| 【発明の名称】 |
陳列台 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 正伸
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| 【要約】 |
【課題】コンパクトに折り畳むことができ、ワンタッチ操作で容易に組立の可能な陳列台を提供する。
【解決手段】前板1、後板4、左右側板2、3からなる四角柱体10と、4枚の仕切り板が井桁状に組み込まれてなる支持体20と、該支持体20の上に設置される商品載置板とからなり、前記四角柱体10の前記左右側板2、3をそれぞれの中央縦折線6によって内側に折り畳むことによって、前記支持体20も連動して折り畳めるようにする。また、前記四角柱体10に対して、前記支持体20を、前記左右側板2、3の内面中央部に設けられた連結片8と前記仕切り板の略中央に設けられたスリット16とを係合させることによる連結手段により一体的に組み込む。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 前板、後板、左右側板からなる四角柱体と、4枚の仕切り板が井桁状に組み込まれてなる支持体と、該支持体の上端縁に設置される商品載置板とからなり、前記四角柱体の前記左右側板をそれぞれの中央縦折線によって内側に折り畳むことによって、前記支持体も連動して折り畳まれることを特徴とする陳列台。 【請求項2】 前記支持体が、前記左右側板の内面中央部より直立する連結片と、前後方向に配向して置かれる2枚の前記仕切り板の略中央に設けられたスリットとが係合することによる連結手段によって前記四角柱体と連結されてなることを特徴とする請求項1記載の陳列台。 【請求項3】 前記四角柱体の前記後板内面に沿って、展示板が挿着されることを特徴とする請求項1あるいは2記載の陳列台。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ワンタッチ操作で極めて容易に現場組立を可能としたディスプレーパネル付き陳列台に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、特定な新商品の販促キャンペーンにあたり、店頭における顧客の商品購入の動機付けに、POP(購買時点)ディスプレイが取り付けられた即席の陳列台が使用されている。これらの陳列台に共通する課題は、コンパクトに折り畳んで現場への搬送を容易にし、且つ現場で容易に、迅速に、組立ができることである。 この課題の解決のために、これまでに種々の提案がなされているが、その一例を挙げれば、実公昭61−18063号公報に、図6の従来の陳列台の説明図に示すような、縦型の矩形筒Cと、その内部に梁として組み込まれる複数の縦板B,B’と、縦板の上面縁を支持線として、その支持線上に置かれる座板Aからなる陳列台(支持台)60が提案されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかるに、実公昭61−18063号公報で提案されているものは、矩形筒Cとその中に井桁状に組み込まれる総ての縦板B,B’との連接はなくて、縦板Bは別のパーツとして後から組み込まなければならず、組み込みに手間がかかるという問題がある。また矩形筒Cの折り畳み方法も、単に矩形筒Cをフラットに押し潰すだけであって、かなりの面積を占有し、搬送に問題がある。本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたもので、組立パーツ数を少なくし、現場で容易に、迅速に組立ができ、且つ、極めてコンパクトに折り畳まれた状態で現場に配送可能な、展示板(ディスプレーパネル)取り付け可能な陳列台の提供を目的とする。 【0004】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するためになされた本発明の陳列台は、前板、後板、左右側板からなる四角柱体と、4枚の仕切り板が井桁状に組み込まれてなる支持体と、該支持体の上端縁に設置される商品載置板とからなり、前記四角柱体の前記左右側板をそれぞれの中央縦折線によって内側に折り畳むことによって、前記支持体も連動して折り畳まれることを構成とするものである。また、前記支持体が、前記左右側板の内面中央部より直立する連結片と、前後方向に配向して置かれる2枚の前記仕切り板の略中央に設けられたスリットとが係合することによる連結手段によって前記四角柱体と連結されてなることを構成とするものである。