| 【発明の名称】 |
陳列棚におけるストッカ―の格納装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】亀田 親一郎
【氏名】香川 洋一
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| 【要約】 |
【課題】陳列棚の下部にストッカーを挿入しやすく、また引き出す場合に、陳列棚から外れにくく、しかも移動可能で、継足脚を設けて奥行きの異なるストッカーを使用することも可能とするストッパーを備えた、陳列棚におけるストッカーの格納装置を提供する。
【解決手段】ストッカー16の引き出し限度を定めるストッパー13を、垂直片19と前下方へ向って傾斜する傾斜片20とを有する着脱式のものとし、かつ、このストッパー13を取り付けることができる継足脚14を、ベース脚2の前方に継ぎ足しうるようにする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 左右1対の支柱の下部に取り付けた前後方向を向くベース脚の間に、前方に向かって開放する格納部を形成し、この格納部に、ストッカーを前後に移動自在に挿入してなる陳列棚におけるストッカーにおいて、前記ストッカーの引き出し限度を定めるストッパーを、前記ベース脚の上面に着脱自在に突設したことを特徴とする陳列棚におけるストッカーの格納装置。 【請求項2】 ストッパーが、垂直片の上端から前下方へ向う傾斜片を有するとともに、下方に延出する係止杆を有するものであり、該係止杆を、ベース脚の上面に穿設した取付孔に挿入しうるものとした、請求項1記載の陳列棚におけるストッカーの格納装置。 【請求項3】 ストッパーが、垂直片の上端から前下方へ向う傾斜片を有するとともに、傾斜片の下端より垂下片を有し、該垂下片に、これと直交する下向きフックを設けたものとし、該下向きフックを、ベース脚の前面に設けた係止孔に係止しうるようにした、請求項1記載の陳列棚におけるストッカーの格納装置。 【請求項4】 ベース脚の前面に継足脚を連結して、ベース脚を前方に延長し、これら両者を連続することにより、新たなベース脚を構成した、請求項1〜3のいずれかに記載の陳列棚におけるストッカーの格納装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、陳列棚の下部に、ストッカーを前後に移動自在に設けるようにした陳列棚におけるストッカーの格納装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の陳列棚におけるストッカーの格納装置としては、例えば特開平8-182587号公報に記載されたものがある。この公報に開示されている格納装置では、支持枠すなわちベース脚の上面に、小径の丸棒からなる左右方向のストッパーを設け、このストッパーによって、ストッカーの前後方向の移動を規制している。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の陳列棚におけるストッカーの格納装置では、小径の丸棒からなるストッパーを越えて、ストッカーを陳列棚内に入れることは容易であるが、反面、ストッカーを陳列棚から引き出す場合には、このストッパーを乗り越えて外れてしまいやすく、またベース脚にストッパーが固着されているため、使用できるストッカーの奥行き寸法が限定されてしまう。ことに、陳列棚のベース脚の前方に継足脚を延長し、ストッカーを前方にて使用する場合、ベース脚に設けたストッパーを乗り越えてストッカーを引き出さなければならず、ストッカーの円滑な出し入れができない。 【0004】本発明は、上述の問題点に鑑み、陳列棚にストッカー挿入しやすく、また引き出す場合に、ストッカーが陳列棚から外れにくく、しかも移動可能で、継足脚を設けて、奥行きの異なるストッカーを使用することも可能とするストッパーを備えた、陳列棚におけるストッカーの格納装置を提供することを目的としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。 (1)左右1対の支柱の下部に取り付けた前後方向を向くベース脚の間に、前方に向かって開放する格納部を形成し、この格納部に、ストッカーを前後に移動自在に挿入してなる陳列棚におけるストッカーにおいて、前記ストッカーの引き出し限度を定めるストッパーを、前記ベース脚の上面に着脱自在に突設する。 【0006】(2)上記(1)項において、ストッパーが、垂直片の上端から前下方へ向う傾斜片を有するとともに、下方に延出する係止杆を有するものであり、該係止杆を、ベース脚の上面に穿設した取付孔に挿入しうるものとする。 【0007】(3)上記(1)項において、ストッパーが、垂直片との上端から前下方へ向う傾斜片を有するとともに、傾斜片の下端より垂下片を有し、該垂下片に、これと直交する下向きフックを設けたものとし、該下向きフックを、ベース脚の前面に設けた係止孔に係止しうるようにする。 【0008】(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、ベース脚の前面に継足脚を連結して、ベース脚を前方に延長し、これら両者を連結することにより、新たなベース脚を構成する。 【0009】 【発明の実施の形態】図8は、陳列棚の基本的な構成を示す分解斜視図で、左右の支柱(1)は、その下端に取り付けた前後方向を向くベース脚(2)により立設され、かつ左右方向を向く複数の連結杆(3)により連結されている。 【0010】各ベース脚(2)の前端には、キックプレート(5)の左右端部を係止するための掛金具(4)が取り付けられている。ベース脚(2)の外側面は、ベースカバー(6)により覆われる。棚板(7)は、支柱(1)に取り付けたブラケット(8)またはベースデッキ(9)により支持される。 【0011】このような陳列棚の下部構造を変更して、ストッカーを収容しうる空間を形成した実施形態が、図1に分解状態で示されている。この陳列棚のベース脚(2a)の前端面には、左右2列の上下に並ぶ係止孔(10)が穿設され、ベース脚(2a)の上面の前端部内側寄りには、水平の案内ローラ(12)が取り付けられ、同じく上面の前端外側寄りには、ストッパー(13)における左右2本の係止杆(11)を挿入するための左右に対をなす取付孔(21)が、複数対、前後に並べて穿設されている。 