トップ :: A 生活必需品 :: A47 家具;家庭用品または家庭用設備;コ−ヒ−ひき;香辛料ひき;真空掃除機一般




【発明の名称】 商品陳列具
【発明者】 【氏名】篠崎 充嗣

【要約】 【課題】様々な商品サイズに対応出来、棚板上の商品陳列容積を大きく採れ、商品がバラバラになったり、商品等が棚等から脱落せず、商品を確実に前出しできる商品陳列具を提供する。

【解決手段】棚板2上に置いた商品3を区分けすると共に商品3の移動をガイドする仕切り板4を、棚板2に着脱自在かつ商品2の移動方向に直交する方向に移動可能に設置し、仕切り板4に商品引出し具5を商品3の移動方向に移動自在に設けると共に、商品引出し具5のストッパー機構6を有して棚板2の商品取出部位G近傍で商品引出し具5停止することで、棚板2上に載せる商品3のサイズに合わせて仕切り板4を移動して設置し、仕切り板4に設けた商品引出し具5を手前に引けば商品3を前出しでき、ストッパー機構6により商品引出し具5は商品取出部位G近傍で停止するから脱落しない。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 棚板上に置いた商品を区分けすると共に商品の移動をガイドする仕切り板を、前記棚板に着脱自在かつ前記商品の移動方向に直交する方向に移動可能に設置し、前記仕切り板に商品引出し具を前記商品の移動方向に移動自在に設けると共に、該商品引出し具のストッパー機構を有して前記棚板の商品取出部位近傍で前記商品引出し具を停止させることを特徴とする商品陳列具。
【請求項2】 前記仕切り板にスライド溝を設け、該スライド溝に前記商品引出し具を嵌めてなり断面が略I字形状である請求項1記載の商品陳列具。
【請求項3】 前記仕切り板を上部下部に分割し、上部及び下部仕切り板のいずれか一方にスライド溝を設け相互にスライド自在にして、前記下部仕切り板は前記棚板に着脱自在かつ前記商品の移動方向に直交する方向に移動可能に設置すると共に、前記上部仕切り板を前記商品引出し具とした請求項1記載の商品陳列具。
【請求項4】 前記仕切り板下端に水平板を設け自立型とした請求項1又は2記載の商品陳列具。
【請求項5】 前記下部仕切り板下端に水平板を設け自立型とした請求項3記載の商品陳列具。
【請求項6】 前記ストッパー機構は前記商品引出し具の後方に設けた押し板と前記棚板の商品取出部位に設けた商品落下防止具で構成される請求項1〜5のいずれか1項に記載の商品陳列具。
【請求項7】 前記ストッパー機構は前記商品引出し具の後方に設けた押し板と前記仕切り板に設けた商品落下防止具で構成される請求項1、2又は4記載の商品陳列具。
【請求項8】 前記ストッパー機構は前記商品引出し具の後方に設けた押し板と前記下部仕切り板に設けた商品落下防止具で構成される請求項3又は5記載の商品陳列具。
【請求項9】 前記仕切り板と前記商品引出し具との間に引張りバネを設けた請求項1、2、4又は7記載の商品陳列具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主にコンビニエンスストアーやスーパー等の店内に設置されている商品陳列ケースの棚等に載置することにより用いられ、商品の手動前出しが容易に出来る商品陳列具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンビニエンスストアーやスーパー等では、図14に示すような商品陳列ケース50の各商品陳列棚51に、多種類の商品52が豊富に陳列されている。商品52は手前の方から売れてゆくため、必然的に手前の部分が空くことになるから、奥にある商品52を手前に出す所謂前出し作業が必要となる。この為、種々の自動又は半自動の前出し機能を備えた商品陳列棚又は商品陳列具が多数提案されている。例えば、■自動前出し機能を有するものとしては、収納ケース53の底部に多数のローラ54が商品陳列ケース50の扉55側に下り勾配となるように取り付けられた商品陳列具56がある(特開平8−24091号公報参照)。この商品陳列具56は、商品52を仕切る機能を有する仕切り板57、57における幅寸法が決められているから、その幅寸法に適合する商品52のみが利用できる。従って、商品52のサイズに合わせた複数種類の商品陳列具56を取り揃えておく必要がある。