さらに、前記四角柱体の前記後板内面に沿って、展示板を挿着することができる。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明を図面により詳しく説明する。図1は、本発明による陳列台50の外観説明図である。本発明による陳列台50は、四角柱状のスタンド(以下、四角柱体10と称する)と、その内部に一体的に組み込まれる井桁状の支持体20(図1には図示せず)と、その上端縁に接して置かれる商品載置板30とからなるものであり、また、四角柱体10の後板に沿って展示板40を挿着可能としたものである。商品載置板30上には商品(点線で示す)が陳列される。四角柱体10の上端縁は、四角柱体10を形成する基材(板紙、段ボール等)がコの字状に折り返されて額縁状端縁5を形成している。これは、四角柱体の剛性の確保とともに、全体にボリューム感を持たせ、また、段ボール等の基材の汚らしい裏面、端面が直視されないようにするためである。四角柱体10の底部端縁についても、同様の加工を施しておくことが強度的に、また全体の厚みを揃えるために好ましい。 【0006】図2は、本発明による陳列台を構成する各パーツの説明図である。図2(a)は、本発明による陳列台を構成する各パーツの説明図である。先ず、四角柱体10は、前板1、左右側板2、3、後板4、からなり、一枚のブランクを用いて成形しても、あるいは前板1、左右側板2、3、後板4用の個別のブランクを繋ぎ合わせて四角柱体10としてもよい。四角柱体10の上部端縁は、ブランク基材が2重の折線で裏面に折り返されて所定の幅を有する額縁状端縁5を形成している。前板1は、後板4よりも上下寸法が少なく、その分四角柱体10の上部断面は前傾している。これは、意匠的な観点によるものである。左右側板2、3には縦中央折線6が、また、四角柱体10の四隅には2重の折線7が設けられていて、左右側板3、4を縦中央折線6によって内側に半分に折り畳むことによって、四角柱体10全体をフラットに、しかもコンパクトに折り畳むことができる。支持体20は、四角柱体10の内部に一体的に組み込まれるもので、前後方向に配向する2枚の仕切板11と左右方向に配向する2枚の仕切り板12とが井桁状に組み込まれおり、それぞれが交差する部分に折線13が、また、仕切り板11の中間にスリット16と該スリット16を縦断する縦方向の折線14が設けられている。これらの折線13、14によって、支持体20の水平断面形状を、状況に応じて自由に変形させることができる。商品載置板30は、一枚のブランクの周辺に折り返し片21を設けたもので、四角柱体10の上部から挿入されて、すでに組み込まれている支持体20の各仕切り板11、12の端縁に接して置かれるものである。この商品載置板30を挿入することによって、四角柱体10の形状を安定させる効果も持ち合わせている。展示板40は、いわゆるディスプレーパネルとして四角柱体10の後板内面に沿って四角柱体10内に挿着されるが、例えば、展示板40の下端部に設けられている突出部31を商品載置板30の後側の一辺に設けられている差し込みスリット22に差し込んで固定する手段を採用してもよい。展示板40の形状、大きさは自由である。また、両側に折り返し片32を設けて基材の端面を見えなくする等の意匠上の措置をとることも自由である。 【0007】図3は、一体的に組み込まれた四角柱体と支持体の斜視図である。支持体20は、図3に示すように、四角柱体10の内部に一体的に組み込まれ、且つ、四角柱体10と連動してフラットに折り畳むことができ、折り畳まれた状態で使用現場に供給することができる。従って、使用現場では、フラットに折り畳まれた四角柱体10を起こして四角柱状に成形すれば、支持体20も同時に成形され、あとは商品載置板30、と展示板40を組み込むだけでよく、極めて容易なワンタッチ操作で短時間で組立を完了させることができる。 【0008】図4は、本発明による陳列台の内部構造を示す水平断面図である。図4(a)は、本発明による陳列台50が組立られ、連結手段の緊張状態の係合が維持されている状態図である。図4(a)に示すように、四角柱体10の左右側板2、3の略中央に接合され四角柱体10のセンターに向かって直立している連結片8の先端部Tと、前後方向に配向している仕切り板11の中間に設けられている矩形状のスリット16とが係合している。