| 【発明の名称】 |
被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の組合せとその起動方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】デビッド チュ キ クワン
【氏名】スティーブン レベンスフェルド
【氏名】カーマイン ルッソ
【氏名】ラッセル ジェイバース
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| 【要約】 |
【課題】販売時のパッケージ中における被遠隔制御玩具の操作を容易にする。
【解決手段】遠隔制御装置12により通常はワイヤレス操作される被遠隔制御玩具10は、販売時のパッケージ14中ではワイヤレスリンク以外のリンクを用いて操作される。遠隔制御装置12及び被遠隔制御玩具10は切断可能なワイヤ結合によって結合される。被遠隔制御玩具10は、遠隔制御装置12の少なくとも1つの制御18の起動に応答して、少なくとも1つの機能20をワイヤ結合によって制御するように作用する。ワイヤ結合が切断されると、被遠隔制御玩具10は遠隔制御装置12を用いてワイヤレス操作することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 制御可能な機能を少なくとも1つ有する被遠隔制御装置と、手動で作動可能な制御を少なくとも1つ有する遠隔制御装置と、を含み、少なくとも1つの制御の作動時に少なくとも1つの機能を制御するように作用する第1ワイヤレスリンクで遠隔制御装置及び被遠隔制御装置が結合された被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の組合せであって、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置を結合する第2リンクと、被遠隔制御装置を第1リンクのみを介して、又は第1リンクを含む第2リンク又は第1リンクを含まない第2リンクを用いて作動させるセレクタと、を含み、少なくとも1つの制御及びセレクタに応答して、被遠隔制御装置、遠隔制御装置及び第2リンクが少なくとも1つの機能を制御する作用を行い、これによる被遠隔制御装置の作用は、同様の第1及び第2リンクを有する被遠隔制御装置を、遠隔制御装置及びその同様の被遠隔制御装置との間のワイヤレスリンクを介して選択的に作動させない、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の組合せ。 【請求項2】 制御可能な機能を少なくとも1つ有する被遠隔制御装置と、手動で作動可能な制御を少なくとも1つ有する遠隔制御装置と、を含み、遠隔制御装置及び被遠隔制御装置がワイヤレスに結合されて、少なくとも1つの制御の作動時に少なくとも1つの機能を制御する作用を行う被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の組合せであって、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置を結合する切断可能なワイヤ結合を含み、少なくとも1つの制御の起動に応答して被遠隔制御装置、遠隔制御装置及び切断可能なワイヤ結合が少なくとも1つの機能を制御する作用を行い、これによる被遠隔制御装置の作用は、同様の被遠隔制御装置を、遠隔制御装置とその同様の被遠隔制御装置との間でワイヤレスに作動させない、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の組合せ。 【請求項3】 被遠隔制御装置と、ワイヤレス結合、及び、被遠隔制御装置へ結合された第1コネクタ及び遠隔制御装置へ結合された第2コネクタを含む切断可能なワイヤ結合によって、被遠隔制御装置へ結合された遠隔制御装置と、を含む被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の組合せであって、前記被遠隔制御装置は、遠隔制御装置によりワイヤレスに送信された信号を受信するのに用いられる受信器と、被遠隔制御装置の少なくとも1つの機能の操作を制御するコントローラであって、少なくとも1つの機能を制御するために、少なくとも1つの受信器及び第1コネクタからの信号に応答するように結合されたコントローラと、を備えており、前記遠隔制御装置は、少なくとも1つの制御の起動に応答して少なくとも1つの機能を制御するのに用いられ、被遠隔制御装置の受信器により受信される信号をワイヤレスに送信する送信器と、少なくとも1つの手動で作動される制御と、を備えており、第1コネクタは、少なくとも1つの制御の起動に応答して、少なくとも1つの機能を制御するのに用いられる信号を供給するように第2コネクタへ結合させる、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の組合せ。 