【0012】ベース脚(2a)の前方に位置する継足脚(14)の前部には、ベース脚(2a)の前部と同じにように、係止孔(10)、案内ローラ(12)、及び取付孔(21)が設けられており、ベース脚(2a)の後端には、ベース脚(2a)の前面の係止孔(10)に係合しうる係止片(15)が突設されている。 【0013】棚板(7)は、収容しようとするキャスター付き抽斗状のストッカー(16)の高さに応じる高さにおいて、支柱(1)に取り付けたブラケット(8)上に支持される。棚板(7)の両側面には、ほぼ床面まで達するサイドカバー(6a)が、適宜の手段で取付けられる。 【0014】ストッカー(16)の側面後部には、側方へ張り出すブラケット(17)が取付けられ、ブラケット(17)の外側端下面には、水平の係止ローラ(18)が取り付けられている。 【0015】前記ストッパー(13)は、図3及び図4に示すように、垂直片(19)の上端寄り前下方へ向う傾斜片(20)を設け、かつ垂直片(19)の前面に、左右の係止片(11)(11)の上端同士を連結する下向U形部(11a)を、例えば溶接により固着したものである。 【0016】図4に示すように、このストッパー(13)は、ベース脚(2a)或いは継足脚(14)の上面に穿設された左右2列の挿入孔(21)の任意所望のものに、その2本の係止杆(11)を挿入することにより取り付けられる。 【0017】なお、係止杆(11)を、1枚の板片を垂直片(19)と平行に下向きに設けたものとし、1対の取付孔(21)を、1個の横長のスリット状のものとしてもよい。 【0018】ストッパー(13)は、図2に示すように、ストッカー(16)の側面から突出するブラケット(17)の外側端下面の係止ローラ(18)と前後方向に整合する位置にあり、ストッカー(16)を陳列棚の前方から後方へ押して収容するのに際し、図4に矢印により示すように、係止ローラ(18)は、ストッパー(13)の傾斜片(20)に乗り上げて後方へ移動する。これと逆に、ストッカー(16)を前方へ引き出そうとしても、係止ローラ(18)はストッパー(13)の垂直片(19)の後面に衝突するため、それ以上引き出すことはできない。 【0019】図2に示すように、ストッカー(16)を前方へ出し入れの移動中、係止ローラ(18)は、ベース脚(2a)(または継足脚(14))の立ち上がり壁の内側に沿接し、また、水平ローラ(12)は、ストッカー(16)の外側面に沿接するため、ストッカー(16)の移動を円滑に案内することができる。 【0020】図5に示すストッパー(13a)は、傾斜片(20)の下端から垂下片(22)を連設し、かつ垂下片(22)の側面に、これと直交して後方に延びる上下2個の下向きフック(23)を列設したものである。このストッパー(13a)を、ベース脚(2a)または継足脚(14)の前端面に取り付けると、前述のストッパー(13)と全く同じく、係止ローラ(18)に対するストッパーとなる。 【0021】また、この態様のストッパー(13a)は、ベース脚(2a)または継足脚(14)の前端面のカバーとしても機能する。したがって、たとえば、図2と図5に示すストッパー(13)(13a)を併用し、後者のストッパー(13a)に前端面のカバーを兼用させるとともに、2段ストッパーとして構成することもできる。 【0022】図6は、継足脚(14)を用いず、ベース脚(2a)の上面にストッパー(13)を取り付けて、奥行きの短いストッカー(16)を収容した状態を、サイドカバー(6a)を取り外して示している。 【0023】図7は、ベース脚(2a)の前方に継足脚(14)を継ぎ足し、ベース脚(2a)にはストッパーを取り付けず、継足脚(14)の前端面にストッパー(13a)を取り付けて、奥行きの長い短いストッカー(16)を収容させた状態を、サイドカバー(6a)を取り外して示している。 【0024】 【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ストッパーを着脱できるので、陳列棚とストッカーとを自由に組み合わせることができる。また、商品等が入っていて、りストッカーが重い場合には、陳列棚にストッカーを挿入した後、ストッパーを取り付けることができる。 【0025】さらに、ベース脚(2a)の上面に、ストッパーの係止杆を挿入するための取付孔を予め前後方向の複数位置に穿設しておくことにより、必要に応じてストッパーの位置を自由に選択できる。 【0026】請求項2記載の発明のようにすると、陳列棚にストッカーを挿入しやすく、また、陳列棚からストッカーが外れ出ることがない。 【0027】請求項3記載の発明のようにすると、陳列棚にストッカーを挿入しやすく、また、陳列棚からストッカーが外れ出ることがない。また、ストッパーは、ベース脚または継足脚の前端面に穿設した係止孔を利用して取り付けられるので、ストッパーを取り付けるための特別の孔を穿設する必要がない。さらに、ストッパーは、ベース脚または継足脚の前端面のカバーとしても機能する。 【0028】請求項4記載の発明のようにすると、奥行きが長いストッカーを取り付けることができ、しかもこの際、ベース脚のストッパーは取り外されるので、ストッカーの出し入れをスムーズに行うことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000561 【氏名又は名称】株式会社岡村製作所
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| 【出願日】 |
平成11年1月20日(1999.1.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100060759 【弁理士】 【氏名又は名称】竹沢 荘一 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−201782(P2000−201782A) |
| 【公開日】 |
平成12年7月25日(2000.7.25) |
| 【出願番号】 |
特願平11−11621 |
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