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【発明の名称】 乗り物用仮眠補助具
【発明者】 【氏名】小松 良平

【要約】 【課題】各種乗り物の椅子席で仮眠しやすい補助具。

【解決手段】背もたれやヘッドレストの側部に沿い固定の棒状体が使用時回転突出停止する。(実施例)軸受けカバ−の両側板に取付けた回転軸に支持される断面正四角形の棒状体が軸受けカバ−内に断面円弧をなす端面を有し、軸受けカバ−が棒状体の端面に接する、断面が円周の1/4に当たる円弧部分とそれをタテ、ヨコ各接線方向に延長した部分ならびにそのタテに延長した部分を直角に曲げた部分とその一方を椅子の背もたれ等の側部に固定した前記両側板とよりなり、直角に曲げた部分の上面がヨコに突出した際の棒状体の下側面に接し、その先端がタテに収納した際の棒状体の内側面に接するようにしてあり、棒状体の重心位置を使用時は回転軸より内方に、不使用時は回転軸より外方にあるように構成して、軸受けカバ−の回転軸直上内寄りにバネ付き押圧片を設け、棒状体の端面にその摺擦溝を設けてある。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 椅子の背もたれ又はヘッドレストの側部に沿い固定してある棒状体が使用時回転して突出停止するようにしてある乗り物用仮眠補助具。
【請求項2】 軸受けカバ−(4)の両側板(5)に取付けられている回転軸(6)に支持されている断面正四角形の棒状体(2)が軸受けカバ−(4)内に断面円弧をなす端面(3)を有し、軸受けカバ−(4)が棒状体(2)の端面(3)に接する、断面が円周の1/4に相当する円弧の部分と、それをタテ、ヨコ各接線方向に延長した部分ならびにそのタテに延長した部分を直角に曲げた部分と、その一方が椅子の背もたれ又はヘッドレストの側部に固定してある両側板(5)とよりなり、直角に曲げた部分の上面がヨコ方向に突出した使用の際の棒状体の下側面(7)に接し、また、その先端がタテ方向に収納した不使用の際の棒状体の内側面(8)に接するようにしてあり、棒状体(2)の重心位置を使用時は回転軸(6)より棒状体(2)の端面(3)方向に、不使用時は回転軸(6)より棒状体の内側面(8)の反対方向にあるように構成しておき、かつ、回転軸(6)の直上より内寄りに当たる軸受けカバ−(4)内にバネ付き押圧片(9)を設け、棒状体(2)の端面(3)にその摺擦溝(10)を設けてあることからなる乗り物用仮眠補助具(1)。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種乗り物の椅子の背もたれやヘッドレストに設けた仮眠補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、航空機や船舶、バス、列車、自動車等の椅子席で仮眠する場合、頭部をヨコで支えるものがないので仮眠しにくい面があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は各種乗り物の椅子席で仮眠しやすい補助具を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】ここにおいて本発明者は乗り物用仮眠補助具として、椅子の背もたれ又はヘッドレストの側部に沿い固定してある棒状体が使用時回転して突出停止するようにしてあるものを見出した。
【0005】具体例として、軸受けカバ−4の両側板5に取付けられている回転軸6に支持されている断面正四角形の棒状体2が軸受けカバ−4内に断面円弧をなす端面3を有し、軸受けカバ−4が棒状体2の端面3に接する、断面が円周の1/4に相当する円弧の部分と、それをタテ、ヨコ各接線方向に延長した部分ならびにそのタテに延長した部分を直角に曲げた部分と、その一方が椅子の背もたれ又はヘッドレストの側部に固定してある両側板5とよりなり、直角に曲げた部分の上面がヨコ方向に突出した使用の際の棒状体の下側面7に接し、また、その先端がタテ方向に収納した不使用の際の棒状体の内側面8に接するようにしてあり、棒状体2の重心位置を使用時は回転軸6より棒状体2の端面3方向に、不使用時は回転軸6より棒状体の内側面8の反対方向にあるように構成しておき、かつ、回転軸6の直上より内寄りに当たる軸受けカバ−4内にバネ付き押圧片9を設け、棒状体2の端面3にその摺擦溝10を設けてあるものが乗り物用仮眠補助具1として好適であることを見出すにいたった。