【請求項4】 制御可能な機能を少なくとも1つ有する被遠隔制御装置と、手動で作動可能な制御を少なくとも1つ有する遠隔制御装置と、少なくとも1つの制御がパッケージ外側から手動による起動のためにアクセス可能であるように、及び少なくとも1つの機能が起動された場合にパッケージ外側から認識できるように被遠隔制御装置及び遠隔制御装置を格納するパッケージと、パッケージ中で被遠隔制御装置及び遠隔制御装置を結合させる切断可能なワイヤ結合と、を含む被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の組合せであって、切断可能なワイヤ結合が接続された場合、被遠隔制御装置、遠隔制御装置及び切断可能なワイヤ結合は少なくとも1つの制御の起動に応答してパッケージ中で少なくとも1つの機能を制御する作用を行い、少なくとも切断可能なワイヤ結合が切断された場合、遠隔制御装置及び被遠隔制御装置はワイヤレスに結合されて、少なくとも1つの制御の起動時に少なくとも1つの機能を制御する作用を行い、これによる遠隔制御装置の作用は、同様にワイヤレスに結合されると同時に、切断可能なワイヤ結合によって遠隔制御装置に結合された被遠隔制御装置を選択的に作動させない、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の組合せ。 【請求項5】 前記被遠隔制御装置が、玩具である請求項1から4までのいずれか1項に記載の組合せ。 【請求項6】 前記セレクタが、スイッチである請求項1から5までのいずれか1項に記載の組合せ。 【請求項7】 前記第2リンクが、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置間の切断可能なワイヤ結合であり、前記セレクタがワイヤ結合の脱着である請求項1から6までのいずれか1項に記載の組合せ。 【請求項8】 被遠隔制御玩具及び遠隔制御装置を保持するパッケージを含み、少なくとも1つの制御はパッケージ外側から起動のためにアクセス可能である請求項1、2、3、5、6、又は7に記載の組合せ。 【請求項9】 前記パッケージが、販売時のパッケージである請求項8に記載の組合せ。 【請求項10】 前記被遠隔制御玩具及び前記遠隔制御装置は、販売時のディスプレイに構成される請求項1、2、3、5、6、又は7に記載の組合せ。 【請求項11】 前記組合せが、ワイヤレス結合又は切断可能なワイヤ結合によって、少なくとも1つの機能を選択的に制御できるようにするために結合されたスイッチを含む請求項1から10までのいずれか1項に記載の組合せ。 【請求項12】 前記組合せは、切断可能なワイヤ結合が切断された場合にだけ、少なくとも1つの機能をワイヤレスに制御するように作用する請求項1から11までのいずれか1項に記載の組合せ。 【請求項13】 前記第1コネクタは、受信器とコントローラとへ結合され、受信器を介して前記第1コネクタからの信号に応答して、少なくとも1つの機能を制御する請求項3から12までのいずれか1項に記載の組合せ。 【請求項14】 通常の操作のために第1ワイヤレス結合を有する被遠隔制御装置を対応の遠隔制御装置で起動するための被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の組合せの起動方法であって、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置を第2結合で結合させる結合工程と、被遠隔制御装置、遠隔制御装置又はその両方を第1ワイヤレス結合又は第2結合によって選択的に操作するための調整工程と、これによる遠隔制御装置の作用は、同様の第1及び第2リンクを有する被遠隔制御装置を、遠隔制御装置及びその同様の被遠隔制御装置との間のワイヤレス結合を介して選択的に作動させない、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の組合せの起動方法。 【請求項15】 前記調整工程が、スイッチを作動することにより行われる請求項14に記載の起動方法。 【請求項16】 前記第2結合が被遠隔制御装置及び遠隔制御装置間の切断可能なワイヤ結合であり、前記選択的操作がワイヤ結合を接続又は切断することにより行われる請求項14又は15に記載の起動方法。 