発明者】 【氏名】藤井 澄

【要約】 【課題】商品棚に小型の商品を他の商品と共に整然と陳列することのできるショーケースを提供する。

【解決手段】商品棚10の前端側に上面を開口した箱状の商品トレイ17を設け、その後方に棚板16を設けることにより、例えば商品トレイ17に棚板16側の商品に関連のある小型の商品を収容しておくことが可能となる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ショーケース本体に支持された商品棚を有するショーケースにおいて、前記商品棚の前端側に上面を開口した箱状の商品収容部を設け、その後方に棚板を設けたことを特徴とするショーケース。
【請求項2】 前記商品収容部内に複数の仕切壁を設けたことを特徴とする請求項1記載のショーケース。
【請求項3】 前記商品棚を、ショーケース本体側に取付けられた支持部材と、前記商品収納部をなす商品トレイと、商品トレイの後方に配置される棚板とから構成し、商品トレイ及び棚板を支持部材に着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1または2記載のショーケース。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンビニエンスストア等の店舗に設置され、各種食品類等を陳列するショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のショーケースとしては、例えば実開平5−93266号公報に記載されているように、前面を開口したショーケース本体内に上下複数段の商品棚を備えたものが知られている。このショーケースの商品棚は、商品載置用の棚板をショーケース本体側に取付けられた支持部材によって支持することにより構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ショーケースの設置されるコンビニエンスストア等の店舗では、各種食料品を一食分ずつ収容した商品が販売されており、弁当等の主食の他、サラダ等の副食類も販売されている。この場合、例えばサラダには一食分のドレッシングが付属しているが、ドレッシングには和風,フレンチ,イタリアン等、味の異なる他種類のものがあるにも拘わらず、一食分のサラダに付属するドレッシングは何れか一種類のものとなっている。そこで、一食分の量のドレッシングを一種類ずつ小型の容器に封入した商品をサラダとは別商品にしてお客が好みに応じて選択できるようにすれば、サービスの向上を図ることができる。この場合、前記ドレッシングはサラダと共にショーケースの同一の商品棚に陳列されることが好ましいが、一食分のドレッシングのような小型の商品を平坦な商品棚に整然と陳列しておくことは極めて困難であり、このような販売形態を採用する場合の問題点となっていた。そこで、前記ドレッシング用の収納箱をショーケースの周囲に置いたり、或いはこれを商品棚の前端に取付けることも可能であるが、前者の場合は店内の通行の妨げになり、後者の場合は収納箱が前方に突出してショーケース自体の見栄えを損なうとともに、ショーケース前面のエアカーテンの形成に支障を来すという問題点があった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、商品棚に小型の商品を他の商品と共に整然と陳列することのできるショーケースを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成するために、請求項1では、ショーケース本体に支持された商品棚を有するショーケースにおいて、前記商品棚の前端側に上面を開口した箱状の商品収容部を設け、その後方に棚板を設けている。これにより、商品収容部にその効能の棚板側に陳列される商品に関連のある小型の商品を収容しておくことが可能となる。
【0006】また、請求項2では、請求項1記載のショーケースにおいて、前記商品収容部内に複数の仕切壁を設けている。これにより、請求項1の作用に加え、例えば商品収容部内に種類の異なる商品を仕切壁で分けて収容することが可能である。
【0007】また、請求項3では、請求項1または2記載のショーケースにおいて、前記商品棚を、ショーケース本体側に取付けられた支持部材と、前記商品収納部をなす商品トレイと、商品トレイの後方に配置される棚板とから構成し、商品トレイ及び棚板を支持部材に着脱自在に設けている。これにより、請求項1または2の作用に加え、商品トレイ及びその後方の棚板を支持部材から取外すことにより、これら商品トレイ及び棚板と同等の奥行き寸法を有する棚板を支持部材に取付けることが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図6は本発明の一実施形態を示すもので、図1はショーケースの側面断面図、図2及び図3は商品棚の側面断面図、図4はその分解斜視図、図5及び図6はその分解側面断面図である。
【0009】このショーケースは、前面を開口したショーケース本体1と、ショーケース本体1内に形成された商品収納部2と、ショーケース本体1内の底面側、背面側及び上面側に沿って形成された通風路3とを備え、ショーケース本体1の前面開口部の上端側及び下端側にはそれぞれ通風路3に通ずる空気吐出口3a及び空気吸入口3bが設けられている。また、通風路3内には送風機4及び冷却器5が設けられ、空気吸入口3bから通風路3内に吸入した空気を冷却器5によって冷却し、空気吐出口3aから吐出することにより、ショーケース本体1の前面にエアカーテンを形成するようになっている。
