| 【発明の名称】 |
商品前出し陳列具 |
| 【発明者】 |
【氏名】大澤 真一
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| 【要約】 |
【課題】高さの割りに奥行きが大きい陳列棚に商品を陳列する場合でも、商品の自動前出し又は微小な力での手動前出しが可能な商品前出し陳列具を提供すること。
【解決手段】載置された商品を取出部側に移動させる前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本体は、取出部側が水平部をなし、該水平部の後部に前記取出部側に下り傾斜する傾斜部を連結したものである商品前出し陳列具。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 載置された商品を取出部側に移動させる前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本体は、取出部側が水平部をなし、該水平部の後部に前記取出部側に下り傾斜する傾斜部を連結したものであることを特徴とする商品前出し陳列具。 【請求項2】 載置された商品を取出部側に移動させる前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本体は、取出部側が下り傾斜する傾斜部をなし、該傾斜部の後部に水平部を連結したものであることを特徴とする商品前出し陳列具。 【請求項3】 載置された商品を取出部側に移動させる前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本体は、取出部側に下り傾斜する傾斜部を複数連結したものであることを特徴とする商品前出し陳列具。 【請求項4】 載置された商品を取出部側に移動させる前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本体は、水平面となす角度が0.5〜2.5°の一定の角度で取出部側が下り傾斜する傾斜部を形成するものであることを特徴とする商品前出し陳列具。 【請求項5】 前記前出し本体は、前後方向に多数のローラが架設されたローラ部を有し、該ローラ部上にある商品を商品取出部位側に移動させるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の商品前出し陳列具。 【請求項6】 前記前出し本体は、前後方向を長手方向とした多数のリブからなるリブ部を有し、該リブ部上にある商品を商品取出部位側に移動させるものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の商品前出し陳列具。 【請求項7】 前記前出し本体は、摩擦係数の低いスベリ面を有し、該スベリ面上にある商品を商品取出部位側に移動させるものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の商品前出し陳列具。 【請求項8】 前記前出し本体は、一側又は両側には商品の滑りを案内又は仕切る前記前出し本体に一体に立設された仕切り板を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の商品前出し陳列具。 【請求項9】 前記前出し本体は、該前出し本体上面の前後方向に渡って左右に分断するように一体に立設された商品の滑りを案内又は仕切る仕切り板部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の商品前出し陳列具。 【請求項10】 前記前出し本体の底部前方部には、取出部側に商品転落部を有して前記商品前出し陳列具の位置決めをする位置決め用固定板と横方向に摺動自在に係合する係合溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の商品前出し陳列具。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、主にコンビニエンスストアーやスーパー等の店内に設置されている商品陳列棚等において、PETボトル入り飲料、紙パック飲料等の商品を載置すると共に容易に前出しすることができる商品前出し陳列具に関する。 【0002】 【従来の技術】従来より、コンビニエンスストアーやスーパーの冷蔵陳列棚等に、PETボトル入り飲料等の商品が陳列されている。商品は、通常、陳列棚の手前の方から売れて棚の手前のスペースが空くが、購買者の購買意欲を削がないために、常に棚の手前に出されていることが好ましい。 【0003】商品が常に棚の手前に出されるように陳列する手段としては、例えば、図16のように、横方向から見た形状が略くさび形の商品前出し陳列具30が知られている。