【請求項17】 前記調整工程が、第1結合のみ、又は、第1結合及び第2結合の両方を用いて、被遠隔制御装置を作動させる請求項14又は15に記載の起動方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の組合せであって、ワイヤレスで遠隔制御装置により操作される被遠隔制御装置(例えば自動車玩具のような玩具又は他の装置)とその遠隔制御装置との組合せに関する。特に、他の同様の被遠隔制御の玩具や装置を作動させることなく、遠隔制御装置から試験(sample)、試用(try )、あるいは操作される被遠隔制御装置とその遠隔制御装置との組合せに関する。これにより、例えば、販売時のパッケージ又は販売時のディスプレイ構成において、被遠隔制御装置の操作が容易になり、実用的になり、又は可能になる。 【0002】 【従来の技術】玩具をパッケージ内に入れたままで、その玩具を観察することができ(view)、その玩具に触れることができ(touch )、及び/又はその玩具を操作することができる販売時のパッケージングは、例えば、米国特許第4、925、025号(アンテン等)、同第5、172、806号(ミケルベルグ)、同第5、289、916号(ミケルベルグ)、同第5、411、138号(クラワィター)、及び同第5、695、056号(ベンダー等)に開示されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、販売時のパッケージにおいて、被遠隔制御装置(例えば自動車玩具のような玩具又は他の装置)をパッケージ内に入れたままで、例えば、購入しようとしている者によって操作又は試用されるのを容易にし、実用的にし、又は可能にする。本発明は、このように、販売時に、被遠隔制御装置に「トライミー(try me)」機能を付与することができる被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の組合せを提供するものである。 【0004】即ち、本発明の目的は、通常、遠隔制御装置によりワイヤレスで操作される被遠隔制御装置(例えば自動車玩具のような玩具又は他の装置)が、他の同様の被遠隔制御の玩具や装置を作動させることなく、遠隔制御装置により試験、試用、あるいは操作されるのを可能にすることである。 【0005】本発明のもう1つの目的は、通常、遠隔制御装置によりワイヤレスで操作される被遠隔制御装置(例えば自動車玩具のような玩具又は他の装置)を、例えば、販売時のパッケージ又は販売時のディスプレイ構成のようにパッケージ内に入れたままで、この被遠隔制御装置が試験、試用、あるいは操作されるのを容易にし、実用的にし、又は可能にすることである。 【0006】本発明のもう1つの目的は、被遠隔制御装置(例えば自動車玩具のような玩具又は他の装置)とその遠隔制御装置との間を選択可能な総てのワイヤレス結合で結合すると同時にワイヤ結合を含む結合で結合し、それらの結合を選択することができるようにすることである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、通常の操作で使用される第1のワイヤレスリンク以外に、被遠隔制御装置と遠隔制御装置との間に第2のリンクを設けて、第1のリンクと第2のリンクのいずれかをセレクタにより選択できるようにすることによって、本発明の目的を達成するものである。ここで、第2リンクは、販売時のパッケージ又はディスプレイにおける被遠隔制御装置及び遠隔制御装置の操作のために選択される。これにより、複数の被遠隔制御装置は、各被遠隔制御装置がそれぞれ別の遠隔制御装置により操作できる場合には、個別に操作できるようになる。あるいは、遠隔制御装置及び被遠隔制御装置が光線による第1リンクを形成するよう構成されていないところに、第1リンクを光線により形成した場合に、複数の被遠隔制御装置を個別に操作できるようになる。 【0008】第2リンクは、一対又は一群の被遠隔制御装置/遠隔制御装置のそれぞれを個別に操作することができる特性を有するものであれば、第1のワイヤレスリンクとは別の、もう1つのワイヤレスリンクでもよいし、あるいはワイヤリンクでもよい。第2リンクがワイヤレスリンクの場合には、第1のワイヤレスリンクが個々の操作もしくは販売時のパッケージ又はディスプレイにおける操作が可能であるように選択又は構成されていれば、第1のワイヤレスリンクと同じタイプのリンクでもよいし、異なるタイプのリンクでもよい。