【0003】■手動前出し機能を有するものとしては、図15に示すように、仕切り板57の下端を棚板58の上面に設けたスライド溝59に嵌めると共に、仕切り板57の後端に押し板60を連設し、この押し板60に設けた爪片61をスライド溝59に嵌めてなり、棚板58上の奥に残った商品52を仕切り板57を引き寄せることにより、前出しできる商品陳列具62がある(実公平5−27894号公報参照)。
【0004】また、■手動前出し機能を有するものとしては、図16に示すように、底板58aの一側に仕切り板57aを起立させて連設し、この仕切り板57aにスライド溝59aを設け、このスライド溝59aに押し板60aを設けた商品引出し具63を嵌めてなり、底板58a上の奥に残った商品を商品引出し具63を引き寄せることにより、前出しできる商品陳列具64がある(実開昭63−140254号公報参照)。
【0005】更に、■手動前出し機能を有するものとしては、図17に示すように、商品落下防止枠のある棚板58b上にL型仕切り板65を配置し、このL型仕切り板65に押し板60b及び商品引出し具63bをそれぞれ嵌合することでガイドする案内板66を接着することにより設け、かつ商品引出し具63に衝合片67を設けて押し板60bを後押し可能に構成してなり、L型仕切り板65上の奥に残った商品52を商品引出し具63bを引き寄せることにより、衝合片67を介して押し板60bを後押して前出しできるようにした商品陳列具68がある(実開平4−125761号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の■商品陳列具56は、上記の通り複数種類のものを取り揃えておく必要があるから、その費用が高く管理も煩雑となりやすい。また、この商品陳列具56はサイズが決まっているから、商品陳列ケース50内の各商品陳列棚51の模様替えをするときの自由度が低く、やりずらい。更に、この商品陳列具56は、商品52毎に1台必要になり、その製作費用が高くなりがちである。■の商品陳列具62は、仕切り板57に連設した押し板60の爪片61をスライド溝59に単に嵌めているだけだから、不用意に仕切り板57を引き寄せると、仕切り板57は棚板58上の商品52と共に棚板58から脱落してしまう恐れがある。■の商品陳列具64は、ユニットになっているが、商品陳列棚51への止め方によっては、勢い良くあるいは不用意に商品引出し具63を引き寄せたりすると、底板58a上の商品52と共にユニット全体が、商品陳列棚51から脱落してしまう恐れがある。■の商品陳列具68も、ユニットになっているが、棚板58上に単に載せてあるだけだから、商品52が円筒状の缶ジュース等を前出しする時や、商品引出し具63を斜め方向に強く引き寄せてしまった時に、商品陳列具68がずれてしまい、陳列してある商品52がばらばらになってしまう。また、ガイドする案内板の厚みがあるため、商品の陳列容積が減少するという問題がある。
【0007】従って、本発明の目的は、様々な商品サイズに対応出来、棚板上の商品陳列容積を大きく採れ、商品がバラバラになったり、商品と共に構成部品が棚等から脱落する様なことがなく、商品を確実に前出しすることができる商品陳列具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる状況において、本発明者は、鋭意検討を行った結果、棚板にこれの上に置いた商品の区分けと移動をガイドする仕切り板を、商品の移動方向に直交する方向に移動可能に設置し、この仕切り板に商品引出し具を商品の前出し方向に移動自在に設けて、商品引出し具をストッパー機構により商品取出部位で停止できるようにすれば、様々な商品サイズに対応出来、棚板上の商品がバラバラになったり、商品と共に構成部品が棚等から脱落する様なことがなく、商品を確実に前出しすることができることを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本請求項1に係る発明は、棚板上に置いた商品を区分けすると共に商品の移動をガイドする仕切り板を、前記棚板に着脱自在かつ前記商品の移動方向に直交する方向に移動可能に設置し、前記仕切り板に商品引出し具を前記商品の移動方向に移動自在に設けると共に、該商品引出し具のストッパー機構を有して前記棚板の商品取出部位近傍で前記商品引出し具を停止させることを特徴とする商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、棚板上に載せる商品のサイズに合わせて仕切り板を移動して設置し、仕切り板に設けた商品引出し具を手前に引けば商品を前出しでき、ストッパー機構により商品引出し具は商品取出部位近傍で停止するから脱落しない。