商品前出し陳列具30は、前方が低くなるように一定の角度で傾斜した前出し本体上に、前後方向に多数のローラを架設したローラ部を形成したものであり、ローラ部上に商品20を載置すれば商品20の重みで商品20が自然に前に出される(前出しされる)ため好ましい。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、店舗の大型化、あるいは冷蔵機能の確保のために冷蔵陳列棚が大型化しており、冷蔵陳列棚の奥行きが大きくなっている。一方、陳列棚の高さは購買者の手の届く範囲に制限されるため、高くすることはできない。従って、奥行きの大きい冷蔵陳列棚等で上記略くさび形の商品前出し陳列具30を使用すると、陳列具30の後端部の高さが非常に高くなって商品20を載置できる高さ方向のスペースがなくなるため、棚の奥のスペースに商品20を陳列できなくなるという問題がある。 【0005】一方、商品を略水平に棚に載置すれば、高さ方向のスペースの制限はなくなり、棚の奥のスペースにも商品を載置することは可能になる。しかし、載置された商品は自動的には前出しされないため、販売者等が商品を補充する際に、奥行きの大きい棚の中に手や頭を入れてまで手や器具で前出しすると共に、空いたスペースに商品を補充する作業をする必要があり、作業の効率が非常に悪いという問題がある。このような場合、自動的に前出しされることまではいかないまでも、作業者の手動の前出しが微小な力で行えれば、補充作業が容易になるため好ましい。 【0006】従って、本発明の目的は、高さの割りに奥行きが大きい陳列棚に商品を陳列する場合でも、商品の自動前出し又は微小な力での手動前出しが可能な商品前出し陳列具を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】かかる状況において、本発明者は、鋭意検討を行った結果、商品前出し陳列具の前出し本体の形状が、水平面と傾斜面とを連結したもの、複数の傾斜面が連結して横方向から見て鋸歯状に形成されたもの、又は一定の角度の傾斜面であっても水平面との角度を所定の角度としたものであれば、高さの割りに奥行きの大きい陳列棚に商品前出し陳列具を使用しても、商品の自動前出しが可能なこと等を見い出し、本発明を完成するに至った。 【0008】すなわち、請求項1に係る発明は、載置された商品を取出部側に移動させる前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本体は、取出部側が水平部をなし、該水平部の後部に前記取出部側に下り傾斜する傾斜部を連結したものであることを特徴とする商品前出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、水平部に載置されている商品は取出部側に近いため、自動前出しされていなくてもそのまま商品を取り出せる。また、水平部に載置された商品全部取り出した後、傾斜部に載置された商品は水平部の端まで自動前出しされ、商品を取り出すことができ、傾斜部が減る分商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。 【0009】また、請求項2に係る発明は、載置された商品を取出部側に移動させる前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本体は、取出部側が下り傾斜する傾斜部をなし、該傾斜部の後部に水平部を連結したものであることを特徴とする商品前出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、傾斜部に載置された商品は取りあえず全て取出部まで自動前出しされ、商品を取り出せる。また、水平部に載置してある商品は取り出し難いものの、傾斜部に載置された商品が全て売り切れる頃は商品の補充の時間帯に近づいているため、商品補充時に先に水平部に商品補充をして、水平部上の商品は手動前出し傾斜部に載置することで、傾斜部が減る分商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。 【0010】また、請求項3に係る発明は、載置された商品を取出部側に移動させる前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本体は、取出部側に下り傾斜する傾斜部を複数連結したものであることを特徴とする商品前出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、取出部に隣接している傾斜部に載置している商品は取りあえず全て取出部まで自動前出しされ、商品を取り出せると共に、次の傾斜部に載置してある商品は隣接傾斜部まで自動前出しされ、商品を取り出すことができる。