好ましい実施例では、第1のワイヤレスリンク又は結合に加えて、第2リンクは、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置間の切断可能なワイヤリンク又は結合を有している。すなわち、第2リンクは、ワイヤリンクと第1のワイヤレスリンクとを含んでいる。 【0009】本明細書においては、「ワイヤレスリンク」又は「ワイヤレス結合」は、広い意味で同等の用語として使用され、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置が連結(tether)されていることを必要としないリンク又は結合を含み、電磁気的、光学的(赤外線を含む)、静電的、並びに音響及び超音波的なリンク及び結合を含むが、これらに限定はされない。同様に、「ワイヤリンク」又は「ワイヤ結合」は、ここでは広い意味で同等の用語として使用され、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置へ結合された連結器(tether)(例えば、電気、光、音等を伝導するケーブル)によって達成されたリンク又は結合を含んでいる。「トライミー(try me)」操作又は「トライミー」構成は、ここでは広い意味で使用され、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置がパッケージ中にあるか又は販売時のディスプレイで構成されるかにかかわらず、第2リンク又は第2結合による操作を含んでいる。「パッケージ」は、文脈が別に表示しない限り、互いに連結され、リンクされ、又は結合された2つ又はそれ以上のパッケージを含んでいる。 【0010】本発明の好ましい実施例には、制御可能な機能を少なくとも1つ有する被遠隔制御装置と、手動で作動可能な制御(controll:制御信号発生部)を少なくとも1つ有する遠隔制御装置とが含まれ、その遠隔制御装置及び被遠隔制御装置はワイヤレスに結合され、ワイヤレス結合によって、少なくとも1つの制御(controll)の作動時に少なくとも1つの機能を制御するように作用する。また、遠隔制御装置及び被遠隔制御装置は切断可能なワイヤ結合によっても結合される。被遠隔制御装置、遠隔制御装置、及び切断可能なワイヤ結合は、また、少なくとも1つの制御(controll)の起動に応答して少なくとも1つの機能を制御するように作用する。遠隔制御装置や被遠隔制御装置の組合せによって、ワイヤレス結合又はワイヤ結合のいずれかを選択することができるようになる。被遠隔制御装置としては、例えば、自動車玩具が挙げられ、制御可能な機能としては、例えば、エンジンの回転音が挙げられる。 【0011】本発明の1つの実施例によると、切断可能なワイヤ結合は、被遠隔制御装置へ結合された第1コネクタと、遠隔制御装置へ結合された第2コネクタとを含んでいる。この組合せでは、被遠隔制御装置は、遠隔制御装置によりワイヤレスに送信される信号を受信するのに用いられる受信器と、被遠隔制御装置の少なくとも1つの機能の操作を制御するコントローラとを備えており、そのコントローラは、少なくとも1つの機能を制御するために、少なくとも1つの受信器と第1コネクタとに、それらからの信号へ応答できるように結合される。更に、この組合せでは、遠隔制御装置は送信器と手動で作動される少なくとも1つの制御(controll)とを含み、送信器は、少なくとも1つの機能を制御するのに用いられ、少なくとも1つの制御(controll)の起動に応答して、被遠隔制御装置の受信器により受信される信号をワイヤレスに送信するのに用いられる。第1コネクタは、少なくとも1つの制御(controll)の起動に応答して、少なくとも1つの機能を制御するのに用いられる信号を供給するように第2コネクタへ結合させる。 【0012】ワイヤ結合は切断することができ、被遠隔制御装置は遠隔制御装置のみを用いてワイヤレス遠隔制御によって操作することができる。被遠隔制御装置及び遠隔制御装置は、ワイヤレス操作又はワイヤ操作が単独で手動により(例えば、スイッチ、又はワイヤ結合の物理的な脱着等のセレクタによって)選択されるように構成できる。操作がワイヤ結合の有無に依存する場合、ワイヤ結合が有るときは、被遠隔制御装置はワイヤ結合によって単独に操作されてもよく、又はワイヤレス結合及びワイヤ結合の両方によって操作されてもよい。選択は、また、ワイヤ結合の有無を電気的に検知することにより自動的に行われてもよい。従って、選択は手動で行ってもよく、あるいは自動的に行ってもよい。 