【0010】また、本請求項2に係る発明は、前記仕切り板にスライド溝を設け、該スライド溝に前記商品引出し具を嵌めてなり断面が略I字形状である商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、仕切り板のスライド溝内に商品引出し具を嵌めてあるから、これを引き出すことにより商品を確実に前出しすることが出来る。また、断面形状が略I字状とすることができ、商品陳列容積を大きく採れる。
【0011】また、本請求項3に係る発明は、前記仕切り板を上部下部に分割し、上部及び下部仕切り板のいずれか一方にスライド溝を設け相互にスライド自在にして、前記下部仕切り板は前記棚板に着脱自在かつ前記商品の移動方向に直交する方向に移動可能に設置すると共に、前記上部仕切り板を前記商品引出し具とした商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、仕切り板の一部を商品引出し具として機能させても、商品を確実に前出しすることが出来る。
【0012】また、本請求項4に係る発明は、前記仕切り板下端に水平板を設け自立型とした商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、仕切り板を自立型としたから仕切り板の振れが無くなって設置し易くなり、商品を安定、確実に前出しすることが出来る。
【0013】また、本請求項5に係る発明は、前記下部仕切り板下端に水平板を設け自立型とした商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、上記機能に加え、下部仕切り板を自立型としても、振れが無くなって設置し易くなり、商品を安定、確実に前出しすることが出来る。
【0014】また、本請求項6に係る発明は、前記ストッパー機構は前記棚板の商品取出部位に設けた商品落下防止具である商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、商品引出し具を引き出した際、棚板の商品取出部位に設けた商品落下防止具に当たり、それ以上引き出せないから商品引出し具を脱落させない。
【0015】また、本請求項7に係る発明は、前記ストッパー機構は前記仕切り板に設けた商品落下防止具である商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、商品引出し具を引き出した際、仕切り板に設けた商品落下防止具に当たり、それ以上引き出せないから商品引出し具を脱落させない。
【0016】また、本請求項8に係る発明は、前記ストッパー機構は前記下部仕切り板に設けた商品落下防止具である商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、下部仕切り板に設けた商品落下防止具によっても、商品引出し具を脱落させない。
【0017】また、本請求項9に係る発明は、前記仕切り板と前記商品引出し具との間に引張りバネを設けた商品陳列具を提供するものである。かかる構成を採ることにより、商品引出し具を引き出して商品を取り出した後、商品引出し具を放すだけで元に戻る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げて本発明を図1〜13に基づいて詳述する。図1は本発明の実施形態である商品陳列具を示す斜視図、図2は商品陳列具を構成する仕切り板を示す斜視図、図3は図2のA−A線に沿う断面図である。図において、商品陳列具1は、商品を手動前出しするもので、棚板2上に置いた商品3を区分けすると共に商品3の移動をガイドする仕切り板4を、棚板2に着脱自在かつ商品3の移動方向に直交する方向に移動可能に設置し、仕切り板4に商品引出し具5を商品3の移動方向に移動自在に設けると共に、商品引出し具5のストッパー機構6を有して棚板2の商品取出部位G近傍で商品引出し具5を停止させるものである。
【0019】前記棚板2は、矩形状をなし商品陳列ケースの各段の止め金上に載置するもので、多数の商品3の重量に耐えうるように、強度面から箱状になっている。棚板2の商品取出部位G近傍には仕切り板4を着脱自在かつ商品3の移動方向に直交する方向に移動可能にするための長溝10が切られ、商品取出部位Gの反対側端部には上記止め金上に掛けるための切欠11が設けられている。なお、図1中2aは商品名等の表示部である。商品3は円筒状の缶飲料、直方体の紙パック飲料、瓶入り飲料など限定されない。