このように二段又は多段構えの傾斜部を構成することにより、高さが制限され、商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。 【0011】また、請求項4に係る発明は、載置された商品を取出部側に移動させる前出し本体を有する商品陳列具であって、前記前出し本体は、水平面となす角度が0.5〜2.5°の一定の角度で取出部側が下り傾斜する傾斜部を形成するものであることを特徴とする商品前出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、載置された商品全てに前出しする力が作用すると共に、高さが制限され、商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。また、例え、載置商品の形状、重心の高低、重さ等により自動的に前出しされなくても、微小な力で手動で前出しできる。 【0012】また、請求項5に係る発明は、前記前出し本体は、前後方向に多数のローラが架設されたローラ部を有し、該ローラ部上にある商品を商品取出部位側に移動させるものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の商品前出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、載置商品と前出し本体との摺動抵抗が小さくなるため、商品をスムーズ且つ労力を要さずに前出しできる。 【0013】また、請求項6に係る発明は、前記前出し本体は、前後方向を長手方向とした多数のリブからなるリブ部を有し、該リブ部上にある商品を商品取出部位側に移動させるものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の商品前出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、請求項1〜5に係る発明の機能に加え、載置商品の底部に凸部が形成されていても凸部が前出し本体に引っ掛かることがなく、商品をスムーズ且つ労力を要さずに前出しできる。 【0014】また、請求項7に係る発明は、前記前出し本体は、摩擦係数の低いスベリ面を有し、該スベリ面上にある商品を商品取出部位側に移動させるものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の商品前出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、前出し本体の構造が簡単であるため前出し本体を低コストで形成できる。 【0015】また、請求項8に係る発明は、前記前出し本体は、一側又は両側には商品の滑りを案内又は仕切る前記前出し本体に一体に立設された仕切り板を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の商品前出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、載置商品が仕切り板に案内されて整然と前出しされる。 【0016】また、請求項9に係る発明は、前記前出し本体は、該前出し本体上面の前後方向に渡って左右に分断するように一体に立設された商品の滑りを案内又は仕切る仕切り板部を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の商品前出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、請求項1〜8に係る発明の機能に加え、仕切りのない商品前出し陳列具を隣接して設置すること等により、載置される商品の大きさに合わせて仕切り板の幅を変化させることができる。 【0017】また、請求項10に係る発明は、前記前出し本体の底部前方部には、取出部側に商品転落部を有して前記商品前出し陳列具の位置決めをする位置決め用固定板と横方向に摺動自在に係合する係合溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の商品前出し陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、上記機能の商品陳列具を別途に準備された位置決め用固定板を組み合わせて使用することにより、複数隣接して設置できると共に、商品陳列具間の間隔を自由に調整できる。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を挙げて図1〜図15に基づいて詳述する。まず、本発明の第1の実施の形態の商品前出し陳列具1について、図1、図2及び図6に基づいて説明する。図1は第1の実施の形態の商品前出し陳列具10aを示す斜視図、図2は図1の商品前出し陳列具10aの変形例10bを示す斜視図、図6は図1の商品前出し陳列具10aの右側面の概略図である。