【0013】好ましい組合せは、完全なワイヤレス結合又は切断可能なワイヤ結合によって、その組合せが少なくとも1つの機能を選択的に制御できるようにするために結合された手動で操作可能なスイッチを含んでいる。 【0014】コネクタにより被遠隔制御装置及び遠隔制御装置へ取り外し可能に結合されたケーブルがワイヤ結合を形成してもよいし、あるいはコネクタが直接嵌合していてもよい。コネクタは、遠隔制御装置を被遠隔制御装置から離すことによってワイヤ結合が簡単に切断されるように、嵌合しているのが好ましい。 【0015】上記した組合せには、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置を保持するパッケージ(好ましくは販売時のパッケージ)を含めることができ、少なくとも1つの制御(controll)はパッケージの外側から起動のためにアクセス可能である。あるいは、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置は販売時のディスプレイに構成されてもよい。 【0016】被遠隔制御装置は、玩具、もしくはビデオ(例えばテレビ)又はオーディオ装置(例えば受信器)等の消費財であるエレクトロニクス装置、あるいは本発明を同様に適用できることが、この開示から明らかであれば、他の装置でもよい。 【0017】好ましい形態を組み込んだ、被遠隔制御装置を対応するワイヤレス遠隔制御装置で起動するための方法には、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置を切断可能なワイヤ結合で結合する工程と、被遠隔制御装置及び遠隔制御装置がワイヤレス結合のみによって結合される場合にワイヤレス結合によって作動するように被遠隔制御装置、遠隔制御装置又はその両者を調整する工程とが含まれる。 【0018】 【発明の実施の形態】以下、本発明を図面により説明するが、これらの図面は例示的であって限定的ではない。また、異なる図中の同様の番号は同様の又は対応する部分を示す。 【0019】図1によれば、遠隔制御される自動車玩具10及びその遠隔制御装置12は、自動車玩具10及び遠隔制御装置12がパッケージ14の外側から見えるように販売時のパッケージ14中に詰め合わされている。ケーブル16は自動車玩具10及び遠隔制御装置12へ結合され、図2及び図3に示されるコネクタ34及びコネクタ44と共に、自動車玩具10及び遠隔制御装置12間にワイヤ結合を形成する。あるいは、図4に示され後述されるように、自動車玩具10及び遠隔制御装置12の嵌合コネクタ34及び44がワイヤ結合を形成してもよい。パッケージ14において、少なくとも1つの制御ボタン18がフレキシブルな部材(flexible element)で被覆されているか、あるいは少なくとも1つの制御ボタン18が被覆されずにいる。いずれの場合でも、少なくとも1つの制御ボタン18はパッケージの外側から押せるようにアクセス可能である。 【0020】自動車玩具10及び遠隔制御装置12は、1つ又はそれ以上の光学装置20(例えば車のヘッドライト及びテールライト)及び/又は音響装置(図4に図示するスピーカー20c)を有することができる。自動車玩具10は、自動車玩具を駆動するための電動モータ(図4に図示する電動モータ20b)も有することができる。通常の遠隔制御操作では、遠隔制御装置12の1つ又はそれ以上のボタン18を押すことによって、光学装置(単数又は複数)及び/又は音響装置及び/又は電動モータが電源に電気的に結合される。 【0021】1つ又はそれ以上の光学装置20、音響装置(20c)及びモータ(20b)は、そばにある同様の自動車玩具10を作動させることなく、自動車玩具10及び遠隔制御12をパッケージ14内に入れたままで、操作されてもよい。例えば、遠隔制御装置12の1つ又はそれ以上のボタン18を押すことによって、光学装置20は光を放ち、音響装置(20c)からは特定の音が放出される。 【0022】パッケージ14に関しては、多数のバリエーションが可能である。幾つかの可能性は、自動車玩具10の特定の機能、すなわち、ワイヤ結合を介して制御可能な「トライミー」機能にされる特定の機能と、ワイヤ結合がとる形態とに依存する。例えば、音響装置だけがケーブル16を介して電源に電気的に結合される場合、自動車玩具のどの部分もパッケージ14を通して見える必要はない。 【0023】図2によれば、本発明に従う遠隔制御装置12aは、1つ又はそれ以上の手動で作動可能な制御(controll:制御信号発生部)18と、コントローラ(controller:制御装置)30と、送信器32と、コネクタ34とを備えている。