【0020】前記仕切り板4は、平板12にスライド溝13が切られ、このスライド溝13内に前記商品引出し具5が移動自在に嵌められている。この商品引出し具5は、バー14の一端に引き出すのに都合良いように凹み15が設けられ、他端に商品3を押すための押し板16が設けられ、凹み15を手指で掴みバー14を引き出せば押し板16により商品3を押し前出しできる。そして、その仕切り板4の商品取出部位G側となる端部には商品落下防止具17が取り付けられ、その下端部に前記棚板2の長溝10に沿い嵌めることのできる凸部18が設けられている。従って、仕切り板4は棚板2上で図1中矢線B方向に自在に移動出来る。
【0021】前記ストッパー機構6は、図1における商品陳列具1の場合、押し板16と相まって商品落下防止具17により構成される。すなわち、この商品陳列具1は、仕切り板4から商品引出し具5を引き出して行き、商品3が有っても無くても押し板16が最終的に商品落下防止具17に当たり止まるから、それ以上引き出せず商品3と共に商品引出し具5が脱落することがないからである。
【0022】また、仕切り板4は、商品取出部位G側の端部ばかりかその反対側にも凸部18付きの商品落下防止具17を取り付け、それに応じて前記棚板2にも長溝10を設けても良く(図では省略)、その他に図1に示す仕切り板4a、4b、4cのような形態がある。仕切り板4aは、商品取出部位Gの反対側となる端部にマグネット板19を設け、棚板2に吸い付けてその両端で仕切り板4aの設置位置を調整出来るようにした点で、仕切り板4と異なる。一方、仕切り板4bは、商品取出部位Gの反対側の端部と商品引出し具5の押し板16側の端部との間に引張りバネ20を掛け、商品引出し具5を引き出し商品3を前出しした後、手指を放せば引張りバネ20のばね力により商品引出し具5を元に戻せる点で、仕切り板4と異なる。仕切り板4cは、図1の棚板2の左端に設置するもので、仕切り板4から商品引出し具5を除いたもので、平板12の端部に商品落下防止具17が取り付けられ、その下端部に棚板2の長溝10に沿い嵌めることのできる凸部18が設けられている。
【0023】次に、上記構成からなる商品陳列具1の使用方法を説明する。まず、棚板2、必要数の仕切り板4あるいは仕切り板4a、4b、更に仕切り板4cを用意する。次に、棚板2の長溝10に必要数の仕切り板4あるいは仕切り板4a、4bを嵌め、最後に仕切り板4cを嵌め、これらを図1中矢線B方向に移動して棚板2上の商品3のサイズに合わせて設置する。設置した仕切り板4あるいは仕切り板4a、4b、4c間に商品3を足して行き満たす。そして、取り出したい商品3が商品取出部位Gから離れた奥にある時は、商品引出し具5の凹み15を手指で掴み引き出せば、押し板16により商品3を押すことになり、商品取出部位G近傍まで前出しすると商品3が商品落下防止具17に当たり、それ以上商品引出し具5を引き出せなくなるから、商品3を取り出した後、商品引出し具5を元に戻す。
【0024】図4は本発明の他の実施形態である商品陳列具1aを示し、図1〜3に示す商品陳列具1との相違点は、棚板2の長溝10及び仕切り板4の商品落下防止具17の代わりに、棚板2の両端にピッチ板21、21を設け、そのピッチ21aに商品3のサイズに合わせて仕切り板4dの両端を差し込み、設置する点にある。その他の構成、作用は図1〜3の実施形態とほぼ同様であるから、図面に符号を付してその説明を省略する。なお、このピッチ板21を棚板2の上面に所謂レールを敷くように設け、そのピッチ21aに仕切り板4dの下端を差し込むようなものでも良い。
【0025】図5は本発明の他の実施形態である商品陳列具1bを示し、図1〜3に示す商品陳列具1との相違点は、棚板2の長溝10及び仕切り板4の商品落下防止具17の代わりに、既に棚板2上に形成されている線材製仕切板を取付ける穴22、22に商品3のサイズに合わせて仕切り板4eの両端にある移動自在な突起付き板23を差し込み、設置する点にある。
【0026】図6は本発明の他の実施形態である商品陳列具1cを示し、商品陳列具1cと、図1〜3に示す商品陳列具1との相違点は、棚板2の長溝10及び仕切り板4の商品落下防止具17の代わりに、仕切り板4fの端部に設けた係合片24を、商品3のサイズに合わせて、棚板2の商品取出部位Gにおける反対側の端部25に係合させ、設置する点にある。