図1において、商品陳列具10aは、前出し本体2aの上面が、取出部側が水平部をなし、該水平部の後部に前記取出部側に下り傾斜する傾斜部を連結したものに形成され、さらにその上面は前出し本体2aの幅方向の両側端部24、24に複数のローラ31を架設したローラ部3に形成される。この商品陳列具10aはその必要数が位置決め用固定板8により、載置される商品の幅寸法に合わせて連結されて、図15に示すように、商品陳列棚100等に設置される。 【0019】前出し本体2aは、商品の取出部21に近づくに従い且つ略中央部までは幅狭くなり、更に取出部21側が水平となっている2枚の側板24、24が、その両端に取出部21に位置する前方側板9a及びその反対側の後方側板9bに取り付けられた所謂滑り台状に形成される。すなわち、前出し本体2aは、側板24、24の取出部21側で水平となっている水平部28と、側板24、24の後方側の傾斜となっている傾斜部27とから成る。前出し本体2aの水平部28及び傾斜部27には複数のローラ31が前出し本体2aの前後方向に1列に回転自在に架設されたローラ部3として形成される。ローラ部3は商品を載置すると共に、商品を取出部位側に移動させる。前出し本体2aの上面の側端24からは仕切り板6aが立設される。仕切り板6aは、載置される商品の滑りを案内又は仕切るものである。また、後方側板9bからは後板91が立設され、後板91は載置される商品の後方転倒を防止する。更に、これらの側板24、24の底部前方部には、位置決め用固定板8が嵌められる係合溝26a、26bが形成されている。 【0020】次に、商品前出し陳列具10の使用方法について説明する。商品前出し陳列具10は、図15に示すように、商品陳列棚100の棚板101〜104上等に載置され、前出し本体2a上面に商品20を載置して使用される。この際、載置される商品20が、前出し本体2aの傾斜部27のローラ部上に載置された場合は商品20の自重で自動的に前出しされ、水平部28のローラ部上に載置された場合は自動的に前出しはされないものの取出部21に近いため購買者が商品20を容易に取り出すことができる。また、全長にわたり下り傾斜となっている場合に比べて傾斜部分が減る分、商品陳列棚101、102間等の高さ寸法に余裕が生じ商品を棚の奥まで隙間なく載置できると共に、商品の陳列が楽になる。 【0021】また、商品前出し陳列具10aは、図10に示すように、取出部21側に商品転落部7を有して商品前出し陳列具10aの位置決めをする位置決め用固定板8と、位置決め用固定板8に形成された摺動係合部81a、81bと前出し本体2底部の係合溝26a、26bとを係合させて、横方向に摺動自在に係合して使用することもできる。このように、隣接する商品前出し陳列具10間の間隔をスライドさせて調整することにより、前出し本体に載置される商品の幅に合わせて仕切り板6a、6a間の間隔を調節できる。商品転落部7は、位置決め用固定板8の取出部21側に形成された把持部82a、82bにより把持されるもので、前出し本体2上に載置された商品が前方に転倒することを防止する。 【0022】なお、前出し本体2aのローラ部は、これに限定されず、載置される商品を商品取出部側に移動させるものであればよく、例えば、図10に示すように、全面がリブ部4で形成されていてもよく(変形例13b)、全面が摩擦係数の低いスベリ面5で形成されていてもよい(変形例13c)。なお、図10の変形例13b及び13cは、前出し本体2の形状が、後述する第4の実施の形態のようになっているが、第1の実施の形態においても、リブ部4及びスベリ面5は同様に形成される。リブ部4は載置される商品の底部に凹凸がある場合でも、該凹凸が隣接するローラ間の凹みに引っ掛かることがなく、またローラ部3よりも簡単な構造であるため低コストで作製できる。また、スベリ面5はリブ部4よりもさらに簡単な構造であるためより低コストで作製できる。 【0023】また、ローラ部3は、軸方向の長さの短いローラを使用した幅の狭いローラ部を、前出し本体上面の前後方向に並列して2列以上形成したものとし、これら幅の狭いローラ部の間に、ローラ部の商品載置面と同様の高さのリブ部又はスベリ面を前出し本体上の前後方向に形成してもよい(図示せず)。これにより、PETボトルのように載置商品の底部の形状が脚状凸部を有するために、この脚状凸部が隣接するローラ間の凹みに引っ掛かるような場合でも、前後方向一定の高さのリブ部又はスベリ面に誘導されるため凸部が引っ掛かることがない。また、上記のような幅の狭いローラ部間の商品載置部を、ローラ部の上面で形成される商品載置面の高さよりも低く形成し、この低く形成された部分と載置される商品との間に所定の空間を有するようにしてもよい(図示せず)。