本発明に従う被遠隔制御装置10aは、受信器40と、コントローラ(controller)42と、制御される機能20(例えば、自動車玩具10の場合には光学装置)と、コネクタ44とを備えている。遠隔制御装置12a及び被遠隔制御装置10aは、その間がワイヤレス結合46で結ばれるように共働する。遠隔制御装置12aの手動で作動可能な制御18、コントローラ30、及び送信器32、並びに被遠隔制御装置10aの受信器40、コントローラ42、及び被制御機能20は、全て従来通り、又は後述する通りである。 【0024】更に、図2によれば、コネクタ34及び44は、遠隔制御装置12a及び被遠隔制御装置10aの間に符号48で概略的に表されるワイヤ結合を形成する。ケーブル16がコネクタ34及び44へ接続されていてもよいし、あるいはコネクタ34及び44はケーブルなしで互いに接続する嵌合コネクタであってもよい。ワイヤ結合48のコネクタ34及び44、並びにケーブル16(使用される場合)は、使用されるワイヤ結合のタイプと一致するものを使用する。簡単な電気ワイヤ結合では、コネクタ34及び44は適切な電気回路へ簡単に接続され、ケーブル16には1つ又はそれ以上の電気ワイヤが含まれる。光学的なワイヤ結合では、ケーブル16には適切なコネクタ等によって適切な光学回路へ結合された光ファイバケーブルが含まれる。 【0025】被遠隔制御装置10aは、ワイヤレス結合46を介する遠隔制御装置12aの制御の下、従来通りに作動する。更に、被遠隔制御装置10a、遠隔制御装置12a及びワイヤ結合48は、本願において記載される「トライミー」機能を提供するために共働する。被遠隔制御装置10a及び/又は遠隔制御装置12aは、ワイヤレス操作とするか又はワイヤ操作とするかが、ワイヤ結合48の有無に依存するように構成できる。例えば、ワイヤ結合48が存在する場合、被遠隔制御装置10aは、ワイヤレス結合46によって単独に操作されても、ワイヤレス結合及びワイヤ結合48の両方によって操作されてもよい。あるいは、図3に示されるように、操作は手動操作可能なスイッチ50によって手動で選択されてもよい。 【0026】図3に示される実施例では、スイッチ50はワイヤ結合48をコントローラ42aへ結合させる。スイッチの操作及び/又は状態によって、ワイヤ結合48をコントローラ(controller)42aへ結合させて、被遠隔制御装置10bを「トライミー」操作又は遠隔制御ワイヤレス操作できるように構成する。ここでのコネクタ44はスイッチ50へ結合される。この実施例では、コネクタ34は遠隔制御装置12bの送信器32aへ結合され、送信器32aは、制御18の作動時に「トライミー」操作のために適切な信号をコネクタ34へ出力する。送信器32aはコネクタ34へ信号を出力する際にはワイヤレス信号を送信しないように構成することができる。あるいは、制御18が起動された場合に信号はワイヤレスに送信されてもよい。好ましくは、被遠隔制御装置10bのコントローラ42a及び/又は受信器40aは、被遠隔制御装置10bが「トライミー」操作できるように構成された場合(例えば、ワイヤ結合が存在する又はスイッチが「トライミー」状態にある場合)に、ワイヤレス信号に応答しないように調整される。 【0027】図4は、保全アラーム装置を備える被遠隔制御玩具と共に作動する図1に示された本発明の実施例の概略的な回路図である。遠隔制御装置12及び自動車玩具10のコネクタ34及び44は嵌合してワイヤ結合を形成する。遠隔制御装置12は、自動車玩具の保全アラーム装置、自動車玩具により発せられる光及び音、並びに自動車玩具のモータを制御する。赤外線を送信する遠隔制御装置12は、変調器30a及びIR送信器(emitter or transmitter)32cを含む。1つ又はそれ以上のボタン18の起動に応答して、変調器30aは、7番ピンの信号を送信器32cへ、10番ピンの信号をコネクタ34へ出力し、遠隔制御装置12はワイヤレス結合46及びワイヤ結合48に信号を出力する。コネクタ34も変調器30aへ接続される。 【0028】ここで被遠隔制御自動車玩具10には、IR受信器40bと、復調器65及びコントローラ回路66を備えたコントローラ42bと、被制御機能20a、20b、20c及び20dとが含まれる。更に、自動車玩具10は、また、コネクタ44、スイッチ50a、スイッチ50b、及びドライバ回路70を備えている。スイッチ50a、スイッチ50bは、「TM」(「トライミー」操作用)及び「NM」(「通常モード」のワイヤレス操作用)の二極、二位置である。