【0027】図7は本発明の他の実施形態である商品陳列具1dを示し、商品陳列具1dと、図1〜3に示す商品陳列具1との相違点は、棚板2の長溝10及び仕切り板4の商品落下防止具17の代わりに、仕切り板4gの両端部に孔26を設け、この孔26に丸棒27を通し、丸棒27を棚板2に固定する。次に、仕切り板4gに一体に形成される筒体28を商品3のサイズに合わせて丸棒27上を移動させ、調整しながら設置する点にある。また、筒体28は仕切り板4gと別体とし、これを移動させる方法でもよい。
【0028】図8、9は本発明の他の実施形態である商品陳列具8を示し、商品陳列具8と、図1〜3に示す商品陳列具1との相違点は、下端に水平板30を設けて自立型の仕切り板31とし、この仕切り板31の前方端に設けた突起32を、棚板2の商品取出部位G側の端部に設けた凹溝板33に嵌め、仕切り板31を図中B方向に移動可能として、更に凹溝板33の外側の棚板2に設けた長溝34に商品落下防止具17aを嵌め、また、押し板16aが水平板30に案内され、傾斜して自立できない商品3に対応出来るようになっている点にある。従って、この商品陳列具8におけるストッパー機構6aは、押し板16aと相まって棚板2に設けた商品落下防止具17aにより構成される。この押し板16aは商品引き出し具5とは別体であり、水平板30に案内された後は、置き去り状態にされる。
【0029】そして、仕切り板31は、これ以外に、図8に示す仕切り板31a、31bのような形態がある。仕切り板31aは、商品取出部位Gの反対側の端部と商品引出し具5の押し板16a側の端部との間に引張りバネ20を掛け、商品引出し具5を引き出し商品3を前出しした後、手指を放せば引張りバネ20のばね力により商品引出し具5を元に戻せる点で、仕切り板31と異なる。仕切り板31bは、図8の棚板2の左端に設置するもので、仕切り板31から商品引出し具5を除いたもので、水平板30の端部に棚板2上の凹溝板33に嵌めることのできる不図示の突起が設けられている。その他の構成、作用は図1〜3の実施形態と同様なので、図面に符号を付して説明を省略する。
【0030】図10は図8、9に示す実施形態の変形を示すもので、図8、9の商品落下防止具17aと凹溝板33とを合体させて商品落下防止具35とし、この商品落下防止具35を長溝34に嵌めたものである。図11は図8、9に示す実施形態の変形を示すもので、仕切り板31の端部に商品落下防止具17を設け、これの下端部を長溝34に嵌めたものである。
【0031】なお、下端に水平板30を設けて自立型の仕切り板31を有する商品陳列具8は、図8〜11の実施形態以外に、図1の仕切り板4aのように、水平板30にマグネット板を設けたものでも良いし、図4のように、棚板2上面にピッチ板を設け、そのピッチ板に水平板30の裏面にある突起を差し込んでも良い。また、商品陳列具8は、図5のように、棚板2上面のピッチ穴22に、水平板30の裏面に設けた突起を差し込んでも良く、図6のように、仕切り板31の端部に設けた係合片を、棚板2の商品取出部位Gにおける反対側の端部25に係合させても良い、更に、図7のように、水平板30の両端裏面に孔26の代わりに溝を設け、棚板2に丸棒27の代わりに設けたバーに溝を嵌め、仕切り板31を商品3のサイズに合わせてバー上を移動し、設置するようなものでも良い。
【0032】図12、13は図1〜3に示した仕切り板4の他の実施形態を示し、この仕切り板40は、これを上部下部に分割し、上部仕切り板41及び下部仕切り板42とし、そのいずれか一方にスライド溝43を設け相互にスライド自在にして、下部仕切り板42は棚板2に着脱自在かつ商品3の移動方向に直交する方向に移動可能に設置すると共に、上部仕切り板41を商品引出し具とするものである。この実施形態では下部仕切り板42にスライド溝43を設けてあるが、上部仕切り板41の方にスライド溝43を設けても良い。そして、上部仕切り板41に押し板16及び凹み15を設けてあること、下部仕切り板42の端部に商品落下防止具17を取り付け、その下端部に棚板2の長溝10に沿い嵌めることのできる凸部18が設けられていること、従って、ストッパー機構6は、押し板16と相まって下部仕切り板42の前端部に設けた商品落下防止具17により構成されることとした点は、図1〜3に示した仕切り板4と同じである。