これにより、牛乳パックのように載置商品の底部の形状が重ね合わせ部を有するために、この重ね合わせ部がローラ上に乗り上げて商品の載置が不安定になる場合でも、重ね合わせ部が空間内に逃げるため安定して載置される。 【0024】また、仕切り板6は、図11に示すように、形成しなくてもよく(変形例10c)、前出し本体2a上面の前後方向に渡って左右に分断するように一体に立設されたものであってもよい(変形例10d)。商品前出し陳列具10aに、変形例10cや変形例10dを組み合わせて使用することにより、載置される商品の大きさに対応して、仕切り板の位置を変化させることができる。例えば、図11において、変形例10cのローラ部3c上と変形例10dのローラ部3d上とに跨がって商品を載置すれば、商品前出し陳列具10aの仕切り板6aと変形例10dの仕切り板6bとの間隔の幅の商品を載置できる。このように、商品前出し陳列具を10a、10c又は10d等を組み合わせれば、載置される商品の幅に合わせて仕切り板6を設けることができる。 【0025】また、仕切り板6は、図12〜図14に示すように、商品前出し陳列具と別体のものであり、これを前出し本体底部に形成された係合溝と係合させて固定するのでもよい。図12に示される仕切り板6cは、隣接する商品前出し陳列具に挟まれて仕切るか、あるいは一側端又は両側端を仕切る仕切り板本体61と、仕切り板本体61の下端部から略直角に延設された下部突片62を有するものであり、下部突片62は、前出し本体2の底面に形成された摺動溝(図示せず)に係合するように形成したものである。仕切り板6cによれば、仕切り板6cと前出し本体2との間隔を摺動溝の摺動シロ分だけ調節しつつ仕切り板6cを固定できる。図13及び図14に示される仕切り板6dは、仕切り板本体61と、仕切り板本体61の下端部から略直角に延設されると共にスライド穴64が形成された底板部63を有するものであり、スライド穴64は、前出し本体2の底面に形成された突起25にスライド可能に係合するように形成したものである。仕切り板6dによれば、仕切り板6dと前出し本体2との間隔をスライド穴64のスライドシロ分だけ調節しつつ仕切り板6dを固定できる。また、後板91は、不要の場合は形成しなくてもよい。 【0026】図2は、第1の実施の形態の商品前出し陳列具10aの変形例10bを示すもので、変形例10bと商品前出し陳列具10aとの相違点は、前出し本体2a上面の商品を載置する部分のうち、取出部21側の水平部28の部分が、前後方向を長手方向とした多数のリブ41からなるリブ部4に形成される点にある。リブ部4は、ローラ部3と同様な前出し本体上面の摺動抵抗の実質的に低減するため、この変形例10bにより、前出し本体を低コストで形成できる。他の構成、作用は第1の実施の形態10aと同様である。 【0027】図3及び図7は本発明の第2の実施の形態の商品陳列具11を示すもので、図7は、図3に示す商品陳列具11の右側面の概略図である。この商品陳列具11と第1の実施の形態10aとの相違点は、前出し本体2bが、取出部21側が下り傾斜した傾斜部27をなし、この傾斜部27の後部に水平部28を連結して形成した点にある。この商品陳列具11により、傾斜部27に載置している商品は取りあえず全て取出部21まで自動前出しされるため、商品を容易に取り出せる。しかし、水平部28に載置してある商品は取出部21から離れ奥にあるから取り出し難いが、傾斜部27に載置してある商品が全て売りきれる頃は商品の補充時間帯に近づいている場合が多いため、商品の補充時に水平部28上の商品を一旦取り出し、奥の水平部28に新しい商品を補充し、その後傾斜部27に一旦取り出した商品を載置すればよい。この結果、上記と同様に商品陳列棚間の高さ寸法に余裕が生じ、商品の陳列が楽になる。他の構成、作用は第1の実施形態10aと同様である。 【0028】図4及び図8は本発明の第3の実施の形態の商品陳列具12を示すもので、図8は、図4に示す商品陳列具12の右側面の概略図である。この商品陳列具12と第1の実施形態10aとの相違点は、前出し本体2cは、これの取出部21側に下り傾斜した傾斜部27、27を、中央部23で略直立した壁面29を介して連結して形成した点にある。この商品陳列具12により、取出部21に隣接している傾斜部27に載置している商品は取りあえず全て取出部21まで自動前出しされるため、容易に商品を取り出せる。次の傾斜部27に載置してある商品は隣接傾斜部27まで自動前出しされているため、不自由なく商品を取り出せる。この結果、二段構えの傾斜部27、27により、商品陳列棚間の高さ寸法に余裕が生じ、商品の陳列が楽になる。他の構成、作用は第1の実施形態10aと同様である。 【0029】図5及び図9は本発明の第4の実施の形態の商品陳列具13aを示すもので、図9は、図5に示す商品陳列具13aの右側面の概略図である。