「TM」位置では、スイッチ部分50aはドライバ回路70と結合し、ワイヤ結合48(コネクタ34及びコネクタ44)を介して変調器30aから信号を受信し、コントローラ42bと受信器40bの復調器65へ電流(電力)を供給する。「NM」位置では、スイッチ部分50aは復調器65と受信器40bからドライバ回路70を切断し、これにより、切断可能なワイヤ結合を電気的に切断する。そして、電源を復調器65のピン13と受信機40bに直接結合する。 【0029】スイッチ50bは、自動車玩具10が「トライミー」操作できるように構成される場合にはセンサスイッチ72を実行不能にするために接続される。スイッチ部分50bは、「TM」及び「NM」のそれぞれの位置ではコントローラ回路66のSTE入力へ、コントローラ回路66のTG4出力を選択的に切断あるいは結合させる。アラーム指示器(図示せず)等のような他の機能はコントローラ回路66によって制御できる。 【0030】遠隔制御される自動車玩具10及び遠隔制御装置12(その回路要素は図4に示される)は後述するように作用し、更に、機能20a〜20dの1つ又はそれ以上を起動するための、本願に記載される「トライミー」機能を実行する。スイッチ50a、スイッチ50bは工場では「トライミー」操作にセットされる。そのため、電力は受信機40bとコントローラ65には供給されない。パッケージ14中にある自動車玩具10は、別のパッケージ中にある遠隔制御装置からワイヤレス結合を介して受信される信号には応答しない。(復調器65を電源から切断し作動できなくされている間、電力は受信機40bに継続して供給されてもよい。例えば、もし、受信装置が、早期にバッテリーを消耗しないような低い待機電流消費であれば、受信機40bへの入力は4.5Vに直接接続されていてもよい。)しかしながら、自動車玩具10は同じパッケージ中にある遠隔制御装置の作動に反応するだろう。というのは、ワイヤ結合48により制御されると、ドライバ回路70によって、復調器65及び受信器40bに電力が供給されるためである。上述したように、ケーブルがコネクタ34及び44を結合してもよいし、コネクタが嵌合コネクタであってもよい。自動車玩具10から遠隔制御装置12を離すことによってワイヤ結合が簡単に切断されるように、パッケージ14が許せば、コネクタ34及び44は嵌合コネクタがよい。 【0031】自動車玩具10は、ホイールを備えており、そのホイールの少なくとも1つが図4に示すモータ20bにより、保全アラーム装置とモータ20bの駆動装置とが連動している点を除き、従来の方法で駆動される。自動車玩具10は、ヘッドライト及びテールライトからなる光学装置20を備えている。これらの光学装置も、保全アラーム装置と連動している点を除いては、従来と同様の装置であり、保全アラーム装置は、さらに、保全アラーム装置が設定状態にあるか解除状態にあるかを指示する指示器26を備えている。このような指示器としては、ランプや発光ダイオード(LED)が挙げられる。好ましい実施例においては、保全アラーム装置は、赤外線によって制御される。遠隔制御装置12は、IR変調器30a及びIRエミッタ32cを備えており、被遠隔制御自動車玩具10は、IR受信器40bを備えている。遠隔制御装置12は、無線送信機や超音波送信機等のIRエミッター以外の送信機を備えていてもよく、IR受信器40bが送信機を兼ねていてもよい。遠隔制御装置12は、以下のアラームや自動車機能を制御することができる。 アラーム設定と解除(ボタンスイッチ#1を押す) エンジン回転音(ボタンスイッチ#2を押す) モータの駆動(ボタンスイッチ#3を押す) 自動車のライト(ボタンスイッチ#4を押す) 遠隔制御装置12は、符号化された信号を自動車玩具10に搭載された受信器40bに送信する。受信器40bは送信された信号を検出して、検出された信号をデコーダー65に供給する。遠隔制御装置12において、押しボタンスイッチ#1,2,3,4は変調器30aに結合されており、変調器30aは、#1,2,3,4の各スイッチの起動に応答して、トランジスター62へのドライブを異なったものに変調する。これによって、IRエミッタ32cへの電流を変調する。IRエミッタ32cは変調された赤外線をIR変調器30aによって供給される異なる電流変調パターンと一致させて出力する。IR変調器30aとしては、従来のいかなるIR変調器をも使用することができる。IRエミッタ32cとしては、IR−LEDのような、従来のいかなるIRエミッタをも使用することができる。自動車玩具10の内部では、IR受信器40bが、IRエミッタ32cによって出力された変調された赤外線を検出し、検出された信号を復調器65へ供給する。