| 【発明の名称】 |
ハンズフリー電話機能付きヘッドレストカバー |
| 【発明者】 |
【氏名】湯田 泉
【氏名】許斐 勝夫
|
| 【要約】 |
【課題】既設のヘッドレストに被せることにより、容易にハンズフリー電話機能を付加可能にしたハンズフリー電話機能付きヘッドレストカバーを提供する。
【解決手段】ヘッドレストカバー1に携帯電話機2の収納部3を設けると共に、IC基板5を備え電池7と接続した中継器6と、この中継器6に接続されたスピーカー4とを内蔵し、前記収納部3に収納した携帯電話機2と、アーム10に設けたマイクロホン12とを前記中継器6に接続した。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 車両のシートバック上端に設けられているヘッドレストに被せるヘッドレストカバーであって、前記ヘッドレストカバーに携帯電話機の収納部を設けると共に、IC基板を備え電源と接続した中継器と、この中継器に接続されたスピーカーとを内蔵し、前記収納部に収納した携帯電話機と、アームに設けたマイクロホンとを前記中継器に接続したことを特徴とするハンズフリー電話機能付きヘッドレストカバー。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車両のシートバック上端に設けられているヘッドレストに被せるハンズフリー電話機能付きヘッドレストカバーに関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、携帯電話機が著しく普及し、これを自動車の運転中に使用していることが少なくない。自動車の運転中に携帯電話機を使用することは片手で携帯電話機を持つことになり運転操作に悪影響を及ぼして安全運転上好ましくないため、図4で示すように、ヘッドレスト13の脚15(ヘッドレストステー)に携帯電話機2を取付けたものや、図5で示すように、ヘッドレスト13の脚15(ヘッドレストステー)にベース16を介して携帯電話機2を取付け、片手で携帯電話機2を使用しないようにしているものがある。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来のハンズフリー電話機能付きヘッドレストでは、携帯電話機2がヘッドレスト13の脚15に取付けられているため、ヘッドレスト13の高さを調整することができない。また、最近のシートはフルフラットにする構造が多く、ヘッドレスト13を抜き取りシートバックを後ろに倒す場合もあり、このような場合にはハンズフリー機器が邪魔になる等の問題が発生する。 【0004】本発明の目的は、既設のヘッドレストに被せることにより、容易にハンズフリー電話機能を付加可能にしたハンズフリー電話機能付きヘッドレストカバーを提供することである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため本発明は、ヘッドレストカバーに携帯電話機の収納部を設けると共に、IC基板を備え電源と接続した中継器と、この中継器に接続されたスピーカーとを内蔵し、前記収納部に収納した携帯電話機と、アームに設けたマイクロホンとを前記中継器に接続したことを特徴とするものである。 【0006】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1において、1はヘッドレストカバーであり、図2及び図3で示すように、シートバック13に被せてフアスナー14で止着して用いられるものである。 【0007】そこで、本発明は、前記ヘッドレストカバー1の一側に携帯電話機2の収納部3(ポケット)と、他側にスピーカー4を設け、前記ヘッドレストカバー1の底部にIC基板5と電池7とを備えた中継器6を内蔵し、この中継器6に前記スピーカー4を接続し、前記携帯電話機2の収納部3に収納した携帯電話機2を前記中継器6にハーネス8を介して接続する。このハーネス8は、両端をプラグ式にすることにより、交換が可能であり、必要に応じて自由に長さを変えることができる。 【0008】さらに、前記ヘッドレストカバー1の一側には中継器6への入力端子9が設けられており、先端にマイクロホン12を備えたアーム10の後端のプラグ11を前記入力端子9に差し込み接続するようにしたものである。前記アーム10はフレキシブルワイヤーにすることにより自由に曲げることができ、人体との接触時に衝撃を和らげる。また、前記マイクロホン12は、双指向性マイクロホンを使用することにより雑音の低減が図られ、口許から離れていても採音できる。 【0009】前記中継器6はIC基板5によって携帯電話機2とマイクロホン12及びスピーカー4とを中継し、かつオート着信機能を備えている。尚、中継器6の電源は前記電池7の他に、シガーライター差込口より車両の電源から取り入れることでもよい。 【0010】本発明は上記の通りの構造であるから、図2及び図3で示すように、ヘッドレスカバー1をヘッドレスト13に被せて装着することにより、ヘッドレスト13は容易にハンズフリー電話機能が付加される。そして、車内に持ち込んだ携帯電話機2を中継器6にハーネス8で接続して格納部3に格納することにより発信及び着信状態にセットされ、相手側の話し声はスピーカー4によって耳元で聞き取ることができ、運転者側の話し声は口許のマイクロホン12によって送話することができ、運転中であつても携帯電話機2を持つことがなく安全運転に寄与することができる。 【0011】また、ヘッドレスト13に被せるヘッドレスカバー1に携帯電話対応の機器を組み込んでいるため、ヘッドレスト13の高さの調整が自由にでき、シートバックを後ろに倒すときにヘッドレスト13を抜いても、ヘッドレスカバー1はヘッドレスト13と一緒になっているため、邪魔になることがない。 【0012】中継器6やスピーカー4はヘッドレストカバー1に内蔵されているため、外観は在来のヘッドレストカバーと同様であり、見栄えを損なうことがない。 【0013】さらに、携帯電話機2により会話しない時にはマイクロホン12をアーム10により口許から離れた位置に退避させておけば邪魔にならなず運転の妨げにはならない。 【0014】 【発明の効果】以上のように本発明によると、ヘッドレストに被せるヘッドレストカバーに車室内における携帯電話機の送受話においてハンズフリー電話機能を持たせたものであるから、既設のヘッドレストに容易にハンズフリー電話機能を付加することができ、ヘッドレストの高さの調整が自由にできると共に、シートバックを後ろに倒すときにヘッドレストを抜いても、ヘッドレスカバーはヘッドレストと一緒になっているため、邪魔になることがない等の利点を有している。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000141071 【氏名又は名称】株式会社関東シート製作所 【識別番号】397027271 【氏名又は名称】株式会社パン・コミュニケーションズ
|
| 【出願日】 |
平成11年2月15日(1999.2.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090435 【弁理士】 【氏名又は名称】齋藤 義雄
|
| 【公開番号】 |
特開2000−232922(P2000−232922A) |
| 【公開日】 |
平成12年8月29日(2000.8.29) |
| 【出願番号】 |
特願平11−35148 |
|