【0010】商品収納部2内には上下複数段の商品棚10が設けられ、上下方向中央の商品棚10を除く他の商品棚10は、図2に示すようにショーケース本体1側の支柱11に着脱自在に取付けられた左右一対の支持板12と、各支持板12によって支持された透明ガラス製の棚板13とから構成されている。各支持板12の前端側及び後端側には商品棚10の幅方向に延びる断面L字状の商品ストッパ14,15がそれぞれ設けられ、棚板13は各商品ストッパ14,15の一片に上方から載置することにより、各商品ストッパ14,15の間に着脱可能に保持されている。また、各支持板12の前端部には商品棚10の幅方向に延びるプライスカードホルダ15が取付けられている。
【0011】また、商品収納部2内の上下方向中央の商品棚10は、図3に示すように前記左右一対の支持板12と、各支持板12によって支持された透明ガラス製の棚板16と、各支持板12の前端側に支持された透明アクリル製の商品トレイ17とから構成され、棚板16はその前方に商品トレイ17が配置されている分だけ前記棚板13よりも奥行き寸法が短く形成されている。各支持板12には前記商品棚10と同様の商品ストッパ14,15がそれぞれ設けられ、棚板16は各商品ストッパ14,15の一片に上方から載置することにより、各商品ストッパ14,15の間に着脱可能に保持されている。この場合、前方の商品ストッパ14は棚板16と商品トレイ17との間に配置されている。また、各支持板12の前端部には前記プライスカードホルダ15が商品トレイ17用として取付けられ、棚板16と商品トレイ17との間には棚板16用のプライスカードホルダ18が取付けられている。商品トレイ17は上面を開口した箱状に形成され、その内部は複数の仕切壁17aによって幅方向に仕切られている。また、商品トレイ17の上端には前後方向にぞれぞれ延びる一対の係止片17bが設けられ、商品トレイ17は各係止片17bを各プライスカードホルダ15,18に上方から係止することにより、各プライスカードホルダ15,18の間に着脱可能に保持されている。
【0012】以上のように構成されたショーケースにおいては、例えばコンビニエンスストア等の店舗に設置される場合、各商品棚10には各種食料品を一食分ずつ収容した商品等が陳列される。その際、商品収納部2内の上下方向中央の商品棚10においては、その前端側に設けた商品トレイ17にその後方の棚板16側に陳列される商品よりも小型の商品を収容することが可能である。そこで、例えば棚板16に一食分ずつ容器に収容されたサラダを陳列しておき、商品トレイ17には一食分の量ずつ小型の容器に封入したドレッシングを収容しておくといった販売形態が可能である。この場合、ドレッシングには味の異なる他種類のものを用意しておくことにより、サラダを購入する客が好みに応じたドレッシングを選択することができる。その際、商品トレイ17内は複数の仕切壁17aによって仕切られているので、前記ドレッシングを各種類ごとに分けて収容することが可能である。
【0013】また、本実施形態では、各商品棚10の各棚板13,16及び商品トレイ17を各支持板12に着脱自在に設けたので、商品トレイ17及び棚板16を支持部材から取外すことにより、商品トレイ17及び棚板16と同等の奥行き寸法を有する棚板13を各支持板12に取付けることが可能である。即ち、図5に示すように商品棚10の各支持板12から商品トレイ17、棚板16及び前方の商品ストッパ14を取外し、図6に示すように商品ストッパ14を各支持板12の前端側に取付け、棚板16よりも奥行き寸法の長い棚板13を各支持板12に取付けることにより、商品棚10を商品トレイ17を有さない通常のものに変更することができる。また、商品トレイ17を有さない商品棚10を商品トレイ17を有する商品棚10に変更することも可能である。
【0014】このように、本実施形態のショーケースによれば、商品棚10の前端側に上面を開口した箱状の商品トレイ17を設け、その後方に棚板16を設けたので、例えば商品トレイ17に棚板16側の商品に関連のある小型の商品を収容しておくことにより、お客に対するサービスの向上を図ることができる。また、各商品棚10の各棚板13,16及び商品トレイ17を各支持板12に着脱自在に設け、商品トレイ17を有する商品棚10を商品トレイ17を有さない通常の商品棚10に容易に変更できるようにしたので、商品トレイ17を有する商品棚10の数や位置を販売状況に応じて任意に変更することができる。
【0015】尚、前記実施形態では棚板16側にサラダを陳列し、商品トレイ17にはドレッシングを収容した例を示したが、棚板16側に陳列した商品に関連する商品であれば、例えば棚板16側に鮮魚類を陳列した場合は商品トレイ17にわさび等の薬味や調味料等を収容するなど、他の組み合わせについても有効である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のショーケースによれば、商品棚に小型の商品を他の商品と共に整然と陳列することができるので、例えば棚板側に陳列される商品に関連のある小型の商品を収容しておくことにより、お客に対するサービスの向上を図ることができる。
【0017】また、請求項2のショーケースによれば、請求項1の効果に加え、商品収容部内の商品を仕切壁で分けて収容することができるので、例えば商品収容部内に複数種類の商品を収容する場合に有利である。
【0018】また、請求項3のショーケースによれば、請求項1または2の効果に加え、商品収容を有する商品棚を商品収容部を有さない通常の商品棚に容易に変更することができるので、商品収容部を有する商品棚の数や位置を販売状況に応じて任意に変更することができる。
【出願人】 【識別番号】000001845
【氏名又は名称】サンデン株式会社
【出願日】 平成11年4月1日(1999.4.1)
【代理人】 【識別番号】100069981
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 精孝
【公開番号】 特開2000−287794(P2000−287794A)
【公開日】 平成12年10月17日(2000.10.17)
【出願番号】 特願平11−95188