復調器65は受信した信号を復調および複号して、IR受信器40bで受信した変調された信号に基づいて、出力信号を適切な出力(TG1、TG2、またはTG3)に供給する。復調器65の出力TG1〜TG3は、コントローラ回路66のトリガ入力TG1〜TG3に結合される。例えば、モーションセンサーのようなセンサスイッチ72は、コントローラ回路66の4番目の入力に結合される。アラーム指示器であるLED26は、コントローラ回路66のSTA出力に結合され、アラームが設定されていることを示す。図4の回路図においては、LED20aは、ヘッドライト及びテールライトからなる光学装置20を表す。モータ20bは、遠隔制御に応答してモータ駆動装置によって駆動され、自動車玩具のホイールを駆動する。スピーカ20cはスピーカ駆動装置74によって駆動され、アラームを鳴らし、例えば、エンジン回転音のような自動車に特有の音を発する。変調器30a、IR受信器40b、復調器65、及びコントローラ回路66としては、従来のものを使用できる。好ましい実施例においては、コントローラ回路66としては、ウィンドボンド・エレクトロニクス社(Windbond ElectronicsCorp.中国)より入手可能で、適応差分パルス符号変調(ADPCM;AdaptiveDifferential Pulse-Code Modulation )ボイスシンセサイザーを搭載した「W528x」シリーズの集積回路を使用する。コントローラ回路66はプログラムされたデータ処理装置を備える。そのデータ処理装置は本願に記載された機能を実行するために、当業者によってプログラムされてもよい。 【0032】本発明の好ましい実施例は被遠隔制御自動車玩具に関連して説明された。しかしながら、本発明は他の玩具及び装置に適用できる。例えば、本発明は赤外線玩具標的ゲームと共に使用でき、そのラインはトイマックス社(Toymax Inc. )から商標名「レーザチャレンジ(LASER CHALLENGE )」、「レーザチャレンジプロ(LASER CHALLENGE PRO )」及び他の商標名で現在入手可能である。これらの玩具には、遠隔操作で起動され、ここに記載される第2のリンク及びワイヤ結合によってパッケージ中で起動することもできるスピーカ及びライトが備えられている。また、本発明は、同一のパッケージ内には含まれないが、にもかかわらず通常のワイヤレス操作以外に「トライミー」操作の必要性を示す被遠隔制御装置及び遠隔制御装置にも適用される。例えば、販売時のディスプレイにおける遠隔制御装置のワイヤレス操作は、適切ではない場合があり、又は可能でない場合がある。このような応用では、遠隔制御装置は、ここに開示されるワイヤ結合を用いて被遠隔制御装置へ結合され、被遠隔制御装置はパッケージ中にはない。 【0033】本発明は好ましい実施例に関連して説明及び図示されたが、当業者には明らかであるように、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく多くの変形及び修正を成し得る。このような変形及び修正は記載された特許請求の範囲に示される本発明の精神及び範囲内に含まれるよう意図されるものである。従って、特許請求の範囲に説明される本発明は、上記した構造の正確かつ詳細な説明に限定されるものではない。
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| 【出願人】 |
【識別番号】598117779 【氏名又は名称】トイマックス インコーポレイテッド 【氏名又は名称原語表記】Toymax Inc. 【住所又は居所原語表記】125 East Bethpage Road Plainview New York 11803 United States of America
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| 【出願日】 |
平成10年11月20日(1998.11.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100079049 【弁理士】 【氏名又は名称】中島 淳 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−135150(P2000−135150A) |
| 【公開日】 |
平成12年5月16日(2000.5.16) |
| 【出願番号】 |
特願平10−331744 |
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