【0033】なお、この仕切り板40は、その下端に水平板を設け自立型としても、また、そのストッパー機構が、棚板2の前方端部に設けた商品落下防止具17aと押し板16とで構成しても差し支えない。そして、この仕切り板40は、二分割構成としたこと以外、上記の仕切り板4、4a、4b、4d〜4g、31と同じであるから、これらにおけるのと同様な実施形態及びその変形を取ることが出来、これらも本発明の範囲である。
【0034】また、本発明において、ストッパー機構の他の形態としては、商品引出し具と該商品引出し具が嵌められるスライド溝で構成されるものでもよい。すなわち、商品引出し具のスライド溝側に長溝を設け、他方、スライド溝の前方部には該長溝に係合し該長溝の深さに相当する突起を設ければよい。これにより、長溝の切れ端部と突起が当接することにより該商品引出し具は停止する。
【0035】以上、本発明の実施形態を説明したが、具体的な構成はこれに限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での変更、追加は本発明の範囲内である。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明によれば、棚板上に載せる商品のサイズに合わせて仕切り板を移動して設置し、仕切り板に設けた商品引出し具を手前に引けば商品を前出しでき、ストッパー機構により商品引出し具は商品取出部位近傍で停止するから脱落しない。従って、様々な商品サイズに対応出来、棚板上の商品がバラバラになったり、商品と共に構成部品が棚等から脱落する様なことがなく、商品を手動で確実に前出しすることができ、しかも保有あるいは在庫管理をすべき構成品の種類が少なくて済む効果がある。
【0037】請求項2の発明によれば、上記効果に加え、仕切り板のスライド溝内に商品引出し具を嵌めてあるから、これを引き出すことにより商品を確実に前出しすることが出来る。また、断面形状が略I字状で薄いため、所謂一枚板に商品仕切り機能と商品前出し機能が付与されたこととなり、構造が簡易にして且つ棚上の商品陳列容積を大きくできる。
【0038】請求項3の発明によれば、上記効果に加え、仕切り板の一部を商品引出し具として機能させても、商品を確実に前出しすることが出来る。
【0039】請求項4の発明によれば、上記効果に加え、仕切り板を自立型としたから仕切り板の振れが無くなって設置し易くなり、商品を安定、確実に前出しすることが出来る。
【0040】請求項5の発明によれば、上記効果に加え、下部仕切り板を自立型としても、振れが無くなって設置し易くなり、商品を安定、確実に前出しすることが出来る。
【0041】請求項6の発明によれば、商品引出し具を引き出した際、棚板の商品取出部位に設けた商品落下防止具に当たり、それ以上引き出せないから商品引出し具を脱落させない。従って、上記効果に加え、勢い良くあるいは不用意に商品引出し具を引き出しても、商品のみならず商品引出し具も脱落させず、落下による怪我や破損を防ぐことが出来る。
【0042】請求項7の発明によれば、商品引出し具を引き出した際、仕切り板に設けた商品落下防止具に当たり、それ以上引き出せないから商品引出し具を脱落させない。従って、上記効果に加え、勢い良くあるいは不用意に商品引出し具を引き出しても、商品のみならず商品引出し具も脱落させず、落下による怪我や破損を防ぐことが出来る。
【0043】請求項8の発明によれば、下部仕切り板に設けた商品落下防止具によっても、商品引出し具を脱落させない。従って、上記効果に加え、勢い良くあるいは不用意に商品引出し具を引き出しても、商品のみならず商品引出し具も脱落させず、落下による怪我や破損を防ぐことが出来る。
【0044】請求項9の発明によれば、商品引出し具を引き出して商品を取り出した後、商品引出し具を放すだけで元に戻る。従って、上記効果に加え、商品引出し具を引き出したままの状態が無くなり、この状態によるトラブルを未然に防ぐことが出来る。
【出願人】 【識別番号】394016874
【氏名又は名称】河淳株式会社
【出願日】 平成10年8月7日(1998.8.7)
【代理人】 【識別番号】100098682
【弁理士】
【氏名又は名称】赤塚 賢次 (外1名)
【公開番号】 特開2000−51020(P2000−51020A)
【公開日】 平成12年2月22日(2000.2.22)
【出願番号】 特願平10−224209