この商品陳列具13aと第1の実施形態10aとの相違点は、前出し本体2cは、水平面となす角度が0.5〜2.5°の一定の角度で取出部側が下り傾斜する傾斜部に形成した点にある。この商品陳列具13aにより、載置された商品全てに前出しする力が作用すると共に、高さが制限され、商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。また、例え、載置商品の形状、重心の高低、重さ等により自動的に前出しされなくても、微小な力で手動で前出しできる。他の構成、作用は第1の実施形態10aと同様である。 【0030】以上、本発明の実施形態を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。例えば、上記水平部は、前述の如く、前出し本体の枠体の側面形状が実質的に水平をなしているものを言うが、若干の傾斜を有するものも含まれる。 【0031】 【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明によれば、水平部に載置されている商品は取出部側に近いため、自動前出しされていなくてもそのまま商品を取り出せる。また、水平部に載置された商品全部取り出した後、傾斜部に載置された商品は水平部の端まで自動前出しされ、商品を取り出すことができ、傾斜部が減る分商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。 【0032】請求項2の発明によれば、傾斜部に載置された商品は取りあえず全て取出部まで自動前出しされ、商品を取り出せる。また、水平部に載置してある商品は取り出し難いものの、傾斜部に載置された商品が全て売り切れる頃は商品の補充の時間帯に近づいているため、商品補充時に先に水平部に商品補充をして、水平部上の商品は手動前出し傾斜部に載置することで、傾斜部が減る分商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。 【0033】請求項3の発明によれば、取出部に隣接している傾斜部に載置している商品は取りあえず全て取出部まで自動前出しされ、商品を取り出せると共に、次の傾斜部に載置してある商品は隣接傾斜部まで自動前出しされ、商品を取り出すことができる。このように二段又は多段構えの傾斜部を構成することにより、高さが制限され、商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。 【0034】請求項4の発明によれば、高さが制限され、商品の設置高さ寸法に余裕が生じる。また、例え、載置商品の形状、重心の高低、重さ等により自動的に前出しされなくても、微小な力で手動で前出しできる。 【0035】請求項5の発明によれば、上記機能に加え、載置商品と前出し本体との摺動抵抗が小さくなるため、商品をスムーズ且つ労力を要さずに前出しできる。 【0036】請求項6の発明によれば、請求項1〜5に係る発明の機能に加え、載置商品の底部に凸部が形成されていても凸部が前出し本体に引っ掛かることがなく、商品をスムーズ且つ労力を要さずに前出しできる。 【0037】請求項7の発明によれば、上記機能に加え、前出し本体の構造が簡単であるため前出し本体を低コストで形成できる。 【0038】請求項8の発明によれば、上記機能に加え、載置商品が仕切り板に案内されて整然と前出しされる。 【0039】請求項9の発明によれば、請求項1〜8に係る発明の機能に加え、仕切りのない商品前出し陳列具を隣接して設置すること等により、載置される商品の大きさに合わせて仕切り板の幅を変化させることができる。 【0040】請求項10の発明によれば、上記機能の商品陳列具を別途に準備された位置決め用固定板を組み合わせて使用することにより、複数隣接して設置できると共に、商品陳列具間の間隔を自由に調整できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】394016874 【氏名又は名称】河淳株式会社
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| 【出願日】 |
平成11年4月5日(1999.4.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100098682 【弁理士】 【氏名又は名称】赤塚 賢次 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−287791(P2000−287791A) |
| 【公開日】 |
平成12年10月17日(2000.10.17) |
| 【出願番号】 |
特願平11−97449 |
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