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【発明の名称】 吊下げ陳列板
【発明者】 【氏名】阿辻 嘉章

【要約】 【課題】横板の自重によって側板のロックが外れない吊下げ陳列板を提供する。

【解決手段】背板1の両側に延設して正面へ折り起こした側板2の下部に開けた差込孔3へ、背板1の下縁に延設して正面へ折り起こした横板4の両側に突出させた差込片5を差し込んでロックする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 背板1の両側縁に延設して正面方向へ折り起した側板2の下部に開けた差込孔3へ、背板1の下縁に延設して正面方向へ折り起した横板4の両側から突出した差込片5を差込んで、差込片5の基部に有する切込6が差込孔3の端に引っ掛かって、側板2の折り起し状態を固定できる事を特徴とする吊下げ陳列板。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を吊下げて陳列販売する吊下げ陳列板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の吊下げ陳列板は、特開平9−94142号のハンガー陳列ボードで示す様に、側板5の下縁を窪ませた係止凹部6に底板9の両側から突出した係止片10を下から嵌め込んで、側板5の正面折り起し状態を固定する構造の物であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の物は、係止片を下から嵌め込む構造の物である事から、底板自身の重みの影響を受けて係止片が外れてしまうものであった。本発明では、前記従来技術の問題解決をする為、底板の重みによって固定箇所が外れない陳列板の開発を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】底板に相当する横板の両側から突出した差込片を、側板の下部に開けられた差込孔へ横から差込んで、側板の折り起し状態を固定する。
【0005】
【発明の実施の形態】素材を述べるならば、フックは従来から市販されている硬質プラスチック製の物を用い、基盤ボードは腰のある厚紙を用いて製造し、上下左右正面背面などの位置関係は組立完了状態を基準にし、谷折山折で記述する折り曲げ方向は、内側からを基準にして表示する。
【0006】組立過程正面斜視図の図1に於いて、背板1の両側縁に谷折線を介して延設して正面方向へ折り起した側板2の下部に差込孔3を開け、背板1の下縁に谷折線を介して延設して正面方向へ折り起した横板4の両側に差込片5を突出させ、差込片5の基部正面に長さ五ミリ程度の切込6を基盤ボード7の厚み幅で設け、差込片5を差込孔3に差込む事で切込6が差込孔3の正面端に引っ掛かってロックされるのであり、切込6の奥まで差込孔3の正面端を届かせるために差込片5の正面縁は適度に正面へ出っ張っており、前記出っ張り領域を差込片5の差し込み時に回避させる為、背板1の両側折線の下端部をニセンチ程切り離して切溝8を形成し、側板2を折り起している事から背板1の湾曲を防止していると同時に、演出面に於いても、基盤ボード7の外面に印刷する事で、横方向からの視線に対してPRする事ができ、基盤ボード7の両面に印刷しても良いが、コスト削減のために片面印刷が望ましく、片面印刷の面は内面でも良いが外面に印刷する事が望ましく、望ましい状態である外面印刷をした場合、正面方向へもPRを行うため、横板4の正面縁に谷折線を介して折返し板9を延設し、折返し板9の先縁中央に凸縁10を突出させ、折返し板9を袋折りする事で背板1の下端部中央に開けた嵌合溝11へ凸縁10が嵌り込んで折返し板9の袋折り状態が固定され、折返し板9が袋折りされているので横板4の内面に印刷面が来て正面方向へのPRができ、横板4は水平であっても良いが、正面方向へのPR効果を高める為、正面縁が適度に下がっている事が望ましく、背板1には市販品のフック12を取り付けて商品を吊下げて陳列し、本発明品は背部に支え板を取り付けて据え置きタイプにしても良いが、吊下げて使用する事が望ましく、吊下げて使用する場合、背板1の上部に開けた二箇所の通し穴13へ紐14を通して吊下げられる様にする。
【0007】組立完了正面斜視図の図2に於いて、折返し板9が正面方向で袋折されているので、外面に片面印刷された印刷面が正面から目立ち易くなるのでPR効果が高まり、凸縁10が嵌合溝11に嵌り込んでいるので、凸縁10の袋折状態が固定され、差込孔3に差込片5が差し込まれ、切込6が差込孔3の正面端に引っ掛かっているので、側板2の正面への折り起し状態が固定され、側板2が折り起こされている事から、背板1の湾曲が防止されると同時に、側板2の外側に印刷が施されているので、横からもPRができ、側板2は基本的には縦長矩形であるが、正面天地両角を丸くする事は勿論、正面縁を自由にデザイン化した形状にする方がPR効果も高まり、差込孔3は側板2の下部に開ける事が望ましいのであるが、ユーザーの要望によっては上部にも設けて、下部同様に背板1の天縁に図1で示した横板4を延設して、差込片5を差し込んで固定しても良く、背板1に取り付けた市販のフック12に商品を吊り下げて陳列販売を行う。
【0008】基盤ボードの展開正面図の図3に於いて、図3に限って、上下左右などの位置関係は図面で表示されている状態を基本にし、背板1には図1と図2で示したフック12を嵌め込むための矩形のフック孔15をフック12と同数開け、フック孔15の数は限定では無いが、横三列縦二行の合計六孔が望ましく、背板1の両側に平行な谷折線を介して延設した側板2の下部に差込孔3を開け、差込孔3は水平であっても良いが、外端が下へ四十五度程傾斜した状態が望ましく、背板1の下縁に谷折線を介して延設した横板4の両側に差込片5を突出させ、差込片5の基部(横板4の側縁との境目)の下部に切込6を設け、横板4の下縁に谷折線を介して延設した折返し板9の下縁中央を、基盤ボード7の厚みよりやや多めに突出させて凸縁10を形成し、背板1の両側谷折線の下端部を切り離して切溝8を形成ずる。
【0009】
【発明の効果】差込孔に差込片を差し込んで固定している事から、差込孔が差込片の下面も支えているので横板の重みによって下へ外れる恐れは無くなり、切込が差込孔の正面端に引っ掛かっているので差込片は抜け難くなる。
【出願人】 【識別番号】000133157
【氏名又は名称】株式会社タナカヤ
【出願日】 平成11年3月23日(1999.3.23)
【代理人】
【公開番号】 特開2000−270980(P2000−270980A)
【公開日】 平成12年10月3日(2000.10.3)
【出願番号】 特願平11−77473