【0006】
【発明の実施の形態】乗り物用仮眠補助具の棒状体は原則として椅子の背もたれの場合は片側に、自動車等で椅子の背もたれの頂部に設けられるヘッドレストの場合はその両側に設ける。棒状体が椅子の背もたれの片側にあるだけでも仮眠しやすいことが判明しており、頭部の幅に近いヘッドレストの場合、その両側に棒状体を設けた場合は一層仮眠しやすい。
【0007】棒状体は不使用時椅子の背もたれ又はヘッドレストの側部に沿い固定してある。使用時に椅子の背もたれやヘッドレストの側部から回転して突出停止する棒状体の形状ならびにその作動機構は各種のものを選択することができる。棒状体の回転のためには一般に回転軸が必要である。棒状体の突出長さは側頭部をカバ−すれば充分であり、その表面は布地等軟質の素材であることが望ましい。
【0008】具体例の場合、軸受けカバ−の形状と棒状体の重心位置の設定により、棒状体の使用時ならびに不使用時における各停止位置が定まり、かつ安定する。停止位置の安定をさらに確保するため、軸受けカバ−に棒状体の断面円弧をなす端面に対するバネ付き押圧片を設け、その端面に摺擦溝を設けて両停止位置において強固に押圧するようにする。
【0009】なお、本発明の乗り物用仮眠補助具は乗り物以外のリクライニング式の安楽椅子などでも利用することができる。
【0010】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明する。図1は自動車のヘッドレストの両側に取り付けた仮眠補助具である。
【0011】図2は一般の乗り物の座席の背もたれに取り付けた仮眠補助具である。背もたれ部分の幅が肩幅相当になっているので、仮眠補助具は片側に取り付けられている。
【0012】以上の実施例に使用した仮眠補助具の構造を図3に示す。この図は仮眠補助具をヨコ方向からみた構造の説明図である。椅子の背もたれ又はヘッドレストの側部に沿い固定してある棒状体が、使用時に回転して突出停止するようにしてある。
【0013】すなわち、仮眠補助具1の断面正四角形の棒状体2がその断面円弧をなす端面3を軸受けカバ−4内に有し、軸受けカバ−4の両側板5に取付けられている回転軸6により支持されている。重心調整用に金属板による中空部分と金属塊部分で構成し、かつ非対称であり、その露出表面を肌触りのよい布地で被覆してある(図示省略)。
【0014】軸受けカバ−4は棒状体2の断面円弧をなす端面3に接する、断面が円周の1/4に相当する円弧の部分と、それをタテ、ヨコ各接線方向に延長した部分ならびにそのタテに延長した部分を直角に曲げた部分と、その一方が椅子の背もたれ又はヘッドレストの側部に固定してある前記両側板5とよりなり、直角に曲げた部分の上面がヨコ方向に突出した際の棒状体の下側面7に接し、また、直角に曲げた部分の先端がタテ方向に収納した際の棒状体の内側面8(さきの棒状体の下側面7と同一面)に接するようにしてあり、棒状体2の重心位置を使用時は回転軸6より棒状体2の端面3方向に、不使用時は回転軸6より棒状体の内側面8の反対方向にあるように構成しておく。
【0015】かつ、回転軸の直上内寄りに当たる軸受けカバ−4内にバネ付き押圧片9を設け、棒状体2の端面3にその摺擦溝10を設けてある。摺擦溝10は中間をゆるく、両端をきつくしておく。バネ付き押圧片9はヨコ方向に移動しにくいように、押圧片を軸受けカバ−4の凹部に嵌合するように円缶の形状にしてある。したがって、棒状体2は使用時、不使用時ともその停止位置が容易に移動しない。なお、図3における点線部分は不使用時における棒状体2の位置を示す。
【0016】
【発明の効果】乗り物の椅子席に仮眠補助具があると長時間旅行などの際仮眠しやすい。
【出願人】 【識別番号】599008263
【氏名又は名称】小松 良平
【出願日】 平成11年1月19日(1999.1.19)
【代理人】 【識別番号】100077643
【弁理士】
【氏名又は名称】小関 孝次
【公開番号】 特開2000−201765(P2000−201765A)
【公開日】 平成12年7月25日(2000.7.25)
【出願番号】 特願平11−10223