この状態で、支持体20の当初井桁状であった断面形状は変形するが、支持体20としての機能を果たす上で何ら不都合は生じない。なお、四角柱体10と支持体20の底部における端縁は、同一平面におかれている。図4(b)は、本発明による陳列台50を折り畳むあるいは組み立てる途中の状態図で、連結手段が緩んだ係合状態にある状態図である。図4(b)に示すように、四角柱体10が左右の中央縦折線6によって内側に折り畳まれると、それに連動して支持体20を構成する各仕切り板11、12もフラットな形状にまで折り畳まれる。この状態では、連結手段は緩い係合状態に変わっている。以上の内部構造によって、本発明による陳列台50は、左右側板2、3を中央縦折線6によって中折れ状態で折り畳むことによって、全体をフラットに、しかもコンパクトに、後板の面積を越えない範囲で折り畳むことができる。あとは、商品載置板30と展示板40を添えれば、組立に必要なパーツはすべてコンパクトな荷姿に揃えることができる。 【0009】図5は、本発明による陳列台の四角柱体と支持体の連結手段の補足説明図である。本発明による連結手段の模様を図5によってさらに説明する。図5(a)は、図4(a)に相当する緊張した係合時の状態図であり、図5(c)は、図5(a)の側面図である。図5(b)は、図4(b)に相当する緩んだ係合時の状態図である。図5の各図に示すように、連結片8の中間部はスリット16を自由に通過できるが、連結片8の先端部Tは、その幅が、スリットの長手方向の幅よりも大きいために、一旦スリット16に組み込まれた連結片8はスリット16から抜け出せないようになっている。なお、広幅の先端部Tをスリット16に通すには、先端部Tの左右の突出片9を折線aで通過時だけ内側に折り畳めばよい。従って、あらかじめ井桁状に組み込んだ支持体20を連結片8と支持体20が有するスリット16との係合による連結手段によって、四角柱体10内に一体的に組み込むことができる。 【0010】本発明による陳列台に使用する基材は大型の場合はA,Bフルート段ボールとなるが、通常、Eフルート段ボールあるいは板紙の使用が好ましい。段ボールを使用する場合は、表面に現れる部分について化粧を施すことが望ましい。白ライナ、カラーライナを使用する段ボールに対しては、プリンタースロッターによるフレキソ印刷方式が最適であるが、フレキソ印刷等でプレプリントしたライナー原紙をコルゲート加工してもよく、また予め印刷した薄葉紙をラミネートするいわゆる合紙方式を採用してもよい。この薄葉紙への印刷の自由度は大きくオフセット、グラビア、フレキソ等の周知のいかなる印刷方法によってもよい。 【0011】 【発明の効果】本発明による陳列台50によれば、四角柱体10のスタンドとその内部に組み込まれた支持体20を一緒に、連動して折り畳むことができるのでコンパクトな荷姿で使用現場に届けることが可能になる。また、現場における組立においては、組立パーツの数が少なく、しかもワンタッチに近い操作で組立を行うことができ、時間と労力を節約することができる。四角柱体10の上端は額縁状を呈し、基材の裏面あるいは端面が客の目に触れないような配慮がなされているので、意匠的にも、外観的にも優れたものを提供することができる。本発明による陳列台は、食品、飲料、化粧品、医薬品、医薬部外品、一般生活用品等幅広い商品を対象として、通常の新製品の販売促進はもとより、生活歳時や各種イベントに合わせた販促ツールとしての利用が可能である。さらに、本発明による陳列台は、総て紙製であるため、使用後の廃棄性に優れ、環境負荷を下げることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002897 【氏名又は名称】大日本印刷株式会社
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| 【出願日】 |
平成10年9月16日(1998.9.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111659 【弁理士】 【氏名又は名称】金山 聡 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2000−83776(P2000−83776A) |
| 【公開日】 |
平成12年3月28日(2000.3.28) |
| 【出願番号】 |
特願平10−261216 |
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